JPH0641889A - 着色古紙の脱色及び漂白方法 - Google Patents
着色古紙の脱色及び漂白方法Info
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- JPH0641889A JPH0641889A JP4684893A JP4684893A JPH0641889A JP H0641889 A JPH0641889 A JP H0641889A JP 4684893 A JP4684893 A JP 4684893A JP 4684893 A JP4684893 A JP 4684893A JP H0641889 A JPH0641889 A JP H0641889A
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C9/00—After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
- D21C9/10—Bleaching ; Apparatus therefor
- D21C9/1026—Other features in bleaching processes
- D21C9/1036—Use of compounds accelerating or improving the efficiency of the processes
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- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C5/00—Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
- D21C5/02—Working-up waste paper
- D21C5/022—Chemicals therefor
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- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 セルロース繊維の特性を損なわないような着
色古紙の脱色及び漂白法の提供。 【構成】 ハロゲンイオンの存在下で、モノペルオキシ
硫酸またはその塩の1種類によって、着色古紙を脱色及
び漂白処理する。
色古紙の脱色及び漂白法の提供。 【構成】 ハロゲンイオンの存在下で、モノペルオキシ
硫酸またはその塩の1種類によって、着色古紙を脱色及
び漂白処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は古紙の回収再利用の目的
で古紙を脱色及び漂白する方法に関するものであり、特
に着色古紙に関するものである。
で古紙を脱色及び漂白する方法に関するものであり、特
に着色古紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製紙工業は主たる原料源として木材のセ
ルロース繊維を利用している。そのなかでも回収古紙由
来の繊維は益々重要な原料源となっている。これらの古
紙はほとんどの場合パルプ製造機中で通常水相中で分解
されてパルプとなり、このパルプは、包装紙、厚紙、新
聞紙を製造するため、未再生セルロースパルプとの混合
物として、あるいはそのまま一般に利用される。回収セ
ルロース繊維の比率がしばしばこれ以上超えられない水
準に達しているため、古紙について別の用途が考えられ
ている。即ち、印刷用紙、ノート用紙、ちり紙の製造を
目的としたパルプとの混合である。この場合高い白色度
を示すパルプが得られることが重要である。この高い白
色度は通常脱インク処理、及び/あるいは漂白処理によ
って一般に達成できる。古紙の回収再生はその比率が高
い場合、各種の染料が存在するので著しい障害に直面す
る。染料はセルロース繊維に固着し、多くの場合セルロ
