JPH0641331Y2 - 陰極線管装置 - Google Patents
陰極線管装置Info
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- JPH0641331Y2 JPH0641331Y2 JP4759388U JP4759388U JPH0641331Y2 JP H0641331 Y2 JPH0641331 Y2 JP H0641331Y2 JP 4759388 U JP4759388 U JP 4759388U JP 4759388 U JP4759388 U JP 4759388U JP H0641331 Y2 JPH0641331 Y2 JP H0641331Y2
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- Japan
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- front panel
- ray tube
- cathode ray
- frame
- metal frame
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は陰極線管装置、特に例えばカラープロジェクタ
管、或いは明るい環境下で観察する高輝度陰極線管等に
適用される冷却液封入型の液冷式陰極線管装置に関す
る。
管、或いは明るい環境下で観察する高輝度陰極線管等に
適用される冷却液封入型の液冷式陰極線管装置に関す
る。
本考案は、陰極線管管体の螢光面を有する前面パネルに
対向してフロントパネルが設けられ、両パネル間に冷却
液を封入する液密空間を構成し、その周囲に放熱効果を
有する金属枠体が設けられる陰極線管装置において、そ
の金属枠体の上述した両パネル間に介在させる内周フラ
ンジ部と、陰極線管の前面パネルとの間に介在させる3
個以上のスペーサ片を、相互に所定の位置関係に保持さ
せるように枠状体と一体に剛性を有する樹脂成型体によ
って枠状スペーサ部材として構成し、組立製造の簡易
化、自動化を可能にする。
対向してフロントパネルが設けられ、両パネル間に冷却
液を封入する液密空間を構成し、その周囲に放熱効果を
有する金属枠体が設けられる陰極線管装置において、そ
の金属枠体の上述した両パネル間に介在させる内周フラ
ンジ部と、陰極線管の前面パネルとの間に介在させる3
個以上のスペーサ片を、相互に所定の位置関係に保持さ
せるように枠状体と一体に剛性を有する樹脂成型体によ
って枠状スペーサ部材として構成し、組立製造の簡易
化、自動化を可能にする。
陰極線管、特に高輝度陰極線管は、螢光面に衝撃させる
電子ビームのエネルギーを大きくして高い輝度の再生光
学像を得るようにしているが、螢光体が塗布された前面
パネル、すなわちガラスパネルは、その熱伝導度が低い
ので、特に連続動作時における熱の放散がしにくいパネ
ル中央部での温度上昇が大である。そのため螢光体に、
温度上昇に伴って輝度が低下するいわゆる温度消光が生
じる。この温度消光は、各色の螢光体に関してその度合
が異なるので、ホワイトバランスに狂いを生じさせる。
電子ビームのエネルギーを大きくして高い輝度の再生光
学像を得るようにしているが、螢光体が塗布された前面
パネル、すなわちガラスパネルは、その熱伝導度が低い
ので、特に連続動作時における熱の放散がしにくいパネ
ル中央部での温度上昇が大である。そのため螢光体に、
温度上昇に伴って輝度が低下するいわゆる温度消光が生
じる。この温度消光は、各色の螢光体に関してその度合
が異なるので、ホワイトバランスに狂いを生じさせる。
このような温度消光が生じないようにした陰極線管とし
ては、例えば実公昭59-7731号公報に開示された陰極線
管装置におけるように、陰極線管の前面パネルに接して
冷却液を封入し、この冷却液の対流によって陰極線管の
前面パネルの中央部の熱をも効果的に放散するように図
った液冷式陰極線管装置が提案された。
ては、例えば実公昭59-7731号公報に開示された陰極線
管装置におけるように、陰極線管の前面パネルに接して
冷却液を封入し、この冷却液の対流によって陰極線管の
前面パネルの中央部の熱をも効果的に放散するように図
った液冷式陰極線管装置が提案された。
この種液冷式陰極線管は、例えば第5図に示すように、
陰極線管管体(1)の前面パネル(2)に対向して光透
