JPH0643517B2 - 高速用大型空気入りタイヤ用ゴム組成物 - Google Patents
高速用大型空気入りタイヤ用ゴム組成物Info
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- JPH0643517B2 JPH0643517B2 JP60235296A JP23529685A JPH0643517B2 JP H0643517 B2 JPH0643517 B2 JP H0643517B2 JP 60235296 A JP60235296 A JP 60235296A JP 23529685 A JP23529685 A JP 23529685A JP H0643517 B2 JPH0643517 B2 JP H0643517B2
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- rubber
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- parts
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、改良されたポリブタンジエンゴムを用いるこ
とにより、耐摩耗性、耐カット性を損なうことなく転動
抵抗性と高速耐久性とを改善した高速用大型空気入りタ
イヤ用ゴム組成物に関する。
とにより、耐摩耗性、耐カット性を損なうことなく転動
抵抗性と高速耐久性とを改善した高速用大型空気入りタ
イヤ用ゴム組成物に関する。
従来、大型トラック・バス用タイヤは、耐摩耗性、耐カ
ットチッピング性が非常に強く要求され、乗用車用タイ
ヤの場合とは異なり、低燃費性は余り重要なタイヤ特性
ではなかった。即ち、転動抵抗性とスキッド特性は余り
重要な特性ではなかった。
ットチッピング性が非常に強く要求され、乗用車用タイ
ヤの場合とは異なり、低燃費性は余り重要なタイヤ特性
ではなかった。即ち、転動抵抗性とスキッド特性は余り
重要な特性ではなかった。
ところが、最近の道路舗装率の向上、高速道路の普及、
更にはガソリン価格の高騰、また、社会的な省エネルギ
ー指向とが相俟って、大型タイヤに於いても、乗用車タ
イヤの場合と同様に耐摩耗性、耐カットチッピング性以
外に、経済性の面から転動抵抗性が、安全性の面から耐
スキッド性と高速耐久性が非常に重要なタイヤ特性とな
ってきた。
更にはガソリン価格の高騰、また、社会的な省エネルギ
ー指向とが相俟って、大型タイヤに於いても、乗用車タ
イヤの場合と同様に耐摩耗性、耐カットチッピング性以
外に、経済性の面から転動抵抗性が、安全性の面から耐
スキッド性と高速耐久性が非常に重要なタイヤ特性とな
ってきた。
即ち、社会的要請として、大型タイヤに関しても、スキ
ッド特性の耐摩耗性を従来レベルに維持した上に、転動
抵抗性を低めたタイヤが要求されるに至った。一般に、
転動抵抗性を低めたタイヤが要求されるに至った。一般
に、転動抵抗性を下げるとウェットスキッド抵抗も低下
してしまい、この両特性は相反する特性で、二律背反の
関係にあった。ところで、高ビニルタイプの溶液重合ス
チレンン−ブタジエン共重合ゴム(以下、溶液重合SB
Rと略す)を使用すると、この二律背反の関係を破るこ
とが見い出され(米国特許第4,334,567号)、乗用車用
低燃費タイヤにはこの高ビニル溶液重合SBRの使用が
一般化しつつある。
ッド特性の耐摩耗性を従来レベルに維持した上に、転動
抵抗性を低めたタイヤが要求されるに至った。一般に、
転動抵抗性を低めたタイヤが要求されるに至った。一般
に、転動抵抗性を下げるとウェットスキッド抵抗も低下
してしまい、この両特性は相反する特性で、二律背反の
関係にあった。ところで、高ビニルタイプの溶液重合ス
チレンン−ブタジエン共重合ゴム(以下、溶液重合SB
Rと略す)を使用すると、この二律背反の関係を破るこ
とが見い出され(米国特許第4,334,567号)、乗用車用
低燃費タイヤにはこの高ビニル溶液重合SBRの使用が
一般化しつつある。
しかし、大型トラック・バス用タイヤの場合、タイヤに
かかるシビアリティーが著しく高いため、前記の高ビニ
ル溶液重合SBRを使用すると耐摩耗性が著しく悪化
し、実用に供することができないのが現状である。
かかるシビアリティーが著しく高いため、前記の高ビニ
ル溶液重合SBRを使用すると耐摩耗性が著しく悪化
し、実用に供することができないのが現状である。
したがって、大型タイヤの低燃費タイヤトレッド用ゴム
組成物は、天然ゴムが主体に使用され、転動抵抗を更に
改良するためには、ポリブタジエンゴムをブレンドする
のが一般的であ。しかし、このポリブタジエンゴムをブ
レンドすると著しく耐カット性と耐チッピング性が悪化
してしまうことから、その使用には限界がある。そこ
で、タイヤ構造面で改良する方法が一般化している。即
ち、トレッド部をキャップトレッドとベーストレッドの
二層構造とし、キャップトレッドゴムには耐摩耗性、耐
カット性、耐ウェットスキッド性等の優れたかゴムを配
し、ベーストレッド用ゴムには発熱性の低い、低ヒフテ
リシスのゴムを配することで、トレッド部全体として
は、他特性を余り低下させずに転動抵抗性を改良する技
術も存在する。しかし、この二層トレッド構造にも大き
な欠点がある。即ち、トレッド部全体のヒステリシスロ
スを下げるためにはベーストレッド部の体積を大きく取
る必要があり、そうすると摩耗終期にベーストレッド部
が露出するため、摩耗終期の耐摩耗性及び耐カット性が
著しく低下してしまう。ときには、ベルト部を損傷して
しまうため、更生性が低下してしまう。また、逆に、摩
耗終期の耐摩耗性を考慮してベーストレッド部の体積を
小さくすると、転動抵抗性の改良効果は少なくなってし
まう。また、現在の技術レベルでは、天然ゴムの改良は
不可能であり、特開昭59−117548号公報によれば、合成
ポリイソプレンゴムを用いると発熱性が改良されること
が開示されているが、これとても十分満足できるもので
はない。したがって、今以って、転動抵抗が小さくてか
つウェットスキッド抵抗が大きく、その上、耐摩耗性が
良好なキャップトレッド用ゴム組成物は存在せず、この
ようなキャップトレッド用ゴム組成物の提供が強く望ま
れていた。
組成物は、天然ゴムが主体に使用され、転動抵抗を更に
改良するためには、ポリブタジエンゴムをブレンドする
のが一般的であ。しかし、このポリブタジエンゴムをブ
レンドすると著しく耐カット性と耐チッピング性が悪化
してしまうことから、その使用には限界がある。そこ
で、タイヤ構造面で改良する方法が一般化している。即
ち、トレッド部をキャップトレッドとベーストレッドの
二層構造とし、キャップトレッドゴムには耐摩耗性、耐
カット性、耐ウェットスキッド性等の優れたかゴムを配
し、ベーストレッド用ゴムには発熱性の低い、低ヒフテ
リシスのゴムを配することで、トレッド部全体として
は、他特性を余り低下させずに転動抵抗性を改良する技
術も存在する。しかし、この二層トレッド構造にも大き
な欠点がある。即ち、トレッド部全体のヒステリシスロ
スを下げるためにはベーストレッド部の体積を大きく取
る必要があり、そうすると摩耗終期にベーストレッド部
が露出するため、摩耗終期の耐摩耗性及び耐カット性が
著しく低下してしまう。ときには、ベルト部を損傷して
しまうため、更生性が低下してしまう。また、逆に、摩
耗終期の耐摩耗性を考慮してベーストレッド部の体積を
小さくすると、転動抵抗性の改良効果は少なくなってし
まう。また、現在の技術レベルでは、天然ゴムの改良は
不可能であり、特開昭59−117548号公報によれば、合成
ポリイソプレンゴムを用いると発熱性が改良されること
が開示されているが、これとても十分満足できるもので
はない。したがって、今以って、転動抵抗が小さくてか
つウェットスキッド抵抗が大きく、その上、耐摩耗性が
良好なキャップトレッド用ゴム組成物は存在せず、この
ようなキャップトレッド用ゴム組成物の提供が強く望ま
れていた。
本発明は、上述した事情にかんがみなされたものであっ
て、発熱性が著しく改良された改質(変成)ポリブタジ
エンゴムを使用することが、耐摩耗性、耐カット性を損
なうことなく転動抵抗性と高速耐久性とを改善した高速
用大型空気入りタイヤ用ゴム組成物を提供することを目
的とする。
て、発熱性が著しく改良された改質(変成)ポリブタジ
エンゴムを使用することが、耐摩耗性、耐カット性を損
なうことなく転動抵抗性と高速耐久性とを改善した高速
用大型空気入りタイヤ用ゴム組成物を提供することを目
的とする。
このため、本発明は、ポリマー分子鎖中に下記式 で示される原子団を有するポリブタジエンゴムをポリイ
ソプレンゴム60〜80重量部に20〜40重量部ブレンドし、
合計量100重量部としたブレンドゴム100重量部に対し、
よう素吸着量が40〜150mg/g、窒素比表面積が40〜150
m2/g、DBP吸油量が60〜140ml/100g、比着色力が80
〜130のカーボンブラックを30〜90重量部配合してなる
ことを特徴とする高速用大型空気入りタイヤ用ゴム組成
物を要旨とするものである。
ソプレンゴム60〜80重量部に20〜40重量部ブレンドし、
合計量100重量部としたブレンドゴム100重量部に対し、
よう素吸着量が40〜150mg/g、窒素比表面積が40〜150
m2/g、DBP吸油量が60〜140ml/100g、比着色力が80
〜130のカーボンブラックを30〜90重量部配合してなる
ことを特徴とする高速用大型空気入りタイヤ用ゴム組成
物を要旨とするものである。
以下、本発明の構成について詳しく説明する。
(1)本発明で用いるポリブタジエンゴムは、ポリマー分
子鎖中に下記式(I)で示される原子団を有するものであ
る(以下、改質ポリブタジエンゴムという)。
子鎖中に下記式(I)で示される原子団を有するものであ
る(以下、改質ポリブタジエンゴムという)。
上記式(I)で示される原子団の導入は、下記式の結合 (式中Mは、O原子又はS原子を表わす)を有する化合
物(以下、化合物Aと称する)をポリブタジエンゴムと
反応させることによって行われる。
物(以下、化合物Aと称する)をポリブタジエンゴムと
反応させることによって行われる。
化合物Aとしては、N,N−ジメエルホルムアミド、
N,N−ジエチルホルムアミド;N,N−ジエチルアセ
トアミド;アミノアセトアミド、N,N−ジメチル−
N′,N′−ジメチルアミノアセトアミド、N−フェニ
ルジアセトアミド;N,N−ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジメチルメタクリルアミド;プロピオンアミ
ド;N,N−ジメチルプロピオンアミド;4−ピリジル
アミド、N,N−ジメチル−4−ピリジルアミド;N,
N−ジメチルベンズアミド、p−アミノベンズアミド、
N′,N′−(p−ジメチルアミノ)ベンズアミド、
N,N−ジメチル−N′−(p−エチルアミノ)ベンズ
アミド、N−アセチル−N−2−ナフチルベンズアミ
ド;ニコチンアミド、N,N−ジエチルニコチンアミ
ド;コハク酸アミド、マレイン酸アミド、N,N,
N′,N′−テトラメチルマレイン酸アミド;コハクイ
ミド、マレイミド、N−メチルマレイミド、N−メチル
フタルイミド、1,2−シクロヘキサンジカルボキシミ
ド、N−メチル−1,2−シクロヘキサンジカルボキシ
ミド;オキサミド、2−フラミド、N,N,N′,N′
−テトラメチルオキサミド、N,N−ジメチル−2−フ
ラミド;N,N−ジメチル−8−キノリンカルボキシア
ミド;N,N−ジメチル−p−アミノ−ベンザルアセト
アミド、N,N−ジメチル−N′,N′−(p′−ジメ
チルアミノ)シンナミリデンアセトアミド;N,N−ジ
メチル−N′,N′−(2−ジメチルアミノ)ビニルア
ミド、N′−(2−メチルアミノ)ビニルアミド;尿
素、N,N′−ジメチル尿素、N,N,N′,N′−テ
トラメチル尿素;カルバミン酸メチル、N,N−ジエチ
ルカルバミン酸メチル;ε−カプロラクタム、N−メチ
ル−ε−カプロラクタム、N−アセチル−ε−カプロラ
クタム、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリド
ン、N−アセチル−2−ピロリドン、2−ピペリドン、
N−メチル−2−ピペリドン、2−キノロン、N−メチ
ル−2−キノロン、2−インドリノン、N−メチル−2
−インドリノン;イソシアヌル酸、N,N′,N″−ト
リメチルイソシアヌル酸等およびこれらの対応の含硫黄
化合物が挙げられる。
N,N−ジエチルホルムアミド;N,N−ジエチルアセ
トアミド;アミノアセトアミド、N,N−ジメチル−
N′,N′−ジメチルアミノアセトアミド、N−フェニ
ルジアセトアミド;N,N−ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジメチルメタクリルアミド;プロピオンアミ
ド;N,N−ジメチルプロピオンアミド;4−ピリジル
アミド、N,N−ジメチル−4−ピリジルアミド;N,
N−ジメチルベンズアミド、p−アミノベンズアミド、
N′,N′−(p−ジメチルアミノ)ベンズアミド、
N,N−ジメチル−N′−(p−エチルアミノ)ベンズ
アミド、N−アセチル−N−2−ナフチルベンズアミ
ド;ニコチンアミド、N,N−ジエチルニコチンアミ
ド;コハク酸アミド、マレイン酸アミド、N,N,
N′,N′−テトラメチルマレイン酸アミド;コハクイ
ミド、マレイミド、N−メチルマレイミド、N−メチル
フタルイミド、1,2−シクロヘキサンジカルボキシミ
ド、N−メチル−1,2−シクロヘキサンジカルボキシ
ミド;オキサミド、2−フラミド、N,N,N′,N′
−テトラメチルオキサミド、N,N−ジメチル−2−フ
ラミド;N,N−ジメチル−8−キノリンカルボキシア
ミド;N,N−ジメチル−p−アミノ−ベンザルアセト
アミド、N,N−ジメチル−N′,N′−(p′−ジメ
チルアミノ)シンナミリデンアセトアミド;N,N−ジ
メチル−N′,N′−(2−ジメチルアミノ)ビニルア
ミド、N′−(2−メチルアミノ)ビニルアミド;尿
素、N,N′−ジメチル尿素、N,N,N′,N′−テ
トラメチル尿素;カルバミン酸メチル、N,N−ジエチ
ルカルバミン酸メチル;ε−カプロラクタム、N−メチ
ル−ε−カプロラクタム、N−アセチル−ε−カプロラ
クタム、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリド
ン、N−アセチル−2−ピロリドン、2−ピペリドン、
N−メチル−2−ピペリドン、2−キノロン、N−メチ
ル−2−キノロン、2−インドリノン、N−メチル−2
−インドリノン;イソシアヌル酸、N,N′,N″−ト
リメチルイソシアヌル酸等およびこれらの対応の含硫黄
化合物が挙げられる。
前記式(I)で示される原子団が導入されたポリブタジエ
ンゴム、すなわち改質ポリブタジエンゴムの製造方法と
しては、例えば、(a)アルカリ金属基材触媒および/又
はアルカリ土類金属基材触媒を用いて1,3−ブタジエ
ンを重合させ、重合反応が完了したリビングジエン系重
合体中に化合物Aを添加する方法、(b)(C2H5)2AlCl-Co
化合物、(C2H5)3Al-BF3(OC2H5)2−Ni化合物等で重合
した高シス1,4,−ポリブタジエンゴムの場合には、
該ポリブタジエンゴムを適当な溶剤に溶解させた溶液中
で該ゴムにアルカリ金属および/又はアルカリ土類金属
を付加させ、引き続き化合物Aを添加して反応させて得
ることができる。化合物Aの使用量は、リビング系重合
体の場合には、重合の際に使用した触媒1モル当り0.05
〜10モルであり、好ましくは0.2〜2モルである。ま
た、高シス1,4−ポリブタジエンに化合物Aを導入す
るためには、重合体100g当り、該アルカリ金属および
/又はアルカリ土類金属触媒が0.1〜20ミリモルであ
る。該触媒1モル当りの化合物Aの使用量は、上記と同
じ0.05〜10モル、好ましくは0.2〜2モルである。
ンゴム、すなわち改質ポリブタジエンゴムの製造方法と
しては、例えば、(a)アルカリ金属基材触媒および/又
はアルカリ土類金属基材触媒を用いて1,3−ブタジエ
ンを重合させ、重合反応が完了したリビングジエン系重
合体中に化合物Aを添加する方法、(b)(C2H5)2AlCl-Co
化合物、(C2H5)3Al-BF3(OC2H5)2−Ni化合物等で重合
した高シス1,4,−ポリブタジエンゴムの場合には、
該ポリブタジエンゴムを適当な溶剤に溶解させた溶液中
で該ゴムにアルカリ金属および/又はアルカリ土類金属
を付加させ、引き続き化合物Aを添加して反応させて得
ることができる。化合物Aの使用量は、リビング系重合
体の場合には、重合の際に使用した触媒1モル当り0.05
〜10モルであり、好ましくは0.2〜2モルである。ま
た、高シス1,4−ポリブタジエンに化合物Aを導入す
るためには、重合体100g当り、該アルカリ金属および
/又はアルカリ土類金属触媒が0.1〜20ミリモルであ
る。該触媒1モル当りの化合物Aの使用量は、上記と同
じ0.05〜10モル、好ましくは0.2〜2モルである。
この場合の重合反応および付加反応に使用されるアルカ
リ金属基材触媒は、リチウム、ルビジウム、セシウム等
の金属そのもの、或いはこれらの炭化水素化合物もしく
はは極性化合物との錯体(例えば、,n−ブチルリチウ
ム、2−ナフチルリチウム、カリウム−テトラヒドロフ
ラン錯体、カリウム−ジエトキシエタン錯体等)であ
る。また、アルカリ土類金属基材触媒は、特開昭51−11
5590号、特開昭52−9090号、特開昭57−100146号などに
記載されているバリウム、ストロンチウム、カルシウム
等の化合物を主成分とする触媒系等が例示できる。いず
れの金属基材触媒も通常の溶液重合の触媒として使用さ
れるものでよく、特に制限されるものでない。
リ金属基材触媒は、リチウム、ルビジウム、セシウム等
の金属そのもの、或いはこれらの炭化水素化合物もしく
はは極性化合物との錯体(例えば、,n−ブチルリチウ
ム、2−ナフチルリチウム、カリウム−テトラヒドロフ
ラン錯体、カリウム−ジエトキシエタン錯体等)であ
る。また、アルカリ土類金属基材触媒は、特開昭51−11
5590号、特開昭52−9090号、特開昭57−100146号などに
記載されているバリウム、ストロンチウム、カルシウム
等の化合物を主成分とする触媒系等が例示できる。いず
れの金属基材触媒も通常の溶液重合の触媒として使用さ
れるものでよく、特に制限されるものでない。
上述した改質ポリブタジエンゴムのうちでは、転動抵抗
性と体摩耗性の点で高シス1,4−ポリブタジエンゴム
を変性したものが最も好ましく、次いで、1,2−ビニ
ル結合の割合が15%以下のリビング重合の低シスポリブ
タジエンゴムが好ましい。この改質ポリブタジエンゴム
は、「ポリイソプレンゴムとブレンドして使用する。こ
こでいうポリイソプレンゴムは、天然ゴム又は合成ポリ
イソプレンゴムである。ブレンドの割合としては、改質
ポリブタジエンゴムを・ポリイソプレンゴム60〜80重量
部に対し20〜40重量部である。改質ポリブタジエンゴム
とポリイソプレンゴムとの合計量は100重量部である。
改質ポリブタジエンゴムが20重量部よりも少ないと転動
抵抗の改善効果がなく、また、40重量部を越えると転動
抵抗性は下がるが、破壊強度が悪化し、特に耐カット性
が悪化すると同時に混合加工性が著しく悪化してしまう
からである。
性と体摩耗性の点で高シス1,4−ポリブタジエンゴム
を変性したものが最も好ましく、次いで、1,2−ビニ
ル結合の割合が15%以下のリビング重合の低シスポリブ
タジエンゴムが好ましい。この改質ポリブタジエンゴム
は、「ポリイソプレンゴムとブレンドして使用する。こ
こでいうポリイソプレンゴムは、天然ゴム又は合成ポリ
イソプレンゴムである。ブレンドの割合としては、改質
ポリブタジエンゴムを・ポリイソプレンゴム60〜80重量
部に対し20〜40重量部である。改質ポリブタジエンゴム
とポリイソプレンゴムとの合計量は100重量部である。
改質ポリブタジエンゴムが20重量部よりも少ないと転動
抵抗の改善効果がなく、また、40重量部を越えると転動
抵抗性は下がるが、破壊強度が悪化し、特に耐カット性
が悪化すると同時に混合加工性が著しく悪化してしまう
からである。
(2)また、本発明で使用するカーボンブラックとして
は、よう素吸着量が40〜150mg/g、窒素比表面積が40
〜150m2/gの範囲にある必要がある。よう素吸着量お
よび窒素比表面積が40より小さいと、十分な耐摩耗性が
得られない。DBP吸油量は60〜140ml/100gの範囲に
入る必要が有り、60ml/100gより低いと耐摩耗性が悪
くなる。また、140ml/100gを越えると加工性が悪化す
るばかりでなく、転動抵抗が上昇し、実用に供せない。
比着色力は80〜130の必要がある。80より低いと、耐摩
耗性や耐カット性が劣り、130を越えるとカーボンの分
散が著しく悪化する。
は、よう素吸着量が40〜150mg/g、窒素比表面積が40
〜150m2/gの範囲にある必要がある。よう素吸着量お
よび窒素比表面積が40より小さいと、十分な耐摩耗性が
得られない。DBP吸油量は60〜140ml/100gの範囲に
入る必要が有り、60ml/100gより低いと耐摩耗性が悪
くなる。また、140ml/100gを越えると加工性が悪化す
るばかりでなく、転動抵抗が上昇し、実用に供せない。
比着色力は80〜130の必要がある。80より低いと、耐摩
耗性や耐カット性が劣り、130を越えるとカーボンの分
散が著しく悪化する。
このカーボンブラックは、一般に市販されている公知の
ものであって、例えば、ISAFカーボンブラック、N399カ
ーボンブラックなどである。
ものであって、例えば、ISAFカーボンブラック、N399カ
ーボンブラックなどである。
このカーボンブラックの配合量としては、前記ブレンド
ゴム100重量部に対し、30〜90重量部である。30重量部
よりも少ないと耐摩耗性が悪く、破壊強度も低い。90重
量部を越えると、発熱性の低い大粒径のカーボンブラッ
クを用いても発熱が高くなり過ぎ、転動抵抗が悪化す
る。
ゴム100重量部に対し、30〜90重量部である。30重量部
よりも少ないと耐摩耗性が悪く、破壊強度も低い。90重
量部を越えると、発熱性の低い大粒径のカーボンブラッ
クを用いても発熱が高くなり過ぎ、転動抵抗が悪化す
る。
このようにしてなるゴム組成物には、通常のゴム工業で
使用される加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、老化防止
剤、充填剤、軟化剤等を配合しても構わない。
使用される加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、老化防止
剤、充填剤、軟化剤等を配合しても構わない。
タイヤの構造面では、キャップ/ベースの二層トレッド
構造でもあるいはベーストレッドを持たない一層トレッ
ド構造の何れでも構わない。また、タイヤの種類として
は、ラジアルタイヤあるいはバイアスタイヤの何れかに
限定されるものではない。
構造でもあるいはベーストレッドを持たない一層トレッ
ド構造の何れでも構わない。また、タイヤの種類として
は、ラジアルタイヤあるいはバイアスタイヤの何れかに
限定されるものではない。
以下に実施例、比較例を示す。
実施例、比較例 下記第1表に示す配合No.1〜5の配合処方 (重量部)に従って、トレッド用のゴム組成物を混合
し、トレッドゴムのみを変更した5種類の1000R20 14PR
のオールスチールラジアルタイヤを試作し、室内試験で
転動抵抗と高速耐久性を測定した。また、屋外試験で、
ウェットスキッド抵抗と耐摩耗性を測定した。さらに、
タイヤ試作に供したゴム組成物を150℃で30分間プレス
加硫し、加硫物の物性を測定した。これらの結果を、第
1表および第2表に示す。
し、トレッドゴムのみを変更した5種類の1000R20 14PR
のオールスチールラジアルタイヤを試作し、室内試験で
転動抵抗と高速耐久性を測定した。また、屋外試験で、
ウェットスキッド抵抗と耐摩耗性を測定した。さらに、
タイヤ試作に供したゴム組成物を150℃で30分間プレス
加硫し、加硫物の物性を測定した。これらの結果を、第
1表および第2表に示す。
なお、各評価方法は以下の通りである。
引張特性: JIS K6301に準拠。
反発弾性: JIS K6301に準拠。
tanδ: 岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用い、伸長
変形で歪率が10±2%、振動数20Hzの条件下で測定し
た。
変形で歪率が10±2%、振動数20Hzの条件下で測定し
た。
実車耐摩耗性指数: 平ボデ10トン車の総輪に装置し、一般路面を6万km走行
後の残留を測定し、1mm当りの走行kmを求め、タイヤN
o.1のタイヤを100として指数表示した。従って、指数
が大きい程、耐摩耗性は良好である。
後の残留を測定し、1mm当りの走行kmを求め、タイヤN
o.1のタイヤを100として指数表示した。従って、指数
が大きい程、耐摩耗性は良好である。
高速耐久性: 下表に示す時間ステップで荷重を累増し、55km/HRの一
定速度で走行させ、どのステップで故障に至るかの、所
謂FMVSS NO119条件に従う室内耐久試験を実施し、比較
例1の走行距離を100として指数表示した。
定速度で走行させ、どのステップで故障に至るかの、所
謂FMVSS NO119条件に従う室内耐久試験を実施し、比較
例1の走行距離を100として指数表示した。
従って指数が大きい程、耐久性は優れる。
ウェットスキッド抵抗: 濡れたアスファルト路面に於いて、実車により、速度40
km/h、70km/hの各速度で急制動を加え、完全に制止
するまでの走行距離を測定し、以下の式で指数化した。
km/h、70km/hの各速度で急制動を加え、完全に制止
するまでの走行距離を測定し、以下の式で指数化した。
従って、数値が大きい程良好である。
本発明のトレッドゴム組成物は、第1表から明白なよう
に、比較例のゴム組成物に比し、反発弾性が高く、損失
正接(tanδ)が小さい。また、破壊特性も高シスポリ
ブタジエンゴムをブレンドした場合よりもその低下度合
は小さい。
に、比較例のゴム組成物に比し、反発弾性が高く、損失
正接(tanδ)が小さい。また、破壊特性も高シスポリ
ブタジエンゴムをブレンドした場合よりもその低下度合
は小さい。
配合No.1〜5のゴム組成物をトレッドとして使用した
タイヤの室内試験および屋外実車試験の結果を示した第
2表によれば、タイヤNo.4とNo.5の本発明のタイヤで
は、比較例のタイヤに比し、転動抵抗が低く、即ち、燃
費性が良く、また、高速耐久性も大幅に向上している。
実車の耐摩耗性も、高シスポリブタジエンゴムのブレン
ドした場合と同様に向上し、ウェットスキッド抵抗の低
下は本発明の改質ポリブタジエンゴムのブレンドは高シ
スポリブタジエンをブレンドよりも小さく、明らかに好
ましい。
タイヤの室内試験および屋外実車試験の結果を示した第
2表によれば、タイヤNo.4とNo.5の本発明のタイヤで
は、比較例のタイヤに比し、転動抵抗が低く、即ち、燃
費性が良く、また、高速耐久性も大幅に向上している。
実車の耐摩耗性も、高シスポリブタジエンゴムのブレン
ドした場合と同様に向上し、ウェットスキッド抵抗の低
下は本発明の改質ポリブタジエンゴムのブレンドは高シ
スポリブタジエンをブレンドよりも小さく、明らかに好
ましい。
以上説明したように、改質(変成)ポリブタジエンゴム
を用いた本発明のゴム組成物は、通常の高シスポリブタ
ジエンゴムのブレンドに比し、耐摩耗性、ウェットスキ
ッド抵抗を何等損うことなく、転動抵抗を低め、かつ高
速耐久性が大幅に向上するため、高速用大型空気入りタ
イヤに好適である。
を用いた本発明のゴム組成物は、通常の高シスポリブタ
ジエンゴムのブレンドに比し、耐摩耗性、ウェットスキ
ッド抵抗を何等損うことなく、転動抵抗を低め、かつ高
速耐久性が大幅に向上するため、高速用大型空気入りタ
イヤに好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋田 修一 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎5−3―3
Claims (1)
- 【請求項1】ポリマー分子鎖中に下記式 で示される原子団を有するポリブタジエンゴムをポリイ
ソプレンゴム60〜80重量部に20〜40重量部ブレンドし、
合計量を100重量部としたブレンドゴム100重量部に対
し、よう素吸着量が40〜150mg/g、窒素比表面積が40
〜150m2/g、DBP吸油量が60〜140ml/100g、比着色力
が80〜130のカーボンブラックを30〜90重量部配合して
なることを特徴とする高速用大型空気入りタイヤ用ゴム
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60235296A JPH0643517B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 高速用大型空気入りタイヤ用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60235296A JPH0643517B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 高速用大型空気入りタイヤ用ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6296542A JPS6296542A (ja) | 1987-05-06 |
| JPH0643517B2 true JPH0643517B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=16984011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60235296A Expired - Lifetime JPH0643517B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 高速用大型空気入りタイヤ用ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643517B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0637582B2 (ja) * | 1988-07-21 | 1994-05-18 | 東海カーボン株式会社 | タイヤトレッドゴム用カーボンブラック |
| JPH0641540B2 (ja) * | 1988-11-10 | 1994-06-01 | 東海カーボン株式会社 | タイヤトレッドゴム用カーボンブラック |
| JP4190355B2 (ja) | 2002-12-09 | 2008-12-03 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
| KR100593030B1 (ko) | 2004-10-18 | 2006-06-26 | 금호타이어 주식회사 | 내마모성이 향상된 트럭/버스용 트레드 고무조성물 |
| KR100593029B1 (ko) | 2004-10-18 | 2006-06-26 | 금호타이어 주식회사 | 내컷앤칩특성 및 내마모성이 향상된 트레드 고무조성물 |
| KR20240151750A (ko) | 2022-02-25 | 2024-10-18 | 제트에스 엘라스토머 가부시키가이샤 | 사이드월용 고무 조성물 |
| EP4484487A4 (en) | 2022-02-25 | 2026-03-04 | Zeon Corp | HEAVY DUTY TIRE RUBBER COMPOUND |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0621189B2 (ja) * | 1985-08-30 | 1994-03-23 | 日本エラストマ−株式会社 | 改善されたタイヤ用共役ジエン系ゴム組成物 |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP60235296A patent/JPH0643517B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6296542A (ja) | 1987-05-06 |
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