JPH0641815B2 - 超音波マイク付き電子レンジ - Google Patents
超音波マイク付き電子レンジInfo
- Publication number
- JPH0641815B2 JPH0641815B2 JP60076938A JP7693885A JPH0641815B2 JP H0641815 B2 JPH0641815 B2 JP H0641815B2 JP 60076938 A JP60076938 A JP 60076938A JP 7693885 A JP7693885 A JP 7693885A JP H0641815 B2 JPH0641815 B2 JP H0641815B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic microphone
- microwave oven
- output
- voltage
- microphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、食品の加熱に応じて食品から発生する気体の
状態を検知して制御を行なう、超音波マイク付き電子レ
ンジに関するものである。
状態を検知して制御を行なう、超音波マイク付き電子レ
ンジに関するものである。
従来の技術 従来のセンサ付電子レンジは、第9図に示すように、湿
度センサ28の抵抗値変化を、基準電圧電源29の電圧
を抵抗39と分圧することにより検知して機器を制御し
ている。(例えば、特開昭53−77365号公報) 発明が解決しようとする問題点 このような従来の方式は、抵抗39両端の電圧を制御信
号として用いているので、数多く生産する場合に、各構
成要素湿度センサ28の抵抗、抵抗39、電源29の電
圧のバラツキが制御電圧信号のばらつきに結びつくこと
になり、管理が困難であった。本発明はかかる点に鑑み
てなされたもので簡単な構成で、食品の加熱状態を検出
する手段を提供することを目的としている。
度センサ28の抵抗値変化を、基準電圧電源29の電圧
を抵抗39と分圧することにより検知して機器を制御し
ている。(例えば、特開昭53−77365号公報) 発明が解決しようとする問題点 このような従来の方式は、抵抗39両端の電圧を制御信
号として用いているので、数多く生産する場合に、各構
成要素湿度センサ28の抵抗、抵抗39、電源29の電
圧のバラツキが制御電圧信号のばらつきに結びつくこと
になり、管理が困難であった。本発明はかかる点に鑑み
てなされたもので簡単な構成で、食品の加熱状態を検出
する手段を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、センサとして超
音波領域に共振周波数を有するセラミック圧電素子を用
いた超音波マイクを用い、加熱の進捗にともない発生す
る低周波信号の変化を上記マイクの電圧信号変化として
とらえ、該電圧を増巾器で増巾し、電圧比較器により制
御出力を得るものである。
音波領域に共振周波数を有するセラミック圧電素子を用
いた超音波マイクを用い、加熱の進捗にともない発生す
る低周波信号の変化を上記マイクの電圧信号変化として
とらえ、該電圧を増巾器で増巾し、電圧比較器により制
御出力を得るものである。
作用 本発明は上記した構成により、マイク電圧の変化を管理
するだけで、特性の安定した調理センサとして利用でき
る。すなわち、従来例の基準電圧や、分圧用抵抗に相当
するものが不要で簡単な構成で制御できるのである。
するだけで、特性の安定した調理センサとして利用でき
る。すなわち、従来例の基準電圧や、分圧用抵抗に相当
するものが不要で簡単な構成で制御できるのである。
実施例 第1図は本発明の超音波マイク付き電子レンジの一実施
例を示すものである。第1図において、超音波マイク1
の出力は、電圧増巾用のアンプ2および電圧比較用の比
較器3、さらに比較器3の出力は、この場合制御器4に
よりマグネトロン5の発振を制御すべく接続されてい
る。
例を示すものである。第1図において、超音波マイク1
の出力は、電圧増巾用のアンプ2および電圧比較用の比
較器3、さらに比較器3の出力は、この場合制御器4に
よりマグネトロン5の発振を制御すべく接続されてい
る。
加熱室6内には食品7が配されている。冷却風の1部は
マグネトロン冷却用のファン8により、ダクト9を介し
て加熱室6に導びかれる。
マグネトロン冷却用のファン8により、ダクト9を介し
て加熱室6に導びかれる。
冷却風の一部を実矢線10で、食品から発生する水分等
の気体を点矢線11で示している。冷却風と食品から発
生する水分等の気体は排気部12を通って加熱室6庫内
から外部に送出される。
