JPH0644150Y2 - 装置筐体の熱遮蔽構造 - Google Patents

装置筐体の熱遮蔽構造

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JPH0644150Y2
JPH0644150Y2 JP1989093195U JP9319589U JPH0644150Y2 JP H0644150 Y2 JPH0644150 Y2 JP H0644150Y2 JP 1989093195 U JP1989093195 U JP 1989093195U JP 9319589 U JP9319589 U JP 9319589U JP H0644150 Y2 JPH0644150 Y2 JP H0644150Y2
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heat shield
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俊雄 大野
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子装置等において筐体中を上下に熱的に遮断させる装
置筐体の熱遮蔽構造に関し、 空板と共用出来、容易に変更可能な熱遮蔽構造を提供す
ることを目的とし、 装置が筐体内に複数の回路構成のブロックを上下に配設
して構成され、ブロック間に設ける熱遮蔽構造であっ
て、通気孔を備え前面を覆い前側から着脱容易とした前
面板と、内部を上下に斜面で仕切り着脱自在に固定させ
た斜面板とから構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子装置等において筐体中を上下に熱的に遮
断させる装置筐体の熱遮蔽構造に関する。
近年益々小形化、高密度実装された電子回路装置では、
高密度実装に伴う発熱による温度上昇を抑える、冷却技
術が重要な問題となって来ており、筐体内を自然空冷し
てたものが、殆どが強制空冷となり、更に、ヒートパイ
プの使用や冷却効果の大きい液体冷却等が採用されて来
た。
〔従来の技術〕
第5図(a)に従来の一例の装置筐体の強制空冷の構成
図、同図(b)に同熱遮蔽構造の斜視図を示す。
局舎に収容する装置は、設置床面積を小さくし、高さを
有効に使用するために、全高が高い装置筐体構造とし、
筐体側面を密着させて架列配置を成して床面積に高密度
に配設可能としている。
従って、装置は回路構成するブロック毎に筐体内に上下
に配置実装しており、強制空冷する場合も、空冷区域を
ブロック毎に分割させ、ブロック間で熱的に断熱させて
冷却能力を高めている。
又、更に大きな冷却力を必要とする場合は、ブロック内
を複数の冷却区域に分割して強制空冷させるものもあ
る。
この装置筐体の強制空冷の一例は、第5図(a)に示す
如く、筐体1の上下に複数の回路構成のブロック2が実
装され、ブロック2毎を強制空冷区域とした場合で、ブ
ロック2間に熱的な遮蔽構造85が直接筐体1に取付けて
あり、装置筐体1の前面又は底面から冷気が吸込まれ、
各ブロック2内を下から上に通気させて冷却を行い、遮
蔽構造85で筐体1の後面に排出させ、最上部ブロック2
では筐体1の天井面に排出する冷却構成をなす。
この遮蔽構造85は、同図(b)に示す如く、枠体35と前
面板45と内部の斜面板55とから構成する。
枠体35は、筐体1に直接取付き、上下前後が開口の金属
フレーム構造である。
前面板45は、全面に通気孔46を多数設け、枠体35の前開
口を覆って固着してある。
斜面板55は、枠体35に固着し、内部を上下に仕切って枠
体35の高さ寸法一杯に後上りに傾斜させた金属板であ
る。
かくして、ブロック2を上昇してきた暖気は、遮蔽構造
85の斜面板55で方向転換され、後面に排出される。この
際、図示省略したが、枠体35の後面に排気ファン或いは
下面後部に吸気ファンを取付けて強制通気させたり、又
は、後面を強制吸気ダクトに接続させて強制排出させ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、 装置の構成上、特定のブロック2間には遮蔽構造85が
必要無く、単なる空板を取付ける場合がある。
しかし、回路構成のブロック2は、筐体1に対して取
付けが容易であり、増設や変更が行えるようにしてあ
り、変更して、従来位置の遮蔽構造85を現地で空板に変
える場合がある。
かように、空板と遮蔽構造85とが、共通で容易に変更
できる構造が、手配の一元化の面からも望まれていた。
等の問題点があった。
本考案は、かかる問題点に鑑みて、空板と共用出来、容
易に変更可能な熱遮蔽構造を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点は、 (1)装置が筺体1内に複数の回路構成のブロック2を
上下に配設して構成され、ブロック2間に設ける熱遮蔽
構造であって、通気孔41を備え前面を覆い前側から着脱
容易とした前面板4と、 内部を上下に斜面で仕切り着脱自在に固定させた斜面板
51と、から成る本考案の装置筐体の熱遮蔽構造により解
決される。
(2)装置が筐体1内に複数の回路構成のブロック2を
上下に配設して構成され、ブロック2間に設ける熱遮蔽
構造であって、前記前面板4と、 内部を上下に斜面で仕切り、所定間隔に通気孔62を具え
固着された斜面板52と、斜面板52に重ねられ、前側から
一方向にずらせて、通気孔62の全部を開又は閉の何れか
の状態に変え得て固定される可動板72と、から成る本考
案の装置筐体の熱遮蔽構造によっても解決される。
(3)装置が筐体1内に複数の回路構成のブロック2を
上下に配設して構成され、ブロック2間に設ける熱遮蔽
構造であって、前記前面板4と、 内部を上下に斜面で仕切り、周辺部を残して大きな通気
窓63を設け固着された斜面板53と、 前側から斜面板53に着脱自在に重ね通気窓63を塞いで固
定し、又は、脱して前面板4の裏面に重ね置く、複数個
に分割した遮蔽板73と、から成る本考案の装置筐体の熱
遮蔽構造によっても解決される。
(4)装置が筐体1内に複数の回路構成のブロック2を
上下に配設して構成され、ブロック2間に設ける熱遮蔽
構造であって、前記前面板4と、 内部を上下に斜面で仕切り、周辺部を残して大きな複数
の通気窓64,65を設け固着された斜面板54と、通気窓64,
65の高位側の縁に回動自在に取付かり該通気窓64,65を
開閉し、前側から回動させる操作手段を備えた遮蔽板7
4,75と、 閉状態にある全数の遮蔽板74,75を同時に維持固定する
前側から操作出来る閉固定手段と、 開状態にある全数の遮蔽板74,75を所定位置に維持固定
する開固定手段と、から成る本考案の装置筐体の熱遮蔽
構造によっても解決される。
〔作用〕
即ち、第1図に示す如く、筐体1のブロック2間に、前
面板4と斜面板51が前側から着脱自在に取付けてあるの
で、内部を上下に仕切って高さ寸法一杯に後上りに傾斜
させた斜面板51が、固定された状態が熱遮蔽状態とな
り、これを取外し除去すれば上下仕切りが無くなり空板
状態となり、目的が達成される。
又、前記斜面板51の取外しに代わり、第2図に示す如
く、筐体1のブロック2間に固着させた、所定間隔に通
気孔62を設けた斜面板52とし、これに可動板72が前側か
ら一方向にずらせて重ねられ、所定間隔の通気孔62の全
部を開又は閉の何れかの状態に変え得て固定されるの
で、開状態は空板機能で、閉状態は熱遮蔽機能となり、
同様に目的が達成される。
尚、この場合に、通気孔62のずれ方向の縁間距離が、通
気孔62の同方向の孔寸法以上あり、可動板72にも同一に
通気孔62が配設してあれば、同方向孔寸法ずらせば全開
から全閉状態、又はその逆状態に変えられる。
又、前記斜面板52に代わり、第3図に示す如く、周辺部
を残して大きな通気窓63を明けた斜面板53とし、これに
複数に分割した遮蔽板73が前側から斜面板53に着脱自在
に重ねられ、通気窓63を塞いで固定したり、又は、脱し
て前面板4の裏面に重ね置いて空板の機能に変えられ
る。
又、前記斜面板52に代わり、第4図に示す如く、周辺部
を残して大きな複数の通気窓64,65を明けた斜面板54と
し、各通気窓64,65の縁65遮蔽板74,75が回動自在に取付
けてあり、各通気窓64,65を前側から開閉出来るので、
閉状態にある全数の遮蔽板74,75を閉固定手段で同時に
維持固定させれば熱遮蔽状態が得られ、又、開状態にあ
る全数の遮蔽板74,75を開固定手段で同時に維持固定さ
せれば空板状態が得られる。
かくして、空板と共用出来、容易に変更可能な熱遮蔽構
造を提供することが可能となる。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例によって本考案を具体的に説明す
る。全図を通し同一符号は同一対象物を示す。第1図に
本考案の第一実施例の構成図、第2図に本考案の第二実
施例の構成図、第3図に本考案の第三実施例の構成図、
第4図に本考案の第四実施例の構成図を示す。
筐体1内に複数の回路構成のブロック2を上下配設して
装置が構成され、ブロック2間に挿入し熱的に遮断或い
は導通状態とする熱遮蔽構造であって、筐体1に直接装
着し、下方のブロック2から上昇する暖気を後面に誘
導、排出し、前面から冷気を吸入して内部で上方に導く
遮蔽手段を備え、且つ、前記遮蔽手段に前側から操作し
て、上下方向に通気させる熱的な非遮蔽状態に容易に変
更することも出来る熱遮蔽構造として、四例について説
明する。
第一実施例は、第1図に示す如く、枠体3と前面板4と
斜面板51とから構成する。
枠体3は、金属板材からなる上下前後を開口させたフレ
ーム構造で、後部の折曲部31を筐体1にねじ止めして直
接固着させる。
前面板4は、全面に冷気吸入用の通気孔41を設けた金属
板で、枠体3の前開口を覆い前部の折曲部32に前側から
着脱容易にねじ締着している。
斜面板51は、枠体3の高さ寸法一杯に後上りに傾斜させ
て内部を上下に仕切り、前側から枠体3の折曲部32にね
じ締着固定させる着脱容易とた金属板である。この装着
時には、先端部を枠体3の上奥部の挟持部33に填めてか
らねじ止めする。
かくして、斜面板51の固定状態では、下方からの暖気は
方向変更されて後方に誘導、排出されて遮断し、前面の
通気孔41から冷気が入り、上方に誘導され上ブロック2
を冷却する、熱遮蔽構造となり、又、斜面板51が取外さ
れた状態では、内部での熱遮蔽が無くなり、上下に通気
状態となり、空板を実装したのと同じ状態となり、何れ
も容易に前側から操作変更出来る。
第二実施例は、第2図に示す如く、前記第一実施例と同
じ枠体3と前面板4とを用い、斜面板を変え且つ固着さ
せたものである。
斜面板52は、前記斜面板51の全面に所定間隔に通気孔62
を明けたもので、更に、これに可動板72が重ねられてい
る。
可動板72は、全面に斜面板52の通気孔62と同じに通気孔
76が配設してあり、且つ、斜面板52に設けたガイド部56
にて一方向にスライド出来、所定距離の定位置で前側か
ら摘みねじ57で締着固定するように短いスリット77が設
けてある。
従って、この摘みねじ57を弛め、可動板72を上端に位置
させると、斜面板52の通気孔62は凡て塞がれ上下断熱状
態となり、逆に下端に位置すれば、通気孔62,76同士が
重なり上下通気状態となる。この可動板72の移動で容易
に変更出来るので、斜面板52は枠体3の折曲部32に固着
させてある。
更に、第三実施例は、第3図に示す如く、前記と同じ枠
体3と前面板4とを用い、斜面板を変えたものである。
斜面板53は、前記斜面板52の全面に周辺部を残して大き
な通気窓63が明けてあり、更に、これに2個の遮蔽板73
が着脱自在に重ねてある。
遮蔽板73は、金属板で斜面板53に設けたガイド部56にて
一方向にスライド出来、2個で通気窓63を塞ぐ大きさと
してあり、下方のものを前側から摘みねじ57を締着させ
て固定させる。
遮蔽板73がガイド部56に装着固定された状態で、斜面板
53の通気窓63が塞げられ、熱的遮蔽状態が得られる。
又、摘みねじ57と遮蔽板73を脱し、前面板4の裏面の折
曲部42に2個を重ねて摘みねじ57で締着固定させて格納
すれば、斜面板53の通気窓63は通気状態となり、空板と
同等の非遮蔽状態となる。
第四実施例は、第4図に示す如く、前記と同じ枠体3と
前面板4とを用い、斜面板を変えたものである。
斜面板54は、前記斜面板52の全面に周辺部を残して大小
2個の四角形の通気窓64,65が明けてあり、各通気窓64,
65には丁度填まる大きさの遮蔽板74,75が高位側の縁に
下方に回動自在に取付けてある。
この開閉の操作手段は、各遮蔽板74,75に一端を固着さ
せ、他端を枠体3に固着させた引張紐78であり、引張れ
ば、遮蔽板74,75は回動して来て、各通気窓64,65の低位
側の縁に設けたストッパ58で止められて通気窓64,65に
丁度填まった状態となり、この閉状態を維持する閉固定
手段が設けてあり、又、弛ませれば、下方に回動して定
位置に開固定手段により固定される。
閉固定手段は、斜面板54の手前部分の裏面に細長い形
金属板のスライド板59が可動に設けられ、移動は2個の
長孔に摘みねじ57を通して方向と端位置を決めており、
前端位置で形の両端部分が各通気窓64,65に張り出
し、遮蔽板74,75の隅部に掛りロックする。
スライド板59を他端に移動すれば、ロックが外れ、下方
に回動して開固定手段により定位置に固定され、通気窓
64,65が開放される。
この開固定手段は、斜面板54の裏面下方に突設して定位
置に磁石79が固定してあり、その吸引力で遮蔽板74,75
を固定させている。
尚、以上の各部の細部機構、形状は上記のものに限定さ
れるものではない。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案の熱遮蔽構造により、空板と共用出
来管理の一元化が図れ、且つ容易に変更可能な熱遮蔽構
造が得られ、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例の構成図、 第2図は本考案の第二実施例の構成図、 第3図は本考案の第三実施例の構成図、 第4図は本考案の第四実施例の構成図、 第5図は従来の一例の装置筐体である。 図において、 1は筐体、2はブロック、 3,35は枠体、4,45は前面板、 31,32,42は折曲部、33は挟持部、 41,46,62,76は通気孔、 51〜55は斜面板、56はガイド部、 57は摘みねじ、58はストッパ、 59はスライド板、63,64,65は通気窓、 72は可動板、73,74,75は遮蔽板、 77はスリット、78は引張紐、 79は磁石、85は遮蔽構造である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置が筺体(1)内に複数の回路構成のブ
    ロック(2)を上下に配設して構成され、該ブロック
    (2)間に設ける熱遮蔽構造であって、 通気孔(41)を備え前面を覆い前側から着脱容易とした
    前面板(4)と、 内部を上下に斜面で仕切り着脱自在に固定させた斜面板
    (51)と、から成ることを特徴とする装置筐体の熱遮蔽
    構造。
  2. 【請求項2】装置が筐体(1)内に複数の回路構成のブ
    ロック(2)を上下に配設して構成され、該ブロック
    (2)間に設ける熱遮蔽構造であって、 第1請求項記載の前面板(4)と、 内部を上下に斜面で仕切り、所定間隔に通気孔(62)を
    具え固着された斜面板(52)と、 該斜面板(52)に重ねられ、前側から一方向にずらせ
    て、該通気孔(62)の全部を開又は閉の何れかの状態に
    変え得て固定される可動板(72)と、から成ることを特
    徴とする装置筐体の熱遮蔽構造。
  3. 【請求項3】装置が筐体(1)内に複数の回路構成のブ
    ロック(2)を上下に配設して構成され、該ブロック
    (2)間に設ける熱遮蔽構造であって、 第1請求項記載の前面板(4)と、 内部を上下に斜面で仕切り、周辺部を残して大きな通気
    窓(63)を設け固着された斜面板(53)と、 前側から該斜面板(53)に着脱自在に重ね該通気窓(6
    3)を塞いで固定し、又は、脱して該前面板(4)の裏
    面に重ね置く、複数個に分割した遮蔽板(73)と、から
    成ることを特徴とする装置筐体の熱遮蔽構造。
  4. 【請求項4】装置が筐体(1)内に複数の回路構成のブ
    ロック(2)を上下に配設して構成され、該ブロック
    (2)間に設ける熱遮蔽構造であって、 第1請求項記載の前面板(4)と、 内部を上下に斜面で仕切り、周辺部を残して大きな複数
    の通気窓(64)(65)を設け固着された斜面板(54)
    と、 該通気窓(64)(65)の高位側の縁に回動自在に取付か
    り該通気窓(64)(65)を開閉し、前側から回動させる
    操作手段を備えた遮蔽板(74)(75)と、 閉状態にある全数の該遮蔽板(74)(75)を同時に維持
    固定する前側から操作出来る閉固定手段と、 開状態にある全数の該遮蔽板(74)(75)を所定位置に
    維持固定する開固定手段と、から成ることを特徴とする
    装置筐体の熱遮蔽構造。
JP1989093195U 1989-08-08 1989-08-08 装置筐体の熱遮蔽構造 Expired - Lifetime JPH0644150Y2 (ja)

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JPH0332497U JPH0332497U (ja) 1991-03-29
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