JPH0641455B2 - ピリダジノン誘導体 - Google Patents
ピリダジノン誘導体Info
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- JPH0641455B2 JPH0641455B2 JP60276436A JP27643685A JPH0641455B2 JP H0641455 B2 JPH0641455 B2 JP H0641455B2 JP 60276436 A JP60276436 A JP 60276436A JP 27643685 A JP27643685 A JP 27643685A JP H0641455 B2 JPH0641455 B2 JP H0641455B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- alkyl group
- same meaning
- pyridazinone
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D405/00—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
- C07D405/02—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
- C07D405/12—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P11/00—Drugs for disorders of the respiratory system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P11/00—Drugs for disorders of the respiratory system
- A61P11/08—Bronchodilators
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P27/00—Drugs for disorders of the senses
- A61P27/16—Otologicals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/08—Antiallergic agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D237/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazine or hydrogenated 1,2-diazine rings
- C07D237/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazine or hydrogenated 1,2-diazine rings not condensed with other rings
- C07D237/06—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazine or hydrogenated 1,2-diazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D237/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazine or hydrogenated 1,2-diazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D237/22—Nitrogen and oxygen atoms
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- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は気管支平滑筋等の収縮をひき起す化学伝達物質
Slow reacting substance of anaphylaxis(以下,SRS-
Aという。)に対し拮抗作用を有し,抗アレルギー剤と
して有用なる3(2H)ピリダジノン誘導体,その製造
法および本発明の3(2H)ピリダジノン誘導体を含有
する医薬組成物に関するものである。
Slow reacting substance of anaphylaxis(以下,SRS-
Aという。)に対し拮抗作用を有し,抗アレルギー剤と
して有用なる3(2H)ピリダジノン誘導体,その製造
法および本発明の3(2H)ピリダジノン誘導体を含有
する医薬組成物に関するものである。
従来の技術 SRS−Aは気管支喘息,アレルギー性鼻炎などの即時
型アレルギーの主要な原因物質と考えられており、SR
S−Aの薬理作用を抑制する薬剤,すなわちSRS−A
拮抗薬は有用な抗アレルギー剤として期待されている。
型アレルギーの主要な原因物質と考えられており、SR
S−Aの薬理作用を抑制する薬剤,すなわちSRS−A
拮抗薬は有用な抗アレルギー剤として期待されている。
ところがSRS−Aに拮抗する薬物は少なく,現在まで
のところ実用化された例は報告されていない。
のところ実用化された例は報告されていない。
本発明の化合物に類似した化合物の例としては,(a)ケ
ミカル アブストラクト〔Chemical Abstract,78.4639d
g(原報米国特許374816号〕(以下,文献(a)とい
う。)には,2−C1〜3−アルキル−4−クロルまたは
ブロモ−5−ベンジルアミノ−3(2H)ピリダジノン
誘導体の記載がある。然るに,この文献(a)に記載の化
合物の用途は除草剤だけに限定され,医薬的用途または
医薬的活性についての記載はない。
ミカル アブストラクト〔Chemical Abstract,78.4639d
g(原報米国特許374816号〕(以下,文献(a)とい
う。)には,2−C1〜3−アルキル−4−クロルまたは
ブロモ−5−ベンジルアミノ−3(2H)ピリダジノン
誘導体の記載がある。然るに,この文献(a)に記載の化
合物の用途は除草剤だけに限定され,医薬的用途または
医薬的活性についての記載はない。
同様に,本発明化合物の例として(b)ケミカルアブスト
ラクト〔Chemical Abstract.62,2773b〕,ブレティン
ソシエテデ ヒェミー フランス(Bill.Soc.Chim.Franc
e,1964(9)P2124-32)に,2−メチル−4−クロルまたは
ブロモ−5−ベンジルアミノ−3(2H)ピリダジノン
類の記載があるが,この文献(b)には,医薬的用途また
は医薬的活性についての記載がない。
ラクト〔Chemical Abstract.62,2773b〕,ブレティン
ソシエテデ ヒェミー フランス(Bill.Soc.Chim.Franc
e,1964(9)P2124-32)に,2−メチル−4−クロルまたは
ブロモ−5−ベンジルアミノ−3(2H)ピリダジノン
類の記載があるが,この文献(b)には,医薬的用途また
は医薬的活性についての記載がない。
同様に,本発明化合物の類似化合物の例として(c)ドイ
ツ特許公開公報1670169号(1970.11.5
公開)(以下,文献(c)という。)に,2−アルキル−
4−クロル−5−アリールアルキルアミノ−3(2H)
ピリダジノン類の記載があるが,この文献(c)にはこれ
ら化合物を含むピリダジノン類の合成法,農薬用途,医
薬と染料への中間体としての用途,諸々化合物への中間
体として記載があるのみである。然しこれら化合物の医
薬的活性についての記載がなく,これら化合物の実施例
もなく,またこれら化合物が具体的に例示されていな
い。
ツ特許公開公報1670169号(1970.11.5
公開)(以下,文献(c)という。)に,2−アルキル−
4−クロル−5−アリールアルキルアミノ−3(2H)
ピリダジノン類の記載があるが,この文献(c)にはこれ
ら化合物を含むピリダジノン類の合成法,農薬用途,医
薬と染料への中間体としての用途,諸々化合物への中間
体として記載があるのみである。然しこれら化合物の医
薬的活性についての記載がなく,これら化合物の実施例
もなく,またこれら化合物が具体的に例示されていな
い。
問題点を解決するための手段 本発明者は,種々の抗SRS−A活性を有する化合物を
探索合成したところ,以外にも下記一般式(I)で示され
る3(2H)ピリダジノンおよびその薬学的に許容しう
る塩が,抗SRS−A活性を示す化合物であり,抗アレ
ルギー剤の活性成分になり得ることを見出した。
探索合成したところ,以外にも下記一般式(I)で示され
る3(2H)ピリダジノンおよびその薬学的に許容しう
る塩が,抗SRS−A活性を示す化合物であり,抗アレ
ルギー剤の活性成分になり得ることを見出した。
〔式中,R1は炭素数2ないし5のアルキル基を意味し;
R2は水素原子,炭素数1ないし3のアルキル基,塩素原
子または臭素原子を意味し;R3は水素原子または炭素数
1ないし4のアルキル基を意味し;Y1,Y2およびY3はお
互いに同一または異なりそれぞれ水素原子,炭素数1な
いし8のアルキル基,炭素数2ないし8のアルケニル
基,ハロゲン原子,-(CH2)lA〔Aは-N(R4)(R5)(R4,R5
はお互いに同一または異なり,それぞれ炭素数1ないし
4のアルキル基を意味し,もしくはR4,R5は一緒になっ
て炭素数4ないし6のアルキレン基を意味する。)によ
り表される置換アミノ基,モルホリノ基,4−R6−ピペ
ラジニン−1−イル基(R6は炭素数1ないし3のアルキ
ル基を意味する。)または−OR7(R7は水素原子,炭素
数1ないし3のアルキル基を意味する。)を意味し、l
は0ないし3の整数を意味する〕,-OR81〔R81は炭素数
4ないし8のアルキル基,炭素数3ないし5のアルケニ
ル基,ベンジル基または-(CH2)q-R9(R9はCO2R3(R3は
上述と同じ意味である。),CONHR3(R3は上述と同じ意
味である。)またはCH2OR7(R7は上述と同じ意味であ
る。)を意味し,qは1ないし5の整数を意味する。)
を意味する。〕,-CO2R3(R3は上述と同じ意味であ
る。),-CON(R10)(R11)〔R10,R11はお互いに同一また
は異なりそれぞれ水素原子,炭素数1ないし4のアルキ
ル基,炭素数3ないし5のアルケニル基,もしくはR10,
R11は一緒になって炭素数4ないし6のアルキレン基,-
(CH2)2O(CH2)2-または-(CH2)2N(R6)(CH2)2-(R6は上述
と同じ意味である。)を意味する。〕,-CONH(CH2)mA
(Aは上述Aと同じ意味であり,mは2ないし4の整数
を意味する。)-CH=CHCOR12〔R12は水酸基,炭素数1
ないし4のアルコキシ基または-N(R13)(CH2)nCO2R3(R
13は水素原子,炭素数1ないし6のアルキル基,シクロ
アルキル基を意味し,R3は上述と同じ意味であり,nは
1ないし4の整数を意味する。)を意味する。〕,−SR
14(R14は炭素数1ないし4のアルキル基を意味す
る。),CN基, (R3は上述と同じ意味である。)またはY1,Y2およびY3
のうちいずれかの2個が一緒になって (pは1ないし2の整数を意味する。)を意味する。〕 上記一般式(I)のR1,R2,R3,Y1,Y2およびY3を更に具体例
により説明する。なお、一般式(I)の範囲は,これらに
具体例によって限定されない。(注・下記置換基中のn
はノルマル,iはイソ,secはセカンダリー,tはター
シャリーを意味する。) R1についてはエチル基,n−プロピル基,i−プロピル
基,n−ブチル基,sec−ブチル基,t−ブチル基,n
−ペンチル基,i−ペンチル基が例示され; R2については水素原子,メチル基,エチル基,n−プロ
ピル基,i−プロピル基,塩素原子または臭素原子が例
示され; R3については水素原子,メチル基,エチル基,n−プロ
ピル基,i−プロピル基,n−ブチル基,i−ブチル基
またはsec−ブチル基が例示され; Y1,Y2およびY3はお互いに同一または異なり,それぞれ
については,水素原子,メチル基,エチル基,n−プロ
ピル基,i−プロピル基,n−ブチル基,i−ブチル
基,sec−ブチル基,n−ペンチル基,i−ペンチル
基,n−ヘキシル基,n−ヘプチル基,n−オクチル
基,ビニル基,1−プロペニル基,1−ブテニル基,1
−ペンテニル基,1−ヘキセニル基,1−ヘプテニル
基,1−オクテニル基,フッ素原子,塩素原子,臭素原
子,ヨウ素原子,ジメチルアミノ基,ジエチルアミノ
基,ジ−n−プロピルアミノ基,ジ−n−ブチルアミノ
基,ジメチルアミノメチル基,ジエチルアミノメチル
基,ジ−(n−プロピルアミノ)メチル基,2−ジメチ
ルアミノエチル基,2−ジエチルアミノエチル基,2−
ジ−(n−プロピルアミノ)エチル基,ジメチルアミノ
プロピル基,ジエチルアミノプロピル基,ジ−(n−プ
ロピルアミノ)プロピル基,、モルホリノ基,4−メチ
ルピペラジン−1−イル基,4−エチルピペラジン−1
−イル基,、1−ピロリジニル基,ピペリジノ基,ヒド
ロキシ基,メトキシ基,エトキシ基,n−プロポキシ
基,ヒドロキシメチル基,2−ヒドロキシエチル基,3
−ヒドロキシプロピル基,メトキシメチル基,2−メト
キシエチル基,エトキシメチル基,2−エトキシエチル
基,n−ブトキシ基,i−ブトキシ基,sec−ブトキシ
基,n−ペンチルオキシ基,i−ペンチルオキシ基,n
−ヘキシルオキシ基,アリルオキシ基,3−ブテニルオ
キシ基,2−ブテニルオキシ基,4−ペンテニルオキシ
基,2−ペンテニルオキシ基,n−ヘプチルオキシ基,
n−オクチルオキシ基,ベンジルオキシ基,メチルチオ
基,エチルチオ基,n−プロピルチオ基,i−プロピル
チオ基,n−ブチルチオ基,i−ブチルチオ基,sec−
ブチルチオ基,カルボキシメチルオキシ基,メトキシカ
ルボニルメチルオキシ基,エトキシカルボニルメチルオ
キシ基,n−プロポキシカルボニルメチルオキシ基,2
−カルボキシエチルオキシ基,2−メトキシカルボニル
エチルオキシ基,2−エトキシカルボニルエチルオキシ
基,3−カルボキシプロピルオキシ基,3−メトキシカ
ルボニルプロピルオキシ基,3−エトキシカルボニルプ
ロピルオキシ基,4−カルボキシブチルオキシ基,4−
メトキシカルボニルブチルオキシ基,4−エトキシカル
ボニルブチルオキシ基,5−カルボキシペンチルオキシ
基,5−メトキシカルボニルペンチルオキシ基,カーバ
モイルメチルオキシ基,メチルアミノカルボニルメチル
オキシ基,エチルアミノカルボニルメチルオキシ基,n
−プロピルアミノカルボニルメチルオキシ基,2−(カ
ーバモイル)エチルオキシ基,2−(メチルアミノカル
ボニル)エチルオキシ基,2−(エチルアミノカルボニ
ル)エチルオキシ基,2−(n−プロピルアミノカルボ
ニル)エチルオキシ基,3−(カーバモイル)プロピル
オキシ基,3−(メチルアミノカルボニル)プロピルオ
キシ基,4−(カーバモイル)ブチルオキシ基,4−
(メチルアミノカルボニル)ブチルオキシ基,5−(カ
ーバモイル)ペンチルオキシ基,2−ヒドロキシエチル
オキシ基,2−メトキシエチルオキシ基,2−エトキシ
エチルオキシ基,2−プロポキシエチルオキシ基,3−
ヒドロキシプロピルオキシ基,3−メトキシプロピルオ
キシ基,3−エトキシプロピルオキシ基,4−ヒドロキ
シブチルオキシ基,4−メトキシブチルオキシ基,4−
エトキシブチルオキシ基,5−ヒドロキシペンチルオキ
シ基,5−メトキシペンチルオキシ基,5−エトキシペ
ンチルオキシ基,6−ヒドロキシヘキシルオキシ基,6
−メトキシヘキシルオキシ基,6−エトキシヘキシルオ
キシ基,カルボキシル基,、メトキシカルボニル基,,
エトキシカルボニル基,n−プロポキシカルボニル基,
i−プロポキシカルボニル基,n−ブトキシカルボニル
基,i−ブトキシカルボニル基,カーバモイル基,メチ
ルアミノカルボニル基,エチルアミノカルボニル基,ア
リルアミノカルボニル基,n−プロピルアミノカルボニ
ル基,n−プロピルアミノカルボニル基,n−ブチルア
ミノカルボニル基,ジメチルアミノカルボニル基,ジエ
チルアミノカルボニル基,n−プロピルアミノカルボニ
ル基,、n−ブチルアミノカルボニル基,モルホリノカ
ルボニル基,4−メチル−ピペラジン−1−イルカルボ
ニル基,4−エチル−ピペラジン−1−イルカルボニル
基,ピペリジノカルボニル基,2−ジメチルアミノエチ
ルアミノカルボニル基,2−ジエチルアミノエチルアミ
ノカルボニル基,2−(ジ−n−プロピルアミノ)エチ
ルアミノカルボニル基,2−ピリジノエチルアミノカル
ボニル基,3−ジメチルアミノプロピルアミノカルボニ
ル基,3−ジエチルアミノプロピルアミノカルボニル
基,2−ヒドロキシエチルアミノカルボニル基,2−メ
トキシエチルアミノカルボニル基,2−エトキシエチル
アミノカルボニル基,3−ヒドロキシプロピルアミノカ
ルボニル基,3−メトキシプロピルアミノカルボニル
基,3−エトキシプロピルアミノカルボニル基,2−カ
ルボキシエテニル基,2−メトキシカルボニルエテニル
基,2−エトキシカルボニルエテニル基,2−(カルボ
キシメチルアミノカルボニル)エテニル基,2−(メト
キシカルボニルメチルアミノカルボニル)エテニル基,
2−(エトキシカルボニルメチルアミノカルボニル)エ
テニル基,2−(カルボキシエチルアミノカルボニル)
エテニル基,2−(メトキシカルボニルエチルアミノカ
ルボニル)エテニル基,2−(エトキシカルボニルエチ
ルアミノカルボニル)エテニル基,2−(カルボキシプ
ロピルアミノカルボニル)エテニル基,、2−(メトキ
シプロピルアミノカルボニル)エテニル基,シアノ基,
ホルミル基,アセチル基またはプロピオニル基が例示さ
れ,またはY1,Y2,Y3のうちの任意の2個について,-OCH
2O-または-OCH2CH2O-が例示される。
R2は水素原子,炭素数1ないし3のアルキル基,塩素原
子または臭素原子を意味し;R3は水素原子または炭素数
1ないし4のアルキル基を意味し;Y1,Y2およびY3はお
互いに同一または異なりそれぞれ水素原子,炭素数1な
いし8のアルキル基,炭素数2ないし8のアルケニル
基,ハロゲン原子,-(CH2)lA〔Aは-N(R4)(R5)(R4,R5
はお互いに同一または異なり,それぞれ炭素数1ないし
4のアルキル基を意味し,もしくはR4,R5は一緒になっ
て炭素数4ないし6のアルキレン基を意味する。)によ
り表される置換アミノ基,モルホリノ基,4−R6−ピペ
ラジニン−1−イル基(R6は炭素数1ないし3のアルキ
ル基を意味する。)または−OR7(R7は水素原子,炭素
数1ないし3のアルキル基を意味する。)を意味し、l
は0ないし3の整数を意味する〕,-OR81〔R81は炭素数
4ないし8のアルキル基,炭素数3ないし5のアルケニ
ル基,ベンジル基または-(CH2)q-R9(R9はCO2R3(R3は
上述と同じ意味である。),CONHR3(R3は上述と同じ意
味である。)またはCH2OR7(R7は上述と同じ意味であ
る。)を意味し,qは1ないし5の整数を意味する。)
を意味する。〕,-CO2R3(R3は上述と同じ意味であ
る。),-CON(R10)(R11)〔R10,R11はお互いに同一また
は異なりそれぞれ水素原子,炭素数1ないし4のアルキ
ル基,炭素数3ないし5のアルケニル基,もしくはR10,
R11は一緒になって炭素数4ないし6のアルキレン基,-
(CH2)2O(CH2)2-または-(CH2)2N(R6)(CH2)2-(R6は上述
と同じ意味である。)を意味する。〕,-CONH(CH2)mA
(Aは上述Aと同じ意味であり,mは2ないし4の整数
を意味する。)-CH=CHCOR12〔R12は水酸基,炭素数1
ないし4のアルコキシ基または-N(R13)(CH2)nCO2R3(R
13は水素原子,炭素数1ないし6のアルキル基,シクロ
アルキル基を意味し,R3は上述と同じ意味であり,nは
1ないし4の整数を意味する。)を意味する。〕,−SR
14(R14は炭素数1ないし4のアルキル基を意味す
る。),CN基, (R3は上述と同じ意味である。)またはY1,Y2およびY3
のうちいずれかの2個が一緒になって (pは1ないし2の整数を意味する。)を意味する。〕 上記一般式(I)のR1,R2,R3,Y1,Y2およびY3を更に具体例
により説明する。なお、一般式(I)の範囲は,これらに
具体例によって限定されない。(注・下記置換基中のn
はノルマル,iはイソ,secはセカンダリー,tはター
シャリーを意味する。) R1についてはエチル基,n−プロピル基,i−プロピル
基,n−ブチル基,sec−ブチル基,t−ブチル基,n
−ペンチル基,i−ペンチル基が例示され; R2については水素原子,メチル基,エチル基,n−プロ
ピル基,i−プロピル基,塩素原子または臭素原子が例
示され; R3については水素原子,メチル基,エチル基,n−プロ
ピル基,i−プロピル基,n−ブチル基,i−ブチル基
またはsec−ブチル基が例示され; Y1,Y2およびY3はお互いに同一または異なり,それぞれ
については,水素原子,メチル基,エチル基,n−プロ
ピル基,i−プロピル基,n−ブチル基,i−ブチル
基,sec−ブチル基,n−ペンチル基,i−ペンチル
基,n−ヘキシル基,n−ヘプチル基,n−オクチル
基,ビニル基,1−プロペニル基,1−ブテニル基,1
−ペンテニル基,1−ヘキセニル基,1−ヘプテニル
基,1−オクテニル基,フッ素原子,塩素原子,臭素原
子,ヨウ素原子,ジメチルアミノ基,ジエチルアミノ
基,ジ−n−プロピルアミノ基,ジ−n−ブチルアミノ
基,ジメチルアミノメチル基,ジエチルアミノメチル
基,ジ−(n−プロピルアミノ)メチル基,2−ジメチ
ルアミノエチル基,2−ジエチルアミノエチル基,2−
ジ−(n−プロピルアミノ)エチル基,ジメチルアミノ
プロピル基,ジエチルアミノプロピル基,ジ−(n−プ
ロピルアミノ)プロピル基,、モルホリノ基,4−メチ
ルピペラジン−1−イル基,4−エチルピペラジン−1
−イル基,、1−ピロリジニル基,ピペリジノ基,ヒド
ロキシ基,メトキシ基,エトキシ基,n−プロポキシ
基,ヒドロキシメチル基,2−ヒドロキシエチル基,3
−ヒドロキシプロピル基,メトキシメチル基,2−メト
キシエチル基,エトキシメチル基,2−エトキシエチル
基,n−ブトキシ基,i−ブトキシ基,sec−ブトキシ
基,n−ペンチルオキシ基,i−ペンチルオキシ基,n
−ヘキシルオキシ基,アリルオキシ基,3−ブテニルオ
キシ基,2−ブテニルオキシ基,4−ペンテニルオキシ
基,2−ペンテニルオキシ基,n−ヘプチルオキシ基,
n−オクチルオキシ基,ベンジルオキシ基,メチルチオ
基,エチルチオ基,n−プロピルチオ基,i−プロピル
チオ基,n−ブチルチオ基,i−ブチルチオ基,sec−
ブチルチオ基,カルボキシメチルオキシ基,メトキシカ
ルボニルメチルオキシ基,エトキシカルボニルメチルオ
キシ基,n−プロポキシカルボニルメチルオキシ基,2
−カルボキシエチルオキシ基,2−メトキシカルボニル
エチルオキシ基,2−エトキシカルボニルエチルオキシ
基,3−カルボキシプロピルオキシ基,3−メトキシカ
ルボニルプロピルオキシ基,3−エトキシカルボニルプ
ロピルオキシ基,4−カルボキシブチルオキシ基,4−
メトキシカルボニルブチルオキシ基,4−エトキシカル
ボニルブチルオキシ基,5−カルボキシペンチルオキシ
基,5−メトキシカルボニルペンチルオキシ基,カーバ
モイルメチルオキシ基,メチルアミノカルボニルメチル
オキシ基,エチルアミノカルボニルメチルオキシ基,n
−プロピルアミノカルボニルメチルオキシ基,2−(カ
ーバモイル)エチルオキシ基,2−(メチルアミノカル
ボニル)エチルオキシ基,2−(エチルアミノカルボニ
ル)エチルオキシ基,2−(n−プロピルアミノカルボ
ニル)エチルオキシ基,3−(カーバモイル)プロピル
オキシ基,3−(メチルアミノカルボニル)プロピルオ
キシ基,4−(カーバモイル)ブチルオキシ基,4−
(メチルアミノカルボニル)ブチルオキシ基,5−(カ
ーバモイル)ペンチルオキシ基,2−ヒドロキシエチル
オキシ基,2−メトキシエチルオキシ基,2−エトキシ
エチルオキシ基,2−プロポキシエチルオキシ基,3−
ヒドロキシプロピルオキシ基,3−メトキシプロピルオ
キシ基,3−エトキシプロピルオキシ基,4−ヒドロキ
シブチルオキシ基,4−メトキシブチルオキシ基,4−
エトキシブチルオキシ基,5−ヒドロキシペンチルオキ
シ基,5−メトキシペンチルオキシ基,5−エトキシペ
ンチルオキシ基,6−ヒドロキシヘキシルオキシ基,6
−メトキシヘキシルオキシ基,6−エトキシヘキシルオ
キシ基,カルボキシル基,、メトキシカルボニル基,,
エトキシカルボニル基,n−プロポキシカルボニル基,
i−プロポキシカルボニル基,n−ブトキシカルボニル
基,i−ブトキシカルボニル基,カーバモイル基,メチ
ルアミノカルボニル基,エチルアミノカルボニル基,ア
リルアミノカルボニル基,n−プロピルアミノカルボニ
ル基,n−プロピルアミノカルボニル基,n−ブチルア
ミノカルボニル基,ジメチルアミノカルボニル基,ジエ
チルアミノカルボニル基,n−プロピルアミノカルボニ
ル基,、n−ブチルアミノカルボニル基,モルホリノカ
ルボニル基,4−メチル−ピペラジン−1−イルカルボ
ニル基,4−エチル−ピペラジン−1−イルカルボニル
基,ピペリジノカルボニル基,2−ジメチルアミノエチ
ルアミノカルボニル基,2−ジエチルアミノエチルアミ
ノカルボニル基,2−(ジ−n−プロピルアミノ)エチ
ルアミノカルボニル基,2−ピリジノエチルアミノカル
ボニル基,3−ジメチルアミノプロピルアミノカルボニ
ル基,3−ジエチルアミノプロピルアミノカルボニル
基,2−ヒドロキシエチルアミノカルボニル基,2−メ
トキシエチルアミノカルボニル基,2−エトキシエチル
アミノカルボニル基,3−ヒドロキシプロピルアミノカ
ルボニル基,3−メトキシプロピルアミノカルボニル
基,3−エトキシプロピルアミノカルボニル基,2−カ
ルボキシエテニル基,2−メトキシカルボニルエテニル
基,2−エトキシカルボニルエテニル基,2−(カルボ
