JPH0641006Y2 - 流体伝動装置に用いるスラスト軸受 - Google Patents
流体伝動装置に用いるスラスト軸受Info
- Publication number
- JPH0641006Y2 JPH0641006Y2 JP1987033052U JP3305287U JPH0641006Y2 JP H0641006 Y2 JPH0641006 Y2 JP H0641006Y2 JP 1987033052 U JP1987033052 U JP 1987033052U JP 3305287 U JP3305287 U JP 3305287U JP H0641006 Y2 JPH0641006 Y2 JP H0641006Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thrust bearing
- fluid transmission
- thrust
- oil passage
- transmission device
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、流体伝動装置のタービンハブとフロントカ
バーの間等を、スラスト荷重を受けつつオイルの給排通
路を確保して支持するようにした、流体伝動装置に用い
るスラスト軸受に関するものである。
バーの間等を、スラスト荷重を受けつつオイルの給排通
路を確保して支持するようにした、流体伝動装置に用い
るスラスト軸受に関するものである。
(従来の技術) 一般に流体伝動装置は、駆動羽根車としてのインペラ
と、従動羽根車としてのタービンとが、オイル等の流体
を媒体として動力を伝達するものである。
と、従動羽根車としてのタービンとが、オイル等の流体
を媒体として動力を伝達するものである。
この流体伝動装置のタービンシェルの内周に固定され、
出力軸にスプライン結合されるタービンハブと、インペ
ラシェルと一体となって流体伝動装置のケーシングを形
成するフロントカバーとの間に、スラスト軸受を介設す
るとともに、潤滑油が通れるオイル通路を設けてあるの
が普通である。(例えば実開昭58-157055号公報参照) 従来の上記した構造の場合、スラスト軸受は、転動体と
この転動体の両側面に沿う2枚の軌道輪との3部品が組
み合わされて大きさが標準化されており、出力軸軸心方
向に一定のスペースが必要となるため、スラスト軸受部
を軸方向に短縮するには限界がある。
出力軸にスプライン結合されるタービンハブと、インペ
ラシェルと一体となって流体伝動装置のケーシングを形
成するフロントカバーとの間に、スラスト軸受を介設す
るとともに、潤滑油が通れるオイル通路を設けてあるの
が普通である。(例えば実開昭58-157055号公報参照) 従来の上記した構造の場合、スラスト軸受は、転動体と
この転動体の両側面に沿う2枚の軌道輪との3部品が組
み合わされて大きさが標準化されており、出力軸軸心方
向に一定のスペースが必要となるため、スラスト軸受部
を軸方向に短縮するには限界がある。
また、この部分に従来のスラスト軸受を介在させると、
オイル通路を別に形成する必要があり、そのための別の
部品を製作したり加工を施す等の手段を要して、コスト
を引き上げる要因となるといった問題があった。
オイル通路を別に形成する必要があり、そのための別の
部品を製作したり加工を施す等の手段を要して、コスト
を引き上げる要因となるといった問題があった。
(考案の目的) この考案は、上記した従来の問題点を解消するために、
スラスト負荷を受ける特別に製作したスラスト軸受を用
いてタービンハブとフロントカバーとの間の出力軸軸心
方向のスペースを短縮するとともに、スラスト軸受自体
にオイル通路を形成することで、別のオイル通路を設け
る必要を無くし、組付けを容易にした、流体伝動装置に
用いるスラスト軸受を提供することを目的とするもので
ある。
スラスト負荷を受ける特別に製作したスラスト軸受を用
いてタービンハブとフロントカバーとの間の出力軸軸心
方向のスペースを短縮するとともに、スラスト軸受自体
にオイル通路を形成することで、別のオイル通路を設け
る必要を無くし、組付けを容易にした、流体伝動装置に
用いるスラスト軸受を提供することを目的とするもので
ある。
(考案の構成) 上記の目的を達するためのこの考案は、流体伝動装置の
タービンシェルの内周に固定され、出力軸に連結される
タービンハブと、流体伝動装置のケーシングとの間にス
ラスト力を受けるスラスト軸受を介設するとともに、潤
滑油を給排するオイル通路を形成した流体伝動装置に用
いるスラスト軸受において、このスラスト軸受を、環状
にして外周部に複数本の突起を放射状に設けた鋼板製の
スラスト軸受本体と、このスラスト軸受本体の外周部に
