JPH0642792B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JPH0642792B2 JPH0642792B2 JP61272382A JP27238286A JPH0642792B2 JP H0642792 B2 JPH0642792 B2 JP H0642792B2 JP 61272382 A JP61272382 A JP 61272382A JP 27238286 A JP27238286 A JP 27238286A JP H0642792 B2 JPH0642792 B2 JP H0642792B2
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- rotor
- current
- phase
- reverse rotation
- brushless motor
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブラシレスモータに係り、特に、出力トルク
の大きなブラシレスモータの制御装置に関するものであ
る。
の大きなブラシレスモータの制御装置に関するものであ
る。
一般に、サーボモータの性能は、トルク/イナーシヤ比
で評価でき、トルクは、電気的な巻線関係が同一である
場合、磁束量に比例する。したがつて、磁束量の増加が
性能向上に大きく影響を与える。また、サーボモータに
は、一般に、価格的な制約からフエライト磁石が使用さ
れているが、フエライト磁石の残留磁束密度は低いた
め、モータ性能に限界がある。
で評価でき、トルクは、電気的な巻線関係が同一である
場合、磁束量に比例する。したがつて、磁束量の増加が
性能向上に大きく影響を与える。また、サーボモータに
は、一般に、価格的な制約からフエライト磁石が使用さ
れているが、フエライト磁石の残留磁束密度は低いた
め、モータ性能に限界がある。
なお、永久磁石サーボモータの制御に関する先行技術
は、例えば特開昭60-62894号公報に記載されている。
は、例えば特開昭60-62894号公報に記載されている。
第6図にブラシレスモータの全体的内部構造を示し、第
6図において、固定子1は、ハウジング3の内部に固定
子鉄心4と固定子巻線5とを収納している。回転子2
は、シヤフト6上にヨーク7,永久磁石8,位置検出器
PS,エンコーダEを備え、エンドブラケツト10,ベ
アリング9によつて前期固定子1に回転自在に保持され
ている。
6図において、固定子1は、ハウジング3の内部に固定
子鉄心4と固定子巻線5とを収納している。回転子2
は、シヤフト6上にヨーク7,永久磁石8,位置検出器
PS,エンコーダEを備え、エンドブラケツト10,ベ
アリング9によつて前期固定子1に回転自在に保持され
ている。
第7図は従来形ブラシレスモータに組み込まれている回
転子2の全体構成説明図である。図は2極の例を示し、
永久磁石8は図示のごとく着磁されるとともに、ヨーク
7に対して接着剤等で固定される。
転子2の全体構成説明図である。図は2極の例を示し、
永久磁石8は図示のごとく着磁されるとともに、ヨーク
7に対して接着剤等で固定される。
第8図は従来形ブラシレスモータの制御回路図、第9図
は第8図に示す制御回路の動作特性線図、第10図は第
7図に示す回転子2の正転動作説明図である。
は第8図に示す制御回路の動作特性線図、第10図は第
7図に示す回転子2の正転動作説明図である。
第8図において、直流電源11より制御装置12を介し
て固定子巻線5に電力を供給する。モータの制御動作に
ついて述べると、ASR(速度制御装置)では、速度指
令wsと、エンコーダEよりFV変換を介して得られた
実際の速度wfとから速度誤差weを算出し、これにP
I制御(比例積分制御)等によつてトルク指令、すなわ
ち電流指令ISを出力する。一方、正弦・余弦発生回路
では、回転子2の位置を検出する位置検出器PS(例え
ば、ホール素子と磁石等によつて構成される)と、エン
コーダEからのパルス、すなわち回転子の位置情報とか
ら、予め書き込まれたROMを介して、第9図(a),
(b)に示す正弦,余弦信号を出力し、各相は個別にA
