JPH0644505A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0644505A
JPH0644505A JP4198467A JP19846792A JPH0644505A JP H0644505 A JPH0644505 A JP H0644505A JP 4198467 A JP4198467 A JP 4198467A JP 19846792 A JP19846792 A JP 19846792A JP H0644505 A JPH0644505 A JP H0644505A
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Tatsuo Yamazaki
辰男 山崎
Junichi Nose
純一 能勢
Hideki Kaneko
秀樹 金子
Toru Inoue
井上  徹
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 データレートの異なる複数種類の情報信号を
少なくとも高レートの情報に関してノイズの全くない所
定倍速再生を提供する。 【構成】 図は高データレート情報(第1情報)対応及
び低データレート情報(第2情報)対応の記録再生を行
う場合の記録再生系ブロック図で、同図にて、50は例
えば映像信号に関するディジタルデータ入力端子、51
はエンコーダ、52はたとえば2チャンネルからなるデ
ィジタル変調器、71A,71Bの1組及び72A,7
2Bの他の1組はそれぞれ回転ドラム57上にほぼ18
0度対向して配置されている互いにアジマスの異なる2
組のヘッド、58は磁気テープ、60はディジタルデー
タ出力端子、61はデコーダ、62はたとえば2チャン
ネルからなるディジタル復調器、65は選択器、66は
圧縮器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なるデータレートの
複数種類の情報信号を記録再生する磁気記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】情報信号として例えば映像信号を磁気テ
ープに記録し再生する磁気記録再生装置(VTR)には
映像信号をディジタル化したデータを記録再生するディ
ジタルVTRがある。図8はこのディジタルVTRにお
ける従来のブロック構成を示すもので、50は例えば映像
信号に関するディジタルデータ入力端子、31は記録処理
部、32はデジタル変調器、53、54は回転ドラム57上にほ
ぼ180 度対向して配置されている互いにアジマスの異な
るヘッド、58は磁気テープ、60はディジタルデータ出力
端子、41は再生処理部、42はディジタル復調器である。
【0003】記録時にディジタルデータ入力端子50に入
力された映像信号などのディジタルデータは記録処理部
31において、誤りを検出・訂正するための誤り訂正符号
化されたディジタル符号として変調器32に出力される。
変調器32では入力されたディジタル符号を記録に適した
形態の信号に変換し、回転ドラム57上の磁気ヘッド53、
54で磁気テープ58に記録する。
【0004】再生時に磁気ヘッド53、54で再生された信
号は復調器42で元のディジタル符号に変換され、再生処
理部41において記録再生過程により生じた符号誤りを検
出訂正する誤り訂正復号化を行うことにより、ディジタ
ルデータ出力端子60には記録時と同じ信号形態のディジ
タルデータが出力される。
【0005】ところで、映像信号を記録する場合には、
実用化されつつあるHDTVと現行テレビ信号であるN
TSCという異なった信号形態、すなわち互いに情報量
が異なる映像信号を同一のディジタルVTRで記録でき
ることが望まれる。また、かりに同じ信号形態の映像信
号であっても、記録時間の長短に対応して異なる情報量
のディジタル符号を同一のVTRで記録が可能であるこ
とも望まれる。このことを換言すれば、同一のVTRで
異ったデータレートに対応した記録再生を行う事が出来
なければならないということである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示した
従来のディジタルVTRの構成では、単一のデータレー
トの記録再生にしか対応ができない。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、同一のディジタルVTRで複数種
類の異なるデータレートの情報を記録再生できるVTR
において、少なくとも高データレートの情報に関してノ
イズの全くない所定倍速再生を実現することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタル
VTRは、高データレート情報(第1情報)を記録ある
いは通常速度再生する場合におけるヘッド回転数及びテ
ープ速度のそれぞれの所定値に対して、情報量が前記第
1情報のほぼ1/rから成る低データレート情報(第2
情報)の記録あるいは通常速度再生におけるヘッド回転
数及びテープ速度を前記それぞれの所定値の1/rにす
る。そして、前記第1情報を1/r倍速再生あるいは1
/(2・r)倍速再生する場合にはヘッド回転数及びテ
ープ速度を、前記第1情報を記録あるいは通常速度再生
する場合におけるヘッド回転数及びテープ速度の前記そ
れぞれの所定値に対してそれぞれ1/rにする。
【0009】
【作用】前記第1情報の1/r倍速再生においては、r
フィールド期間毎に順次再生される1つのフィールドの
情報を1/r倍に時間軸圧縮して得られた1フィールド
の再生情報をrフィールド期間続けて使用する。
【0010】また、前記第1情報の1/(2・r)倍速
再生においては、rフィールド期間毎に順次再生される
1つのフィールドにおいて、1フレームを構成するいず
れか一方の1フィールドを択一し1/rに時間圧縮して
得られた1フィールド毎の再生情報を(2・r)フィー
ルド期間続けて使用する。
【0011】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は高データレート情報(第1情報)対応及
び低データレート情報(第2情報)対応の記録再生を行
う場合の記録再生系ブロックを図示したものである。同
図にて、50は例えば映像信号に関するディジタルデータ
入力端子、51はエンコーダ、52はたとえば2チャンネル
からなるディジタル変調器、71A,71Bの1組及び72
A,72Bの他の1組はそれぞれ回転ドラム57上にほぼ18
0 度対向して配置されている互いにアジマスの異なる2
組のヘッド、58は磁気テープ、60はディジタルデータ出
力端子、61はデコーダ、62はたとえば2チャンネルから
なるディジタル復調器、65は選択器、66は圧縮器であ
る。
【0012】まず、第1情報を記録する場合について述
べる。記録時にディジタル入力端子50に入力された映像
信号などの第1情報に関するディジタルデータはエンコ
ーダ51において、誤りを検出・訂正するための誤り訂正
符号化、及び記録チャンネル数に対応したチャンネル分
割化が施され、例えば2チャンネルのディジタル符号が
それぞれディジタル変調器52に出力される。変調器52で
は入力された2チャンネルのディジタル符号をそれぞれ
記録に適した形態の信号に変換し、回転ドラム57上の2
組の磁気ヘッド71A〜72Bで磁気テープ58に記録する。
この場合、ほぼ同一位置に配置された異なるアジマスθ
1,θ2の磁気ヘッド71A,71Bの1組及び72A,72B
の他の1組によって交互に各々アジマスの異なる一対
(2本)のトラックがほぼ同時に記録再生され、回転ド
ラム1回転当り4本のトラックが走査される。なお、こ
こで第1情報の記録時におけるヘッド回転数をR、テー
プ速度はVとする。
【0013】以上で述べた第1情報対応の記録を行うの
場合のトラックトレース状態を図2に示す。同図にて1
はヘッド走査方向、2はテープ走行方向であり、磁気テ
ープ58上のトラック81A〜82Bうちの一対(2本)のト
ラック81A,81Bは例えばほぼ同一位置に配置された異
なるアジマスθ1,θ2の磁気ヘッド71A、71Bの1組
によって、またトラック82A,82Bはもう1組の異なる
アジマスθ1,θ2の磁気ヘッド72A,72Bによってほ
ぼ同時に記録される。ここでは、例えば入力端子50に入
力する第1情報における1フィールド期間Tの情報が、
ドラム1回転に要する時間Tにおける81A〜82Bの4本
のトラックによって構成されるものとする。
【0014】図3は以上で述べた第1情報記録時のタイ
ミングチャートであり、同図(a) は時刻、同図(b) はエ
ンコーダ51あるいは変調器52が出力する第1情報に関す
る2チャンネルの記録信号であり、例えばD1A,D1
B,D2A,D2Bの4つで1フィールドに相当する第
1情報の記録信号を成すものである。そして、ドラムが
半回転するT/2期間においては、2チャンネルの記録
信号D1A及びD1Bがそれぞれヘッド71Aおよび71B
によって同時に記録され図2の記録トラック81A及び81
Bとして形成される。ドラムが次に半回転する時刻T/
