JPH0641736B2 - ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
ディーゼル機関の燃料噴射制御装置Info
- Publication number
- JPH0641736B2 JPH0641736B2 JP13899085A JP13899085A JPH0641736B2 JP H0641736 B2 JPH0641736 B2 JP H0641736B2 JP 13899085 A JP13899085 A JP 13899085A JP 13899085 A JP13899085 A JP 13899085A JP H0641736 B2 JPH0641736 B2 JP H0641736B2
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- Japan
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- fuel
- pressure
- injection
- engine
- fuel supply
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディーゼル機関の燃料噴射制御装置に関する。
ディーゼル機関において機関始動時におけるように機関
の温度が低いときには燃焼室内の雰囲気温度が低いため
に着火遅れ期間が長くなり、斯くして通常機関始動時に
は噴射開始時期を早めるようにしている(例えば特開昭
56−162232号公報参照)。云い換えると機関温度が高く
なるにつれて噴射開始時期を遅くするようにしている。
の温度が低いときには燃焼室内の雰囲気温度が低いため
に着火遅れ期間が長くなり、斯くして通常機関始動時に
は噴射開始時期を早めるようにしている(例えば特開昭
56−162232号公報参照)。云い換えると機関温度が高く
なるにつれて噴射開始時期を遅くするようにしている。
しかしながら従来のディーゼル機関では機関温度が高く
なっても燃料噴射圧はほぼ一定に維持されており、従っ
て機関温度が高くなるにつれて噴射開始時期が遅くされ
るとそれに伴なって噴射完了時期も遅くなってしまう。
ところが噴射完了時期が遅くなると白煙が発生するとい
う問題を生ずる。
なっても燃料噴射圧はほぼ一定に維持されており、従っ
て機関温度が高くなるにつれて噴射開始時期が遅くされ
るとそれに伴なって噴射完了時期も遅くなってしまう。
ところが噴射完了時期が遅くなると白煙が発生するとい
う問題を生ずる。
そこで本発明では機関温度が高くなって噴射完了時期が
遅らされてもそれに伴って噴射完了時期が遅くならない
ように機関温度が高くなるにつれて燃料噴射圧を高める
ようにしている。この場合、機関温度が高くなっても噴
射完了時期が遅くならないようにするためには機関温度
が10℃上昇するにつれて燃料噴射圧を10パーセント程度
上昇させる必要があることが判別している。
遅らされてもそれに伴って噴射完了時期が遅くならない
ように機関温度が高くなるにつれて燃料噴射圧を高める
ようにしている。この場合、機関温度が高くなっても噴
射完了時期が遅くならないようにするためには機関温度
が10℃上昇するにつれて燃料噴射圧を10パーセント程度
上昇させる必要があることが判別している。
ちなみに従来のプランジャ式燃料ポンプでは機関温度が
上昇して燃料温が高くなると燃料の粘度が低くなるため
にプランジャからの漏漏燃料が増大し、その結果機関温
度が高くなっても燃料噴射圧が高くなることはない。従
って従来のプランジャ式燃料ポンプでは機関温度の上昇
に伴なって燃料噴射圧が自然に増大することはあり得な
い。
上昇して燃料温が高くなると燃料の粘度が低くなるため
にプランジャからの漏漏燃料が増大し、その結果機関温
度が高くなっても燃料噴射圧が高くなることはない。従
って従来のプランジャ式燃料ポンプでは機関温度の上昇
に伴なって燃料噴射圧が自然に増大することはあり得な
い。
上記問題点を解決するために本発明によれば、吐出量を
制御可能な燃料供給ポンプから吐出された燃料を燃料供
給通路を介して電気制御式燃料噴射弁に供給し、機関温
度が高くなるにつれて噴射開始時期を遅くするようにし
たディーゼル機関において、燃料供給通路内の燃料圧を
検出するための圧力センサと機関の温度を検出するため
の温度センサとを具備し、これら温度センサおよび圧力
センサの出力信号に基いて燃料供給通路内の燃料圧が機
関温度の上昇に伴ない高くなる目標燃料圧となるように
燃料供給ポンプの吐出量を制御する燃料圧制御手段を具
備している。
制御可能な燃料供給ポンプから吐出された燃料を燃料供
給通路を介して電気制御式燃料噴射弁に供給し、機関温
度が高くなるにつれて噴射開始時期を遅くするようにし
たディーゼル機関において、燃料供給通路内の燃料圧を
検出するための圧力センサと機関の温度を検出するため
の温度センサとを具備し、これら温度センサおよび圧力
センサの出力信号に基いて燃料供給通路内の燃料圧が機
関温度の上昇に伴ない高くなる目標燃料圧となるように
燃料供給ポンプの吐出量を制御する燃料圧制御手段を具
備している。
第1図および第2図を参照すると、1はディーゼル機関
本体、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4
はピストン、5は燃焼室、6は吸気弁、7は排気弁、8
は燃焼室5内に配置された燃料噴射弁、9は吸気マニホ
ルドを夫々示し、吸気マニホルド9は入口部は過給機T
に接続される。燃料噴射弁8は燃料供給管10を介して
各気筒に共通の燃料蓄圧管11に連結される。燃料蓄圧
管11はその内部に容積一定の蓄圧室12を有し、この
蓄圧室12内の燃料が燃料供給管10を介して燃料噴射