上記突起部を包み込んで環状に固着した、合成樹脂から
なるスラスト受圧部材とにより構成し、このスラスト受
圧部材の側面の上記突起部包み込み部を除く場所に半径
方向のオイル溝を複数本設けた流体伝動装置に用いるス
ラスト軸受である。
タービンシェルの内周に固定され、出力軸に連結される
タービンハブと、流体伝動装置のケーシングとの間にス
ラスト力を受けるスラスト軸受を介設するとともに、潤
滑油を給排するオイル通路を形成した流体伝動装置に用
いるスラスト軸受において、このスラスト軸受を、環状
にして外周部に複数本の突起を放射状に設けた鋼板製の
スラスト軸受本体と、このスラスト軸受本体の外周部に
上記突起部を包み込んで環状に固着した、合成樹脂から
なるスラスト受圧部材とにより構成し、このスラスト受
圧部材の側面の上記突起部包み込み部を除く場所に半径
方向のオイル溝を複数本設けた流体伝動装置に用いるス
ラスト軸受である。
こうして、スラスト軸受を鋼板製のスラスト軸受本体
と、合成樹脂製のスラスト受圧部材とを一体化した単一
の部品としたことにより、機械的強度を保って従来の標
準化されたスラスト軸受よりも厚みを薄くできて、流体
伝動装置の出力軸軸心方向のスペースを短縮し得るとと
もに、組付けを簡単にし、さらにスラスト軸受自体にオ
イル通路を形成したことにより、別のオイル通路を設け
る必要が無くなって、構成を簡素化することができるも
のである。
と、合成樹脂製のスラスト受圧部材とを一体化した単一
の部品としたことにより、機械的強度を保って従来の標
準化されたスラスト軸受よりも厚みを薄くできて、流体
伝動装置の出力軸軸心方向のスペースを短縮し得るとと
もに、組付けを簡単にし、さらにスラスト軸受自体にオ
イル通路を形成したことにより、別のオイル通路を設け
る必要が無くなって、構成を簡素化することができるも
のである。
(実施例) 以下この考案を、図面に示す実施例に基づいて詳細説明
する。
する。
第1図はこの考案に係わる流体伝動装置の要部を示す縦
断面図で、図中(1)は出力軸、(2)はタービンハ
ブ、(3)はタービンシェルで、タービンハブ(2)は
出力軸(1)にスプライン結合(4)され、外周にター
ビンシェル(3)をリベット(5)により一体的に固定
してあり、タービンシェル(3)内には複数のタービン
ブレード(6)が円周方向に等間隔に配置してある。
断面図で、図中(1)は出力軸、(2)はタービンハ
ブ、(3)はタービンシェルで、タービンハブ(2)は
出力軸(1)にスプライン結合(4)され、外周にター
ビンシェル(3)をリベット(5)により一体的に固定
してあり、タービンシェル(3)内には複数のタービン
ブレード(6)が円周方向に等間隔に配置してある。
(7)はフロントカバー、(8)はフロントカバーボス
で、フロントカバー(7)はタービンハブ(2)及びタ
ービンシェル(3)を覆い、中心部にフロントカバーボ
ス(8)を溶接(9)して一体化し、このフロントカバ
ーボス(8)にはブッシュ(10)が嵌合してあって、出
力軸(1)に回転自在に支持される。
で、フロントカバー(7)はタービンハブ(2)及びタ
ービンシェル(3)を覆い、中心部にフロントカバーボ
ス(8)を溶接(9)して一体化し、このフロントカバ
ーボス(8)にはブッシュ(10)が嵌合してあって、出
力軸(1)に回転自在に支持される。
(11)はインペラシェル、(12)はインペラスリーブ
で、インペラシェル(11)はタービンシェル(3)に対
向して位置し、内周部にインペラスリーブ(12)を溶接
(13)により一体化し、このインペラスリーブ(12)は
出力軸(1)の回りに直接オイル通路となる隙間(14)
をもって遊嵌し、インペラシェル(11)の内部には、タ
ービンブレード(6)と同様にインペラブレード(15)
が円周方向に等間隔に配設してある。
で、インペラシェル(11)はタービンシェル(3)に対
向して位置し、内周部にインペラスリーブ(12)を溶接
(13)により一体化し、このインペラスリーブ(12)は
出力軸(1)の回りに直接オイル通路となる隙間(14)
をもって遊嵌し、インペラシェル(11)の内部には、タ
ービンブレード(6)と同様にインペラブレード(15)
が円周方向に等間隔に配設してある。
上記フロントカバー(7)と、インペラシェル(11)と
は、外周部で溶接(16)して、フロントカバー(7)、
フロントカバーボス(8)、インペラシェル(11)、イ
ンペラスリーブ(12)が一体となって、出力軸(1)の
周りを入力により回転する流体伝動装置(18)のケーシ
ングが形成される。
は、外周部で溶接(16)して、フロントカバー(7)、
フロントカバーボス(8)、インペラシェル(11)、イ
ンペラスリーブ(12)が一体となって、出力軸(1)の