の気体を点矢線11で示している。冷却風と食品から発
生する水分等の気体は排気部12を通って加熱室6庫内
から外部に送出される。
上記排気部12に超音波マイクをとりつけてある。
第2図〜第5図を用いて、実測構成例を第6図に超音波
マイクの種類による結果の変化、第7図に防滴型41KH
z超音波マイクを用いたときの結果を示す。
マイクの種類による結果の変化、第7図に防滴型41KH
z超音波マイクを用いたときの結果を示す。
第2図は実験に用いた電子レンジの構成である。電子レ
ンジは電波出力500Wで、マグネトロン5の電波は、
導波部13を介して加熱室に供され食品皿14がモータ
15で回転する構成をとるものである。第3図は排気部
12に超音波マイク1を取付けた状態を示す。第4図は
各種超音波マイクを同一の条件で実験したもののうち、
最も出力信号が大きかった防滴型41KHz超音波マイク
の構成を示すものである。圧電素子16、シリコンゴム
スペーサ17、端子18、振動部19、振動ケース2
0、リード線21、内リング22、端子板23、シリコ
ンゴム24からなっている。
ンジは電波出力500Wで、マグネトロン5の電波は、
導波部13を介して加熱室に供され食品皿14がモータ
15で回転する構成をとるものである。第3図は排気部
12に超音波マイク1を取付けた状態を示す。第4図は
各種超音波マイクを同一の条件で実験したもののうち、
最も出力信号が大きかった防滴型41KHz超音波マイク
の構成を示すものである。圧電素子16、シリコンゴム
スペーサ17、端子18、振動部19、振動ケース2
0、リード線21、内リング22、端子板23、シリコ
ンゴム24からなっている。
(Nationa Technica Repor
t 504〜514 Vo29.NO.3 JAN 1983) 第5図には測定回路ブロック図を示す。超音波マイク1
内の圧電素子16の出力を増巾率40dBのアンプ25
(YHP製モデル65A)を介してAC電圧計26(エ
ヌエフ回路製、モデルM−177、300mVレンジ)に
接続し、電圧計26の直流出力端子をレコーダ27の入
力と接続して実験を行なった。
t 504〜514 Vo29.NO.3 JAN 1983) 第5図には測定回路ブロック図を示す。超音波マイク1
内の圧電素子16の出力を増巾率40dBのアンプ25
(YHP製モデル65A)を介してAC電圧計26(エ
ヌエフ回路製、モデルM−177、300mVレンジ)に
接続し、電圧計26の直流出力端子をレコーダ27の入
力と接続して実験を行なった。
第6図〜8図に結果例を示すが、いずれも横軸は時間、
縦軸は出力信号の大きさの相対値を示すもので、各グラ
フとも信号出力の相対比は一定のものである。第6図に
は、水500ccを負荷として加熱したときに超音波マイ
クの種類、共振周波数を変えて実験した結果の例であ
る。(a)20KHz、(b)35KHz、(c)40KHz、(d)40KH
z、(e)60KHzあり、(d)の防滴型をのぞいては開放型で
ある。図中、矢印部はそれぞれ沸トウ点を目視で確認し
記入したものである。(c)(d)の40KHz帯で沸トウにと
もない出力が変化することがわかる。
縦軸は出力信号の大きさの相対値を示すもので、各グラ
フとも信号出力の相対比は一定のものである。第6図に
は、水500ccを負荷として加熱したときに超音波マイ
クの種類、共振周波数を変えて実験した結果の例であ
る。(a)20KHz、(b)35KHz、(c)40KHz、(d)40KH
z、(e)60KHzあり、(d)の防滴型をのぞいては開放型で
ある。図中、矢印部はそれぞれ沸トウ点を目視で確認し
記入したものである。(c)(d)の40KHz帯で沸トウにと
もない出力が変化することがわかる。
第7図に防滴型マイクを用い、水の量を200cc、40
0cc、1000ccと変えたときの出力例を加熱開始時点
T0から連続記録したものを(a)(b)(c)図にそれぞれ示
す。水からの発生蒸気により、水が沸トウするタイミン
グが出力電圧の変化でわかることが理解できる。これら
は現象としては沸トウにともない圧電素子16の出力が
第7図のタイムスケールで明らかなように低周波で発生
しているということである。メカニズムとしては、排気
気流の状態が沸トウの前後で変化し、その状態変化が薄
板20を介して圧電素子16に低周波で変化する何らか
の物理変化をもたらし低周波信号を発生させていると推
定できる。
0cc、1000ccと変えたときの出力例を加熱開始時点
T0から連続記録したものを(a)(b)(c)図にそれぞれ示
す。水からの発生蒸気により、水が沸トウするタイミン
グが出力電圧の変化でわかることが理解できる。これら
は現象としては沸トウにともない圧電素子16の出力が
第7図のタイムスケールで明らかなように低周波で発生
しているということである。メカニズムとしては、排気
気流の状態が沸トウの前後で変化し、その状態変化が薄
板20を介して圧電素子16に低周波で変化する何らか
の物理変化をもたらし低周波信号を発生させていると推
定できる。
第8図には同一測定条件で負荷として、冷凍シユウマイ
225g及び、スライスしたニンジン300gを冷凍し
ラップでくるんだものを連続加熱したときの出力信号例
を示している。以上の実測例から理解できるように、第
1図の比較器3において、スレッシュホールド電圧△V
Tと超音波マイク1内の圧電素子16からの信号出力電
圧を比較する構成をとることにより、比較器3の出力は
食品7の加熱進捗度合と相関をもたせることができるよ
うになる。特に沸トウ点を検知できる。この検知信号を
用い制御器4でマグネトロン出力5を停止させれば、自
動調理が可能になる。また制御器4でブザーやランプで
調理完了を報知する構成も可能である。さらに増巾器の
増巾度をあげることや、超音波マイクの取付け方を工夫
して、検知感度をあげれば沸トウ点のみならず水蒸気圧
の急増する水温60℃位からの検知も可能であり、この
場合スレッシュホールド電圧を手動可変設定可能にすれ
ば、調理出来上がりの調整も可能になるなど多くの効果
が期せるものである。
225g及び、スライスしたニンジン300gを冷凍し
ラップでくるんだものを連続加熱したときの出力信号例
を示している。以上の実測例から理解できるように、第
1図の比較器3において、スレッシュホールド電圧△V
Tと超音波マイク1内の圧電素子16からの信号出力電
圧を比較する構成をとることにより、比較器3の出力は
食品7の加熱進捗度合と相関をもたせることができるよ
うになる。特に沸トウ点を検知できる。この検知信号を
用い制御器4でマグネトロン出力5を停止させれば、自
動調理が可能になる。また制御器4でブザーやランプで
調理完了を報知する構成も可能である。さらに増巾器の
増巾度をあげることや、超音波マイクの取付け方を工夫
して、検知感度をあげれば沸トウ点のみならず水蒸気圧
の急増する水温60℃位からの検知も可能であり、この
場合スレッシュホールド電圧を手動可変設定可能にすれ
ば、調理出来上がりの調整も可能になるなど多くの効果
が期せるものである。
発明の効果 以上述べてきたように本発明によれば、きわめて簡易な
構成で、食品の加熱状態検知機能つきの電子レンジが実
現できる。
構成で、食品の加熱状態検知機能つきの電子レンジが実
現できる。
すなわち、湿度センサやガスセンサを用いた場合には、
本質的に検知素子の結晶粒界現象を利用するものであ
る。したがって、粒界の目づまりを防止するために、ヒ
ータにより保温したり、定期的にヒータで汚れを焼き切
ることなど、保守面で多くの複雑な工夫がいるが、本発
明はそのような工夫を必要としないので省電力型で安価
に検知機能を構成できる。また、加熱室の側面に設けた
コンデンサマイクロホン等を用いた場合には、一般的に
はコンデンサマイクロホン等は10KHz帯の信号を利用
するものであり、かつ加熱室内には電子レンジのモータ
やトランスの電磁騒音やファンによる風切り音など、可
聴帯で多くの雑音が発生する。したがって、このような
雑音の影響を受け、安定した制御が行い難いが、本発明
は20KHz〜60KHzの共振周波数を有する圧電素子より
なる超音波マイクを用いる構成としたことに基づき、こ
れらの雑音に影響されないため、安定した制御を行うこ
とが可能となる。また、排気部12と圧電素子16の間
に振動ケース20を介した防滴型のセンサ構成をとれ
ば、長期により安定したセンサ性能が確保できる。な
お、実施例では加熱室の排気部を1つ設けたもので説明
しているが、加熱室から排気される部分を2つ以上設
け、いずれか一方に超音波マイクを設ける場合も本発明
に含まれるものである。
本質的に検知素子の結晶粒界現象を利用するものであ
る。したがって、粒界の目づまりを防止するために、ヒ
ータにより保温したり、定期的にヒータで汚れを焼き切
ることなど、保守面で多くの複雑な工夫がいるが、本発
明はそのような工夫を必要としないので省電力型で安価
に検知機能を構成できる。また、加熱室の側面に設けた
コンデンサマイクロホン等を用いた場合には、一般的に
はコンデンサマイクロホン等は10KHz帯の信号を利用
するものであり、かつ加熱室内には電子レンジのモータ
やトランスの電磁騒音やファンによる風切り音など、可
聴帯で多くの雑音が発生する。したがって、このような
雑音の影響を受け、安定した制御が行い難いが、本発明
は20KHz〜60KHzの共振周波数を有する圧電素子より
なる超音波マイクを用いる構成としたことに基づき、こ
れらの雑音に影響されないため、安定した制御を行うこ
とが可能となる。また、排気部12と圧電素子16の間
に振動ケース20を介した防滴型のセンサ構成をとれ
ば、長期により安定したセンサ性能が確保できる。な
お、実施例では加熱室の排気部を1つ設けたもので説明
しているが、加熱室から排気される部分を2つ以上設
け、いずれか一方に超音波マイクを設ける場合も本発明
に含まれるものである。
第1図は本発明の一実施例の超音波マイク付き電子レン
ジの構成図、第2図〜第4図はそれぞれ同電子レンジの
要部断面図、第5図は同電子レンジのブロック図、第6
図〜第8図は同電子レンジの実測結果を示す波形図、第
9図は従来例のブロック図である。 1……超音波マイク、2……アンプ、3……比較器、4
……制御器、6……加熱室、12……排気部、△VT…
…スレッシュホールド電圧、16……圧電素子、20…
…振動ケース(薄板)。
ジの構成図、第2図〜第4図はそれぞれ同電子レンジの
要部断面図、第5図は同電子レンジのブロック図、第6
図〜第8図は同電子レンジの実測結果を示す波形図、第
9図は従来例のブロック図である。 1……超音波マイク、2……アンプ、3……比較器、4
……制御器、6……加熱室、12……排気部、△VT…
…スレッシュホールド電圧、16……圧電素子、20…
…振動ケース(薄板)。
Claims (2)
- 【請求項1】加熱室内におかれた食品から加熱にともな
って発生する水分等の気体が放出される加熱室の排気部
に圧電素子よりなる超音波マイクを固着し、上記超音波
マイクの出力をアンプで増巾した電圧と、予め設定した
スレッシュホールド電圧の電圧を比較器で比較した出力
により制御器でマグネトロンの出力を制御する超音波マ
イク付き電子レンジ。 - 【請求項2】超音波マイクとして圧電素子が20KHzよ
り大きく60KHzよりも小さい範囲の共振周波数を有す
るものを用いた特許請求の範囲第1項記載の超音波マイ
ク付き電子レンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60076938A JPH0641815B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 超音波マイク付き電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60076938A JPH0641815B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 超音波マイク付き電子レンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61235614A JPS61235614A (ja) | 1986-10-20 |
| JPH0641815B2 true JPH0641815B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=13619676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60076938A Expired - Lifetime JPH0641815B2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 | 超音波マイク付き電子レンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641815B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG103845A1 (en) * | 2002-02-15 | 2004-05-26 | Sony Electronics Singapore Pte | Improved force sensing device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030915A (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-16 | Sharp Corp | 調理装置 |
-
1985
- 1985-04-11 JP JP60076938A patent/JPH0641815B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61235614A (ja) | 1986-10-20 |
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