JPH0316191Y2 - - Google Patents
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- JPH0316191Y2 JPH0316191Y2 JP1985003082U JP308285U JPH0316191Y2 JP H0316191 Y2 JPH0316191 Y2 JP H0316191Y2 JP 1985003082 U JP1985003082 U JP 1985003082U JP 308285 U JP308285 U JP 308285U JP H0316191 Y2 JPH0316191 Y2 JP H0316191Y2
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- Japan
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- armature
- longitudinal
- elastic member
- longitudinal elastic
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Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、コイル枠内でアマチヤが角変位して
接点の開閉切換え動作を行うラツチングリレーに
関する。
接点の開閉切換え動作を行うラツチングリレーに
関する。
背景技術
従来からコイル枠内でアマチヤを角変位させる
ようにした4空隙有極磁気回路は効率が良く、有
極型リレーとして用いられている。第14図は従
来からの有極型リレーに用いられるアマチヤ付近
の断面図であり、第15図はその斜視図である。
アマチヤ1は大略的にH字状に形成され、一対の
延在部2,3と、の延在部2,3を連結する支持
部4とを含む。このアマチヤ1は支持部4の軸線
まわりに角変位自在である。この支持部4には、
支持部4の長手方向に直交して延びる長手弾性部
材5がかしめ結合される。アマチヤ1の両側方に
は、大略的にU字状のヨーク9,10が配置され
る。ヨーク9は一対の脚部9a,9bと、この脚
部9a,9b間を連結する連結部9cを含む。も
う1つのヨーク10もまたヨーク9と同様な構成
を有しており、一対の脚部10a,10bと、連
結部10cとを含む。この脚部9a,10aは延
在部2,3の各一端部2a,3aに臨み、また脚
部9b,10bは延在部2,3の他端部2b,3
bに臨む。図示しない永久磁石によつて、脚部9
a,9bはS極に磁化され、またヨーク10の脚
部10a,10bはN極に磁化される。アマチヤ
1を巻回する電磁コイル(図示せず)が励磁され
ると、アマチヤ1は、支持部4の軸線まわりに角
変位して第15図に示されるように可動接点7が
固定接点6に接触する。これによつて負荷電流I
が第15図1で示される方向、あるいは第15図
2で示される方向に流れる。この負荷電流Iによ
つてアマチヤ1は励磁される。たとえば第15図
1で示される方向に負荷電流Iが流れた場合に
は、矢符方向に磁束M1,M2が流れ、延在部2
の端部2aがN極に磁化され、他端部2bがN極
に磁化される。また延在部3の一端部3aはS極
に磁化され、他端部3bはS極に磁化される。こ
れによつてアマチヤ1の延在部2の端部2aと延
在部3の端部3bとの間では磁気吸引力が発生
し、また延在部2の端部2bと延在部3の端部3
aとの間では磁気反発力が発生する。負荷電流I
がかなり大きい場合たとえば20A以上の場合に
は、前記磁気吸引力は磁気飽和してしまうけれど
も反発力の方は負荷電流Iの強さに基づいて増大
していき、そのため延在部2の端部2bおよび延
在部3の端部3aでは、ヨーク9,10への吸引
力が小さくなり、従つて保持力が低下し、また耐
振・耐衝撃特性が低下する。最悪の場合にはアマ
チヤ1とヨーク9,10の開離、さらには接点
6,7間が開離を生じる。第15図2に示される
ように負荷電流Iが逆方向に流れたときには、端
部2a,3bで磁気反発力が生じ、端部3a,2
bで磁気吸着力が生じ、前述と同様にアマチヤ1
とヨーク2,3との保持力が低下する。このよう
な負荷電流Iによる保持力の低下を防ぐため、特
開昭55−33769では、長手弾性部材の厚み方向の
両側または周囲にアマチヤを設け、アマチヤの一
方向または他方向の角変位に応じて、長手弾性部
材と一方または他方の接点のいずれかとの間が導
通状態となり、長手弾性部材の幅方向から見る断
面においては、アマチヤは長手弾性部材の長手方
向に引延ばされるX字状となる構成が開示されて
いる。
ようにした4空隙有極磁気回路は効率が良く、有
極型リレーとして用いられている。第14図は従
来からの有極型リレーに用いられるアマチヤ付近
の断面図であり、第15図はその斜視図である。
アマチヤ1は大略的にH字状に形成され、一対の
延在部2,3と、の延在部2,3を連結する支持
部4とを含む。このアマチヤ1は支持部4の軸線
まわりに角変位自在である。この支持部4には、
支持部4の長手方向に直交して延びる長手弾性部
材5がかしめ結合される。アマチヤ1の両側方に
は、大略的にU字状のヨーク9,10が配置され
る。ヨーク9は一対の脚部9a,9bと、この脚
部9a,9b間を連結する連結部9cを含む。も
う1つのヨーク10もまたヨーク9と同様な構成
を有しており、一対の脚部10a,10bと、連
結部10cとを含む。この脚部9a,10aは延
在部2,3の各一端部2a,3aに臨み、また脚
部9b,10bは延在部2,3の他端部2b,3
bに臨む。図示しない永久磁石によつて、脚部9
a,9bはS極に磁化され、またヨーク10の脚
部10a,10bはN極に磁化される。アマチヤ
1を巻回する電磁コイル(図示せず)が励磁され
ると、アマチヤ1は、支持部4の軸線まわりに角
変位して第15図に示されるように可動接点7が
固定接点6に接触する。これによつて負荷電流I
が第15図1で示される方向、あるいは第15図
2で示される方向に流れる。この負荷電流Iによ
つてアマチヤ1は励磁される。たとえば第15図
1で示される方向に負荷電流Iが流れた場合に
は、矢符方向に磁束M1,M2が流れ、延在部2
の端部2aがN極に磁化され、他端部2bがN極
に磁化される。また延在部3の一端部3aはS極
に磁化され、他端部3bはS極に磁化される。こ
れによつてアマチヤ1の延在部2の端部2aと延
在部3の端部3bとの間では磁気吸引力が発生
し、また延在部2の端部2bと延在部3の端部3
aとの間では磁気反発力が発生する。負荷電流I
がかなり大きい場合たとえば20A以上の場合に
は、前記磁気吸引力は磁気飽和してしまうけれど
も反発力の方は負荷電流Iの強さに基づいて増大
していき、そのため延在部2の端部2bおよび延
在部3の端部3aでは、ヨーク9,10への吸引
力が小さくなり、従つて保持力が低下し、また耐
振・耐衝撃特性が低下する。最悪の場合にはアマ
チヤ1とヨーク9,10の開離、さらには接点
6,7間が開離を生じる。第15図2に示される
ように負荷電流Iが逆方向に流れたときには、端
部2a,3bで磁気反発力が生じ、端部3a,2
bで磁気吸着力が生じ、前述と同様にアマチヤ1
とヨーク2,3との保持力が低下する。このよう
な負荷電流Iによる保持力の低下を防ぐため、特
開昭55−33769では、長手弾性部材の厚み方向の
両側または周囲にアマチヤを設け、アマチヤの一
方向または他方向の角変位に応じて、長手弾性部
材と一方または他方の接点のいずれかとの間が導
通状態となり、長手弾性部材の幅方向から見る断
面においては、アマチヤは長手弾性部材の長手方
向に引延ばされるX字状となる構成が開示されて
いる。
このような構成によると、X字を構成する2つ
の対角線方向のうちのいずれか一方のみの両端が
ヨークに吸着される。このときアマチヤを流れる
磁束は、アマチヤの断面積の約1/2しか利用する
ことができない。すなわち、アマチヤの重量や体
積は約半分しか有効に利用することができない。
また、長手弾性部材の厚み方向の両側にさらにア
マチヤが配置され、アマチヤの角変位のための空
間も必要である。このため、アマチヤの外側に設
けられるヨークの脚部の間隔も大きくする必要が
あり、アマチヤを角変位するための電磁コイルの
内径も大きくする必要がある。したがつて、ラツ
チングリレーとして小形化することが困難であ
る。
の対角線方向のうちのいずれか一方のみの両端が
ヨークに吸着される。このときアマチヤを流れる
磁束は、アマチヤの断面積の約1/2しか利用する
ことができない。すなわち、アマチヤの重量や体
積は約半分しか有効に利用することができない。
また、長手弾性部材の厚み方向の両側にさらにア
マチヤが配置され、アマチヤの角変位のための空
間も必要である。このため、アマチヤの外側に設
けられるヨークの脚部の間隔も大きくする必要が
あり、アマチヤを角変位するための電磁コイルの
内径も大きくする必要がある。したがつて、ラツ
チングリレーとして小形化することが困難であ
る。
目 的
本考案の目的は、上述の技術的課題を解決し、
永久磁石によるアマチヤとヨークとの間の保持力
が長手弾性部材27を流れる電流によつて低下す
ることを防ぎ、耐振および耐衝撃特性を維持する
ことができ、しかも小形化することができるラツ
チングリレーを提供することである。
永久磁石によるアマチヤとヨークとの間の保持力
が長手弾性部材27を流れる電流によつて低下す
ることを防ぎ、耐振および耐衝撃特性を維持する
ことができ、しかも小形化することができるラツ
チングリレーを提供することである。
構 成
本考案は、(a)細長い板状の形状を有し、その長
手方向の一端部には固定接点33に接触離反可能
な可動接点34が設けられ、長手方向の他端部が
固定位置に取付けられる長手弾性部材27と、 (b)前記長手弾性部材27の長手方向の途中位置
に取付けられ、長手弾性部材27の長手方向に交
差して幅方向に延びる軸線を有して長手弾性部材
27の厚み方向の両側に長手弾性部材27を外囲
するように形成される支持部30と、支持部30
の軸線方向の両端に連なり、長手弾性部材27の
幅方向に間隔をあけて大略的に長手弾性部材27
の長手方向に延びる一対の延在部28,29とを
有し、前記軸線まわりに角変位可能なアマチヤ2
6と、 (c)前記アマチヤ26の外側に巻回され、アマチ
ヤ26を前記長手弾性部材27の長手方向に励磁
するための電磁コイル25と、 (d)長手弾性部材27の厚み方向に着磁される永
久磁石24と、 (e)大略的にU字状に形成され、永久磁石24に
よつて磁化される一対のヨーク22,23であつ
て、各ヨーク22,23は、前記電磁コイル25
によつて前記アマチヤ26の延在部28,29が
一方向に励磁されるとき、アマチヤ26を支持部
30の軸線まわりで一方向に角変位させて延在部
28,29の長手方向の両端部を吸着する第1脚
部22a,23bと、延在部28,29が他方向
に励磁されるとき、アマチヤ26を他方向に角変
位させて延在部28,29の長手方向の両端部を
吸着する第2脚部22b,23aと、前記第1お
よび第2脚部22a,22b;23a,23b間
を連結し、前記永久磁石24の磁極に接合される
連結部22c,23cとを有する、そのようなヨ
ーク22,23とを含み、 (f)前記延在部28,29の両端部が前記ヨーク
22,23の第1脚部22a,23bに吸着され
るとき、前記可動接点34が前記固定接点33に
接触し、固定接点33と長手弾性部材27の前記
他端部との間が導通することを特徴とするラツチ
ングリレーである。
手方向の一端部には固定接点33に接触離反可能
な可動接点34が設けられ、長手方向の他端部が
固定位置に取付けられる長手弾性部材27と、 (b)前記長手弾性部材27の長手方向の途中位置
に取付けられ、長手弾性部材27の長手方向に交
差して幅方向に延びる軸線を有して長手弾性部材
27の厚み方向の両側に長手弾性部材27を外囲
するように形成される支持部30と、支持部30
の軸線方向の両端に連なり、長手弾性部材27の
幅方向に間隔をあけて大略的に長手弾性部材27
の長手方向に延びる一対の延在部28,29とを
有し、前記軸線まわりに角変位可能なアマチヤ2
6と、 (c)前記アマチヤ26の外側に巻回され、アマチ
ヤ26を前記長手弾性部材27の長手方向に励磁
するための電磁コイル25と、 (d)長手弾性部材27の厚み方向に着磁される永
久磁石24と、 (e)大略的にU字状に形成され、永久磁石24に
よつて磁化される一対のヨーク22,23であつ
て、各ヨーク22,23は、前記電磁コイル25
によつて前記アマチヤ26の延在部28,29が
一方向に励磁されるとき、アマチヤ26を支持部
30の軸線まわりで一方向に角変位させて延在部
28,29の長手方向の両端部を吸着する第1脚
部22a,23bと、延在部28,29が他方向
に励磁されるとき、アマチヤ26を他方向に角変
位させて延在部28,29の長手方向の両端部を
吸着する第2脚部22b,23aと、前記第1お
よび第2脚部22a,22b;23a,23b間
を連結し、前記永久磁石24の磁極に接合される
連結部22c,23cとを有する、そのようなヨ
ーク22,23とを含み、 (f)前記延在部28,29の両端部が前記ヨーク
22,23の第1脚部22a,23bに吸着され
るとき、前記可動接点34が前記固定接点33に