CR(電流制御)系を持つ。各相の電流指令ISA,ISB,
ISC(第5図の(c),(d),(e))は、2相−3
相変換の出力信号と前記電流指令IS信号との積とな
る。この電流指令は、各相巻線の誘起電圧EU,EV,E
Wと同相になるよう、位置検出器PSの位置ならびにR
OMのアドレスを調整する。
て固定子巻線5に電力を供給する。モータの制御動作に
ついて述べると、ASR(速度制御装置)では、速度指
令wsと、エンコーダEよりFV変換を介して得られた
実際の速度wfとから速度誤差weを算出し、これにP
I制御(比例積分制御)等によつてトルク指令、すなわ
ち電流指令ISを出力する。一方、正弦・余弦発生回路
では、回転子2の位置を検出する位置検出器PS(例え
ば、ホール素子と磁石等によつて構成される)と、エン
コーダEからのパルス、すなわち回転子の位置情報とか
ら、予め書き込まれたROMを介して、第9図(a),
(b)に示す正弦,余弦信号を出力し、各相は個別にA
CR(電流制御)系を持つ。各相の電流指令ISA,ISB,
ISC(第5図の(c),(d),(e))は、2相−3
相変換の出力信号と前記電流指令IS信号との積とな
る。この電流指令は、各相巻線の誘起電圧EU,EV,E
Wと同相になるよう、位置検出器PSの位置ならびにR
OMのアドレスを調整する。
第7図に示す回転子2の正転動作説明図である第10図
において、各相合成の電流は、永久磁石8の磁束Ifと常
に直角の位置を占め、かつ一定速の場合、絶対値の変化
はなく、無整流子で、しかも直流機と同等の特性(トル
ク脈動が少ない)を得ることができる。
において、各相合成の電流は、永久磁石8の磁束Ifと常
に直角の位置を占め、かつ一定速の場合、絶対値の変化
はなく、無整流子で、しかも直流機と同等の特性(トル
ク脈動が少ない)を得ることができる。
第10図の動作特性線図である第11図において、永久
磁石8の磁束分布が正弦波であると仮定すると、BM
(θ)で表わされ、3相電流の合成の電流i(θ)は、
前記制御によつて永久磁石磁束BM(θ)と同相で、し
かも常に正弦波状の分布を示す。この場合のトルクT
は、次のように表わされ、この値は常に一定である。
磁石8の磁束分布が正弦波であると仮定すると、BM
(θ)で表わされ、3相電流の合成の電流i(θ)は、
前記制御によつて永久磁石磁束BM(θ)と同相で、し
かも常に正弦波状の分布を示す。この場合のトルクT
は、次のように表わされ、この値は常に一定である。
T=K・▲∫2π 0▼BM(θ)・i(θ)・dθ …
(1) 電機子反作用による起磁力は、永久磁石8の磁束BM
(θ)と90度位相が異なり、AT(θ)として現わ
れ、これによつて電機子反作用による磁束BAT(θ)
が生じる。電流i(θ)と電機子反作用磁束BAT
(θ)とによるトルクTatは、次のように表わされる。
(1) 電機子反作用による起磁力は、永久磁石8の磁束BM
(θ)と90度位相が異なり、AT(θ)として現わ
れ、これによつて電機子反作用による磁束BAT(θ)
が生じる。電流i(θ)と電機子反作用磁束BAT
(θ)とによるトルクTatは、次のように表わされる。
Tat=k・▲∫2π 0▼BAT(θ)・i(θ)・dθ
…(2) 前記(2)式において、BAT(θ)とi(θ)とは、
90度の位相差を持つていることから零となる。したが
つて、電機子反作用による磁束の利用はなく、しかも永
久磁石8の磁束密度も低いことから、サーボモータとし
ての特性は低い。
…(2) 前記(2)式において、BAT(θ)とi(θ)とは、
90度の位相差を持つていることから零となる。したが
つて、電機子反作用による磁束の利用はなく、しかも永
久磁石8の磁束密度も低いことから、サーボモータとし
ての特性は低い。
第12図は従来提案に係る改良形ブラシレスモータに組
み込まれている回転子の正転動作説明図で、第12図に
示す回転子を組み込むブラシレスモータの固定子構造は
従来と同一で、回転子2の外周は、永久磁石8と、当該
永久磁石8よりも高い透磁率を有する磁性材料13とか
らなり、磁性材料13は、ヨーク7と一体でも製作可能
である。
み込まれている回転子の正転動作説明図で、第12図に
示す回転子を組み込むブラシレスモータの固定子構造は
従来と同一で、回転子2の外周は、永久磁石8と、当該
永久磁石8よりも高い透磁率を有する磁性材料13とか
らなり、磁性材料13は、ヨーク7と一体でも製作可能
である。
しかして、第12図に符号2で示す回転子を組み込んだ
ブラシレスモータに対し、第8図および第9図に準じ
て、高透磁率磁性材(以下、補助突極と称す)13に電
機子反作用の増磁作用がかかるように制御する(具体的
には、第12図に示すように、補助突極13の中心に対
して巻線電流の合成iがθだけ進んだ位置となるように
制御する)と、第12図の動作特性線図である第13図
から明らかなように、(1)式で示した永久磁石磁束BM
(θ)と巻線電流i(θ)との間のトルクは、永久磁石
8の断面積が第10図の場合よりも少なくなつているこ
とから減少する。しかし、(2)式で示した電機子反作用
磁束BAT(θ)と巻線電流i(θ)のトルクが発生
し、結果としてトルクは増加する。電機子反作用による
トルク発生の原理は、以下のとおりである。すなわち、
電機子反作用の増磁作用が働く側に配置された補助磁極
には、永久磁石と同じ方向に磁束が発生し、かつ補助磁
極の透磁率は大きく、他方、減磁作用が働く側に配置さ
れた永久磁石にあつては、その透磁率が小さいことか
ら、永久磁石の磁束量の減少を少なく押え、したがつて
電流に比例して界磁磁束量(永久磁石磁束量と補助磁極
磁束量との和)を増加させることができる。
ブラシレスモータに対し、第8図および第9図に準じ
て、高透磁率磁性材(以下、補助突極と称す)13に電
機子反作用の増磁作用がかかるように制御する(具体的
には、第12図に示すように、補助突極13の中心に対
して巻線電流の合成iがθだけ進んだ位置となるように
制御する)と、第12図の動作特性線図である第13図
から明らかなように、(1)式で示した永久磁石磁束BM
(θ)と巻線電流i(θ)との間のトルクは、永久磁石
8の断面積が第10図の場合よりも少なくなつているこ
とから減少する。しかし、(2)式で示した電機子反作用
磁束BAT(θ)と巻線電流i(θ)のトルクが発生
し、結果としてトルクは増加する。電機子反作用による
トルク発生の原理は、以下のとおりである。すなわち、
電機子反作用の増磁作用が働く側に配置された補助磁極
には、永久磁石と同じ方向に磁束が発生し、かつ補助磁
極の透磁率は大きく、他方、減磁作用が働く側に配置さ
れた永久磁石にあつては、その透磁率が小さいことか
ら、永久磁石の磁束量の減少を少なく押え、したがつて
電流に比例して界磁磁束量(永久磁石磁束量と補助磁極
磁束量との和)を増加させることができる。
一方、第12図に符号2で示す回転子を逆転させた場合
の動作系について説明すると、第14図はその動作説明
図、第15図は第14図の動作特性線図である。すなわ
ち、第14図に示すように、回転子2を逆転させると、
補助突極13に電機子反作用の減磁力がかかり、永久磁
石8と逆方向の磁束が増大する。つまり、補助突極13
の磁束がブレーキトルクになり、永久磁石8のみで回転
子2を構成した場合に比較して、かえつてトルクが減少
してしまうことになる。
の動作系について説明すると、第14図はその動作説明
図、第15図は第14図の動作特性線図である。すなわ
ち、第14図に示すように、回転子2を逆転させると、
補助突極13に電機子反作用の減磁力がかかり、永久磁
石8と逆方向の磁束が増大する。つまり、補助突極13
の磁束がブレーキトルクになり、永久磁石8のみで回転
子2を構成した場合に比較して、かえつてトルクが減少
してしまうことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 このように、従来形ブラシレスモータ、さらには従来提
案に係る改良形ブサシレスモータにあつては、回転子2
の正転と逆転間、正転指令と逆転指令間もしくは電流の
正負間の変化に対する巻線電流の合成起磁力について十
分な配慮がなされておらず、一方向回転のモータにしか
使用することができなかつた。
案に係る改良形ブサシレスモータにあつては、回転子2
の正転と逆転間、正転指令と逆転指令間もしくは電流の
正負間の変化に対する巻線電流の合成起磁力について十
分な配慮がなされておらず、一方向回転のモータにしか
使用することができなかつた。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであつて、
その目的とするところは、回転子の正逆転、正逆転指令
もしくは電流の正負いずれの場合においても、高出力ト
ルクを得ることのできる、従来にない新しいブラシレス
モータを提供しようとするものである。
その目的とするところは、回転子の正逆転、正逆転指令
もしくは電流の正負いずれの場合においても、高出力ト
ルクを得ることのできる、従来にない新しいブラシレス
モータを提供しようとするものである。
前記目的は、多相の固定子巻線を備えた固定子と、外周
に高透磁率磁性材からなる補助突極を有し、かつ等間隔
の極性を持つ回転子と、前記回転子の位置を検出する複
数の位置検出器と、前記複数の位置検出器の信号に対応
して多相の固定子巻線に電流を供給する制御装置とを備
え、前記制御装置として、回転子の正転と逆転間,正転
指令と逆転指令間もしくは電流の正負間の変化に対する
巻線電流の合成起磁力が、当該回転子に対して変化前と
逆相(180度)と異なる位置に生じるよう、前記多相
の固定子巻線に電流を供給する制御装置を備えることに
よつて達成される。
に高透磁率磁性材からなる補助突極を有し、かつ等間隔
の極性を持つ回転子と、前記回転子の位置を検出する複
数の位置検出器と、前記複数の位置検出器の信号に対応
して多相の固定子巻線に電流を供給する制御装置とを備
え、前記制御装置として、回転子の正転と逆転間,正転
指令と逆転指令間もしくは電流の正負間の変化に対する
巻線電流の合成起磁力が、当該回転子に対して変化前と
逆相(180度)と異なる位置に生じるよう、前記多相
の固定子巻線に電流を供給する制御装置を備えることに
よつて達成される。
しかして、本発明によれば、制御装置として、回転子の
正転と逆転間,正転指令と逆転指令間もしくは電流の正
負間の変化に対する巻線電流の合成起磁力が、当該回転
子に対して変化前と逆相と異なる位置に生じるよう、前
記多相の固定子巻線に電流を供給する制御装置を備えた
ことにより、回転子の逆転,逆転指令,電流が負の場合
においても、前記回転子の正転,正転指令,電流が正の
場合と同様、最大トルクを得ることができる。
正転と逆転間,正転指令と逆転指令間もしくは電流の正
負間の変化に対する巻線電流の合成起磁力が、当該回転
子に対して変化前と逆相と異なる位置に生じるよう、前
記多相の固定子巻線に電流を供給する制御装置を備えた
ことにより、回転子の逆転,逆転指令,電流が負の場合
においても、前記回転子の正転,正転指令,電流が正の
場合と同様、最大トルクを得ることができる。
以下、本発明を第1図および第2図にもとづいて説明す
ると、第1図は本発明の実施に供されるブラシレスモー
タ(回転子2)の逆転動作説明図、第2図は第1図の動
作特性線図であり、本発明において、回転子2が正転,
正転指令もしくは電流が正の場合の動作原理は、既述し
た第8図〜第13図の動作原理と同一である。
ると、第1図は本発明の実施に供されるブラシレスモー
タ(回転子2)の逆転動作説明図、第2図は第1図の動
作特性線図であり、本発明において、回転子2が正転,
正転指令もしくは電流が正の場合の動作原理は、既述し
た第8図〜第13図の動作原理と同一である。
これに対し、回転子2が逆転,逆転指令もしくは電流が
負の場合は、第1図に示すように、回転子2が正転,正
転指令もしくは電流が正の場合における巻線電流の合成
値i1の位置に対して逆相の位置であるi2(この位置
では、第14図に示すように、モータ出力トルクを減少
せしめる)の位置と異なり、補助突極13よりもθだけ
進んだ位置に巻線電流の合成起磁力が生じるよう、多相
の固定子巻線に電流を供給する。
負の場合は、第1図に示すように、回転子2が正転,正
転指令もしくは電流が正の場合における巻線電流の合成
値i1の位置に対して逆相の位置であるi2(この位置
では、第14図に示すように、モータ出力トルクを減少
せしめる)の位置と異なり、補助突極13よりもθだけ
進んだ位置に巻線電流の合成起磁力が生じるよう、多相
の固定子巻線に電流を供給する。
そして、前記のごとく電流供給した本発明によれば、永
久磁石8のN極は、回転子が正転,正転指令もしくは電
流が正の場合に同極性を有した補助突極13Aとは異な
り、補助突極13Bと同極性を有することになり、第1
3図に示す回転子2の正転,正転指令もしくは電流が正
の場合と全く同じとなつて、永久磁石8による磁束量と
補助突極13による磁束量との合成と、巻線電流の合成
との間に大きな出力トルクを得ることができる。
久磁石8のN極は、回転子が正転,正転指令もしくは電
流が正の場合に同極性を有した補助突極13Aとは異な
り、補助突極13Bと同極性を有することになり、第1
3図に示す回転子2の正転,正転指令もしくは電流が正
の場合と全く同じとなつて、永久磁石8による磁束量と
補助突極13による磁束量との合成と、巻線電流の合成
との間に大きな出力トルクを得ることができる。
第3図は本発明の実施に供される2相モータの制御回路
図、第4図は第3図に符号2で示す回転子の詳細図であ
る。
図、第4図は第3図に符号2で示す回転子の詳細図であ
る。
第3図に示す2相モータの制御について述べると、AS
Rでは、速度指令wsと、エンコーダEよりFV変換を
介して得られる実際の速度wfとから、速度誤差weを
算出する。一方、位置検出器PSからは、回転子2の位
置に応じて、永久磁石,ホール素子HA,HB等を介し
て2相の正弦波信号を得る。さらに、2相は、個々のA
CR系(ACRA,ACRB)を持ち、各相を制御する。ここ
で、ACR系の入力信号は、ホール素子出力と速度誤差
wfとの積として表わされ、これによつても、回転子の
正転,正転指令もしくは電流が正の場合、第4図に示す
ように、第12図の場合とほぼ同様、巻線電流i1と、
永久磁石8,補助突極13からなる回転子2の位置関係
が得られ、大きなトルクを得ることができる。
Rでは、速度指令wsと、エンコーダEよりFV変換を
介して得られる実際の速度wfとから、速度誤差weを
算出する。一方、位置検出器PSからは、回転子2の位
置に応じて、永久磁石,ホール素子HA,HB等を介し
て2相の正弦波信号を得る。さらに、2相は、個々のA
CR系(ACRA,ACRB)を持ち、各相を制御する。ここ
で、ACR系の入力信号は、ホール素子出力と速度誤差
wfとの積として表わされ、これによつても、回転子の
正転,正転指令もしくは電流が正の場合、第4図に示す
ように、第12図の場合とほぼ同様、巻線電流i1と、
永久磁石8,補助突極13からなる回転子2の位置関係
が得られ、大きなトルクを得ることができる。
一方、回転子2の逆転,逆転指令もしくは電流が負の場
合は、第3図に示す位置検出器PSの信号HA,H
Bと、2相の固定子巻線に電流を供給する制御装置12
A,12Bとの対応を異ならせる。つまり、位置検出器
PSの信号HAをACRB,制御装置12Bに、位置検出器
PSの信号HBをACRA,制御装置12Aに対応させ
る。そして、この場合、回転子2の逆転,逆転指令もし
くは電流が負になつた時には、第4図に示すように、巻
線電流の合成i2が第1図の場合とほぼ同じ値となり、
既述した原理によつて大きなトルクを得ることができ
る。
合は、第3図に示す位置検出器PSの信号HA,H
Bと、2相の固定子巻線に電流を供給する制御装置12
A,12Bとの対応を異ならせる。つまり、位置検出器
PSの信号HAをACRB,制御装置12Bに、位置検出器
PSの信号HBをACRA,制御装置12Aに対応させ
る。そして、この場合、回転子2の逆転,逆転指令もし
くは電流が負になつた時には、第4図に示すように、巻
線電流の合成i2が第1図の場合とほぼ同じ値となり、
既述した原理によつて大きなトルクを得ることができ
る。
なお、本発明は、3相モータに対しても適用できる。
第5図に本発明の実施に供される回転子の変形例を示
し、第5図に示す回転子2には、先に符号8で示した永
久磁石がない場合を示した。しかして、第5図におい
て、動作可能な巻線電流の位置は、永久磁石8がある場
合と異なり、回転子2の正転,正転時とも、それぞれ図
に示すように2ケ所ずつある。これは、永久磁石8がな
いために、補助突極13が巻線起磁力のN,S極に対応
しうるためであり、これによつても、第3図に示す位置
検出器PSの信号HA,HBと、2相の固定子巻線5
A,5Bに電流を供給する制御装置12A,12Bとの
対応を異ならせることにより、回転子2の正転と逆転,
正転指令と逆転指令,電流の正負間の変化に対応して、
常に最大トルクを得ることができる。
し、第5図に示す回転子2には、先に符号8で示した永
久磁石がない場合を示した。しかして、第5図におい
て、動作可能な巻線電流の位置は、永久磁石8がある場
合と異なり、回転子2の正転,正転時とも、それぞれ図
に示すように2ケ所ずつある。これは、永久磁石8がな
いために、補助突極13が巻線起磁力のN,S極に対応
しうるためであり、これによつても、第3図に示す位置
検出器PSの信号HA,HBと、2相の固定子巻線5
A,5Bに電流を供給する制御装置12A,12Bとの
対応を異ならせることにより、回転子2の正転と逆転,
正転指令と逆転指令,電流の正負間の変化に対応して、
常に最大トルクを得ることができる。
ところで、前記実施例においては、本発明を、回転形の
モータ駆動に適用して場合について例示したが、これに
代えて、本発明を、リニアモータ駆動に適用したり、さ
らには磁極歯を有するパルスモータ駆動に適用すること
もできる。
モータ駆動に適用して場合について例示したが、これに
代えて、本発明を、リニアモータ駆動に適用したり、さ
らには磁極歯を有するパルスモータ駆動に適用すること
もできる。
また、多相の固定子巻線に電流を供給する制御装置と複
数の位置検出器との対応を切り換える方式は、モータの
回転数を変えたい場合に有用である。それは、回転子に
対する巻線電流合成値の位相が変り、これによつて出力
トルクが変るためである。
数の位置検出器との対応を切り換える方式は、モータの
回転数を変えたい場合に有用である。それは、回転子に
対する巻線電流合成値の位相が変り、これによつて出力
トルクが変るためである。
本発明は以上のごときであり、図示実施例の説明から明
らかなように、本発明によれば、回転子の正逆転,正逆
転指令もしくは電流の正負いずれの場合においても、高
出力トルクを得ることのできる、従来にない新しいブラ
シレスモータを提供することができる。
らかなように、本発明によれば、回転子の正逆転,正逆
転指令もしくは電流の正負いずれの場合においても、高
出力トルクを得ることのできる、従来にない新しいブラ
シレスモータを提供することができる。
第1図は本発明の実施に供されるブラシレスモータ(回
転子)の逆転動作説明図、第2図は第1図の動作特性線
図、第3図は本発明の実施に供される2相モータの制御
回路図、第4図は第3図に符号2で示す回転子の詳細
図、第5図は本発明の実施に供される回転子の変形例を
示す図、第6図はブラシレスモータの全体的内部構造を
示す上半部縦断面図、第7図は従来形ブラスレスモータ
に組み込まれている回転子の全体構成説明図、第8図は
従来形ブラスレスモータの制御回路図、第9図は第8図
に示す制御回路の動作特性線図、第10図は第7図に示
す回転子の正転動作説明図、第11図は第10図の動作
特性線図、第12図は従来提案に係る改良形ブラシレス
モータに組み込まれている回転子の正転動作説明図、第
13図は第12図の動作特性線図、第14図は第12図
に示す回転子の逆転動作説明図、第15図は第14図の
動作特性線図である。 1…固定子、2…回転子、4…固定子鉄心、5…固定子
巻線、7…ヨーク、8…永久磁石、11…直流電源、1
2(12Aおよび12B)…制御装置、13(13Aお
よび13B)…高透磁率磁性材、E…エンコーダ、PS
…位置検出器。
転子)の逆転動作説明図、第2図は第1図の動作特性線
図、第3図は本発明の実施に供される2相モータの制御
回路図、第4図は第3図に符号2で示す回転子の詳細
図、第5図は本発明の実施に供される回転子の変形例を
示す図、第6図はブラシレスモータの全体的内部構造を
示す上半部縦断面図、第7図は従来形ブラスレスモータ
に組み込まれている回転子の全体構成説明図、第8図は
従来形ブラスレスモータの制御回路図、第9図は第8図
に示す制御回路の動作特性線図、第10図は第7図に示
す回転子の正転動作説明図、第11図は第10図の動作
特性線図、第12図は従来提案に係る改良形ブラシレス
モータに組み込まれている回転子の正転動作説明図、第
13図は第12図の動作特性線図、第14図は第12図
に示す回転子の逆転動作説明図、第15図は第14図の
動作特性線図である。 1…固定子、2…回転子、4…固定子鉄心、5…固定子
巻線、7…ヨーク、8…永久磁石、11…直流電源、1
2(12Aおよび12B)…制御装置、13(13Aお
よび13B)…高透磁率磁性材、E…エンコーダ、PS
…位置検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 虻川 俊美 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 成島 誠一 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内
Claims (2)
- 【請求項1】多相の固定子巻線を備えた固定子と、外周
に高透磁率磁性材を有し、かつ等間隔の極性を持つ回転
子と、前記回転子の位置を検出する複数の位置検出器
と、前記複数の位置検出器の信号に対応して多相の固定
子巻線に電流を供給する制御装置とを備え、 前記制御装置として、 回転子の正転と逆転間,正転指令と逆転指令間もしくは
電流の正負間の変化に対する巻線電流の合成起磁力が、
当該回転子に対して変化前と逆相(180度)と異なる
位置に生じるよう、前記多相の固定子巻線に電流を供給
する制御装置を備えたことを特徴とするブラシレスモー
タ。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の発明におい
て、多相の固定子巻線に対して電流を供給する制御装置
として、 当該制御装置と複数の位置検出器との対応を、回転子の
正転と逆転,正転指令と逆転指令もしくは電流の正負に
よつて異ならしめる制御装置を備えたブラシレスモー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61272382A JPH0642792B2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61272382A JPH0642792B2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63129884A JPS63129884A (ja) | 1988-06-02 |
| JPH0642792B2 true JPH0642792B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=17513105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61272382A Expired - Lifetime JPH0642792B2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642792B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3308828B2 (ja) | 1996-10-18 | 2002-07-29 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石回転電機及びそれを用いた電動車両 |
-
1986
- 1986-11-15 JP JP61272382A patent/JPH0642792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| IEEE TRANSACTIONS ON INDUSTRY APPLICATIONS=1986 * |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63129884A (ja) | 1988-06-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |