JPH0643802U - ディジタル磁気記録再生装置 - Google Patents

ディジタル磁気記録再生装置

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JPH0643802U
JPH0643802U JP8086492U JP8086492U JPH0643802U JP H0643802 U JPH0643802 U JP H0643802U JP 8086492 U JP8086492 U JP 8086492U JP 8086492 U JP8086492 U JP 8086492U JP H0643802 U JPH0643802 U JP H0643802U
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正彦 炭竃
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生等化手段を有するディジタル磁気記録再
生装置に関し、再生符号誤り率の調整を短時間で、且つ
正確に行う。 【構成】 磁気テープ1に記録されたディジタル信号を
検出する磁気ヘッド31と、周波数等化手段32を有し
磁気ヘッド31により検出された信号を周波数等化手段
32に基づいた所定の周波数特性で増幅する増幅部7
と、増幅部7からの出力信号に所定の信号処理を施して
ディジタル信号の符号誤り訂正を行うとともに誤ったデ
ィジタル信号DEを出力するディジタル信号処理部10
と、ディジタル信号処理部10から誤ったディジタル信
号DEを入力されて符号誤り率を求め、符号誤り率が所
定の値となるよう周波数等化手段32の周波数特性を設
定する周波数特性設定手段21を具備する構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はディジタル磁気記録再生装置に係り、特に再生等化手段を有するディ ジタル磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル磁気記録再生装置の再生符号誤り率(以下、誤り率と記す)は、磁 気ヘッドにより検出した再生RF信号の周波数特性、位相特性及び信号対雑音比 に依存して大きく変化し、これらの特性は磁気ヘッド及び磁気記録テープの特性 により変化する。そこで、再生RF信号の諸特性を一定に保って誤り率を所定値 以下とするために、再生RF信号の周波数特性、位相特性を可変調整して磁気ヘ ッド及び磁気記録テープの特性のばらつきを補償することが従来から行われてい る。
【0003】 図8は、ディジタル磁気記録再生装置であるDDS DAT ストリーマ(ディジタル データストレージ ディジタルオーディオテープレコーダ ストリーマ。以下、 DDSと記す)の再生系の要部の構成を示すブロック図である。DDSは、たと えばコンピュータシステムにおけるハードディスク装置のバックアップ用として 使用される回転ヘッド型のディジタル磁気記録再生装置であり、周知の回転ヘッ ド型DAT(以下、DATと記す)と略同一構成で、DATよりも高い符号誤り 訂正能力を持つ。
【0004】 図8において、図示しない回転ドラムに所定の角度離間して配設された磁気ヘ ッドHAとHBは、ヘリカルスキャン方式により磁気テープ(以下、テープと記 す)1に記録された隣接トラックから再生RF信号を交互に検出する。再生RF 信号は、周知のPCMディジタル信号と同一フレーム構成で記録されたディジタ ル信号がテープヘッド系の記録再生特性によってRF帯域のアナログ信号とされ たものであり、1.17〜4.7MHz の周波数帯域を専有している。
【0005】 この再生RF信号は回転トランス2により昇圧されたのち前置増幅器3及び4 によって増幅され、各前置増幅器の出力は、回転ディスクの回転に応じた所定の タイミングでスイッチングされるスイッチSによって連続した信号とされて再生 等化回路(再生等化手段)5に入力される。
【0006】 上記の前置増幅器3及び4は、それぞれ所定の高域遮断周波数fcまでは平坦 で、fc以上ではたとえば3dB/Oct で漸減する再生周波数特性を有しており、 半固定抵抗RAとRBによってfcをそれぞれ4.7MHz を中心周波数として可 変制御できるよう構成されている。
【0007】 また、再生等化回路5は、再生出力が周波数に対して6dB/Oct で上昇したの ちにギャップ損失、スペース損失等に起因して急激に減少する、よく知られた磁 気ヘッド単体の周波数特性を補償して記録再生での総合周波数特性を平坦にする 等化回路であり、その周波数特性は規格により定められている。すなわち、50 k Hz〜500KHz(中域と記す)を降下特性、500KHz〜4 MHz(中高域と記す)を上昇 特性、4 MHz以上(高域と記す)を降下特性と定められており、4 MHz付近にピ ーク周波数fpをもつ周波数特性とされている。
【0008】 この再生等化回路5は、半固定抵抗RMの値を調整することにより中域の降下 特性の時定数を、また半固定抵抗RPの値を調整することによりピーク周波数f pを4 MHzを中心として可変できる構成とされている。また、半固定抵抗Rphの 値を調整することにより位相特性が可変される。
【0009】 上記構成の従来のDATでは、作業者がこれら5つの半固定抵抗の値を調整す ることで再生等化回路5の出力の再生周波数特性及び位相特性を規格に定められ た範囲内で可変し、誤り率が所定値以下となるよう再生RF信号の周波数特性等 を設定していた。
【0010】 たとえば、再生等化回路5の出力から得られた再生RF信号を振幅制限して規 格で定められた周波数に同期させてディジタル信号に変換したのちに所定のディ ジタル再生処理を行い、ブロックエラーレート(BER)等の誤り率を計数して 1秒毎にカウンタにディジタル表示する。そして、作業者がカウンタを見ながら 表示された誤り率が所定値以下となるよう5つの半固定抵抗の値を適宜可変調整 していた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記した従来のディジタル磁気記録再生装置では、作業者は、カ ウンタに一定時間毎に表示されて半固定抵抗の値とともに刻々と変化する誤り率 を目視しながら幾つもの半固定抵抗を調整しなれけばならない。したがって、熟 練しなければ正確な調整が困難であり、また調整時間が長時間となる問題があっ た。
【0012】 たとえば、4.7MHz に対する1.6MHz の再生周波数特性は規格では6dB(1. 6/4.7MHz )と定められているが、これを変化させるとブロックエラーレー トはおおむね図9に示すとおりに変化する。すなわち、再生周波数特性の調整は 、±2dB変化させただけでブロックエラーレートが10-4から10-3へと1桁劣 化する極めて微妙で困難な調整である。このため、製造ラインにおける調整時間 は数10秒乃至1分以上必要であった。
【0013】 そこで本考案は、再生符号誤り率の調整を短時間で、且つ正確に行うことので きるディジタル磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、本考案では図1の原理図のとおり構成した。
【0015】 すなわち、磁気テープ1に記録されたディジタル信号を検出する磁気ヘッド3 1と、周波数等化手段32を有し磁気ヘッド31により検出された信号を周波数 等化手段32に基づいた所定の周波数特性で増幅する増幅部7と、増幅部7から の出力信号に所定の信号処理を施してディジタル信号の符号誤り訂正を行うとと もに誤ったディジタル信号DEを出力するディジタル信号処理部10とを具備し たディジタル磁気記録再生装置において、ディジタル信号処理部10から誤った ディジタル信号DEを入力されて符号誤り率を求め、符号誤り率が所定の値とな るよう周波数等化手段32の周波数特性を設定する周波数特性設定手段21を具 備する構成とした。
【0016】
【作用】
本考案によれば、符号誤り率が所定の値となるよう、周波数特性設定手段によ って周波数等化手段の周波数特性が自動的に設定されるよう作用する。
【0017】
【実施例】
図2は本考案の一実施例のブロック図である。同図中、図8と同一構成部分に は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0018】 図2において、半固定抵抗RA、RB、RM、Rph及び可変インピーダンス回 路6は周波数等化手段であり、これらと前記増幅器3及び4、スイッチS、再生 等化回路5により増幅部7が構成される。可変インピーダンス回路6のインピー ダンスは、後述するとおり外部から供給される制御データDZに応じて可変制御 され、これにより再生等化回路5のピーク周波数fpが4 MHzを中心として可変 される。各半固定抵抗の値は、前述と同様に作業者によって調整される。
【0019】 増幅部7からの再生RF信号は、リミッタ回路8により振幅制限され、PLL 回路9により規格で定められた周波数に同期されてディジタル信号に変換される 。そして、ディジタル信号処理部10に入力されて所定のディジタル再生処理を 施されて復号され、再生ディジタル信号DPとして出力される。
【0020】 ディジタル信号処理部10は、1チップ半導体化されたPCM信号再生回路1 1、誤り訂正回路12、マイコンインタフェース回路13、ディジタルインタフ ェース回路14、タイミング発生回路15及びRAM制御回路16と、外部RA M17により構成され、タイミング発生回路15が水晶発振回路18から基準ク ロックCKを供給されて生成する各種タイミング信号に基づいて動作する。
【0021】 誤り訂正回路12は周知のCIRCによる符号誤り訂正を行うとともに、符号 誤りを有する誤ったディジタルERをマイクロコンピュータ21へ出力する。
【0022】 なお、記録ディジタル信号DRは、ディジタル信号処理部10により所定の符 号化処理を施されたのちに、図示しない記録増幅器を介してテープ1に記録され る。
【0023】 制御部20は上記マイクロコンピュータ21と、サーボ回路22と、駆動回路 23とにより構成され、装置の機構部に配設される検出部25からの検出信号に 基づいて駆動機構26を駆動制御し、カセット(テープ1)の挿入排出の制御、 テープ1のテープ走行系への装着及び各モードに応じた速度での走行制御、ドラ ムの回転制御等を行う。
【0024】 この検出部25は、カセット検出機構、テープ張力検出機構、テープエンド検 出機構、リールFG及びPG、ドラムFG及びPG、キャプスタンFG及びPG 等からなり、駆動機構26は、ローディングモータ、リールモータ、ドラムモー タ、キャプスタンモータ等からなる周知のDATメカニズムである。
【0025】 一方、制御部20のマイクロコンピュータ(周波数特性設定手段)21には上 記誤ったディジタル信号DEが入力されており、マイクロコンピュータ21はこ のディジタル信号DEに基づいて符号誤り率を求め、符号誤り率に応じた制御デ ータDZを可変インピーダンス回路6に供給して可変インピーダンス回路6のイ ンピーダンスを可変制御し、ディジタル信号処理部10における誤り率が所定の 値となるよう再生等化回路5の高域のピーク周波数fpを設定する。
【0026】 可変インピーダンス回路6は、たとえば図3に示す構成とされる。
【0027】 すなわち、本実施例では、D/Aコンバータ29により制御データDZをアナ ログ制御電圧VCに変換したのちアナログ制御電圧VCによりトランジスタQ1 を駆動し、アナログ制御電圧VCに応じてコレクタエミッタ間のインピーダンス を制御する電子ボリュームにより構成される。
【0028】 また、図4に示すとおり、抵抗RとコンデンサCからなる積分回路に電界効果 トランジスタQ2 を介して入力されるPWM変調された制御データDZを積分し て制御電圧VCを生成し、この制御電圧VCによって図3のトランジスタQ1 と 同様な可変インピーダンス素子を駆動することも考えられる。可変インピーダン ス素子は、トランジスタに限らずダイオードを使用してもよい。
【0029】 次に示す図5及び図6はマイクロコンピュータ21の制御処理の要部を連続し て示すフローチャートであり、以下、両図を参照して説明する。
【0030】 装置の電源が投入されて処理を開始すると、まず、図5のステップS51(以 下、ステップSをSと記す)において駆動機構26の状態を初期設定する。
【0031】 つづいて、S52において制御データDZを標準値に初期設定する。制御デー タDZが標準値のときは制御電圧VCは中心値VMを2ボルトとされ、標準的な 特性の磁気ヘッド及び磁気テープを使用したときに、再生等化回路5の高域のピ ーク周波数fpはほぼ4MHz とされ、高域の周波数特性は規格の中心値を示す。 可変インピーダンス回路6の他の再生等化手段である各半固定抵抗の値が最適値 とされている場合、ブロックエラーレートは、制御電圧VCに対してたとえば図 7に示すとおりに変化する。
【0032】 図7において、制御電圧VCを中心値VM(=2ボルト)に対して±1ボルト 変化させると、ブロックエラーレートは10-4から10-3へと1桁劣化する。す なわち、図3に示した可変インピーダンス回路6は、制御データDZに基づいて インピーダンスを可変されて再生等化回路5のピーク周波数fpをシフトさせる ことにより、1.6MHz に対する4.7MHz の出力を±2dB以上変化させるよう構 成されている(図9参照)。
【0033】 図5に戻って説明するに、制御データDZを初期設定すると、つづくS53に おいて、装置のテープキャリッジにカセットテープ(テープ1)が挿入されたか 否かをカセット検出機構からの検出信号に基づいて判断する。
【0034】 挿入された(Yes)と判断されると、S54において、ローディングモータを 駆動してカセットテープをメカデッキ部分に装着してテープ1をテープ走行系に ローディングする。
【0035】 つづいて、S55において、リールモータを駆動してテープ1の開始位置(始 端と記す)方向へ巻戻し、テープエンド検出機構により始端が検出されると巻戻 しを停止する。
【0036】 そして、S56において各モータを駆動してテープ1を始端から再生し、所定 時間設けられているリファレンスエリアを一定時間再生する。
【0037】 リファレンスエリアからの再生RF信号に応じたディジタル信号をディジタル 信号処理回路10から受けると、マイクロコンピュータ21は、S57において 装置に装着され再生されているテープ1が未使用テープか否かをこの信号に基づ いて判断する。
【0038】 未使用であると判断された場合(Yes) にはつづくS58,S59の処理に進 んで自動的に記録再生を行い、また、未使用でないと判断された場合(No)には S71以降の処理を行い、使用者が設定したモードに応じてS58又はS59の 処理に進む。
【0039】 すなわち、未使用であると判断された場合(Yes) には、S58において各モ ータを駆動するとともに記録増幅器からヘッド1に記録電流を供給して記録モー ドとし、一定時間記録したのちに、S59において記録開始位置まで巻戻してか ら再生モードに移行し、記録された位置を一定時間再生する。そして、可変イン ピーダンス回路6のインピーダンスを可変調整して再生等化回路5の高域ピーク 周波数を設定する、S61以降の等化特性自動設定処理(図6)に進む。
【0040】 一方、未使用でないと判断された場合(No)には、S71において外部から記 録モードに設定されているかが判断され、記録モードとされている(Yes) 場合 にはS58の記録処理に進む。
【0041】 記録モードとされていない(No)場合にはつづいてS72の処理を行い、外部 から再生モードに設定されているかが判断される。再生モードとされている(Y es) 場合にはS59の再生処理に進み、再生モードとされていない(No)場合に はS71の処理に戻る。
【0042】 このように、テープ1が未使用テープではない(S57においてNo)場合にS 71乃至S72の操作モード判断処理を行うことにより、たとえば使用者が任意 の位置にテープ1を早送りして改めて記録モードに設定したとき(S71でYes ) や、使用者が任意の位置にテープ1を早送りして再生モードに設定したとき( S71でNo,S72でYes) に対応して以下の処理を適宜行うことが出来る。
【0043】 つづいて図6の等化特性自動設定処理について説明するに、前述のごとくS5 9(図5)において再生モードとされると、S61において単位時間内の誤った ディジタル信号DEを計数して符号誤り率ER1 を求め、この値をマイクロコン ピュータ21内のRAMに格納する。
【0044】 そして、S61において得られた符号誤り率ER1 が基準値ESより小さいか をS62において判断する。この基準値ESの値は、たとえば2×10-4(ブロ ックエラーレート)に設定されてRAMに格納されており、変更することも可能 である。
【0045】 (符号誤り率ER1 ≦基準値ES)の場合にはS62において(Yes) と判断 され、前述したとおり高域のピーク周波数fpを含めて増幅部7の出力RF信号 の周波数特性、位相特性が好適に設定されていて、所定の符号誤り率が得られて いるので、S75の通常動作に移行して処理を終了する。
【0046】 一方、(符号誤り率ER1 >基準値ES)の場合にはS62において(No)と 判断され、所定の符号誤り率が得られていないのでS63以降の処理を行い、所 定の符号誤り率が得られるよう等化特性を好適に設定する。
【0047】 すなわち、S63において、制御データDZの値を初期値から変更することに より制御電圧VCを中心値VMに対してたとえば上昇させ、可変インピーダンス 回路6のインピーダンスを可変させて等化特性をある方向に変化させる。
【0048】 つづくS64において、S61と同様にして符号誤り率ER2 を求め、この符 号誤り率ER2 がS61において求めた符号誤り率ER1 に対し上昇しているか (ER1 <ER2 か)をS65において判断する。ここで(No)であれば符号誤 り率ER2 はER1 よりも低下しているので、ふたたびS62の処理を行って所 定の符号誤り率が得られているか判断する。(Yes) であれば、S75の通常動 作に移行して処理を終了する。
【0049】 一方、S62においてふたたび(No)である場合には、S62において(Yes ) と判断されるまでS62乃至S65の処理を繰り返し実行し、(Yes) であれ ばS75の通常動作に移行して処理を終了する。
【0050】 一方、ER1 ≧ER2 であってS65において(Yes) と判断された場合は、 符号誤り率は変わらないか上昇しているので、S66においてS63とは逆の方 向に制御データDZの値を変更することにより制御電圧VCの値を低下させ、可 変インピーダンス回路6のインピーダンスを可変させて等化特性を上記と逆方向 に変化させる。
【0051】 つづくS67において、S61及びS64と同様にして符号誤り率ER3 を求 め、この符号誤り率ER3 がS61において求めた符号誤り率ER1 に対し上昇 しているか(ER1 <ER3 か)をS68において判断する。ここで(No)であ れば符号誤り率ER3 はER1 よりも低下しているので、ふたたびS62の処理 を行って所定の符号誤り率が得られているか判断する。S62は上記したとおり である。
【0052】 一方、S68において(Yes) のときは、上記の等化特性設定処理を繰り返し 実行しても所定の符号誤り率が得られない場合であるので、つづくS69の異常 処理において、たとえばアラーム音を発生したり、液晶パネル等に設定困難を表 示するとともにカセットテープを装置から排出するよう制御したのちに処理を終 了する。
【0053】 このように本実施例によれば、それぞれ再生等化手段である各半固定抵抗の値 が最適値に調整されていれば、所定の符号誤り率が得られるように他の再生等化 手段である可変インピーダンス回路6のインピーダンスを可変して再生等化回路 5の再生周波数特性を自動的に好適な特性に設定することが可能である。よって 、たとえば製造ライン等において再生符号誤り率の調整を短時間で、且つ正確に 行うことができて調整工程が容易となる。
【0054】 また、カセットテープを装置に装着するとテープ1に自動的に記録再生を行っ て等化特性設定処理を行うので、たとえば磁気ヘッドのヘッドデプスが磨耗によ り減少してその周波数特性が変化たり、テープ1の磁気特性が経時的に変化した 場合にも対応して符号誤りが所定値以下となるよう再生周波数特性を自動的に最 適に設定することができる。
【0055】 また、各半固定抵抗を本実施例の可変インピーダンス回路5と同様の構成とす ることにより、全ての調整を自動化することも考えられる。
【0056】 なお、上記の実施例はDDS DAT ストリーマに本考案を適用した例であるが、再 生ディジタル信号をD/A変換したのちに音声信号処理を行って音声信号を出力 する、DATに適用しても上記と同様の効果を得ることができる。
【0057】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、周波数特性設定手段によって周波数等化手段の周 波数特性が自動的に設定されて符号誤り率が所定の値となるので、たとえば製造 ライン等において再生符号誤り率の調整を短時間で、且つ正確に行うことができ て調整工程が容易となる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の原理図である。
【図2】本考案の一実施例のブロック図である。
【図3】本考案の一実施例の要部の構成図である。
【図4】本考案の一実施例の要部の構成図である。
【図5】本考案の一実施例のフローチャートである。
【図6】本考案の一実施例のフローチャートである。
【図7】制御電圧VCとブロックエラーレートの関係を
示す図である。
【図8】従来のディジタル磁気記録再生装置の一例の要
部のブロック図である。
【図9】再生周波数特性とブロックエラーレートの関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 5 再生等化回路 6 可変インピーダンス回路(周波数等化手段) 7 増幅部 10 ディジタル信号処理部 12 誤り訂正回路 20 制御部 21 マイクロコンピュータ(周波数特性設定手段) 31,HA,HB 磁気ヘッド 32 周波数等化手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに記録されたディジタル信号
    を検出する磁気ヘッドと、 周波数等化手段を有し、該磁気ヘッドにより検出された
    信号を該周波数等化手段に基づいた所定の周波数特性で
    増幅する増幅部と、 該増幅部からの出力信号に所定の信号処理を施して該デ
    ィジタル信号の符号誤り訂正を行うとともに、誤ったデ
    ィジタル信号を出力するディジタル信号処理部とを具備
    したディジタル磁気記録再生装置において、 該ディジタル信号処理部から該誤ったディジタル信号を
    入力されて符号誤り率を求め、該符号誤り率が所定の値
    となるよう前記周波数等化手段の周波数特性を設定する
    周波数特性設定手段を具備してなるディジタル磁気記録
    再生装置。
JP8086492U 1992-11-24 1992-11-24 ディジタル磁気記録再生装置 Pending JPH0643802U (ja)

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