接触し、固定接点33と長手弾性部材27の前記
他端部との間が導通することを特徴とするラツチ
ングリレーである。
実施例
第1図は本考案の一実施例のラツチングリレー
の分解斜視図であり、第2図はラツチングリレー
の横断面であり、第3図はラツチングリレーの縦
断面図である。これらの図面を参照して、ラツチ
ングリレー20は、基本的にはコイル枠21と、
一対のヨーク22,23と、永久磁石片24と、
コイル枠21に巻回される電磁コイル25とを含
む。コイル枠21内にはアマチヤ26および長手
弾性部材27が収納される。アマチヤ26は長手
弾性部材27の長手方向途中位置に取付けられ
る。ヨーク22は大略的にU字状に形成され、一
対の脚部22a,22bと、脚部22a,22b
間を連結する連結部22cとを含む。ヨーク23
もまたヨーク22と同様な構成を有し、一対の脚
部23a,23bと連結部23cとを含む。連結
部22c,23cには永久磁石片24が装着され
る。この永久磁石片24は、連結部22c,23
cの長手方向に直角な方向に磁化されている。即
ち連結部22cに臨む側はN極に、連結部23c
に臨む側はS極に磁化されている。したがつて脚
部22a,22bはN極に磁化され、脚部23
a,23bはS極に磁化される。電磁コイル25
が励磁されると、空隙P1,P2,P3,P4で
磁束が重畳・減衰し、そのためアマチヤ26が角
変位して接点の開閉動作がおこなわれる。
の分解斜視図であり、第2図はラツチングリレー
の横断面であり、第3図はラツチングリレーの縦
断面図である。これらの図面を参照して、ラツチ
ングリレー20は、基本的にはコイル枠21と、
一対のヨーク22,23と、永久磁石片24と、
コイル枠21に巻回される電磁コイル25とを含
む。コイル枠21内にはアマチヤ26および長手
弾性部材27が収納される。アマチヤ26は長手
弾性部材27の長手方向途中位置に取付けられ
る。ヨーク22は大略的にU字状に形成され、一
対の脚部22a,22bと、脚部22a,22b
間を連結する連結部22cとを含む。ヨーク23
もまたヨーク22と同様な構成を有し、一対の脚
部23a,23bと連結部23cとを含む。連結
部22c,23cには永久磁石片24が装着され
る。この永久磁石片24は、連結部22c,23
cの長手方向に直角な方向に磁化されている。即
ち連結部22cに臨む側はN極に、連結部23c
に臨む側はS極に磁化されている。したがつて脚
部22a,22bはN極に磁化され、脚部23
a,23bはS極に磁化される。電磁コイル25
が励磁されると、空隙P1,P2,P3,P4で
磁束が重畳・減衰し、そのためアマチヤ26が角
変位して接点の開閉動作がおこなわれる。
第4図はアマチヤ26および長手弾性部材27
の斜視図であり、第5図はその分解斜視図であ
り、第6図は第4図の切断面線−から見た断
面図である。アマチヤ26は大略的にH字状に形
成され、上下一対の延在部28,29とこの延在
部28,29に連なる支持部30とを含む。支持
部30には、延在部28,29に平行に延びる貫
通孔31が形成される。この貫通孔31内に長手
弾性部材27が挿通して、ピン32によつてかし
め結合されて、長手弾性部材27とアマチヤ26
とが一体化される。長手弾性部材27は一直線状
であり、その一端部には固定接点33に接触離反
可能な可動接点34が設けられる。また長手弾性
部材27の他端部は、共通端子35に結合され
る。
の斜視図であり、第5図はその分解斜視図であ
り、第6図は第4図の切断面線−から見た断
面図である。アマチヤ26は大略的にH字状に形
成され、上下一対の延在部28,29とこの延在
部28,29に連なる支持部30とを含む。支持
部30には、延在部28,29に平行に延びる貫
通孔31が形成される。この貫通孔31内に長手
弾性部材27が挿通して、ピン32によつてかし
め結合されて、長手弾性部材27とアマチヤ26
とが一体化される。長手弾性部材27は一直線状
であり、その一端部には固定接点33に接触離反
可能な可動接点34が設けられる。また長手弾性
部材27の他端部は、共通端子35に結合され
る。
このような構成を有するアマチヤ26では、電
磁コイル25が励磁されてアマチヤ26がその支
持部30の軸線まわりに角変位して、固定接点3
3に可動接点34が接触すると、第4図に示され
るように負荷電流Iが流れる。このときこの負荷
電流Iによつて生じる磁束は、第4図の参照符A
で示される経路をたどる。すなわち支持部30の