ース繊維そのものを痛めるような操作条件でなければ溶
出されないことから、色を消すことは困難である。例え
ばカーボンレス複写紙(CCP)のようなある範疇の古
紙の場合、アルカリ媒体中で過酸化物を用いて処理すれ
ば脱色が可能である(米国特許第4,381,969
号、インテロックス)。あらゆる起源の着色古紙の脱色
を可能にする処理法は、この紙をパルプ化し、次にアル
カリ金属あるいはアルカリ土類金属の次亜塩素酸塩を用
いて処理することから成っている(パルプ・アンド・ペ
ーパー・マニュファクチャー,3版,第3巻,セコンダ
リー・ファイバー・アンド・ノンウッド・パルピング,
エフ・ハミルトン,ビー・レオポルド,エム・ジェー・
コクレック,1987年,ザ・ジョイント・テキストブ
ック・コミティー・オブ・ザ・ペーパー・インダストリ
ー,TAPPI CPPA,アトランタ及びモントリオ
ール,234頁,アール・ピー・シング:A.カラー・
ストリッピング)。多くの場合、古紙はアルカリ媒体中
で過酸化物を用いて処理しても十分且つ完全に脱色する
ことはできない。また、繊維体を痛めることの多い付加
的処理に頼らざるを得ない場合が極めて多い。古紙に由
来するパルプを次亜塩素酸塩で脱色するとセルロース繊
維の著しい品質低下の原因となり、このようにして脱色
したパルプから作った紙の用途は低品質の紙に限られて
しまう。
ルロース繊維を利用している。そのなかでも回収古紙由
来の繊維は益々重要な原料源となっている。これらの古
紙はほとんどの場合パルプ製造機中で通常水相中で分解
されてパルプとなり、このパルプは、包装紙、厚紙、新
聞紙を製造するため、未再生セルロースパルプとの混合
物として、あるいはそのまま一般に利用される。回収セ
ルロース繊維の比率がしばしばこれ以上超えられない水
準に達しているため、古紙について別の用途が考えられ
ている。即ち、印刷用紙、ノート用紙、ちり紙の製造を
目的としたパルプとの混合である。この場合高い白色度
を示すパルプが得られることが重要である。この高い白
色度は通常脱インク処理、及び/あるいは漂白処理によ
って一般に達成できる。古紙の回収再生はその比率が高
い場合、各種の染料が存在するので著しい障害に直面す
る。染料はセルロース繊維に固着し、多くの場合セルロ
ース繊維そのものを痛めるような操作条件でなければ溶
出されないことから、色を消すことは困難である。例え
ばカーボンレス複写紙(CCP)のようなある範疇の古
紙の場合、アルカリ媒体中で過酸化物を用いて処理すれ
ば脱色が可能である(米国特許第4,381,969
号、インテロックス)。あらゆる起源の着色古紙の脱色
を可能にする処理法は、この紙をパルプ化し、次にアル
カリ金属あるいはアルカリ土類金属の次亜塩素酸塩を用
いて処理することから成っている(パルプ・アンド・ペ
ーパー・マニュファクチャー,3版,第3巻,セコンダ
リー・ファイバー・アンド・ノンウッド・パルピング,
エフ・ハミルトン,ビー・レオポルド,エム・ジェー・
コクレック,1987年,ザ・ジョイント・テキストブ
ック・コミティー・オブ・ザ・ペーパー・インダストリ
ー,TAPPI CPPA,アトランタ及びモントリオ
ール,234頁,アール・ピー・シング:A.カラー・
ストリッピング)。多くの場合、古紙はアルカリ媒体中
で過酸化物を用いて処理しても十分且つ完全に脱色する
ことはできない。また、繊維体を痛めることの多い付加
的処理に頼らざるを得ない場合が極めて多い。古紙に由
来するパルプを次亜塩素酸塩で脱色するとセルロース繊
維の著しい品質低下の原因となり、このようにして脱色
したパルプから作った紙の用途は低品質の紙に限られて
しまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、活性
塩素を含む反応体を使用することなく、セルロース繊維
の特性が維持できるような着色古紙の脱色方法を提供す
ることである。
塩素を含む反応体を使用することなく、セルロース繊維
