JPH0643283Y2 - 建築用パネル材 - Google Patents
建築用パネル材Info
- Publication number
- JPH0643283Y2 JPH0643283Y2 JP4349890U JP4349890U JPH0643283Y2 JP H0643283 Y2 JPH0643283 Y2 JP H0643283Y2 JP 4349890 U JP4349890 U JP 4349890U JP 4349890 U JP4349890 U JP 4349890U JP H0643283 Y2 JPH0643283 Y2 JP H0643283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- plate
- moisture
- insulating plate
- frame body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建物の外壁や床材等として用いられる建築用
のパネル材に関し、特に天然に産する珪藻土を利用した
断熱板により結露の防止を図った建築用パネル材の改良
に係るものである。
のパネル材に関し、特に天然に産する珪藻土を利用した
断熱板により結露の防止を図った建築用パネル材の改良
に係るものである。
(従来の技術) 従来、建築用パネル材としては、矩形の枠体の外側面に
板材を張り、この板材の内側に合成樹脂の発泡板材やグ
ラスウール等の断熱材を重ねて取付けたものが知られて
いる。
板材を張り、この板材の内側に合成樹脂の発泡板材やグ
ラスウール等の断熱材を重ねて取付けたものが知られて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のいずれの形式の建築用パネル材の場合にも、
内外の温度差に基づくパネル材の内外への結露の発生を
効果的に防止することができなかった。
内外の温度差に基づくパネル材の内外への結露の発生を
効果的に防止することができなかった。
従って、本考案は、従来の建築用パネル材における上記
のような問題点を解決しようとするもので、パネル材の
内外への結露の発生を効果的に防止し、その耐久性を向
上させると共に、快適な住環境を創出することができる
建築用パネル材を提供することを課題としている。
のような問題点を解決しようとするもので、パネル材の
内外への結露の発生を効果的に防止し、その耐久性を向
上させると共に、快適な住環境を創出することができる
建築用パネル材を提供することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本考案においては、上記課題を解決するため、矩形の枠
体2,22の外側面に板材3,4,23を張って成る建築用パネル
材1,21において、枠体2,22には、板材3,4,23と平行に断
熱板7,27を取付け、この断熱板7,27は、発泡合成樹脂製
の心材7aの両側面に吸湿材7bを吹き付け塗布して構成
し、さらに、この吸湿材7bは、珪藻土の焼成粉末と、セ
ルロイドファイバーと、バインダーとを混練したものか
ら構成した。
体2,22の外側面に板材3,4,23を張って成る建築用パネル
材1,21において、枠体2,22には、板材3,4,23と平行に断
熱板7,27を取付け、この断熱板7,27は、発泡合成樹脂製
の心材7aの両側面に吸湿材7bを吹き付け塗布して構成
し、さらに、この吸湿材7bは、珪藻土の焼成粉末と、セ
ルロイドファイバーと、バインダーとを混練したものか
ら構成した。
(作用) 本考案のパネル材は、例えば建物の外壁材1や床材21と
して使用する。このパネル材における断熱板7,27は、通
常の断熱作用のほか、結露防止作用を行なう。即ち、断
熱板7,27の表面の吸湿材7bを構成する珪藻土の焼成粉末
の各粒子が多孔質のものであるために高い保水性を備え
ている。このため、吸湿材自体が水を良く吸収するか
ら、その含水率が100%に達するまでは結露を発生させ
ることがない。また、珪藻土の熱膨張率は極めて小さ
く、従って、温度変化に伴う膨張収縮によるクラックの
発生は極めて少ないし、耐火性も備えている。
して使用する。このパネル材における断熱板7,27は、通
常の断熱作用のほか、結露防止作用を行なう。即ち、断
熱板7,27の表面の吸湿材7bを構成する珪藻土の焼成粉末
の各粒子が多孔質のものであるために高い保水性を備え
ている。このため、吸湿材自体が水を良く吸収するか
ら、その含水率が100%に達するまでは結露を発生させ
ることがない。また、珪藻土の熱膨張率は極めて小さ
く、従って、温度変化に伴う膨張収縮によるクラックの
発生は極めて少ないし、耐火性も備えている。
(実施例) 本考案の一実施例を図について説明する。第1図は本考
案を適用した壁材の斜視図、第2図は壁材の一部の断面
図、第3図は本考案を適用した床材の斜視図である。
案を適用した壁材の斜視図、第2図は壁材の一部の断面
図、第3図は本考案を適用した床材の斜視図である。
第1図、第2図において、壁材1は細長の板材を箱状に
矩形に組んで構成された枠体2の両外側面にサイディン
グ3、石膏ボード4のような板材を張って成る。枠体1
には、縦桟5と横桟6が設けられると共に、石膏ボード
4よりも内側に位置してこれと平行に間隔をおいて断熱
板7が取付けられている。石膏ボード4の内側には、防
湿シート8が張られ、第1中空層9が形成され、またサ
イディング3と断熱板7との間には透湿シート10が張ら
れ、第2中空層11と通気層12が形成されている。中空層
9,11は密閉され、通気層11は枠体2の開口2bを介して外
気に通じている。2a,5aは枠体2及び縦桟5に設けられ
た受け溝であり、断熱板7を保持するためのものであ
る。
矩形に組んで構成された枠体2の両外側面にサイディン
グ3、石膏ボード4のような板材を張って成る。枠体1
には、縦桟5と横桟6が設けられると共に、石膏ボード
4よりも内側に位置してこれと平行に間隔をおいて断熱
板7が取付けられている。石膏ボード4の内側には、防
湿シート8が張られ、第1中空層9が形成され、またサ
イディング3と断熱板7との間には透湿シート10が張ら
れ、第2中空層11と通気層12が形成されている。中空層
9,11は密閉され、通気層11は枠体2の開口2bを介して外
気に通じている。2a,5aは枠体2及び縦桟5に設けられ
た受け溝であり、断熱板7を保持するためのものであ
る。
第2図に示すように、断熱板7は、ポリスチレンフォー
ム板等の発泡合成樹脂製の心材7aと、この心材7aの両側
面に吹き付け塗布された吸湿材7bとから成る。この吸湿
材7bは、珪藻土の焼成粉末と、セルロイドファイバー
と、バインダーとの混合物から成る。吸湿材7bの主材料
としての珪藻土は、石川県能登半島で無尽蔵に産出する
多孔質粉末状の土で、従来耐火レンガ材料等として用い
られているものである。
ム板等の発泡合成樹脂製の心材7aと、この心材7aの両側
面に吹き付け塗布された吸湿材7bとから成る。この吸湿
材7bは、珪藻土の焼成粉末と、セルロイドファイバー
と、バインダーとの混合物から成る。吸湿材7bの主材料
としての珪藻土は、石川県能登半島で無尽蔵に産出する
多孔質粉末状の土で、従来耐火レンガ材料等として用い
られているものである。
実験の結果、こうして形成された吸湿材7bの熱伝導率は
λ20℃=0.038Kcal/mh℃であり、多孔質の珪藻土粒子が
優れた吸水性を有することが確認された。
λ20℃=0.038Kcal/mh℃であり、多孔質の珪藻土粒子が
優れた吸水性を有することが確認された。
この壁材1は、通常石膏ボード4を家屋の内側に向けて
設置される。断熱板7の両側には第1及び第2の中空層
9,11が形成され断熱効果が高められる。断熱板7の外側
の第2中空層11内の湿気は透湿シート10を通して通気層
12に出て開口2bから外部に放出される。屋内からの湿気
は、防水シート8に遮断されるので壁内への進入を妨げ
られる。防水シート8に穴があったり、その施工が不完
全である場合等に、中空層9内へ一部湿気が進入しても
断熱板7に吸収されるから結露が生じることはない。こ
のように、断熱板7は、通常の断熱作用のほか、結露防
止作用を行なう。即ち、断熱板7の表面の吸湿材7bを構
成する珪藻土の焼成粉末の各粒子が多孔質のものである
ために高い保水性を備えている。このため、吸湿材7b自
体が水を良く吸収するから、その含水率が100%に達す
るまでは結露を発生させることがない。従って、通常の
住宅環境下においては壁材1の内部に結露が生じること
はない。なお、断熱板7に吸収された水分は、透湿シー
ト10を透過して通気層12、開口2bを経て外部へ逃げるの
で、断熱板7の乾燥状態はほぼ一定に保たれる。また、
珪藻土の熱膨張率は極めて小さく、従って、温度変化に
伴う膨張収縮によるクラックの発生は極めて少ないし、
耐火性も備えている。
設置される。断熱板7の両側には第1及び第2の中空層
9,11が形成され断熱効果が高められる。断熱板7の外側
の第2中空層11内の湿気は透湿シート10を通して通気層
12に出て開口2bから外部に放出される。屋内からの湿気
は、防水シート8に遮断されるので壁内への進入を妨げ
られる。防水シート8に穴があったり、その施工が不完
全である場合等に、中空層9内へ一部湿気が進入しても
断熱板7に吸収されるから結露が生じることはない。こ
のように、断熱板7は、通常の断熱作用のほか、結露防
止作用を行なう。即ち、断熱板7の表面の吸湿材7bを構
成する珪藻土の焼成粉末の各粒子が多孔質のものである
ために高い保水性を備えている。このため、吸湿材7b自
体が水を良く吸収するから、その含水率が100%に達す
るまでは結露を発生させることがない。従って、通常の
住宅環境下においては壁材1の内部に結露が生じること
はない。なお、断熱板7に吸収された水分は、透湿シー
ト10を透過して通気層12、開口2bを経て外部へ逃げるの
で、断熱板7の乾燥状態はほぼ一定に保たれる。また、
珪藻土の熱膨張率は極めて小さく、従って、温度変化に
伴う膨張収縮によるクラックの発生は極めて少ないし、
耐火性も備えている。
第3図には本考案を適用した床材21を示した。床材21は
細長の板材を箱状に矩形に組んで構成された枠体22の外
側面に床板材23を張って成る。枠体22には、縦桟25が設
けられると共に、床板材23と平行に断熱板27が取付けら
れている。断熱板27は、先に説明した壁材1における断
熱板7と同一構造のもので、ポリスチレンフォーム板等
の発泡合成樹脂製の心材7aと、この心材7aの両側面に吹
き付け塗布された吸湿材7bとから成る。22a,25aは枠体2
2及び縦桟25に設けられた受け溝であり、断熱板27を保
持するためのものである。この床材21は、先に説明した
壁材1とほぼ同様に、断熱板27により良好な断熱作用を
行なうと共に、断熱板27の表面の吸湿材7bの高い保水性
により優れた結露防止作用を行なう。
細長の板材を箱状に矩形に組んで構成された枠体22の外
側面に床板材23を張って成る。枠体22には、縦桟25が設
けられると共に、床板材23と平行に断熱板27が取付けら
れている。断熱板27は、先に説明した壁材1における断
熱板7と同一構造のもので、ポリスチレンフォーム板等
の発泡合成樹脂製の心材7aと、この心材7aの両側面に吹
き付け塗布された吸湿材7bとから成る。22a,25aは枠体2
2及び縦桟25に設けられた受け溝であり、断熱板27を保
持するためのものである。この床材21は、先に説明した
壁材1とほぼ同様に、断熱板27により良好な断熱作用を
行なうと共に、断熱板27の表面の吸湿材7bの高い保水性
により優れた結露防止作用を行なう。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、矩形の枠体2,22の外
側面に板材3,4,23を張って成る建築用パネル材1,21にお
いて、枠体2,22には、板材3,4,23と平行に断熱板7,27を
取付け、この断熱板7,27は、発泡合成樹脂製の心材7aの
両側面に吸湿材7bを吹き付け塗布して構成し、さらに、
この吸湿材7bは、珪藻土の焼成粉末と、セルロイドファ
イバーと、バインダーとを混練したものから構成したた
め、パネル材1,21の内外への結露の発生を効果的に防止
し、その耐久性を向上させると共に、優れた断熱効果を
有し、快適な住環境を創出する建築用パネル材を提供す
ることができる。
側面に板材3,4,23を張って成る建築用パネル材1,21にお
いて、枠体2,22には、板材3,4,23と平行に断熱板7,27を
取付け、この断熱板7,27は、発泡合成樹脂製の心材7aの
両側面に吸湿材7bを吹き付け塗布して構成し、さらに、
この吸湿材7bは、珪藻土の焼成粉末と、セルロイドファ
イバーと、バインダーとを混練したものから構成したた
め、パネル材1,21の内外への結露の発生を効果的に防止
し、その耐久性を向上させると共に、優れた断熱効果を
有し、快適な住環境を創出する建築用パネル材を提供す
ることができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
を適用した壁材の斜視図、第2図は壁材の一部の断面
図、第3図は本考案を適用した床材の斜視図である。 1……壁材 2……枠体 3……サイディング(板材) 4……石膏ボード(板材) 7……断熱板 7a……心材 7b……吸湿材 21……床材 22……枠体 23……床板材(板材) 27……断熱板
を適用した壁材の斜視図、第2図は壁材の一部の断面
図、第3図は本考案を適用した床材の斜視図である。 1……壁材 2……枠体 3……サイディング(板材) 4……石膏ボード(板材) 7……断熱板 7a……心材 7b……吸湿材 21……床材 22……枠体 23……床板材(板材) 27……断熱板
Claims (1)
- 【請求項1】矩形の枠体の外側面に板材を張って成る建
築用パネル材において、 前記枠体には、前記板材と平行に断熱板が取付けられ、 この断熱板は、発泡合成樹脂製の心材と、この心材の両
側面に吹き付け塗布された吸湿材とから成り、 この吸湿材は、珪藻土の焼成粉末と、セルロイドファイ
バーと、バインダーの混合物から成ることを特徴とする
建築用パネル材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4349890U JPH0643283Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 建築用パネル材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4349890U JPH0643283Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 建築用パネル材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH042806U JPH042806U (ja) | 1992-01-10 |
| JPH0643283Y2 true JPH0643283Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31555957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4349890U Expired - Lifetime JPH0643283Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 建築用パネル材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643283Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP4349890U patent/JPH0643283Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH042806U (ja) | 1992-01-10 |
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