側壁30a,30b間をたどる閉ループが形成さ
れる。そのため、従来のように負荷電流Iによつ
て生じるヨーク22,23と延在部28,29と
の間に生じる反発力の発生原因となる磁束を可及
的に低減することが可能となる。従つて負荷電流
Iによつて生じる保持力への影響を軽減すること
が可能となるとともに、耐振・耐衝撃特性の低下
を軽減し、かつアマチヤ26とヨーク22,23
との開離を防止して、接点33,34間の開離を
防止することができる。また本実施例では、長手
弾性部材27は一直線状であるため、製造上の精
度を良好にすることができる。
磁コイル25が励磁されてアマチヤ26がその支
持部30の軸線まわりに角変位して、固定接点3
3に可動接点34が接触すると、第4図に示され
るように負荷電流Iが流れる。このときこの負荷
電流Iによつて生じる磁束は、第4図の参照符A
で示される経路をたどる。すなわち支持部30の
側壁30a,30b間をたどる閉ループが形成さ
れる。そのため、従来のように負荷電流Iによつ
て生じるヨーク22,23と延在部28,29と
の間に生じる反発力の発生原因となる磁束を可及
的に低減することが可能となる。従つて負荷電流
Iによつて生じる保持力への影響を軽減すること
が可能となるとともに、耐振・耐衝撃特性の低下
を軽減し、かつアマチヤ26とヨーク22,23
との開離を防止して、接点33,34間の開離を
防止することができる。また本実施例では、長手
弾性部材27は一直線状であるため、製造上の精
度を良好にすることができる。
第7図は本考案に従うアマチヤの他の実施例の
斜視図であり、第8図はその分解斜視図であり、
第9図は第7図の切断面線−から見た断面図
である。この実施例は前述の実施例に類似し、対
応する部分には同一の参照符を付す。この実施例
では支持部40は、第1支持部40aと第2支持
部40bとから構成される。この第1支持部40
aと第2支持部40bとは、延在部28,29の
長手方向にずれ、第1支持部40aが可動接点3
4側に位置し、第2支持部40bが可動接点34
から遠ざかつた位置に位置するように形成され
る。第1支持部40aと第2支持部40bとの間
には、長手弾性部材27が挿通可能な空隙41が
形成されている。この空隙41内に長手弾性部材
27が挿通して、支持部40a,40bと長手弾
性部材27とがかしめ結合されて、長手弾性部材
27がアマチヤ26に一体化される。なお、かし
め結合に代えて溶接するようにしてもよい。
斜視図であり、第8図はその分解斜視図であり、
第9図は第7図の切断面線−から見た断面図
である。この実施例は前述の実施例に類似し、対
応する部分には同一の参照符を付す。この実施例
では支持部40は、第1支持部40aと第2支持
部40bとから構成される。この第1支持部40
aと第2支持部40bとは、延在部28,29の
長手方向にずれ、第1支持部40aが可動接点3
4側に位置し、第2支持部40bが可動接点34
から遠ざかつた位置に位置するように形成され
る。第1支持部40aと第2支持部40bとの間
には、長手弾性部材27が挿通可能な空隙41が
形成されている。この空隙41内に長手弾性部材
27が挿通して、支持部40a,40bと長手弾
性部材27とがかしめ結合されて、長手弾性部材
27がアマチヤ26に一体化される。なお、かし
め結合に代えて溶接するようにしてもよい。
このような構成を有するアマチヤ26では、負
荷電流Iが第7図に示される方向に流れたときに
は、この負荷電流Iによつて第7図の参照符Cで
示されるような磁束経路が形成される。これによ
つて従来のように、ヨーク22,23の両端部で
反発力を生じさすための磁束の発生を可及的に小
さくすることが可能となる。したがつてアマチヤ
26とヨーク22,23間の保持力の低下を可及
的に小さくすることが可能となる。なお、本実施
例もまた長手弾性部材27は直線状に形成されて
いるため、寸法精度が向上される。さらにアマチ
ヤ26はプレス加工で大量生産することが可能で
あるため、製造コストの低減を図ることが可能と
なる。
荷電流Iが第7図に示される方向に流れたときに
は、この負荷電流Iによつて第7図の参照符Cで
示されるような磁束経路が形成される。これによ
つて従来のように、ヨーク22,23の両端部で
反発力を生じさすための磁束の発生を可及的に小
さくすることが可能となる。したがつてアマチヤ
26とヨーク22,23間の保持力の低下を可及
的に小さくすることが可能となる。なお、本実施
例もまた長手弾性部材27は直線状に形成されて
いるため、寸法精度が向上される。さらにアマチ
ヤ26はプレス加工で大量生産することが可能で
あるため、製造コストの低減を図ることが可能と
なる。
第10図は本考案に従うアマチヤのさらに他の
実施例の斜視図であり、第11図は第10図示の
アマチヤの分解斜視図であり、第12図は第10
図の切断面線XII−XIIから見た断面図である。この
実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分に
は同一の参照符を付す。この実施例では第1支持
部40aと第2支持部40bとのずれ方向が、第
7図示の実施例とは逆になつている。すなわち第
1支持部40aの方が第2支持部40bよりも、
可動接点34に関して遠ざかつた位置に位置して
いる。
実施例の斜視図であり、第11図は第10図示の
アマチヤの分解斜視図であり、第12図は第10
図の切断面線XII−XIIから見た断面図である。この
実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分に
は同一の参照符を付す。この実施例では第1支持
部40aと第2支持部40bとのずれ方向が、第
7図示の実施例とは逆になつている。すなわち第
1支持部40aの方が第2支持部40bよりも、
可動接点34に関して遠ざかつた位置に位置して
いる。
第13図は第10図に示されるアマチヤに負荷
電流Iが流れた場合の動作状態を説明するための
図である。電磁コイル25が励磁されてアマチヤ
26が角変位し、ヨーク22,23に当接する
と、たとえば負荷電流Iが矢符で示される方向に
流れる。これによつてアマチヤ26には仮想線で
示される磁束経路Q1,Q2,Q3が形成され
る。磁束経路Q1,Q2によつてアマチヤ26の
延在部28の端部28aおよび延在部29の端部
29bがS極に磁化され、また延在部28の端部
28bと延在部29の端部29aとがN極に磁化
される。これによつて、端部28aとヨーク22
との間ならびに端部28bとヨーク23との間に
は磁気吸引力が発生する。また端部29aとヨー
ク22との間ならびに端部29bおよびヨーク2
3との間には磁気反発力が発生する。しかしなが
ら磁気吸引力は支持部40に関して上部で発生
し、磁気反発力は支持部40に関して下部に発生
するため、端部28a,28bがヨーク22,2
3に接触した状態では、端部29a,29bがヨ
ーク22,23から離反する現象は発生しない。
こうして本実施例では、負荷電流Iによる磁束を
逆に利用して従来のようにアマチヤ26とヨーク
22,23との間に生じる反発力を吸収すること
が可能となる。また第1支持部40aと第2支持
部40bとの間には、閉ループを構成する磁束経
路Q3が生じるため、この閉ループの磁束によつ
てもまた従来のようなアマチヤ26への反発力を
発生させる磁束を吸収することが可能となる。
電流Iが流れた場合の動作状態を説明するための
図である。電磁コイル25が励磁されてアマチヤ
26が角変位し、ヨーク22,23に当接する
と、たとえば負荷電流Iが矢符で示される方向に
流れる。これによつてアマチヤ26には仮想線で
示される磁束経路Q1,Q2,Q3が形成され
る。磁束経路Q1,Q2によつてアマチヤ26の
延在部28の端部28aおよび延在部29の端部
29bがS極に磁化され、また延在部28の端部
28bと延在部29の端部29aとがN極に磁化
される。これによつて、端部28aとヨーク22
との間ならびに端部28bとヨーク23との間に
は磁気吸引力が発生する。また端部29aとヨー
ク22との間ならびに端部29bおよびヨーク2
3との間には磁気反発力が発生する。しかしなが
ら磁気吸引力は支持部40に関して上部で発生
し、磁気反発力は支持部40に関して下部に発生
するため、端部28a,28bがヨーク22,2
3に接触した状態では、端部29a,29bがヨ
ーク22,23から離反する現象は発生しない。
こうして本実施例では、負荷電流Iによる磁束を
逆に利用して従来のようにアマチヤ26とヨーク
22,23との間に生じる反発力を吸収すること
が可能となる。また第1支持部40aと第2支持
部40bとの間には、閉ループを構成する磁束経
路Q3が生じるため、この閉ループの磁束によつ
てもまた従来のようなアマチヤ26への反発力を
発生させる磁束を吸収することが可能となる。
なお、負荷電流Iが第13図とは逆方向に流れ
た場合には、磁気吸引力は端部29a,29bに
磁気吸引力が発生し、端部28a,28bには磁
気反発力が生じるけれども、前述と同様にアマチ
ヤ26はヨーク22,23から離反することはな
い。
た場合には、磁気吸引力は端部29a,29bに
磁気吸引力が発生し、端部28a,28bには磁
気反発力が生じるけれども、前述と同様にアマチ
ヤ26はヨーク22,23から離反することはな
い。
考案の効果
以上のように本考案によれば、負荷電流が長手
弾性部材27に流れるとき、この電流による磁束
はアマチヤ26を外囲する支持部30付近に生じ
る。これによつて、ヨーク22,23とアマチヤ
26との吸引力を低下させる磁束を可及的に減少
させることができ、アマチヤ26とヨーク22,
23との間の保持力を維持することが可能とな
る。また耐振および耐衝撃特性の低下を防ぐこと
ができ、さらにアマチヤ26とヨーク22,23
との開離を防ぎ、接点開離を可及的に低減するこ
とが可能となる。
弾性部材27に流れるとき、この電流による磁束
はアマチヤ26を外囲する支持部30付近に生じ
る。これによつて、ヨーク22,23とアマチヤ
26との吸引力を低下させる磁束を可及的に減少
させることができ、アマチヤ26とヨーク22,
23との間の保持力を維持することが可能とな
る。また耐振および耐衝撃特性の低下を防ぐこと
ができ、さらにアマチヤ26とヨーク22,23
との開離を防ぎ、接点開離を可及的に低減するこ
とが可能となる。
また本考案によれば、長手弾性部材27の幅方
向の両側に配置されるアマチヤ26の延在部2
8,29がヨーク22,23に吸着されるとき、
延在部28,29の全断面を磁束を流すために有
効に利用することができる。さらに、ヨーク2
2,23の脚部22a,22b,23a,23b
の間隔も小さくすることができるので、ラツチン
グリレーを小形化することができる。
向の両側に配置されるアマチヤ26の延在部2
8,29がヨーク22,23に吸着されるとき、
延在部28,29の全断面を磁束を流すために有
効に利用することができる。さらに、ヨーク2
2,23の脚部22a,22b,23a,23b
の間隔も小さくすることができるので、ラツチン
グリレーを小形化することができる。
さらに本考案によれば、アマチヤ26を軽量化
することができるので、電磁コイル25によつて
励磁されたとき、アマチヤ26は迅束な角変位が
可能である。したがつて、電磁コイル25を励磁
する電流を少なくすることができ、またその時間
も短くすることができるので、励磁電力を削減す
ることができる。
することができるので、電磁コイル25によつて
励磁されたとき、アマチヤ26は迅束な角変位が
可能である。したがつて、電磁コイル25を励磁
する電流を少なくすることができ、またその時間
も短くすることができるので、励磁電力を削減す
ることができる。
第1図は本考案の一実施例のラツチングリレー
の分解斜視図、第2図は第1図示の横断面図、第
3図は第1図示の縦断面図、第4図は本考案に従
うアマチヤの一実施例の斜視図、第5図は第4図
示の実施例の分解斜視図、第6図は第4図の切断
面線−から見た断面図、第7図は本考案に従
うアマチヤの他の実施例の斜視図、第8図は第7
図示の実施例のアマチヤの分解斜視図、第9図は
第7図の切断面線−から見た断面図、第10
図は本考案に従うアマチヤのさらに他の実施例の
斜視図、第11図は第10図示の実施例の分解斜
視図、第12図は第10図の切断面線XII−XIIから
見た断面図、第13図は第10図示の実施例のア
マチヤの負荷電流に対する動作状態を説明するた
めの図、第14図は従来からのラツチングリレー
に用いられるアマチヤの側面図、第15図は第1
4図に示される先行技術のアマチヤの斜視図であ
る。 22,23……ヨーク、24……永久磁石片、
25……電磁コイル、26……アマチヤ、27…
…長手弾性部材、28,29……延在部、30,
40……支持部、31……貫通孔、33……可動
接点、34……固定接点、41……空隙。
の分解斜視図、第2図は第1図示の横断面図、第
3図は第1図示の縦断面図、第4図は本考案に従
うアマチヤの一実施例の斜視図、第5図は第4図
示の実施例の分解斜視図、第6図は第4図の切断
面線−から見た断面図、第7図は本考案に従
うアマチヤの他の実施例の斜視図、第8図は第7
図示の実施例のアマチヤの分解斜視図、第9図は
第7図の切断面線−から見た断面図、第10
図は本考案に従うアマチヤのさらに他の実施例の
斜視図、第11図は第10図示の実施例の分解斜
視図、第12図は第10図の切断面線XII−XIIから
見た断面図、第13図は第10図示の実施例のア
マチヤの負荷電流に対する動作状態を説明するた
めの図、第14図は従来からのラツチングリレー
に用いられるアマチヤの側面図、第15図は第1
4図に示される先行技術のアマチヤの斜視図であ
る。 22,23……ヨーク、24……永久磁石片、
25……電磁コイル、26……アマチヤ、27…
…長手弾性部材、28,29……延在部、30,
40……支持部、31……貫通孔、33……可動
接点、34……固定接点、41……空隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 細長い板状の形状を有し、その長手方向の一
端部には固定接点33に接触離反可能な可動接
点34が設けられ、長手方向の他端部が固定位
置に取付けられる長手弾性部材27と、 (b) 前記長手弾性部材27の長手方向の途中位置
に取付けられ、長手弾性部材27の長手方向に
交差して軸方向に延びる軸線を有して長手弾性
部材27の厚み方向の両側に長手弾性部材27
を外囲するように形成される支持部30と、支
持部30の軸線方向の両端に連なり、長手弾性
部材27の幅方向に間隔をあけて大略的に長手
弾性部材27の長手方向に延びる一対の延在部
28,29とを有し、前記軸線まわりに角変位
可能なアマチヤ26と、 (c) 前記アマチヤ26の外側に巻回され、アマチ
ヤ26を前記長手弾性部材27の長手方向に励
磁するための電磁コイル25と、 (d) 長手弾性部材27の厚み方向に着磁される永
久磁石24と、 (e) 大略的にU字状に形成され、永久磁石24に
よつて磁化される一対のヨーク22,23であ
つて、各ヨーク22,23は、前記電磁コイル
25によつて前記アマチヤ26の延在部28,
29が一方向に励磁されるとき、アマチヤ26
を支持部30の軸線まわりで一方向に角変位さ
せて延在部28,29の長手方向の両端部を吸
着する第1脚部22a,23bと、延在部2
8,29が他方向に励磁されるとき、アマチヤ
26を他方向に角変位させて延在部28,29
の長手方向の両端部を吸着する第2脚部22
b,23aと、前記第1および第2脚部22
a,22b,23a,23b間を連結し、前記
永久磁石24の磁極に接合される連結部22
c,23cとを有する、そのようなヨーク2
2,23とを含み、 (f) 前記延在部28,29の両端部が前記ヨーク
22,23の第1脚部22a,23bに吸着さ
れるとき、前記可動接点34が前記固定接点3
3に接触し、固定接点33と長手弾性部材27
の前記他端部との間が導通することを特徴とす
るラツチングリレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985003082U JPH0316191Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985003082U JPH0316191Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61120156U JPS61120156U (ja) | 1986-07-29 |
| JPH0316191Y2 true JPH0316191Y2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=30477370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985003082U Expired JPH0316191Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0316191Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5926099B2 (ja) * | 1978-08-31 | 1984-06-23 | 松下電工株式会社 | 4空隙有極リレ− |
-
1985
- 1985-01-14 JP JP1985003082U patent/JPH0316191Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61120156U (ja) | 1986-07-29 |
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