周りを入力により回転する流体伝動装置(18)のケーシ
ングが形成される。
(17)は本考案に係わるスラスト軸受で、第2図〜第4
図に示す如く鋼板製にして環状のスラスト軸受本体(17
a)の外周部に複数本の放射状突起(17b)を形成すると
ともに、中心部に円筒状のセンタリング部(17c)を形
成し、このスラスト軸受本体(17a)の外周部に、摩擦
抵抗の小さい合成樹脂からなるリング状のスラスト受圧
部材(17d)が放射状突起(17b)を包み込んで成型によ
り固着されており、このスラスト受圧部材(17d)の側
面には、相隣れる放射状突起(17b)を包み込んだ場所
の間に、半径方向のオイル溝(17e)が放射状突起(17
b)と同数形成されている。
図に示す如く鋼板製にして環状のスラスト軸受本体(17
a)の外周部に複数本の放射状突起(17b)を形成すると
ともに、中心部に円筒状のセンタリング部(17c)を形
成し、このスラスト軸受本体(17a)の外周部に、摩擦
抵抗の小さい合成樹脂からなるリング状のスラスト受圧
部材(17d)が放射状突起(17b)を包み込んで成型によ
り固着されており、このスラスト受圧部材(17d)の側
面には、相隣れる放射状突起(17b)を包み込んだ場所
の間に、半径方向のオイル溝(17e)が放射状突起(17
b)と同数形成されている。
さらに、スラスト軸受本体(17a)には、スラスト受圧
部材(17d)の内周部に隣接して、相隣れる放射状突起
(17b)の間の空間からなるオイル穴(17f)が各オイル
溝(17e)にそれぞれ連通して開口されている。
部材(17d)の内周部に隣接して、相隣れる放射状突起
(17b)の間の空間からなるオイル穴(17f)が各オイル
溝(17e)にそれぞれ連通して開口されている。
このように構成したスラスト軸受(17)は、センタリン
グ部(17c)がフロントカバーボス(8)の内径に嵌合
して位置決めされ、スラスト受圧部材(17d)がタービ
ンハブ(2)と流体伝動装置(18)のケーシングである
フロントカバー(7)の間に介在して、その両側面がス
ラスト荷重を受ける。
グ部(17c)がフロントカバーボス(8)の内径に嵌合
して位置決めされ、スラスト受圧部材(17d)がタービ
ンハブ(2)と流体伝動装置(18)のケーシングである
フロントカバー(7)の間に介在して、その両側面がス
ラスト荷重を受ける。
このときオイル溝(17e)はタービンハブ(2)との間
にオイル通路を形成して、潤滑用のオイルが第3図P矢
印の方向、またはその逆方向に通ることができる。
にオイル通路を形成して、潤滑用のオイルが第3図P矢
印の方向、またはその逆方向に通ることができる。
そして、オイル穴(17f)はオイル溝(17e)の入口でオ
イル通路が狭まることによりオリフィスが形成されて、
オイルの通りが大きく阻害されるのを解消する役割を果
たすものである。
イル通路が狭まることによりオリフィスが形成されて、
オイルの通りが大きく阻害されるのを解消する役割を果
たすものである。
このように本考案においては、スラスト軸受(17)は単
一部品として構成されているため、従来の3個の部品を
重ねたスラスト軸受よりも厚みを大幅に薄くする事がで
きるので、流体伝動装置の出力軸軸心方向の寸法を短縮
でき、構造も簡単で組み付けが容易となるものである。
一部品として構成されているため、従来の3個の部品を
重ねたスラスト軸受よりも厚みを大幅に薄くする事がで
きるので、流体伝動装置の出力軸軸心方向の寸法を短縮
でき、構造も簡単で組み付けが容易となるものである。
また、スラスト軸受(17)にオイル通路を設ける必要が
無くなって、その分だけコストがが削減できる。
無くなって、その分だけコストがが削減できる。
なお、インペラスリーブ(12)とタービンハブ(2)と
の間に、この種のスラスト軸受を使用することもでき
る。
の間に、この種のスラスト軸受を使用することもでき
る。
(考案の効果) 以上説明した本考案に係わる流体伝動装置によれば、タ
ービンハブとケーシングとの間に、オイル通路を自体に
形成したスラスト軸受を介在させることで、スラスト荷
重の負担と、潤滑油のオイル通路の確保ができ、従来別
に設けていたオイル通路を不要とするとともに、スラス
ト軸受を鋼板と合成樹脂を組み合わせた一体物として構
成したことにより、必要な機械的強度を有するとともに
厚みを従来使用されている3部品からなるスラスト軸受
よりも大幅に薄くすることができて、流体伝動装置の出
力軸軸心方向の寸法を短縮し、かつ、組み付けを簡単に
することができるものである。
ービンハブとケーシングとの間に、オイル通路を自体に
形成したスラスト軸受を介在させることで、スラスト荷
重の負担と、潤滑油のオイル通路の確保ができ、従来別
に設けていたオイル通路を不要とするとともに、スラス
ト軸受を鋼板と合成樹脂を組み合わせた一体物として構
成したことにより、必要な機械的強度を有するとともに
厚みを従来使用されている3部品からなるスラスト軸受
よりも大幅に薄くすることができて、流体伝動装置の出
力軸軸心方向の寸法を短縮し、かつ、組み付けを簡単に
することができるものである。
第1図は、この考案の一実施例を示す流体伝動装置の要
部縦断面図である。 第2図は、本考案スラスト軸受の正面図である。 第3図は、第2図A−O−A′線断面図である。 第4図は、第2図B−B′線断面図である。 (1)…出力軸 (2)…タービンハブ (7)…フロントカバー (17)…スラスト軸受 (17a)…スラスト軸受本体 (17b)…突起部 (17c)…センタリング部 (17d)…スラスト受圧部材 (17e)…オイル溝 (17f)…オイル穴 (18)…流体伝動装置
部縦断面図である。 第2図は、本考案スラスト軸受の正面図である。 第3図は、第2図A−O−A′線断面図である。 第4図は、第2図B−B′線断面図である。 (1)…出力軸 (2)…タービンハブ (7)…フロントカバー (17)…スラスト軸受 (17a)…スラスト軸受本体 (17b)…突起部 (17c)…センタリング部 (17d)…スラスト受圧部材 (17e)…オイル溝 (17f)…オイル穴 (18)…流体伝動装置
Claims (1)
- 【請求項1】相体回転する2つの要素間に、スラスト力
を受けるスラスト軸受を介設するとともに、オイル通路
を形成した流体伝動装置において、上記スラスト軸受
を、環状にして外周部に複数本の突起を放射状に設けた
鋼板製のスラスト軸受本体と、該スラスト軸受本体の外
周部に上記突起部を包み込んで環状に固着した合成樹脂
からなるスラスト受圧部材とにより構成し、該スラスト
受圧部材の側面の上記突起部包み込み部を除く場所に、
半径方向のオイル溝を複数本設けたことを特徴とする流
体伝動装置に用いるスラスト軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987033052U JPH0641006Y2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 流体伝動装置に用いるスラスト軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987033052U JPH0641006Y2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 流体伝動装置に用いるスラスト軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63139351U JPS63139351U (ja) | 1988-09-13 |
| JPH0641006Y2 true JPH0641006Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=30840302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987033052U Expired - Lifetime JPH0641006Y2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | 流体伝動装置に用いるスラスト軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641006Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004308855A (ja) * | 2003-04-10 | 2004-11-04 | Valeo Unisia Transmission Kk | 流体機械のスラスト荷重受け部構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61133161U (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-20 | ||
| JPH023001Y2 (ja) * | 1985-07-12 | 1990-01-24 |
-
1987
- 1987-03-05 JP JP1987033052U patent/JPH0641006Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63139351U (ja) | 1988-09-13 |
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