JPH064131B2 - 一酸化炭素吸着剤の製造方法 - Google Patents
一酸化炭素吸着剤の製造方法Info
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- JPH064131B2 JPH064131B2 JP61081896A JP8189686A JPH064131B2 JP H064131 B2 JPH064131 B2 JP H064131B2 JP 61081896 A JP61081896 A JP 61081896A JP 8189686 A JP8189686 A JP 8189686A JP H064131 B2 JPH064131 B2 JP H064131B2
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- adsorbent
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
本発明は窒素、メタン、二酸化炭素あるいは水素などと
共に一酸化炭素を含有する混合ガスから一酸化炭素を吸
着する際に使用する固体吸着剤の製造方法に関するもの
である。
共に一酸化炭素を含有する混合ガスから一酸化炭素を吸
着する際に使用する固体吸着剤の製造方法に関するもの
である。
一酸化炭素は合成化学の基礎原料であり、コークスおよ
び石炭より発生炉、水性ガス炉、ウインクラー炉、ルル
ギ炉あるいはコッパース炉などで製造されるか、天然ガ
スおよび石油系炭化水素から水蒸気改質法や部分酸化法
により製造される。これらの方法では、生成物は一酸化
炭素と水素、二酸化炭素、メタンあるは窒素などとの混
合ガスとして得られる。さらに一酸化炭素は製鉄所、製
油所あるいは石油化学工場で副生する混合ガスとして得
られる。 これらの一酸化炭素を合成化学原料として用いるために
は、混合ガスより一酸化炭素を分離することが必要であ
る。 従来の一酸化炭素の分離方法としては、銅アルミニウム
四塩化物[Cu(AlCl4)4]のトルエン溶液を用い
る液体吸収法が工業化されている方法である。この方法
は混合ガス中に含まれる水素、二酸化炭素、メタン、窒
素あるいは酸素の影響を受けない、吸収圧が低いなどの
長所を有している。
び石炭より発生炉、水性ガス炉、ウインクラー炉、ルル
ギ炉あるいはコッパース炉などで製造されるか、天然ガ
スおよび石油系炭化水素から水蒸気改質法や部分酸化法
により製造される。これらの方法では、生成物は一酸化
炭素と水素、二酸化炭素、メタンあるは窒素などとの混
合ガスとして得られる。さらに一酸化炭素は製鉄所、製
油所あるいは石油化学工場で副生する混合ガスとして得
られる。 これらの一酸化炭素を合成化学原料として用いるために
は、混合ガスより一酸化炭素を分離することが必要であ
る。 従来の一酸化炭素の分離方法としては、銅アルミニウム
四塩化物[Cu(AlCl4)4]のトルエン溶液を用い
る液体吸収法が工業化されている方法である。この方法
は混合ガス中に含まれる水素、二酸化炭素、メタン、窒
素あるいは酸素の影響を受けない、吸収圧が低いなどの
長所を有している。
上記の液体吸収法においては、吸収液が水と接触すると
不可逆的に反応して吸収能力が低下すると同時に沈澱物
を生じ、さらに塩酸を発生する。このため混合ガス中の
水分は1ppm以下まであらかじめ除去しておかなければ
ならない。従って、吸収工程の前に混合ガスの協力な脱
水処理工程が必要となり、厳重な管理が不可欠である。 また、この方法では回収した一酸化炭素中にトルエン蒸
気が混入することが不可避であり、このトルエンを除去
する装置がさらに必要であることと、液体吸収剤を用い
るため、プロセス上の制約を受けるなどの短所を有す
る。
不可逆的に反応して吸収能力が低下すると同時に沈澱物
を生じ、さらに塩酸を発生する。このため混合ガス中の
水分は1ppm以下まであらかじめ除去しておかなければ
ならない。従って、吸収工程の前に混合ガスの協力な脱
水処理工程が必要となり、厳重な管理が不可欠である。 また、この方法では回収した一酸化炭素中にトルエン蒸
気が混入することが不可避であり、このトルエンを除去
する装置がさらに必要であることと、液体吸収剤を用い