の特性が維持できるような着色古紙の脱色方法を提供す
ることである。
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は着
色古紙の脱色漂白方法に関するもので、本質的に少なく
とも1種類の過酸化物とハロゲンイオンの水溶液から成
る酸化反応体を用いて着色古紙を処理する。この過酸化
物はモノペルオキシ硫酸、その塩のいずれか1種類また
は2種類以上の混合物、及びモノペルオキシ硫酸とその
塩の少なくとも1種の混合物からなる群から選択され
る。着色古紙とは、木材を使用しない紙、砕木パルプを
高い比率で含んだ紙、あるいはセルロース繊維用の染料
を用いた大量染色処理に供された紙の混合品を意味す
る。これらの古紙は回収からばかりでなく着色損紙由来
のものでもよい。木材を使用しない紙では良好な成績が
得られた。本発明による方法において、モノぺルオキシ
硫酸あるいはその塩の1種による処理は、分子式H2 S
O5 (カロー酸とも呼ばれる)に相当する無機酸、ある
いはそのアルカリ金属、アルカリ土類金属あるいはアン
モニウム塩の1種、またはこれらの塩の多数から成る混
合物あるいはモノペルオキシ硫酸とこれらの塩の1種類
またはそれ以上との混合物で古紙を処理することから成
る。本発明による方法の有利な別法として、使用するモ
ノペルオキシ硫酸または塩は、使用直前に硫酸またはそ
の塩の濃厚水溶液と、過酸化物例えば過酸化水素の濃厚
水溶液とを反応させることによって調製することができ
る。濃厚液とは、少なくとも約1L当たり約10モルの
H2 SO4 及び少なくとも約20重量%のH 2 O2 の溶
液を示す。
色古紙の脱色漂白方法に関するもので、本質的に少なく
とも1種類の過酸化物とハロゲンイオンの水溶液から成
る酸化反応体を用いて着色古紙を処理する。この過酸化
物はモノペルオキシ硫酸、その塩のいずれか1種類また
は2種類以上の混合物、及びモノペルオキシ硫酸とその
塩の少なくとも1種の混合物からなる群から選択され
る。着色古紙とは、木材を使用しない紙、砕木パルプを
高い比率で含んだ紙、あるいはセルロース繊維用の染料
を用いた大量染色処理に供された紙の混合品を意味す
る。これらの古紙は回収からばかりでなく着色損紙由来
のものでもよい。木材を使用しない紙では良好な成績が
得られた。本発明による方法において、モノぺルオキシ
硫酸あるいはその塩の1種による処理は、分子式H2 S
O5 (カロー酸とも呼ばれる)に相当する無機酸、ある
いはそのアルカリ金属、アルカリ土類金属あるいはアン
モニウム塩の1種、またはこれらの塩の多数から成る混
合物あるいはモノペルオキシ硫酸とこれらの塩の1種類
またはそれ以上との混合物で古紙を処理することから成
る。本発明による方法の有利な別法として、使用するモ
ノペルオキシ硫酸または塩は、使用直前に硫酸またはそ
の塩の濃厚水溶液と、過酸化物例えば過酸化水素の濃厚
水溶液とを反応させることによって調製することができ
る。濃厚液とは、少なくとも約1L当たり約10モルの
H2 SO4 及び少なくとも約20重量%のH 2 O2 の溶
液を示す。
【0004】本発明によれば、モノペルオキシ硫酸によ
る着色古紙の処理はハロゲンイオンの存在下で行う。ハ
ロゲンイオンとは、ハロゲンの陰イオンあるいはこれら
のイオンの少なくとも2種を任意の比率で含む混合物を
示す。ハロゲンイオンは、好ましくは、塩素、臭素、沃
素イオンあるいはこれらのイオンの少なくとも2種類の
混合物から選ばれる。特に塩素イオンが好ましい。ハロ
ゲンイオンは、アルカリ金属あるいはアルカリ土類金属
のハロゲン化物の形で使用するのが有利である。アルカ
リ金属あるいはアルカリ土類金属は水に対する溶解性が
高いので、いずれも適切である。代りに、ハロゲン化水
素の水溶液を使用することもできる。本発明による方法
で使用されるモノペルオキシ硫酸あるいはその塩の量
は、一般に少なくとも乾燥パルプ100g当たり約0.3
g、好ましくは少なくとも約0.5gである。モノペル
