JPH064327U - 汎用ガソリンエンジンの空冷装置 - Google Patents
汎用ガソリンエンジンの空冷装置Info
- Publication number
- JPH064327U JPH064327U JP4920192U JP4920192U JPH064327U JP H064327 U JPH064327 U JP H064327U JP 4920192 U JP4920192 U JP 4920192U JP 4920192 U JP4920192 U JP 4920192U JP H064327 U JPH064327 U JP H064327U
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】エンジン本体1を冷却ファン2で冷却する汎用
ガソリンエンジンの空冷装置において、次のようにし
た。冷却ファン2のファンカバー3に後向きの分風開口
部4を設け、この分風開口部4の後方に気化器5を配置
した。そして、気化器5を連動する電子ガバナ6のアク
チュエータ7を気化器5の後方で、取付台8を介してエ
ンジン本体1に付設し、取付台8の取付座面9とエンジ
ン本体1との間に、気化器5からの冷却排風10を通過
させる通風路11をあけ、取付座面9から通風路11に
放熱フィン12を突設した。 【効果】低い温度に押さえられた、気化器5からの冷却
排風10が、通風路11を通過し、取付座面9と放熱フ
ィン12とから比較的高温のアクチュエータ7の熱を吸
熱するので、アクチュエータ7が気化器5とともに効率
よく冷却され、気化器5内でのパーコレーションやアク
チュエータ7の誤作動が抑制され、エンジンの回転が安
定する。
ガソリンエンジンの空冷装置において、次のようにし
た。冷却ファン2のファンカバー3に後向きの分風開口
部4を設け、この分風開口部4の後方に気化器5を配置
した。そして、気化器5を連動する電子ガバナ6のアク
チュエータ7を気化器5の後方で、取付台8を介してエ
ンジン本体1に付設し、取付台8の取付座面9とエンジ
ン本体1との間に、気化器5からの冷却排風10を通過
させる通風路11をあけ、取付座面9から通風路11に
放熱フィン12を突設した。 【効果】低い温度に押さえられた、気化器5からの冷却
排風10が、通風路11を通過し、取付座面9と放熱フ
ィン12とから比較的高温のアクチュエータ7の熱を吸
熱するので、アクチュエータ7が気化器5とともに効率
よく冷却され、気化器5内でのパーコレーションやアク
チュエータ7の誤作動が抑制され、エンジンの回転が安
定する。
Description
【0001】
本考案は、汎用ガソリンエンジンの空冷装置に関し、詳しくは、ガバナ装置に 電子ガバナを用いた場合に、そのアクチュエータを気化器とともに効率よく冷却 できるものに関する。
【0002】
汎用ガソリンエンジンの空冷装置の従来技術として、図3に示すものがある。 これは、エンジン本体101の前側に設けた冷却ファン102をファンカバー1 03で覆い、上記冷却ファン102で起こした冷却風を上記エンジン本体101 に送風するように構成したものである。
【0003】 ところで、汎用ガソリンエンジンは、農業機械や建設機械等に搭載して用いら れているが、このような用途では、高負荷で運転されることが多いうえ、エンジ ンがボンネット内に収容されるため、エンジンの周囲温度が高くなる。このため 、エンジン本体101に付設した気化器104が過熱しやすい。しかし、この従 来技術では、気化器104を冷却する手段を備えていない。
【0004】
上記従来技術では、気化器104が過熱しやすいにも拘わらずこれを冷却する 手段を備えていないので、気化器104内でパーコレーションが発生し、エンジ ンの回転が不安定になることがある。
【0005】 ところで、汎用ガソリンエンジンでは、気化器104の調量は、例外なく安価 なメカニカルガバナ105を介して行われているが、これにも次の問題がある。 メカニカルガバナ105は、ガハナウェイト106から出力されたガバナ力の微 小な変動を増幅して気化器104に伝達するため、ガバナレバー107の寸法が 長いうえ、各構成部品を機械的連結によって連結しなければならないため、各構 成部品の配置の自由度が低い。このため、メカニカルガバナ105の存在により 、排気マフラ等の周辺部品の配置が大きく制約され、エンジンのコンパクト化が 困難であった。
【0006】 そこで、本考案者は、エンジンのコンパクト化を図るため、メカニカルガバナ に代えて、各構成部品の配置の自由度が高い電子ガバナを用いることにした。し かし、エンジンの周囲温度が高くなる汎用ガソリンエンジンに電子ガバナを用い た場合には、気化器を連動するアクチュエータが過熱により誤作動し、エンジン の回転が更に不安定になるおそれがある。
【0007】 本考案では、ガバナ装置に電子ガバナを用いた場合に、そのアクチュエータを 気化器とともに効率よく冷却できる、汎用ガソリンエンジンの空冷装置を提供す ることをその課題とする。
【0008】
本考案では、図1(A)に例示するように、エンジン本体1の前側に設けた冷 却ファン2をファンカバー3で覆い、上記冷却ファン2で起こした冷却風を上記 エンジン本体1に送風するように構成した、汎用ガソリンエンジンの空冷装置に おいて、次のようにしたことを特徴とする。
【0009】 上記ファンカバー3に後向きの分風開口部4を設け、この分風開口部4の後方 に気化器5を配置し、この気化器5を連動する電子ガバナ6のアクチュエータ7 を上記気化器5の後方で、取付台8を介して上記エンジン本体1に付設し、この 取付台8の取付座面9と上記エンジン本体1との間に、上記気化器5からの冷却 排風10を通過させる通風路11をあけ、上記取付座面9から上記通風路11に 放熱フィン12を突設した。
【0010】
図1(A)に示すように、ファンカバー3内の冷却風の一部13が、分風開口 部4から後方に吹き出し、気化器5の熱を吸熱するが、内部で燃料の気化が起こ っている気化器5の表面温度はアクチュエータ7に比べてかなり低くため、その 冷却排風10の温度を低く押さえることができる。そして、低い温度に押さえら れた、気化器5からの冷却排風10が、通風路11を通過し、取付座面9と放熱 フィン12とから比較的高温のアクチュエータ7の熱を吸熱する。
【0011】
本考案では、低い温度に押さえられた、気化器からの冷却排風が、通風路を通 過し、取付座面と放熱フィンとから比較的高温のアクチュエータの熱を吸熱する ので、アクチュエータが気化器とともに効率よく冷却される。このため、気化器 内でのパーコレーションが抑制されるうえ、気化器を連動するアクチュエータの 誤作動が抑制され、エンジンの回転が安定する。
【0012】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の実施例に係る汎用 ガソリンエンジンの空冷装置を説明する図で、図1(A)はエンジンの一部切欠 平面図、図1(B)は図1(A)のエンジンで用いるアクチュエータの取付台の 斜視図である。また、図2は図1(A)のエンジンの側面図である。
【0013】 図2に示すように、汎用ガソリンエンジンの構成は次の通りである。クランク ケース14の上側にシリンダ15を一体に形成し、その上側にシリンダヘッド1 6を組み付けて、エンジン本体1を構成してある。クランクケース14の前側に はフライホイルを兼用した冷却ファン2をクランク軸(図外)に連結して設け、 これをファンカバー3で覆い、冷却ファン2で起こした冷却風をエンジン本体1 にその前側から吹き付けるようにしてある。
【0014】 また、シリンダ15の横側には気化器5を付設してある。この気化器5の上側 にはスロットルバルブ17に連結した連動レバー18を付設し、この連動レバー 18を介してスロットルバルブ17の開度を調節し、混合気の濃度を調節するよ うになっている。そして、この気化器5は電子ガバナ6を介して調速レバー19 に連動連結してある。
【0015】 電子ガバナ6は、設定回転数検出センサ20とコントローラ21とアクチュエ ータ7とを備えている。設定回転数検出センサ20はクランクケース14の横側 に固定し、コントローラ21とアクチュエータ7とはシリンダ15の横側に設け た遮熱板22に固定してある。設定回転数検出センサ20にはポテンショメータ を用い、その入力回転軸23に調速レバー19を固定してある。アクチュエータ 7にはロータリソレノイドを用い、その出力回転軸24に出力レバー25を固定 し、この出力レバー25に連動ロッド26を介して気化器5の連動レバー18を 連動連結してある。尚、エンジンの実回転数は、冷却ファン2の内側に設けたマ グネト(図外)内に組み込んだ検出コイルで検出するようにしてある。
【0016】 この電子ガバナ6では、設定回転数と実回転数をコントローラ21で比較演算 し、アクチュエータ7を作動させて燃料調量を行い、エンジンにかかる負荷の変 動に拘わらず、エンジンの回転数を調速レバー19で設定した設定回転数に維持 する。
【0017】 ところで、この実施例では、アクチュエータ7を気化器5とともに効率よく冷 却するため、次のような構成を採用した。ファンカバー3の上部の横側を外向き に膨出させ、図1(A)に示すように、その内部に後向きの分風開口部4を設け てある。そして、分風開口部4の後方に気化器5を配置し、ファンカバー3内の 冷却風の一部13が、分風開口部4から気化器5の表面に沿いながら、エンジン 本体1と気化器5のフロート室27の間を抜けて行くようにしてある。また、ア クチュエータ7を気化器5の後方で、取付台8を介してエンジン本体1に付設し てある。図1(B)に示すように、取付台8は取付座面9の裏側に取付脚28と スペーサ脚29とを突設し、取付座面9の裏側に通風路11が形成されるように してある。そして、取付座面9から通風路11に複数の放熱フィン12を突設し てある。尚、取付台8の素材にはアルミ合金を用いている。
【0018】 このような構成によれば、図1(A)に示すように、ファンカバー3内の冷却 風の一部13が、分風開口部4から後方に吹き出し、気化器5の熱を吸熱するが 、内部で燃料の気化が起こっている気化器5の表面温度はアクチュエータ7に比 べてかなり低いため、その冷却排風10の温度を低く押さえることができる。そ して、低い温度に押さえられた、気化器5からの冷却排風10が、通風路11を 通過し、取付座面9と放熱フィン12とから比較的高温のアクチュエータ7の熱 を吸熱する。
【図1】本考案の実施例に係る汎用ガソリンエンジンの
空冷装置を説明する図で、図1(A)はエンジンの一部
切欠平面図、図1(B)は図1(A)のエンジンで用い
るアクチュエータの取付台の斜視図である。
空冷装置を説明する図で、図1(A)はエンジンの一部
切欠平面図、図1(B)は図1(A)のエンジンで用い
るアクチュエータの取付台の斜視図である。
【図2】図1(A)のエンジンの側面図である。
【図3】従来技術の図2相当図である。
1…エンジン本体、2…冷却ファン、3…ファンカバ
ー、4…分風開口部、5…気化器、6…電子ガバナ、7
…アクチュエータ、8…取付台、9…8の取付座面、1
0…5からの冷却排風、11…通風路、12…放熱フィ
ン。
ー、4…分風開口部、5…気化器、6…電子ガバナ、7
…アクチュエータ、8…取付台、9…8の取付座面、1
0…5からの冷却排風、11…通風路、12…放熱フィ
ン。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン本体(1)の前側に設けた冷却フ
ァン(2)をファンカバー(3)で覆い、上記冷却ファン
(2)で起こした冷却風を上記エンジン本体(1)に送風す
るように構成した、汎用ガソリンエンジンの空冷装置に
おいて、 上記ファンカバー(3)に後向きの分風開口部(4)を設
け、この分風開口部(4)の後方に気化器(5)を配置し、
この気化器(5)を連動する電子ガバナ(6)のアクチュエ
ータ(7)を上記気化器(5)の後方で、取付台(8)を介し
て上記エンジン本体(1)に付設し、この取付台(8)の取
付座面(9)と上記エンジン本体(1)との間に、上記気化
器(5)からの冷却排風(10)を通過させる通風路(11)
をあけ、上記取付座面(9)から上記通風路(11)に放熱
フィン(12)を突設した、ことを特徴とする汎用ガソリ
ンエンジンの空冷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4920192U JP2556147Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 汎用ガソリンエンジンの空冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4920192U JP2556147Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 汎用ガソリンエンジンの空冷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064327U true JPH064327U (ja) | 1994-01-21 |
| JP2556147Y2 JP2556147Y2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=12824386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4920192U Expired - Lifetime JP2556147Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 汎用ガソリンエンジンの空冷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556147Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5841733B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2016-01-13 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の駆動モータユニットの冷却構造 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4920192U patent/JP2556147Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2556147Y2 (ja) | 1997-12-03 |
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