過性のフロントパネル(3)が配置され、両パネル
(2)及び(3)の周辺部間に入り込む内周フランジ部
(4)を有し、放熱効果を有する金属枠体(5)が設け
られ、接着性樹脂(6)によって内周フランジ部(4)
の両面とこれと対向する各パネル(2)及び(3)との
間が液密に封止され、このようにして両パネル(2)及
び(3)間の金属枠体(5)によって囲まれた液密空間
内にエチレングリコール等の冷却液(7)が封入されて
成る。このような構成による陰極線管装置は、その動作
時、高エネルギーの電子ビーム衝撃によって前面パネル
(2)に温度上昇が生じた場合、この温度上昇に伴って
温められた冷却液(7)が比重の低下によって上昇し、
冷却液に対流が生じ、これによって熱の搬送が金属枠体
(5)に向ってなされ、ここから熱の放散が行われて前
面パネル(2)の冷却がなされるものである。
陰極線管管体(1)の前面パネル(2)に対向して光透
過性のフロントパネル(3)が配置され、両パネル
(2)及び(3)の周辺部間に入り込む内周フランジ部
(4)を有し、放熱効果を有する金属枠体(5)が設け
られ、接着性樹脂(6)によって内周フランジ部(4)
の両面とこれと対向する各パネル(2)及び(3)との
間が液密に封止され、このようにして両パネル(2)及
び(3)間の金属枠体(5)によって囲まれた液密空間
内にエチレングリコール等の冷却液(7)が封入されて
成る。このような構成による陰極線管装置は、その動作
時、高エネルギーの電子ビーム衝撃によって前面パネル
(2)に温度上昇が生じた場合、この温度上昇に伴って
温められた冷却液(7)が比重の低下によって上昇し、
冷却液に対流が生じ、これによって熱の搬送が金属枠体
(5)に向ってなされ、ここから熱の放散が行われて前
面パネル(2)の冷却がなされるものである。
上述の構成で、接着性樹脂(6)、例えばシリコーン樹
脂は、確実に接着する上で、また封入された冷却液
(7)の温度上昇に伴う熱膨張に追従して伸縮し得るに
充分な厚さd1及びd2をもって介存されることが必要とな
る。この場合、金属枠体(5)の内周フランジ部(4)
とフロントパネル(3)との間隔d2は、枠体(5)の外
周フランジ部(9)を受けると共に、フロントパネル
(3)を受ける各衝合部を有し、それぞれの位置を設定
する治具を用いて設定し、接着性樹脂(6)によって液
密に接合するという方法がとられるが、金属枠体(5)
の内周フランジ部(4)の陰極線管管体(1)の前面パ
ネル(2)への接着性樹脂(6)による液密的接合は、
両者間の間隔をスペーサ(8)を介して行って接着性樹
脂(6)の厚さがスペーサ(8)によって規制された厚
さd1に保持されるようにしている。この場合、スペーサ
(8)は、例えば第5図に示すように、内周フランジ部
(4)自体に突設した所要の高さを有する突起によって
構成するとか、図示しないが耐熱性の樹脂より成り所要
の厚さを有する例えば微細Oリング片によって構成し、
これをフランジ部(4)と前面パネル(2)間に複数個
介在させることによって構成する。
脂は、確実に接着する上で、また封入された冷却液
(7)の温度上昇に伴う熱膨張に追従して伸縮し得るに
充分な厚さd1及びd2をもって介存されることが必要とな
る。この場合、金属枠体(5)の内周フランジ部(4)
とフロントパネル(3)との間隔d2は、枠体(5)の外
周フランジ部(9)を受けると共に、フロントパネル
(3)を受ける各衝合部を有し、それぞれの位置を設定
する治具を用いて設定し、接着性樹脂(6)によって液
密に接合するという方法がとられるが、金属枠体(5)
の内周フランジ部(4)の陰極線管管体(1)の前面パ
ネル(2)への接着性樹脂(6)による液密的接合は、
両者間の間隔をスペーサ(8)を介して行って接着性樹
脂(6)の厚さがスペーサ(8)によって規制された厚
さd1に保持されるようにしている。この場合、スペーサ
(8)は、例えば第5図に示すように、内周フランジ部
(4)自体に突設した所要の高さを有する突起によって
構成するとか、図示しないが耐熱性の樹脂より成り所要
の厚さを有する例えば微細Oリング片によって構成し、
これをフランジ部(4)と前面パネル(2)間に複数個
介在させることによって構成する。
しかしながら、スペーサ(8)を金属枠体(5)に突設
した突起によって構成する場合、ガラスより成る前面パ
ネル(2)に金属体より成る突起を衝合させることは、
両素材の比熱の相違、熱膨張の相違によって、温度の変
動によってパネル(2)に亀裂の発生を生じさせるおそ
れがあり、陰極線管管体(1)の爆縮を発生させる危険
がある。また、スペーサ片を介存させる場合は、その位
置の設定すなわち手作業での仮どめなど取扱いの煩雑さ
と共に、組立の自動化を阻害するなどの課題がある。
した突起によって構成する場合、ガラスより成る前面パ
ネル(2)に金属体より成る突起を衝合させることは、
両素材の比熱の相違、熱膨張の相違によって、温度の変
動によってパネル(2)に亀裂の発生を生じさせるおそ
れがあり、陰極線管管体(1)の爆縮を発生させる危険
がある。また、スペーサ片を介存させる場合は、その位
置の設定すなわち手作業での仮どめなど取扱いの煩雑さ
と共に、組立の自動化を阻害するなどの課題がある。
本考案は、上述した課題を解決して確実且つ容易に、陰
極線管装置の組立を行うことができるようにする。
極線管装置の組立を行うことができるようにする。
本考案は、第1図にその要部の断面図を示すように、放
熱効果を有する金属枠体(15)と、フロントパネル
(3)と、所要の剛性を有する合成樹脂成型体より成る
絶縁性枠状スペーサ部材(28)とを有して成る。
熱効果を有する金属枠体(15)と、フロントパネル
(3)と、所要の剛性を有する合成樹脂成型体より成る
絶縁性枠状スペーサ部材(28)とを有して成る。
フロントパネル(3)は、陰極線管管体(1)の前面パ
ネル(2)に対向して配置される。
ネル(2)に対向して配置される。
金属枠体(15)は、陰極線管管体(1)の前面パネル
(2)の前方外周に沿う枠部(16)と、陰極線管管体
(1)の有効画面外で枠部(16)の内周部から陰極線管
管体(1)の前面パネル(2)及びフロントパネル
(3)間に突出する内周フランジ部(14)とが一体に設
けられて成る。
(2)の前方外周に沿う枠部(16)と、陰極線管管体
(1)の有効画面外で枠部(16)の内周部から陰極線管
管体(1)の前面パネル(2)及びフロントパネル
(3)間に突出する内周フランジ部(14)とが一体に設
けられて成る。
絶縁性枠状スペーサ部材(28)は、金属枠体(15)の枠
部(16)内にこれに沿って配される枠状部(26)と、こ
の枠状部(26)内周から陰極線管管体(1)の有効画面
外において突出して金属枠体(15)の内周フランジ部
(14)と陰極線管管体(1)の前面パネルとの間の間隔
を規制する所要の厚さを有する3個以上のスペーサ片
(27)とが一体に成型されて成る。
部(16)内にこれに沿って配される枠状部(26)と、こ
の枠状部(26)内周から陰極線管管体(1)の有効画面
外において突出して金属枠体(15)の内周フランジ部
(14)と陰極線管管体(1)の前面パネルとの間の間隔
を規制する所要の厚さを有する3個以上のスペーサ片
(27)とが一体に成型されて成る。
そして、金属枠体(15)の内周フランジ部(14)とフロ
ントパネル(3)及び前面パネル(2)との間がそれぞ
れ接着性樹脂(6)例えばシリコーン樹脂によって液密
に封止され、フロントパネル(3)と前面パネル(2)
との間に形成される液密空間内に冷却液(7)が充填さ
れる。
ントパネル(3)及び前面パネル(2)との間がそれぞ
れ接着性樹脂(6)例えばシリコーン樹脂によって液密
に封止され、フロントパネル(3)と前面パネル(2)
との間に形成される液密空間内に冷却液(7)が充填さ
れる。
スペーサ(28)は、接着性樹脂(6)による接着のため
の硬化温度等の組立作業時の加熱温度、或いは動作時の
温度上昇等に対し、耐熱性を有し、この接着性樹脂
(6)との密着性が良く、しかもこれに侵されることが
なく、また浸透性がなく、更に所要の剛性、すなわち、
これ自体が大きな外力を与えない状態では成型時の形状
を保持できる樹脂、例えばポリカーボネート(PC)のモ
ールド成型によって構成する。
の硬化温度等の組立作業時の加熱温度、或いは動作時の
温度上昇等に対し、耐熱性を有し、この接着性樹脂
(6)との密着性が良く、しかもこれに侵されることが
なく、また浸透性がなく、更に所要の剛性、すなわち、
これ自体が大きな外力を与えない状態では成型時の形状
を保持できる樹脂、例えばポリカーボネート(PC)のモ
ールド成型によって構成する。
このようにして金属枠体(15)の内周フランジ(14)