弁8に供給される。一方、蓄圧室12は燃料供給管13
を介して吐出圧制御可能な燃料供給ポンプ14の吐出口
に連結される。燃料供給ポンプ14の吸込口は燃料ポン
プ15の吐出口に連結され、この燃料ポンプ15の吸込
口は燃料リザーバタンク16に連結される。また、各燃
料噴射弁8は燃料返戻導管17を介して燃料リザーバタ
ンク16に連結される。燃料ポンプ15は燃料リザーバ
タンク16内の燃料を燃料供給ポンプ14内に送り込む
ために設けられており、燃料ポンプ15がなくても燃料
供給ポンプ14内に燃料を吸込むことが可能な場合には
燃料ポンプ15を特に設ける必要はない。これに対して
燃料供給ポンプ14は高圧の燃料を吐出するために設け
られており、燃料供給ポンプ14から吐出された高圧の
燃料は蓄圧室12内に蓄積される。
本体、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4
はピストン、5は燃焼室、6は吸気弁、7は排気弁、8
は燃焼室5内に配置された燃料噴射弁、9は吸気マニホ
ルドを夫々示し、吸気マニホルド9は入口部は過給機T
に接続される。燃料噴射弁8は燃料供給管10を介して
各気筒に共通の燃料蓄圧管11に連結される。燃料蓄圧
管11はその内部に容積一定の蓄圧室12を有し、この
蓄圧室12内の燃料が燃料供給管10を介して燃料噴射
弁8に供給される。一方、蓄圧室12は燃料供給管13
を介して吐出圧制御可能な燃料供給ポンプ14の吐出口
に連結される。燃料供給ポンプ14の吸込口は燃料ポン
プ15の吐出口に連結され、この燃料ポンプ15の吸込
口は燃料リザーバタンク16に連結される。また、各燃
料噴射弁8は燃料返戻導管17を介して燃料リザーバタ
ンク16に連結される。燃料ポンプ15は燃料リザーバ
タンク16内の燃料を燃料供給ポンプ14内に送り込む
ために設けられており、燃料ポンプ15がなくても燃料
供給ポンプ14内に燃料を吸込むことが可能な場合には
燃料ポンプ15を特に設ける必要はない。これに対して
燃料供給ポンプ14は高圧の燃料を吐出するために設け
られており、燃料供給ポンプ14から吐出された高圧の
燃料は蓄圧室12内に蓄積される。
第3図に燃料噴射弁8の側面断面図を示す。第3図を参
照すると、20は燃料噴射弁本体、21はノズル、22
はスペーサ、23はノズル21およびスペーサ22を燃
料噴射弁本体20に固定するためのノズルホルダ、24
は燃料流入口、25はノズル21の先端部に形勢された
ノズル孔を夫々示す。燃料噴射弁本体20、スペーサ2
2、ノズル23内には互いに直列に配置された制御ロッ
ド26、加圧ピン27およびニードル28が摺動可能に
挿入される。制御ロッド26の上方には燃料室29が形
成され、この燃料室29は燃料流入口24および燃料供
給管10を介して蓄圧室12に(第2図)に連結され
る。従って燃料室29内には蓄圧室29内の燃料圧が加
わっており、燃料室29内の燃料圧が制御ロッド26の
上面に作用する。ニードル28は円錐状をなす受圧面3
0を有し、この受圧面30の周りにニードル加圧室31
が形成される。ニードル加圧室31は一方では燃料通路
32を介して燃料室29に連結され、他方ではニードル
28の周りに形成された環状の燃料通路33を介してノ
ズル孔25に連結される。燃料噴射弁本体20内には加
圧ピン27を下方に向けて付勢する圧縮ばね34が挿入
され、ニードル28はこの圧縮ばね34によって下方に
押圧される。制御ロッド26はその中間部に円錐状をな
す受圧面35を有し、この受圧面35の周りに制御ロッ
ド加圧室36が形成される。加圧室36は燃料噴射弁本
体20内に形成されたシリンダ37内に連通せしめら
れ、このシリンダ37内には油圧ピストン38が摺動可
能に挿入される。この油圧ピストン38にはOリング3
9が取付けられている。
照すると、20は燃料噴射弁本体、21はノズル、22
はスペーサ、23はノズル21およびスペーサ22を燃
料噴射弁本体20に固定するためのノズルホルダ、24
は燃料流入口、25はノズル21の先端部に形勢された
ノズル孔を夫々示す。燃料噴射弁本体20、スペーサ2
2、ノズル23内には互いに直列に配置された制御ロッ
ド26、加圧ピン27およびニードル28が摺動可能に
挿入される。制御ロッド26の上方には燃料室29が形
成され、この燃料室29は燃料流入口24および燃料供
給管10を介して蓄圧室12に(第2図)に連結され
る。従って燃料室29内には蓄圧室29内の燃料圧が加
わっており、燃料室29内の燃料圧が制御ロッド26の
上面に作用する。ニードル28は円錐状をなす受圧面3
0を有し、この受圧面30の周りにニードル加圧室31
が形成される。ニードル加圧室31は一方では燃料通路
32を介して燃料室29に連結され、他方ではニードル
28の周りに形成された環状の燃料通路33を介してノ
ズル孔25に連結される。燃料噴射弁本体20内には加
圧ピン27を下方に向けて付勢する圧縮ばね34が挿入
され、ニードル28はこの圧縮ばね34によって下方に
押圧される。制御ロッド26はその中間部に円錐状をな
す受圧面35を有し、この受圧面35の周りに制御ロッ
ド加圧室36が形成される。加圧室36は燃料噴射弁本
体20内に形成されたシリンダ37内に連通せしめら
れ、このシリンダ37内には油圧ピストン38が摺動可
能に挿入される。この油圧ピストン38にはOリング3
9が取付けられている。
一方、燃料噴射弁本体20には油圧ピストン38を駆動
するための駆動装置40が取付けられる。この駆動装置
40は燃料噴射弁本体20に固締されたケーシング41
と、ピストン38およびケーシング40間に挿入された
ピエゾ圧電素子42からなる。このピエゾ圧電素子42
は薄板状の圧電素子を多数枚積層した積層構造をなして
おり、このピエゾ圧電素子42に電圧を印加するとピエ
ゾ圧電素子42は電歪効果によって長手方向の歪を生ず
る。即ち長手方向に伸びる。この伸び量は例えば50μ
m程度の少量であるが応答性が極めて良好であり、電圧
を印加してから伸びるまでの応答時間は80μsec 程度
である。電圧の印加を停止すればピエゾ圧電素子42は
ただちに縮む。第3図に示されるように油圧ピストン3
8と燃料噴射弁本体20間には皿ばね43が挿入され、
この皿ばね43のばね力によって油圧ピストン38はピ
エゾ圧電素子43に向けて押圧される。第4図に示すよ
うに油圧ピストン38内には燃料通路44が形成され、
この燃料通路44内には逆止弁45が挿入される。ケー
シング41とピエゾ圧電素子42間にはピエゾ圧電素子
42を冷却するために図示しない装置によって燃料が循
環せしめられ、制御ロッド加圧室36内の燃料が漏洩す
るとケーシング41内の燃料が燃料通路44および逆止
弁45を介して制御ロッド加圧室36内に補給される。
するための駆動装置40が取付けられる。この駆動装置
40は燃料噴射弁本体20に固締されたケーシング41
と、ピストン38およびケーシング40間に挿入された
ピエゾ圧電素子42からなる。このピエゾ圧電素子42
は薄板状の圧電素子を多数枚積層した積層構造をなして
おり、このピエゾ圧電素子42に電圧を印加するとピエ
ゾ圧電素子42は電歪効果によって長手方向の歪を生ず
る。即ち長手方向に伸びる。この伸び量は例えば50μ
m程度の少量であるが応答性が極めて良好であり、電圧
を印加してから伸びるまでの応答時間は80μsec 程度
である。電圧の印加を停止すればピエゾ圧電素子42は
ただちに縮む。第3図に示されるように油圧ピストン3
8と燃料噴射弁本体20間には皿ばね43が挿入され、
この皿ばね43のばね力によって油圧ピストン38はピ
エゾ圧電素子43に向けて押圧される。第4図に示すよ
うに油圧ピストン38内には燃料通路44が形成され、
この燃料通路44内には逆止弁45が挿入される。ケー
シング41とピエゾ圧電素子42間にはピエゾ圧電素子
42を冷却するために図示しない装置によって燃料が循
環せしめられ、制御ロッド加圧室36内の燃料が漏洩す
るとケーシング41内の燃料が燃料通路44および逆止
弁45を介して制御ロッド加圧室36内に補給される。
制御ロッド加圧室36内の燃料が加圧されていない場合
にはニードル28には制御ロッド26の上面に作用する
下向きの力と、圧縮ばね34による下向きの力と、ニー
ドル28の受圧面30に作用する上向きの力が加わる。
このとき下向きの力の総和が上向きの力よりも若干大き
くなるように制御ロッド26の径、圧縮ばね34のばね
力およびニードル28の受圧面30の面積が設定されて
いる。従って通常ニードル28には下向きの力が作用し
ており、斯して通常ニードル28はノズル孔25を閉鎖
している。次いでピエゾ圧電素子42に電圧が印加され
るとピエゾ圧電素子42が伸びるために油圧ピストン3
8が左方に移動し、その結果制御ロッド加圧室36内の
圧力が上昇する。このとき制御ロッド26の受圧面35
に上向きの力が作用するために制御ロッド26が上昇
し、斯してニードル28が上昇するためにノズル孔25
から燃料が噴射される。このときの応答性は上述したよ
うに80μsec 程度であって極めて速い。一方、ピエゾ
圧電素子42への電圧の印加が停止せしめられるとピエ
ゾ圧電素子42は縮み、その結果制御ロッド加圧室36
内の燃料圧が低下するために制御ロッド26およびニー
ドル28が下降して燃料噴射が停止せしめられる。この
ときの応答性も80μsec 程度であって極めて速い。な
お、上述したように制御ロッド加圧室36内の燃料が加
圧されていない場合にニードル28に作用する下向きの
力の総和は上向きの力よりも若干大きくなるように制御
ロッド26の径、圧縮ばね34のばね力およびニードル
28の受圧面30の面積が定められている。従って制御
ロッド26の受圧面35に小さな上向きの力を加えれば
ニードル28を上昇させることができる。即ち、ニード
ル28を上昇させるために昇圧すべき制御ロッド加圧室
36内の燃料圧は小さくてすみ、斯くしてピエゾ圧電素
子42に加えるべき電力も小電力で足りる。
にはニードル28には制御ロッド26の上面に作用する
下向きの力と、圧縮ばね34による下向きの力と、ニー
ドル28の受圧面30に作用する上向きの力が加わる。
このとき下向きの力の総和が上向きの力よりも若干大き
くなるように制御ロッド26の径、圧縮ばね34のばね
力およびニードル28の受圧面30の面積が設定されて
いる。従って通常ニードル28には下向きの力が作用し
ており、斯して通常ニードル28はノズル孔25を閉鎖
している。次いでピエゾ圧電素子42に電圧が印加され
るとピエゾ圧電素子42が伸びるために油圧ピストン3
8が左方に移動し、その結果制御ロッド加圧室36内の
圧力が上昇する。このとき制御ロッド26の受圧面35
に上向きの力が作用するために制御ロッド26が上昇
し、斯してニードル28が上昇するためにノズル孔25
から燃料が噴射される。このときの応答性は上述したよ
うに80μsec 程度であって極めて速い。一方、ピエゾ
圧電素子42への電圧の印加が停止せしめられるとピエ
ゾ圧電素子42は縮み、その結果制御ロッド加圧室36
内の燃料圧が低下するために制御ロッド26およびニー
ドル28が下降して燃料噴射が停止せしめられる。この
ときの応答性も80μsec 程度であって極めて速い。な
お、上述したように制御ロッド加圧室36内の燃料が加
圧されていない場合にニードル28に作用する下向きの
力の総和は上向きの力よりも若干大きくなるように制御
ロッド26の径、圧縮ばね34のばね力およびニードル
28の受圧面30の面積が定められている。従って制御
ロッド26の受圧面35に小さな上向きの力を加えれば
ニードル28を上昇させることができる。即ち、ニード
ル28を上昇させるために昇圧すべき制御ロッド加圧室
36内の燃料圧は小さくてすみ、斯くしてピエゾ圧電素
子42に加えるべき電力も小電力で足りる。
第5図および第6図は吐出圧制御可能な燃料供給ポンプ
14の一例を示す。第5図を参照すると燃料供給ポンプ
14はポンプケーシング50により固定支持された固定
軸51と、固定軸51回りで回転するロータ52と、ピ
ボットピン53を介してポンプケーシング50に揺動可
能に取付けられたステータ54と、ステータ54内にお
いて軸受55を介して回転可能に支持されたリング56
とを有する。ロータ52は放射状に配置された多数個の
ラジアルピストン57を具備し、各ラジアルピストン5
7とリング56との間にはラジアルピストン57と共に
回転するシュー58が挿入される。ロータ52が回転す
るとそれに伴なってラジアルピストン57も回転し、こ
のときシュー58がリング56の内周面を摺動すると共
にシュー58との摩擦力によってリング56も回転す
る。固定軸51には吸込口59と吐出口60とが形成さ
れ、吸込口59は燃料ポンプ15(第1図)へ、吐出口
60は蓄圧室12(第1図)へ夫々連結される。各ラジ
アルピストン57のシリンダ室61は吸込口59および
吐出口60と交互に連通する。シリンダ室61が吸込口
59と連通したときにラジアルピストン57が半径方向
外方に移動するためにシリンダ室61内に燃料が吸込ま
れ、シリンダ室61が吐出口60と連通したときに圧縮
された燃料がシリンダ室61から吐出口60に排出され
る。吐出口60に排出される燃料の量はラジアルピスト
ン57のストロークに依存しており、ラジアルピストン
57のストロークはステータ54の位置によって定ま
る。従ってステータ54をピボットピン53回りに揺動
せしめることによって燃料供給ポンプ14の吐出量を制
御することができ、それによって燃料供給ポンプ14の
吐出圧が制御される。
14の一例を示す。第5図を参照すると燃料供給ポンプ
14はポンプケーシング50により固定支持された固定
軸51と、固定軸51回りで回転するロータ52と、ピ
ボットピン53を介してポンプケーシング50に揺動可
能に取付けられたステータ54と、ステータ54内にお
いて軸受55を介して回転可能に支持されたリング56
とを有する。ロータ52は放射状に配置された多数個の
ラジアルピストン57を具備し、各ラジアルピストン5
7とリング56との間にはラジアルピストン57と共に
回転するシュー58が挿入される。ロータ52が回転す
るとそれに伴なってラジアルピストン57も回転し、こ
のときシュー58がリング56の内周面を摺動すると共
にシュー58との摩擦力によってリング56も回転す
る。固定軸51には吸込口59と吐出口60とが形成さ
れ、吸込口59は燃料ポンプ15(第1図)へ、吐出口
60は蓄圧室12(第1図)へ夫々連結される。各ラジ
アルピストン57のシリンダ室61は吸込口59および
吐出口60と交互に連通する。シリンダ室61が吸込口
59と連通したときにラジアルピストン57が半径方向
外方に移動するためにシリンダ室61内に燃料が吸込ま
れ、シリンダ室61が吐出口60と連通したときに圧縮
された燃料がシリンダ室61から吐出口60に排出され
る。吐出口60に排出される燃料の量はラジアルピスト
ン57のストロークに依存しており、ラジアルピストン
57のストロークはステータ54の位置によって定ま
る。従ってステータ54をピボットピン53回りに揺動
せしめることによって燃料供給ポンプ14の吐出量を制
御することができ、それによって燃料供給ポンプ14の
吐出圧が制御される。
第5図および第6図を参照するとポンプケーシング50
の下部には固定軸51の軸線方向に摺動可能な制御レバ
ー62が配置される。この制御レバー62は制御レバー
62の軸線に対して傾斜した長溝63を有し、この長溝
63内にステータ54の下部に形成されたアーム64が
摺動可能に挿入される。従って制御レバー62をその軸
線方向に移動させるとステータ54が揺動し、それによ
って燃料供給ポンプ14の吐出圧が制御される。制御レ
バー62は減速機構65を介して駆動装置66に連結さ
れる。この実施例では駆動装置66はステップモータか
ら形成されるが必ずしもステップモータを使用する必要
はなく、例えば駆動装置66としてリニアソレノイドそ
の他の手段を用いることができる。駆動装置66により
制御レバー62はその軸線方向に移動せしめらるれ、従
って燃料供給ポンプ14の吐出圧は駆動装置66によっ
て制御される。
の下部には固定軸51の軸線方向に摺動可能な制御レバ
ー62が配置される。この制御レバー62は制御レバー
62の軸線に対して傾斜した長溝63を有し、この長溝
63内にステータ54の下部に形成されたアーム64が
摺動可能に挿入される。従って制御レバー62をその軸
線方向に移動させるとステータ54が揺動し、それによ
って燃料供給ポンプ14の吐出圧が制御される。制御レ
バー62は減速機構65を介して駆動装置66に連結さ
れる。この実施例では駆動装置66はステップモータか
ら形成されるが必ずしもステップモータを使用する必要
はなく、例えば駆動装置66としてリニアソレノイドそ
の他の手段を用いることができる。駆動装置66により
制御レバー62はその軸線方向に移動せしめらるれ、従
って燃料供給ポンプ14の吐出圧は駆動装置66によっ
て制御される。
再び第1図を参照すると、燃料噴射弁8および駆動装置
66を制御するための電子制御ユニット70が設けられ
る。この電子制御ユニット70はディジタルコンピュー
タからなり、双方向性バス71によって相互に接続され
たROM(リードオンメモリ)72、RAM(ランダム
アクセスメモリ)73、CPU(マイクロプロセッサ)
74、入力ポート75および出力ポート76を具備す
る。
66を制御するための電子制御ユニット70が設けられ
る。この電子制御ユニット70はディジタルコンピュー
タからなり、双方向性バス71によって相互に接続され
たROM(リードオンメモリ)72、RAM(ランダム
アクセスメモリ)73、CPU(マイクロプロセッサ)
74、入力ポート75および出力ポート76を具備す
る。
第1図に示されるように燃料蓄圧管11の端部には蓄圧
室12内の燃料圧を検出する燃料圧センサ80が取付け
られる。燃料圧センサ80は蓄圧室12内の燃料圧に比
例した出力電圧を発生し、この燃料圧センサ80はAD
変換器81を介して入力ポート75に接続される。一
方、吸気マニホルド9内には吸気マニホルド9内の過給
圧を検出する過給圧センサ82が取付けられる。過給圧
センサ82は吸気マニホルド9内の圧力に比例した出力
電圧を発生し、この過給圧センサ82はAD変換器83
を介して入力ポート75に接続される。また、機関本体
1には機関冷却水温を検出する水温センサ84が取付け
られる。水温センサ84は機関冷却水温に比例した出力
電圧を発生し、この水温センサ84はAD変換器85を
介して入力ポート75に接続される。また、アクセルペ
ダル86にはアクセルペダル86の踏込み量に比例した
出力電圧を発生する負荷センサ87が取付けられる。こ
の負荷センサ87はAD変換器88を介して入力ポート
85に接続される。また、機関クランクシャフトには一
対のディスク89,90が取付けられ、これらディスク89,
90の歯付外周面に対向して一対のクランク角センサ91,
92が配置される。一方のクランク角センサ91は例えば
1番気筒が吸気上死点にあることを示す出力パルスを発
生し、従ってこのクランク角センサ91の出力パルスか
らいずれの気筒の燃料噴射弁8を作動せしめるかを決定
することができる。他方のクランク角センサ92はクラ
ンクシャフトが一定角度回転する毎に出力パルスを発生
し、従ってクランク角センサ92の出力パルスから機関
回転数を計算することができる。これらのクランク角セ
ンサ91,92は入力ポート75に接続される。一方、出力
ポート76は駆動回路93を介してステップモータから
なる駆動装置66に接続され、駆動回路94を介して対
応する燃料噴射弁8のピエゾ圧電素子42に接続され
る。
室12内の燃料圧を検出する燃料圧センサ80が取付け
られる。燃料圧センサ80は蓄圧室12内の燃料圧に比
例した出力電圧を発生し、この燃料圧センサ80はAD
変換器81を介して入力ポート75に接続される。一
方、吸気マニホルド9内には吸気マニホルド9内の過給
圧を検出する過給圧センサ82が取付けられる。過給圧
センサ82は吸気マニホルド9内の圧力に比例した出力
電圧を発生し、この過給圧センサ82はAD変換器83
を介して入力ポート75に接続される。また、機関本体
1には機関冷却水温を検出する水温センサ84が取付け
られる。水温センサ84は機関冷却水温に比例した出力
電圧を発生し、この水温センサ84はAD変換器85を
介して入力ポート75に接続される。また、アクセルペ
ダル86にはアクセルペダル86の踏込み量に比例した
出力電圧を発生する負荷センサ87が取付けられる。こ
の負荷センサ87はAD変換器88を介して入力ポート
85に接続される。また、機関クランクシャフトには一
対のディスク89,90が取付けられ、これらディスク89,
90の歯付外周面に対向して一対のクランク角センサ91,
92が配置される。一方のクランク角センサ91は例えば
1番気筒が吸気上死点にあることを示す出力パルスを発
生し、従ってこのクランク角センサ91の出力パルスか
らいずれの気筒の燃料噴射弁8を作動せしめるかを決定
することができる。他方のクランク角センサ92はクラ
ンクシャフトが一定角度回転する毎に出力パルスを発生
し、従ってクランク角センサ92の出力パルスから機関
回転数を計算することができる。これらのクランク角セ
ンサ91,92は入力ポート75に接続される。一方、出力
ポート76は駆動回路93を介してステップモータから
なる駆動装置66に接続され、駆動回路94を介して対
応する燃料噴射弁8のピエゾ圧電素子42に接続され
る。
次に第7図から第11図を参照して本発明による燃料噴
射制御装置の作動について説明する。
射制御装置の作動について説明する。
第7図はメインルーチンを示しており、このメインルー
チンは一定のクランク角度毎の割込みによって実行され
る。第7図を参照するとまず始めにステップ100 におい
て機関回転数Nを表わすクランク角センサ92の出力信
号、アクセルペダルの踏込み量Lを表わす負荷センサ8
7の出力信号、過給圧Bを表わす過給圧センサ82の出
力信号、機関冷却水温Tを表わす水温センサ84の出力
信号、および蓄圧室12内の燃料圧Pを表わす、燃料圧
センサ80の出力信号がCPU 74内に順次入力され、クラ
ンク角センサ92の出力信号から機関回転数Nが計算さ
れる。これらの機関回転数N、アクセルペダルの踏込み
量L、過給圧B、水温Tおよび燃料圧PはRAM 73内に記
憶される。次いでステップ200 では噴射量τの計算が行
なわれ、ステップ300 では噴射時期の計算が行なわれ、
ステップ400 では燃料圧の制御が行なわれる。ステップ
200 における噴射量τの計算は第8図に示され、ステッ
プ300 における噴射時期の計算は第9図に示され、ステ
ップ400 における燃料圧Pの制御は第10図に示されて
いる。
チンは一定のクランク角度毎の割込みによって実行され
る。第7図を参照するとまず始めにステップ100 におい
て機関回転数Nを表わすクランク角センサ92の出力信
号、アクセルペダルの踏込み量Lを表わす負荷センサ8
7の出力信号、過給圧Bを表わす過給圧センサ82の出
力信号、機関冷却水温Tを表わす水温センサ84の出力
信号、および蓄圧室12内の燃料圧Pを表わす、燃料圧
センサ80の出力信号がCPU 74内に順次入力され、クラ
ンク角センサ92の出力信号から機関回転数Nが計算さ
れる。これらの機関回転数N、アクセルペダルの踏込み
量L、過給圧B、水温Tおよび燃料圧PはRAM 73内に記
憶される。次いでステップ200 では噴射量τの計算が行
なわれ、ステップ300 では噴射時期の計算が行なわれ、
ステップ400 では燃料圧の制御が行なわれる。ステップ
200 における噴射量τの計算は第8図に示され、ステッ
プ300 における噴射時期の計算は第9図に示され、ステ
ップ400 における燃料圧Pの制御は第10図に示されて
いる。
第8図は燃料噴射量τを計算するためのフローチャート
を示す。第8図を参照すると、まず始めにステップ201
においてアクセルペダルの踏込み量、即ち負荷Lから基
本燃料噴射量τ0が計算される。第11図(a)は基本燃
料噴射量τ0と負荷Lとの関係を示しており、この関係
は予めROM 72内に記憶されている。次いでステップ202
では過給圧Pから過給補正係数K1が計算される。第1
1図(b)に示すように過給補正係数K1は過給圧Bが高
くなるにつれて大きくなる。第11図(b)に示す関係は
予めROM 72内に記憶されている。次いでステップ203 で
は噴射量τ=K1・τ0が計算される。次いでステップ
204 では水温Tから最大噴射量MAX が計算される。第1
1図(c)に示す如く白煙の発生を防止するために最大噴
射量MAXは水温Tが高くなるにつれて小さくなる。次
いでステップ 205 では噴射量τが最大噴射量MAXよ
りも大きいか否かが判別される。τ>MAXであればス
テップ206 に進んでτ=MAXとされる。従って最大噴
射量MAXは水温Tによって制限されることになる。
を示す。第8図を参照すると、まず始めにステップ201
においてアクセルペダルの踏込み量、即ち負荷Lから基
本燃料噴射量τ0が計算される。第11図(a)は基本燃
料噴射量τ0と負荷Lとの関係を示しており、この関係
は予めROM 72内に記憶されている。次いでステップ202
では過給圧Pから過給補正係数K1が計算される。第1
1図(b)に示すように過給補正係数K1は過給圧Bが高
くなるにつれて大きくなる。第11図(b)に示す関係は
予めROM 72内に記憶されている。次いでステップ203 で
は噴射量τ=K1・τ0が計算される。次いでステップ
204 では水温Tから最大噴射量MAX が計算される。第1
1図(c)に示す如く白煙の発生を防止するために最大噴
射量MAXは水温Tが高くなるにつれて小さくなる。次
いでステップ 205 では噴射量τが最大噴射量MAXよ
りも大きいか否かが判別される。τ>MAXであればス
テップ206 に進んでτ=MAXとされる。従って最大噴
射量MAXは水温Tによって制限されることになる。
第9図は燃料噴射期間を計算するためのフローチャート
を示す。第9図を参照すると、まず始めにステップ301
において機関回転数Nと負荷Lから噴射開始時期τaが
計算される。第11図(d)に示すように噴射開始時期τ
11、…τmnと機関回転数N、負荷Lとの関係はマップの
形で予めROM 72内に記憶されており、このマップから噴
射開始時期τaが計算される。次いでステップ302 では
水温Tから水温補正係数K2が計算される。水温補正係
数K2は第11図(f)に示すように水温Tが高くなると
小さくなり、第11図(f)に示す関係は予めROM 72内に
記憶されている。次いでステップ303 では過給圧Bから
過給補正係数K3が計算される。過給圧補正係数K3は
第11図(e)に示すように過給圧Bが高くなると大きく
なり、第11図(e)に示す関係は予めROM 72内に記憶さ
れている。次いでステップ304 ではステップ301 で求め
られた噴射開始時期τaに補正係数K2,K3が加算され
て実際の噴射開始時期τaが求められる。実際の噴射開
始時期τaはK2,K3が増大するにつれて大きくなる。
即ち速められる。次いでステップ305 では第8図に示す
ルーチンにおいて計算された噴射量τと、実際の噴射開
始時期τaから噴射完了時期τbが計算される。即ち、
噴射量τから定まる噴射期間と噴射開始時期τaから噴
射完了時期τbが算出される。この場合、噴射量τが定
まると蓄圧室12内の燃料圧Pが高くなるほど噴射期間が
短かくなり、従って噴射開始から噴射完了までの時間は
蓄圧室12内の燃料圧Pが高いほど短かくなる。斯くして
得られた噴射開始時期τaおよび噴射完了時期τbはス
テップ306 において出力ポート76に出力され、これら
τa,τbに従って各燃料噴射弁8の噴射制御が行なわ
れる。
を示す。第9図を参照すると、まず始めにステップ301
において機関回転数Nと負荷Lから噴射開始時期τaが
計算される。第11図(d)に示すように噴射開始時期τ
11、…τmnと機関回転数N、負荷Lとの関係はマップの
形で予めROM 72内に記憶されており、このマップから噴
射開始時期τaが計算される。次いでステップ302 では
水温Tから水温補正係数K2が計算される。水温補正係
数K2は第11図(f)に示すように水温Tが高くなると
小さくなり、第11図(f)に示す関係は予めROM 72内に
記憶されている。次いでステップ303 では過給圧Bから
過給補正係数K3が計算される。過給圧補正係数K3は
第11図(e)に示すように過給圧Bが高くなると大きく
なり、第11図(e)に示す関係は予めROM 72内に記憶さ
れている。次いでステップ304 ではステップ301 で求め
られた噴射開始時期τaに補正係数K2,K3が加算され
て実際の噴射開始時期τaが求められる。実際の噴射開
始時期τaはK2,K3が増大するにつれて大きくなる。
即ち速められる。次いでステップ305 では第8図に示す
ルーチンにおいて計算された噴射量τと、実際の噴射開
始時期τaから噴射完了時期τbが計算される。即ち、
噴射量τから定まる噴射期間と噴射開始時期τaから噴
射完了時期τbが算出される。この場合、噴射量τが定
まると蓄圧室12内の燃料圧Pが高くなるほど噴射期間が
短かくなり、従って噴射開始から噴射完了までの時間は
蓄圧室12内の燃料圧Pが高いほど短かくなる。斯くして
得られた噴射開始時期τaおよび噴射完了時期τbはス
テップ306 において出力ポート76に出力され、これら
τa,τbに従って各燃料噴射弁8の噴射制御が行なわ
れる。
第10図は燃料圧Pの制御を行なうためのフローチャー
トを示す。第10図を参照すると、まず始めにステップ
401 において機関回転数Nと負荷Lから基準燃料圧P0
が計算される。第11図(g)に示すように基準燃料圧P
11…Pmnと機関回転数N、負荷Lとの関係はマップの形
で予めROM 72内に記憶されており、このマップから基準
燃料圧P0が計算される。次いでステップ402 では水温
Tから水温補正係数K4が計算される。水温補正係数K
4は第11図(i)に示すように水温Tが高くなるように
つれて大きくなり、第11図(i)に示す関係は予めROM 7
2内に記憶されている。次いでステップ403 では過給圧
Bから過給圧補正係数K5が計算される。過給圧補正係
数K5は第11図(h)に示すように過給圧Bが高くなる
につれて大きくなり、第11図(h)に示す関係は予めROM
72内に記憶されている。次いでステップ404 ではステ
ップ401 で求められた基準燃料圧P0に補正係数K4,
K5を乗算することにより目標とする基準燃料圧P0、
即ち目標燃料圧P0が求められる。この目標燃料圧P0
は水温Tが高くなるほど大きくなり、過給圧Pが高くな
るほど大きくなる。この場合実際には水温Tが10℃高く
なると目標燃料圧P0は10パーセント程度増大せしめら
れる。次いでステップ405 では目標燃料圧P0と現在の
燃料圧Pとの差の絶対値がΔPよりも小さいか否かが判
別される。|P0−P|≧ΔPのときはステップ406 に
進んでP>P0であるか否かが判別される。P>P0の
ときはステップ407 に進んで駆動装置66、即ちステッ
プモータ66のステップ位置STから一定ステップ数A
が減算される。その結果燃料供給ポンプ14の制御レバ
ー62(第5図、第6図)が燃料供給ポンプ14の吐出
圧を減少する方向に移動せしめられるために蓄圧室12
内の燃料圧はただちに減少する。一方、P≦P0のとき
はステップ408 に進んでステップモータ66のステップ
位置STにく一定ステップ数Aが加算される。その結果
燃料供給ポンプ14の制御レバー62が燃料供給ポンプ
14の吐出圧を増大する方向に移動せしめられるために
蓄圧室12内の燃料圧はただちに上昇する。一方、ステ
ップ405 において|P0−P|<ΔPであると判別され
たときは処理ルーチンを完了し、このときステップモー
タ66は静止状態に保持される。このようにして蓄圧室
12内の燃料圧Pが目標燃料圧P0に維持される。
トを示す。第10図を参照すると、まず始めにステップ
401 において機関回転数Nと負荷Lから基準燃料圧P0
が計算される。第11図(g)に示すように基準燃料圧P
11…Pmnと機関回転数N、負荷Lとの関係はマップの形
で予めROM 72内に記憶されており、このマップから基準
燃料圧P0が計算される。次いでステップ402 では水温
Tから水温補正係数K4が計算される。水温補正係数K
4は第11図(i)に示すように水温Tが高くなるように
つれて大きくなり、第11図(i)に示す関係は予めROM 7
2内に記憶されている。次いでステップ403 では過給圧
Bから過給圧補正係数K5が計算される。過給圧補正係
数K5は第11図(h)に示すように過給圧Bが高くなる
につれて大きくなり、第11図(h)に示す関係は予めROM
72内に記憶されている。次いでステップ404 ではステ
ップ401 で求められた基準燃料圧P0に補正係数K4,
K5を乗算することにより目標とする基準燃料圧P0、
即ち目標燃料圧P0が求められる。この目標燃料圧P0
は水温Tが高くなるほど大きくなり、過給圧Pが高くな
るほど大きくなる。この場合実際には水温Tが10℃高く
なると目標燃料圧P0は10パーセント程度増大せしめら
れる。次いでステップ405 では目標燃料圧P0と現在の
燃料圧Pとの差の絶対値がΔPよりも小さいか否かが判
別される。|P0−P|≧ΔPのときはステップ406 に
進んでP>P0であるか否かが判別される。P>P0の
ときはステップ407 に進んで駆動装置66、即ちステッ
プモータ66のステップ位置STから一定ステップ数A
が減算される。その結果燃料供給ポンプ14の制御レバ
ー62(第5図、第6図)が燃料供給ポンプ14の吐出
圧を減少する方向に移動せしめられるために蓄圧室12
内の燃料圧はただちに減少する。一方、P≦P0のとき
はステップ408 に進んでステップモータ66のステップ
位置STにく一定ステップ数Aが加算される。その結果
燃料供給ポンプ14の制御レバー62が燃料供給ポンプ
14の吐出圧を増大する方向に移動せしめられるために
蓄圧室12内の燃料圧はただちに上昇する。一方、ステ
ップ405 において|P0−P|<ΔPであると判別され
たときは処理ルーチンを完了し、このときステップモー
タ66は静止状態に保持される。このようにして蓄圧室
12内の燃料圧Pが目標燃料圧P0に維持される。
機関温度が高くなるにつれて燃料噴射弁への供給燃料圧
が増大せしめられるので燃料噴射期間が短かくされる。
従って機関温度が高くなって噴射開始時期が遅くなって
も噴射完了時期は遅くならないので白煙が発生するのを
阻止することができる。
が増大せしめられるので燃料噴射期間が短かくされる。
従って機関温度が高くなって噴射開始時期が遅くなって
も噴射完了時期は遅くならないので白煙が発生するのを
阻止することができる。
第1図はディーゼル機関を図解的に示した平面図、第2
図はディーゼル機関の側面断面図、第3図は燃料噴射弁
の側面断面図、第4図は第3図の油圧ピストンの拡大平
面断面図、第5図は燃料供給ポンプの側面断面図、第6
図は第5図の制御レバーおよびその駆動装置の平面図、
第7図はメインルーチンを示すフローチャート、第8図
は噴射量の計算を実行するためのフローチャート、第9
図は噴射期間の計算を実行するためのフローチャート、
第10図は燃料圧の制御を実行するためのフローチャー
ト、第11図は補正係数等を示す線図である。 8……燃料噴射弁、10,13……燃料供給管、 12……蓄圧室、14……燃料供給ポンプ、
図はディーゼル機関の側面断面図、第3図は燃料噴射弁
の側面断面図、第4図は第3図の油圧ピストンの拡大平
面断面図、第5図は燃料供給ポンプの側面断面図、第6
図は第5図の制御レバーおよびその駆動装置の平面図、
第7図はメインルーチンを示すフローチャート、第8図
は噴射量の計算を実行するためのフローチャート、第9
図は噴射期間の計算を実行するためのフローチャート、
第10図は燃料圧の制御を実行するためのフローチャー
ト、第11図は補正係数等を示す線図である。 8……燃料噴射弁、10,13……燃料供給管、 12……蓄圧室、14……燃料供給ポンプ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 43/00 G 7536−3G F02M 51/06 N 9248−3G
Claims (1)
- 【請求項1】吐出量を制御可能な燃料供給ポンプから吐
出された燃料を燃料供給通路を介して電気制御式燃料噴
射弁に供給し、機関温度が高くなるにつれて噴射開始時
期を遅くするようにしたディーゼル機関において、燃料
供給通路内の燃料圧を検出するための圧力センサと機関
の温度を検出するための温度センサとを具備し、これら
温度センサおよび圧力センサの出力信号に基いて燃料供
給通路内の燃料圧が機関温度の上昇に伴ない高くなる目
標燃料圧となるように燃料供給ポンプの吐出量を制御す
る燃料圧制御手段を具備したディーゼル機関の燃料噴射
制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13899085A JPH0641736B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 |
| US06/870,382 US4841936A (en) | 1985-06-27 | 1986-06-04 | Fuel injection control device of an internal combustion engine |
| DE19863621307 DE3621307A1 (de) | 1985-06-27 | 1986-06-25 | Steuervorrichtung fuer die kraftstoffeinspritzung bei einer brennkraftmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13899085A JPH0641736B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62645A JPS62645A (ja) | 1987-01-06 |
| JPH0641736B2 true JPH0641736B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=15234903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13899085A Expired - Lifetime JPH0641736B2 (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641736B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06100106B2 (ja) * | 1985-10-29 | 1994-12-12 | マツダ株式会社 | 燃料噴射時期制御装置 |
| JPH02112643A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-04-25 | Nippon Denso Co Ltd | 燃料噴射装置 |
| JP2689721B2 (ja) * | 1990-11-16 | 1997-12-10 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料圧力制御装置 |
| JP3070334B2 (ja) * | 1993-04-16 | 2000-07-31 | トヨタ自動車株式会社 | ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP13899085A patent/JPH0641736B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62645A (ja) | 1987-01-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |