JPH0643222U - 水冷エンジンにおける冷却水の異物除去装置 - Google Patents

水冷エンジンにおける冷却水の異物除去装置

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JPH0643222U
JPH0643222U JP8627592U JP8627592U JPH0643222U JP H0643222 U JPH0643222 U JP H0643222U JP 8627592 U JP8627592 U JP 8627592U JP 8627592 U JP8627592 U JP 8627592U JP H0643222 U JPH0643222 U JP H0643222U
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JP
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foreign matter
cooling water
guide plate
water
radiator
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JP8627592U
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正 中野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】水冷エンジンにおいて、次のような冷却水の異
物除去装置を設ける。冷却水戻し口7よりも低位置で、
ラジエータ4の下部タンク6内に異物案内板10を設
け、この異物案内板10をその先端部11に向けて下り
傾斜させる。異物案内板10の下方に異物堆積室13を
形成する。異物案内板10の先端部11とこれに対向す
る下部タンク6の周壁14との間に異物落下口15を形
成する。異物落下口15を異物堆積室13にその上側か
ら臨ませる。 【効果】エンジン運転中、ラジエータ4の下部タンク6
内に流入した冷却水中の異物は、沈降して異物案内板1
0の上面に乗り、冷却水の流れに押され、異物案内板1
0の上面の案内で先端部11側に滑り、異物落下口15
から落下し、異物堆積室13に堆積する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水冷エンジンにおける冷却水の異物除去装置に関し、詳しくは、エン ジン運転中に、冷却水中の異物を除去できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
水冷エンジンの従来技術として、図4に示すものがある。これは、本考案と同 様、次の基本構造を備えている。すなわち、エンジン本体101に設けたウォー タージャケット102の冷却水出口103をラジエータ104の上部タンク10 5に連通させ、ラジエータ104の下部タンク106の冷却水戻し口107をウ ォータージャケット102の冷却水入口108に連通させ、冷却水をウォーター ポンプ109のポンプ作動により、ウォータージャケット102とラジエータ1 04との相互間で循環させるように構成してある。
【0003】 ところで、この従来技術では、エンジン運転中に、冷却水中の異物を除去する 手段がない。冷却水中の異物には、シリンダブロックやシリンダヘッド鋳造時に 用いたウォータージャケット形成用中子の残留鋳砂、冷却水通路のキリ加工時に 発生したキリ粉、水垢等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術では、エンジン運転中に、冷却水中の異物を除去する手段がなく 、異物を含む冷却水が、ウォータージャケット102とラジエータ104との相 互間を循環するため、次の問題がある。
【0005】 ラジエータキャップ116の加圧弁に異物が噛み込んで加圧不足になること がある。この場合、冷却水の沸点を上げることができず、冷却水が低温で沸騰す る。このため、ラジエータ104の冷却効率が低下し、エンジンがオーバーヒー トする。
【0006】 サーモスタット弁117のエア抜き孔に異物が詰まることがある。この場合 、冷却水交換のため、ラジエータ104の注水口118から注水を行うと、ウォ ータジャケット102上部のエアが抜けず、ここに冷却水を充填できない。
【0007】 本考案は、水冷エンジンにおいて、エンジン運転中に、冷却水中の異物を除去 できるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図2に例示するように、エンジン本体1に設けたウォータージャケ ット2の冷却水出口3をラジエータ4の上部タンク5に連通させ、ラジエータ4 の下部タンク6の冷却水戻し口7をウォータージャケット2の冷却水入口8に連 通させ、冷却水をウォーターポンプ9のポンプ作動により、ウォータージャケッ ト2とラジエータ4との相互間で循環させるように構成した水冷エンジンにおい て、次のようにしたことを特徴とする。
【0009】 すなわち、図1または図3に例示するように、冷却水戻し口7よりも低位置で 、ラジエータ4の下部タンク6内に異物案内板10を設け、この異物案内板10 をその先端部11に向けて下り傾斜させるとともに、この異物案内板10の下方 に異物堆積室13を形成し、異物案内板10の先端部11とこれに対向する下部 タンク6の周壁14との間に異物落下口15を形成し、この異物落下口15を異 物堆積室13にその上側から臨ませたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
図1または図3に例示するように、エンジン運転中、ラジエータ4の下部タン ク6内に流入した冷却水中の異物は、沈降して異物案内板10の上面に乗り、冷 却水の流れに押され、異物案内板10の上面の案内で先端縁部11側に滑り、異 物落下口15から落下し、異物堆積室13に堆積する。異物堆積室13は、異物 案内板10の遮蔽機能により冷却水の流れの影響を受けにくくなっているため、 ここに溜まった異物が冷却水流に巻き上げられて、冷却水に再度混入することは ない。このように、エンジン運転中、冷却水中の異物を除去できるため、次の利 点がある。
【0011】 図2に示すラジエータキャップ16の加圧弁に異物が噛み込むことがないの で、加圧不足による冷却水の低温沸騰を防止でき、これによりラジエータ4の冷 却効率を高く維持でき、エンジンのオーバーヒートを防止できる。
【0012】 図2に示すサーモスタット弁17のエア抜き孔に異物が詰まることがないの で、冷却水交換時にラジエータ4の注水口18から注水を行っても、ウォータジ ャケット2上部のエアはエア抜き孔から抜け、ウォータージャケット2内に冷却 水を充満させることができる。
【0013】
【考案の効果】
ラジエータキャップの加圧弁に異物が噛み込むことがないので、加圧不足に よる冷却水の低温沸騰を防止でき、これによりラジエータの冷却効率を高く維持 でき、エンジンのオーバーヒートを防止できる。
【0014】 サーモスタット弁のエア抜き孔に異物が詰まることがないので、冷却水交換 時にラジエータの注水口から注水を行っても、ウォータジャケット上部のエアは エア抜き孔から抜け、ウォータージャケット内に冷却水を充満させることができ る。
【0015】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の第1実施例に係る 異物除去装置を説明する図で、図1(A)は下部タンクを透視した斜視図、図1 (B)は一部切欠側面図である。図2は図1の異物除去装置を備えた水冷エンジ ンの模式図である。
【0016】 図2に示す水冷エンジンの水冷装置の構成は次の通りである。エンジン本体1 にウォータージャケット2とウォーターポンプ9とを設けてある。エンジン本体 1の前方にはラジエータ4を配置してある。ウォータージャケット2の冷却水出 口3はラジエータ4の上部タンク5に連通させてある。ラジエータ4の下部タン ク6の冷却水戻し口7はウォータージャケット2の冷却水入口8に連通させてあ る。そして、冷却水をウォーターポンプ9のポンプ作動により、ウォータージャ ケット2とラジエータ4との相互間で循環させるように構成してある。
【0017】 ウォータージャケット2の冷却水出口3にはサーモスタット弁17を設けると ともに、パイパス通路19を分岐させてある。そして、冷却水温度が低いエンジ ン始動時は、サーモスタット弁17の閉弁作動により、冷却水がパイパス通路1 9を介してウォータージャケット2内を循環し、エンジンの暖機が促進されるよ うにしてある。また、冷却水温度がある程度上昇すると、サーモスタット弁18 の開弁作動により、冷却水がウォータージャケット2とラジエータ4との相互間 で循環し、エンジン本体1の冷却が行われるようにしてある。
【0018】 この水冷エンジンは、異物除去装置を備えており、その構成は次の通りである 。図1に示すように、ラジエータ4の下部タンク6を底絞り状に若干深く形成し 冷却水戻し口7よりも低位置で、ラジエータ4の下部タンク6内に異物案内板1 0を設けている。この異物案内板10は、下部タンク6の周壁14の後側から前 方に導出し、その先端部11に向けて下り傾斜させてある。異物案内板10の下 方には異物堆積室13を形成してある。異物案内板10の先端縁部11とこれに 対向する下部タンク6の前側の周壁14との間には異物落下口15を形成し、こ の異物落下口15を異物堆積室13にその上側から臨ませてある。下部タンク6 の底壁12には異物堆積室13と連通するドレーン口20をあけてある。
【0019】 この異物除去装置の機能は次の通りである。エンジン運転中、ラジエータ4の 下部タンク6内に流入した冷却水中の異物は、沈降して異物案内板10の上面に 乗り、冷却水の流れに押され、異物案内板10上面の案内でその先端部11側に 滑り、異物落下口15から落下し、異物堆積室13に堆積する。異物堆積室13 は、異物案内板10の遮蔽機能により冷却水の流れの影響を受けにくくなってい るため、ここに溜まった異物が冷却水流に巻き上げられて、冷却水に再度混入す ることはない。尚、異物堆積室13に堆積した異物は、冷却水交換時に、冷却水 とともにドレーン口20から流出させる。
【0020】 次に、本考案の第2実施例を説明する。図3は本考案の第2実施例に係る異物 除去装置を説明する図で、図3(A)は下部タンクを透視した斜視図、図3(B )は一部切欠正面図である。
【0021】 この第2実施例のものは、下部タンク6の下部のうち、冷却水戻し口7の下方 に位置する箇所に膨出部21を垂設し、膨出部21の内空間上部に異物案内板1 0を設けてある。この異物案内板10はその先端部11に向けて下り傾斜させて ある。また、異物案内板10の下方に異物堆積室13を形成し、異物案内板10 の先端縁部11と下部タンク6の横側の周壁14との間に異物落下口15を形成 し、この異物落下口15を異物堆積室13にその上側から臨ませてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る異物除去装置を説明
する図で、図1(A)は下部タンクを透視した斜視図、
図1(B)は一部切欠側面図である。
【図2】図1の異物除去装置を備えた水冷エンジンの模
式図である。
【図3】本考案の第2実施例に係る異物除去装置を説明
する図で、図3(A)は下部タンクを透視した斜視図、
図3(B)は一部切欠正面図である。
【図4】従来技術に係る水冷エンジンの模式図である。
【符号の説明】
1…エンジン本体、2…ウォータージャケット、3…2
の冷却水出口、4…ラジエータ、5…4の上部タンク、
6…4の下部タンク、7…6の冷却水戻し口、8…2の
冷却水入口、9…ウォーターポンプ、10…異物案内
板、11…10の先端部、13…異物堆積室、14…6
の周壁、15…異物落下口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体(1)に設けたウォータージ
    ャケット(2)の冷却水出口(3)をラジエータ(4)の上部
    タンク(5)に連通させ、ラジエータ(4)の下部タンク
    (6)の冷却水戻し口(7)をウォータージャケット(2)の
    冷却水入口(8)に連通させ、冷却水をウォーターポンプ
    (9)のポンプ作動により、ウォータージャケット(2)と
    ラジエータ(4)との相互間で循環させるように構成した
    水冷エンジンにおいて、 冷却水戻し口(7)よりも低位置で、ラジエータ(4)の下
    部タンク(6)内に異物案内板(10)を設け、この異物案
    内板(10)をその先端部(11)に向けて下り傾斜させる
    とともに、この異物案内板(10)の下方に異物堆積室
    (13)を形成し、異物案内板(10)の先端部(11)とこ
    れに対向する下部タンク(6)の周壁(14)との間に異物
    落下口(15)を形成し、この異物落下口(15)を異物堆
    積室(13)にその上側から臨ませたことを特徴とする、
    水冷エンジンにおける冷却水の異物除去装置。
JP8627592U 1992-11-20 1992-11-20 水冷エンジンにおける冷却水の異物除去装置 Pending JPH0643222U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016170809A1 (ja) * 2015-04-20 2016-10-27 三菱電機株式会社 異物除去装置、循環システム及び車両用冷却システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016170809A1 (ja) * 2015-04-20 2016-10-27 三菱電機株式会社 異物除去装置、循環システム及び車両用冷却システム
JPWO2016170809A1 (ja) * 2015-04-20 2017-06-01 三菱電機株式会社 異物除去装置、循環システム及び車両用冷却システム
US10369497B2 (en) 2015-04-20 2019-08-06 Mitsubishi Electric Corporation Foreign substance removal apparatus, circulation system and vehicle cooling system

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