と、陰極線管管体(1)の前面パネル(2)との間にス
ペーサ(28)のスペーサ片(27)が介存された状態で、
両者間が接着性樹脂(6)によって液密に封着されるこ
とによってこの内周フランジ部(14)と前面パネル
(2)との間の接着性樹脂(6)の厚さが、スペーサ片
(27)の厚さによって規制される所要の厚さd1に設定す
ることができることになる。
と、陰極線管管体(1)の前面パネル(2)との間にス
ペーサ(28)のスペーサ片(27)が介存された状態で、
両者間が接着性樹脂(6)によって液密に封着されるこ
とによってこの内周フランジ部(14)と前面パネル
(2)との間の接着性樹脂(6)の厚さが、スペーサ片
(27)の厚さによって規制される所要の厚さd1に設定す
ることができることになる。
そして、本考案によれば、複数個のスペーサ片(27)
を、金属枠体(15)の内周フランジ部(14)と陰極線管
管体(1)の前面パネル(2)との間に介存せしめるも
のであるが、これらスペーサ片(27)は、枠状部(26)
によって一体化されていることによって個々に取扱う必
要がなく、この枠状部(26)を有する枠状スペーサ部材
(28)を金属枠体(15)内に収容するのみで、その配置
を行うことができ、また、部材(28)が全体として剛性
を有し、その成型時の形状を保持できることから、その
取扱いが容易となり、その配置の自動機械化が可能とな
る。
を、金属枠体(15)の内周フランジ部(14)と陰極線管
管体(1)の前面パネル(2)との間に介存せしめるも
のであるが、これらスペーサ片(27)は、枠状部(26)
によって一体化されていることによって個々に取扱う必
要がなく、この枠状部(26)を有する枠状スペーサ部材
(28)を金属枠体(15)内に収容するのみで、その配置
を行うことができ、また、部材(28)が全体として剛性
を有し、その成型時の形状を保持できることから、その
取扱いが容易となり、その配置の自動機械化が可能とな
る。
また、実際上、例えばカラー陰極線管管体(1)におい
ては、その前面パネル(2)はその内面にカラー螢光面
を形成して後、管体のファンネル(10)の前方開口端に
ガラスフリット(11)によってフリット付けされるが、
一般にこのフリット(11)は、比較的絶縁性が低いこと
から、これを通じて陰極線管管体(1)内の高電圧部と
金属枠体(15)の枠部(16)とが直接的に正対する場
合、両者間に放電が生じるという危険がある。ところが
本考案構成によれば、このフリット(11)が存在する部
分と金属枠状(15)間に絶縁性枠状スペーサ部材(28)
の枠状部(26)を介存させ得ることからこのような放電
の発生が回避される。
ては、その前面パネル(2)はその内面にカラー螢光面
を形成して後、管体のファンネル(10)の前方開口端に
ガラスフリット(11)によってフリット付けされるが、
一般にこのフリット(11)は、比較的絶縁性が低いこと
から、これを通じて陰極線管管体(1)内の高電圧部と
金属枠体(15)の枠部(16)とが直接的に正対する場
合、両者間に放電が生じるという危険がある。ところが
本考案構成によれば、このフリット(11)が存在する部
分と金属枠状(15)間に絶縁性枠状スペーサ部材(28)
の枠状部(26)を介存させ得ることからこのような放電
の発生が回避される。
本考案装置の一例を説明する。この例においては、第1
図にその要部の断面図を示し、第2図及び第3図に本考
案装置の正面図及び背面図を示すように、陰極線管管体
(1)の前面パネル(2)の前方周辺に、絶縁性枠状ス
ペーサ部材(28)を介して金属枠体(15)を被冠する。
図にその要部の断面図を示し、第2図及び第3図に本考
案装置の正面図及び背面図を示すように、陰極線管管体
(1)の前面パネル(2)の前方周辺に、絶縁性枠状ス
ペーサ部材(28)を介して金属枠体(15)を被冠する。
金属枠体(15)は、例えばZnの鋳造体より成り、その表
面が例えばクロムメッキされ酸化処理によって黒化され
て成る。また、この金属枠体(15)は、陰極線管管体
(1)の前面パネル(2)の、ファンネル(10)とのフ
リット(11)による接合部を含む管体(1)の前方部を
囲むように管軸方向に沿って後方に延びる枠部(16)
と、その内周から、前面パネル(2)に沿う方向に屈曲
延在する内周フランジ部(14)とを有する。この内周フ
ランジ部(14)の内端には、肉薄の突出縁(14A)が延
在して設けられる。この肉薄突出縁(14A)には、一部
に切り欠き(20)が設けられ此処に冷却液の注入口(2
1)が、金属枠体(15)の内周から外部に連通して穿設
される。また枠部(16)の例えば上下両辺には、上下に
屈曲する外側フランジ部(17)と放熱フィン(18)とが
一体にもうけられる。また例えば外側フランジ部(17)
には、金属枠体(15)をキャビネット等の固定部(図示
せず)に取付けるに供する取付けねじ等が挿通される取
付孔(19)が穿設されている。
面が例えばクロムメッキされ酸化処理によって黒化され
て成る。また、この金属枠体(15)は、陰極線管管体
(1)の前面パネル(2)の、ファンネル(10)とのフ
リット(11)による接合部を含む管体(1)の前方部を
囲むように管軸方向に沿って後方に延びる枠部(16)
と、その内周から、前面パネル(2)に沿う方向に屈曲
延在する内周フランジ部(14)とを有する。この内周フ
ランジ部(14)の内端には、肉薄の突出縁(14A)が延
在して設けられる。この肉薄突出縁(14A)には、一部
に切り欠き(20)が設けられ此処に冷却液の注入口(2
1)が、金属枠体(15)の内周から外部に連通して穿設
される。また枠部(16)の例えば上下両辺には、上下に
屈曲する外側フランジ部(17)と放熱フィン(18)とが
一体にもうけられる。また例えば外側フランジ部(17)
には、金属枠体(15)をキャビネット等の固定部(図示
せず)に取付けるに供する取付けねじ等が挿通される取
付孔(19)が穿設されている。
絶縁性枠状スペーサ部材(28)は、ポリカーボネートの
モールド成型体によって形成し得る。この絶縁性枠状ス
ペーサ部材(28)の枠状部(26)は、第4図に示すよう
にその幅Wが、陰極線管管体(1)の前面パネルの厚さ
より所要分大にして部材(28)を、前面パネル(2)を
金属枠体(15)との間に介存させた状態で、枠状部(2
6)の後方端縁が管体(1)のフリット(11)によるフ
リット付け部より後方に位置するようになされて、この
フリット付け部と金属枠体の部分との間に枠状部(26)
が介存されるようにする。また枠状部(26)の前方端縁
には内方に屈曲する屈曲縁部(26A)が設けられその内
周の例えば4つのコーナー部からそれぞれ、すなわち全
体として4個の所要の厚さを有するスペーサ片(27)が
突設され、これらのスペーサ片(27)においてのみ、陰
極線管管体(1)の前面パネル(2)の外面が衝合し、
スペーサ片(27)の厚さによって、金属枠体(15)の内
周フランジ部(14)の内面と所要の間隔d1をもって対向
するようになされる。
モールド成型体によって形成し得る。この絶縁性枠状ス
ペーサ部材(28)の枠状部(26)は、第4図に示すよう
にその幅Wが、陰極線管管体(1)の前面パネルの厚さ
より所要分大にして部材(28)を、前面パネル(2)を
金属枠体(15)との間に介存させた状態で、枠状部(2
6)の後方端縁が管体(1)のフリット(11)によるフ
リット付け部より後方に位置するようになされて、この
フリット付け部と金属枠体の部分との間に枠状部(26)
が介存されるようにする。また枠状部(26)の前方端縁
には内方に屈曲する屈曲縁部(26A)が設けられその内
周の例えば4つのコーナー部からそれぞれ、すなわち全
体として4個の所要の厚さを有するスペーサ片(27)が
突設され、これらのスペーサ片(27)においてのみ、陰
極線管管体(1)の前面パネル(2)の外面が衝合し、
スペーサ片(27)の厚さによって、金属枠体(15)の内
周フランジ部(14)の内面と所要の間隔d1をもって対向
するようになされる。
この金属枠体(15)の内周フランジ部(14)と管体
(1)の前面パネル(2)との間に、スペーサ片(27)
によって形成された間隔d1の厚みをもって接着性樹脂
(6)例えばシリコーン樹脂によって、枠体(15)と管
体(1)とを液密的に接着させる。
(1)の前面パネル(2)との間に、スペーサ片(27)
によって形成された間隔d1の厚みをもって接着性樹脂
(6)例えばシリコーン樹脂によって、枠体(15)と管
体(1)とを液密的に接着させる。
一方、金属枠体(15)の前方面には、予め、もしくは枠
体(15)の管体(1)への上述した接着後に、枠体(1
5)の例えば外側フランジ部(17)と、フロントパネル
(3)との各面の衝き合せ部を有する治具(図示せず)
を用いることによって互いの間隔を所定の間隔に設定
し、この間隔に相当する厚さをもって前述したと同様の
接着性樹脂(6)によって内周フランジ部(14)の肉薄
突出縁(14A)を除外する外面(前方面)にフロントパ
ネル(3)を液密に接着する。
体(15)の管体(1)への上述した接着後に、枠体(1
5)の例えば外側フランジ部(17)と、フロントパネル
(3)との各面の衝き合せ部を有する治具(図示せず)
を用いることによって互いの間隔を所定の間隔に設定
し、この間隔に相当する厚さをもって前述したと同様の
接着性樹脂(6)によって内周フランジ部(14)の肉薄
突出縁(14A)を除外する外面(前方面)にフロントパ
ネル(3)を液密に接着する。
このようにして、金属枠体(15)によって囲まれ、フロ
ントパネル(3)と管体(1)の前面パネル(2)との
間に形成された空間内に冷却液(7)を注入口(21)か
ら注入して後、この注入口(21)を液密に封止する。こ
のようにすると、管体(1)の前面パネル(2)の外面
に冷却液(7)が接して配され、またこの冷却液(7)
中に金属枠体(15)の内周フランジ部(14)の肉薄突出
縁(14A)が浸漬される。
ントパネル(3)と管体(1)の前面パネル(2)との
間に形成された空間内に冷却液(7)を注入口(21)か
ら注入して後、この注入口(21)を液密に封止する。こ
のようにすると、管体(1)の前面パネル(2)の外面
に冷却液(7)が接して配され、またこの冷却液(7)
中に金属枠体(15)の内周フランジ部(14)の肉薄突出
縁(14A)が浸漬される。
上述した構成によれば、スペーサ片(27)の介存によっ
て、金属枠体(15)と管体(1)の前面パネル(2)と
の間隔、したがって両者間の接着性樹脂(6)の厚さを
所要の、すなわち必要充分な厚さd1に設定できることか
ら、確実な封着と、冷却液(7)の温度上昇・下降に伴
う膨縮に充分追従して、伸縮して液密の保持をすること
ができる。
て、金属枠体(15)と管体(1)の前面パネル(2)と
の間隔、したがって両者間の接着性樹脂(6)の厚さを
所要の、すなわち必要充分な厚さd1に設定できることか
ら、確実な封着と、冷却液(7)の温度上昇・下降に伴
う膨縮に充分追従して、伸縮して液密の保持をすること
ができる。
そして、本考案によれば、複数個のスペーサ片(27)
を、金属枠体(15)の内周フランジ部(14)と陰極線管
管体(1)の前面パネル(2)との間に介存せしめるも
のであるが、これらスペーサ片(27)は、枠状部(26)
によって一体化されていることによって個々に取扱う必
要がなく、この枠状部(26)を有する枠状スペーサ部材
(28)を金属枠体(15)内に収容するのみで、その配置
を行うことができ、また、部材(28)が全体として剛性
を有し、その成型時の形状を保持できることから、その
取扱いが容易となり、その配置の自動機械化が可能とな
る。
を、金属枠体(15)の内周フランジ部(14)と陰極線管
管体(1)の前面パネル(2)との間に介存せしめるも
のであるが、これらスペーサ片(27)は、枠状部(26)
によって一体化されていることによって個々に取扱う必
要がなく、この枠状部(26)を有する枠状スペーサ部材
(28)を金属枠体(15)内に収容するのみで、その配置
を行うことができ、また、部材(28)が全体として剛性
を有し、その成型時の形状を保持できることから、その
取扱いが容易となり、その配置の自動機械化が可能とな
る。
また、実際上、例えばカラー陰極線管管体(1)におい
ては、その前面パネル(2)はその内面にカラー螢光面
を形成して後、管体のファンネル(10)の前方開口端に
ガラスフリット(11)によってフリット付けされるが、
一般にこのフリット(11)は、比較的絶縁性が低いこと
から、これを通じて陰極線管管体(1)内の高電圧部と
金属枠体(15)の枠部(16)とが直接的に正対する場
合、両者間に放電が生じるという危険がある。ところが
本考案構成によれば、このフリット(11)が存在する部
分と金属枠状(15)間に絶縁性枠状スペーサ部材(28)
の枠状部(26)を介存させ得ることからこのような放電
の発生が回避される。
ては、その前面パネル(2)はその内面にカラー螢光面
を形成して後、管体のファンネル(10)の前方開口端に
ガラスフリット(11)によってフリット付けされるが、
一般にこのフリット(11)は、比較的絶縁性が低いこと
から、これを通じて陰極線管管体(1)内の高電圧部と
金属枠体(15)の枠部(16)とが直接的に正対する場
合、両者間に放電が生じるという危険がある。ところが
本考案構成によれば、このフリット(11)が存在する部
分と金属枠状(15)間に絶縁性枠状スペーサ部材(28)
の枠状部(26)を介存させ得ることからこのような放電
の発生が回避される。
第1図は本考案装置の一例の要部の断面図、第2図及び
第3図はそれぞれ本考案装置の一例の正面図及び背面
図、第4図はその絶縁性スペーサ部材の一例の斜視図、
第5図は従来装置の要部の断面図である。 (1)は陰極線管管体、(2)はその前面パネル、
(3)はフロントパネル、(15)は金属枠体、(16)は
その枠部、(14)はその内周フランジ部、(28)は絶縁
性枠状スペーサ部材、(27)はそのスペーサ片である。
第3図はそれぞれ本考案装置の一例の正面図及び背面
図、第4図はその絶縁性スペーサ部材の一例の斜視図、
第5図は従来装置の要部の断面図である。 (1)は陰極線管管体、(2)はその前面パネル、
(3)はフロントパネル、(15)は金属枠体、(16)は
その枠部、(14)はその内周フランジ部、(28)は絶縁
性枠状スペーサ部材、(27)はそのスペーサ片である。
Claims (1)
- 【請求項1】放熱効果を有する金属枠体と、フロントパ
ネルと、所要の剛性を有する合成樹脂成型体より成る絶
縁性枠状スペーサ部材とを有し、 上記フロントパネルは、陰極線管管体の前面パネルに対
向して配置され、 上記金属枠体は、上記陰極線管管体の前面パネルの前方
外周に沿う枠部と、上記陰極線管管体の有効画面外で上
記枠部の内周部から上記陰極線管管体の前面パネル及び
上記フロントパネル間に突出する内周フランジ部とが一
体に設けられて成り、 上記枠状スペーサ部材は、上記金属枠体の上記枠部内に
これに沿って配される枠状部と、該枠状部の内周から上
記陰極線管管体の有効画面外において突出して上記金属
枠体の内周フランジ部と上記陰極線管管体の前面パネル
との間の間隔を規制する3個以上のスペーサ片とが一体
に成型されて成り、 上記金属枠体の内周フランジ部と上記フロントパネル及
び上記前面パネルとの間がそれぞれ液密に封止され、上
記フロントパネルと前面パネルとの間に形成される液密
空間内に冷却液が充填されて成る陰極線管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4759388U JPH0641331Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 陰極線管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4759388U JPH0641331Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 陰極線管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01150355U JPH01150355U (ja) | 1989-10-18 |
| JPH0641331Y2 true JPH0641331Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31273791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4759388U Expired - Lifetime JPH0641331Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 陰極線管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641331Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP4759388U patent/JPH0641331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01150355U (ja) | 1989-10-18 |
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