オキシ硫酸あるいはその塩の量は、乾燥パルプ100g
当たり約3gまたはそれ以下、好ましくは約2.8gま
たはそれ以下であることが適切である。ハロゲンイオン
の使用量は、モノペルオキシ硫酸またはその塩の量によ
って異なる。一般に、ハロゲンイオンの量は、モノペル
オキシ硫酸またはその塩の重量の少なくとも約25%、
好ましくは少なくとも50%が適切である。ハロゲンイ
オンの量はモノペルオキシ硫酸の重量の約150%また
はそれ以下、好ましくは約130%またはそれ以下が有
利である。
る着色古紙の処理はハロゲンイオンの存在下で行う。ハ
ロゲンイオンとは、ハロゲンの陰イオンあるいはこれら
のイオンの少なくとも2種を任意の比率で含む混合物を
示す。ハロゲンイオンは、好ましくは、塩素、臭素、沃
素イオンあるいはこれらのイオンの少なくとも2種類の
混合物から選ばれる。特に塩素イオンが好ましい。ハロ
ゲンイオンは、アルカリ金属あるいはアルカリ土類金属
のハロゲン化物の形で使用するのが有利である。アルカ
リ金属あるいはアルカリ土類金属は水に対する溶解性が
高いので、いずれも適切である。代りに、ハロゲン化水
素の水溶液を使用することもできる。本発明による方法
で使用されるモノペルオキシ硫酸あるいはその塩の量
は、一般に少なくとも乾燥パルプ100g当たり約0.3
g、好ましくは少なくとも約0.5gである。モノペル
オキシ硫酸あるいはその塩の量は、乾燥パルプ100g
当たり約3gまたはそれ以下、好ましくは約2.8gま
たはそれ以下であることが適切である。ハロゲンイオン
の使用量は、モノペルオキシ硫酸またはその塩の量によ
って異なる。一般に、ハロゲンイオンの量は、モノペル
オキシ硫酸またはその塩の重量の少なくとも約25%、
好ましくは少なくとも50%が適切である。ハロゲンイ
オンの量はモノペルオキシ硫酸の重量の約150%また
はそれ以下、好ましくは約130%またはそれ以下が有
利である。
【0005】好ましい本発明の第1の方法では、着色古
紙はあらかじめパルプ化された後、漂白段階でモノペル
オキシ硫酸またはその塩を用いて処理される。この変法
では、古紙はまず最初にパルプ化される。このパルプ化
は大抵の場合、反応体の存在下、パルプ製造機中で行わ
れる。パルプ製造機中で最も一般的に使用される反応体
は、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウムまたは炭酸ナ
トリウム等のアルカリ性反応体である。本発明によれ
ば、この反応体による処理の予備工程の最後に、古紙は
パルプの形をとっており、これは次の漂白工程でモノペ
ルオキシ硫酸またはその塩で処理される。
紙はあらかじめパルプ化された後、漂白段階でモノペル
オキシ硫酸またはその塩を用いて処理される。この変法
では、古紙はまず最初にパルプ化される。このパルプ化
は大抵の場合、反応体の存在下、パルプ製造機中で行わ
れる。パルプ製造機中で最も一般的に使用される反応体
は、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウムまたは炭酸ナ
トリウム等のアルカリ性反応体である。本発明によれ
ば、この反応体による処理の予備工程の最後に、古紙は
パルプの形をとっており、これは次の漂白工程でモノペ
ルオキシ硫酸またはその塩で処理される。
【0006】本発明による方法の別の変法では、着色古
紙はパルプ製造機中でパルプ化と同時にモノペルオキシ
硫酸またはその塩によって処理される。インクが含まれ
ているような場合には、インクの相当部分を取り除くた
め、着色古紙のパルプ化段階に引き続いてパルプの精製
化を行ってもよい。一般にこの精製工程は、洗浄または
浮遊化による、インクの除去を目的とした公知の技術に
よって行われる。この発明による古紙の脱色工程は、こ
のインクの除去工程の後に行うのが有利である。パルプ
化後、パルプが精製処理に供される場合は、インク除去
を促進するような添加剤をパルプ化工程においてパルプ