キシメチルアミノカルボニル)エテニル基,2−(メト
キシカルボニルメチルアミノカルボニル)エテニル基,
2−(エトキシカルボニルメチルアミノカルボニル)エ
テニル基,2−(カルボキシエチルアミノカルボニル)
エテニル基,2−(メトキシカルボニルエチルアミノカ
ルボニル)エテニル基,2−(エトキシカルボニルエチ
ルアミノカルボニル)エテニル基,2−(カルボキシプ
ロピルアミノカルボニル)エテニル基,、2−(メトキ
シプロピルアミノカルボニル)エテニル基,シアノ基,
ホルミル基,アセチル基またはプロピオニル基が例示さ
れ,またはY1,Y2,Y3のうちの任意の2個について,-OCH
2O-または-OCH2CH2O-が例示される。
次に本発明の化合物の製法を説明する。本発明の化合物
は下記の反応式(I)によって合成される。
は下記の反応式(I)によって合成される。
反応式(I) (反応式中,R1,R2,R3,Y1,Y2およびY3は前述の一般式
(I)の説明と同じ意味であり、Zは塩素原子または臭素
原子を意味する。) すなわち原料の一つである3(2H)ピリダジノン化合
物(II)とベンジルアミン誘導体(III)またはその酸塩と
をハロゲン化水素除去剤の存在下,不活性な溶媒中で反
応させることによって製造することができる。
(I)の説明と同じ意味であり、Zは塩素原子または臭素
原子を意味する。) すなわち原料の一つである3(2H)ピリダジノン化合
物(II)とベンジルアミン誘導体(III)またはその酸塩と
をハロゲン化水素除去剤の存在下,不活性な溶媒中で反
応させることによって製造することができる。
溶媒としてはエーテル系溶媒(例えばジエチルエーテ
ル,イソプロピルエーテル,テトラヒドロフラン,1,4
−ジオキサン等),アミド系溶媒(N,N−ジメチルホ
ルムアミド,N,N−ジメチルアセトアミド,N−メチ
ルピロリドン等),ジメチルスルホキシド,アルコール
系溶媒(例えばメタノール,エタノール,i−プロパノ
ール等)炭化水素系溶媒(例えばトルエン,ベンゼン
等),ケトン系溶媒(例えばアセトン,メチルエチルケ
トン等),有機アミン系溶媒(ピリジン,トリアルキル
アミン類)または,水などを使用することができる。
ル,イソプロピルエーテル,テトラヒドロフラン,1,4
−ジオキサン等),アミド系溶媒(N,N−ジメチルホ
ルムアミド,N,N−ジメチルアセトアミド,N−メチ
ルピロリドン等),ジメチルスルホキシド,アルコール
系溶媒(例えばメタノール,エタノール,i−プロパノ
ール等)炭化水素系溶媒(例えばトルエン,ベンゼン
等),ケトン系溶媒(例えばアセトン,メチルエチルケ
トン等),有機アミン系溶媒(ピリジン,トリアルキル
アミン類)または,水などを使用することができる。
上記反応においてR2が塩素原子,または臭素原子の場合
は本発明化合物(I)の他にその異性体である5位にベン
ジルアミノ基が置換した一般式(IV) (式中R1,R3,Z,Y1,Y2およびY3は前述の一般式(I)の説明
と同じ意味を示す。)で表される化合物が副生するが,
(I)と(IV)の生成割合は主として使用する溶媒の極性に
左右される。即ち,水,低級アルコール類,エーテル
類,アミド類,ジメチルスルホキシドなどの極性の高い
溶媒を使用すると本発明化合物(I)の生成割合が高ま
り,逆に炭化水素系溶媒(トルエン,ベンゼン等)を使
用すると(IV)の生成割合が増加する傾向にある。
は本発明化合物(I)の他にその異性体である5位にベン
ジルアミノ基が置換した一般式(IV) (式中R1,R3,Z,Y1,Y2およびY3は前述の一般式(I)の説明
と同じ意味を示す。)で表される化合物が副生するが,
(I)と(IV)の生成割合は主として使用する溶媒の極性に
左右される。即ち,水,低級アルコール類,エーテル
類,アミド類,ジメチルスルホキシドなどの極性の高い
溶媒を使用すると本発明化合物(I)の生成割合が高ま
り,逆に炭化水素系溶媒(トルエン,ベンゼン等)を使
用すると(IV)の生成割合が増加する傾向にある。
従って本発明化合物(I)を効率良く得るためには,上述
の極性の高い溶媒を使用するか,必要に応じて水と有機
溶媒との混合溶媒として使用することがより好ましい。
の極性の高い溶媒を使用するか,必要に応じて水と有機
溶媒との混合溶媒として使用することがより好ましい。
(I)を混合物から分離精製する方法としては分別結晶化
あるいはシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー
によって容易に目的を達成することができる。
あるいはシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィー
によって容易に目的を達成することができる。
使用するハロゲン化水素除去剤としては,無機塩基(た
とえば炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリ
ウムなど)および有機塩基(例えばN,N−ジメチルア
ニリン,N,N−ジエチルアニリン,トリメチルアミ
ン,トリエチルアミンなどの三級アミン類や,ピリジ
ン,メチルエチルピリジンなど)を使用することができ
る。また必要に応じて反応系に第4級アミン塩(たとえ
ばトリエチルベンジルアンモニウムクロリド等)を相間
移動触媒として添加することもできる。
とえば炭酸カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリ
ウムなど)および有機塩基(例えばN,N−ジメチルア
ニリン,N,N−ジエチルアニリン,トリメチルアミ
ン,トリエチルアミンなどの三級アミン類や,ピリジ
ン,メチルエチルピリジンなど)を使用することができ
る。また必要に応じて反応系に第4級アミン塩(たとえ
ばトリエチルベンジルアンモニウムクロリド等)を相間
移動触媒として添加することもできる。
反応温度としては10℃から反応に使用する溶媒の沸点
までの範囲をとることができる。
までの範囲をとることができる。
原料のモル比は任意に設定できるが一般式(III)で示さ
れるベンジルアミン誘導体を一般式(II)で示されるピリ
ダジノン誘導体に対して1〜5倍モル量好ましくは1〜
3倍モル量使用する。
れるベンジルアミン誘導体を一般式(II)で示されるピリ
ダジノン誘導体に対して1〜5倍モル量好ましくは1〜
3倍モル量使用する。
原料の1つである2位に置換基を有する3(2H)ピリ
ダジノン化合物(II)はR2とZがともに塩素原子または臭
素原子で互いに同じである場合は反応式(2)に示す公知
の方法{例えば(2)−1の方法;アドバーンセス イン
ヘテロサイクリックケミストリー〔Advances in Hetr
ocyclic Chemistry,Vol 9,p.257(1968)〕;
(2)−2の方法;ケミカル アブストラクト(Chemical
Abstract,62,2772g)}で製造することができる。
ダジノン化合物(II)はR2とZがともに塩素原子または臭
素原子で互いに同じである場合は反応式(2)に示す公知
の方法{例えば(2)−1の方法;アドバーンセス イン
ヘテロサイクリックケミストリー〔Advances in Hetr
ocyclic Chemistry,Vol 9,p.257(1968)〕;
(2)−2の方法;ケミカル アブストラクト(Chemical
Abstract,62,2772g)}で製造することができる。
反応式(2) (R1は上述の一般式(I)の説明と同意味であり,R2,Zは
塩素原子または臭素原子を意味する。) (2)−1はヒドラジン類またはその酸塩とムコクロル酸
またはムコブロム酸との閉環反応で一般式(II)で表され
る化合物を製造する反応を示し,(2)−2は4,5−(ジク
ロロまたはブロモ)−3(2H)ピリダジノンを一般式
R1-Hal(R1はアルルキル基,、Halは塩素原子,臭素原
子またはヨウ素原子を意味する。)で表される化合物と
反応させて一般式(II)で表される化合物を製造する反応
を示す。一般式(II)で表される化合物の製造において
(2)−1または(2)−2の方法を便宜使い分けることがで
きる。反応の収率,操作性の点では(2)−1の方法が有
利であるが,原料であるヒドラジン類が市販品として容
易に入手できない場合や経済的に容易に製造できない場
合には(2)−2の方法を使用するのが一般的に有利であ
る。
塩素原子または臭素原子を意味する。) (2)−1はヒドラジン類またはその酸塩とムコクロル酸
またはムコブロム酸との閉環反応で一般式(II)で表され
る化合物を製造する反応を示し,(2)−2は4,5−(ジク
ロロまたはブロモ)−3(2H)ピリダジノンを一般式
R1-Hal(R1はアルルキル基,、Halは塩素原子,臭素原
子またはヨウ素原子を意味する。)で表される化合物と
反応させて一般式(II)で表される化合物を製造する反応
を示す。一般式(II)で表される化合物の製造において
(2)−1または(2)−2の方法を便宜使い分けることがで
きる。反応の収率,操作性の点では(2)−1の方法が有
利であるが,原料であるヒドラジン類が市販品として容
易に入手できない場合や経済的に容易に製造できない場
合には(2)−2の方法を使用するのが一般的に有利であ
る。
さらに化合物(II)においてR2が炭素数1から3のアルキ
ル基の場合は化合物(II)は反応式(3)または(4)に示した
方法で製造することができる。
ル基の場合は化合物(II)は反応式(3)または(4)に示した
方法で製造することができる。
反応式(3) 〔式中,R1,Zは前述の一般式(II)の説明と同じ意味であ
り,Xは臭素原子またはヨウ素原子を意味し,R2は炭素
数1ないし3のアルキル基を意味する。〕 すなわち,一般式 で表される2−アルキル−4,5−ジ−(クロロまたはブ
ロモ)3(2H)ピリダジノンと一般式R2MgXで表され
るグリニャール試薬とを不活性ガスの存在下反応させる
ことによって容易に得ることができる。溶媒としては炭
化水素系溶媒(例えばトルエン,ベンゼンなど)やエー
テル系溶媒(例えばテトラヒドロフラン,エチルエーテ
ルなど)を使用することができる。
り,Xは臭素原子またはヨウ素原子を意味し,R2は炭素
数1ないし3のアルキル基を意味する。〕 すなわち,一般式 で表される2−アルキル−4,5−ジ−(クロロまたはブ
ロモ)3(2H)ピリダジノンと一般式R2MgXで表され
るグリニャール試薬とを不活性ガスの存在下反応させる
ことによって容易に得ることができる。溶媒としては炭
化水素系溶媒(例えばトルエン,ベンゼンなど)やエー
テル系溶媒(例えばテトラヒドロフラン,エチルエーテ
ルなど)を使用することができる。
反応温度としては0℃から使用する溶媒の沸点までの範
囲をとることができる。原料のモル比については任意に
設定できるがグリニャール試薬を4,5−ジ−(クロロま
たはブロモ)−3(2H)ピリダジノンに対して1〜5
倍モル量好ましくは1〜3倍モル量の範囲に設定し得
る。
囲をとることができる。原料のモル比については任意に
設定できるがグリニャール試薬を4,5−ジ−(クロロま
たはブロモ)−3(2H)ピリダジノンに対して1〜5
倍モル量好ましくは1〜3倍モル量の範囲に設定し得
る。
反応式(4) 〔式中,R1,R2は反応式(3)の説明と同じであり,Halは
前述の反応式(2)−2の説明と同じである。〕 すなわち,一般式(IV)で表される2位に置換基を有しな
い4,5−ジ−(クロロまたはブロモ)3(2H)ピリダ
ジノンと一般式R2MgXで表されるグリニャール試薬を反
応させて一般式(V)で表される化合物を得たのち,さら
に(V)を一般式R1Halで表されるハロゲン化アルキルと反
応させても一般式(II)で表される化合物を得ることがで
きる。工程(a)の反応条件は反応式(3)で示した方法に準
じて行うことができ,また工程(b)は前述の反応式(2)−
2と全く同様に行うことができる。
前述の反応式(2)−2の説明と同じである。〕 すなわち,一般式(IV)で表される2位に置換基を有しな
い4,5−ジ−(クロロまたはブロモ)3(2H)ピリダ
ジノンと一般式R2MgXで表されるグリニャール試薬を反
応させて一般式(V)で表される化合物を得たのち,さら
に(V)を一般式R1Halで表されるハロゲン化アルキルと反
応させても一般式(II)で表される化合物を得ることがで
きる。工程(a)の反応条件は反応式(3)で示した方法に準
じて行うことができ,また工程(b)は前述の反応式(2)−
2と全く同様に行うことができる。
もう一方の原料である一般式 〔式中,R3,Y1,Y2,Y3は前記載と同じ意味を示す。〕で
表されるベンジルアミン類に関しては市販品として入手
できないものについてはスキーム1に示すように一般的
に知られているベンジルアミンの製造法に従って製造す
ることができる。
表されるベンジルアミン類に関しては市販品として入手
できないものについてはスキーム1に示すように一般的
に知られているベンジルアミンの製造法に従って製造す
ることができる。
スキーム1 各種ベンジルアミンの製造法 (A) (B) (C) (D) 〔式中,Tは炭素数2から4のアシル基またはアルコキ
シカルボニル基(例えば,エトキシカルボニル基,t−
ブトキシカルボニル基など)を示す。〕 (E) (式中,R10,R11は前記と同じ意味を示し,T1は保護基
を示す。) (F) (式中,R10とR11は前記と同じ意味を示す。) 方法(A)は出発原料として相当するアルデヒドをヒドロ
キシアミンやアルコキシアミンと反応させて得られる中
間体アルドキシムを,(B)は出発原料として相当するニ
トリルを,(C)は出発原料として相当するアミドを,そ
れぞれ種々の還元剤で処理することによって目的とする
ベンジルアミンを得る方法である。(D)は相当するN−
アシル置換またはN−アルコキシカルボニル置換ベンジ
ルアミンを種々の還元剤で処理して目的とするN−アル
キル置換ベンジルアミンを得る方法である。
シカルボニル基(例えば,エトキシカルボニル基,t−
ブトキシカルボニル基など)を示す。〕 (E) (式中,R10,R11は前記と同じ意味を示し,T1は保護基
を示す。) (F) (式中,R10とR11は前記と同じ意味を示す。) 方法(A)は出発原料として相当するアルデヒドをヒドロ
キシアミンやアルコキシアミンと反応させて得られる中
間体アルドキシムを,(B)は出発原料として相当するニ
トリルを,(C)は出発原料として相当するアミドを,そ
れぞれ種々の還元剤で処理することによって目的とする
ベンジルアミンを得る方法である。(D)は相当するN−
アシル置換またはN−アルコキシカルボニル置換ベンジ
ルアミンを種々の還元剤で処理して目的とするN−アル
キル置換ベンジルアミンを得る方法である。
入手可能な市販品あるいはそれから誘導される出発原料
を使用して適宜(A)〜(D)の方法を選択することができ
る。ここで還元法としては,たとえば(イ)水酸化ナトリ
ウムなどのアルカリ金属水酸化物の存在下−ラネ−ニッ
ケル(ニッケル−アルミニウム合金)を使用する方法。
(ロ)酢酸,トリフルオロ酢酸,ルイス酸などの酸の存在
化,水素化ホウ素ナトリウムを使用する方法などが知ら
れているが,フェニル核の置換基Y1,Y2,Y3(Y1,Y2,Y3は
前記載と同じ意味を示す。)の経済性あるいは化学的安
定性などの観点から便宜使い分けることができる。例え
ば,置換基Y1,Y2,Y3が比較的強い還元剤に対しても安定
なアルキル基,アルコキシ基などを有する置換基である
場合は(イ)の還元方法が適しており,比較的不安定な置
換基たとえばハロゲン,オレフィン,エステル,アミ
ン,アミド類などを有する置換基の場合では比較的緩和
な還元法である(ロ)の還元方法が適している。
を使用して適宜(A)〜(D)の方法を選択することができ
る。ここで還元法としては,たとえば(イ)水酸化ナトリ
ウムなどのアルカリ金属水酸化物の存在下−ラネ−ニッ
ケル(ニッケル−アルミニウム合金)を使用する方法。
(ロ)酢酸,トリフルオロ酢酸,ルイス酸などの酸の存在
化,水素化ホウ素ナトリウムを使用する方法などが知ら
れているが,フェニル核の置換基Y1,Y2,Y3(Y1,Y2,Y3は
前記載と同じ意味を示す。)の経済性あるいは化学的安
定性などの観点から便宜使い分けることができる。例え
ば,置換基Y1,Y2,Y3が比較的強い還元剤に対しても安定
なアルキル基,アルコキシ基などを有する置換基である
場合は(イ)の還元方法が適しており,比較的不安定な置
換基たとえばハロゲン,オレフィン,エステル,アミ
ン,アミド類などを有する置換基の場合では比較的緩和
な還元法である(ロ)の還元方法が適している。
(E)の方法は置換基としてCO2Hを有するベンジルアミン
を種々の脱水縮合剤(例えばN,N′−カルボニルジイ
ミダゾール,N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド,クロル炭酸エチルなど)を使用してアミド結合を有
するベンジルアミン誘導体を製造する方法である。
を種々の脱水縮合剤(例えばN,N′−カルボニルジイ
ミダゾール,N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド,クロル炭酸エチルなど)を使用してアミド結合を有
するベンジルアミン誘導体を製造する方法である。
(F)法は(E)法などで得られるベンジルアミン誘導体を還
元剤(例えば水素化リチウムアルミニウムなど)で処理
することによって置換アミノアルキル基をフェニル核に
有するベンジルアミン類を得る方法である。
元剤(例えば水素化リチウムアルミニウムなど)で処理
することによって置換アミノアルキル基をフェニル核に
有するベンジルアミン類を得る方法である。
一般にベンジルアミン類は空気中の炭酸ガスと結合して
炭酸塩を形成するため,単離する場合は一般に酸塩(例
えば塩酸塩,硫酸塩など)の形にする方が好都合である
場合が多い。また4,5−ジ−(クロロあるいはブロモ
−)−3(2H)ピリダジノンとの反応でも塩酸塩のま
ま使用することもできる。
炭酸塩を形成するため,単離する場合は一般に酸塩(例
えば塩酸塩,硫酸塩など)の形にする方が好都合である
場合が多い。また4,5−ジ−(クロロあるいはブロモ
−)−3(2H)ピリダジノンとの反応でも塩酸塩のま
ま使用することもできる。
なお,本発明化合物(I)において,置換基Y1,Y2,Y3のう
ち1,2または3個が-CO2R15(R15は炭素数1ないし4の
アルキル基を示す。)である場合は反応式(5)に示すよ
うに,相当するカルボキシル基またはその塩をもつ化合
物を脱酸剤(例えば水酸化ナトリウム,水酸化カリウ
ム,カリウム,ナトリウム等の炭酸塩,重炭酸塩または
有機アミンなど)の存在下一般式(R15O)2SO4(R15は炭
素数1〜4のアルキル基を示す。)によって示されるジ
アルキル硫酸エステルによってエステル化することによ
って容易に得ることができる。
ち1,2または3個が-CO2R15(R15は炭素数1ないし4の
アルキル基を示す。)である場合は反応式(5)に示すよ
うに,相当するカルボキシル基またはその塩をもつ化合
物を脱酸剤(例えば水酸化ナトリウム,水酸化カリウ
ム,カリウム,ナトリウム等の炭酸塩,重炭酸塩または
有機アミンなど)の存在下一般式(R15O)2SO4(R15は炭
素数1〜4のアルキル基を示す。)によって示されるジ
アルキル硫酸エステルによってエステル化することによ
って容易に得ることができる。
反応式(5) 〔式中,R1,R2,R3,Y1,Y2,R15は,上述の一般式(I)の説
明と同じ意味である。〕 さらに本発明化合物(I)においてY1,Y2,Y3のうち1,2
または3個が-CON(R10)(R11)の場合は反応式(6)に示す
ように相当するカルボキシル基またはその塩の基をもつ
化合物を脱水縮合剤(たとえばN−N′−カルボニルジ
イミダゾール,N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド,クロル炭酸エチルなど)の存在下,HN(R10)(R11)
と脱水縮合させることによって容易に得ることができ
る。
明と同じ意味である。〕 さらに本発明化合物(I)においてY1,Y2,Y3のうち1,2
または3個が-CON(R10)(R11)の場合は反応式(6)に示す
ように相当するカルボキシル基またはその塩の基をもつ
化合物を脱水縮合剤(たとえばN−N′−カルボニルジ
イミダゾール,N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド,クロル炭酸エチルなど)の存在下,HN(R10)(R11)
と脱水縮合させることによって容易に得ることができ
る。
反応式(6) 〔式中,R1,R2,R3,R10,R11,Y1,Y2は,上述の一般式(I)
の説明と同じ意味である。〕 本発明化合物(I)において,Y1,Y2,Y3のうち1,2また
は3個が水素基である場合には相当するベンジルアミン
を前述の一般式(II)により表される3(2H)ピリダジ
ノンと直接反応させることによっても得られるが,反応
式(7)に示すように相当するベンジルオキシ基を有する
一般式(VI)により表される化合物を一般的な水素添加法
や,強酸類(塩化水素,トリフルオロ酢酸など)やソフ
ト塩基とハード酸の組合せ(例えばジメチルスルフィド
と三フッ化ホウ素)によって脱ベンジル化することによ
っても容易に得ることができる。
の説明と同じ意味である。〕 本発明化合物(I)において,Y1,Y2,Y3のうち1,2また
は3個が水素基である場合には相当するベンジルアミン
を前述の一般式(II)により表される3(2H)ピリダジ
ノンと直接反応させることによっても得られるが,反応
式(7)に示すように相当するベンジルオキシ基を有する
一般式(VI)により表される化合物を一般的な水素添加法
や,強酸類(塩化水素,トリフルオロ酢酸など)やソフ
ト塩基とハード酸の組合せ(例えばジメチルスルフィド
と三フッ化ホウ素)によって脱ベンジル化することによ
っても容易に得ることができる。
反応式(7) 〔式中,R1,R2,R3,Y1,Y2は上述の一般式(I)の説明と同
じ意味である。〕 同様に-O-(CH2)q-R9(R9およびqは上述の一般式(I)の
説明と同意味である。)を有する一般式(IX)により表さ
れる化合物については反応式(8)に示すように反応式(7)
で得られる一般式(VII)により表される化合物と一般式
(VIII)により表されるHal-(CH2)q-R9〔Halは前述の反応
式(2)−2の説明と同じであり,R9は前述と同意味であ
る。〕と反応させることによって得ることができる。
じ意味である。〕 同様に-O-(CH2)q-R9(R9およびqは上述の一般式(I)の
説明と同意味である。)を有する一般式(IX)により表さ
れる化合物については反応式(8)に示すように反応式(7)
で得られる一般式(VII)により表される化合物と一般式
(VIII)により表されるHal-(CH2)q-R9〔Halは前述の反応
式(2)−2の説明と同じであり,R9は前述と同意味であ
る。〕と反応させることによって得ることができる。
反応式(8) 〔式中,Halは前述の説明と同じ意味であり,R1,R2,R3,
R9,Y1,Y2,qは,上述の一般式(I)の説明と同じ意味であ
る。〕 もしくは反応式(8)で示す方法で得られる化合物の1つ
である一般式(X)で表される化合物を一般的な有機反応
でR9を官能基変換することによっても目的を達すること
ができる。例えばその一例を反応式(9)に示す。
R9,Y1,Y2,qは,上述の一般式(I)の説明と同じ意味であ
る。〕 もしくは反応式(8)で示す方法で得られる化合物の1つ
である一般式(X)で表される化合物を一般的な有機反応
でR9を官能基変換することによっても目的を達すること
ができる。例えばその一例を反応式(9)に示す。
反応式(9) 〔式中,R1,R2,R3,R7,Y1,Y2,Y3,qは,上述の一般式(I)
の説明と同じ意味であり,R16は炭素数1ないし4のア
ルキル基を意味する。〕 工程(A)は一般式(X)で示される化合物の-CO2R16をHNR3
と反応させることによって一般式(XI)で示されるアミド
を得る方法であり,工程(B)は化合物(X)を通常の酸また
はアルカリによる加水分解によって一般式(XII)で示さ
れるカルボン酸へ変換する方法であり,工程(C)は工程
(B)で得られた化合物(XII)のカルボキシル基を還元剤
(ナトリウム−ビス−メトキシエトキシアミルニウムハ
ライドなど)によって,一般式(XIII)で示されるアルコ
ールに変換する方法である。また工程(D)は工程(C)で得
られた化合物(XIII)をアルキルハライド等でアルキル化
して一般式(XIV)で示される化合物を得る方法を示した
(各工程の具体的な方法については実施例5A〜11A
を参照。) また一般式(I)においてR3が炭素数1ないし3のアルキ
ル基である場合には反応式(10)に示すように一般式(XV)
で示される化合物を金属水素化物と反応させたあと,一
般式R3-Hal(R3およびHalは前述と同意味である。)で
示されるアルキルハライドとを反応させることによって
も容易に目的物を得ることができる。
の説明と同じ意味であり,R16は炭素数1ないし4のア
ルキル基を意味する。〕 工程(A)は一般式(X)で示される化合物の-CO2R16をHNR3
と反応させることによって一般式(XI)で示されるアミド
を得る方法であり,工程(B)は化合物(X)を通常の酸また
はアルカリによる加水分解によって一般式(XII)で示さ
れるカルボン酸へ変換する方法であり,工程(C)は工程
(B)で得られた化合物(XII)のカルボキシル基を還元剤
(ナトリウム−ビス−メトキシエトキシアミルニウムハ
ライドなど)によって,一般式(XIII)で示されるアルコ
ールに変換する方法である。また工程(D)は工程(C)で得
られた化合物(XIII)をアルキルハライド等でアルキル化
して一般式(XIV)で示される化合物を得る方法を示した
(各工程の具体的な方法については実施例5A〜11A
を参照。) また一般式(I)においてR3が炭素数1ないし3のアルキ
ル基である場合には反応式(10)に示すように一般式(XV)
で示される化合物を金属水素化物と反応させたあと,一
般式R3-Hal(R3およびHalは前述と同意味である。)で
示されるアルキルハライドとを反応させることによって
も容易に目的物を得ることができる。
反応式(10) 〔式中,R1,R2,R3,Y1,Y2,Y3は,上述の一般式(I)の説明
と同意味であり,Halは前述の説明と同じ意味であ
る。〕 使用する有機溶媒としてはジメチルホルムアミドやテト
ラヒドロフランなどの不活性な有機溶媒が好ましく,ア
ルカリ金属水素化物としては水素化ナトリウムが好まし
い。反応温度としてはアルカリ金属水素化物との反応は
−40〜10℃の範囲で行うのが好ましく,アルキルハ
ライドとの反応は−15〜70℃の範囲で行うのが好ま
しい。
と同意味であり,Halは前述の説明と同じ意味であ
る。〕 使用する有機溶媒としてはジメチルホルムアミドやテト
ラヒドロフランなどの不活性な有機溶媒が好ましく,ア
ルカリ金属水素化物としては水素化ナトリウムが好まし
い。反応温度としてはアルカリ金属水素化物との反応は
−40〜10℃の範囲で行うのが好ましく,アルキルハ
ライドとの反応は−15〜70℃の範囲で行うのが好ま
しい。
また上述の一般式(I)においてR2が水素原子である場合
には反応式(11)で示すように,R2が塩素原子または臭素
原子である一般式(XVI)で示される相当する化合物を通
常の水素添加法(パラジウム−炭素を触媒とする一般的
な水素添加法)によって脱ハロゲン化することによって
容易に目的物を得ることができる。
には反応式(11)で示すように,R2が塩素原子または臭素
原子である一般式(XVI)で示される相当する化合物を通
常の水素添加法(パラジウム−炭素を触媒とする一般的
な水素添加法)によって脱ハロゲン化することによって
容易に目的物を得ることができる。
反応式(11) 〔式中,R1,R2,R3,Y1,Y2,Y3は,上述の一般式(I)の説明
と同じ意味である。〕 使用する有機溶媒としては通常の不活性な溶媒を使用し
得るが,エタノールやメタノールなどのアルコール系溶
媒が特に好ましい。
と同じ意味である。〕 使用する有機溶媒としては通常の不活性な溶媒を使用し
得るが,エタノールやメタノールなどのアルコール系溶
媒が特に好ましい。
また有機アミン類(トリエチルアミンやピリジン)など
を添加すると反応は速やかに進行する。反応温度として
は10℃から使用する有機溶媒の沸点までをとり得る
が,好ましくは,20〜60℃に設定するのがよい。
を添加すると反応は速やかに進行する。反応温度として
は10℃から使用する有機溶媒の沸点までをとり得る
が,好ましくは,20〜60℃に設定するのがよい。
本発明化合物(I)の別途合成法としては反応式(12)に示
すように,一般式(XVII)で表される5位に-NHR3(R3は
上述と同意味である。)を有する3(2H)ピリダジノ
ンと一般式(XIX)で表されるベンジルハライドまたはそ
の誘導体とを反応させることによっても容易に得ること
ができる。すなわちDMFやエーテル系溶媒中,0℃〜
10℃にて,一般式(XVII)で表される3(2H)ピリダ
ジノンをアルカリ金属水素化物例えば水素化ナトリウム
と反応させて,相当するアニオン化合物(XVII)としたの
ち,一般式(XIX)で表されるベンジルハライドを反応さ
せることによっても本発明化合物(I)を得ることができ
る。
すように,一般式(XVII)で表される5位に-NHR3(R3は
上述と同意味である。)を有する3(2H)ピリダジノ
ンと一般式(XIX)で表されるベンジルハライドまたはそ
の誘導体とを反応させることによっても容易に得ること
ができる。すなわちDMFやエーテル系溶媒中,0℃〜
10℃にて,一般式(XVII)で表される3(2H)ピリダ
ジノンをアルカリ金属水素化物例えば水素化ナトリウム
と反応させて,相当するアニオン化合物(XVII)としたの
ち,一般式(XIX)で表されるベンジルハライドを反応さ
せることによっても本発明化合物(I)を得ることができ
る。
反応式(12) 〔式中,R1,R2,R3,Y1,Y2,Y3は,上述の一般式(I)の説明
と同じ意味であり,Halは前述の説明と同じ意味であ
る。〕 反応条件については反応式(10)で示した条件に準ずるこ
とができる。
と同じ意味であり,Halは前述の説明と同じ意味であ
る。〕 反応条件については反応式(10)で示した条件に準ずるこ
とができる。
本発明化合物として,後記する実施例に述べた化合物に
加えて,次のものを例示することができる。(なお,下
記化合物中のnはノルマル,iはイソ,tはターシャリ
を意味する。) 4−クロロ−5−(3−メトキシカルボニル−4−メト
キシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピ
リダジノン, 2,4−ジエチル−5−(3,4−ジメトキシベンジルアミ
ノ)−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(2−ブロモベンジルアミノ)−2−
n−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3−n−ペンチルオキシ−4−ヒド
ロキシベンジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリ
ダジノン, 4−クロロ−5−(3−n−ペンチルオキシ−4−ヒド
ロキシベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3−メトキシ−4−ヒドロキシベン
ジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3−メトキシ−4−ヒドロキシベン
ジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジ
ノン, 4−クロロ−5−(3−メトキシ−4−ヒドロキシベン
ジルアミノ)−2−n−プロピル−3(2H)ピリダジ
ノン, 4−クロロ−5−(4−シス−1−ヘプテニルベンジル
アミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン 4−メチル−5−(2,4−ジメチルベンジルアミノ)−
2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−エトキシベンジルアミノ)−2
−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−エトキシ−4−メトキシベンジ
ルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−n−プロポキシベンジルアミ
ノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−n−プロポキシ−4−メトキシ
ベンジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノ
ン, 4−エチル−5−(2,4−ジメチルベンジルアミノ)−
2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−エトキシベンジルアミノ)−2
−エチル−3(2H)ピリダジノン 4−エチル−5−(3−エトキシ−4−メトキシベンジ
ルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−n−プロポキシベンジルアミ
ノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−n−プロポキシ−4−メトキシ
ベンジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノ
ン, 4−n−プロピル−5−(2,4−ジメトキシベンジルア
ミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(2,4−ジメチルベンジルアミノ)−
2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−エトキシ−4−メトキシベンジ
ルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノ
ン 4−メチル−5−(3−n−プロポキシ−4−メトキシ
ベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリ
ダジノン, 4−エチル−5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(4−メトキシベンジルアミノ)−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−エトキシベンジルアミノ)−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−エトキシ−4−メトキシベンジ
ルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノ
ン, 4−n−プロピル−5−(2,4−ジメトキシベンジルア
ミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−n−プロピル−5−(3−メトキシベンジルアミ
ノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−n−プロピル−5−(4−メトキシベンジルアミ
ノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−n−プロピル−5−(3−エトキシベンジルアミ
ノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3,4−ジエトキシベンジルアミノ)
−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3−n−プロポキシ−4−エトキシ
ベンジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノ
ン, 4−クロロ−5−(3,4−ジエトキシベンジルアミノ)
−2−i−プロピル−(3H)ピリダジノン, 本発明化合物の投与形態としては,注射剤(皮下,静脈
内,筋肉内,腹腔内注射),軟膏剤,坐剤,エアゾール
剤等による非経口投与または錠剤,カプセル剤,顆粒
剤,丸剤,シロップ剤,液剤,乳剤,懸濁液剤等による
経口投与をあげることができる。
加えて,次のものを例示することができる。(なお,下
記化合物中のnはノルマル,iはイソ,tはターシャリ
を意味する。) 4−クロロ−5−(3−メトキシカルボニル−4−メト
キシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピ
リダジノン, 2,4−ジエチル−5−(3,4−ジメトキシベンジルアミ
ノ)−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(2−ブロモベンジルアミノ)−2−
n−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3−n−ペンチルオキシ−4−ヒド
ロキシベンジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリ
ダジノン, 4−クロロ−5−(3−n−ペンチルオキシ−4−ヒド
ロキシベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3−メトキシ−4−ヒドロキシベン
ジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3−メトキシ−4−ヒドロキシベン
ジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジ
ノン, 4−クロロ−5−(3−メトキシ−4−ヒドロキシベン
ジルアミノ)−2−n−プロピル−3(2H)ピリダジ
ノン, 4−クロロ−5−(4−シス−1−ヘプテニルベンジル
アミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン 4−メチル−5−(2,4−ジメチルベンジルアミノ)−
2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−エトキシベンジルアミノ)−2
−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−エトキシ−4−メトキシベンジ
ルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−n−プロポキシベンジルアミ
ノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−n−プロポキシ−4−メトキシ
ベンジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノ
ン, 4−エチル−5−(2,4−ジメチルベンジルアミノ)−
2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−エトキシベンジルアミノ)−2
−エチル−3(2H)ピリダジノン 4−エチル−5−(3−エトキシ−4−メトキシベンジ
ルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−n−プロポキシベンジルアミ
ノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−n−プロポキシ−4−メトキシ
ベンジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノ
ン, 4−n−プロピル−5−(2,4−ジメトキシベンジルア
ミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(2,4−ジメチルベンジルアミノ)−
2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−メチル−5−(3−エトキシ−4−メトキシベンジ
ルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノ
ン 4−メチル−5−(3−n−プロポキシ−4−メトキシ
ベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリ
ダジノン, 4−エチル−5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(4−メトキシベンジルアミノ)−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−エトキシベンジルアミノ)−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−エチル−5−(3−エトキシ−4−メトキシベンジ
ルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノ
ン, 4−n−プロピル−5−(2,4−ジメトキシベンジルア
ミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−n−プロピル−5−(3−メトキシベンジルアミ
ノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−n−プロピル−5−(4−メトキシベンジルアミ
ノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−n−プロピル−5−(3−エトキシベンジルアミ
ノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3,4−ジエトキシベンジルアミノ)
−2−エチル−3(2H)ピリダジノン, 4−クロロ−5−(3−n−プロポキシ−4−エトキシ
ベンジルアミノ)−2−エチル−3(2H)ピリダジノ
ン, 4−クロロ−5−(3,4−ジエトキシベンジルアミノ)
−2−i−プロピル−(3H)ピリダジノン, 本発明化合物の投与形態としては,注射剤(皮下,静脈
内,筋肉内,腹腔内注射),軟膏剤,坐剤,エアゾール
剤等による非経口投与または錠剤,カプセル剤,顆粒
剤,丸剤,シロップ剤,液剤,乳剤,懸濁液剤等による
経口投与をあげることができる。
本発明化合物を含有する上記の薬学的または獣医学的組
成物は,全組成物の重量に対して,本発明化合物を約0.
1〜99.5%,好ましくは約0.5〜95%を含有する。
成物は,全組成物の重量に対して,本発明化合物を約0.
1〜99.5%,好ましくは約0.5〜95%を含有する。
本発明化合物にまたは本発明化合物を含有する組成物に
加えて,他の薬学的にまたは獣医学的に活性な化合物を
含ませることができる。また,これらの組成物は本発明
化合物の複数を含ませることができる。
加えて,他の薬学的にまたは獣医学的に活性な化合物を
含ませることができる。また,これらの組成物は本発明
化合物の複数を含ませることができる。
本発明化合物の臨床的投与量は年令,体重,患者の感受
性,症状の程度等により異なるが,通常効果的な投与量
は,成人一日0.003〜1.5g好ましくは0.01〜0.6g程度
である。しかし必要により上記の範囲外の量を用いるこ
ともできる。
性,症状の程度等により異なるが,通常効果的な投与量
は,成人一日0.003〜1.5g好ましくは0.01〜0.6g程度
である。しかし必要により上記の範囲外の量を用いるこ
ともできる。
本発明化合物は製薬の慣用手段によって投与用に製剤化
される。
される。
即ち,経口投与用の錠剤,カプセル剤,顆粒剤,丸剤は
賦形剤,例えば白糖,乳糖,ブドウ糖,でんぷん,マン
ニット;結合剤,例えばシロップ,アラビアゴム,ゼラ
チン,ソルビット,トラガント,メチルセルロース,ポ
リビニルピロリドン;崩壊剤,例えばでんぷん,カルボ
キシメチルセルロースまたはそのカルシウム塩,微結晶
セルロース,ポリエチレングリコール;滑沢剤,例えば
タルク,ステアリン酸マグネシウムまたはカルシウム,
シリカ;湿潤剤,例えばラウリル酸ナトリウム,グリセ
ロール等を使用して調製される。注射剤,液剤,乳剤,
懸濁液剤,シロップ剤およびエアゾール剤は,活性成分
の溶剤,例えば水,エチルアルコール,イソプロピルア
ルコール,プロピレングリコール,1,3−ブチレングリ
コール,ポリエチレングリコール;界面活性剤,例えば
ソルビタン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル,水素添加ヒマシ油のポリオキシエチレンエーテル,
レシチン;懸濁剤,例えばカルボキシメチルナトリウム
塩,メチルセルロース等のセルロース誘導体,トラガン
ト,アラビアゴム等の天然ゴム類;保存剤,例えばパラ
オキシ安息香酸のエステル,塩化ベンザルコニウム,ソ
ルビン酸塩等を使用して調製される。坐剤は例えばポリ
エチレングリコール,ラノリン,ココナット油等を使用
して調製される。
賦形剤,例えば白糖,乳糖,ブドウ糖,でんぷん,マン
ニット;結合剤,例えばシロップ,アラビアゴム,ゼラ
チン,ソルビット,トラガント,メチルセルロース,ポ
リビニルピロリドン;崩壊剤,例えばでんぷん,カルボ
キシメチルセルロースまたはそのカルシウム塩,微結晶
セルロース,ポリエチレングリコール;滑沢剤,例えば
タルク,ステアリン酸マグネシウムまたはカルシウム,
シリカ;湿潤剤,例えばラウリル酸ナトリウム,グリセ
ロール等を使用して調製される。注射剤,液剤,乳剤,
懸濁液剤,シロップ剤およびエアゾール剤は,活性成分
の溶剤,例えば水,エチルアルコール,イソプロピルア
ルコール,プロピレングリコール,1,3−ブチレングリ
コール,ポリエチレングリコール;界面活性剤,例えば
ソルビタン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル,水素添加ヒマシ油のポリオキシエチレンエーテル,
レシチン;懸濁剤,例えばカルボキシメチルナトリウム
塩,メチルセルロース等のセルロース誘導体,トラガン
ト,アラビアゴム等の天然ゴム類;保存剤,例えばパラ
オキシ安息香酸のエステル,塩化ベンザルコニウム,ソ
ルビン酸塩等を使用して調製される。坐剤は例えばポリ
エチレングリコール,ラノリン,ココナット油等を使用
して調製される。
試験例 A.抗アレルギー活性 即時型アレルギー例えばアレルギー性喘息における気管
支収縮の重要なメデイエーターであるSRS-Aの本体はロ
イコトリコンC4(leukotriene C4)(以下,LTC4とい
う。),ロイコトリエンD4(leukotriene D4)(以下,LT
D4という。)等であることがすでに解明されている。従
ってSRS−Aに対する拮抗活性を調べる試験法として
は 感作モルモットより得られるSRS−Aに対する拮抗
を調べる。
支収縮の重要なメデイエーターであるSRS-Aの本体はロ
イコトリコンC4(leukotriene C4)(以下,LTC4とい
う。),ロイコトリエンD4(leukotriene D4)(以下,LT
D4という。)等であることがすでに解明されている。従
ってSRS−Aに対する拮抗活性を調べる試験法として
は 感作モルモットより得られるSRS−Aに対する拮抗
を調べる。
LTC4に対する拮抗を調べる。
LTD4に対する拮抗を調べる。
上記〜のいずれかの方法を用いてその活性を調べる
ことができる。
ことができる。
本発明者らは上記〜の方法を用いてSRS−A拮抗
活性を調べた。
活性を調べた。
以下にその試験法及び試験結果について述べる。
(1)抗アレルギーの試験方法 (i)モルモット回腸でのSRS-A拮抗試験 この方法は摘出したモルモット回腸におけるSRS-Aの収
縮を利用したものである。SRS-Aの調製はBrocklehurst
〔J.Physiol..151,416(1960)を参照。〕およびKohho &
Parkerらの方法〔J.Immunol..125,446(1980)を参照。〕
この方法に準じて行った。すなわち雄モルモット(体重
200〜250g)の皮下および腹腔内に10%卵アル
ブミン(egg albumin)溶液(以下,EA溶液という。)
をそれぞれ1ml宛投与して感作させた。3週間後,頸動
脈より放血致死せしめ,右心室よりタイロード液を注入
して肺を灌流し,血液を除去した。肺を摘出し,タイロ
ード液中でハサミを用いて1mm3程度に細切し,カーゼ
2枚で過して,タイロード液9.7mlを分注した試験管
に1.0〜1.3g宛の肺切片を入れた。10mg/ml程度のE
A溶液0.3mlを加えて37℃で20分間インキュベーシ
ョンし,その液を試験に使用した。SRS-Aの拮抗活性
はマグヌス法を用いて行った。タイロード液を満たした
オルガンバス(Organ bath)(容積5ml)に,30℃に
て,95%O2+5%CO2の通気を行いながらモルモット
(雄,体重300〜400g)から摘出した長さ1cmの
回腸を懸垂し,500mgの荷重を負荷した。
縮を利用したものである。SRS-Aの調製はBrocklehurst
〔J.Physiol..151,416(1960)を参照。〕およびKohho &
Parkerらの方法〔J.Immunol..125,446(1980)を参照。〕
この方法に準じて行った。すなわち雄モルモット(体重
200〜250g)の皮下および腹腔内に10%卵アル
ブミン(egg albumin)溶液(以下,EA溶液という。)
をそれぞれ1ml宛投与して感作させた。3週間後,頸動
脈より放血致死せしめ,右心室よりタイロード液を注入
して肺を灌流し,血液を除去した。肺を摘出し,タイロ
ード液中でハサミを用いて1mm3程度に細切し,カーゼ
2枚で過して,タイロード液9.7mlを分注した試験管
に1.0〜1.3g宛の肺切片を入れた。10mg/ml程度のE
A溶液0.3mlを加えて37℃で20分間インキュベーシ
ョンし,その液を試験に使用した。SRS-Aの拮抗活性
はマグヌス法を用いて行った。タイロード液を満たした
オルガンバス(Organ bath)(容積5ml)に,30℃に
て,95%O2+5%CO2の通気を行いながらモルモット
(雄,体重300〜400g)から摘出した長さ1cmの
回腸を懸垂し,500mgの荷重を負荷した。
ヒスタミン10-7g/mlでの回腸の収縮反応が一定にな
った後10-6Mのアトロピンサルフェートおよび10-6
Mのピリラミンマレートの存在下にSRS-A0.5mlを加えて
一定の収縮反応(10-7g/mlのヒスタミン液による収
縮とほぼ同程度であった。)を得た。
った後10-6Mのアトロピンサルフェートおよび10-6
Mのピリラミンマレートの存在下にSRS-A0.5mlを加えて
一定の収縮反応(10-7g/mlのヒスタミン液による収
縮とほぼ同程度であった。)を得た。
供試化合物は100%のジメチルスルホキシドに溶解し
SRS-A投与1分前に5×10-7g/mlとなるようにオル
ガンバス(Organ bath)に加え,コントロール(供試化合
物は投与前のSRS-Aの収縮)の反応と比較した。SRS-A拮
抗率(%)は以下のようにして求めた。
SRS-A投与1分前に5×10-7g/mlとなるようにオル
ガンバス(Organ bath)に加え,コントロール(供試化合
物は投与前のSRS-Aの収縮)の反応と比較した。SRS-A拮
抗率(%)は以下のようにして求めた。
(ii)モルモット気管筋標本でのLTC4およびLTD4の拮抗活
性 モルモット(雄,体重300〜400g)から摘出した
気管筋のらせん標本を作成し,マグヌス法を用いてLTC4
およびLTD4に対する拮抗活性を試験した。
性 モルモット(雄,体重300〜400g)から摘出した
気管筋のらせん標本を作成し,マグヌス法を用いてLTC4
およびLTD4に対する拮抗活性を試験した。
気管筋標本を37℃に保ったタイロード液中に懸垂し,
1gの荷重を負荷し,まずヒスタミン(濃度100μモ
ル)で収縮させた後,LTC4およびLTD4(濃度2×10-8
g/ml)による収縮を得た。供試化合物は100%ジメ
チルスルホキシドに溶解しLTC4およびLTD4投与5分前に
10-5g/ml(0.2%ジメチルスルホキシド液)となる
ようにオルガンバス(Organ bath)に加え,コントロール
の収縮と比較した。
1gの荷重を負荷し,まずヒスタミン(濃度100μモ
ル)で収縮させた後,LTC4およびLTD4(濃度2×10-8
g/ml)による収縮を得た。供試化合物は100%ジメ
チルスルホキシドに溶解しLTC4およびLTD4投与5分前に
10-5g/ml(0.2%ジメチルスルホキシド液)となる
ようにオルガンバス(Organ bath)に加え,コントロール
の収縮と比較した。
なお,コントロールと評価試験は同一モルモットから得
た別の気管筋標本で行った。そして全てのLTC4およびD4
の反応は同一標本におけるヒスタミン(濃度100μモ
ル)の反応に換算した後以下のようにしてLTC4およびLT
D4の拮抗率(%)を求めた。
た別の気管筋標本で行った。そして全てのLTC4およびD4
の反応は同一標本におけるヒスタミン(濃度100μモ
ル)の反応に換算した後以下のようにしてLTC4およびLT
D4の拮抗率(%)を求めた。
(iii)受身感作モルモットのアナフィラキシ一性気道収
縮に対する作用 モルモット(体重350〜450g)の陰莖静脈にウサ
ギ抗EA血清(Cappel社製)0.125mlを投与して受動的
に感作した。感作24時間後,抗原投与によって出現す
るアナフィラキシ性気道収縮反応をKonzett & Rssler
(Arch.Exp.Path.Pharmako,195,71(1940)を参照。)の変
法で測定した。感作モルモットへウレタン(投与量1.5
g/kg)を腹腔内投与し麻酔し,気管にカニューレを挿
入固定後,小動物人工呼吸器(シナノ製作所製)および
差圧トランスデューサ(日本光電TP−602T)を連
結した。
縮に対する作用 モルモット(体重350〜450g)の陰莖静脈にウサ
ギ抗EA血清(Cappel社製)0.125mlを投与して受動的
に感作した。感作24時間後,抗原投与によって出現す
るアナフィラキシ性気道収縮反応をKonzett & Rssler
(Arch.Exp.Path.Pharmako,195,71(1940)を参照。)の変
法で測定した。感作モルモットへウレタン(投与量1.5
g/kg)を腹腔内投与し麻酔し,気管にカニューレを挿
入固定後,小動物人工呼吸器(シナノ製作所製)および
差圧トランスデューサ(日本光電TP−602T)を連
結した。
人工呼吸は50stroke/分,5ml/strokeの割合で陽圧的
に行い,EA(0.1または10mg/kg)を頸静脈より投与し
てアナフィラキシー性気道収縮を惹起し,側路よりの空
気のoverflow量をトランスデューサーを介してポリグラ
フ(日本光電WI-681C)に記録した。
に行い,EA(0.1または10mg/kg)を頸静脈より投与し
てアナフィラキシー性気道収縮を惹起し,側路よりの空
気のoverflow量をトランスデューサーを介してポリグラ
フ(日本光電WI-681C)に記録した。
実験終了後コッヘルで気管を完全に閉塞した時の値を最
大収縮(100%)とし,結果をこれに対する百分率で
示した。
大収縮(100%)とし,結果をこれに対する百分率で
示した。
なお,抗原投与10分前,6分前および5分前にインド
メサシン(1.0mg/kg),ピリラミン(2.0mg/kg)およびプロ
プラノロール(0.1mg)をそれぞれ頸静脈から投与してお
いた。さらに供試化合物は3%Tween80またはPEG(ポ
リエチレングリコール400に懸濁し抗原投与1分前に
頸静脈より2mg/kgとなるように投与し,気道収縮の抑
制(%)を以下のようにして求めた。
メサシン(1.0mg/kg),ピリラミン(2.0mg/kg)およびプロ
プラノロール(0.1mg)をそれぞれ頸静脈から投与してお
いた。さらに供試化合物は3%Tween80またはPEG(ポ
リエチレングリコール400に懸濁し抗原投与1分前に
頸静脈より2mg/kgとなるように投与し,気道収縮の抑
制(%)を以下のようにして求めた。
但し,最大反応%は抗原投与後20分以内の気道収縮の
最高値より求め,そのコントロール値は73±9(Mean
±S.D.n=4)であった。また試験動物は一群2匹で行
った。抑制率は2匹の平均値とした。
最高値より求め,そのコントロール値は73±9(Mean
±S.D.n=4)であった。また試験動物は一群2匹で行
った。抑制率は2匹の平均値とした。
(iv)LTD4の静脈内投与によって惹起した気道収縮に対す
る作用 体重350〜450gのモルモット頸静脈よりLTD4(2
μg/kg)を投与した時に生ずる気道収縮反応をアナフ
ィラキシー性気道収縮の場合と同様にして測定した。
る作用 体重350〜450gのモルモット頸静脈よりLTD4(2
μg/kg)を投与した時に生ずる気道収縮反応をアナフ
ィラキシー性気道収縮の場合と同様にして測定した。
モルモットをウレタン(1.5g/kg)で麻酔し,気管に
カニューレを挿入し,人工呼吸器および差圧トランスデ
ューサに連結した。人工呼吸は50stroke/分,5ml/
strokeの割合で行いLTD4(2μg/kg)を頸静脈内へ投
与した時に惹起される気道収縮を空気のoverflow量に換
算してポリグラフ上に記録した。まず,ヒスタミン(5
μg/kg,i,v.)で反応性を確認後,1回目のLTD4の反応
(コントロール)を記録した。供試化合物は3%Tween
80に懸濁し,2回目のLTD4投与2分前に2mg/kgとな
るように頸静脈より投与しておいた。
カニューレを挿入し,人工呼吸器および差圧トランスデ
ューサに連結した。人工呼吸は50stroke/分,5ml/
strokeの割合で行いLTD4(2μg/kg)を頸静脈内へ投
与した時に惹起される気道収縮を空気のoverflow量に換
算してポリグラフ上に記録した。まず,ヒスタミン(5
μg/kg,i,v.)で反応性を確認後,1回目のLTD4の反応
(コントロール)を記録した。供試化合物は3%Tween
80に懸濁し,2回目のLTD4投与2分前に2mg/kgとな
るように頸静脈より投与しておいた。
気道収縮の抑制率(%)は下式に基いて求めた。
なおLTD4の1回目の反応と2回目の反応には差はなかっ
た。なおすべての試験においてFPL-55712(ファイソン
社) を対照薬剤とした。
た。なおすべての試験においてFPL-55712(ファイソン
社) を対照薬剤とした。
(2)抗アレルギー活性の試験結果 (i)モルモット回腸でのSRS-A拮抗試験結果 以下に供試化合物(濃度5×10-7g/ml)のSRS-A拮
抗率(%)を示した。
抗率(%)を示した。
(ii)モルモット気管標本を用いたLTC4拮抗活性 以下に供試化合物(濃度10-5g/ml)のLTC4拮抗活性
を示した。
を示した。
(iii)モルモット気管標本を用いたLTD4拮抗活性 以下に供試化合物(濃度10-5g/ml)のLTD4拮抗活性
を示した。
を示した。
(iv)受動感作モルモットのアナフィラキシー性気道収縮
作用に対する効果 以下に供試化合物(投与量;2mg/kg,i.v.)の効果を示
した。
作用に対する効果 以下に供試化合物(投与量;2mg/kg,i.v.)の効果を示
した。
(v)LTD4に基づく気道狭窄反応に対する効果 以下に供試化合物(投与量;2mg/kg,i.v.)の効果を示
した。
した。
B.急性毒性試験 (i)-1試験方法 一群3匹のddyマウス(♂4週令)を用い経口投与によ
る7日後の致死率を、下表の試験結果-1に示した。
る7日後の致死率を、下表の試験結果-1に示した。
(ii)-1試験結果-1 (i)-2試験方法-2 一群1〜2匹ddyマウス(♂4週令)を用い腹腔内投与
による7日後の致死率を下表の試験結果-2に示した。
による7日後の致死率を下表の試験結果-2に示した。
(ii)-2試験結果-2 以上の試験結果から明らかなように本発明化合物はin v
itro,in vivoにおいてSRS-A.およびその主要な構成成分
であるLTC4,LTD4に対して顕著な拮抗活性を有する。従
って本発明化合物は,SRS-Aに起因する種々のアレルギ
ー症,例えば気管支喘息,アレルギー性鼻炎,じんま疹
等の予防および治療剤の活性成分として用いることがで
きる。
itro,in vivoにおいてSRS-A.およびその主要な構成成分
であるLTC4,LTD4に対して顕著な拮抗活性を有する。従
って本発明化合物は,SRS-Aに起因する種々のアレルギ
ー症,例えば気管支喘息,アレルギー性鼻炎,じんま疹
等の予防および治療剤の活性成分として用いることがで
きる。
実施例(含参考例と製剤例) 以下,本発明を実施例に詳述するが,本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。なお,参考例あるい
は実施例中の「NMR」,「MS」の各記号は,それぞ
れ同順に「核磁気共鳴スペクトル」,「質量分析」を表
わす。「NMR」は特徴的な吸収のみを記載し,「M
S」は親ピークもしくは代表的なフラグメントピークの
みを記載した。
実施例に限定されるものではない。なお,参考例あるい
は実施例中の「NMR」,「MS」の各記号は,それぞ
れ同順に「核磁気共鳴スペクトル」,「質量分析」を表
わす。「NMR」は特徴的な吸収のみを記載し,「M
S」は親ピークもしくは代表的なフラグメントピークの
みを記載した。
なお,下記の文章中および表中の置換基の説明におい
て,Meはメチル基を,Etはエチル基を,Prはプロピル基
を,Buはブチル基を,Phはフェニル基を意味し,nはノ
ルマルを,iはイソを,tはターシャリを意味する。
て,Meはメチル基を,Etはエチル基を,Prはプロピル基
を,Buはブチル基を,Phはフェニル基を意味し,nはノ
ルマルを,iはイソを,tはターシャリを意味する。
参考例1 3,4−ジメトキシベンジルアミン・塩酸塩 3,4−ジメトキシベンズアルデヒド24.06g,硫酸ヒドロ
キシルアミン14.28g,水酸化ナトリウム7.25g,メタ
ノール300mlおよび水250mlの混合物を攪拌下1時
間還流する。冷後,水酸化ナトリウム14.5gを加え,溶
解させた後,冷氷下ラネーニッケル(Ni-Al合金)40
gを少量ずつ徐々に加える。添加終了後,氷浴をはずし
室温下で1時間攪拌を続けた。反応混合物を過し,
液のメタノールを減圧下留去して得られる残留物をジエ
チルエーテルで抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄,
硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去し無色油状物を得
た。
キシルアミン14.28g,水酸化ナトリウム7.25g,メタ
ノール300mlおよび水250mlの混合物を攪拌下1時
間還流する。冷後,水酸化ナトリウム14.5gを加え,溶
解させた後,冷氷下ラネーニッケル(Ni-Al合金)40
gを少量ずつ徐々に加える。添加終了後,氷浴をはずし
室温下で1時間攪拌を続けた。反応混合物を過し,
液のメタノールを減圧下留去して得られる残留物をジエ
チルエーテルで抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄,
硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去し無色油状物を得
た。
NMR(CDCl3)δ:6.77(3H,s),3.81,3.80(各3H,s),3.75(2
H,s),1.58(2H,s;D2O添加により消失した。) 残留油状物をジエチルエーテル100mlで希釈し,氷冷
下6規定HCl1,4−ジオキサン溶液25mlを加えた。析出
する固形物を取,エーテルで洗浄し,無色粉末として
標題化合物29.36gを得た。
H,s),1.58(2H,s;D2O添加により消失した。) 残留油状物をジエチルエーテル100mlで希釈し,氷冷
下6規定HCl1,4−ジオキサン溶液25mlを加えた。析出
する固形物を取,エーテルで洗浄し,無色粉末として
標題化合物29.36gを得た。
上記と同様な製造方法を用い,対応するベンズアルデヒ
ド体から,4−エチル,4−i−プロピル,3−メチル
−4−メトキシ,3−メトキシ,4−エトキシ,4−n
−プロポキシ,3,4−メチレンジオキシ,3−アミルオ
キシ−4−メトキシ,4−シアノの各置換基を有するベ
ンジルアミンおよびそれらの塩酸塩を製造した。
ド体から,4−エチル,4−i−プロピル,3−メチル
−4−メトキシ,3−メトキシ,4−エトキシ,4−n
−プロポキシ,3,4−メチレンジオキシ,3−アミルオ
キシ−4−メトキシ,4−シアノの各置換基を有するベ
ンジルアミンおよびそれらの塩酸塩を製造した。
参考例2 4−ジエチルアミノベンジルアミン・塩酸塩 4−ジエチルアミノベンズアルデヒド8.80g,O−メチ
ルヒドロキシルアミン・塩酸塩4.59g,ピリジン11.87
gおよびエタノール80mlの混合物を攪拌下,1時間還
流した。溶媒を減圧下留去し,得られた残留物に水を加
え,ベンゼンで抽出する。抽出液を水(2回),飽和食
塩水で洗浄,次いで硫酸ナトリウムで乾燥した後,溶媒
を留去し微黄色油状物としてO−メチルアルドキシム体
10.30gを得た。
ルヒドロキシルアミン・塩酸塩4.59g,ピリジン11.87
gおよびエタノール80mlの混合物を攪拌下,1時間還
流した。溶媒を減圧下留去し,得られた残留物に水を加
え,ベンゼンで抽出する。抽出液を水(2回),飽和食
塩水で洗浄,次いで硫酸ナトリウムで乾燥した後,溶媒
を留去し微黄色油状物としてO−メチルアルドキシム体
10.30gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.87(1H,s),7.34,6.54(各2H,ABq),3.85
(3H,s),3.33(4H,q),1.15(6H,t) 水素化ホウ素ナトリウム7.6gおよびテトラヒドロフラ
ン200mlの懸濁液中に氷冷攪拌下,トリフルオロ酢酸
22.8gをテトラヒドロフラン10mlに溶かした溶液を2
0分間を要して滴下する。滴下終了後,氷浴をはずし,
反応液を室温下1時間攪拌し,続いて上記で得たO−メ
チルアルドキシム体10.30gを加え,1時間同温度で反
応を行った後,2時間還流する。冷後,反応混合物に水
冷下,水を添加し過剰の還元剤を分解した。テトラヒド
ロフランを留去して得られる残留物をジクロルメタンで
抽出し,抽出液を水,飽和食塩水で洗浄,硫酸ナトリウ
ムで乾燥後,溶媒を濃縮し,6規定HClジオキサン溶液
25mlを氷冷下加える。混合物を減圧留去に付し,得ら
れる固形物をメタノール−エーテルで処理し,無色粉末
として標題化合物11.13gを得た。遊離アミンのNMRスペ
クトルを下記に示す。
(3H,s),3.33(4H,q),1.15(6H,t) 水素化ホウ素ナトリウム7.6gおよびテトラヒドロフラ
ン200mlの懸濁液中に氷冷攪拌下,トリフルオロ酢酸
22.8gをテトラヒドロフラン10mlに溶かした溶液を2
0分間を要して滴下する。滴下終了後,氷浴をはずし,
反応液を室温下1時間攪拌し,続いて上記で得たO−メ
チルアルドキシム体10.30gを加え,1時間同温度で反
応を行った後,2時間還流する。冷後,反応混合物に水
冷下,水を添加し過剰の還元剤を分解した。テトラヒド
ロフランを留去して得られる残留物をジクロルメタンで
抽出し,抽出液を水,飽和食塩水で洗浄,硫酸ナトリウ
ムで乾燥後,溶媒を濃縮し,6規定HClジオキサン溶液
25mlを氷冷下加える。混合物を減圧留去に付し,得ら
れる固形物をメタノール−エーテルで処理し,無色粉末
として標題化合物11.13gを得た。遊離アミンのNMRスペ
クトルを下記に示す。
NMR(CDCl3)δ:7.06,6.56(各2H,ABq),3.66(2H,s),3.27
(4H,q),1.55(2H,s,D2O添加により消失),1.11(6H,t) 上記と同様な製造方法を用い,対応するベンズアルデヒ
ド体から,4−モルホリノ,4−メチルメルカプトの各
置換基を有するベンジルアミンおよびそれらの塩酸塩を
製造した。
(4H,q),1.55(2H,s,D2O添加により消失),1.11(6H,t) 上記と同様な製造方法を用い,対応するベンズアルデヒ
ド体から,4−モルホリノ,4−メチルメルカプトの各
置換基を有するベンジルアミンおよびそれらの塩酸塩を
製造した。
参考例3 4−(2−カルボキシ−trans−エテニル)ベンジルア
ミン 水素化ホウ素ナトリウム0.946gおよびテトラヒドロフ
ラン100mlの混合物中に,氷冷攪拌下トリフリオロ酢
酸2.850gとテトラヒドロフラン20mlの混液を滴下し
た。滴下終了後,氷浴をはずし,反応混合物を1時間攪
拌した。続いて,反応混合物中に4−シアノベンズアル
デヒドとマロン酸とを触媒量のピペリジンの存在下ピリ
ジン中加熱縮合して得られる4−シアノ桂皮酸4.325g
をテトラヒドロフラン140mlおよび1,4−ジオキサン
30mlに溶かした溶液を滴下し,室温下2.5時間攪拌し
た。冷後氷片を添加し過剰の還元剤を分解した後,反応
混合物を濃縮し,析出する粉末を取,真空乾燥し無色
粉末として標題化合物3.50gを得た。
ミン 水素化ホウ素ナトリウム0.946gおよびテトラヒドロフ
ラン100mlの混合物中に,氷冷攪拌下トリフリオロ酢
酸2.850gとテトラヒドロフラン20mlの混液を滴下し
た。滴下終了後,氷浴をはずし,反応混合物を1時間攪
拌した。続いて,反応混合物中に4−シアノベンズアル
デヒドとマロン酸とを触媒量のピペリジンの存在下ピリ
ジン中加熱縮合して得られる4−シアノ桂皮酸4.325g
をテトラヒドロフラン140mlおよび1,4−ジオキサン
30mlに溶かした溶液を滴下し,室温下2.5時間攪拌し
た。冷後氷片を添加し過剰の還元剤を分解した後,反応
混合物を濃縮し,析出する粉末を取,真空乾燥し無色
粉末として標題化合物3.50gを得た。
参考例4 4−クロロベンジルアミン・塩酸塩 水素化ホウ素ナトリウム7.30g,4−クロロベンズアミ
ド6.00gおよび1,4−ジオキサン100mlの混合物中
に,氷冷攪拌下,酢酸11.58gおよび1,4−ジオキサン3
0mlの混合溶液を30分を要して滴下した。滴下後,反
応液を2時間攪拌下還流した。冷後,氷片を少量ずつ添
加し過剰の還元剤を分解した後,溶媒を減圧下留去し
た。残留物をクロロホルムで抽出し,抽出液を飽和食塩
水で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を約80mlま
で濃縮した。濃縮液を氷冷し,6規定HClジオキサン溶
液10mlを滴下した。析出する固形物をメタノール−エ
ーテルで処理し,無色粉末として標題化合物3.16gを得
た。遊離アミンのNMRスペクトルを下記に示した。
ド6.00gおよび1,4−ジオキサン100mlの混合物中
に,氷冷攪拌下,酢酸11.58gおよび1,4−ジオキサン3
0mlの混合溶液を30分を要して滴下した。滴下後,反
応液を2時間攪拌下還流した。冷後,氷片を少量ずつ添
加し過剰の還元剤を分解した後,溶媒を減圧下留去し
た。残留物をクロロホルムで抽出し,抽出液を飽和食塩
水で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を約80mlま
で濃縮した。濃縮液を氷冷し,6規定HClジオキサン溶
液10mlを滴下した。析出する固形物をメタノール−エ
ーテルで処理し,無色粉末として標題化合物3.16gを得
た。遊離アミンのNMRスペクトルを下記に示した。
NMR(CDCl3)δ:7.38(4H,s),4.16(2H,s)1.55(2H,s;D2O添
加により消失した。) 参考例5 4−ジメチルアミノカルボニルベンジルアミン・塩酸塩 通常の方法により水酸化ナトリウムの存在下4−アミノ
メチル安息香酸をジ−t−ブチルジカルボネートと反応
させて得られる4−カルボキシ−N−t−ブトキシカル
ボニルベンジルアミン7g,トリエチルアミン6.36gお
よびジクロルメタン150mlの混合物に氷冷攪拌下クロ
ルギ酸エチル4.14gを徐々に滴下した。
加により消失した。) 参考例5 4−ジメチルアミノカルボニルベンジルアミン・塩酸塩 通常の方法により水酸化ナトリウムの存在下4−アミノ
メチル安息香酸をジ−t−ブチルジカルボネートと反応
させて得られる4−カルボキシ−N−t−ブトキシカル
ボニルベンジルアミン7g,トリエチルアミン6.36gお
よびジクロルメタン150mlの混合物に氷冷攪拌下クロ
ルギ酸エチル4.14gを徐々に滴下した。
滴下終了後,氷冷下で1時間攪拌し,続いて同温度でジ
メチルアミン塩酸塩2.51gを加え氷浴をはずし反応液を
室温下30分攪拌した。反応液を炭酸水素ナトリウム水
溶液,水,10%クエン酸水溶液,水の順に洗浄した。
次いで硫酸ナトリウムで乾燥した後,溶媒を留去し,得
られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒CHCl3:MeOH=19:1;V/V)に付し黄色油状物と
して4−ジメチルアミノカルボニル−N−t−ブトキシ
カルボニルベンジルアミン3.22gを得た。
メチルアミン塩酸塩2.51gを加え氷浴をはずし反応液を
室温下30分攪拌した。反応液を炭酸水素ナトリウム水
溶液,水,10%クエン酸水溶液,水の順に洗浄した。
次いで硫酸ナトリウムで乾燥した後,溶媒を留去し,得
られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒CHCl3:MeOH=19:1;V/V)に付し黄色油状物と
して4−ジメチルアミノカルボニル−N−t−ブトキシ
カルボニルベンジルアミン3.22gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.28(4H,s),4.28(2H,d)3.01(6H,s),1.44
(9H,s) 上記で得た4−ジメチルアミノカルボニル−N−t−ブ
トキシカルボニルベンジルアミン3.22gをメタノール5
mlに溶解し,6規定HClジオキサン溶液10mlを加え,
一晩放置後,混合物を減圧留去に付し,得られる固形物
をメタノール−エーテルで処理し,無色粉末として標題
化合物2.6gを得た。遊離アミンのNMRスペクトルを
下記に示した。
(9H,s) 上記で得た4−ジメチルアミノカルボニル−N−t−ブ
トキシカルボニルベンジルアミン3.22gをメタノール5
mlに溶解し,6規定HClジオキサン溶液10mlを加え,
一晩放置後,混合物を減圧留去に付し,得られる固形物
をメタノール−エーテルで処理し,無色粉末として標題
化合物2.6gを得た。遊離アミンのNMRスペクトルを
下記に示した。
NMR(CDCl3)δ:7.31(4H,s),3.82(2H,s)3.00(6H,s),1.63
(2H,s) 上記と同様な製造方法を用い,4−アミノメチル安息香
酸から4−ジエチルアミノカルボニル,4−ジ−n−プ
ロピルアミノカルボニル,4−(4−メチルピペラジニ
ルカルボニル),4−(4−エチルピペラジニカルボニ
ル),4−モルホリノカルボニルの各置換基を有するベ
ンジルアミンおよびそれらの塩酸塩を製造した。
(2H,s) 上記と同様な製造方法を用い,4−アミノメチル安息香
酸から4−ジエチルアミノカルボニル,4−ジ−n−プ
ロピルアミノカルボニル,4−(4−メチルピペラジニ
ルカルボニル),4−(4−エチルピペラジニカルボニ
ル),4−モルホリノカルボニルの各置換基を有するベ
ンジルアミンおよびそれらの塩酸塩を製造した。
参考例6 4−ジメチルアミノメチルベンジルアミン 水素化リチウムアルミニウム0.95gおよびテトラヒドロ
フラン100mlの懸濁液中に攪拌下,参考例5で製造し
た4−ジメチルアミノカルボニルベンジルアミン1.77g
をテトラヒドロフラン50mlに溶かした溶液を滴下後,
反応液を3時間還流した。冷後反応液を氷冷し,氷片を
少量ずつ加え過剰の還元剤を分解する。テトラヒドロフ
ランを留去して得られる残留物をジクロルメタンで抽出
し,抽出液を水,飽和食塩水で洗浄,硫酸ナトリウムで
乾燥後,溶媒を留去し,微黄色油状物として標題化合物
1.13gを得た。
フラン100mlの懸濁液中に攪拌下,参考例5で製造し
た4−ジメチルアミノカルボニルベンジルアミン1.77g
をテトラヒドロフラン50mlに溶かした溶液を滴下後,
反応液を3時間還流した。冷後反応液を氷冷し,氷片を
少量ずつ加え過剰の還元剤を分解する。テトラヒドロフ
ランを留去して得られる残留物をジクロルメタンで抽出
し,抽出液を水,飽和食塩水で洗浄,硫酸ナトリウムで
乾燥後,溶媒を留去し,微黄色油状物として標題化合物
1.13gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.23(4H,s),3.82(2
H,S)3.39(2H,s),2.21(6H,
s),1.51(2H,s;D2O添加により消失。) 上記と同様な製造方法を用い,参考例5の項で製造した
ベンジルアミンから,4−ジエチルアミノメチル,4−
(4−メチルピペラジニルメチル),4−(4−エチル
ピペラジニルメチル),4−モルホリノメチルの各置換
基を有するベンジルアミンを製造した。
H,S)3.39(2H,s),2.21(6H,
s),1.51(2H,s;D2O添加により消失。) 上記と同様な製造方法を用い,参考例5の項で製造した
ベンジルアミンから,4−ジエチルアミノメチル,4−
(4−メチルピペラジニルメチル),4−(4−エチル
ピペラジニルメチル),4−モルホリノメチルの各置換
基を有するベンジルアミンを製造した。
参考例7 4−ジ−n−プロピルアミノメチル−N−メチルベンジ
ルアミン 水素化リチウムアルミニウム1.31gおよびテトラヒドロ
フラン50mlの混合物中に室温にて攪拌下参考例5の項
で製造した4−ジ−n−プロピルアミノカルボニル−N
−t−ブトキシカルボニルベンジルアミン2.88gをテト
ラヒドロフラン70mlに溶解させた溶液を滴下した。滴
下終了後3時間還流を行ない,冷後,氷冷下氷片を少量
ずつ加え過剰の還元剤を分解した。テトラヒドロフラン
を減圧下留去し,残留物をクロロホルムで抽出する。抽
出液を水洗後硫酸ナトリウムで乾燥し,次いで溶媒を留
去し微黄色油状物として標題化合物1.30gを得た。
ルアミン 水素化リチウムアルミニウム1.31gおよびテトラヒドロ
フラン50mlの混合物中に室温にて攪拌下参考例5の項
で製造した4−ジ−n−プロピルアミノカルボニル−N
−t−ブトキシカルボニルベンジルアミン2.88gをテト
ラヒドロフラン70mlに溶解させた溶液を滴下した。滴
下終了後3時間還流を行ない,冷後,氷冷下氷片を少量
ずつ加え過剰の還元剤を分解した。テトラヒドロフラン
を減圧下留去し,残留物をクロロホルムで抽出する。抽
出液を水洗後硫酸ナトリウムで乾燥し,次いで溶媒を留
去し微黄色油状物として標題化合物1.30gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.25(4H,s),3.71(2
H,s)3.51(2H,s),2.43(3H,
s),1.86(6H,t) 上記と同様の製造法を用い,4−メチル−N−エトキシ
カルボニルベンジルアミンから4−メチル−N−メチル
ベンジルアミンを,3−メトキシ−N−エトキシカルボ
ニルベンジルアミンから3−メトキシ−N−メチルベン
ジルアミンをそれぞれ得た。
H,s)3.51(2H,s),2.43(3H,
s),1.86(6H,t) 上記と同様の製造法を用い,4−メチル−N−エトキシ
カルボニルベンジルアミンから4−メチル−N−メチル
ベンジルアミンを,3−メトキシ−N−エトキシカルボ
ニルベンジルアミンから3−メトキシ−N−メチルベン
ジルアミンをそれぞれ得た。
参考例8 4−メチル−5−クロロ−2−t−ブチル−3(2H)
ピリダジノンの合成 乾燥させたエチルエーテル10ml中の金属マグネシウム
7.2gに,窒素気流下,ヨウ化メチル33.5g(0.25モ
ル)を滴下してグリニヤー試薬を調製した。ヨウ化メチ
ルの滴下を終えたのち,乾燥したトルエン1000mlを
加えた。この溶液を60〜70℃に加熱し,さらにマグ
ネシウムが完全になくなるまヨウ化メチルを滴下した。
グリニヤール試薬を室温まで冷却し,2−t−ブチル−
4,5−ジクロロ−3(2H)ピリダジノン22.1g(0.1モ
ル)を乾燥したトルエン200mlに溶解して20分間で
滴下した。滴下終了後,室温下で1.5時間反応させたの
ち濃塩酸100mlと氷水900mlの混合溶液を上記反応
液に注ぎ分液した。次に有機層を10%水酸化ナトリウ
ム500ml,さらに水500mlで洗浄したのち無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去して粗生成
物を17.2g得た。この粗生成物を蒸留し(沸点60〜6
2℃/0.22mmHg),さらにカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル;ヘキサンアセトン=15:1;V/V)で
分離精製することにより,2−t−ブチル−5−クロロ
−4−メチル−3(2H)ピリダジノンを4.5g得た。
ピリダジノンの合成 乾燥させたエチルエーテル10ml中の金属マグネシウム
7.2gに,窒素気流下,ヨウ化メチル33.5g(0.25モ
ル)を滴下してグリニヤー試薬を調製した。ヨウ化メチ
ルの滴下を終えたのち,乾燥したトルエン1000mlを
加えた。この溶液を60〜70℃に加熱し,さらにマグ
ネシウムが完全になくなるまヨウ化メチルを滴下した。
グリニヤール試薬を室温まで冷却し,2−t−ブチル−
4,5−ジクロロ−3(2H)ピリダジノン22.1g(0.1モ
ル)を乾燥したトルエン200mlに溶解して20分間で
滴下した。滴下終了後,室温下で1.5時間反応させたの
ち濃塩酸100mlと氷水900mlの混合溶液を上記反応
液に注ぎ分液した。次に有機層を10%水酸化ナトリウ
ム500ml,さらに水500mlで洗浄したのち無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去して粗生成
物を17.2g得た。この粗生成物を蒸留し(沸点60〜6
2℃/0.22mmHg),さらにカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル;ヘキサンアセトン=15:1;V/V)で
分離精製することにより,2−t−ブチル−5−クロロ
−4−メチル−3(2H)ピリダジノンを4.5g得た。
▲n10 D▼=1.5238 NMR(CDCl3)δ:1.63(9H,s),2.23(3H,s)2.66(1H,s) 参考例9 4−エチル−5−クロロ−2−t−ブチル−3(2H)
ピリダジノンの合成 窒素気流下,1の四つ口反応フラスコにエチルマグネ
シウムプロミド(3モル/エーテル溶液)43gおよ
び脱水したトルエン200mlをとり,室温にてよく撹拌
しながら,2−t−ブチル−4,5−ジクロル−3(2
H)ピリダジノン22.1g(0.1モル)を3分割して混入
した。反応温度は60℃付近まで上昇したが,そのまま
約30分間撹拌を続けた。薄層クロマトグラフィ(展開
剤ヘキサン:アセトン=20:1;V/V)より原料ジク
ロルピリダジノンの消失を確めてから反応を終結させ
た。冷水約300mlを加えて激しく撹拌し,分液ロート
に移して水層を捨て去り,有機層を約200mlの水で洗
った後,無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を留去
して得られた淡褐色の油状物質を,シリカゲルを用いた
カラムクロマトグラフィ(展開剤ベンゼン)により精製
し,淡黄色の結晶を得た。14.5g(収率67.6%)mp61.5
〜62.5℃ NMR(CDCl3)δ:7.62(1H,s),2.72(2H,q)1.61(9H,s),1.14
(2H,t) 参考例10 4−n−プロピル−5−クロロ−2−t−ブチル−3
(2H)ピリダジノンの合成 参考例9の原料エチルマグネシウムブロミドをn−プロ
ピルマグネシウムブロミドに換えて参考例9と同様の方
法で目的物を得た。
ピリダジノンの合成 窒素気流下,1の四つ口反応フラスコにエチルマグネ
シウムプロミド(3モル/エーテル溶液)43gおよ
び脱水したトルエン200mlをとり,室温にてよく撹拌
しながら,2−t−ブチル−4,5−ジクロル−3(2
H)ピリダジノン22.1g(0.1モル)を3分割して混入
した。反応温度は60℃付近まで上昇したが,そのまま
約30分間撹拌を続けた。薄層クロマトグラフィ(展開
剤ヘキサン:アセトン=20:1;V/V)より原料ジク
ロルピリダジノンの消失を確めてから反応を終結させ
た。冷水約300mlを加えて激しく撹拌し,分液ロート
に移して水層を捨て去り,有機層を約200mlの水で洗
った後,無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を留去
して得られた淡褐色の油状物質を,シリカゲルを用いた
カラムクロマトグラフィ(展開剤ベンゼン)により精製
し,淡黄色の結晶を得た。14.5g(収率67.6%)mp61.5
〜62.5℃ NMR(CDCl3)δ:7.62(1H,s),2.72(2H,q)1.61(9H,s),1.14
(2H,t) 参考例10 4−n−プロピル−5−クロロ−2−t−ブチル−3
(2H)ピリダジノンの合成 参考例9の原料エチルマグネシウムブロミドをn−プロ
ピルマグネシウムブロミドに換えて参考例9と同様の方
法で目的物を得た。
NMR(CDCl3)δ:7.64(1H,s),2.70(2H,q)1.66(2H,m),1.62
(9H,s),0.98(3H,t) mp45℃ 参考例11 4−エチル−5−クロロ−2−エチル−3(2H)ピリ
ダジノンの合成 参考例9の原料2−t−ブチル−4,5−ジクロル−3
(2H)ピリダジノンを2−エチル−4,5−ジクロル−
3(2H)ピリダジノンに換えて参考例9と同様の方法
で目的物を淡黄色液体として得た。
(9H,s),0.98(3H,t) mp45℃ 参考例11 4−エチル−5−クロロ−2−エチル−3(2H)ピリ
ダジノンの合成 参考例9の原料2−t−ブチル−4,5−ジクロル−3
(2H)ピリダジノンを2−エチル−4,5−ジクロル−
3(2H)ピリダジノンに換えて参考例9と同様の方法
で目的物を淡黄色液体として得た。
NMR(CDCl3)δ:7.68(1H,s),4.18(2H,q)2.75(2H,q),1.35
(3H,t) 実施例1 4−クロル−5−(3,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−n−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物
No.14) 参考例1で製造した3,4−ジメトキシベンジルアミン・
塩酸塩1.52g,4.5−ジクロル−2−n−プロピル−3
(2H)ピリダジノン0.62g,炭酸カリウム1.66g,1,
4−ジオキサン10mlおよび水30mlの混合物を攪拌下
5時間還流する。溶媒を減圧下留去して得られえる残留
物に水を加え,酢酸エチルで抽出した。抽出液を2%希
塩酸,水,飽和食塩水の順で洗浄,硫酸ナトリウムで乾
燥後溶媒を留去し淡黄色油状物を得た。本品をジエチル
エーテル−n−ヘキサンから結晶化し,融点139〜1
40℃の無色結晶として標題化合物522mgを得た。
(3H,t) 実施例1 4−クロル−5−(3,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−n−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物
No.14) 参考例1で製造した3,4−ジメトキシベンジルアミン・
塩酸塩1.52g,4.5−ジクロル−2−n−プロピル−3
(2H)ピリダジノン0.62g,炭酸カリウム1.66g,1,
4−ジオキサン10mlおよび水30mlの混合物を攪拌下
5時間還流する。溶媒を減圧下留去して得られえる残留
物に水を加え,酢酸エチルで抽出した。抽出液を2%希
塩酸,水,飽和食塩水の順で洗浄,硫酸ナトリウムで乾
燥後溶媒を留去し淡黄色油状物を得た。本品をジエチル
エーテル−n−ヘキサンから結晶化し,融点139〜1
40℃の無色結晶として標題化合物522mgを得た。
実施例1において原料の3,4−ジメキシベンジルアミン
・塩酸塩を表1のY1,Y2,Y3およびR3に対応するベンジル
アミン塩酸塩にし,原料の4,5−ジクロル−2−N−プ
ロピル−3(2H)ピリダジノンを表1のR1およびR2に
対応する4,5−ジクロル−2−アルキル−3(2H)ピ
リダジノンにし,実施例1と同様の反応法と後処理法に
従って,表1の化合物を合成した。これら化合物の実施
例を表1に示した。表1中のNMRの吸収位置は特徴的吸
収のみについて記した。
・塩酸塩を表1のY1,Y2,Y3およびR3に対応するベンジル
アミン塩酸塩にし,原料の4,5−ジクロル−2−N−プ
ロピル−3(2H)ピリダジノンを表1のR1およびR2に
対応する4,5−ジクロル−2−アルキル−3(2H)ピ
リダジノンにし,実施例1と同様の反応法と後処理法に
従って,表1の化合物を合成した。これら化合物の実施
例を表1に示した。表1中のNMRの吸収位置は特徴的吸
収のみについて記した。
実施例2 4−クロル−5−(4−ジメチルアミノベンジルアミ
ノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン(化合
物No.25) 4−ジメチルアミノベンジルアミン・2塩酸塩2.81g,
4,5−ジクロル−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジ
ノン1.55g,炭酸カリウム3.87g,1,4−ジオキサン3
0mlおよび水10mlの混合物を攪拌下,15時間還流し
た。溶媒を減圧下留去して得られる残留物に水を注ぎ,
ベンゼンで抽出した。抽出液を水,飽和食塩水の順で洗
浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し,微黄色固形
物を得た。本品をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し,ベンゼン−酢酸エチル(5:1;V/V)により
溶出して得られる無色固形物をベンゼン−n−ヘキサン
から結晶化し,融点168〜169℃の無色結晶として
標題化合物1.20gを得た。
ノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン(化合
物No.25) 4−ジメチルアミノベンジルアミン・2塩酸塩2.81g,
4,5−ジクロル−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジ
ノン1.55g,炭酸カリウム3.87g,1,4−ジオキサン3
0mlおよび水10mlの混合物を攪拌下,15時間還流し
た。溶媒を減圧下留去して得られる残留物に水を注ぎ,
ベンゼンで抽出した。抽出液を水,飽和食塩水の順で洗
浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し,微黄色固形
物を得た。本品をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し,ベンゼン−酢酸エチル(5:1;V/V)により
溶出して得られる無色固形物をベンゼン−n−ヘキサン
から結晶化し,融点168〜169℃の無色結晶として
標題化合物1.20gを得た。
実施例2において,原料の4−ジメチルアミノベンジル
アミン・2塩酸塩を,表2,Y1,Y2Y3およびR3に対応す
るベンジルアミン・2塩酸塩にし,原料の4,5−ジクロ
ル−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノンを表1の
R1およびR2に対応する4,5−ジ(クロルまたはブロモ)
−2−アルキル−3(2H)ピリダジノンにし,実施例
2と同様の反応法と後処理法に従って,表2の化合物を
合成した。これら化合物の実施例を表2に示した。表2
中のNMRの吸収位置は特徴的吸収のみについて記し
た。
アミン・2塩酸塩を,表2,Y1,Y2Y3およびR3に対応す
るベンジルアミン・2塩酸塩にし,原料の4,5−ジクロ
ル−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノンを表1の
R1およびR2に対応する4,5−ジ(クロルまたはブロモ)
−2−アルキル−3(2H)ピリダジノンにし,実施例
2と同様の反応法と後処理法に従って,表2の化合物を
合成した。これら化合物の実施例を表2に示した。表2
中のNMRの吸収位置は特徴的吸収のみについて記し
た。
実施例3 4−クロル−5−(4−ジメチルアミノカルボニルベン
ジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノ
ン(化合物No.37) 4,5−ジクロル−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジ
ノン0.65g,参考例5で製造した4−ジメチルアミノカ
ルボニルベンジルアミン1.04g,ピリジン0.28g,水2
0ml,および1,4−ジオキサン10mlを攪拌下15時間
還流した。減圧下,1,4−ジオキサンを留去し,残留物
をクロロホルムで抽出する。抽出液を希塩酸,水の順に
洗浄し,次いで硫酸ナトリウムで脱水後溶媒を留去す
る。残留物をn−ヘキサンで処理し,融点167〜16
9℃の淡黄色結晶として標題化合物480mgを得た。
ジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノ
ン(化合物No.37) 4,5−ジクロル−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジ
ノン0.65g,参考例5で製造した4−ジメチルアミノカ
ルボニルベンジルアミン1.04g,ピリジン0.28g,水2
0ml,および1,4−ジオキサン10mlを攪拌下15時間
還流した。減圧下,1,4−ジオキサンを留去し,残留物
をクロロホルムで抽出する。抽出液を希塩酸,水の順に
洗浄し,次いで硫酸ナトリウムで脱水後溶媒を留去す
る。残留物をn−ヘキサンで処理し,融点167〜16
9℃の淡黄色結晶として標題化合物480mgを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.43(1H,s),7.40(4H,s)5.23(1H,broad
s),4.61,4.51(合わせて2H,各s),3.04(6H,s),1.62(9H,
s) Ms(m/e):362(M+;100%) 実施例3において,原料の4−ジメチルアミノカルボニ
ルベンジルアミンを表3のY1,Y2,Y3およびR3に対応する
ベンジルアミンにし,実施例3と同様の反応法と後処理
法に従って,表3の化合物を合成した。これら化合物の
実施例を表3に示した。表3中のNMRの吸収位置は特
徴的吸収のみについて配した。
s),4.61,4.51(合わせて2H,各s),3.04(6H,s),1.62(9H,
s) Ms(m/e):362(M+;100%) 実施例3において,原料の4−ジメチルアミノカルボニ
ルベンジルアミンを表3のY1,Y2,Y3およびR3に対応する
ベンジルアミンにし,実施例3と同様の反応法と後処理
法に従って,表3の化合物を合成した。これら化合物の
実施例を表3に示した。表3中のNMRの吸収位置は特
徴的吸収のみについて配した。
実施例4 4−クロル−5−(4−ジメチルアミノベンジルアミ
ノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン・塩酸
塩(化合物No.44) 実施例2で製造した4−クロル−5−(4−ジメチルア
ミノベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピ
リダジノン(化合物No.25)334mlをメタノール2m
lおよびクロロホルム2mlの混液に溶解し,6規定HCl1,
4−ジオキサン溶液1.5mlを加え,時々振とうしながら5
分間放置する。溶媒を減圧下留去して得られる無色油状
物を水15mlに溶解し,過する。液を凍結乾燥に付
し,続いて水酸化ナトリウム固体上真空乾燥し,吸湿性
の微黄色粉末として,標題化合物380mgを得た。
ノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン・塩酸
塩(化合物No.44) 実施例2で製造した4−クロル−5−(4−ジメチルア
ミノベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピ
リダジノン(化合物No.25)334mlをメタノール2m
lおよびクロロホルム2mlの混液に溶解し,6規定HCl1,
4−ジオキサン溶液1.5mlを加え,時々振とうしながら5
分間放置する。溶媒を減圧下留去して得られる無色油状
物を水15mlに溶解し,過する。液を凍結乾燥に付
し,続いて水酸化ナトリウム固体上真空乾燥し,吸湿性
の微黄色粉末として,標題化合物380mgを得た。
Ms(m/e):334(M+-HCl;100%) 上記と同様な合成方法を用いて,表4に記載の化合物を
得た。
得た。
実施例5 4−クロル−5−(4−メトキシカルボニルベンジルア
ミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン(化
合物No.51) 実施例1の項で製造した4−クロル−5−(4−カルボ
キシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピ
リダジノン(化合物No.23)500mg,炭酸カリウム
310mg,アセトン10mlおよび水30mlの混合物中
に,氷冷攪拌下ジメチル硫酸230mgを滴下した。滴下
後,同温度で1時間,さらに室温で12時間攪拌した。
析出した結晶を取し,クロロホルムに溶解,炭酸水素
ナトリウム水溶液で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶
媒留去した。得られた残留物をエーテル−ヘキサンから
結晶化し,融点153℃の無色結晶として標題化合物60m
gを得た。
ミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン(化
合物No.51) 実施例1の項で製造した4−クロル−5−(4−カルボ
キシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピ
リダジノン(化合物No.23)500mg,炭酸カリウム
310mg,アセトン10mlおよび水30mlの混合物中
に,氷冷攪拌下ジメチル硫酸230mgを滴下した。滴下
後,同温度で1時間,さらに室温で12時間攪拌した。
析出した結晶を取し,クロロホルムに溶解,炭酸水素
ナトリウム水溶液で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶
媒留去した。得られた残留物をエーテル−ヘキサンから
結晶化し,融点153℃の無色結晶として標題化合物60m
gを得た。
実施例5において,原料の4−クロル−5−(4−カル
ボキシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)
ピリダジノンを表5のY1,Y2,Y3,R1,R2およびR3に対応す
るカルボン酸にして,実施例5と同様の反応法と後処理
法に従って,表5の化合物を合成した。これら化合物の
実施例を表5に示した。化合物No.52の合成に際して
は,ジエチル硫酸をエステル化剤として用いた。表5中
のNMRの吸収位置は特徴的吸収のみについて記した。
ボキシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)
ピリダジノンを表5のY1,Y2,Y3,R1,R2およびR3に対応す
るカルボン酸にして,実施例5と同様の反応法と後処理
法に従って,表5の化合物を合成した。これら化合物の
実施例を表5に示した。化合物No.52の合成に際して
は,ジエチル硫酸をエステル化剤として用いた。表5中
のNMRの吸収位置は特徴的吸収のみについて記した。
実施例6 4−クロル−5−(4−アリルアミノカルボニルベンジ
ルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン
(化合物No.54) 実施例1の項で製造した4−クロル−5−(4−カルボ
キシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピ
リダジノン(化合物No.23)336mgおよびジメチル
ホルムアミド5mlの混合物中にN,N′−カルボニルジイ
ミダゾール194mgを氷冷下加え,同温度で1時間攪拌
した後,アリルアミン74mgをDMF2mlに溶かした溶
液を加え同温度で30分,さらに室温下で4.5時間攪拌
した。溶媒を留去して得られる残留物を酢酸エチルで抽
出した。抽出液を希塩酸,水,飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液,飽和食塩水の順に洗浄し,硫酸ナトリウムで乾
燥後,溶媒を留去し無色固形物を得た。本品を酢酸エチ
ル−エーテルから結晶化し,融点212〜213.5℃の無
色結晶として標題化合物210mgを得た。
ルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン
(化合物No.54) 実施例1の項で製造した4−クロル−5−(4−カルボ
キシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)ピ
リダジノン(化合物No.23)336mgおよびジメチル
ホルムアミド5mlの混合物中にN,N′−カルボニルジイ
ミダゾール194mgを氷冷下加え,同温度で1時間攪拌
した後,アリルアミン74mgをDMF2mlに溶かした溶
液を加え同温度で30分,さらに室温下で4.5時間攪拌
した。溶媒を留去して得られる残留物を酢酸エチルで抽
出した。抽出液を希塩酸,水,飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液,飽和食塩水の順に洗浄し,硫酸ナトリウムで乾
燥後,溶媒を留去し無色固形物を得た。本品を酢酸エチ
ル−エーテルから結晶化し,融点212〜213.5℃の無
色結晶として標題化合物210mgを得た。
NMR(CDCl3+DMSO-d6)δ:7.75,7.25(各2H,ABq)7.32(1H,
s),4.54,4.44(合わせて2H,各s)1.56(9H,s) MS(m/e):374(M+),318,173(100%),118 実施例6において,原料の4−クロル−5−(4−カル
ボキシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)
ピリダジノンを表6のR1,R2,R3,Y1,Y2およびY3に対応す
るカルボン酸にし,原料のアリルアミンを表6のY1,Y2
およびY3に対応するアミンにし,実施例6の合成法およ
び後処理法に従って,表6の化合物を合成した。これら
化合物の実施例を表6に示した。表6中のNMRの吸収
位置は特徴的吸収のみについて記した。
s),4.54,4.44(合わせて2H,各s)1.56(9H,s) MS(m/e):374(M+),318,173(100%),118 実施例6において,原料の4−クロル−5−(4−カル
ボキシベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3(2H)
ピリダジノンを表6のR1,R2,R3,Y1,Y2およびY3に対応す
るカルボン酸にし,原料のアリルアミンを表6のY1,Y2
およびY3に対応するアミンにし,実施例6の合成法およ
び後処理法に従って,表6の化合物を合成した。これら
化合物の実施例を表6に示した。表6中のNMRの吸収
位置は特徴的吸収のみについて記した。
実施例7 4−エチル−5−(4−メチルベンジルアミノ)−2−
t−ブチル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.3
6) 4−エチル−5−クロル−2−t−ブチル−3(2H)
ピリダジノン260mg,4−メチルベンジルアミン43
9mg,炭酸カリウム250mg,ジメチルスルホキシド4
mlおよび水0.5mlの混合物を160℃で20時間攪拌し
た。冷後,反応混合物中に氷冷下2%希塩酸20mlを注
ぎベンゼンで抽出した。抽出液を水(2回),飽和食塩
水の順で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し淡
黄色油状物を得た。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し,ベンゼン−酢酸エチル(4:1;V/
V)で溶出して得られる淡黄色固形物をn−ヘキサンか
ら結晶化し,融点156〜158℃の微黄色結晶57mg
を得た。
t−ブチル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.3
6) 4−エチル−5−クロル−2−t−ブチル−3(2H)
ピリダジノン260mg,4−メチルベンジルアミン43
9mg,炭酸カリウム250mg,ジメチルスルホキシド4
mlおよび水0.5mlの混合物を160℃で20時間攪拌し
た。冷後,反応混合物中に氷冷下2%希塩酸20mlを注
ぎベンゼンで抽出した。抽出液を水(2回),飽和食塩
水の順で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し淡
黄色油状物を得た。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し,ベンゼン−酢酸エチル(4:1;V/
V)で溶出して得られる淡黄色固形物をn−ヘキサンか
ら結晶化し,融点156〜158℃の微黄色結晶57mg
を得た。
NMR(CDCl3)δ:7.40(1H,s),7.09(4H,s)4.35(2H,s),2.46
(2H,q),2.31(3H,s)1.59(9H,s),1.06(3H,t) MS(m/e):299(M+),243(100%),105 実施例7において,原料の4−エチル−5−クロル−2
−t−ブチル−3(2H)ピリダジノンを表7のR1およ
びR2に対応する4−アルキル−5−クロロ−2−アルキ
ル−3(2H)ピリダジノンにし,原料の4−メチルベ
ンジルアミンを表7のR3,Y1,Y2およびY3に対応するベン
ジルアミン誘導体にし,実施例7の合成法および後処理
法に従って,表7の化合物を合成した。これら化合物の
実施例を表7に示した。表7中のNMRの吸収位置は特
徴的吸収のみについて記した。
(2H,q),2.31(3H,s)1.59(9H,s),1.06(3H,t) MS(m/e):299(M+),243(100%),105 実施例7において,原料の4−エチル−5−クロル−2
−t−ブチル−3(2H)ピリダジノンを表7のR1およ
びR2に対応する4−アルキル−5−クロロ−2−アルキ
ル−3(2H)ピリダジノンにし,原料の4−メチルベ
ンジルアミンを表7のR3,Y1,Y2およびY3に対応するベン
ジルアミン誘導体にし,実施例7の合成法および後処理
法に従って,表7の化合物を合成した。これら化合物の
実施例を表7に示した。表7中のNMRの吸収位置は特
徴的吸収のみについて記した。
実施例8 4−クロル−5−(4−ジ−n−プロピルアミノメチル
−N−メチルベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3
(2H)ピリダジノン(化合物No.43) 4,5−ジクロル−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジ
ノン0.3g,参考例6の項で製造した4−ジ−n−プロ
ピルアミノメチル−N−メチルベンジルアミン0.65g,
炭酸カリウム0.19g,1,4−ジオキサン8mlおよび水1
6mlの混合物を攪拌下8時間還流した。減圧下1,4−ジ
オキサンを留去し,残留物をクロロホルムで抽出する。
次いで抽出液を硫酸ナトリウムで脱水後,溶媒を留去し
て得られる残留物をベンゼン−酢酸エチル(1:1;V/
V)を溶出溶媒に用いたシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製し,粘稠油状物として標題化合物0.15
gを得た。
−N−メチルベンジルアミノ)−2−t−ブチル−3
(2H)ピリダジノン(化合物No.43) 4,5−ジクロル−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジ
ノン0.3g,参考例6の項で製造した4−ジ−n−プロ
ピルアミノメチル−N−メチルベンジルアミン0.65g,
炭酸カリウム0.19g,1,4−ジオキサン8mlおよび水1
6mlの混合物を攪拌下8時間還流した。減圧下1,4−ジ
オキサンを留去し,残留物をクロロホルムで抽出する。
次いで抽出液を硫酸ナトリウムで脱水後,溶媒を留去し
て得られる残留物をベンゼン−酢酸エチル(1:1;V/
V)を溶出溶媒に用いたシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製し,粘稠油状物として標題化合物0.15
gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.57(1H,s),7.28(4H,s)4.58(2H,s),3.53
(2H,s),3.01(3H,s)2.40(4H,t),1.62(9H,s),0.86(3H,t) MS(m/e):389(M+-Et,100%),382,317,262 実施例8において,原料の4,5−ジ−(クロルまたはブ
ロモ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノンを表
8中のR1およびR2に対応する4,5−ジクロル−2−アル
キル−3(2H)ピリダジノンにし,原料の4−ジ−n
−プロピルアミノメチル−N−メチルベンジルアミンを
表8のR3,Y1,Y2およびY3に対応するN−アルキルベンジ
ルアミンにし,実施例8の合成法および後処理法に従っ
て,表8の化合物を合成した。これら化合物の実施例を
表8に示した。表8中のNMRの吸収位置は特徴的吸収
のみについて記した。
(2H,s),3.01(3H,s)2.40(4H,t),1.62(9H,s),0.86(3H,t) MS(m/e):389(M+-Et,100%),382,317,262 実施例8において,原料の4,5−ジ−(クロルまたはブ
ロモ)−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノンを表
8中のR1およびR2に対応する4,5−ジクロル−2−アル
キル−3(2H)ピリダジノンにし,原料の4−ジ−n
−プロピルアミノメチル−N−メチルベンジルアミンを
表8のR3,Y1,Y2およびY3に対応するN−アルキルベンジ
ルアミンにし,実施例8の合成法および後処理法に従っ
て,表8の化合物を合成した。これら化合物の実施例を
表8に示した。表8中のNMRの吸収位置は特徴的吸収
のみについて記した。
実施例9 4−クロル−5−〔4−(β−カルボキシエチルアミノ
カルボニル−2−trans−エテニル)ベンジルアミノ〕
−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン(化合物N
o.61) 実施例6の項で製造した化合物(化合物No.60)70m
gをMeOH2mlに溶解し,氷冷攪拌下2規定水酸化ナトリ
ウム水溶液0.2mlを加え,同温度で1時間攪拌した。希
塩酸を加えpHを約7とした後,反応混合物を減圧留去に
付す。得られた残留物に希塩酸を注ぎ,酢酸エチルで抽
出する。抽出液を水(2回),飽和食塩水の順で洗浄,
硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し微黄色固形物を得
る。本品をエーテルで処理し融点170〜173℃の無
色結晶として標題化合物56mgを得た。
カルボニル−2−trans−エテニル)ベンジルアミノ〕
−2−t−ブチル−3(2H)ピリダジノン(化合物N
o.61) 実施例6の項で製造した化合物(化合物No.60)70m
gをMeOH2mlに溶解し,氷冷攪拌下2規定水酸化ナトリ
ウム水溶液0.2mlを加え,同温度で1時間攪拌した。希
塩酸を加えpHを約7とした後,反応混合物を減圧留去に
付す。得られた残留物に希塩酸を注ぎ,酢酸エチルで抽
出する。抽出液を水(2回),飽和食塩水の順で洗浄,
硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し微黄色固形物を得
る。本品をエーテルで処理し融点170〜173℃の無
色結晶として標題化合物56mgを得た。
参考例1A 3−n−プロポキシ−4−メトキシベンジルアミン・塩
酸塩 3−n−プロポキシ−4−メトキシベンズアルデヒド3
8g,硫酸ヒドロキシルアミン19.68g,水酸化ナトリ
ウム10g,メタノール250mlおよび水200mlの混
合物を攪拌下30分間還流する。冷後,水酸化ナトリウ
ム20gを加え溶解させた後,氷冷下ラネーニッケル
(Ni-Al合金)50gを少量ずつ徐々に加える。添加終
了後,氷浴をはずし,室温下で1時間攪拌を続けた。反
応混合液を過し液のメタノールを減圧下留去して得
られる残留物をベンゼンで抽出する。抽出液を飽和食塩
水で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去し,無
色油状物を得た。
酸塩 3−n−プロポキシ−4−メトキシベンズアルデヒド3
8g,硫酸ヒドロキシルアミン19.68g,水酸化ナトリ
ウム10g,メタノール250mlおよび水200mlの混
合物を攪拌下30分間還流する。冷後,水酸化ナトリウ
ム20gを加え溶解させた後,氷冷下ラネーニッケル
(Ni-Al合金)50gを少量ずつ徐々に加える。添加終
了後,氷浴をはずし,室温下で1時間攪拌を続けた。反
応混合液を過し液のメタノールを減圧下留去して得
られる残留物をベンゼンで抽出する。抽出液を飽和食塩
水で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去し,無
色油状物を得た。
NMR(CDCl3)δ:6.6〜7.0(3H,m),3.93(2H,t)3.76(3H,s),
3.73(2H,s),2.08〜1.71(2H,m),1.50(2H,s),1.01(2H,t) 残留油状物をジエチルエーテル200mlで希釈し,氷冷
下6規定HCl1,4−ジオキサン溶液35mlを加えた。析出
する固形物を取,エーテルで洗浄し無色粉末として標
題化合物33.65gを得た。
3.73(2H,s),2.08〜1.71(2H,m),1.50(2H,s),1.01(2H,t) 残留油状物をジエチルエーテル200mlで希釈し,氷冷
下6規定HCl1,4−ジオキサン溶液35mlを加えた。析出
する固形物を取,エーテルで洗浄し無色粉末として標
題化合物33.65gを得た。
上記と同様な製造方法を用い,対応するベンズアルデヒ
ドから,2,4−ジメチル,4−エチル,3−エチル−4
−メトキシ,3−エトキシ,2−エトキシ,4−エトキ
シ,3−n−プロポキシ,3,5−ジメトキシ,2,3−ジメ
トキシ,3−エトキシ−4−メトキシ,2,5−ジメトキ
シ,3−n−プロポキシ−4−メトキシ,3−メトキシ
−4−エトキシ,2−エトキシ−4−メトキシまたは3.
4.5−トリメトキシの各置換基を有するベンジルアミン
およびそれらの塩酸塩を製造した。
ドから,2,4−ジメチル,4−エチル,3−エチル−4
−メトキシ,3−エトキシ,2−エトキシ,4−エトキ
シ,3−n−プロポキシ,3,5−ジメトキシ,2,3−ジメ
トキシ,3−エトキシ−4−メトキシ,2,5−ジメトキ
シ,3−n−プロポキシ−4−メトキシ,3−メトキシ
−4−エトキシ,2−エトキシ−4−メトキシまたは3.
4.5−トリメトキシの各置換基を有するベンジルアミン
およびそれらの塩酸塩を製造した。
参考例2A 3−ベンジルオキシベンジルアミン・塩酸塩 3−ベンジルオキシベンズアルデヒド12.72g,O−メ
チルヒドロキシルアミン・塩酸塩5.76g,ピリジン9.49
gおよびエタノール130mlの混合物を攪拌下,1.5時
間加熱還流した。溶媒を減圧下留去し,得られた残留物
に水を加え,ベンゼンで抽出する。抽出液を水(2
回),飽和食塩水で洗浄,次いで硫酸ナトリウムで乾燥
した後溶媒を留去し,微黄色結晶としてO−メチルアル
ドキシム体を得た。
チルヒドロキシルアミン・塩酸塩5.76g,ピリジン9.49
gおよびエタノール130mlの混合物を攪拌下,1.5時
間加熱還流した。溶媒を減圧下留去し,得られた残留物
に水を加え,ベンゼンで抽出する。抽出液を水(2
回),飽和食塩水で洗浄,次いで硫酸ナトリウムで乾燥
した後溶媒を留去し,微黄色結晶としてO−メチルアル
ドキシム体を得た。
NMR(CDCl3)δ:7.97(1H,s),7.33(5H,s)7.5〜6.8(4H,m),
5.03(2H,s),3.92(3H,s) 水素化ホウ素ナトリウム6.81gおよびテトラヒドロフラ
ン200mlの懸濁液中に氷冷攪拌下,トリフルオロ酢酸
20.52gをテトラヒドロフラン10mlに溶かした溶液を
20分間を要して滴下する。滴下終了後,氷浴をはず
し,反応液を室温下1時間攪拌し,続いて上記で得たO
−メチルアルドキシム体をテトラヒドロフラン50mlに
溶かした溶液を加え,1時間同温度で反応を行った後,
2時間還流する。冷後,反応混合物に氷冷下,少量ずつ
氷水を添加し過剰の還元剤を分解した。テトラヒドロフ
ランを留去して得られる残留物をクロロホルムで抽出
し,抽出液を水,飽和食塩水で洗浄,硫酸ナトリウムで
乾燥後,溶媒を留去し,無色半固形物を得た。残留物を
エーテル250mlに溶かし,6規定HClジオキサン溶液
10mlを氷冷下徐々に加え,一夜放置する。析出した固
形物を取し,エーテルで洗浄,乾燥し,無色粉末とし
て標題化合物13.52gを得た。遊離アミンのNMRスペ
クトルを下記に示す。
5.03(2H,s),3.92(3H,s) 水素化ホウ素ナトリウム6.81gおよびテトラヒドロフラ
ン200mlの懸濁液中に氷冷攪拌下,トリフルオロ酢酸
20.52gをテトラヒドロフラン10mlに溶かした溶液を
20分間を要して滴下する。滴下終了後,氷浴をはず
し,反応液を室温下1時間攪拌し,続いて上記で得たO
−メチルアルドキシム体をテトラヒドロフラン50mlに
溶かした溶液を加え,1時間同温度で反応を行った後,
2時間還流する。冷後,反応混合物に氷冷下,少量ずつ
氷水を添加し過剰の還元剤を分解した。テトラヒドロフ
ランを留去して得られる残留物をクロロホルムで抽出
し,抽出液を水,飽和食塩水で洗浄,硫酸ナトリウムで
乾燥後,溶媒を留去し,無色半固形物を得た。残留物を
エーテル250mlに溶かし,6規定HClジオキサン溶液
10mlを氷冷下徐々に加え,一夜放置する。析出した固
形物を取し,エーテルで洗浄,乾燥し,無色粉末とし
て標題化合物13.52gを得た。遊離アミンのNMRスペ
クトルを下記に示す。
NMR(CDCl3)δ:7.28(5H,s),7.3〜6.6(4H,m)4.96(2H,s),
3.24(2H,s),1.56(2H,s,D2O添加により消失) 上記と同様な製造方法を用い,対向するベンズアルデヒ
ド体から,3−エチル−4−ベンジル,3−ベンジルオ
キシ,4−ベンジルオキシ,3−エトキシ−4−ベンジ
ルオキシ,2−ベンジルオキシ−3−エトキシ,3−n
−プロポキシ−4−ベンジルオキシ,4−ジメチルアミ
ノまたは4−メチルメルカプトの各置換基を有するベン
ジルアミンおよびそれらの塩酸塩を製造した。
3.24(2H,s),1.56(2H,s,D2O添加により消失) 上記と同様な製造方法を用い,対向するベンズアルデヒ
ド体から,3−エチル−4−ベンジル,3−ベンジルオ
キシ,4−ベンジルオキシ,3−エトキシ−4−ベンジ
ルオキシ,2−ベンジルオキシ−3−エトキシ,3−n
−プロポキシ−4−ベンジルオキシ,4−ジメチルアミ
ノまたは4−メチルメルカプトの各置換基を有するベン
ジルアミンおよびそれらの塩酸塩を製造した。
参考例3A 4−(1,3−ジオキソラニル)ベンジルアミン 水素化ホウ素ナトリウム3.40gおよびテトラヒドロフラ
ン200mlの混合物中に氷冷攪拌下,トリフルオロ酢酸
9.83gとテトラヒドロフラン10mlの混液を滴下した。
氷浴をはずし,室温下1時間かきまぜた後,反応混合物
中に4−シアノベンズアルデヒドエチレンアセタール1
3.13gのテトラヒドロフラン30ml溶液を加え,同温度
で4.5時間攪拌した。氷浴上,氷片を添加し過剰の還元
剤を分解した後,溶媒を減圧下留去する。得られた残留
物をクロロホルムで抽出し,抽出液を水,飽和食塩水の
順に洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し,微黄
色半固形物として標題化合物11.95gを得た。
ン200mlの混合物中に氷冷攪拌下,トリフルオロ酢酸
9.83gとテトラヒドロフラン10mlの混液を滴下した。
氷浴をはずし,室温下1時間かきまぜた後,反応混合物
中に4−シアノベンズアルデヒドエチレンアセタール1
3.13gのテトラヒドロフラン30ml溶液を加え,同温度
で4.5時間攪拌した。氷浴上,氷片を添加し過剰の還元
剤を分解した後,溶媒を減圧下留去する。得られた残留
物をクロロホルムで抽出し,抽出液を水,飽和食塩水の
順に洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し,微黄
色半固形物として標題化合物11.95gを得た。
NMR(CDCl3)δ:5.72(1H,s),4.00(4H,s)2.30(2H,broad
s,D2O添加により消失) 参考例4A 4−メチル−5−クロロ−3(2H)ピリダジノン 500mlの反応フラスコにメチルマグネシウムプロミド
(1モル/エーテル溶液)189gをとり,15℃付
近にて,4,5−ジクロロピリダジノン10.0gを少しずつ
混入した。40〜50℃にて約3時間攪拌した。薄層ク
ロマトグラフィー(展開剤酢酸エチル:アセトン=2:
1;V/V)より原料ジクロロピリダジノンの消失を確か
めてから反応を終結させた。反応液を分液ロートに移
し,飽和食塩水約300mlを加えて激しく振り,水層を
捨て去り,有機層を約200mlの水で洗った後,無水硫
酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を留去して得られた褐
色の結晶物を,酢酸エチルから再結晶化させて,融点1
32〜134℃の無色結晶として標題化合物4.54gを得
た。
s,D2O添加により消失) 参考例4A 4−メチル−5−クロロ−3(2H)ピリダジノン 500mlの反応フラスコにメチルマグネシウムプロミド
(1モル/エーテル溶液)189gをとり,15℃付
近にて,4,5−ジクロロピリダジノン10.0gを少しずつ
混入した。40〜50℃にて約3時間攪拌した。薄層ク
ロマトグラフィー(展開剤酢酸エチル:アセトン=2:
1;V/V)より原料ジクロロピリダジノンの消失を確か
めてから反応を終結させた。反応液を分液ロートに移
し,飽和食塩水約300mlを加えて激しく振り,水層を
捨て去り,有機層を約200mlの水で洗った後,無水硫
酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を留去して得られた褐
色の結晶物を,酢酸エチルから再結晶化させて,融点1
32〜134℃の無色結晶として標題化合物4.54gを得
た。
NMR(CDCl3)δ:2.27(3H,s),7.72(1H,s)12.52(1H,broad
s) MS(m/e):143(M+) 参考例5A 4−メチル−5−クロロ−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン 参考例4Aで得られた4−メチル−5−クロロ−3(2
H)ピリダジノン4.54g(0.032モル),ヨウ化イソプ
ロピル6.34g(0.038モル)およびジメチルホルムアミ
ド60mlを200ml4つ口反応フラスコにとり,5℃付
近にて水素化ナトリウム(50%鉱油懸濁物)1.66gを
少しずつ加えた。30℃にて3時間攪拌した。
s) MS(m/e):143(M+) 参考例5A 4−メチル−5−クロロ−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン 参考例4Aで得られた4−メチル−5−クロロ−3(2
H)ピリダジノン4.54g(0.032モル),ヨウ化イソプ
ロピル6.34g(0.038モル)およびジメチルホルムアミ
ド60mlを200ml4つ口反応フラスコにとり,5℃付
近にて水素化ナトリウム(50%鉱油懸濁物)1.66gを
少しずつ加えた。30℃にて3時間攪拌した。
薄層クロマトグラフィー(展開剤クロロホルム)で原料
の消失を確かめてから反応を終結させた。ベンゼン60
mlおよび10%塩酸水100ml加えて激しく振り,水層
を捨て去り,有機層を飽和食塩水50mlで一度洗った
後,無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を留去して
得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開剤ベンゼン:クロロホルム=1:1;V/V)に
よって分離精製して標題化合物2.85gを得た。
の消失を確かめてから反応を終結させた。ベンゼン60
mlおよび10%塩酸水100ml加えて激しく振り,水層
を捨て去り,有機層を飽和食塩水50mlで一度洗った
後,無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を留去して
得られた油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開剤ベンゼン:クロロホルム=1:1;V/V)に
よって分離精製して標題化合物2.85gを得た。
融点40℃ NMR(CDCl3)δ:7.76(1H,s),5.26(1H,m)2.27(3H,s),1.40
(3H,s),1.29(3H,s) 実施例1A 4−クロロ−5−(3−ベンジルオキシベンジルアミ
ノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化
合物No.95) 参考例2Aで製造した3−ベンジルオキシベンジルアミ
ン・塩酸塩8.24g,2−i−プロピル−4,5−ジクロロ
−3(2H)ピリダジノン3.11g,炭酸カリウム7.26
g,1,4−ジオキサン30mlおよび水90mlの混合物を
攪拌下4.5時間還流した。減圧下,大部分の1,4−ジオキ
サンを留去した後,残留物を酢酸エチルで抽出する。抽
出液を希塩酸で洗浄し,析出する沈殿を除くためにセラ
イトで処理した。有機層を分離し,水,飽和食塩水の順
で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去する。得
られた微黄色油状物をエーテル−n−ヘキサンから結晶
化し,融点106〜108℃の無色結晶として標題化合
物2.51gを得た。
(3H,s),1.29(3H,s) 実施例1A 4−クロロ−5−(3−ベンジルオキシベンジルアミ
ノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化
合物No.95) 参考例2Aで製造した3−ベンジルオキシベンジルアミ
ン・塩酸塩8.24g,2−i−プロピル−4,5−ジクロロ
−3(2H)ピリダジノン3.11g,炭酸カリウム7.26
g,1,4−ジオキサン30mlおよび水90mlの混合物を
攪拌下4.5時間還流した。減圧下,大部分の1,4−ジオキ
サンを留去した後,残留物を酢酸エチルで抽出する。抽
出液を希塩酸で洗浄し,析出する沈殿を除くためにセラ
イトで処理した。有機層を分離し,水,飽和食塩水の順
で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去する。得
られた微黄色油状物をエーテル−n−ヘキサンから結晶
化し,融点106〜108℃の無色結晶として標題化合
物2.51gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.48(1H,s),7.30(5H,s)7.3〜6.7(4H,m),
5.02(2H,s),4.49,4.40(合せて2H,各s),5.2〜4.8(1H,br
oad s)1.30(6H,d) MS(m/e):383(M+),348,91(100%) 実施例2A 4−クロロ−5−(3−n−プロポキシ−4−メトキシ
ベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリ
ダジノン(化合物 No.106) 3−n−プロポキシ−4−メトキシベンジルアミン塩酸
塩1.34g,4,5−ジクロル−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン0.4g,炭酸カリウム1.08g,1,4−ジ
オキサン6mlおよび水18mlの混合物を攪拌下8時間還
流する。溶媒を減圧下留去して得られる残留物に水を加
え酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸,水,飽和食
塩水の順で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し
酢酸エチル−ジエチルエーテル−n−ヘキサンから結晶
化し,融点120122℃の無色結晶として標題化合物
230mgを得た。
5.02(2H,s),4.49,4.40(合せて2H,各s),5.2〜4.8(1H,br
oad s)1.30(6H,d) MS(m/e):383(M+),348,91(100%) 実施例2A 4−クロロ−5−(3−n−プロポキシ−4−メトキシ
ベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピリ
ダジノン(化合物 No.106) 3−n−プロポキシ−4−メトキシベンジルアミン塩酸
塩1.34g,4,5−ジクロル−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン0.4g,炭酸カリウム1.08g,1,4−ジ
オキサン6mlおよび水18mlの混合物を攪拌下8時間還
流する。溶媒を減圧下留去して得られる残留物に水を加
え酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸,水,飽和食
塩水の順で洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し
酢酸エチル−ジエチルエーテル−n−ヘキサンから結晶
化し,融点120122℃の無色結晶として標題化合物
230mgを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.58(1H,s),6.81(3H,s)5.38〜4.93(2H,
m),4.47,4.37(合せて2H,各s),3.94(2H,t),3.83(3H,s),
2.05〜1.65(2H,m),1.28(6H,d),1.02(3H,t) MS(m/e):365(M+),330,179(100%),137 実施例3A 4−クロロ−5−(4−ジ−n−プロピルアミノカルボ
ニルベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)
ピリダジノン(化合物No.125) 2−i−プロピル−4,5−ジクロロ−3(2H)ピリダ
ジノンと4−カルボキシベンジルアミンとから得られる
4−クロロ−5−(4−カルボキシベンジルアミノ)−
2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン322mg,
N,N′−カルボニルジイミダゾール194mgおよびジ
メチルホルムアミド5mlの混合物を室温下,1時間攪拌
した後,ジ−n−プロピルアミン100mgをジメチルホ
ルムアミド1mlに溶かした溶液を加え,同温度で一晩攪
拌した。溶媒を減圧下留去し,得られる淡黄色油状物を
クロロホルムで抽出する。抽出液を希塩酸,水,5%水
酸化ナトリウム水溶液,飽和食塩水の順に洗浄,硫酸ナ
トリウムで乾燥後,溶媒を留去し淡黄色油状物を得た。
本品をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し,ベ
ンゼン−酢酸エチル(2:5;V/V)で溶出して得られ
る無色粘稠油状物をエーテル−n−ヘキサンから結晶化
し,融点78〜81℃の無色結晶として標題化合物10
8mgを得た。
m),4.47,4.37(合せて2H,各s),3.94(2H,t),3.83(3H,s),
2.05〜1.65(2H,m),1.28(6H,d),1.02(3H,t) MS(m/e):365(M+),330,179(100%),137 実施例3A 4−クロロ−5−(4−ジ−n−プロピルアミノカルボ
ニルベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)
ピリダジノン(化合物No.125) 2−i−プロピル−4,5−ジクロロ−3(2H)ピリダ
ジノンと4−カルボキシベンジルアミンとから得られる
4−クロロ−5−(4−カルボキシベンジルアミノ)−
2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン322mg,
N,N′−カルボニルジイミダゾール194mgおよびジ
メチルホルムアミド5mlの混合物を室温下,1時間攪拌
した後,ジ−n−プロピルアミン100mgをジメチルホ
ルムアミド1mlに溶かした溶液を加え,同温度で一晩攪
拌した。溶媒を減圧下留去し,得られる淡黄色油状物を
クロロホルムで抽出する。抽出液を希塩酸,水,5%水
酸化ナトリウム水溶液,飽和食塩水の順に洗浄,硫酸ナ
トリウムで乾燥後,溶媒を留去し淡黄色油状物を得た。
本品をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し,ベ
ンゼン−酢酸エチル(2:5;V/V)で溶出して得られ
る無色粘稠油状物をエーテル−n−ヘキサンから結晶化
し,融点78〜81℃の無色結晶として標題化合物10
8mgを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.48(1H,s),7.28(4H,s)4.58,4.48(合せ
て2H,各s),3.7〜2.9(4H,m),1.8〜0.5(10H,m),1.29(6H,
d) MS(m/e):404(M+),304(100%),217,100 実施例4A 4−クロロ−5−(3−ヒドロキシベンジルアミノ)−
2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物N
o.137) 実施例1Aで製造した4−クロロ−5−(3−ベンジル
オキシベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン(化合物No.95)1.15g,ジメチル
スルフィド10mlおよびジクロルメタン4mlの混合物
に,氷冷下,三フッ化ホウ素・エーテレート3.41gを加
え30分間0℃で攪拌後,続いて室温下24時間攪拌し
た。反応溶液を氷冷し,n−ヘキサン40mlを加えると
淡黄色固形物が析出する。固形物を取し,n−ヘキサ
ンで洗浄後,酢酸エチルおよび水で処理した。有機層を
分離し,水,飽和食塩水の順で洗浄,硫酸ナトリウムで
乾燥後,溶媒を留去し淡黄色固形物を得た。本品を酢酸
エチル−エーテルから結晶化し,融点194.5〜196℃
の無色結晶として標題化合物730mgを得た。
て2H,各s),3.7〜2.9(4H,m),1.8〜0.5(10H,m),1.29(6H,
d) MS(m/e):404(M+),304(100%),217,100 実施例4A 4−クロロ−5−(3−ヒドロキシベンジルアミノ)−
2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物N
o.137) 実施例1Aで製造した4−クロロ−5−(3−ベンジル
オキシベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン(化合物No.95)1.15g,ジメチル
スルフィド10mlおよびジクロルメタン4mlの混合物
に,氷冷下,三フッ化ホウ素・エーテレート3.41gを加
え30分間0℃で攪拌後,続いて室温下24時間攪拌し
た。反応溶液を氷冷し,n−ヘキサン40mlを加えると
淡黄色固形物が析出する。固形物を取し,n−ヘキサ
ンで洗浄後,酢酸エチルおよび水で処理した。有機層を
分離し,水,飽和食塩水の順で洗浄,硫酸ナトリウムで
乾燥後,溶媒を留去し淡黄色固形物を得た。本品を酢酸
エチル−エーテルから結晶化し,融点194.5〜196℃
の無色結晶として標題化合物730mgを得た。
NMR(CDCl3+DMSO-d6)δ:7.51(1H,s),6.6〜7.2(4H,m),6.
3〜5.8(1H,broad s),4.5,4.4(合せて2H,各s),1.26(6H,
d) MS(m/e):293(M+),258,251,216(100%),107 実施例5A 4−クロロ−5−〔3−(4−t−ブトキシカルボニ
ル)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3
(2H)ピリダジノン(化合物No.139) 実施例4Aで製造した4−クロロ−5−(3−ヒドロキ
シベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピ
リダジノン(化合物No.137)2.056g,5−プロモ吉
草酸t−ブチルエステル5.807g,ヨウ化ナトリウム2.6
2g,炭酸カリウム4.64gおよびメチルエチルケトン5
0mlの混合物を,攪拌下3日間還流した。反応混合物に
水を注ぎ,酢酸エチルで抽出する。抽出液を水,飽和食
塩水の順に洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去
し淡紫紅色油状物を得た。本品をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し,ベンゼン−酢酸エチル(3:
1;V/V)溶出画分を留去し,微黄色粘稠油状物として
標題化合物3.21gを得た。
3〜5.8(1H,broad s),4.5,4.4(合せて2H,各s),1.26(6H,
d) MS(m/e):293(M+),258,251,216(100%),107 実施例5A 4−クロロ−5−〔3−(4−t−ブトキシカルボニ
ル)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3
(2H)ピリダジノン(化合物No.139) 実施例4Aで製造した4−クロロ−5−(3−ヒドロキ
シベンジルアミノ)−2−i−プロピル−3(2H)ピ
リダジノン(化合物No.137)2.056g,5−プロモ吉
草酸t−ブチルエステル5.807g,ヨウ化ナトリウム2.6
2g,炭酸カリウム4.64gおよびメチルエチルケトン5
0mlの混合物を,攪拌下3日間還流した。反応混合物に
水を注ぎ,酢酸エチルで抽出する。抽出液を水,飽和食
塩水の順に洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去
し淡紫紅色油状物を得た。本品をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し,ベンゼン−酢酸エチル(3:
1;V/V)溶出画分を留去し,微黄色粘稠油状物として
標題化合物3.21gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.55(1H,s),7.4〜6.7(4H,m)4.63,4.52
(合せて2H,各s),1.43(9H,s)1.30(6H,s) MS(FD;m/e):449(M+) 実施例6A 4−クロロ−5−〔3−(4−カルボキシ)ブトキシベ
ンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3(2H)ピリダ
ジノン(化合物No.142) 実施例5Aで製造した4−クロロ−5−〔3−(4−t
−ブトキシカルボニル)ブトキシベンジルアミノ〕−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.
139)3.00gを6規定HCl1,4−ジオキサン溶液30ml
に溶かし,室温下50分間攪拌した。溶媒を減圧下留去
し,得られた暗黄橙色油状物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付す。クロロホルム−メタノール(2
4:1;V/V)で溶出し,無色泡状物として標題化合物
1.75gを得た。
(合せて2H,各s),1.43(9H,s)1.30(6H,s) MS(FD;m/e):449(M+) 実施例6A 4−クロロ−5−〔3−(4−カルボキシ)ブトキシベ
ンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3(2H)ピリダ
ジノン(化合物No.142) 実施例5Aで製造した4−クロロ−5−〔3−(4−t
−ブトキシカルボニル)ブトキシベンジルアミノ〕−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.
139)3.00gを6規定HCl1,4−ジオキサン溶液30ml
に溶かし,室温下50分間攪拌した。溶媒を減圧下留去
し,得られた暗黄橙色油状物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付す。クロロホルム−メタノール(2
4:1;V/V)で溶出し,無色泡状物として標題化合物
1.75gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.51(1H,s),7.4〜6.9(1H,broad s,D2O添
加により消失),7.2〜6.6(4H,m)4.50,4.40(合せて2H,
各s),3.95(2H,崩れたt)2.42(2H,崩れたt),2.0〜1.6(4H,
m),1.30(6H,d) MS(FD;m/e):394(M++1) 実施例7A 4−クロロ−5−〔3−(4−メトキシカルボニル)ブ
トキシベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン(化合物No.144) 実施例6Aで製造した4−クロロ−5−〔3−(4−カ
ルボキシ)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i−プロピ
ル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.142)1.30
gの酢酸エチル30mlの溶液中にジアゾメタンを淡黄色
に着色するまで吹き込んだ後,反応溶液を一晩放置し
た。溶媒を留去し,淡黄色油状物として標題化合物1.35
gを得た。
加により消失),7.2〜6.6(4H,m)4.50,4.40(合せて2H,
各s),3.95(2H,崩れたt)2.42(2H,崩れたt),2.0〜1.6(4H,
m),1.30(6H,d) MS(FD;m/e):394(M++1) 実施例7A 4−クロロ−5−〔3−(4−メトキシカルボニル)ブ
トキシベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン(化合物No.144) 実施例6Aで製造した4−クロロ−5−〔3−(4−カ
ルボキシ)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i−プロピ
ル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.142)1.30
gの酢酸エチル30mlの溶液中にジアゾメタンを淡黄色
に着色するまで吹き込んだ後,反応溶液を一晩放置し
た。溶媒を留去し,淡黄色油状物として標題化合物1.35
gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.51(1H,s),7.2〜6.6(4H,m)4.51,4.41
(合せて2H,各s),3.92(2H,崩れたt),3.62(3H,s),2.38(2
H,崩れたt),2.0〜1.5(4H,m),1.28(6H,d) MS(FD;m/e):407(M+) 実施例8A 4−クロロ−5−〔3−(4−N−メチルアミノカルボ
ニル)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−
3(2H)ピリダジノン(化合物No.146) 実施例7Aで製造した4−クロロ−5−〔3−(4−メ
トキシカルボニル)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i
−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.14
4)280mg,メチルアミン(40%水溶液)2.0mlお
よびメタノール2.0mlの混合物を室温下,2日間攪拌し
た。反応液を減圧留去に付し,得られた残留物を酢酸エ
チルで抽出する。抽出液を水,飽和食塩水の順に洗浄,
硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去し,淡黄色粘稠油
状物として標題化合物280mgを得た。
(合せて2H,各s),3.92(2H,崩れたt),3.62(3H,s),2.38(2
H,崩れたt),2.0〜1.5(4H,m),1.28(6H,d) MS(FD;m/e):407(M+) 実施例8A 4−クロロ−5−〔3−(4−N−メチルアミノカルボ
ニル)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−
3(2H)ピリダジノン(化合物No.146) 実施例7Aで製造した4−クロロ−5−〔3−(4−メ
トキシカルボニル)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i
−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.14
4)280mg,メチルアミン(40%水溶液)2.0mlお
よびメタノール2.0mlの混合物を室温下,2日間攪拌し
た。反応液を減圧留去に付し,得られた残留物を酢酸エ
チルで抽出する。抽出液を水,飽和食塩水の順に洗浄,
硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を留去し,淡黄色粘稠油
状物として標題化合物280mgを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.51(1H,s),4.53,4.43(合せて2H,各s),
3.91(2H,崩れたt),2.74(3H,d),2.5〜1.6(6H,m),1.28(6
H,d) MS(FD;m/e):406(M+) 実施例9A 4−クロロ−5−〔3−(5−ヒドロキシ)ベントキシ
ベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3(2H)ピリ
ダジノン(化合物No.147) 実施例7Aで製造した4−クロロ−5−〔3−(4−メ
トキシカルボニル)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i
−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.14
4)1.02gのトルエン30ml溶液中に,氷浴上,ナトリ
ウムビス−メトキシエトキシアルミニウムハイドライド
の70%トルエン溶液2.0mlを滴下し,1時間攪拌し
た。希塩酸を少量ずつ反応液中に加え,過剰の還元剤を
分解した後,クロロホルムで抽出する。抽出液を水,飽
和食塩水の順に洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を
留去し暗紫紅色の油状物を得た。本品をクロロホルム−
メタノール(25:1;V/V)を溶出液としたシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーによって精製し,微黄色粘
稠油状物として標題化合物587mgを得た。
3.91(2H,崩れたt),2.74(3H,d),2.5〜1.6(6H,m),1.28(6
H,d) MS(FD;m/e):406(M+) 実施例9A 4−クロロ−5−〔3−(5−ヒドロキシ)ベントキシ
ベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3(2H)ピリ
ダジノン(化合物No.147) 実施例7Aで製造した4−クロロ−5−〔3−(4−メ
トキシカルボニル)ブトキシベンジルアミノ〕−2−i
−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.14
4)1.02gのトルエン30ml溶液中に,氷浴上,ナトリ
ウムビス−メトキシエトキシアルミニウムハイドライド
の70%トルエン溶液2.0mlを滴下し,1時間攪拌し
た。希塩酸を少量ずつ反応液中に加え,過剰の還元剤を
分解した後,クロロホルムで抽出する。抽出液を水,飽
和食塩水の順に洗浄,硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を
留去し暗紫紅色の油状物を得た。本品をクロロホルム−
メタノール(25:1;V/V)を溶出液としたシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーによって精製し,微黄色粘
稠油状物として標題化合物587mgを得た。
NMR(CDCl3+D2O)δ:7.50(1H,s),7.3〜6.6(4H,m),4.51,
4.42(合せて2H,各s),3.94(2H,崩れたt),3.64(2H,崩れ
たt),2.0〜1.4(6H,m),1.29(6H,d) MS(FD;m/e):379(M+) 実施例10A 4−クロロ−5−〔3−(5−メトキシ)ベントキシ−
N−メチル−ベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3
(2H)ピリダジノン(化合物No.149) 実施例9Aで製造した4−クロル−5−〔3−(5−ヒ
ドロキシ)ベントキシベンジルアミノ〕−2−i−プロ
ピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.147)4
20mgのテトラヒドロフラン10ml溶液中に,氷冷下,
ナトリウムハイドライド(55%鉱油分散粉末)121
mgを少量ずつ添加し,10分間かきまぜた後,ヨウ化メ
チル0.2mlを加え,同温度で50分間攪拌した。10%
塩化アンモニウム水溶液を反応液に加えたのち,酢酸エ
チルで抽出する。抽出液を水,飽和食塩水の順に洗浄,
硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を減圧下留去し淡黄色粘
稠油状物を得た。本品をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーによって精製し,ベンゼン−酢酸エチル(1:
1;V/V)で最初に溶出される画分より微黄色粘稠油状
物として標題化合物40mgを得た。
4.42(合せて2H,各s),3.94(2H,崩れたt),3.64(2H,崩れ
たt),2.0〜1.4(6H,m),1.29(6H,d) MS(FD;m/e):379(M+) 実施例10A 4−クロロ−5−〔3−(5−メトキシ)ベントキシ−
N−メチル−ベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−3
(2H)ピリダジノン(化合物No.149) 実施例9Aで製造した4−クロル−5−〔3−(5−ヒ
ドロキシ)ベントキシベンジルアミノ〕−2−i−プロ
ピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.147)4
20mgのテトラヒドロフラン10ml溶液中に,氷冷下,
ナトリウムハイドライド(55%鉱油分散粉末)121
mgを少量ずつ添加し,10分間かきまぜた後,ヨウ化メ
チル0.2mlを加え,同温度で50分間攪拌した。10%
塩化アンモニウム水溶液を反応液に加えたのち,酢酸エ
チルで抽出する。抽出液を水,飽和食塩水の順に洗浄,
硫酸ナトリウムで乾燥後,溶媒を減圧下留去し淡黄色粘
稠油状物を得た。本品をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーによって精製し,ベンゼン−酢酸エチル(1:
1;V/V)で最初に溶出される画分より微黄色粘稠油状
物として標題化合物40mgを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.51(1H,s),7.3〜6.6(4H,m)4.54(2H,s),
3.92(2H,崩れたt),3.38(2H,崩れたt),3.29,3.01(各3H,
s),2.0〜1.4(6H,m),1.32(6H,d) MS(FD;m/e):407(M+) 実施例11A 4−クロロ−5−〔3−(5−ヒドロキシ)ペントキシ
−N−メチル−ベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−
3(2H)ピリダジノン(化合物No.150) 実施例10Aのシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
おいて,ベンゼン−酢酸エチル(1:1;V/V)で二番
目に溶出される画分より,無色粘稠油状物として標題化
合物403mgを得た。
3.92(2H,崩れたt),3.38(2H,崩れたt),3.29,3.01(各3H,
s),2.0〜1.4(6H,m),1.32(6H,d) MS(FD;m/e):407(M+) 実施例11A 4−クロロ−5−〔3−(5−ヒドロキシ)ペントキシ
−N−メチル−ベンジルアミノ〕−2−i−プロピル−
3(2H)ピリダジノン(化合物No.150) 実施例10Aのシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
おいて,ベンゼン−酢酸エチル(1:1;V/V)で二番
目に溶出される画分より,無色粘稠油状物として標題化
合物403mgを得た。
NMR(CDCl3+D2O):7.59(1H,s),7.3〜6.6(4H,m),4.52(2H,
s),3.92(2H,崩れたt),3.62(2H,崩れたt),3.01(3H,s),2.
0〜1.4(6H,m),1.30(6H,d) MS(FD;m/e):393(M+) 実施例12A 4−メチル−5−(4−メトキシベンジルアミノ)−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.
151) 4−メトキシベンジルアミン2.2g,4−メチル−5−
クロロ−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン0.
30g,炭酸水素ナトリウム1.34g,炭酸カリウム0.23
g,トリ−n−プロピルアミン5mlの混合物を150℃
にて18時間加熱した。反応混合物に10%塩酸水を加
えて酸性にしてから,ベンゼン60mlで抽出した。ベン
ゼン層を水洗して,無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を留去して得られる油状物質をエチルエーテル5mlで
結晶化,標題化合物40mgを得た。融点 172〜17
4℃ NMR(CDCl3)δ:7.55(1H,s),4.41,4.33(合せて2H,各s),
3.78(3H,s),1.98(3H,s)1.28(6H,d) MS(m/e):287(M+),121(100%) 実施例13A 5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)−2−i−プ
ロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.100) 4−クロロ−5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物
No.97)320mg,エタノール50ml,トリエチルア
ミン1mlおよび5%パラジウム−炭素100mgを攪拌し
ながら,40〜50℃にて3時間水素添加した。反応液
を過し液を濃縮して得られた粗結晶をエチルエーテ
ルより再結晶を行って融点167〜168℃の標題化合
物230mgを得た。
s),3.92(2H,崩れたt),3.62(2H,崩れたt),3.01(3H,s),2.
0〜1.4(6H,m),1.30(6H,d) MS(FD;m/e):393(M+) 実施例12A 4−メチル−5−(4−メトキシベンジルアミノ)−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.
151) 4−メトキシベンジルアミン2.2g,4−メチル−5−
クロロ−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン0.
30g,炭酸水素ナトリウム1.34g,炭酸カリウム0.23
g,トリ−n−プロピルアミン5mlの混合物を150℃
にて18時間加熱した。反応混合物に10%塩酸水を加
えて酸性にしてから,ベンゼン60mlで抽出した。ベン
ゼン層を水洗して,無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を留去して得られる油状物質をエチルエーテル5mlで
結晶化,標題化合物40mgを得た。融点 172〜17
4℃ NMR(CDCl3)δ:7.55(1H,s),4.41,4.33(合せて2H,各s),
3.78(3H,s),1.98(3H,s)1.28(6H,d) MS(m/e):287(M+),121(100%) 実施例13A 5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)−2−i−プ
ロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.100) 4−クロロ−5−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)
−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物
No.97)320mg,エタノール50ml,トリエチルア
ミン1mlおよび5%パラジウム−炭素100mgを攪拌し
ながら,40〜50℃にて3時間水素添加した。反応液
を過し液を濃縮して得られた粗結晶をエチルエーテ
ルより再結晶を行って融点167〜168℃の標題化合
物230mgを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.33(1H,dd),5.70(1H,dd)5.20(1H,t),4.
80(1H,broad),4.20,4.10(合せて2H,各s),3.79(3H,s),
3.75(3H,s),1.26(6H,d) MS(m/e):305(M+),151(100%) 実施例14A 4−クロロ−5−(4−ホルミルベンジルアミノ)−3
(2H)ピリダジノン(化合物No.140) 参考例3Aで製造した4−(1,3−ジオキソラニル)ベ
ンジルアミン11.95g,2−i−プロピル−4.5−ジクロ
−3(2H)ピリダジノン5.18g,炭酸カリウム4.15
g,水120mlおよび1,4−ジオキサン40mlの混合物
を攪拌下,8時間還流した。ほとんどの1,4−ジオキサ
ンを減圧下留去した後,残留物を酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を水,飽和食塩水の順に洗浄,硫酸ナトリウ
ムで乾燥後,溶媒を留去すると淡黄色油状物が得られ
る。本残留物を100mlのテトラヒドロフランと水2ml
の混液に溶かし,6規定HClジオキサン溶液4mlを加
え,室温下1.5時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し,得
られる残留物中に希塩酸を注ぎ,酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を水,飽和食塩水の順に洗浄,硫酸ナトリウ
ムで乾燥後,溶媒を留去して得られる淡黄色油状物を酢
酸エチル−エーテル−n−ヘキサンから結晶化し,融点
93.5〜95℃の無色結晶として,標題化合物2.01gを得
た。結晶化母液を濃縮し,ベンゼン−酢酸エチル(1:
1;v/v)を溶出液としたシリカゲルクロマトグラフィ
ーに付し,さらに標題化合物1.09g(総収量3.10g)を
得た。
80(1H,broad),4.20,4.10(合せて2H,各s),3.79(3H,s),
3.75(3H,s),1.26(6H,d) MS(m/e):305(M+),151(100%) 実施例14A 4−クロロ−5−(4−ホルミルベンジルアミノ)−3
(2H)ピリダジノン(化合物No.140) 参考例3Aで製造した4−(1,3−ジオキソラニル)ベ
ンジルアミン11.95g,2−i−プロピル−4.5−ジクロ
−3(2H)ピリダジノン5.18g,炭酸カリウム4.15
g,水120mlおよび1,4−ジオキサン40mlの混合物
を攪拌下,8時間還流した。ほとんどの1,4−ジオキサ
ンを減圧下留去した後,残留物を酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を水,飽和食塩水の順に洗浄,硫酸ナトリウ
ムで乾燥後,溶媒を留去すると淡黄色油状物が得られ
る。本残留物を100mlのテトラヒドロフランと水2ml
の混液に溶かし,6規定HClジオキサン溶液4mlを加
え,室温下1.5時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し,得
られる残留物中に希塩酸を注ぎ,酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を水,飽和食塩水の順に洗浄,硫酸ナトリウ
ムで乾燥後,溶媒を留去して得られる淡黄色油状物を酢
酸エチル−エーテル−n−ヘキサンから結晶化し,融点
93.5〜95℃の無色結晶として,標題化合物2.01gを得
た。結晶化母液を濃縮し,ベンゼン−酢酸エチル(1:
1;v/v)を溶出液としたシリカゲルクロマトグラフィ
ーに付し,さらに標題化合物1.09g(総収量3.10g)を
得た。
NMR(CDCl3)δ:9.95(1H,s),7.85,7.44(4H,ABq),7.45(1
H,s),4.68,4.58(合せて2H,各s),1.28(6H,d) MS(m/e):305(M+),263(100%),119 実施例15A 4−ブロモ−5−(4−エトキシベンジルアミノ)−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.
164) 4−エトキシベンジルアミン塩酸塩0.38g,4,5−ジブ
ロモ−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン0.4
g,炭酸カリウム0.34g,1,4−ジオキサン6mlおよび
水18mlの混合物を攪拌下10時間90℃に加熱する。
溶媒を減圧下留去して得られる残留物に水を加え酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を希塩酸,飽和食塩水の順で洗
浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し,エーテルか
ら結晶化し,融点151〜152.5℃の淡黄色結晶として
標題化合物220mgを得た。
H,s),4.68,4.58(合せて2H,各s),1.28(6H,d) MS(m/e):305(M+),263(100%),119 実施例15A 4−ブロモ−5−(4−エトキシベンジルアミノ)−2
−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.
164) 4−エトキシベンジルアミン塩酸塩0.38g,4,5−ジブ
ロモ−2−i−プロピル−3(2H)ピリダジノン0.4
g,炭酸カリウム0.34g,1,4−ジオキサン6mlおよび
水18mlの混合物を攪拌下10時間90℃に加熱する。
溶媒を減圧下留去して得られる残留物に水を加え酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を希塩酸,飽和食塩水の順で洗
浄,硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し,エーテルか
ら結晶化し,融点151〜152.5℃の淡黄色結晶として
標題化合物220mgを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.68(1H,s),7.30,6.96(4H,ABq),4.95〜
5.60(m,2H),4.58,4.48(合せて2H,各s),4.10(2H,q),1.5
0(3H,t),1.40(6H,d) MS(m/e):365(M+),286,244,135(100%) 実施例16A 4−クロロ−5−(ベンジルアミノ)−2−i−プロピ
ル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.74) 4−クロロ−5−アミノ−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン1.875gを,脱水したジメチルホルム
アミド6mlに溶解し,5〜10℃にて水素化ナトリウム
(50%鉱油懸濁物)0.48gを混入し,約30分攪拌し
た。次に同温度にてベンジルアミン1.4gを滴下した。
滴下後,室温にて2時間攪拌した。反応液にベンゼン5
0mlおよび10%塩酸水30mlを加えて激しく振り,有
機層を水洗,乾燥した。溶媒を留去し,得られた粗結晶
をエチルエーテルで再結晶を行い,融点131〜132
℃の標題化合物2.3gを得た。
5.60(m,2H),4.58,4.48(合せて2H,各s),4.10(2H,q),1.5
0(3H,t),1.40(6H,d) MS(m/e):365(M+),286,244,135(100%) 実施例16A 4−クロロ−5−(ベンジルアミノ)−2−i−プロピ
ル−3(2H)ピリダジノン(化合物No.74) 4−クロロ−5−アミノ−2−i−プロピル−3(2
H)ピリダジノン1.875gを,脱水したジメチルホルム
アミド6mlに溶解し,5〜10℃にて水素化ナトリウム
(50%鉱油懸濁物)0.48gを混入し,約30分攪拌し
た。次に同温度にてベンジルアミン1.4gを滴下した。
滴下後,室温にて2時間攪拌した。反応液にベンゼン5
0mlおよび10%塩酸水30mlを加えて激しく振り,有
機層を水洗,乾燥した。溶媒を留去し,得られた粗結晶
をエチルエーテルで再結晶を行い,融点131〜132
℃の標題化合物2.3gを得た。
NMR(CDCl3)δ:7.45(1H,s),5.08(1H,broad s),4.55,4.4
6(合せて2H,各s),1.26(6H,d) MS(m/e):277(M+),235(100%) 上記実施例に準じて合成した化合物の例を表1Aに示し
た。表中の最右欄には準用した実施例の番号を記載し
た。
6(合せて2H,各s),1.26(6H,d) MS(m/e):277(M+),235(100%) 上記実施例に準じて合成した化合物の例を表1Aに示し
た。表中の最右欄には準用した実施例の番号を記載し
た。
製剤例1 錠剤 化合物No. 44 10g 乳糖 20g でんぷん 4g でんぷん(のり用) 1g ステアリン酸マグネシウム 100mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 7g 全量 42.1g 上記成分を常法により混合したのち1錠中に50mgの活
性成分を含有する糖衣錠とした。
性成分を含有する糖衣錠とした。
製剤例2 カプセル剤 化合物No. 15 10g 乳糖 20g 微結晶セルロース 10g ステアリン酸マグネシウム 1g 全量 41g 上記成分を常法により混合したのちゼラチンカプセルに
充填し,1カプセル中に50mgの活性成分を含有するカ
プセル剤とした。
充填し,1カプセル中に50mgの活性成分を含有するカ
プセル剤とした。
製剤例3 軟カプセル剤 化合物No. 15 10g トウモロコシ油 35g 全量 45g 上記成分を混合したのち常法により軟カプセル剤とし
た。
た。
製剤例4 軟膏 化合物No. 15 1.0g オリーブ油 20g 白色ワセリン 79g 全量 100g 上記成分を常法により混合し,1%軟膏とした。
製剤例5 エアゾル懸濁液 (A) 化合物No. 15 0.25% ミリスチン酸イソプロピル 0.10 エタノール 26.40 (B) 1,2−ジクロルテトラフルオロエタンと1−クロルペン
タフルオルエタンの60〜40%の混合物
73.25 上記組成物(A)を混合し,得られた混合液をバルブを備
えた容易に仕込み,噴射剤(B)を20℃で約2.46〜2.81k
g/cm3ゲージ圧までバルブノズルから圧入しエアロゾル
懸濁剤とした。
タフルオルエタンの60〜40%の混合物
73.25 上記組成物(A)を混合し,得られた混合液をバルブを備
えた容易に仕込み,噴射剤(B)を20℃で約2.46〜2.81k
g/cm3ゲージ圧までバルブノズルから圧入しエアロゾル
懸濁剤とした。
製剤例6 錠剤 化合物No. 89 10g 乳糖 20g でんぷん 4g でんぷん(のり用) 1g ステアリン酸マグネシウム 100mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 7g 全量 42.1g 上記成分を常法により混合したのち1錠中に50mgの活
性成分を含有する糖衣錠とした。
性成分を含有する糖衣錠とした。
製剤例7 カプセル剤 化合物No. 87 10g 乳糖 20g 微結晶セルロース 10g ステアリン酸マグネシウム 1g 全量 41g 上記成分を常法により混合したのちゼラチンカプセルに
充填し,1カプセル中に50mgの活性成分を含有するカ
プセル剤とした。
充填し,1カプセル中に50mgの活性成分を含有するカ
プセル剤とした。
製剤例8 軟カプセル剤 化合物No. 80 10g トウモロコシ油 35g 全量 45g 上記成分を混合したのち常法により軟カプセル剤とし
た。
た。
製剤例9 軟膏 化合物No. 97 1.0g オリーブ油 20g 白色ワセリン 79g 全量 100g 上記成分を常法により混合し,1%軟膏とした。
製剤例10 エアゾル懸濁液 (A) 化合物No. 105 0.25% ミリスチン酸イソプロピル 0.10 エタノール 26.40 (B) 1,2−ジクロルテトラフルオロエタンと1−クロルペン
タフルオルエタンの60〜40%の混合物
73.25 上記組成物(A)と噴射剤(B)を製剤例4に準じてエアロゾ
ル懸濁剤とした。
タフルオルエタンの60〜40%の混合物
73.25 上記組成物(A)と噴射剤(B)を製剤例4に準じてエアロゾ
ル懸濁剤とした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 405/12 237 8829−4C
Claims (3)
- 【請求項1】一般式(I) {式中,R1は炭素数2ないし5のアルキル基を意味し;
R2は水素原子,炭素数1ないし3のアルキル基,塩素原
子または臭素原子を意味し;R3は水素原子または炭素数
1ないし4のアルキル基を意味し;Y1,Y2およびY3はお
互いに同一または異なりそれぞれ水素原子,炭素数1な
いし8のアルキル基,炭素数2ないし8のアルケニル
基,ハロゲン原子,−(CH2)lA〔Aは−N(R4)(R5)
(R4,R5はお互いに同一または異なり,それぞれ炭素数
1ないし4のアルキル基を意味し,もしくはR4,R5は一
緒になって炭素数4ないし6のアルキレン基を意味す
る。)により表わされる置換アミノ基,モルホリノ基,
4−R6−ピペラジン1−イル基(R6は炭素数1ないし3
のアルキル基を意味する。)または−OR7(R7は水素原
子,炭素数1ないし3のアルキル基を意味する。)を意
味し、lは0ないし3の整数を意味する〕,−OR81〔R
81は炭素数4ないし8のアルキル基,炭素数3ないし5
のアルケニル基,ベンジル基または-(CH2)q-R9(R9はCO
2R3(R3は上述と同じ意味である。),-CONHR3(R3は上
述と同じ意味である。)または-CH2OR7(R7は上述と同
じ意味である。)を意味し,qは1ないし5の整数を意
味する。)を意味する。〕,-CO2R3(R3は上述と同じ意
味である。),-CON(R10)(R11)〔R10,R11はお互いに同
一または異なりそれぞれ水素原子,炭素数1ないし4の
アルキル基,炭素数3ないし5のアルケニル基,もしく
はR10,R11は一緒になって炭素数4ないし6のアルキレ
ン基,-(CH2)2O(CH2)2-または-(CH2)2N(R6)(CH2)2-(R6
は上述と同じ意味である。)を意味する。〕,-CONH(CH
2)mA(Aは上述Aと同じ意味であり,mは2ないし4
の整数を意味する。),-CH=CHCOR12〔R12は水酸基,
炭素数1ないし4のアルコキシ基または-N(R13)(CH2)nC
O2R3(R13は水素原子,炭素数1ないし6のアルキル
基,シクロアルキル基を意味し,R3は上述と同じ意味で
あり,nは1ないし4の整数を意味する。)を意味す
る。〕,−SR14(R14は炭素数1ないし4のアルキル基
を意味する。),CN基, (R3は上述と同じ意味である。)またはY1,Y2およびY3
のうちいずれかの2個が一緒になって, (pは1ないし2の整数を意味する。)を意味する。}
により表わされる3(2H)ピリダジノン誘導体および
可能な場合は薬学的に許容し得るその塩。 - 【請求項2】一般式(II) 〔式中,R1は炭素数2ないし5のアルキル基を意味し;
R2は炭素数1ないし3のアルキル基,塩素原子または臭
素原子を意味し;Zは塩素原子または臭素原子を意味す
る。〕により表される化合物と一般式(III) {式中,R3は水素原子または炭素数1ないし4のアルキ
ル基を意味し,Y1,Y2およびY3はお互いに同一または異
なりそれぞれ水素原子,炭素数1ないし8のアルキル
基,炭素数2ないし8のアルケニル基,ハロゲン原子,
−(CH2)lA〔Aは−N(R4)(R5)(R4,R5はお互いに同一
または異なり,それぞれ炭素数1ないし4のアルキル基
を意味し,もしくはR4,R5は一緒になって炭素数4ない
し6のアルキレン基を意味する。)により表される置換
アミノ基,モルホリノ基,4−R6−ピペラジニン−1−
イル基(R6は炭素数1ないし3のアルキル基を意味す
る。)または-OR7(R7は水素原子,炭素数1ないし3の
アルキル基を意味する。)を意味し、lは0ないし3の
整数を意味する〕,−OR81〔R81は炭素数4ないし8の
アルキル基,炭素数3ないし5のアルケニル基,ベンジ
ル基または-(CH2)q-R9(R9はCO2R3(R3は上述と同じ意
味である。),-CONHR3(R3は上述と同じ意味であ
る。)または-CH2OR7(R7は上述と同じ意味である。)
を意味し,qは1ないし5の整数を意味する。)を意味
する。〕,-CO2R3(R3は上述と同じ意味である。),-C
ON(R10)(R11)〔R10,R11はお互いに同一または異なりそ
れぞれ水素原子,炭素数1ないし4のアルキル基,炭素
数3ないし5のアルケニル基,もしくはR10,R11は一緒
になって炭素数4ないし6のアルキレン基,-(CH2)2O(C
H2)2-または-(CH2)2N(R6)(CH2)2-(R6は上述と同じ意味
である。)を意味する。〕,-CONH(CH2)mA(Aは上述
Aと同じ意味であり,mは2ないし4の整数を意味す
る。),-CH=CHCOR12〔R12は水酸基,炭素数1ないし
4のアルコキシ基または-N(R13)(CH2)nCO2R3(R13は水
素原子,炭素数1ないし6のアルキル基,シクロアルキ
ル基を意味し,R3は上述と同じ意味であり,nは1ない
し4の整数を意味する。)を意味する。〕,−SR14(R
14は炭素数1ないし4のアルキル基を意味する。),CN
基, (R3は上述と同じ意味である。)またはY1,Y2およびY3
のうちいずれかの2個が一緒になって, (pは1ないし2の整数を意味する。)を意味する。}
により表される化合物とを反応させることを特徴とする
一般式(I) 〔式中,R1,R2,R3,Y1,Y2,Y3は上述の説明と同意味であ
る。〕により表される3(2H)ピリダジノンの製造
法。 - 【請求項3】一般式(I) {式中,R1は炭素数2ないし5のアルキル基を意味し;
R2は水素原子,炭素数1ないし3のアルキル基,塩素原
子または臭素原子を意味し;R3は水素原子または炭素数
1ないし4のアルキル基を意味し;Y1,Y2およびY3はお
互いに同一または異なりそれぞれ水素原子,炭素数1な
いし8のアルキル基,炭素数2ないし8のアルケニル
基,ハロゲン原子,−(CH2)lA〔Aは-N(R4)(R5)(R4,R
5はお互いに同一または異なり,それぞれ炭素数1ない
し4のアルキル基を意味し,もしくはR4,R5は一緒にな
って炭素数4ないし6のアルキレン基を意味する。)に
より表される置換アミノ基,モルホリノ基,4−R6−ピ
ペラジニン−1−イル基(R6は炭素数1ないし3のアル
キル基を意味する。)または−OR7(R7は水素原子,炭
素数1ないし3のアルキル基を意味する。)を意味し、
lは0ないし3の整数を意味する〕,−OR81〔R81は炭
素数4ないし8のアルキル基,炭素数3ないし5のアル
ケニル基,ベンジル基または-(CH2)q-R9(R9はCO2R3(R
3は上述と同じ意味である。),CONHR3(R3は上述と同
じ意味である。)または-CH2OR7(R7は上述と同じ意味
である。)を意味し,qは1ないし5の整数を意味す
る。)を意味する。〕,-CO2R3(R3は上述と同じ意味で
ある。),-CON(R10)(R11)〔R10,R11はお互いに同一ま
たは異なりそれぞれ水素原子,炭素数1ないし4のアル
キル基,炭素数3ないし5のアルケニル基,もしくはR
10,R11は一緒になって炭素数4ないし6のアルキレン
基,-(CH2)2O(CH2)2-または-(CH2)2N(R6)(CH2)2-(R6は
上述と同じ意味である。)を意味する。〕,-CONH(CH2)
mA(Aは上述Aと同じ意味であり,mは2ないし4の
整数を意味する。),-CH=CHCOR12〔R12は水酸基,炭
素数1ないし4のアルコキシ基または-N(R13)(CH2)n CO
2R3(R13は水素原子,炭素数1ないし6のアルキル基,
シクロアルキル基を意味し,R3は上述と同じ意味であ
り,nは1ないし4の整数を意味する。)を意味す
る。〕,−SR14(R14は炭素数1ないし4のアルキル基
を意味する。),CN基, (R3は上述と同じ意味である。)またはY1,Y2およびY3
のうちいずれかの2個が一緒になって, (pは1ないし2の整数を意味する。)を意味する。}
により表される3(2H)ピリダジノン誘導体または可
能な場合は薬学的に許容し得るその塩を含有することを
特徴とする抗アレルギー剤。
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