JPH064351U - 摺動弁式気化器のトップカバーとフロートボディの取付構造 - Google Patents

摺動弁式気化器のトップカバーとフロートボディの取付構造

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JPH064351U
JPH064351U JP4900392U JP4900392U JPH064351U JP H064351 U JPH064351 U JP H064351U JP 4900392 U JP4900392 U JP 4900392U JP 4900392 U JP4900392 U JP 4900392U JP H064351 U JPH064351 U JP H064351U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 摺動弁式多連装気化器において、全てのトッ
プカバーを1個の固定手段によって全ての気化器本体に
取付けると共に、全てのフロートボディを1本のボルト
によって全ての気化器本体に取付けるようにする。 【構成】 気化器本体12に穴38を形成した下部ボス
36を設け、フロートボディ16に穴42を形成したボ
ス40を設け、全ての気化器本体12の下部ボス36の
穴38と、全てのフロートボディ16のボス40の穴4
2とにボルト52を挿通させて、全てのフロートボディ
16を全ての気化器本体12に取付ける。一方、気化器
本体12に穴46を形成した上部ボス44を設け、トッ
プカバー14に穴50を形成したボス48を設け、全て
の気化器本体12の上部ボス44の穴46と、全てのト
ップカバー14のボス48の穴50とにボルト64を挿
通させて、全てのトップカバー14を全ての気化器本体
12に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は摺動弁式気化器において、本体にトップカバーとフロートボディとを 取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
多気筒内燃機関においては、複数個の気化器を互いに隣接させてそれらを連結 固定するもので、その多連装気化器における各気化器の連結固定構造方法は、例 えば特開昭63−186954号等に示されている。この先行技術では、各気化 器本体にそれぞれ互いに嵌合する凹凸を形成した位置決めボス部を一体に形成し 、一方の気化器の凹部位置決めボス部と他方の気化器の凸部位置決めボス部とを 嵌合させる。更に、各気化器に貫通空間を有する筒状の連結ボス部を一体に形成 し、各気化器の連結ボス部の貫通空間を一直線上に配置し、これらの連結ボス部 同士をボルトを挿通させる連結ボス部同士を連結固定する。これら位置決めボス 部と連結ボス部とによって、複数個の気化器を固定するようにしている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 吸気通路を断面を摺動弁によって開閉する摺動弁式気化器においては、気化器 本体にトップカバーとフロートボディとを組付けるものである。従来から気化器 本体にトップカバーやフロートボディを取付ける場合には、一般にトップカバー やフロートボディの4か所をねじで気化器本体に取付けるものである。 このため、摺動弁式気化器を多数連結して多連装気化器とする場合には、各気 化器ごとに気化器本体にトップカバーとフロートボディとを取付け、その後、複 数個の気化器を固定手段で連結固定しており、気化器そのものの組付け作業と、 気化器同士の連結固定作業との2種類の作業を必要とした。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、多連装気化器の場合には、トップ カバーとフロートボディの気化器本体への組付けと複数の気化器の連結固定とを 兼用することによって、組付け作業の工数を簡素化すると共に、部品点数を減ら してコストダウンを図るようにすることを目的とするものである。 また、単一の気化器として使用する場合でも、少ない固定手段でトップカバー とフロートボディを気化器本体へ組付けるようにして、部品点数を減らしてコス トダウンを図るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、本体とトップカバーとフロートボディと を有する摺動弁式気化器を複数個連結する摺動弁式多連装気化器において、穴を 形成した下部ボスと穴を形成した上部ボスとを前記各本体に設け、各トップカバ ーに穴を形成したボスを設け、各フロートボディに穴を形成したボスを設け、全 ての本体の下部ボスの穴と全てのフロートボディのボスの穴とに固定手段を挿通 させて、その固定手段によって全ての本体と全てのフロートボディとを連結する と共に、全ての本体の上部ボスの穴と全てのトップカバーのボスの穴とに固定手 段を挿通させて、その固定手段によって全ての本体と全てのトップカバーとを連 結するようにしたものである。 また、1個の摺動弁式気化器として用いる場合において、穴を形成した上部ボ スを前記本体に設け、トップカバーに穴を形成したボスを設け、本体の上部ボス の穴とトップカバーのボスの穴とに挿通する固定手段と前記穴を挿通しない他の 固定手段とによって本体とトップカバーとを固定し、穴を形成した下部ボスを前 記本体に設け、フロートボディに穴を形成したボスを設け、本体の下部ボスの穴 とフロートボディのボスの穴とに挿通する固定手段と前記穴を挿通しない他の固 定手段とによって本体とフロートボディとを固定するようにしたものである。
【0006】
【作用】
多数の摺動弁式気化器を連結させる場合、全ての気化器の本体の下部ボスの穴 と全てのフロートボディのボスの穴とにボルト等の1個の固定手段を挿通させる 。これによって、その1個の固定手段で全ての気化器を連結させ、しかも各気化 器本体にそれぞれのフロートボディを取付けるこができる。更に、全ての気化器 の本体の上部ボスの穴と全てのトップカバーのボスの穴とにボルト等の1個の固 定手段を挿通させる。これによって、その1個の固定手段で全ての気化器を連結 させ、しかも全ての気化器と全てのトップカバーを取付けることができる。 また、1個の摺動弁式気化器の場合、気化器本体にフロートボディを揺動自在 にする軸方向に1箇所の固定手段を備え、その固定手段に直角方向に他の固定手 段を備えることにより、2個の固定手段で気化器本体にフロートボディを固定す ることができる。更に、気化器本体にトップカバーを揺動自在にする軸方向に1 箇所の固定手段を備え、その固定手段に直角方向に他の固定手段を備えることに より、2個の固定手段で気化器本体にトップカバーを固定することができる。
【0007】
【第1実施例】 次に、本考案を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係わる摺動弁式多連装気化器の連結状態を示す一実施例正面図 、図2は図1の平面図、図3は図1のA方向から見た気化器の側面図である。複 数個の気化器10はすべて同一形状のものが用いられる。気化器10は主として 、本体12と、その本体12の上側に取付けられるトップカバー14と、その本 体12の下側に取付けられるフロートボディ16とから成る。 本体12の内部には吸気通路18が形成され、本体12の内部にはその吸気通 路18を開閉する摺動式スロットル弁20が備えられる。本体12の上部にはそ の本体12を貫通してスロットルシャフト22が回転自在に取り付けられ、その スロットルシャフト22と前記摺動式スロットル弁20とは連結機構24で連結 され、スロットルシャフト22の回転によって摺動式スロットル弁20が上下さ せられる。
【0008】 図1及び図2に示すように、本体12の外面には、隣合う気化器10同士の接 合箇所とするための一対の対接ボス26,28が、前記吸気通路18と直角方向 に左右に形成されている。一方の対接ボス26の先端面には凸部30が設けられ 、他方の対接ボス28の先端面には凹部32が設けられ、対接ボス26と対接ボ ス28とが直接接触する場合には、それら凸部30と凹部32とを嵌合させる。 なお、隣合う気化器10の間に間隔が開く場合に、対接ボス26の凸部30に所 定の長さのリング34を入れて、隣合う気化器10同士を所定の間隔に保つよう にする。
【0009】 図1に示すように、本体12の下部には間隔を開けて2個の下部ボス36が設 けられ、それら下部ボス36には互いに同一直線位置となるように穴38が形成 される。一方、前記フロートボディ16には、前記2個の下部ボス36の間に入 るような長さのボス40が設けられ、そのボス40に穴42が形成される。
【0010】 図2及び図3に示すように、本体12の上部には間隔を開けて2個の上部ボス 44が設けられ、それら上部ボス44には互いに同一直線位置となるように穴4 6が形成される。一方、前記トップカバー14には、前記2個の上部ボス44の 間に入るような長さのボス48が設けられ、そのボス48に穴50が形成される 。
【0011】 以上のように構成された気化器10を複数個連結する場合、隣合う気化器10 同士の対接ボス26の凸部30と対接ボス28の32とを嵌合させる。もし、隣 合う気化器10の間に間隔を開ける場合に、対接ボス26の凸部30に所定の長 さのリング34を入れて、隣合う気化器10同士を所定の間隔に保つ。 そして、全ての本体12の下部ボス36の穴38を一直線上に合致させると共 に、各本体12に各フロートボディ16のボス40の穴42を、前記下部ボス3 6の穴38と同一直線上になるように、各フロートボディ16を本体12に対し て配置する。その後、全ての本体12の下部ボス36の穴36と、全てのフロー トボディ16のボス40の穴42とに、固定手段としてのボルト52を挿通させ て、そのボルト52の先端をナット54でとめる。この際、各気化器10同士の 間にはその間隔に応じて、図1に示すような、筒状のスペーサ56,58を配置 し、前記ボルト52が本体12の下部ボス36とフロートボディ16のボス40 を挿通する場合に、これらスペーサ56,58をも挿通させる。この際、スペー サ56,58の先端が下部ボス36の穴38の入口に嵌合するように、その穴3 8の入口の直径がやや大きくなるように加工されている。 このように、全ての気化器本体12の下部ボス36と全てのフロートボディ1 6のボス40とを1本の固定手段としてのボルト52で挿通させ、そのボルト5 2の先端を1個のナット54で止めることによって、全ての気化器本体12と全 てのフロートボディ16とが連結固定される。また、各気化器10同士の間にそ の間隔に応じた筒状のスペーサ56,58を配置することによって、各気化器1 0同士の間隔を所定のものとすることができる。
【0012】 なお、これらボスの穴を通って複数個の気化器10を連結する手段は、ボルト とナットに限られるものではない。例えば、前記ボルトに代えて長いシャフトの 両端にねじを切って、その両端に各2個のナットで連結固定する方法や、その他 の既知の方法を用いても良い。
【0013】 図3に示すように、フロートボディ16はボルト52の位置を中心として揺動 可能に気化器本体12に取付けられるので、フロートボディ16の揺動先端をボ ルト60で固定する。このボルト60は前記ボルト52に対して直角方向に取付 けるようにする。これによって、2個のボルト52,60によって、フロートボ ディ16に気化器本体12に取付けることができる。この本体12とフロートボ ディ16との接合面において、そこから燃料が漏れないようにするために、本体 12とフロートボディ16との接合面のいずれかにシール材62を予め接着して おく。
【0014】 更に、全ての本体12の上部ボス44の穴46を一直線上に合致させると共に 、各本体12に各トップカバー14のボス48の穴50を、前記上部ボス44の 穴50と同一直線上になるように、各トップカバー14を本体12に対して配置 する。その後、全ての本体12の上部ボス44の穴46と、全てのトップカバー 14のボス48の穴50とに、固定手段としてのボルト64を挿通させて、その ボルト64の先端をナット66でとめる。 この際、各気化器10同士の間にはその間隔に応じて、図2に示すような、筒 状のスペーサ68,70を配置し、前記ボルト64が本体12の上部ボス44と トップカバー14のボス48を挿通する場合に、これらスペーサ68,70をも 挿通させる。この際、スペーサ68,70の先端が上部ボス44の穴46の入口 に嵌合するように、その穴46の入口の直径がやや大きくなるように加工されて いる。 このように、全ての気化器本体12の上部ボス44と全てのトップカバー14 のボス48とを1本の固定手段としてのボルト64で挿通させ、そのボルト64 の先端を1個のナット66で止めることによって、全ての気化器本体12と全て のトップカバー14とが連結固定される。また、各気化器10同士の間にその間 隔に応じた筒状のスペーサ68,70を配置することによって、各気化器10同 士の間隔を所定のものとすることができる。
【0015】 図3に示すように、トップカバー14はボルト64の位置を中心として揺動可 能に気化器本体12に取付けられるので、トップカバー14の揺動先端をボルト 72で固定する。このボルト72は前記ボルト64に対して直角方向に取付ける ようにする。これによって、2個のボルト64,72によって、トップカバー1 4に気化器本体12に取付けることができる。この本体12とトップカバー14 との接合面において、そこから燃料が漏れないようにするために、本体12とト ップカバー14との接合面のいずれかにシール材74を予め接着しておく。
【0016】 図3に示すように、スロットルシャフト22の位置を中心にして、直交する座 標(X−X軸、Y−Y軸)上に、上部ボス44の穴46と、下部ボス36の穴3 8とを配置する。また、前記対接ボス26や対接ボス28は、Y−Y軸上のスロ ットルシャフト22と下部ボス36の穴38との間に位置させる。即ち、スロッ トルシャフト22の位置を全ての位置の中心とし、そのスロットルシャフト22 の位置を中心にして、直交する座標軸上に上部ボス44の穴46や下部ボス36 の穴38や対接ボス26や対接ボス28を位置決めする。これによって、連装組 付け時の精度を確保することができる。
【0017】 前記実施例においては、気化器10は多連装気化器として使用するとして説明 したが、この気化器10は単一の気化器としても使用することができる。即ち、 図3に示すように、トップカバー14を固定手段としてのボルト64とボルト6 2とで本体12に固定し、フロートボディ16を固定手段としてのボルト52と ボルト60とで本体12に固定する。このように、単一の気化器において、本体 12にトップカバー14やフロートボディ16を固定する場合に、それぞれ2個 のボルトで固定することが可能となるので、従来のものに比べて、部品点数が少 なく組付作業が容易となる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係わる摺動弁式気化器のトップカバーとフロートボデ ィの取付構造によれば、全ての気化器本体と全てのフロートボディとを1個の固 定手段によって取付けると共に、全ての気化器本体と全てのトップカバーとを1 個の固定手段によって取付けるようにしたもので、従来のような個々の気化器に フロートボディとトップカバーとをそれぞれ取付けるものと比べて、部品点数を 少なくしてコストを低減すると共に、脱着作業を容易にするようにしたものであ る。 また、単一の気化器としても使用する場合には、本体にトップカバーやフロー トボディをそれぞれ2個のボルトで固定することが可能となり、従来のものに比 べて、部品点数が少なく組付作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる摺動弁式多連装気化器の連結状
態を示す一実施例正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のA方向から見た気化器の側面図である。
【符号の説明】
10……気化器 12……本体 14……トップカバー 16……フロートボディ 22……スロットルシャフト 26……対接ボス 28……対接ボス 30……凸部 32……凹部 36……下部ボス 38……穴 40……ボス 42……穴 44……上部ボス 46……穴 48……ボス 50……穴 52……ボルト 54……ナット 60……ボルト 64……ボルト 66……ナット 72……ボルト

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体とトップカバーとフロートボディと
    を有する摺動弁式気化器を複数個連結する摺動弁式多連
    装気化器において、穴を形成した下部ボスと穴を形成し
    た上部ボスとを前記各本体に設け、各トップカバーに穴
    を形成したボスを設け、各フロートボディに穴を形成し
    たボスを設け、全ての本体の下部ボスの穴と全てのフロ
    ートボディのボスの穴とに固定手段を挿通させて、その
    固定手段によって全ての本体と全てのフロートボディと
    を連結すると共に、全ての本体の上部ボスの穴と全ての
    トップカバーのボスの穴とに固定手段を挿通させて、そ
    の固定手段によって全ての本体と全てのトップカバーと
    を連結することを特徴とする摺動弁式気化器のトップカ
    バーとフロートボディの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記摺動弁式気化器の本体にスロットル
    シャフトを備え、そのスロットルシャフトの位置を中心
    にして、直交する座標の一方の軸線上に上部ボスの穴を
    配置し、直交する座標の他方の軸線上に下部ボスの穴を
    配置することを特徴とする請求項1記載の摺動弁式気化
    器のトップカバーとフロートボディの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記摺動弁式気化器の本体に互いに嵌合
    する凹部と凸部とを形成した一対の対接ボスを備え、そ
    の一対の対接ボスを前記直交するいずれか一方の軸線上
    に配置することを特徴とする請求項2記載の摺動弁式気
    化器のトップカバーとフロートボディの取付構造。
  4. 【請求項4】 本体とトップカバーとフロートボディと
    を有する摺動弁式気化器において、穴を形成した上部ボ
    スを前記本体に設け、トップカバーに穴を形成したボス
    を設け、本体の上部ボスの穴とトップカバーのボスの穴
    とに挿通する固定手段と前記穴を挿通しない他の固定手
    段とによって本体とトップカバーとを固定し、穴を形成
    した下部ボスを前記本体に設け、フロートボディに穴を
    形成したボスを設け、本体の下部ボスの穴とフロートボ
    ディのボスの穴とに挿通する固定手段と前記穴を挿通し
    ない他の固定手段とによって本体とフロートボディとを
    固定することを特徴とする摺動弁式気化器のトップカバ
    ーとフロートボディの取付構造。
JP1992049003U 1992-06-22 1992-06-22 摺動弁式多連装気化器 Expired - Lifetime JP2569043Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162042A (ja) * 1984-01-31 1985-08-23 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 定真空式気化器
JPS6194387U (ja) * 1984-11-28 1986-06-18

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