製造機に加えるのが有利である。精製を洗浄によって行
う場合、これらの添加剤は、例えば洗浄液の中のインク
粒子の除去効率を向上させるような分散剤から成っても
よい。一方、浮遊処理でインクを除去する場合は、浮選
機の表面に集まる泡中のインク粒子の脱着及び分離を助
長するため、回収剤、発泡剤及びケイ酸ナトリウムから
添加剤を選んでもよい。
紙はパルプ製造機中でパルプ化と同時にモノペルオキシ
硫酸またはその塩によって処理される。インクが含まれ
ているような場合には、インクの相当部分を取り除くた
め、着色古紙のパルプ化段階に引き続いてパルプの精製
化を行ってもよい。一般にこの精製工程は、洗浄または
浮遊化による、インクの除去を目的とした公知の技術に
よって行われる。この発明による古紙の脱色工程は、こ
のインクの除去工程の後に行うのが有利である。パルプ
化後、パルプが精製処理に供される場合は、インク除去
を促進するような添加剤をパルプ化工程においてパルプ
製造機に加えるのが有利である。精製を洗浄によって行
う場合、これらの添加剤は、例えば洗浄液の中のインク
粒子の除去効率を向上させるような分散剤から成っても
よい。一方、浮遊処理でインクを除去する場合は、浮選
機の表面に集まる泡中のインク粒子の脱着及び分離を助
長するため、回収剤、発泡剤及びケイ酸ナトリウムから
添加剤を選んでもよい。
【0007】本発明は、極めて異なったpH値の下で行
うことができる。本発明によるモノペルオキシ硫酸ある
いはその塩による着色古紙の処理は、酸性pHで行うの
が好ましい。酸性pHとは約3.5、好ましくは3を越え
ないpHを意味する。しかし、pHは酸性になり過ぎな
いのがよく、少なくとも約0.5、好ましくは1.5位が適
当である。しかし、変法として好ましくはないが、より
高いpHで、また中性に近いpHで、本発明によるモノ
ペルオキシ硫酸またはその塩による古紙の処理を行うこ
とができる。一般に、pHは8を超えない方がよく、大
抵の場合7.5〜5.5の間にあり、好ましくは7を超えず
6を下回らないのがよい。
うことができる。本発明によるモノペルオキシ硫酸ある
いはその塩による着色古紙の処理は、酸性pHで行うの
が好ましい。酸性pHとは約3.5、好ましくは3を越え
ないpHを意味する。しかし、pHは酸性になり過ぎな
いのがよく、少なくとも約0.5、好ましくは1.5位が適
当である。しかし、変法として好ましくはないが、より
高いpHで、また中性に近いpHで、本発明によるモノ
ペルオキシ硫酸またはその塩による古紙の処理を行うこ
とができる。一般に、pHは8を超えない方がよく、大
抵の場合7.5〜5.5の間にあり、好ましくは7を超えず
6を下回らないのがよい。
【0008】
【実施例】以下に本発明を説明するために実施例を示す
が、本発明はこの範囲に限定されるものではない。実施
例2〜8及び10は、本発明に従って実施した。実施例
1R及び9Rは比較のため、本発明によらない脱色/漂
白反応体を用い、同じ操作条件下で実施した。 実施例1R(本発明によらず) ゼログラフ用の着色古紙の試料をパルプ化し、洗浄し
た。洗浄したパルプは淡褐色で、白色度の測定値は50.
3°GE(TAPPI規格 452によって測定した)
であった。得られたパルプは、初期pH11.8、乾燥パ
ルプ濃度12%とし、乾燥パルプ100g当たり1gの
NaClOと0.5gのNaOHで、60℃で60分間処
理した。処理後、パルプの白色度(GE)を測定すると
ともに、さらにハンターのL,a,b比色システムによ
る色彩特性及びSCAN規格C15:62によって主波
長(DWL,nm)及び粘度(cps)を測定した。
が、本発明はこの範囲に限定されるものではない。実施
例2〜8及び10は、本発明に従って実施した。実施例
1R及び9Rは比較のため、本発明によらない脱色/漂
白反応体を用い、同じ操作条件下で実施した。 実施例1R(本発明によらず) ゼログラフ用の着色古紙の試料をパルプ化し、洗浄し
た。洗浄したパルプは淡褐色で、白色度の測定値は50.
3°GE(TAPPI規格 452によって測定した)
であった。得られたパルプは、初期pH11.8、乾燥パ
ルプ濃度12%とし、乾燥パルプ100g当たり1gの
NaClOと0.5gのNaOHで、60℃で60分間処
理した。処理後、パルプの白色度(GE)を測定すると
ともに、さらにハンターのL,a,b比色システムによ
る色彩特性及びSCAN規格C15:62によって主波
長(DWL,nm)及び粘度(cps)を測定した。
【0009】
【表1】 測定結果 未処理パルプ NaClO処理パルプ 白色度、°GE 50.3 78.4 L 83.5 94.1 a 3.8 −0.2 b 12.7 5.6 DWL,nm 581.9 576.9 粘度,cps 14.5 7.2
【0010】実施例2:(本発明による) 実施例1Rで使用したのと同じ洗浄着色古紙パルプの試
料を、パルプ(固形分)100g当たりモノペルオキシ
硫酸カリウム塩(KMPS)1g、塩酸0.5gを加え、
初期pH2.7、乾燥パルプ濃度12%として、60℃で
60分間処理した。試験終了後、処理後のパルプについ
て、実施例1Rの試験と同じ測定を行った。これらの測
定結果は次のとおりであった。
料を、パルプ(固形分)100g当たりモノペルオキシ
硫酸カリウム塩(KMPS)1g、塩酸0.5gを加え、
初期pH2.7、乾燥パルプ濃度12%として、60℃で
60分間処理した。試験終了後、処理後のパルプについ
て、実施例1Rの試験と同じ測定を行った。これらの測
定結果は次のとおりであった。
【0011】
【表2】 本発明による処理では、次亜塩素酸塩処理と同様に効率
よくパルプの脱色ができ、一方粘度の減少がかなり抑制
されることがわかる。
よくパルプの脱色ができ、一方粘度の減少がかなり抑制
されることがわかる。
【0012】実施例3〜8(本発明による) 実施例1Rと同じ洗浄パルプ試料について、脱色処理の
効果を次のような条件で調べた。即ち、乾燥パルプ濃度
12%、硫酸でpH2に調整、温度、時間、モノペルオ
キシ硫酸と塩化物イオン(NaClの形で加えた)の量
の4条件を変化させた。各試験に続いて、白色度、係数
L,係数b及び粘度の値を測定する目的で処理後のパル
プの分析を実施した。条件及び測定結果は表3に示す。
効果を次のような条件で調べた。即ち、乾燥パルプ濃度
12%、硫酸でpH2に調整、温度、時間、モノペルオ
キシ硫酸と塩化物イオン(NaClの形で加えた)の量
の4条件を変化させた。各試験に続いて、白色度、係数
L,係数b及び粘度の値を測定する目的で処理後のパル
プの分析を実施した。条件及び測定結果は表3に示す。
【0013】
【表3】 表3 試験 温度 時間 % % 白色度 係数 係数 DWL 粘度 No ℃ 分 KMPS Cl- °GE L b nm cps 3 51.7 105 1.13 0.38 81.6 94.9 4.6 577.6 10.9 4 51.7 45 1.13 1.13 82.0 94.9 4.4 577.3 10.7 5 65.6 75 0.75 0.75 83.4 95.3 4.0 577.4 10.8 6 65.6 135 0.75 0.75 83.3 96.4 4.2 577.3 10.9 7 65.6 75 0.75 1.50 83.7 95.4 3.9 577.8 11.0 8 93.3 75 0.75 0.75 81.6 94.9 4.8 577.7 8.7
【0014】実施例9R:(本発明によらず) 青色着色損紙試料をパルプ化し、洗浄した。得られたパ
ルプを、乾燥パルプ100g当たりモノペルオキシ硫酸
カリウム(KMPS)5gを用い、初期pH4.0未満、
温度23℃、乾燥パルプ濃度10%で120分間処理し
た。処理後、ハンターL,a,b比色システム(TAP
PI標準T524)でこのパルプの色特性を調べた。そ
の結果を次に示す。
ルプを、乾燥パルプ100g当たりモノペルオキシ硫酸
カリウム(KMPS)5gを用い、初期pH4.0未満、
温度23℃、乾燥パルプ濃度10%で120分間処理し
た。処理後、ハンターL,a,b比色システム(TAP
PI標準T524)でこのパルプの色特性を調べた。そ
の結果を次に示す。
【0015】
【表4】 この結果は脱色が行われていないことを示している。
【0016】実施例10:(本発明による) 実施例9Rで使用したのと同じ洗浄青色紙パルプの試料
を、23℃、初期pH4.0未満、パルプ乾燥重量100
g当たりモノペルオキシ硫酸カリウム塩(KMPS)5
g及び塩酸0.1g、乾燥パルプ濃度10%の条件で12
0分間処理した。試験終了後、実施例1Rの試験と同様
に処理後のパルプについて測定した。その測定結果を次
に示す。
を、23℃、初期pH4.0未満、パルプ乾燥重量100
g当たりモノペルオキシ硫酸カリウム塩(KMPS)5
g及び塩酸0.1g、乾燥パルプ濃度10%の条件で12
0分間処理した。試験終了後、実施例1Rの試験と同様
に処理後のパルプについて測定した。その測定結果を次
に示す。
【0017】
【表5】 この結果から、KMPS/Cl- で処理したパルプでは
著しく脱色されていることが認められる。
著しく脱色されていることが認められる。
フロントページの続き (72)発明者 アントニー ジェイ ニュージェント オーストラリア シドニー 2203 サルウ ィッチ ヒル エルサム ストリート 19 (72)発明者 ジョン イー スキナー オーストラリア ニュー サウス ウェー ルズ 2036 ヒルソーレ キャンベル ク レッセント フラット 11−12
Claims (10)
- 【請求項1】 モノペルオキシ硫酸、その塩のいずれか
1種類または2種類以上の混合物、モノペルオキシ硫酸
とその塩の少なくとも1種類の混合物から選んだ過酸化
物の少なくとも1種類とハロゲンイオンの水溶液から成
る酸化反応体で、着色古紙を処理することを特徴とする
着色古紙の脱色及び漂白方法。 - 【請求項2】 着色古紙をあらかじめパルプ化し、次に
パルプ化された着色古紙を酸化反応体で漂白処理するこ
とを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 着色古紙のパルプ化の段階で、パルプ製
造機中で前記の処理を行うことを特徴とする請求項1に
記載の方法。 - 【請求項4】 pHが約3.5を超えない条件で、酸性媒
体中で前記の処理を行うことを特徴とする請求項1に記
載の方法。 - 【請求項5】 pHが5.5〜7.5の中性に近い条件で、
前記の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の方
法。 - 【請求項6】 モノペルオキシ硫酸カリウム塩によって
前記の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の方
法。 - 【請求項7】 ハロゲンイオンを少なくとも1種類のア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属のハロゲン化物とし
て用いることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 ハロゲンイオンが臭素、塩素、沃素イオ
ン及びこれらのイオンの混合物のいずれかであることを
特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 ハロゲンイオンが塩素イオンであること
を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 前記古紙の処理が洗浄及び浮遊のいず
れかによりインクの除去が行われているパルプに適用さ
れることを特徴とする請求項1に記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/848,065 US5266158A (en) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | Process for the colour stripping and bleaching of coloured waste paper |
| AU32801/93A AU662949B2 (en) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | Process for the colour stripping and bleaching of coloured waste paper |
| AU32801/93 | 1993-02-04 | ||
| AU07/848065 | 1993-02-04 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641889A true JPH0641889A (ja) | 1994-02-15 |
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|---|---|---|---|
| JP4684893A Pending JPH0641889A (ja) | 1992-03-09 | 1993-03-08 | 着色古紙の脱色及び漂白方法 |
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|---|---|
| EP (1) | EP0560421B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0641889A (ja) |
| AT (1) | ATE155542T1 (ja) |
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| DE (1) | DE69312127T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| GB2296513A (en) * | 1994-12-24 | 1996-07-03 | Ciba Geigy Ag | Enzyme treatment of recycled paper |
| WO2007132836A1 (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | 漂白パルプの製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| FR2576930B1 (fr) * | 1985-02-04 | 1988-08-12 | Interox | Procede pour la delignification et le blanchiment de pate a papier chimique ou semi-chimique de bagasse |
-
1993
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- 1993-03-08 BR BR9300787A patent/BR9300787A/pt not_active Application Discontinuation
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