JPH0642423B2 - 単安定電磁石 - Google Patents
単安定電磁石Info
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- JPH0642423B2 JPH0642423B2 JP1340003A JP34000389A JPH0642423B2 JP H0642423 B2 JPH0642423 B2 JP H0642423B2 JP 1340003 A JP1340003 A JP 1340003A JP 34000389 A JP34000389 A JP 34000389A JP H0642423 B2 JPH0642423 B2 JP H0642423B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、3相モーターの開閉用の電磁接触器や電磁
継電器などに適用される単安定電磁石に関するものであ
る。
継電器などに適用される単安定電磁石に関するものであ
る。
従来のこの種の単安定電磁石として、クラッパ形電磁石
などの磁気回路中に永久磁石を含まない、いわゆる無極
型の電磁石が一般的であった。この無極型の電磁石は低
コストではあるが、コイルの発生磁束しかアーマチュア
の駆動力に利用できないため、ある吸引力幅を得るため
に消費電力を大きくする必要があった。
などの磁気回路中に永久磁石を含まない、いわゆる無極
型の電磁石が一般的であった。この無極型の電磁石は低
コストではあるが、コイルの発生磁束しかアーマチュア
の駆動力に利用できないため、ある吸引力幅を得るため
に消費電力を大きくする必要があった。
これに対して、近年電磁石の低消費電力化のため磁気回
路中に永久磁石を含ませた有極電磁石装置が提案されて
いる(例えば特公昭62−17333号、実公昭58−10327
号)。
路中に永久磁石を含ませた有極電磁石装置が提案されて
いる(例えば特公昭62−17333号、実公昭58−10327
号)。
特公昭62−17333号の単安定電磁石は、永久磁石の磁束
もアーマチュアの駆動力に利用できるので、ある吸引力
幅を得るときに無極型に比べて低消費電力にすることが
できる。しかし、双安定用の電磁石構造であるため、一
般的な電磁接触器などの片寄ったばね負荷には不向きで
あった。
もアーマチュアの駆動力に利用できるので、ある吸引力
幅を得るときに無極型に比べて低消費電力にすることが
できる。しかし、双安定用の電磁石構造であるため、一
般的な電磁接触器などの片寄ったばね負荷には不向きで
あった。
また、実公昭58−10327号の単安定電磁石は、無極型と
有極型の前記従来例との中間的な特性、すなわち有極で
あるため低消費電力が図れ、前記従来例と異なり非対称
の磁気回路であるため片寄ったばね負荷に適した特性を
有している。
有極型の前記従来例との中間的な特性、すなわち有極で
あるため低消費電力が図れ、前記従来例と異なり非対称
の磁気回路であるため片寄ったばね負荷に適した特性を
有している。
しかし、アーマチュアの復帰側において永久磁石の磁束
が閉ループを流れる構成であるため復帰方向への力が非
常に大きくなり、そのためばね負荷との整合においてア
ーマチュアを動作側に付勢する動作ばねが必要になるな
どの欠点を有していた。
が閉ループを流れる構成であるため復帰方向への力が非
常に大きくなり、そのためばね負荷との整合においてア
ーマチュアを動作側に付勢する動作ばねが必要になるな
どの欠点を有していた。
したがって、この発明の目的は、動作ばねを必要とする
ことなく片寄ったばね負荷に適用できる有極の単安定電
磁石を提供することである。
ことなく片寄ったばね負荷に適用できる有極の単安定電
磁石を提供することである。
請求項(1)の単安定電磁石は、ヨークと、このヨークに
接離動作可能な接離部を有するアーマチュアと、前記ヨ
ークおよび前記アーマチュアの少なくともいずれか一方
に巻装されて励磁により前記アーマチュアを前記ヨーク
に吸引させるコイルと、前記アーマチュアの接離部の近
傍に配置されて磁化方向が前記アーマチュアの移動方向
とほぼ垂直である永久磁石とを備えたものである。
接離動作可能な接離部を有するアーマチュアと、前記ヨ
ークおよび前記アーマチュアの少なくともいずれか一方
に巻装されて励磁により前記アーマチュアを前記ヨーク
に吸引させるコイルと、前記アーマチュアの接離部の近
傍に配置されて磁化方向が前記アーマチュアの移動方向
とほぼ垂直である永久磁石とを備えたものである。
請求項(2)の単安定電磁石は、請求項(1)において、前記
永久磁石を前記アーマチュアおよび前記ヨークの少なく
とも一方に固定し、その他方に対面する前記永久磁石の
磁極の前記接離部の移動方向と同方向の長さを、前記接
離部の移動範囲以上としたものである。
永久磁石を前記アーマチュアおよび前記ヨークの少なく
とも一方に固定し、その他方に対面する前記永久磁石の
磁極の前記接離部の移動方向と同方向の長さを、前記接
離部の移動範囲以上としたものである。
請求項(3)の単安定電磁石は、請求項(1)において、前記
永久磁石は磁極に集磁板を設けたものである。
永久磁石は磁極に集磁板を設けたものである。
請求項(1)の単安定電磁石によれば、コイルを励磁する
とアーマチュアの接離部がヨークに吸着されるように動
作する。この場合、コイルの励磁による磁束は、永久磁
石を含まないで、ヨークおよびアーマチュアによる閉磁
路を形成することができる。さらに永久磁石により発生
する磁束を前記コイルによる磁束に重畳させることがで
きるのでアーマチュアの吸引力を増大でき、したがって
消費電力を低減できる。一方アーマチュアの復帰位置に
おいては、永久磁石の磁束が閉ループを作らない構成と
なり、アーマチュアの復帰方向には永久磁石の磁束はほ
とんど作用しないので、従来のような動作ばねを必要と
することなく片寄ったばね負荷に適用でき、ばね負荷と
整合しやすい吸引力特性が得られる。
とアーマチュアの接離部がヨークに吸着されるように動
作する。この場合、コイルの励磁による磁束は、永久磁
石を含まないで、ヨークおよびアーマチュアによる閉磁
路を形成することができる。さらに永久磁石により発生
する磁束を前記コイルによる磁束に重畳させることがで
きるのでアーマチュアの吸引力を増大でき、したがって
消費電力を低減できる。一方アーマチュアの復帰位置に
おいては、永久磁石の磁束が閉ループを作らない構成と
なり、アーマチュアの復帰方向には永久磁石の磁束はほ
とんど作用しないので、従来のような動作ばねを必要と
することなく片寄ったばね負荷に適用でき、ばね負荷と
整合しやすい吸引力特性が得られる。
請求項(2)の単安定電磁石によれば、請求項(1)の永久磁
石の磁極の前記接離部の移動方向と同方向の長さを、前
記接離部の移動範囲以上としたため、アーマチュアの接
離部の移動範囲の全体に永久磁石の磁束が作用するの
で、請求項(1)の作用とともに、移動範囲の全体におい
て効率的にアーマチュアの吸引力を増大することができ
る。
石の磁極の前記接離部の移動方向と同方向の長さを、前
記接離部の移動範囲以上としたため、アーマチュアの接
離部の移動範囲の全体に永久磁石の磁束が作用するの
で、請求項(1)の作用とともに、移動範囲の全体におい
て効率的にアーマチュアの吸引力を増大することができ
る。
請求項(3)の単安定電磁石によれば、前記永久磁石は磁
極に集磁板を設けているため、永久磁石より発生する磁
束をアーマチュアまたはヨークに洩れなく集めることが
できるので、より一層効率がよくなりコイルの励磁時の
アーマチュアの吸引力が向上する。
極に集磁板を設けているため、永久磁石より発生する磁
束をアーマチュアまたはヨークに洩れなく集めることが
できるので、より一層効率がよくなりコイルの励磁時の
アーマチュアの吸引力が向上する。
この発明の第1の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。すなわち、この単安定電磁石は、ヨーク1
と、コイル2と、アーマチュア3と、永久磁石4とを有
する。
て説明する。すなわち、この単安定電磁石は、ヨーク1
と、コイル2と、アーマチュア3と、永久磁石4とを有
する。
ヨーク1は平板を略コ字形に折曲形成している。コイル
2はヨーク1の一片に巻装されている。アーマチュア3
はヨーク1の一端部6の板端面に磁気結合される枢支部
5を有するとともに、揺動によりヨーク1の他端部8の
板端面に接離する接離部7を有する。そして、接離部7
はコイル2の励磁によりヨーク1に吸着される。無励磁
時は復帰ばね(図示せず)などにより復帰位置に戻る。
なお一端部6と枢支部5の枢支手段は、公知のヒンジ手
段を適用する。
2はヨーク1の一片に巻装されている。アーマチュア3
はヨーク1の一端部6の板端面に磁気結合される枢支部
5を有するとともに、揺動によりヨーク1の他端部8の
板端面に接離する接離部7を有する。そして、接離部7
はコイル2の励磁によりヨーク1に吸着される。無励磁
時は復帰ばね(図示せず)などにより復帰位置に戻る。
なお一端部6と枢支部5の枢支手段は、公知のヒンジ手
段を適用する。
永久磁石4はヨーク1の他端部8に固定されて接離部7
の近傍に配置されている。すなわち、永久磁石4は一対
を実施例とし、略コ字形の補助ヨーク9の両端部の内側
面に磁極Sが磁気結合されて固定され、中央部に孔10
を形成してヨーク1の他端部8に嵌着している。また永
久磁石4の磁化方向は接離部7の移動方向とほぼ垂直で
あり、永久磁石4の磁極Nがアーマチュア3の側部に対
面し、かつ磁極Nの接離部7の移動方向と同方向の長さ
は接離部7の移動範囲よりも長く形成している。
の近傍に配置されている。すなわち、永久磁石4は一対
を実施例とし、略コ字形の補助ヨーク9の両端部の内側
面に磁極Sが磁気結合されて固定され、中央部に孔10
を形成してヨーク1の他端部8に嵌着している。また永
久磁石4の磁化方向は接離部7の移動方向とほぼ垂直で
あり、永久磁石4の磁極Nがアーマチュア3の側部に対
面し、かつ磁極Nの接離部7の移動方向と同方向の長さ
は接離部7の移動範囲よりも長く形成している。
この実施例によれば、第3図(a)に示すように、電磁石
の復帰状態において、永久磁石4の磁化力により磁束Φ
1はアーマチュア3、ヨーク1および補助ヨーク9を経
由して流れるが、磁気回路が粗なる結合であるのでアー
マチュア3を復帰方向に吸引する力はほとんど作用しな
い。一方、一部の磁束Φ2はアーマチュア3および補助
ヨーク9を経由して流れるが、この磁束Φ2はアーマチ
ュア3をほぼ垂直に通過する磁束であり、かつ磁気回路
も粗なる結合であるのでアーマチュア3を復帰方向に吸
引する力はほとんど作用しない。従ってアーマチュア3
を復帰方向に吸引する力はほとんど作用しないので、従
来のような動作ばねを必要とすることなく片寄ったばね
負荷に適用できる。
の復帰状態において、永久磁石4の磁化力により磁束Φ
1はアーマチュア3、ヨーク1および補助ヨーク9を経
由して流れるが、磁気回路が粗なる結合であるのでアー
マチュア3を復帰方向に吸引する力はほとんど作用しな
い。一方、一部の磁束Φ2はアーマチュア3および補助
ヨーク9を経由して流れるが、この磁束Φ2はアーマチ
ュア3をほぼ垂直に通過する磁束であり、かつ磁気回路
も粗なる結合であるのでアーマチュア3を復帰方向に吸
引する力はほとんど作用しない。従ってアーマチュア3
を復帰方向に吸引する力はほとんど作用しないので、従
来のような動作ばねを必要とすることなく片寄ったばね
負荷に適用できる。
ついで、コイル2を励磁すると、アーマチュア3の枢支
部5を中心に接離部7がヨーク1の他端部8に吸着され
るようにアーマチュア3が動作する。第3図(b)に示す
ようにコイル2の励磁により発生した磁束Φ3は前述の
磁束Φ1とは逆方向に流れるように構成されており、永
久磁石4を含まないでヨーク1およびアーマチュア3に
よる閉磁路を流れるとともに、永久磁石4により発生す
る磁束Φ2をコイル2の励磁により発生する磁束Φ3に
重畳させることになる。したがってコイル2の起磁力を
増加するに従いヨーク1とアーマチュア3の間に生じる
吸引力が増大する一方、永久磁石4の磁束Φ2によりア
ーマチュア3の動作側への吸引力を増大できるため、コ
イル2の消費電力を低減できる。
部5を中心に接離部7がヨーク1の他端部8に吸着され
るようにアーマチュア3が動作する。第3図(b)に示す
ようにコイル2の励磁により発生した磁束Φ3は前述の
磁束Φ1とは逆方向に流れるように構成されており、永
久磁石4を含まないでヨーク1およびアーマチュア3に
よる閉磁路を流れるとともに、永久磁石4により発生す
る磁束Φ2をコイル2の励磁により発生する磁束Φ3に
重畳させることになる。したがってコイル2の起磁力を
増加するに従いヨーク1とアーマチュア3の間に生じる
吸引力が増大する一方、永久磁石4の磁束Φ2によりア
ーマチュア3の動作側への吸引力を増大できるため、コ
イル2の消費電力を低減できる。
また永久磁石の磁極4の長さをアーマチュア3の接離部
7の移動範囲以上としているため、アーマチュア3の接
離部7の移動範囲の全体に永久磁石4の磁束Φ2が作用
するので、効率的にアーマチュア3の吸引力を増大する
ことができ、消費電力を低減できる。
7の移動範囲以上としているため、アーマチュア3の接
離部7の移動範囲の全体に永久磁石4の磁束Φ2が作用
するので、効率的にアーマチュア3の吸引力を増大する
ことができ、消費電力を低減できる。
しかも、永久磁石4をヨーク1の他端部8に取り付ける
ことにより、永久磁石4より得られる磁束の増大により
吸引力を増大できるので消費電力を一層低減することが
できる。
ことにより、永久磁石4より得られる磁束の増大により
吸引力を増大できるので消費電力を一層低減することが
できる。
次に、コイル2に流れる電流を切ると復帰ばね(図示せ
ず)などにより、アーマチュア3は第3図(a)に示す状
態に復帰する。
ず)などにより、アーマチュア3は第3図(a)に示す状
態に復帰する。
なお、ヨーク1は部品1個を略コ字形に折曲により形成
したが、L字形ヨークと棒状または板状ヨークにより、
かしめなどによって略コ字折曲形に構成してもよい。ま
た永久磁石4の一極と接触する補助ヨーク9は別部材で
なくヨーク1と一体形成された構造であってもよい。ま
た前記実施例は永久磁石4が一対であったが、1個でも
よい。さらに永久磁石4の磁極Sをヨーク1の他端部8
に磁気結合させたが、反対の磁極Nを磁気結合させても
よい。さらに永久磁石4をヨーク1に固定したが、ヨー
ク1を保持するケース、コイル2を巻装するコイル枠な
ど(図示せず)を介して固定してもよい。また永久磁石
4はフエライト磁石、希土類磁石、さらにはプラスチッ
ク磁石でもよい。また前記実施例では、永久磁石4の磁
化方向はアーマチュアの移動方向と完全な垂直であった
が、約45度程度傾斜してもほぼ垂直の範囲である。
したが、L字形ヨークと棒状または板状ヨークにより、
かしめなどによって略コ字折曲形に構成してもよい。ま
た永久磁石4の一極と接触する補助ヨーク9は別部材で
なくヨーク1と一体形成された構造であってもよい。ま
た前記実施例は永久磁石4が一対であったが、1個でも
よい。さらに永久磁石4の磁極Sをヨーク1の他端部8
に磁気結合させたが、反対の磁極Nを磁気結合させても
よい。さらに永久磁石4をヨーク1に固定したが、ヨー
ク1を保持するケース、コイル2を巻装するコイル枠な
ど(図示せず)を介して固定してもよい。また永久磁石
4はフエライト磁石、希土類磁石、さらにはプラスチッ
ク磁石でもよい。また前記実施例では、永久磁石4の磁
化方向はアーマチュアの移動方向と完全な垂直であった
が、約45度程度傾斜してもほぼ垂直の範囲である。
この発明の第2の実施例を第4図および第5図に示す。
すなわち、この単安定電磁石は、永久磁石4をアーマチ
ュア3側の接離部7に固定したものであり、アーマチュ
ア3に一対のかぎ形の耳片11を一体に形成し、各耳片
11の内側に永久磁石4を取付け、磁極Sをヨーク1の
他端部8の側面に対向している。その他は第1の実施例
と同様である。
すなわち、この単安定電磁石は、永久磁石4をアーマチ
ュア3側の接離部7に固定したものであり、アーマチュ
ア3に一対のかぎ形の耳片11を一体に形成し、各耳片
11の内側に永久磁石4を取付け、磁極Sをヨーク1の
他端部8の側面に対向している。その他は第1の実施例
と同様である。
永久磁石4をアーマチュア3側に固定することにより可
動部の重量は大きくなるが、アーマチュア3と同時成型
等により製造することにより、部品点数の削減および組
立性の向上が図れる。
動部の重量は大きくなるが、アーマチュア3と同時成型
等により製造することにより、部品点数の削減および組
立性の向上が図れる。
なお、耳片11は別部材を用いてもよい。また永久磁石
4をアーマチュア3に直接固定したが、アーマチュア3
と同時動作する別部材を介してもよい。
4をアーマチュア3に直接固定したが、アーマチュア3
と同時動作する別部材を介してもよい。
この発明の第3の実施例を第6図ないし第8図に示す。
すなわち、この単安定電磁石は、第1の実施例におい
て、永久磁石4の磁極Nに集磁板12を設けたものであ
る。
すなわち、この単安定電磁石は、第1の実施例におい
て、永久磁石4の磁極Nに集磁板12を設けたものであ
る。
この実施例によれば、磁束Φ1,Φ2は集磁板12を通
して永久磁石4よりアーマチュア3に洩れなく流れるの
で効率を向上することができる。したがって、アーマチ
ュア3の復帰側では第3図(a)のように磁気回路が粗な
る結合であるため、アーマチュア3を復帰方向に吸引す
る力はほとんど作用しないが、第3図(b)のように励磁
時のアーマチュア3がヨーク1に接近すると閉磁路とな
るのでアーマチュア3の吸引力の増大に寄与することが
でき、集磁板12がない第1の実施例と比較して吸引力
を増大することができる。
して永久磁石4よりアーマチュア3に洩れなく流れるの
で効率を向上することができる。したがって、アーマチ
ュア3の復帰側では第3図(a)のように磁気回路が粗な
る結合であるため、アーマチュア3を復帰方向に吸引す
る力はほとんど作用しないが、第3図(b)のように励磁
時のアーマチュア3がヨーク1に接近すると閉磁路とな
るのでアーマチュア3の吸引力の増大に寄与することが
でき、集磁板12がない第1の実施例と比較して吸引力
を増大することができる。
この発明の第4の実施例を第9図ないし第10図に示
す。すなわち、この単安定電磁石は、第2の実施例にお
いて、永久磁石4の磁極Sに集磁板12を設けたもので
あり、集磁板12により磁極Sとヨーク1との間の磁束
を洩れなく流すことができるので、第3の実施例と同様
の効果がある。
す。すなわち、この単安定電磁石は、第2の実施例にお
いて、永久磁石4の磁極Sに集磁板12を設けたもので
あり、集磁板12により磁極Sとヨーク1との間の磁束
を洩れなく流すことができるので、第3の実施例と同様
の効果がある。
なお、この発明において、コイル2および永久磁石4は
ヨーク1およびアーマチュア3の双方に設けられてもよ
い。
ヨーク1およびアーマチュア3の双方に設けられてもよ
い。
請求項(1)の単安定電磁石は、アーマチュアの接離部の
近傍に磁化方向が接離部の移動方向とほぼ垂直である永
久磁石を配置したため、コイルの励磁による磁束は、永
久磁石を含まないで、ヨークおよびアーマチュアによる
閉磁路を形成することができる。さらに永久磁石により
発生する磁束を前記コイルによる磁束に重畳させること
ができるのでアーマチュアの吸引力を増大でき、したが
って消費電力を低減できる。一方アーマチュアの復帰位
置においては、永久磁石の磁束が閉ループを作らない構
成となり、アーマチュアの復帰方向には永久磁石の磁束
はほとんど作用しないので、従来のような動作ばねを必
要とすることなく片寄ったばね負荷に適用でき、ばね負
荷と整合しやすい吸引力特性が得られるという効果があ
る。
近傍に磁化方向が接離部の移動方向とほぼ垂直である永
久磁石を配置したため、コイルの励磁による磁束は、永
久磁石を含まないで、ヨークおよびアーマチュアによる
閉磁路を形成することができる。さらに永久磁石により
発生する磁束を前記コイルによる磁束に重畳させること
ができるのでアーマチュアの吸引力を増大でき、したが
って消費電力を低減できる。一方アーマチュアの復帰位
置においては、永久磁石の磁束が閉ループを作らない構
成となり、アーマチュアの復帰方向には永久磁石の磁束
はほとんど作用しないので、従来のような動作ばねを必
要とすることなく片寄ったばね負荷に適用でき、ばね負
荷と整合しやすい吸引力特性が得られるという効果があ
る。
請求項(2)の単安定電磁石は、請求項(1)の永久磁石の磁
極の前記接離部の移動方向と同方向の長さを、前記接離
部の移動範囲以上としたため、アーマチュアの接離部の
移動範囲の全体に永久磁石の磁束が作用するので、請求
項(1)の効果とともに、移動範囲の全体において効率的
にアーマチュアの吸引力を増大することができる。
極の前記接離部の移動方向と同方向の長さを、前記接離
部の移動範囲以上としたため、アーマチュアの接離部の
移動範囲の全体に永久磁石の磁束が作用するので、請求
項(1)の効果とともに、移動範囲の全体において効率的
にアーマチュアの吸引力を増大することができる。
請求項(3)の単安定電磁石は、前記永久磁石は磁極に集
磁板を設けているため、永久磁石より発生する磁束をア
ーマチュアまたはヨークに洩れなく集めることができる
ので、より一層効率がよくなりコイルの励磁時のアーマ
チュアの吸引力が向上する。
磁板を設けているため、永久磁石より発生する磁束をア
ーマチュアまたはヨークに洩れなく集めることができる
ので、より一層効率がよくなりコイルの励磁時のアーマ
チュアの吸引力が向上する。
第1図はこの発明の第1の実施例の斜視図、第2図はそ
の分解斜視図、第3図は動作状態の説明図、第4図は第
2の実施例の斜視図、第5図はその動作状態の説明図、
第6図は第3の実施例の斜視図、第7図はその分解斜視
図、第8図は動作状態の説明図、第9図は第4の実施例
の斜視図、第10図はその動作状態の説明図である。 1…ヨーク、2…コイル、3…アーマチュア、4…永久
磁石、7…接離部
の分解斜視図、第3図は動作状態の説明図、第4図は第
2の実施例の斜視図、第5図はその動作状態の説明図、
第6図は第3の実施例の斜視図、第7図はその分解斜視
図、第8図は動作状態の説明図、第9図は第4の実施例
の斜視図、第10図はその動作状態の説明図である。 1…ヨーク、2…コイル、3…アーマチュア、4…永久
磁石、7…接離部
Claims (3)
- 【請求項1】ヨークと、このヨークに接離動作可能な接
離部を有するアーマチュアと、前記ヨークおよび前記ア
ーマチュアの少なくともいずれか一方に巻装されて励磁
により前記アーマチュアを前記ヨークに吸引させるコイ
ルと、前記アーマチュアの接離部の近傍に配置されて磁
化方向が前記アーマチュアの移動方向とほぼ垂直である
永久磁石とを備えた単安定電磁石。 - 【請求項2】前記永久磁石は前記アーマチュアおよび前
記ヨークの少なくとも一方に固定され、その他方に対面
する前記永久磁石の磁極の前記接離部の移動方向と同方
向の長さが、前記接離部の移動範囲以上である請求項
(1)記載の単安定電磁石。 - 【請求項3】前記永久磁石は磁極に集磁板を設けている
請求項(1)記載の単安定電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1340003A JPH0642423B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 単安定電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1340003A JPH0642423B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 単安定電磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03196506A JPH03196506A (ja) | 1991-08-28 |
| JPH0642423B2 true JPH0642423B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=18332818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1340003A Expired - Fee Related JPH0642423B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 単安定電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642423B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1340003A patent/JPH0642423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03196506A (ja) | 1991-08-28 |
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