2から時刻TまでのT/2期間においては、2チャンネ
ルの記録信号D2A及びD2Bがそれぞれヘッド72Aお
よび72Bによって同時に記録され図2の記録トラック82
A及び82Bとして形成され、ドラム1回転、すなわち1
フィールド期間に相当する時間Tにおいて、81A〜82B
の4本のトラックが形成される。
【0015】次に通常速度再生においては、第1情報記
録時と同様にヘッド回転数をR,テープ速度をVとして
おり、記録時と全く同じトラックトレース状態で再生を
おこなう。磁気ヘッド71A〜72Bにより図2の記録トラ
ックから再生された、図3(a) の時刻とともに図3(b)
に示す2チャンネルの再生信号は少なくとも2チャンネ
ルで構成される復調器62で元の2チャンネルのディジタ
ル符号に変換され、デコーダ61において記録再生過程に
より生じた符号誤りを検出訂正する誤り訂正復号化や、
チャンネル合成による1チャンネル化を行うことにより
ディジタルデータ出力端子60には記録時と同じ信号形態
の第1情報に関するディジタルデータが出力される。
【0016】次に、低データレート、すなわち第2情報
を記録する場合について説明する。なお、ここでは説明
を分かりやすくするために、第2情報の情報量を第1情
報の1/2(1/r)としている。それに応じて、ヘッ
ド回転数をR/2、テープ速度はV/2としている。記
録時にディジタル入力端子50に入力された映像信号など
の第2情報に関するディジタルデータはエンコーダ51に
おいて、誤りを検出・訂正するための誤り訂正符号化、
並びに記録チャンネル数に対応したチャンネル分割化が
施され、例えば2チャンネルのディジタル符号がそれぞ
れ変調器52に出力される。変調器52では入力された2チ
ャンネルのディジタル符号をそれぞれ記録に適した形態
の信号に変換し、回転ドラム57上の2組の磁気ヘッド71
A〜72Bで磁気テープ58に記録する。この場合、ほぼ同
一位置に配置された異なるアジマスθ1,θ2磁気ヘッ
ド71A,71Bの1組及び72A,72Bの他の1組によって
交互に各々アジマスの異なる一対(2本)のトラックが
ほぼ同時に記録再生され、回転ドラム1回転当り4本の
トラックが走査される。
【0017】以上で述べた第2情報対応の記録を行う場
合のトラックトレース状態を図4に示す。同図にて1は
ヘッド走査方向、2はテープ走行方向であり、磁気テー
プ58上のトラック91A〜92Bのうちの一対(2本)のト
ラック91A,91Bは例えばほぼ同一位置に配置された異
なるアジマスθ1,θ2の磁気ヘッド71A,71Bの1組
によって、またトラック92A,92Bはもう1組の異なる
アジマスθ1,θ2の磁気ヘッド72A,72Bによってほ
ぼ同時に記録される。ヘッド回転数はR/2、テープ速
度はV/2であるので、入力端子50に入力する第2情報
における1フィールド期間Tの情報は、ドラムの1/2
回転に要する時間Tにおける91A及び91Bの2本のトラ
ックによって構成される。
【0018】図3(c) は以上で述べた第2情報記録時に
エンコーダ51あるいは変調器52が出力する第2情報に関
する2チャンネルの記録信号のタイミングチャートであ
り、例えばE1A,E1Bの2つで1フィールドに相当
する第2情報の記録信号を成すものである。ドラムが半
回転するT期間においては、2チャンネルの記録信号E
1A及びE1Bがそれぞれヘッド71Aおよび71Bによっ
て同時に記録され図4の記録トラック91A及びび91Bと
して形成される。ドラムが次に半回転する時刻Tから時
刻2Tまでの間においては、2チャンネルの記録信号E
2A及びE2Bがそれぞれヘッド72Aおよび72Bによっ
て同時に記録され図4の記録トラック92A及び92Bとし
て形成される。
【0019】すなわち、この第2情報の記録時において
は、ヘッド回転数、テープ速度ともに第1情報の記録時
のそれらの1/2としているので、記録時のトラック傾
角は双方とも同一となり、形成されたトラックパターン
は全く同一である。
【0020】次にこの第2情報に関する通常速度再生に
おいては、第2情報記録時と同様にヘッド回転数をR/
2、テープ速度をV/2としており、記録時と全く同じ
トラックトレース状態で再生を行うことができる。磁気
ヘッド71A〜72Bにより図4の記録トラックから再生さ
れた、図3(a)(c)に示す2チャンネルの再生信号は少な
くとも2チャンネルで構成される復調器62で元の2チャ
ンネルのディジタル符号に変換され、デコーダ61におい
て記録再生過程により生じた符号誤りを検出訂正する誤
り訂正復号化や、チャンネル合成による1チャンネル化
を行うことによりディジタルデータ出力端子60には記録
時と同じ信号形態の第2情報に関するディジタルデータ
が出力される。
【0021】さらに、以上の第1情報について1/2倍
速再生(1/r倍速再生)する場合について説明する。
1/2倍速再生におけるヘッド回転数及びテープ速度の
値は、前記第2情報に関する記録あるいは通常速度再生
の場合と同様の値、換言すればこの第1情報の記録時の
1/2倍の値であるところの1/2・R及び1/2・V
とする。従って、前述したように、71A,71Bの1組の
ヘッド及び72A,72Bの他の1組のヘッドによって、ド
ラムの1/2回転毎に図2に示した第1情報に関するト
ラックを、記録時と全く同様にヘッドトレースすること
ができる。図5(a) には図3(a) と同じ時間軸で表現し
た時刻を、図5(b) には1/2倍速再生時に復調器62か
ら出力する2チャンネルの再生信号を示す。
【0022】図3(b) に示した第1情報記録時のタイミ
ングチャートとの対比から明らかなように、例えば2チ
ャンネルのヘッド71A,71Bによって再生される。記録
時の1/2フィールド期間T/2における第1情報を構
成していた2チャンネルのディジタル符号D1A,D1
Bは記録時の2倍の時間Tで再生される。以下同様に、
2チャンネルのヘッド72A,72Bによって再生される2
チャンネルのディジタル符号D2A,D2Bもまた記録
時の2倍の時間Tで再生される。すなわち、第1情報に
おける所定期間の記録信号は、この1/2倍速再生では
前記所定期間の2倍の期間で再生が終了し、記録時に対
して2倍に時間伸長された状態で再生されたことにな
る。
【0023】図5(b) に示した、1/2倍速再生時に復
調器62から出力した2チャンネルの再生信号はデコーダ
61に入力され、記録再生過程により生じた符号誤りを検
出訂正する誤り訂正復号化やチャンネル合成による1チ
ャンネル化が行われることにより、図6(b) に示すデコ
ーダ出力が得られる。なお、図6(b) のデコーダ出力
は、図3(a) と同じ時間軸の図6(a) で表現している。
図6(b) にて、F1,F2,F3,F4,F5,F6,
……は各々記録時に対して2倍に時間伸長された2フィ
ールド期間2・T毎の1フィールド単位の情報であり、
F1は図5(b) における2チャンネルの再生信号D1
A,D1B,D2A、及びD2Bから、また、F2はD
3A,D3B、D4A,及びD4Bから,F3はD5
A,D5B,D6A,及びD6Bから、F4はD7,D
7B,D8A、及びD8Bからチャンネル合成されたフ
ィールドである。なお、ここにF1,F3,F5などは
奇数フィールドに属するものであり、F2,F4,F6
などは偶数フィールドに属するものである。そして、隣
接する奇数フィールドF1及び偶数フィールドF2にて
フレームFR1を、同じく隣接する奇数フィールドF3
及び偶数フィールドF4にてフレームFR2を、隣接す
る奇数フィールドF5及び偶数フィールドF6にてフレ
ームFR3をと順次構成している。
【0024】図6(b) のデコーダ出力は選択器65に入力
され、図6(c) に示すようにたとえばF1,F2,F
3,F4,F5などのフィールド順に選択された後、た
とえばフィールドメモリなどにより構成される圧縮器66
にて1/2に時間圧縮される。1/2の時間圧縮はたと
えば、圧縮器66に含まれる上記メモリに書き込んだ前記
順次フィールドの情報を書き込み時の2倍のスピードで
読み出すことにより容易に実現できる。図6(d) は圧縮
器66から、前記順次フィールド毎の情報の書き込みに対
して約T期間遅れで読み出され1/2に時間圧縮され
た、1/2倍速再生時の1フィールド期間T毎の1フィ
ールド単位の情報である。このとき圧縮器66において
は、1/2に時間圧縮された上記の1フィールド期間T
毎の1フィールド単位の情報をそれぞれ2フィールド期
間続けて読み出し出力する。その結果、図6(d) で実線
部と点線部とで交互に示すように、1フィールド毎の情
報F1,F2,F3,F4などが各々2フィールド期間
ずつ続けて順次出力される。
【0025】すなわち、記録時における本来の1フィー
ルド期間Tに一致した1フィールド毎の情報F1,F
2,F3,F4などが順次2フィールド(1フレーム)
分の情報を構成して出力されるので、ノイズが全くな
く、しかも記録されたフィールドがすべて再生される1
/2倍速再生を実現することができる。
【0026】なお、圧縮器66に含まれる上記メモリの容
量としては多くとも、図6(c) の選択器65の出力におけ
る2フィールド期間2・Tにて得られるデータ(例え
ば、F1のデータ)の2倍の容量をメモリが有しておれ
ば、上記圧縮のための書き込みと読み出しとが同一メモ
リ領域で重複することなく、正常な圧縮動作を行うこと
ができる。
【0027】また、前記第1及び第2情報を記録するに
あたっては、ディジタル入力端子50に入力する前記第1
情報及び第2情報が、図1には記載していない記録デー
タレートを低減するための高能率符号化器によって圧縮
された情報であってもよい。この場合、ディジタルデー
タ出力端子60に出力された第1及び第2情報に関する通
常速度再生時のディジタルデータや第1情報に関する1
/2(1/r)倍速再生において圧縮器66から出力する
ディジタルデータは、図示しない高能率復号化器によっ
て復号するとよい。
【0028】さらに、上記の高能率符号化が、図1のエ
ンコーダ51において実行されるものであってもよい。こ
の場合は、第1及び第2情報に関する通常速度再生時及
び第1情報に関する1/2(1/r)倍速再生時とも
に、図1のデコーダ61にて高能率復号化するとよい。な
お、第1情報に関する1/2倍速再生においては、圧縮
器66から出力するディジタルデータを、図示しない高能
率復号化器によって復号してもよい。
【0029】実施例2.上記実施例1の第1情報の1/
2倍速再生時の処理では、記録されたフィールドがすべ
て再生されていたが、1フレームを構成する奇数あるい
は偶数のいずれか一方のフィールドのみを用いて第1情
報の1/4倍速再生(1/(2・r)倍速再生)を構成
することができる。本実施例における1/4倍速再生に
おいてもヘッド回転数及びテープ速度の値は、前記第2
の情報に関する記録あるいは通常速度再生の場合と同様
の値、換言すればこの第1情報の記録時の1/2倍の値
であるところの1/2・R及び1/2・Vとする。図7
(b) は、図6(b) に示す図1のデコーダ出力と同じもの
である。図7(b) にて、F1,F2,F3,F4,F
5,F6,F7,F8,F9,F10……は各々記録時に
対して2倍に時間伸長された2フィールド期間2・T毎
の1フィールド単位の情報であり、F1は図5(b) にお
ける2チャンネルの再生信号D1A,D1B,D2A,
及びD2Bから、また、F2はD3A,D3B,D4
A,及びD4Bから、F3はD5A,D5B,D6A,
及びD6Bから、F4はD7,D7B,D8A,及びD
8Bからチャンネル合成されたフィールドである。な
お、ここにF1,F3,F5などは奇数フィールドに属
するものであり、F2,F4,F6など偶数フィールド
に属するものである。
【0030】図7(b) のデコーダ出力は選択器65に入力
され、図7(c) に示すようにたとえばF1,F3,F5
などの奇数フィールドのみ選択された後、たとえばフィ
ールドメモリなどにより構成される圧縮器66にて1/2
に時間圧縮される。1/2の時間圧縮はたとえば、圧縮
器66に含まれる上記メモリに書き込んだ前記順次フィー
ルドの情報を書き込み時の2倍のスピードで読み出すこ
とにより容易に実現できる。図7(d) は圧縮器66から、
1/2に時間圧縮されて読み出し出力された、1/4倍
速再生時の1フィールド期間T毎の1フィールド単位の
情報である。このとき圧縮器66においては、1/2に時
間圧縮された上記の1フィールド期間T毎の1フィール
ド単位の情報F1,F3,F5などをそれぞれ4フィー
ルド期間続けて読み出し出力する。その結果、図7(d)
で実線部と点線部とで交互に示すように、1フィールド
毎の情報F1,F3,F5などが各々4フィールド期間
ずつ続けて順次出力される。
【0031】すなわち、記録時における本来の1フィー
ルド期間Tに一致した1フィールド毎の情報F1,F
3,F5などが順次4フィールド(2フレーム)分の情
報を構成して出力されるので、記録された1フレームを
構成するいずれか一方のフィールド毎から成る、ノイズ
の全くない1/4倍速再生を実現することができる。
【0032】なお、この実施例2において圧縮器66に含
まれる上記メモリの容量としては多くとも、図7(c) の
選択器65の出力において2フィールド期間2・Tにて得
られるデータ(例えば、F1のデータ)の2倍の容量を
メモリが有しておれば、上記圧縮のための書き込みと読
み出しとが同一メモリ領域で重複することはなく、正常
な圧縮動作を行うことができる。
【0033】また、上記の1/4倍速再生にて使用する
フィールドは、選択器65で選択した偶数フィールドF
2,F4,F6,F8などで構成してもよい。さらに、
奇数フィールドと偶数フィールドが混在する構成であっ
てもよい。
【0034】また、この実施例2における第1情報およ
び第2情報の記録あるいは通常速度再生の動作は前記実
施例1と同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0035】また、前記第1及び第2情報を記録するに
あたっては、ディジタル入力端子50に入力する前記第1
情報及び第2情報が、図1には記載していない記録デー
タレートを低減するための高能率符号化器によって圧縮
された情報であってもよい。この場合、ディジタルデー
タ出力端子60に出力された第1及び第2情報に関する通
常速度再生時のディジタルデータや第1情報に関する1
/4倍速再生において圧縮器66から出力するディジタル
データは、図示しない高能率復号化器によって復号する
とよい。
【0036】さらに、上記の高能率符号化が、図1のエ
ンコーダ51において実行されるものであってもよい。こ
の場合は、第1及び第2情報に関する通常速度再生時及
び第1情報に関する前記1/4倍速再生時ともに、図1
のデコーダ61にて高能率復号化するとよい。なお、第1
情報に関する1/4倍速再生においては、圧縮器66から
出力するディジタルデータを、図示しない高能率復号化
器によって復号してもよい。
【0037】なお、上記の実施例1,2においては、第
2情報の情報量が第1情報のそれの1/2の場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、一般に
1/rの情報量として本実施例を適用することができ
る。すなわち、第2情報の記録あるいは通常速度再生に
おいては、ヘッド回転数及びテープ速度を第1情報の記
録時あるいは通常速度再生時のそれぞれ1/rとすれば
よい。また、ヘッド回転数及びテープ速度を前記第2情
報の記録時あるいは通常速度再生時と同一にすれば、上
記の実施例1,2にて述べた前記第1情報の1/r倍速
再生あるいは1/(2・r)倍速再生を実現することが
できる。
【0038】なお、上記の実施例1,2においては、記
録及び再生を2チャンネルで行っていたが、チャンネル
数は2に限定されず、1チャンネル以上であれば上記の
実施例1,2を適用することができる。さらにまた、上
記の実施例1,2においては、第1情報の記録あるいは
通常速度再生におけるドラム1回転の所要時間が1フィ
ールド期間Tと同一であるとして説明していたが、両者
が一致していることに限定されない。
【0039】なお、上記の実施例1,2においては、記
録がディジタルで行われるディジタルVTRについて説
明していたが、アナログVTRにおいても上記実施例
1,2と同様の考え方を適用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば第1情
報の記録あるいは通常速度再生における所定ヘッド回転
数及び所定テープ速度に対して、ヘッド回転数及びテー
プ速度を前記それぞれの所定値の1/rにして、情報量
が前記第1情報のほぼ1/r(r:1より大きい正数)
から成る第2情報の記録あるいは通常速度再生を行い、
情報量が複数種類の情報を記録あるいは通常速度再生で
きる磁気記録再生装置において、ヘッド回転数及びテー
プ速度を前記それぞれの所定値の1/rにすることによ
って記録媒体上に記録されている前記第1情報を1/r
倍速再生あるいは1/(2・r)倍速再生することがで
きる。
【0041】また、以上のように、この発明によれば少
なくとも前記第1情報の1/r倍速再生において、ノイ
ズが全くなく、しかも記録されたフィールドがすべて再
生される完全な1/r倍速再生を実現することがきる。
【0042】また、以上のように、この発明によれば少
なくとも前記第1情報の1/(2・r)倍速再生におい
て、記録された1フレームを構成するいずれか一方のフ
ィールド毎から成る、ノイズの全くない完全な1/(2
・r)倍速再生を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における記録再生時の信号処
理を説明するためのブロック図である。
【図2】この発明の実施例を説明するための、第1情報
の記録あるいは通常速度再生におけるトラックトレース
状態を示す図である。
【図3】この発明の実施例を説明するための、第1及び
第2情報を記録する場合におけるタイミングチャートを
示す図である。
【図4】この発明の実施例を説明するための、第2情報
の記録あるいは通常速度再生におけるトラックトレース
状態を示す図である。
【図5】この発明の実施例1,2における、第1情報の
1/2倍速再生時及び1/4倍速再生時の復調器出力信
号のタイミングチャートを示す図である。
【図6】この発明の実施例1における、第1情報の1/
2倍速再生信号のタイミングチャートを示す図である。
【図7】この発明の実施例2における、第1情報の1/
4倍速再生信号のタイミングチャートを示す図である。
【図8】従来のVTRにおける記録再生時の動作を説明
する図である。
【符号の説明】
1 ヘッド走査方向 2 テープ走行方向 50 ディジタルデータ入力端子 51 エンコーダ 52 変調器 57 回転ドラム 58 テープ 60 ディジタルデータ出力端子 61 デコーダ 62 復調器 65 選択器 66 圧縮器 71A ヘッド 71B ヘッド 72A ヘッド 72B ヘッド 81A 記録トラック 81B 記録トラック 82A 記録トラック 82B 記録トラック 91A 記録トラック 91B 記録トラック 92A 記録トラック 92B 記録トラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 徹 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社電子商品開発研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ドラム回転数で回転する回転ドラム
    上に設けた所定数のヘッドの走査によって所定の走行速
    度で走行する記録媒体上に、第1情報を記録あるいは通
    常速度再生し、 前記所定ドラム回転数の1/r(r:1より大きい正
    数)で回転する前記回転ドラム上に設けた前記所定数の
    ヘッドの走査によって、前記所定の走行速度の1/rで
    走行する前記記録媒体上に、前記第1情報のほぼ1/r
    の情報量から成る第2情報を記録あるいは通常速度再生
    し、 前記所定ドラム回転数の1/r(r:1より大きい正
    数)で回転する前記回転ドラム上に設けた前記所定数の
    ヘッドの走査によって、前記所定の走行速度の1/rで
    走行する前記記録媒体上に記録されている前記第1情報
    を1/r倍速再生あるいは1/(2・r)倍速再生する
    ことを特徴とする磁気記録再生装置
  2. 【請求項2】 前記第1情報の1/r倍速再生において
    は、rフィールド期間毎に順次再生される1つのフィー
    ルドの情報を1/rに時間軸圧縮して得られた1フィー
    ルド毎の再生情報をrフィールド期間続けて使用するこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置
  3. 【請求項3】 前記第1情報の1/(2・r)倍速再生
    においては、rフィールド期間毎に順次再生される1つ
    のフィールドにおいて、1フレームを構成するいずれか
    一方の1フィールドを択一し1/rに時間軸圧縮して得
    られた1フィールド毎の再生情報を(2・r)フィール
    ド期間続けて使用することを特徴とする請求項1記載の
    磁気記録再生装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0706182A3 (en) * 1994-10-07 1996-07-17 Victor Company Of Japan Magnetic recording and reproducing apparatus
EP0678854A3 (de) * 1994-04-22 1996-08-28 Thomson Brandt Gmbh Verfahren zur Aufzeichnung eines digitalen Signals.
US6681076B1 (en) 1994-10-07 2004-01-20 Victor Company Of Japan, Ltd. Magnetic recording and reproducing apparatus for automatically setting the traveling speed of the recording medium in accordance with the transmission rate of the input digital signal

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