るため、プロセス上の制約を受けるなどの短所を有す
る。
本発明者の一人は、耐水性に優れた固体吸着剤の研究を
重ねた結果、ハロゲン化銅(I)、ハロゲン化アルミニ
ウムおよび活性炭からなり、トルエンなどの有機溶媒を
用いて調製した固体吸着剤を完成した(例えば特開昭58
-124516号公報)。 本発明はこの固体吸着剤の調製法を改良することによ
り、吸着剤の特性を大幅に向上させたものである。 即ち、本発明の特徴は、ハロゲン化銅(I)またはハロ
ゲン化銅(II)から選ばれた銅のハロゲン化物とハロゲ
ン化アルミニウムを水、塩酸、硝酸、ギ酸、酢酸、アン
モニア水から選ばれる1種以上の溶媒に溶解する第1工
程、 この溶液を活性炭またはグラファイトに含浸し、しかる
後に溶媒を留去する第2工程、 この活性炭またはグラファイトを80゜C以上の温度、不活
性ガスまたは還元性ガス流通下で処理する第3工程から
なる一酸化炭素吸着剤の製造方法である。 本発明の固体吸着剤に吸着させる溶液を調製する第1工
程は、ハロゲン化銅(I)またはハロゲン化銅(II)か
ら選ばれた銅のハロゲン化物とハロゲン化アルミニウム
を20〜80゜Cの溶媒中へ溶解させることからなる。 次いで第2工程では、この溶液中に活性炭またはグラフ
ァイトを投入混合し、常圧下または好ましくは100torr
以下の減圧下において活性炭またはグラファイト中に溶
液を含浸せしめる。含浸後減圧、加熱などの方法によっ
て溶媒を留去させる。 以上の処理を施した活性炭またはグラファイトを第3工
程として、He、Ar、N2、H2、COなどの不活性ガ
スまたは還元性ガスの雰囲気下において、80゜C以上、好
ましくは150〜300゜Cの温度で加熱処理して賦活を行う。 本発明に用いられるハロゲン化銅(I)、ハロゲン化銅
(II)としては、銅(I)、銅(II)の塩化物、フッ化
物、臭化物あるいはヨウ化物があるが、そのうちでも塩
化銅(I)、塩化銅(II)が高性能を与える点で好まし
い。ハロゲン化銅(I)とハロゲン化銅(II)の混合物
であってもよい。 また、ハロゲン化アルミニウムとしては、例えば塩化ア
ルミニウム、フッ化アルミニウム、臭化アルミニウムお
よびヨウ化アルミニウムがあるが、特に、塩化アルミニ
ウムの使用が特性上優れている。溶媒に塩酸を使用する
場合は、塩化アルミニウムの代わりに塩酸と反応して塩
化アルミニウムを生成するような物質、例えば、酸化ア
ルミニウムや水酸化アルミニウムなども使用することが
できる。 本発明の一酸化炭素固体吸着剤の製造に用いられる溶媒
としては、水、塩酸、硝酸、ギ酸、酢酸アンモニア水な
どのうちの1種または2種以上であり、これらの溶媒を
用いることにより、有機溶媒を使用した場合に比較し
て、ハロゲン化アルミニウムの固体内での分散性が改良
され、それによって一酸化炭素の選択吸着性および脱着
性が向上する。中でも溶媒として塩酸を用いた場合、特
にこの効果が著しい。 吸着媒体としては活性炭またはグラファイトを使用する
が、活性炭としてはピッチ炭、粘結炭、ヤシガラ炭のい
ずれもが使用可能である。また、形状的には破砕炭、成
形炭(ペレット、ハニカムなど)、繊維炭など、さら
に、構造的には通常のもの以外に、例えば分子篩用活性
炭などが用いられる。グラファイトとしては、天然グラ
ファイトや人造グラファイトなどが使用できる。 本発明の方法で製造された固体吸着剤は化学プラントな
どにおいて、賦活された状態で吸着塔内に充填し、原料
ガスを流通させることによって一酸化炭素を効率よく吸
着することができる。この吸着工程は塔を常圧で運転し
た場合にも十分な効果が得られるが、加圧状態で運転す
ると吸着量が増加し、高温ガスでも処理できる利点があ
る。吸着操作時の推奨温度は常圧の場合で-40〜90゜C、
好ましくは0〜60゜Cであり、加圧下では-10〜120゜C、好
ましくは20〜90゜Cである。 吸着剤に吸着された一酸化炭素は吸着塔内を減圧にする
か、または加熱することによって脱着される。減圧によ
って脱着を行う場合、真空ポンプにより塔内を100torr
以下に減圧して運転するのが好ましい。また、加熱によ
る場合は40〜250゜C、好ましくは60〜180゜Cに加熱して運
転するのが望ましい。
重ねた結果、ハロゲン化銅(I)、ハロゲン化アルミニ
ウムおよび活性炭からなり、トルエンなどの有機溶媒を
用いて調製した固体吸着剤を完成した(例えば特開昭58
-124516号公報)。 本発明はこの固体吸着剤の調製法を改良することによ
り、吸着剤の特性を大幅に向上させたものである。 即ち、本発明の特徴は、ハロゲン化銅(I)またはハロ
ゲン化銅(II)から選ばれた銅のハロゲン化物とハロゲ
ン化アルミニウムを水、塩酸、硝酸、ギ酸、酢酸、アン
モニア水から選ばれる1種以上の溶媒に溶解する第1工
程、 この溶液を活性炭またはグラファイトに含浸し、しかる
後に溶媒を留去する第2工程、 この活性炭またはグラファイトを80゜C以上の温度、不活
性ガスまたは還元性ガス流通下で処理する第3工程から
なる一酸化炭素吸着剤の製造方法である。 本発明の固体吸着剤に吸着させる溶液を調製する第1工
程は、ハロゲン化銅(I)またはハロゲン化銅(II)か
ら選ばれた銅のハロゲン化物とハロゲン化アルミニウム
を20〜80゜Cの溶媒中へ溶解させることからなる。 次いで第2工程では、この溶液中に活性炭またはグラフ
ァイトを投入混合し、常圧下または好ましくは100torr
以下の減圧下において活性炭またはグラファイト中に溶
液を含浸せしめる。含浸後減圧、加熱などの方法によっ
て溶媒を留去させる。 以上の処理を施した活性炭またはグラファイトを第3工
程として、He、Ar、N2、H2、COなどの不活性ガ
スまたは還元性ガスの雰囲気下において、80゜C以上、好
ましくは150〜300゜Cの温度で加熱処理して賦活を行う。 本発明に用いられるハロゲン化銅(I)、ハロゲン化銅
(II)としては、銅(I)、銅(II)の塩化物、フッ化
物、臭化物あるいはヨウ化物があるが、そのうちでも塩
化銅(I)、塩化銅(II)が高性能を与える点で好まし
い。ハロゲン化銅(I)とハロゲン化銅(II)の混合物
であってもよい。 また、ハロゲン化アルミニウムとしては、例えば塩化ア
ルミニウム、フッ化アルミニウム、臭化アルミニウムお
よびヨウ化アルミニウムがあるが、特に、塩化アルミニ
ウムの使用が特性上優れている。溶媒に塩酸を使用する
場合は、塩化アルミニウムの代わりに塩酸と反応して塩
化アルミニウムを生成するような物質、例えば、酸化ア
ルミニウムや水酸化アルミニウムなども使用することが
できる。 本発明の一酸化炭素固体吸着剤の製造に用いられる溶媒
としては、水、塩酸、硝酸、ギ酸、酢酸アンモニア水な
どのうちの1種または2種以上であり、これらの溶媒を
用いることにより、有機溶媒を使用した場合に比較し
て、ハロゲン化アルミニウムの固体内での分散性が改良
され、それによって一酸化炭素の選択吸着性および脱着
性が向上する。中でも溶媒として塩酸を用いた場合、特
にこの効果が著しい。 吸着媒体としては活性炭またはグラファイトを使用する
が、活性炭としてはピッチ炭、粘結炭、ヤシガラ炭のい
ずれもが使用可能である。また、形状的には破砕炭、成
形炭(ペレット、ハニカムなど)、繊維炭など、さら
に、構造的には通常のもの以外に、例えば分子篩用活性
炭などが用いられる。グラファイトとしては、天然グラ
ファイトや人造グラファイトなどが使用できる。 本発明の方法で製造された固体吸着剤は化学プラントな
どにおいて、賦活された状態で吸着塔内に充填し、原料
ガスを流通させることによって一酸化炭素を効率よく吸
着することができる。この吸着工程は塔を常圧で運転し
た場合にも十分な効果が得られるが、加圧状態で運転す
ると吸着量が増加し、高温ガスでも処理できる利点があ
る。吸着操作時の推奨温度は常圧の場合で-40〜90゜C、
好ましくは0〜60゜Cであり、加圧下では-10〜120゜C、好
ましくは20〜90゜Cである。 吸着剤に吸着された一酸化炭素は吸着塔内を減圧にする
か、または加熱することによって脱着される。減圧によ
って脱着を行う場合、真空ポンプにより塔内を100torr
以下に減圧して運転するのが好ましい。また、加熱によ
る場合は40〜250゜C、好ましくは60〜180゜Cに加熱して運
転するのが望ましい。
以下実施例によって本発明をより詳細に説明する。 実施例1 乾燥窒素下で100ml二口ナスフラスコ中に5.0g(50mmo
l)の塩化銅(I)、6.7g(50mmol)の塩化アルミニウム
および50mlの3規定塩酸を加え、20゜Cで1時間攪拌し溶
解した。次いで、市販の活性炭10gを加え、さらに1時
間攪拌した後、真空ポンプを用いて2torrで3時間減圧
にした。その後、ナスフラスコ内を80゜Cに加熱して塩酸
を十分除去して、塩化銅-塩化アルミニウム-活性炭系固
体吸着剤を調製した。 こうして調製した固体吸着剤5gを30ml容量のガラス製試
料ビンに入れ、定圧式吸着量測定装置にセットして、こ
れにより一酸化炭素および二酸化炭素の吸脱着能を測定
した。 まず、試料びんを恒温槽に入れ、乾燥窒素を通じながら
(20ml/min)、180゜C、1時間加熱して吸着剤を賦活し
た。続いて、一酸化炭素ガス(純度>99.99%)を試料び
んに送り込み、20〜180゜Cの各温度での飽和吸着量を測
定した。次に、試料びん内を20〜180゜Cの各試験温度に
保ちつつ50torrで20分間減圧脱着した後、再び一酸化炭
素ガスを試料びんに送り、各飽和吸着量を測定した。 その後、試料びん内に乾燥窒素を通じながら、180゜C、
1時間で吸着剤を賦活した後、二酸化炭素ガス(純度>9
9.9%)を試料ビンに送り込み、20〜180゜Cの各温度での
飽和吸着量、および各試験温度で50torr、20分間脱着後
の二酸化炭素飽和吸着量を測定した。 実験結果を第1表および第1図に示す。 実施例2 溶媒に3規定塩酸の代わりに28%アンモニア水を使用し
た以外は実施例1と同様にして吸着剤の調製および賦活
を行った。 実施例1と同じ定圧式吸着量測定装置を用いて調製した
吸着剤に対する一酸化炭素および二酸化炭素各飽和吸着
量、並びに50torr、20分間脱着後の吸着量を測定した。
その結果は実施例1とほぼ同様であった。 実施例3 塩化銅(I)の代わりに6.7g(50mmol)の塩化銅(II)
を使用した以外は実施例1と同様の手法により吸着剤の
調製および賦活を行ない、一酸化炭素および二酸化炭素
の吸着能を求めた結果を第2図に示す。 比較例1 乾燥窒素下で100ml二口ナスフラスコ中に5.0g(50mmo
l)の塩化銅(I)、6.7g(50mmol)の塩化アルミニウ
ムおよび50mlのトルエンを加え、20゜Cで1時間攪拌し、
塩化銅-塩化アルミニウムのトルエン溶液を調製した。
これに市販の活性炭10gを加え、さらに12時間トルエン
を還流しつつ攪拌後、80゜C、10torrで3時間減圧してト
ルエンを十分除去して吸着剤を調製した。 調製した吸着剤に対して、実施例1と同様の操作で一酸
化炭素および二酸化炭素の吸着能を測定した。結果を第
3図に示す。 比較例2 乾燥窒素下で5.0g(50mmol)の塩化銅(I)を50mlの3
規定塩酸に溶解した以外は実施例1と同様の操作により
吸着剤を調製し、一酸化炭素および二酸化炭素の吸着能
を測定した。結果を第4図に示す。 実施例4 実施例3の3規定塩酸の代わりに純水を用いた以外は実
施例3と同様に吸着剤を調製して、前記定圧式吸着量測
定装置を用いて一酸化炭素および二酸化炭素の吸着能を
求めた。その結果を第5図に示す。
l)の塩化銅(I)、6.7g(50mmol)の塩化アルミニウム
および50mlの3規定塩酸を加え、20゜Cで1時間攪拌し溶
解した。次いで、市販の活性炭10gを加え、さらに1時
間攪拌した後、真空ポンプを用いて2torrで3時間減圧
にした。その後、ナスフラスコ内を80゜Cに加熱して塩酸
を十分除去して、塩化銅-塩化アルミニウム-活性炭系固
体吸着剤を調製した。 こうして調製した固体吸着剤5gを30ml容量のガラス製試
料ビンに入れ、定圧式吸着量測定装置にセットして、こ
れにより一酸化炭素および二酸化炭素の吸脱着能を測定
した。 まず、試料びんを恒温槽に入れ、乾燥窒素を通じながら
(20ml/min)、180゜C、1時間加熱して吸着剤を賦活し
た。続いて、一酸化炭素ガス(純度>99.99%)を試料び
んに送り込み、20〜180゜Cの各温度での飽和吸着量を測
定した。次に、試料びん内を20〜180゜Cの各試験温度に
保ちつつ50torrで20分間減圧脱着した後、再び一酸化炭
素ガスを試料びんに送り、各飽和吸着量を測定した。 その後、試料びん内に乾燥窒素を通じながら、180゜C、
1時間で吸着剤を賦活した後、二酸化炭素ガス(純度>9
9.9%)を試料ビンに送り込み、20〜180゜Cの各温度での
飽和吸着量、および各試験温度で50torr、20分間脱着後
の二酸化炭素飽和吸着量を測定した。 実験結果を第1表および第1図に示す。 実施例2 溶媒に3規定塩酸の代わりに28%アンモニア水を使用し
た以外は実施例1と同様にして吸着剤の調製および賦活
を行った。 実施例1と同じ定圧式吸着量測定装置を用いて調製した
吸着剤に対する一酸化炭素および二酸化炭素各飽和吸着
量、並びに50torr、20分間脱着後の吸着量を測定した。
その結果は実施例1とほぼ同様であった。 実施例3 塩化銅(I)の代わりに6.7g(50mmol)の塩化銅(II)
を使用した以外は実施例1と同様の手法により吸着剤の
調製および賦活を行ない、一酸化炭素および二酸化炭素
の吸着能を求めた結果を第2図に示す。 比較例1 乾燥窒素下で100ml二口ナスフラスコ中に5.0g(50mmo
l)の塩化銅(I)、6.7g(50mmol)の塩化アルミニウ
ムおよび50mlのトルエンを加え、20゜Cで1時間攪拌し、
塩化銅-塩化アルミニウムのトルエン溶液を調製した。
これに市販の活性炭10gを加え、さらに12時間トルエン
を還流しつつ攪拌後、80゜C、10torrで3時間減圧してト
ルエンを十分除去して吸着剤を調製した。 調製した吸着剤に対して、実施例1と同様の操作で一酸
化炭素および二酸化炭素の吸着能を測定した。結果を第
3図に示す。 比較例2 乾燥窒素下で5.0g(50mmol)の塩化銅(I)を50mlの3
規定塩酸に溶解した以外は実施例1と同様の操作により
吸着剤を調製し、一酸化炭素および二酸化炭素の吸着能
を測定した。結果を第4図に示す。 実施例4 実施例3の3規定塩酸の代わりに純水を用いた以外は実
施例3と同様に吸着剤を調製して、前記定圧式吸着量測
定装置を用いて一酸化炭素および二酸化炭素の吸着能を
求めた。その結果を第5図に示す。
実施例1および2の結果をみると、本発明の吸着剤を用
いる方法では、二酸化炭素に比べ一酸化炭素の吸着量が
大きく、かつ温度依存性が高いことが明かである。ま
た、減圧脱着後の一酸化炭素の吸着量についても同様に
温度依存性が高いことが判明した。さらに、溶媒として
純水を用いた実施例4の方法も比較的優れた性能を示
し、吸着剤を安価に製造する上で有利な方法であること
を示している。 実施例1と比較例1の塩化銅(I)-塩化アルミニウム
の溶媒の差による吸脱着能を比較すると、一酸化炭素の
飽和吸着量は全範囲でほぼ同じ性能を示すが、脱着能お
よび二酸化炭素吸着能に大きな差が生じていることがわ
かる。即ち、有機溶媒を用いた場合には、低温域におい
て脱着能が著しく低下し、また吸着選択性の面でも本発
明に比べて劣っている。 このことは本吸着剤を用いて一酸化炭素を含む混合ガス
から一酸化炭素を分離、精製、回収する上で、溶媒とし
て無機溶媒を使用する本発明の方法が明らかに有利であ
ることを示している。 従って、塩化銅-塩化アルミニウム-活性炭固体吸着剤で
は、塩酸などの無機溶媒を用いて調製することが、吸着
選択性、吸着量などの面でより大きな効果が期待でき
る。 また、比較例2に記載した塩化アルミニウムを含まない
塩化銅-活性炭固体吸着剤では、一酸化炭素の吸着量は
増大するが、脱着性が悪く、二酸化炭素の物理吸着も強
いことから、本発明に比べて明らかに劣っている。
いる方法では、二酸化炭素に比べ一酸化炭素の吸着量が
大きく、かつ温度依存性が高いことが明かである。ま
た、減圧脱着後の一酸化炭素の吸着量についても同様に
温度依存性が高いことが判明した。さらに、溶媒として
純水を用いた実施例4の方法も比較的優れた性能を示
し、吸着剤を安価に製造する上で有利な方法であること
を示している。 実施例1と比較例1の塩化銅(I)-塩化アルミニウム
の溶媒の差による吸脱着能を比較すると、一酸化炭素の
飽和吸着量は全範囲でほぼ同じ性能を示すが、脱着能お
よび二酸化炭素吸着能に大きな差が生じていることがわ
かる。即ち、有機溶媒を用いた場合には、低温域におい
て脱着能が著しく低下し、また吸着選択性の面でも本発
明に比べて劣っている。 このことは本吸着剤を用いて一酸化炭素を含む混合ガス
から一酸化炭素を分離、精製、回収する上で、溶媒とし
て無機溶媒を使用する本発明の方法が明らかに有利であ
ることを示している。 従って、塩化銅-塩化アルミニウム-活性炭固体吸着剤で
は、塩酸などの無機溶媒を用いて調製することが、吸着
選択性、吸着量などの面でより大きな効果が期待でき
る。 また、比較例2に記載した塩化アルミニウムを含まない
塩化銅-活性炭固体吸着剤では、一酸化炭素の吸着量は
増大するが、脱着性が悪く、二酸化炭素の物理吸着も強
いことから、本発明に比べて明らかに劣っている。
各図は各温度における実施例および比較例の一酸化炭素
および二酸化炭素の賦活後の飽和吸着量と減圧脱着後の
飽和吸着量を示す図であり、第1図は実施例1、第2図
は実施例3、第3図は比較例1、第4図は比較例2、第
5図は実施例4の結果をそれぞれ示す図である。 1A:賦活後のCO吸着量 1B:減圧脱着後のCO吸着量 2A:賦活後のCO2吸着量 2B:減圧脱着後のCO2吸着量
および二酸化炭素の賦活後の飽和吸着量と減圧脱着後の
飽和吸着量を示す図であり、第1図は実施例1、第2図
は実施例3、第3図は比較例1、第4図は比較例2、第
5図は実施例4の結果をそれぞれ示す図である。 1A:賦活後のCO吸着量 1B:減圧脱着後のCO吸着量 2A:賦活後のCO2吸着量 2B:減圧脱着後のCO2吸着量
Claims (1)
- 【請求項1】ハロゲン化銅(I)またはハロゲン化銅
(II)から選ばれる銅のハロゲン化物とハロゲン化アル
ミニウムを水、塩酸、硝酸、ギ酸、酢酸、アンモニア水
から選ばれる1種以上の溶媒に溶解する第1工程、 この溶液を活性炭またはグラファイトに含浸し、しかる
後に溶媒を留去する第2工程、 この活性炭またはグラファイトを80゜C以上の温度、不活
性ガスまたは還元性ガス流通下で処理する第3工程、 からなることを特徴とする一酸化炭素吸着剤の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61081896A JPH064131B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 一酸化炭素吸着剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61081896A JPH064131B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 一酸化炭素吸着剤の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62237942A JPS62237942A (ja) | 1987-10-17 |
| JPH064131B2 true JPH064131B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=13759203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61081896A Expired - Fee Related JPH064131B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 一酸化炭素吸着剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064131B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5134473B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2013-01-30 | 住友精化株式会社 | 吸着剤の製造方法 |
| JP5256120B2 (ja) * | 2009-05-22 | 2013-08-07 | 関西熱化学株式会社 | Co吸脱着剤の製造方法 |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP61081896A patent/JPH064131B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62237942A (ja) | 1987-10-17 |
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