JPH0643506Y2 - 多連式往復動ポンプのフレーム構造 - Google Patents

多連式往復動ポンプのフレーム構造

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JPH0643506Y2
JPH0643506Y2 JP15892988U JP15892988U JPH0643506Y2 JP H0643506 Y2 JPH0643506 Y2 JP H0643506Y2 JP 15892988 U JP15892988 U JP 15892988U JP 15892988 U JP15892988 U JP 15892988U JP H0643506 Y2 JPH0643506 Y2 JP H0643506Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は多連式往復動ポンプのフレーム構造に係り、
特に、往復動ポンプを取付けるポンプフレームをポンプ
毎にユニット単位で構成し、これを必要に応じてモータ
ベース側から順次増設または削減可能にそれぞれを係合
接続するよう構成した多連式往復動ポンプのフレーム構
造に関するものである。
[従来の技術およびその問題] 一般に、従来の多連式往復動ポンプは、第4図乃至第5
図に示すように構成される。
すなわち、第4図は単一の往復動ポンプを示し、また第
5図は3連の往復動ポンプを示す。
第4図において、10はモータ、12は出力軸、14は出力軸
12に接続された駆動軸、16は駆動軸の一端を支持する軸
受、18は一体的に組立られたポンプフレームを示す。
この場合、ポンプフレーム18はベース20と、このベース
20の両端部に立設する2つの平行な側板22、24と、この
側板の上部にベース20と平行に取付けられたポンプ取付
プレート26とからなる鋼板で構成される。そして、前記
側板の一方22にはモータ10が取付けられると共に他方の
側板24には駆動軸14の一端を支持する軸受16が取付けら
れる。
さらに、前記ポンプ取付プレート26には往復動ポンプ28
が取付けられ、この往復動ポンプ28はモータ10により回
転駆動する駆動軸14に取付けられた偏心カム30による往
復運動でポンプ作用を行う。
また、第5図に示す3連の往復動ポンプにおいて、ポン
プフレーム32は、単一の往復動ポンプと同形状の側板2
2、24が専用のベース34の両側縁に立設し、その側板2
2、24の上部には3連ポンプ専用のポンプ取付プレート3
6が前記ベース34と平行に取付けられる。さらに、この
ポンプ取付プレート36は中間に前記ベース34との間に設
けられた2つのリブ38、40で支持される。
このように構成された3連式往復動ポンプ専用のポンプ
フレーム32には、そのポンプ取付プレート36上にそれぞ
れ3つの往復動ポンプ28が連ねて取付けられる。そし
て、これらの往復動ポンプ28は共通の駆動軸44に取付け
られた偏心カム30の作用で往復ポンプ動作を行う。
しかるに、前述したようにポンプフレームは取付けられ
るポンプの数によりそれぞれ専用的に鋼板で一体的に組
立て構成される。
さらに、最近では、これらポンプフレームはコスト低減
のため強化樹脂等で一体成形されている。
[考案が解決しようとする問題点] この場合、多連往復動ポンプはその使用目的によりポン
プの数は予め決定され、これにより、必要な数の多連式
往復動ポンプが選択される。しかしながら、従来の多連
式往復動ポンプは、ポンプの数に応じてそれぞれ専用的
なポンプフレームに一体的に組込まれて連数毎にユニッ
ト化されたものとして製作されており、特に最近におい
て、多連式往復動ポンプの使用範囲が多様化しポンプの
容量アップが要求されつつあるが、このような多連式往
復動ポンプはポンプフレームの構造から強度的に3連程
度の製作が限界とされており、低圧用ポンプとしての領
域でしか使用することができず、多連式往復動ポンプと
しては使用範囲が狭くなる難点を有し、また、ポンプフ
レームが連数毎に専用フレームとなるため、連数毎の需
要予測が困難で製品在庫が増大し、結果的に製造原価が
高価となる難点を有していた。
従って、本考案の目的は、ポンプフレームをモータベー
ス側から出力軸軸線方向に順次係合連続可能な箱形に構
成することにより、所望に応じてポンプの増減が容易と
なり、またポンプフレームを箱形に一体成形することに
より剛性が高くなるため、高圧ポンプとしての使用も可
能となり使用範囲を拡張することのできる多連式往復動
ポンプのフレーム構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため、本考案においては、モータ
の出力軸に接続された回転駆動軸にそれぞれ設けられた
偏心カムの作用で往復運動を行う多連式往復動ポンプの
フレーム構造において、 モータの出力軸軸線と直交する接合面に係合部を設けた
モータベースと、このモータベース側から前記出力軸軸
線方向に順次係合接続可能な箱形のポンプフレームとか
らなり、このポンプフレームは、底面を形成するベース
部分と、このベース部分上の出力軸軸線方向の両端部分
より立設する2つの平行な側壁と、この側壁上部に前記
ベース部分と平行に設けられたポンプ取付部とで構成さ
れ、前記2つの平行な側壁はそれぞれ相手側と順次係合
接続すべく相手側との位置決め可能な係合部を設け、前
記側壁には前記駆動軸を貫通する穴部を設け一方の穴部
に軸受け取付部を設けることを特徴とする。
この場合、前記ポンプフレームは、前記側壁の一方の接
合面に相手側と位置決め係合可能な係合部を設けると共
にモータ取付部を構成し、さらに前記接合面にモータ出
力軸または駆動軸を挿通する穴部を設けるよう構成すれ
ば好適である。
また、前記ポンプフレームは、強化樹脂で一体成形さ
れ、対向する係合部をそれぞれ位置決め係合可能な凹部
および凸部で形成すると共に対向する相手側の接合面間
を結合するよう構成してもよい。
さらに、前記モータベースは、強化樹脂で一体成形さ
れ、その係合部は前記ポンプフレームの係合部と位置決
め係合可能な凹部または凸部で形成すると共に対向する
相手側の接合面とを結合するよう構成することもでき
る。
[作用] 本考案に係る多連式往復動ポンプのフレーム構造によれ
ば、ポンプフレームをポンプ毎に箱形に一体成形し、こ
のポンプフレームの回転駆動軸軸線と直交する2つの平
行な側壁に相手側と位置決め可能な係合部を設けて構成
することにより、モータベース側から順に所定数のポン
プフレームを係合部を介して位置決めし、これを接合す
ることにより、容易に要求に応じたポンプ数の多連式往
復動ポンプを製作することができ、またポンプの増加、
削減の組換えを容易に達成することができる。
[実施例] 次に、本考案に係る多連式往復動ポンプのフレーム構造
の一実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
なお、説明の便宜上従来例を示す第4図乃至第5図と同
一部分については同一参照符号を付しその説明を省略す
る。
第1図は本考案のポンプフレームの連続的な係合接続に
より多連(3連)式往復動ポンプを組み立て構成した全
体斜視図を示し、第2図はポンプフレーム単体を裏から
見た斜視図を示し、第3図はポンプフレームおよびモー
タベースの分解組立図を示す。
第2図において、46は強化樹脂(例えばガラス繊維入り
ポリプロピレン)で箱形に一体成形されたポンプフレー
ムを示し、このポンプフレームは、ベース部分48と、こ
のベース部分48の出力軸軸線方向の両端部分より立設
し、それぞれの外側面に接合面を構成する2つの平行な
側壁50、52と、この側壁上部に前記ベース部分48と平行
に設けられたポンプ取付部54とで基本的に構成される。
さらに、一方の側壁50には上下に位置決めを兼ねた一対
の係合部である突起56、58が設けられ、さらに側壁下方
には駆動軸44を挿通する貫通穴60が穿設されている。ま
た、側壁50の四隅には貫通穴82、84、86、88がそれぞれ
穿設される。
さらに、他方の側壁52には前記突起56、58の軸線59、61
と同一軸線上にそれぞれ一対の係合穴66、68が穿設さ
れ、これと相手側の突起56、58とが係合により互いに位
置決めされる。また、側壁52の四隅には相手側の貫通穴
82、84、86、88と対応する貫通ネジ穴72、74、76、78が
設けられる。
また、前記駆動軸の貫通穴60と同一軸線62上には駆動軸
44を挿通支持する軸受16取付用の貫通穴64が穿設される
と共に、その貫通穴64の上下には軸受16を取付けるネジ
穴63、65が設けられている。
また、ポンプ取付部54には正面側から挿入可能な切欠部
55が形成され、この切欠部55を挟んで両側にポンプを固
定するための一対の貫通穴90、92が穿設される。
このように構成された箱形のポンプフレーム46は第3図
に示すようにモータベース42側から順次係合接続され
る。すなわち、L字形のモータベース42の接合面にはポ
ンプフレーム46の接合面と同様、ポンプフレーム46側の
突起56、58と同一軸線59、61上に位置決め可能な一対の
係合穴66、68が穿設され、さらにその四隅にはポンプフ
レーム46の接合面と同位置にネジ穴72、74、76、78が設
けられる。
なお、これらのネジ穴はモータベース成形時に樹脂と共
に内部にネジを螺設した非鉄金属の円筒ブッシュを埋込
めば好適である。
また、モータベース42には貫通穴80が穿設され、この貫
通穴80にはモータの出力軸12が挿通される。このように
して、前記モータベース42の接合面にポンプフレーム46
側壁の接合面が係合部を介して位置決めされ、続いてこ
のモータベース42に係合されたポンプフレーム46に順次
ポンプフレーム46が所望の数に応じて接合される。
さらに、前記モータベース42側から順に係合された各ポ
ンプフレーム46、46…は接合面四隅の貫通穴82、84、8
6、88を挿通したネジをこれと対応するネジ穴72、74、7
6、78にそれぞれ螺着して接合固定される。
このようにして、多連式往復動ポンプのポンプフレーム
が容易に位置決め接合され、これに順次往復動ポンプ28
およびこれを駆動する関連部品が組立られ第1図に示す
3連式往復動ポンプが完成する。
なお、前記ポンプフレームの側壁50接合面に直接モータ
10が取付けられるモータ取付部を構成すればモータベー
ス42を省略することができ、ポンプフレームの機能が一
層向上する。
さらに、ポンプフレームをポンプ毎に回転駆動軸をそれ
ぞれ切離してこれらをカップリングで接続可能な箱型ユ
ニットとして構成すれば、独立した1つのポンプユニッ
トとして使用することもでき、さらに要求に応じて適宜
ポンプの増減組換えが容易に達成できる。
また、接合面における突起56、58と係合穴66、68との関
係は、例えばキーとキー溝の組合わせでも良い。
[考案の効果] 前述した実施例から明らかなように、本考案の多連式往
復動ポンプのフレーム構造によれば、ポンプフレームを
ポンプ毎に箱形に一体成形し、このポンプフレームのベ
ース部分上の出力軸軸線方向の両端部分より立設する2
つの平行な側壁に相手側と位置決め可能な係合部を設け
ると共に、この側壁上部に前記ベース部分と平行にポン
プ取付部を設けて構成することにより、ポンプフレーム
が規格化されて量産化が可能となり製造原価が低廉とな
る利点を有する。また、要求に応じてポンプ数の増減組
換えが容易にでき、ユーザーの希望により必要な多連式
往復動ポンプを短期間で提供することができる。さら
に、ポンプフレームが箱形に構成されるため、ポンプフ
レーム単体の剛性が増加し、高圧ポンプとしての使用が
可能となり、多連式往復動ポンプの使用範囲が拡大する
効果を奏する。
以上、本考案の好適な実施例について説明したが、本考
案のポンプは前述の実施例に限定されることなく、例え
ばポンプごとに回転駆動軸をそれぞれ切離してそれらを
カップリングにより接続可能に構成すれば独立した1つ
のポンプユニットとしても使用することができ、また、
これらポンプユニットを適宜組合わせることによりポン
プの増設、削減が容易でフレキシブルな変更が可能とな
り、本考案の精神を逸脱しない範囲内において種々の設
計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は多連式往復動ポンプの全体斜視図、第2図は本
考案の要部を示す多連式往復動ポンプのポンプフレーム
単体の斜視図、第3図は本考案の要部を示すポンプフレ
ームおよびモータベースの分解組立図、第4図は従来の
単一の多連式往復動ポンプの全体斜視図であり、第5図
は従来の多連式往復動ポンプの全体斜視図である。 10……モータ、12……出力軸 14,44……駆動軸、16……軸受 18,32,46……ポンプフレーム 20,34,……ベース、48……ベース部分 22,24……側板、50,52……側壁 26,36……ポンプ取付プレート 28……往復動ポンプ、30……偏心カム 38,40……リブ、42……モータベース 54……ポンプ取付部、55……切欠部 56,58……突起(係合部) 60,64,80……貫通穴、66、68……係合穴 63,65,72,74,76,78……ネジ穴 86,84,86,88,90,92……貫通穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの出力軸に接続された回転駆動軸に
    それぞれ設けられた偏心カムの作用で往復運動を行う多
    連式往復動ポンプのフレーム構造において、 モータの出力軸軸線と直交する接合面に係合部を設けた
    モータベースと、このモータベース側から前記出力軸軸
    線方向に順次係合接続可能な箱形のポンプフレームとか
    らなり、このポンプフレームは、底面を形成するベース
    部分と、このベース部分上の出力軸軸線方向の両端部分
    より立設する2つの平行な側壁と、この側壁上部に前記
    ベース部分と平行に設けられたポンプ取付部とで構成さ
    れ、前記2つの平行な側壁はそれぞれ相手側と順次係合
    接続すべく相手側との位置決め可能な係合部を設け、前
    記側壁には前記駆動軸を挿通する穴部を設け一方の穴部
    に軸受け取付部を設けてなる多連式往復動ポンプのフレ
    ーム構造。
  2. 【請求項2】前記ポンプフレームは、前記側壁の一方の
    接合面に相手側と位置決め係合可能な係合部を設けると
    共にモータ取付部を構成し、さらに前記接合面にモータ
    出力軸または駆動軸を挿通する穴部を設けてなる請求項
    1記載の多連式往復動ポンプのフレーム構造。
  3. 【請求項3】前記ポンプフレームは、強化樹脂で一体成
    形され、対向する係合部をそれぞれ位置決め係合可能な
    凹部および凸部で形成すると共に対向する相手側の接合
    面間を結合するよう構成する請求項1乃至請求項2記載
    の多連式往復動ポンプのフレーム構造。
  4. 【請求項4】前記モータベースは、強化樹脂で一体成形
    され、その係合部は前記ポンプフレームの係合部と位置
    決め係合可能な凹部または凸部で形成すると共に対向す
    る相手側の接合面とを結合するよう構成する請求項1記
    載の多連式往復動ポンプのフレーム構造。
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JP2019138202A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 Kyb株式会社 注入装置

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