JPH0641760Y2 - プレス機械における制御装置 - Google Patents

プレス機械における制御装置

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JPH0641760Y2
JPH0641760Y2 JP9793388U JP9793388U JPH0641760Y2 JP H0641760 Y2 JPH0641760 Y2 JP H0641760Y2 JP 9793388 U JP9793388 U JP 9793388U JP 9793388 U JP9793388 U JP 9793388U JP H0641760 Y2 JPH0641760 Y2 JP H0641760Y2
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藤蔵 林
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はプレス機械の制御装置に係り、更に詳細には
プレス機械で異常状態が生じた際にこの異常状態を記憶
させておく異常検出メモリを備えたプレス機械の制御装
置に関する。
(従来の技術) 従来のプレス機械にはフェールセーフなどの考え方に基
づき、数々の異常検出回路が具備されている。この異常
検出回路があまりにも複雑化されているため、簡単かつ
容易に原因を追及することができないのが現状である。
つまり、ユーザーにてプレス機械を稼働している最中に
異常が発生して、例えば電話などでメーカに問い合わせ
があっても、メーカ側ではユーザーへ直ぐに異常発生の
原因を答えることができない。仮に、この異常が継続し
ている場合には、ユーザー側では機械を操作することが
できないから、メーカ側のアフターサービス員がユーザ
ー側に出向き、異常の原因を追及することになる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、この異常が瞬時的な場合又は、数百回に一回
という、まれに発生したような場合、ユーザーはプレス
機械を直ぐに使用したいがために、メーカ側へ異常を知
らせてから、リセット操作を行なって復帰させてしまう
ことが往々にしてある。このように復帰させてしまう
と、異常状態がなくなってしまい、メーカ側のアフター
サービス員が後日出向いて異常の原因を追及する場合、
何を見てよいか判らないという問題がある。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、異常発
生時における異常状態を記憶させ、仮に異常状態が解除
されても、後日アフターサービス員がユーザー側へ出向
き、記憶されている異常状態をみて原因追及を可能なら
しめるようにしたプレス機械の制御装置を提供すること
にある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、プレス機械を
操作する各種操作機器の操作スイッチを有したプレス操
作回路と、このプレス操作回路の各種操作機器の条件を
入力装置により入力し解析するPC装置と、このPC装置で
異常を検出した際に一時的に異常状態を記憶するセーフ
ティモニタメモリと、このセーフティモニタメモリに一
時的に記憶された異常状態を転送し記憶して残しておく
異常検出メモリと、この異常検出メモリに記憶された異
常状態を原因追及のため表示する表示装置とを備えてプ
レス機械における制御装置を構成した。
(作用) この考案のプレス機械における制御装置を採用すること
により、ユーザーでプレス機械を稼働している最中に異
常が発生してプレス機械が停止される。しかも、異常状
態のままにしてユーザーがメーカ側へ異常を知らせてメ
ーカ側のアフターサービス員が出向くのを待って通常異
常の原因追及が行なわれる。
仮に、ユーザーはプレス機械を直ぐに使用したいがため
に、リセット操作を行なって復帰させてプレス機械を使
用したとしても、異常検出メモリに異常状態が記憶され
たいるから、アフターサービス員はこの異常検出メモリ
に記憶されている異常状態をみて原因追及が簡単かつ容
易に行なわれる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
本実施例では、プレス機械のラインとしたレベラーフィ
ード装置を備えたダブルクランク方式のプレス機械を例
にとって説明する。
第4図を参照するに、ダブルクランク方式のプレス機械
1におけるサイドフレーム3の上部にはガイド部材5A、
5Bが設けられており、このガイド部材5A、5Bに案内され
て上下動自在なスライド7が、ガイド部材5A、5Bに支承
されている。
前記サイドフレーム3の上部に設けられた上部フレーム
9には回転自在なクランク軸11R、11Lが支承されてお
り、このクランク軸11R、11Lはコネクティングロッド13
R、13Lを介して前記スライド7に連結されている。スラ
イド7の下面には上型15が取付けられている。前記サイ
ドフレーム3の下部には下部フレーム17が設けられてお
り、この下部フレーム17上にはボルスタ19が設けられて
いる。しかも、このボルスタ19上には前記上型15と対応
した下型21が取付けられている。
前記サイドフレーム3の右側壁にはプレス機械1を操作
するためのペンダント操作盤23が設けられており、この
ペンダント操作盤23の上部には詳細を後述するCRTのご
とき表示装置25が設けられている。
前記プレス機械1の前方には、作業者が操作するための
運転操作盤27を備えたポータブルスタンド29が立設され
ている。
前記プレス機械1の左側にはレベラーフィード装置31が
配置されている。
このレベラーフィード装置31は、例えば薄板状のワーク
Wを巻き取ってあるワークフィード装置33とワークWの
くせを取るレベラー装置35とから構成されている。ワー
クフィード装置33は立設されたスタンド37の上部に両端
部に例えば3本のアーム39を備えた回転自在なドラム41
と、このドラム41に巻取られたワークWにタッチさせて
ワークWを押えるタッチローラ43などからなっている。
前記レベラー装置35内には複数のローラが並列されてい
て、このローラ内にワークWを通すことによってワーク
の巻きぐせが取り除かれる。
このワークフィード装置33とレベラー装置35からなるレ
ベラーフィード装置31は前記プレス機械1と一緒に制御
されると共に操作されるようになっている。
上記構成により、レベラーフィード装置31におけるワー
クフィード装置33のドラム41に巻かれたワークWは2点
鎖線で示したごとく送り出されて一旦垂れ下がり、レベ
ラー装置35でワークWの巻きぐせが取られてワークWの
一端側が下型21上に載置される。
下型21上にワークWが載置されると、図示省略の駆動装
置を駆動させてダブルクランクのクランク軸11R、11Lが
回転される。クランク軸11R、11Lが回転されると、コネ
クティングロッド13R、13Lを介してスライド7が上下動
し、上型15と下型21との協働でワークWにプレス加工が
行なわれる。この上述した動作を連続的に行なうことに
よって、ワークWの連続生産が行なわれることになる。
このプレス機械1を制御するための構成プロック図が第
1図に示されている。第1図において、前記プレス機械
1を操作するためのペンダント操作盤23、運転操作盤27
に設けられた各種操作機器のスイッチを備えたプレス操
作回路45はPC装置47(プログラマブルコントローラとい
う。)に接続されている。このPC装置47には各種操作機
器の条件を入力したり、あるいは詳細を後述する異常検
出メモリを呼び出すための条件を入力したりするキーボ
ードなどの入力装置49が接続されている。
また、このPC装置47には、例えば異常状態の検出項目を
表示したり、各種操作機器の操作スイッチを操作する文
字指示を表示したりするCRTのごとき表示装置25が接続
されている。
PC装置47にはプレス機械1でワークWに加工を行うため
のプレス加工プログラムメモリ51や異常が発生した際に
使用する異常検出用プログラムメモリ53が接続されてい
る。
PC装置47には異常が発生した際に異常状態例えば第2図
(A)に示したような異常項目のテーブルを記憶するセ
ーフティモニタメモリ55が接続されている。このセーフ
ティモニタメモリ55とPC装置47との間にはタイマー57が
接続されている。
PC装置47にはセーフティモニタメモリ55に一時的に記憶
された異常状態すなわち異常検出項目を転送して記憶す
る外部メモリとしての異常検出メモリ59が接続されてい
る。異常検出メモリ59は異常検出回数を奇数か偶数かを
判別する奇数・偶数判別装置61と、奇数・偶数判別装置
61で奇数を判別した場合に異常状態を記憶する奇数の異
常検出メモリ63と、奇数・偶数判別装置61で偶数を判別
した場合に異常状態を記憶する異常検出メモリ65とから
なっていて、奇数、偶数の場合とも第2図(B)に示し
たような検出項目が記憶される。
ところで、上述のごとく奇数、偶数を判別してそれぞれ
の異常検出メモリ63,65に記憶する構成は、異常検出メ
モリ59のメモリが少なく、2回分の異常検出状態しか記
憶できない場合である。この場合であっても、第2図
(B)に示されているように、奇数、偶数の場合ともト
ータルカウンタデータをも記憶するから、今回の異常状
態と機械の製造後における異常発生回数を知ることがで
きる。
上記構成においては、今回の異常状態と前回の異常状態
とを知ることができるものの前前回の異常状態を知るこ
とができないが、メモリが少なくてよいという利点があ
る。なお、異常検出メモリ59のメモリを極めて多くし
て、全ての異常状態を記憶する場合には、奇数回、偶数
回に分けることなく順次記憶しても良いものである。
PC装置47にはその他重要メモリ67が接続されていて、プ
レス機械1の例えば上死点、90度、下死点、上死点とい
った8つの行程に分け、今、スライド7がどの位置を動
作しているかを監視するかを記憶するものである。異常
を解析する手段として、異常検出時の状態を把握するこ
とが重要であるが、それに至る過程がより重要である。
そのためその過程のうち異常検出の1つの前(機器の状
態が変化すると1つの過程が進む)の状態が記憶され
る。
さらに、PC装置47には、非常停止メモリ69が接続されて
おり、外部出力としての非常停止用リレーを作動させる
ためのものである。
上記構成により、その動作を第3図に示したフローチャ
ートを基にして説明すると、ステップS1でプレス操作回
路45における運転操作盤27の運転ボタンを押すとプレス
機械1が起動する信号がPC装置47に入力される。ステッ
プS2ではプレス加工プログラムメモリ51に記憶されてい
るプレス加工プログラムが作動する。
ステップS3で、異常検出用プログラムメモリ53に記憶さ
れている異常検出用プログラムが作動する。
ステップS4において、プレス加工中に異常が発生したか
どうかがPC装置47内で判断される。異常が発生していな
ければ、ステップS5で、各種操作機器が作動を続けてス
テップS1の手前に戻り、プレス機械1の運転が継続して
行なわれる。PC装置47内の異常検出部で異常が発生した
と判断されると、ステップS6で異常信号がPC装置47から
セーフティモニタメモリ55に入力されて第2図(A)に
示したような3つの異常検出項目が一時的に記憶され
る。セーフティモニタメモリ55から例えばタイマー57で
1秒間継続した後、ステップS7で異常検出メモリ59の奇
数・偶数判別装置61で異常検出回数が奇数か遇数かを判
別する。なお、タイマー57で1秒間継続させたのは、電
源遮断時、各種操作機器の動作がバラツキにより誤検出
を防止するためである。
異常検出回数が奇数であると判断されると、ステップS8
でセーフティモニタメモリ55から奇数の異常検出メモリ
63に第2図(B)に示したようにトータルカウンタデー
タを加味した異常検出項目が転送され記憶される。異常
検出回数が偶数であると判断されると、ステップS9でセ
ーフティモニタメモリ55から偶数の異常検出メモリ65に
第2図(B)に示したようにトータルカウンタデータを
加味した異常検出項目が転送され記憶される。
次に、ステップS10でその他重要メモリ67に異常発生時
におけるスライド7がどの位置にいるかが記憶される。
ステップS11で非常停止メモリ69に記憶されている非常
停止ビットをONさせてステップS5に戻される。
このように、プレス機械1が稼働している最中に、異常
が発生した場合、特に異常の状態が継続しないで一時的
に発生した場合、従来では原因追及が非常に困難であっ
たが、異常発生時の異常検出項目が奇数の異常検出メモ
リ63と偶数の異常検出メモリ65の異常検出メモリ59に記
憶されるため、メーカ側のアフターサービス員が後日ユ
ーザに出向いて、この異常検出メモリ59に記憶されてい
る異常検出項目を表示装置25に表示して参照することに
よって簡単かつ容易に原因追及を行なうことができる。
なお、この考案は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。例えば、本実施例で異常検出メモ
リ59として奇数の異常検出メモリ63と偶数の異常検出メ
モリ65を設けて異常回数の奇数、偶数毎に分けて異常状
態を記憶させているが、この奇数、偶数の異常検出メモ
リ63、65に分けることなく、メモリを多くして一括した
異常検出メモリに連続して記憶させてもよい。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
考案によれば、レーザでプレス機械を稼働している最中
に異常が発生してプレス機械が停止される。しかも、異
常状態のままにして、ユーザーがメーカ側へ異常を知ら
せてメーカ側のアフターサービス員が出向くのを待って
通常異常の原因追及が行なわれる。
仮に、ユーザーがプレス機械を直ぐに使用したいがため
に、リセット操作を行なって復帰させてプレス機械を使
用したとしても、異常検出メモリに異常状態が記憶され
ているから、アフターサービス員はこの異常検出メモリ
に記憶されている異常状態を見て原因追及を簡単かつ容
易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の主要部を説明するプレス機械におけ
る制御装置の構成プロック図、第2図(A)および第2
図(B)はセーフティモニタメモリ、異常検出メモリに
記憶される異常状態の異常検出項目を表わした一例図、
第3図はこの実施例の動作を示したフローチャート、第
4図はこの考案を実施した一実施例のプレス機械ライン
の正面図である。 1……プレス機械、7……スライド 23……ペンダント操作盤、25……表示装置、 27……運転操作盤、45……プレス操作回路 47……PC装置、49……入力装置 55……セーフティモニタメモリ 59……異常検出メモリ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機械を操作する各種操作機器の操作
    スイッチを有したプレス操作回路と、このプレス操作回
    路の各種操作機器の条件を入力装置により入力し解析す
    るPC装置と、このPC装置で異常を検出した際に一時的に
    異常状態を記憶するセーフティモニタメモリと、このセ
    ーフティモニタメモリに一時的に記憶された異常状態を
    転送し記憶して残しておく異常検出メモリと、この異常
    検出メモリに記憶された異常状態を原因追及のため表示
    する表示装置と、を備えてなることを特徴とするプレス
    機械における制御装置。
JP9793388U 1988-07-26 1988-07-26 プレス機械における制御装置 Expired - Lifetime JPH0641760Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11059251B2 (en) * 2015-07-17 2021-07-13 Komatsu Industries Corporation Press system and control method for press system

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US11059251B2 (en) * 2015-07-17 2021-07-13 Komatsu Industries Corporation Press system and control method for press system

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