JPH0643799Y2 - 写真フィルムパトローネ用容器キャップ - Google Patents

写真フィルムパトローネ用容器キャップ

Info

Publication number
JPH0643799Y2
JPH0643799Y2 JP1989020139U JP2013989U JPH0643799Y2 JP H0643799 Y2 JPH0643799 Y2 JP H0643799Y2 JP 1989020139 U JP1989020139 U JP 1989020139U JP 2013989 U JP2013989 U JP 2013989U JP H0643799 Y2 JPH0643799 Y2 JP H0643799Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
container cap
photographic film
resin injection
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989020139U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02113737U (ja
Inventor
睦男 赤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1989020139U priority Critical patent/JPH0643799Y2/ja
Publication of JPH02113737U publication Critical patent/JPH02113737U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0643799Y2 publication Critical patent/JPH0643799Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、写真フィルムパトローネを収納する容器のキ
ャップに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、写真フィルムパトローネ用の容器キャップとして
は、例えば第12図から第15図に示すようなものがあった
(特開昭62-291639号公報等)。
第12図はキャップ嵌合方式の容器を示し、この図におい
て符号1は容器本体、符号2は容器キャップである。容
器本体1は底部3と週壁部4とからなり、周壁部4の上
部内側には嵌合溝5が形成されている。
容器キャップ2は、円形の天面部6の周囲から下方に略
U字状に折り返された折曲部7が形成され、この折曲部
7の上端から外方へフランジ部8が形成されている。さ
らに、折曲部7の外側面には容器本体1の嵌合溝5に嵌
合する嵌合突部9が形成されている。また、樹脂が注入
される樹脂注入部(ゲート部)Gは天面部6の内面にあ
り、この樹脂注入部Gには樹脂注入跡10が突出して残留
している。
第13図はキャップ被嵌方式の容器を示し、この図におい
て、容器本体1は、底部3と周壁部4とからなり、周壁
部4の上端外側には嵌合突起部11が形成されている。
容器キャップ2は、円形の天面部6の周囲から下方に略
U字状に折り返された折曲部7が形成され、この折曲部
7の上端から外方へ延びた後下方へ折曲された2ヶの嵌
合片12が形成されている。また、樹脂注入部Gは天面部
6の内面にあり、この樹脂注入部Gには樹脂注入跡10が
突出して残留している。
第14図は、キャップ嵌合方式の容器キャップを示し、こ
の容器キャップ2は、天面部6の外面中央部に凹部13が
形成され、この凹部13に樹脂注入部Gがあり、樹脂注入
跡10は凹部13内に位置するようになっている。
第15図は、キャップ被嵌方式の容器キャップを示し、こ
の容器キャップ2は、天面部6の外面中央部に凹部13が
形成され、この凹部13に樹脂注入部Gがあり、樹脂注入
跡10は凹部13内に位置するようになっている。
以上のような容器キャップは、射出成形により形成され
ており、すなわち樹脂注入部Gから加熱溶融された樹脂
を注入し、冷却固化した後キャビティーより取り出して
製造していた。
従来、容器キャップに用いられる樹脂としては、例え
ば、メルトフローインデックス(ASTM D−1238,以後MFI
と表示)が10〜50g/10分、密度が0.920〜0.935g/cm3
分子量分布が3.3〜8.5で、滑剤が0.01〜0.90重量%添加
されているLDPE系樹脂があった(実開昭63-113453号公
報)。
また、MFIが16〜80g/10分、密度が0.916〜0.941g/cm3
引張破断強さが150kg/cm2以下、引張破断伸びが600%以
下で、50重量%以上の直鎖状低密度ポリエチレン(以下
L-LDPEと表示)樹脂と0.01〜0.90重量%の滑剤とを含む
L-LDPE系樹脂があった(特開昭63-121047号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、写真フィルムパトローネ用容器を生産するに
は、迅速に多量生産できるように、ホットランナー方式
多数個取りの金型を用いて高サイクルで射出成形するこ
とが多かった。
しかし、前記樹脂等を用いて約10秒以下の高サイクルで
射出成形すると、樹脂注入部の冷却バランスにより、キ
ャビティーからの取出しの際第11図の網目状で示した樹
脂注入部近傍Aが抉り取られ、ピンホールが発生した
り、ピンホールが発生しないまでも薄くなることにより
透湿度が大きくなる等の問題点があった。
本考案は以上のような問題点を解決し、樹脂注入部近傍
が抉り取られたとしても、ピンホールが発生せず、かつ
透湿度が大きくならない写真フィルムパトローネ用容器
キャップを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するためになされたもので、樹
脂注入部近傍の厚さが2.5mm以下で、かつ周辺部より10
%以上厚肉であることを特徴として構成されている。
本考案による容器キャップの樹脂注入部近傍を周辺部よ
り厚肉にするのは、樹脂注入部近傍が抉り取られた場合
であっても、所定の防湿性を確保できるだけの厚さを維
持するためである。したがって、この目的を達成できれ
ば、厚肉にするその形状は任意に選定でき、好ましくは
フローマークやウェルドマークを減少できるので、半球
状、縦断面楕円状等に突出した形状である。
また、樹脂注入部の周辺部は、通常冷却時間と成形サイ
クルを最も短くし製造コストを安価にするため防湿性を
確保できる略最も薄い肉厚で形成されているので、厚肉
にする厚さは、抉り取られる最長の深さの長さ分だけの
厚さに形成されることが好ましい。
すなわち、樹脂注入部の近傍の厚さは、使用する樹脂、
要求される透湿度等により変化するが、一般に、周壁部
より10%以上厚いことが必要で、好ましくは30%以上厚
く、より好ましくは50%以上厚いことである。また、こ
の樹脂注入部近傍の厚さは、約0.5mm以上が好ましく、
約0.7mm以上がより好ましく、約1.0mm以上が最も好まし
い。なお、樹脂注入部近傍の厚さは、容器キャップの冷
却性の点から、2.5mm以下にすることが必要である。
容器キャップの樹脂注入部は容器キャップのいずれの部
位にあってもよいが、略真円形をしている容器キャップ
では、樹脂の流れの点から、略中心付近に設けることが
好ましい。
本考案の写真フィルムパトローネ用容器キャップには、
従来用いられている各種樹脂組成物を用いることができ
るが、MFIが8〜60g/10分、密度が0.920〜0.935g/cm
3で、滑剤及び/又は界面活性剤と、酸化防止剤とを含
むホモポリエチレン樹脂及び/又はエチレン共重合体樹
脂を主体とする樹脂組成物が好ましい。
ポリエチレン樹脂は、エチレンガスの重合によって得ら
れたもので、高圧法、中圧法及び低圧法でつくられた低
密度ポリエチレン(LDPE)樹脂、中低圧法でつくられた
高密度ポリエチレン(HDPE)樹脂がある。またLDPE樹脂
とHDPE樹脂の中間の密度のものを中密度ポリエチレン
(MDPE)樹脂という。
エチレン共重合体樹脂にはエチレンと他のモノマー例え
ば、α−オレフィン、酢酸ビニル、アクリル酸、アクリ
ル酸エステル等との共重合体樹脂がある。中でもα−オ
レフィンとの共重合体である直鎖状低密度ポリエチレン
樹脂が、物性が良好であるので最も好ましい(特開昭63
-121047号公報開示の樹脂が特に好ましい。)。
エチレン・α−オレフィン共重合体樹脂には、直鎖状低
密度ポリエチレン(L-LDPE)樹脂が含まれ、このL-LDPE
樹脂は、中・低密度、高密度両ポリエチレン樹脂の利点
を併せもつ省エネルギー、省資源という時代の要請に合
致する低コストの樹脂である。この樹脂はエチレンと炭
素数が3〜13個、好ましくは4〜8個のα−オレフィン
を共重合させたコポリマーで線状の直鎖に短分岐をもっ
た構造の低・中密度のポリエチレン系樹脂である。最近
高圧改良法のL-LDPE樹脂も市販されるようになった。
α−オレフィンとしてはブテン−1、オクテン−1、ヘ
キセン−1、4−メチルペンテン−1、ヘプテン−1な
どが使用される。密度は一般に低・中密度ポリエチレン
樹脂程度とされているが市販品では0.87〜0.95g/cm3
範囲内にあるものが多い。またMFIは0.1〜50g/10分の範
囲内にあるものが多い。
本考案では、特に成形サイクル短縮、スタチック防止、
ブロッキング防止、滑性向上等の点で各種の滑剤を用い
ることが好ましい。
特に好ましい滑剤である脂肪酸アミド系滑剤の代表的市
販品を下記に示す。
(1)飽和脂肪酸アミド系滑剤 ベヘニン酸アミド系滑剤; ダイヤミットKN(日本化成)等 ステアリン酸アミド系滑剤; アーマイドHT(ライオン油脂)、アルフローS-10(日本
油脂)、脂肪酸アマイドS(花王)、ダイヤミッド200
(日本化成)、ダイヤミッドAP-1(日本化成)、アマイ
ドS、アマイドT(日東化学)、ニュートロン−2(日
本精化)等 パルミチン酸アミド系滑剤; ニュートロンS-18(日本精化)、アマイドP(日東化
学)等 ラウリン酸アミド系滑剤; アーマイドC(ライオン・アクゾ)、ダイヤミッド(日
本化成)等 (2)不飽和脂肪酸アミド系滑剤 エルカ酸アミド系滑剤; アルフロ−P-10(日本油脂)、ニュートロン−S(日本
精化)、LUBROL(I・C・I)、ダイヤミッドL-200
(日本化成)等 オレイン酸アミド系滑剤; アーモスリップCP(ライオン・アクゾ)、ニュートロン
(日本精化)、ニュートロンE-18(日本精化)、アマイ
ドO(日東化学)、ダイヤミッドO-200(日本化成)、
アルフロ−E-10(日本油脂)、脂肪酸アマイドO(花
王)等 (3)ビス脂肪酸アミド系滑剤 メチレンビスベヘニン酸アミド系滑剤; ダイヤミッドNKビス(日本化成)等 メチレンビスステアリン酸アミド系滑剤; ダイヤミッド200ビス(日本化成)等、アーモワックス
(ライオン・アクゾ)、ビスアマイド(日東化学)等 メチレンビスオレイン酸アミド系滑剤; ルブロンO(日本化成)等 エチレンビスステアリン酸アミド系滑剤; アーモスリップEBS(ライオン・アクゾ)等 ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;アマ
イド65(川研ファインケミカル)等 ヘキサメチレンビスオレイン酸; アマイド60(川研ファインケミカル)等 (4)モノアルキロールアミド系滑剤; N−(2−ヒドロキシエチル)ラウリン酸アミド系滑
剤; トーホールN130(東邦化学)等 N−(2−ヒドロキシエチル)ステアリン酸アミド系
滑剤; アミゾール(川研ファインケミカル)等 N−(2−ヒドロキシメチル)ステアリン酸アミド系
滑剤; メチロールアマイド(日東化学)等 これらの各種の滑剤は、0.01〜5.0重量%添加するのが
好ましい。特に滑性効果が大きく、ブリードアウトしや
すい上記記載の脂肪酸アミド系滑剤の場合は0.01〜1.0
重量%添加するのが好ましい。
本考案では、静電気防止と滑性向上のために界面活性剤
を用いることができる。
本考案で用いられる界面活性剤を下記に記載する。
(1)非イオン界面活性剤 ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
脂肪族アルコールエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪族アミン、ソル
ビタンモノ脂肪酸エステル、脂肪酸ペンタエリスリッ
ト、脂肪アルコールのエチレンオキサイド付加物、脂肪
酸のエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アミノまたは脂
肪酸アミドのエチレンオキサイド付加物、アルキルフェ
ノールのエチレンオキサイド付加物、アルキルナフトー
ルのエチレンオキサイド付加物、多価アルコールの部分
的脂肪酸エステルのエチレンオキサイド付加物、その他
特公昭63−26697号公報120頁記載の各種非イオン帯電防
止剤等。
(2)アニオン界面活性剤 リシノレイン酸硫酸エステルソーダ塩、各種脂肪酸金属
塩、シリノレイン酸エステル硫酸エステルソーダ塩、硫
酸化オレイン酸エチルアニリン、オレフィンの硫酸エス
テル塩類、オレイルアルコール硫酸エステルソーダ塩、
アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸エチルスルフォン酸
塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスル
フォンオ酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、コハ
ク酸エステルスルフォン酸塩、リン酸エステル塩等 (3)陽イオン界面活性剤 第1級アミン塩、第3級アミン塩、第4級アンモニウム
塩、ピリジン誘導体等 (4)両性界面活性剤 カルボン酸誘導体、イミダゾリン誘導体、ペタイン誘導
体等 これらの界面活性剤は、0.01〜5.0重量%添加すること
が好ましい。特に0.05〜1.0重量%添加するのが、写真
フィルムへの悪影響防止、成形サイクル短縮、経済性等
の点から考え好ましい。
また、本考案では、樹脂温度を上昇させたときに樹脂の
着色故障やブツが発生するのを防止するために酸化防止
剤を用いることができる。写真フィルムの感度、感光材
料の組成等により悪影響の度合に差があるので適当な種
類を選択することが重要である。
酸化防止剤の代表例を以下に示す。
(イ)フェノール系酸化防止剤 6−t−ブチル−3−メチルフェニール誘導体、2・6
−ジ−t−ブチル−Pクレゾールt−ブチルフェノー
ル)、2・2′−メチレンビス−(4−エチル−6−t
−ブチルフェノール)、4・4′−ブチリデンビス(6
−t−チエル−m−クレゾール)、4・4′−チオビス
(6−t−ブチル−m−クレゾール)、4・4−ジヒド
ロキシジフェニルシクロヘキサン、アルキル化ビスフェ
ノール、スチレン化フェノール、2・6−ジ−t−ブチ
ル−4−メチルフェノール、n−オクタデシル−3−
(3′・5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェ
ニル)プロピネート、2・2′−メチエンビス(4−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)、4・4′−チオビ
ス(3−メチル−6−t−ブチルフェニール)、4・
4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフ
ェノール)、ステアリル−β(3・5−ジ−4−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1・1・
3−トリス(2−メチル−4ヒドロキシ−5−t−ブチ
ルフェニル)ブタン、1・3・5トリメチル−2・4・
6−トリス(3・5−ジ−t−ブチル−4ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン、テトラキス〔メチレン−3(3′・
5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート〕メタン等 (ロ)ケトンアミン縮合系酸化防止剤 6−エトキシ−2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒ
ドロキノリン、2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒ
ドロキノリンの重合物、トリメチルジヒドロキノリン誘
導体等 (ハ)アリルアミン系酸化防止剤 フェニル−α−ナフチルアミン、N−フェニル−β−ナ
フチルアミン、N−フェニル−N′−イロピロピル−P
−フェニレンジアミン、N・N′−ジフェニル−P−フ
ェニレンジアミン、N・N′−ジ−β−ナフチル−P−
フェニレンジアミン、N−(3′−ヒドロキシブチリデ
ン)−1−ナフチルアミン等 (ニ)イミダゾール系酸化防止剤 2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプトベ
ンゾイミダゾールの亜鉛塩、2−メルカプトメチルベン
ゾイミダゾール等 (ホ)ホスファイト系酸化防止剤 アルキル化アリルホスファイト、ジフェニルイソデシル
フォスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイ
ト亜リン酸ソーダ、トリノニルフェニルフォスファイ
ト、トリフェニルフォスファイト等 (ヘ)チオ尿素系酸化防止剤 チオ尿素誘導体、1・3−ビス(ジメチルアミノプロピ
ル)−2−チオ尿素等 (ト)その他空気酸化に有用な酸化防止剤 チオジプロピオン酸ジラウリル等 これらの酸化防止剤は、0.01〜1.50重量%添加すること
が好ましい。添加量が0.01重量%未満だと着色故障を有
効に防止できるだけの効果がなく混練経費がかかるだけ
である。他方、添加量が1.50重量%を越えると酸化・還
元作用を利用する写真フィルムの写真性に悪影響を与え
る。
本考案では前述以外の各種の添加剤を必要に応じて必要
量添加することができる。添加剤の代表例を以下に記載
するが本考案はこれに限定されるものでなく公知のあら
ゆる物の中から選択できる。
(添加剤種類) (代表例) (1)可塑剤;フタル酸エステル、グリコールエステ
ル、脂肪酸エステル、リン酸エステル等 (2)安定剤;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、アルカリ
土類金属系、有機スズ系等 (3)難燃剤;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エステ
ル、ハロゲン化物、無機物、含燐ポリオール等 (4)補強剤;ガラスロービング、金属繊維、ガラス繊
維、ガラスミルドファイバー、炭素繊維等 (5)劣化防止剤;紫外線吸収剤、金属不活性化剤、過
酸化物分解剤等 (6)カップリング剤;シラン系、チタネート系、クロ
ム系、アルミニウム系等 (7)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 (8)造核剤;有機造核剤(ジベンジリデンソルビトー
ル化合物等)、無機造核剤(炭酸カルシウム等) (9)遮光性物質;カーボンブラック、アルミニウム箔
粉、その他有彩、無彩色無機顔料、有機染顔料等 (10)ブロッキング防止剤;シリカ、カルシウムシリケ
ート、ケイ酸アルミニウム、タルク、高級脂肪酸ポリビ
ニルエステル等 本考案の写真フィルムパトローネ用容器キャップは、例
えばホットランナー方式の通常の射出成形法や金型内真
空射出成形法やスタックモールド方式によって形成され
る。特に、ホットランナー方式のキャビティー数が24ヶ
以上の金型を用いた射出成形法が好ましく、その中でも
片面にキャビティー数16ヶ以上のスタックモールド(1
ショット32ヶ以上)方式が特に好ましい。
本発明の写真フィルムパトローネ用容器キャップは、写
真フィルムパトローネ用の他、例えば食料品や医療品や
人形や小物及び少量サンプル等の密封収納のための容器
にも好適に用いられる。さらに本考案の写真フィルムパ
トローネ用容器キャップと容器本体を組み合わせ、多少
寸法や形状を変更したり又はこの寸法、形状のままで種
子や人形や小物、少量サンプル用容器として利用するこ
とができる。
〔作用〕 本考案の写真フィルムパトローネ用容器キャップでは、
樹脂注入部近傍の周辺部より10%以上厚肉にされた部分
が、樹脂注入部近傍が抉り取られたときであっても、充
分な防湿性を得るだけの厚さを確保する。
〔実施例〕
本考案による写真フィルムパトローネ用容器キャップの
実施例を第1図から第10図に基づいて説明する。
第1図及び第2図は容器キャップの縦断面図、第3図は
第1図及び第2図中a部の拡大断面図である。
第1図の実施例は、樹脂注入部Gが天面部6の外面にあ
るキャップ嵌合方式の容器キャップで、第2図の実施例
は、樹脂注入部Gが天面部6の外面にあるキャップ被嵌
方式の容器キャップである。
これらの容器キャップ2は、第3図に示すように、樹脂
注入部Gに対応する天面部6の内面に略半球状の厚肉部
14が形成されている。
この厚肉部14は半径r=0.5mmに形成されており、天面
部6の厚さt=0.8mm、凹部13の直径φ=4mm、凹部の深
さd=0.8mmである。
以上のような構成の容器キャップでは、第3図中2点鎖
線で示す樹脂注入部近傍Aが抉り取られたとしても、厚
肉部14により天面部6の内外面の距離は防湿に充分な長
さとなっている。
第4図から第6図は、樹脂注入部が天面部の外面にある
キャップ嵌合方式又はキャップ被嵌方式の容器キャップ
の実施例の部分拡大断面図である。
第4図の実施例は、樹脂注入部Gに対応する天面部6の
内面に縦断面が略半楕円状の肉厚部14が形成され、この
肉厚部14は横巾b=0.8mm、厚さc=0.5mmに形成されて
いる。
第5図の実施例は、天面部6の外面略中央に略半球状の
厚肉部14を形成し、この厚肉部14の先端部分が樹脂注入
部Gとなるように形成されている。
第6図の実施例は、天面部6の凹部13に対応する内面
に、中央において最も厚くなるような厚肉部14が形成さ
れている。
第7図から第10図は、樹脂注入部が天面部の内面にある
キャップ嵌合方式又はキャップ被嵌方式の容器キャップ
の実施例の部分拡大断面図である。
第7図の実施例は、樹脂注入部Gに対応する天面部6の
外面に略半球状の厚肉部14が形成されている。
第8図の実施例は、天面部6の内面中央に略半球状の厚
肉部14が形成され、この厚肉部14の先端部分が樹脂注入
部Gとなるように形成されている。
第9図の実施例は、天面部6の外面の中央近傍に、中央
において最も厚くなる厚肉部14が形成されている。
第10図の実施例は、天面部6の内面の中央近傍に、中央
において最も厚くなる厚肉部14が形成され、この厚肉部
14の先端部分が樹脂注入部Gとなるように形成されてい
る。
本考案品I 本考案品Iは第1図及び第3図に示す実施例と同一の寸
法・形状である。
使用樹脂は、チューブラー高圧重合法によるMFIが25g/1
0分、密度が0.926g/cm3、DSC法による分子量分布 が3.3、結晶化開始温度が106℃、結晶化温度(ピーク)
が102℃の高圧法分岐状ホモポリエチレン樹脂99.7重量
%、フェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010、チ
バガイギー社製)0.1重量%、滑剤としてオレイン酸ア
ミド0.1重量%とアルキルアミン系ノニオン界面活性剤
(エレクトロストリッパ−TS−3、花王(株)製)0.1
重量%よりなるLDPE系樹脂組成物を用い、住友重機
(株)製型締圧150tのクローズトシステム射出成形機サ
イキャップ(住友ネスタール製)を用いてホットランナ
ー方式、24ヶ取り金型で作成した。
得られた容器キャップは、透湿度が約1.7mgであり、こ
れは従来の容器キャップの透湿度(約4.3mg)に比して
大幅に小さくなった。さらに、フローマーク及びウェル
ドマークも従来に比して良好になった。
本考案品II 本考案品IIは、第4図に示す実施例と同一の寸法、形状
である。
使用樹脂は、低圧法のエチレン・ブテン−1共重合体樹
脂であるMFIが50g/10分、密度が0.920g/cm3、DSC法によ
る分子量分布が3.0、結晶化開始温度が112℃、結晶化温
度(ピーク)が108℃のL−LDPE樹脂99.65重量%、フェ
ノール系酸化防止剤(イルガノックス1010、チバガイギ
ー社製)0.1重量%、滑剤としてオレイン酸アミド0.1重
量%と脂肪酸エステル系ノニオン界面活性剤(エレクト
ロストリッパ−TS−5、花王(株)製)0.1重量%より
なるL-LDPE系樹脂組成物を用い、本考案品Iと全く同様
にして作成した。
得られた容器キャップは、透湿度が約1.0mgであり、本
考案Iより良好であった。
〔考案の効果〕
本考案は樹脂注入部近傍を周辺部より厚肉にしたことに
より、樹脂注入部近傍が抉り取られた場合であっても、
ピンホールが発生することなく、かつ防湿性も充分に確
保できる。したがって、成形サイクルを速めることがで
き、安価かつ多量に写真フィルムパトローネ用容器キャ
ップを生産できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の写真フィルムパトローネ用容器キャッ
プの一実施例の縦断面図、第2図は同上他の実施例の縦
断面図、第3図は第1図及び第2図中a部の拡大断面
図、第4図から第10図は、それぞれ他の実施例の拡大断
面図、第11図は従来例の拡大断面図、第12図から第15図
も従来例の断面図である。 2…写真フィルムパトローネ用容器キャップ 6…天面部 10…樹脂注入跡 14…厚肉部 A…樹脂注入部近傍 G…樹脂注入部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂注入部近傍の厚さが2.5mm以下で、か
    つ周辺部より10%以上厚肉であることを特徴とする写真
    フィルムパトローネ用容器キャップ
JP1989020139U 1989-02-27 1989-02-27 写真フィルムパトローネ用容器キャップ Expired - Fee Related JPH0643799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989020139U JPH0643799Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 写真フィルムパトローネ用容器キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989020139U JPH0643799Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 写真フィルムパトローネ用容器キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02113737U JPH02113737U (ja) 1990-09-12
JPH0643799Y2 true JPH0643799Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=31236257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989020139U Expired - Fee Related JPH0643799Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27 写真フィルムパトローネ用容器キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0643799Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60163451U (ja) * 1984-02-22 1985-10-30 富士写真フイルム株式会社 フイルムパトローネ用容器本体
JPS6173947A (ja) * 1984-09-20 1986-04-16 Fuji Photo Film Co Ltd フイルムパトロ−ネ用プラスチツク容器本体
JPS63121047A (ja) * 1986-11-11 1988-05-25 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フイルムパトロ−ネ用容器キヤツプ
JPH0233236U (ja) * 1988-08-20 1990-03-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02113737U (ja) 1990-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4844961A (en) Container for photographic film cartridge
EP0385199B1 (en) Container for photographic film cartridge
US5414032A (en) Resin composition for a core for web material
US4921737A (en) Container for photographic film cartridge
US5222601A (en) Package of rolled photosensitive material
US5225466A (en) Resin composition for articles molded by injection molding for photographic photosensitive materials
JP3055586B2 (ja) 写真フィルム用容器の製造方法
EP0249213B1 (en) Container for photographic film cartridge
JPH089725Y2 (ja) 帯状感光材の包装体
US5026594A (en) Packaging material for photosensitive materials
US5252369A (en) Core for web material
JPH0643799Y2 (ja) 写真フィルムパトローネ用容器キャップ
JPH082671Y2 (ja) 写真フィルムパトローネ用容器本体
US5240754A (en) Container for photographic film cartridge
JP3085330B2 (ja) 写真感光材料用包装材料及び包装体
JPH0481784B2 (ja)
EP0237062A2 (en) Container for photographic film cartridge
EP1193545B1 (en) Member used for photographic sensitive material
JP3095298B2 (ja) 写真感光材料用成形品
JP2556966Y2 (ja) 写真フィルムパトローネ用容器本体
JP2687004B2 (ja) 写真フィルムパトローネ用容器キャップ
JP2516788B2 (ja) 感光材料帯状体用コア
JP2607900B2 (ja) 写真感光材料用射出成形品を製造するための樹脂組成物
JP3089334B2 (ja) 写真フィルム用容器
JPH02247640A (ja) 写真フィルムパトローネ用容器本体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees