JPH0644773Y2 - 自走車両の4ws方式切換装置 - Google Patents
自走車両の4ws方式切換装置Info
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- JPH0644773Y2 JPH0644773Y2 JP3213189U JP3213189U JPH0644773Y2 JP H0644773 Y2 JPH0644773 Y2 JP H0644773Y2 JP 3213189 U JP3213189 U JP 3213189U JP 3213189 U JP3213189 U JP 3213189U JP H0644773 Y2 JPH0644773 Y2 JP H0644773Y2
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- Japan
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- relative displacement
- displacement member
- phase
- steering
- wheel
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばスピードスプレーヤ等の自走車両に
装備される4WS(4輪操舵)方式切換装置に係り、詳し
くは電気回路及び油圧機器を使用することなく逆位相同
位角4WS−同位相同位角4WSの切換を行うことができる4W
S方式切換装置に関するものである。
装備される4WS(4輪操舵)方式切換装置に係り、詳し
くは電気回路及び油圧機器を使用することなく逆位相同
位角4WS−同位相同位角4WSの切換を行うことができる4W
S方式切換装置に関するものである。
逆位相同位角4WS式自走車両は、良好な小回り性を発揮
する。他方、同位相同位角4WS式自走車両は、幅寄せ、
等高線走行時の横流れ防止等、車両の向きを変更せずに
左右方向位置を変更するのに便利であるが、小回り性が
悪い。そこで、走行条件に応じて、自走車両の4WS方式
を、逆位相同位角4WSと同位相同位角4WSとに容易に切換
えることができる4WS方式切換装置を装備することが有
利である。
する。他方、同位相同位角4WS式自走車両は、幅寄せ、
等高線走行時の横流れ防止等、車両の向きを変更せずに
左右方向位置を変更するのに便利であるが、小回り性が
悪い。そこで、走行条件に応じて、自走車両の4WS方式
を、逆位相同位角4WSと同位相同位角4WSとに容易に切換
えることができる4WS方式切換装置を装備することが有
利である。
従来の4WS方式切換装置(実開昭60−43474号公報及び特
公昭53−26732号公報等)では、逆位相同位角4WS−同位
相同位角4WSの切換えをコンピュータ等の電気回路素子
及び油圧機器を利用して、逆位相同位角4WS−同位相同
位角4WSの切換えを行っている。
公昭53−26732号公報等)では、逆位相同位角4WS−同位
相同位角4WSの切換えをコンピュータ等の電気回路素子
及び油圧機器を利用して、逆位相同位角4WS−同位相同
位角4WSの切換えを行っている。
電気回路素子及び油圧機器を利用する場合、4WS方式切
換装置が高価となる。また、油圧機器は、油圧発生ポン
プ等を必要とし、自走車両の重量増加及び寸法増加の原
因になる。
換装置が高価となる。また、油圧機器は、油圧発生ポン
プ等を必要とし、自走車両の重量増加及び寸法増加の原
因になる。
この考案の目的は、電気回路素子及び油圧機器を使用す
ることなく逆位相同位角4WS−同位相同位角4WSの切換え
を行うことができる自走車両の4WS方式切換装置を提供
することである。
ることなく逆位相同位角4WS−同位相同位角4WSの切換え
を行うことができる自走車両の4WS方式切換装置を提供
することである。
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説
明する。
明する。
請求項1の自走車両の4WS方式切換装置は、次の(a)
ないし(j)の構成要素を有してなる。
ないし(j)の構成要素を有してなる。
(a)連動して同方向へ操舵される左右の前輪(10) (b)連動して同方向へ操舵される左右の後輪(20) (c)ステアリングホィール(28)の操舵力を前輪(1
0)へ伝達する前輪用操舵機構(41) (d)ステアリングホィール(28)の操舵力を前輪(1
0)とは逆位相で後輪(20)へ伝達する後輪用逆位相操
舵機構(48) (e)ステアリングホィール(28)の操舵力を前輪(1
0)と同位相で後輪(20)へ伝達する後輪用同位相操舵
機構(54) (f)後輪用逆位相操舵機構(48)の一部を構成し互い
に相対変位自在でありかつ結合時ではステアリングホィ
ール(28)の操舵力を伝達する第1の相対変位部材(4
2)及び第2の相対変位部材(44) (g)後輪用同位相操舵機構(54)の一部を構成し互い
に相対変位自在でありかつ結合時ではステアリングホィ
ール(28)の操舵力を伝達する第3の相対変位部材(5
0)及び第4の相対変位部材(51) (h)変位して係止位置では第1の相対変位部材(42)
及び第2の相対変位部材(44)を互いに結合する逆位相
用係止部材(64,96) (i)変位して係止位置では第3の相対変位部材(50)
及び第4の相対変位部材(51)を互いに結合する同位相
用係止部材(74) (j)同一方向の変位に対して逆位相用係止部材(64,9
6)及び同位相用係止部材(74)の係止位置及び非係止
位置が互いに逆関係になるようにワイヤ(68)を介して
逆位相用係止部材(64,96)及び同位相用係止部材(7
4)を変位させる操作部材(76) 請求項2の自走車両の4WS方式切換装置では、第1の相
対変位部材(42)と第2の相対変位部材(44)との相対
変位及び第3の相対変位部材(50)と第4の相対変位部
材(51)との相対変位のいずれか一方は軸方向相対変位
である。そして、逆位相用係止部材(64,96)及び同位
相用係止部材(74)のいずれか一方は、軸方向相対変位
に対して直角方向の直線変位により挿抜される係止ピン
(64,74)である。
0)へ伝達する前輪用操舵機構(41) (d)ステアリングホィール(28)の操舵力を前輪(1
0)とは逆位相で後輪(20)へ伝達する後輪用逆位相操
舵機構(48) (e)ステアリングホィール(28)の操舵力を前輪(1
0)と同位相で後輪(20)へ伝達する後輪用同位相操舵
機構(54) (f)後輪用逆位相操舵機構(48)の一部を構成し互い
に相対変位自在でありかつ結合時ではステアリングホィ
ール(28)の操舵力を伝達する第1の相対変位部材(4
2)及び第2の相対変位部材(44) (g)後輪用同位相操舵機構(54)の一部を構成し互い
に相対変位自在でありかつ結合時ではステアリングホィ
ール(28)の操舵力を伝達する第3の相対変位部材(5
0)及び第4の相対変位部材(51) (h)変位して係止位置では第1の相対変位部材(42)
及び第2の相対変位部材(44)を互いに結合する逆位相
用係止部材(64,96) (i)変位して係止位置では第3の相対変位部材(50)
及び第4の相対変位部材(51)を互いに結合する同位相
用係止部材(74) (j)同一方向の変位に対して逆位相用係止部材(64,9
6)及び同位相用係止部材(74)の係止位置及び非係止
位置が互いに逆関係になるようにワイヤ(68)を介して
逆位相用係止部材(64,96)及び同位相用係止部材(7
4)を変位させる操作部材(76) 請求項2の自走車両の4WS方式切換装置では、第1の相
対変位部材(42)と第2の相対変位部材(44)との相対
変位及び第3の相対変位部材(50)と第4の相対変位部
材(51)との相対変位のいずれか一方は軸方向相対変位
である。そして、逆位相用係止部材(64,96)及び同位
相用係止部材(74)のいずれか一方は、軸方向相対変位
に対して直角方向の直線変位により挿抜される係止ピン
(64,74)である。
請求項3の自走車両の4WS方式切換装置では、第1の相
対変位部材(42)と第2の相対変位部材(44)との相対
変位及び第3の相対変位部材(50)と第4の相対変位部
材(51)との相対変位のいずれか一方は軸方向相対変位
である。そして、逆位相用係止部材(64,96)及び同位
相用係止部材(74)のいずれか一方は、軸方向相対変位
に対して直角な面内の揺動により挿抜される係止レバー
(96)である。
対変位部材(42)と第2の相対変位部材(44)との相対
変位及び第3の相対変位部材(50)と第4の相対変位部
材(51)との相対変位のいずれか一方は軸方向相対変位
である。そして、逆位相用係止部材(64,96)及び同位
相用係止部材(74)のいずれか一方は、軸方向相対変位
に対して直角な面内の揺動により挿抜される係止レバー
(96)である。
請求項1の考案において、ステアリングホィール(28)
の操舵力は、前輪用操舵機構(41)を介して前輪(10)
へ伝達され、左右の前輪(10)は同方向へ操舵される。
操作部材(76)の操作はワイヤ(68)を介して逆位相用
係止部材(64,96)及び同位相用係止部材(74)へ伝達
され、逆位相用係止部材(64,96)及び同位相用係止部
材(74)は、それらの係止位置及び非係止位置が互いに
逆関係となるように、ワイヤ(68)により変位される。
の操舵力は、前輪用操舵機構(41)を介して前輪(10)
へ伝達され、左右の前輪(10)は同方向へ操舵される。
操作部材(76)の操作はワイヤ(68)を介して逆位相用
係止部材(64,96)及び同位相用係止部材(74)へ伝達
され、逆位相用係止部材(64,96)及び同位相用係止部
材(74)は、それらの係止位置及び非係止位置が互いに
逆関係となるように、ワイヤ(68)により変位される。
小回り等を必要とするために、逆位相同位角4WS方式が
有利となる走行条件時では、操作部材(76)を一方の方
向へ変位させて、逆位相用係止部材(64,96)を係止位
置にし、同位相用係止部材(74)を非係止位置にする。
これにより、第1の相対変位部材(42)及び第2の相対
変位部材(44)は互いに結合状態となり、後輪用逆位相
操舵機構(48)は操舵力を後輪(20)へ伝達する状態に
なるのに対し、第3の相対変位部材(50)及び第4の相
対変位部材(51)が相対変位可能になり、後輪用同位相
操舵機構(54)は操舵力を伝達しない状態になる。これ
により、ステアリングホィール(28)の操舵力は、後輪
用逆位相操舵機構(48)を介して前輪(10)とは逆位相
で後輪(20)へ伝達され、自走車両は逆位相同位角4WS
方式で運転される。
有利となる走行条件時では、操作部材(76)を一方の方
向へ変位させて、逆位相用係止部材(64,96)を係止位
置にし、同位相用係止部材(74)を非係止位置にする。
これにより、第1の相対変位部材(42)及び第2の相対
変位部材(44)は互いに結合状態となり、後輪用逆位相
操舵機構(48)は操舵力を後輪(20)へ伝達する状態に
なるのに対し、第3の相対変位部材(50)及び第4の相
対変位部材(51)が相対変位可能になり、後輪用同位相
操舵機構(54)は操舵力を伝達しない状態になる。これ
により、ステアリングホィール(28)の操舵力は、後輪
用逆位相操舵機構(48)を介して前輪(10)とは逆位相
で後輪(20)へ伝達され、自走車両は逆位相同位角4WS
方式で運転される。
幅寄せ、等高線走行時の横流れ防止等、車両の向きを変
更せずに左右方向位置を変更するために、同位相同位角
4WS方式が有利となる走行条件時では、操作部材(76)
を他方の方向へ変位させて、逆位相用係止部材(64,9
6)を非係止位置にし、同位相用係止部材(74)を係止
位置にする。これにより、第1の相対変位部材(42)及
び第2の相対変位部材(44)は互いに相対変位可能とな
り、後輪用逆位相操舵機構(48)は操舵力を後輪(20)
へ伝達しない状態になるのに対し、第3の相対変位部材
(50)及び第4の相対変位部材(51)が結合状態にな
り、後輪用同位相操舵機構(54)は操舵力を伝達する状
態になる。これにより、ステアリングホィール(28)の
操舵力は、後輪用同位相操舵機構(54)を介して前輪
(10)と同位相で後輪(20)へ伝達され、自走車両は同
位相同位角4WS方式で運転される。
更せずに左右方向位置を変更するために、同位相同位角
4WS方式が有利となる走行条件時では、操作部材(76)
を他方の方向へ変位させて、逆位相用係止部材(64,9
6)を非係止位置にし、同位相用係止部材(74)を係止
位置にする。これにより、第1の相対変位部材(42)及
び第2の相対変位部材(44)は互いに相対変位可能とな
り、後輪用逆位相操舵機構(48)は操舵力を後輪(20)
へ伝達しない状態になるのに対し、第3の相対変位部材
(50)及び第4の相対変位部材(51)が結合状態にな
り、後輪用同位相操舵機構(54)は操舵力を伝達する状
態になる。これにより、ステアリングホィール(28)の
操舵力は、後輪用同位相操舵機構(54)を介して前輪
(10)と同位相で後輪(20)へ伝達され、自走車両は同
位相同位角4WS方式で運転される。
請求項2及び3の考案では、第1の相対変位部材(42)
と第2の相対変位部材(44)とが、又は第3の相対変位
部材(50)と第4の相対変位部材(51)とが軸方向相対
変位自在となっている場合、逆位相用係止部材(64,9
6)又は同位相用係止部材(74)の係止位置では、第1
の相対変位部材(42)及と第2の相対変位部材(44)と
は、又は第3の相対変位部材(50)と第4の相対変位部
材(51)とは、軸方向への相対変位を阻止され、ステア
リングホィール(28)の操作に伴って、軸方向へ一体的
に変位する。したがって、ステアリングホィール(28)
の操舵力は第1の相対変位部材(42)及び第2の相対変
位部材(44)を介して、又は第3の相対変位部材(50)
及び第4の相対変位部材(51)を介して後輪(20)へ伝
達される。また、逆位相用係止部材(64,96)又は同位
相用係止部材(74)の非係止位置では、第1の相対変位
部材(42)と第2の相対変位部材(44)とは、又は第3
の相対変位部材(50)と第4の相対変位部材(51)と
は、軸方向への相対変位を許容され、ステアリングホィ
ール(28)の操作に伴って、軸方向へ相対変位する。し
たがって、ステアリングホィール(28)の操舵力は軸方
向へ相対変位する第1の相対変位部材(42)と第2の相
対変位部材(44)とを介して、又は第3の相対変位部材
(50)と第4の相対変位部材(51)とを介しては後輪
(20)へ伝達されない。
と第2の相対変位部材(44)とが、又は第3の相対変位
部材(50)と第4の相対変位部材(51)とが軸方向相対
変位自在となっている場合、逆位相用係止部材(64,9
6)又は同位相用係止部材(74)の係止位置では、第1
の相対変位部材(42)及と第2の相対変位部材(44)と
は、又は第3の相対変位部材(50)と第4の相対変位部
材(51)とは、軸方向への相対変位を阻止され、ステア
リングホィール(28)の操作に伴って、軸方向へ一体的
に変位する。したがって、ステアリングホィール(28)
の操舵力は第1の相対変位部材(42)及び第2の相対変
位部材(44)を介して、又は第3の相対変位部材(50)
及び第4の相対変位部材(51)を介して後輪(20)へ伝
達される。また、逆位相用係止部材(64,96)又は同位
相用係止部材(74)の非係止位置では、第1の相対変位
部材(42)と第2の相対変位部材(44)とは、又は第3
の相対変位部材(50)と第4の相対変位部材(51)と
は、軸方向への相対変位を許容され、ステアリングホィ
ール(28)の操作に伴って、軸方向へ相対変位する。し
たがって、ステアリングホィール(28)の操舵力は軸方
向へ相対変位する第1の相対変位部材(42)と第2の相
対変位部材(44)とを介して、又は第3の相対変位部材
(50)と第4の相対変位部材(51)とを介しては後輪
(20)へ伝達されない。
請求項2の考案では、係止ピン(64,74)が第1の相対
変位部材(42)と第2の相対変位部材(44)とに、又は
第3の相対変位部材(50)と第4の相対変位部材(51)
とにそれらの軸方向に対して直角方向へ直線変位して挿
入されることにより、それらは軸方向へ連結状態とな
り、ステアリングホィール(28)の操舵力を後輪(20)
へ伝達する。また、係止ピン(64,74)が第1の相対変
位部材(42)及び第2の相対変位部材(44)、又は第3
の相対変位部材(50)及び第4の相対変位部材(51)に
それらの軸方向に対して直角方向へ直線変位して抜かれ
ることにより、それらは軸方向へ相対移動状態となり、
後輪(20)へのステアリングホィール(28)の操舵力を
伝達を中止する。
変位部材(42)と第2の相対変位部材(44)とに、又は
第3の相対変位部材(50)と第4の相対変位部材(51)
とにそれらの軸方向に対して直角方向へ直線変位して挿
入されることにより、それらは軸方向へ連結状態とな
り、ステアリングホィール(28)の操舵力を後輪(20)
へ伝達する。また、係止ピン(64,74)が第1の相対変
位部材(42)及び第2の相対変位部材(44)、又は第3
の相対変位部材(50)及び第4の相対変位部材(51)に
それらの軸方向に対して直角方向へ直線変位して抜かれ
ることにより、それらは軸方向へ相対移動状態となり、
後輪(20)へのステアリングホィール(28)の操舵力を
伝達を中止する。
請求項3の考案では、係止レバー(96)が第1の相対変
位部材(42)及び第2の相対変位部材(44)、又は第3
の相対変位部材(50)及び第4の相対変位部材(51)に
それらの軸方向に対して直角な面内で揺動変位して挿入
されることにより、それらは軸方向へ連結状態となり、
ステアリングホィール(28)の操舵力を後輪(20)へ伝
達する。また、係止レバー(96)が第1の相対変位部材
(42)及び第2の相対変位部材(44)、又は第3の相対
変位部材(50)及び第4の相対変位部材(51)にそれら
の軸方向に対して直角な内面で揺動変位して抜かれるこ
とにより、それらは軸方向へ相対移動状態となり、後輪
(20)へのステアリングホィール(28)の操舵力を伝達
を中止する。
位部材(42)及び第2の相対変位部材(44)、又は第3
の相対変位部材(50)及び第4の相対変位部材(51)に
それらの軸方向に対して直角な面内で揺動変位して挿入
されることにより、それらは軸方向へ連結状態となり、
ステアリングホィール(28)の操舵力を後輪(20)へ伝
達する。また、係止レバー(96)が第1の相対変位部材
(42)及び第2の相対変位部材(44)、又は第3の相対
変位部材(50)及び第4の相対変位部材(51)にそれら
の軸方向に対して直角な内面で揺動変位して抜かれるこ
とにより、それらは軸方向へ相対移動状態となり、後輪
(20)へのステアリングホィール(28)の操舵力を伝達
を中止する。
以下、この考案を図面の実施例について説明する。
第1図はスピードスプレーヤにおける操舵機構の全体構
成図である。左右の前輪10はナックル12に取付けられ、
両ナックル12は、フロントアクスル14の両端部に旋回自
在に結合し、前輪10の操舵方向へ前輪10と一体的に旋回
する。ナックルアーム16は、各ナックル12に固定され、
ナックル12と一体的に旋回する。タイロッド18は、フロ
ントアクスル14に対して平行に延び、両端部において両
ナックルアーム16に回動自在に結合し、左右の前輪10を
同方向へ旋回させる。同様に、左右の後輪20はナックル
22に取付けられ、両ナックル22は、リアアクスル24の両
端部に旋回自在に結合し、後輪20の操舵方向へ後輪20と
一体的に旋回する。ナックルアーム25は、各ナックル22
に固定され、ナックル22と一体的に旋回する。タイロッ
ド26は、リアアクスル24に対して平行に延び、両端部に
おいて両ナックルアーム25に回動自在に結合し、左右の
後輪20を同方向へ旋回させる。ステアリングホィール28
は運転席に設けられ、ステアリングホィール28の操舵力
は下部のステアリング倍力装置30において増大され、ピ
ットマンアーム32は、ステアリング倍力装置30の出力部
に結合し、ステアリングホィール28の操舵に伴ってスピ
ードスプレーヤの前後方向へ揺動する。揺動アーム34
は、鉛直方向の直線の周りに揺動するように、支点36に
支持される。ドラッグリンク38は、スピードスプレーヤ
の前後方向へ延び、両端部においてそれぞれピットマン
アーム32及び揺動アーム34に回動自在に結合する。ロッ
ド40は、スピードスプレーヤの前後方向へ延び、前端部
において左側のナックルアーム16に回動自在に結合し、
後端部では支点36に対してドラッグリンク38の結合端部
とは反対側において揺動アーム34に回動自在に結合す
る。ステアリング倍力装置30、ピットマンアーム32、揺
動アーム34、ドラッグリンク38及び左側のナックルアー
ム16は、操舵力をステアリングホィール28から左右の前
輪10へ伝達する前輪用操舵機構41を構成する。ロッド42
は前端部では支点36に対してドラッグリンク38の結合端
部と同じ側において揺動アーム34に回動自在に結合し、
ロッド44は後端部では左側のナックルアーム25に回動自
在に結合する。連結装置46はロッド42の後端部とロッド
44の前端部とを結合する。したがって、揺動アーム34が
揺動すると、ロッド40,42はスピードスプレーヤの前後
方向に関して互いに逆方向へ変位する。なお、ステアリ
ング倍力装置30、ピットマンアーム32、揺動アーム34、
ロッド42、連結装置46、ロッド44及び左側のナックルア
ーム25は操舵力をステアリングホィール28から逆位相で
左右の後輪20へ伝達する後輪用逆位相操舵機構48を構成
する。ロッド50は前端部において支点36に対してロッド
40の結合端部と同じ側において揺動アーム34に回動自在
に結合し、ロッド51は後端部において左側のナックルア
ーム25に回動自在に結合する。したがって、揺動アーム
34が揺動すると、ロッド40,50はスピードスプレーヤの
前後方向に関して互いに同方向へ変位する。連結装置52
はロッド50の後端部とロッド51の前端部とを結合する。
なお、ステアリング倍力装置30、ピットマンアーム32、
揺動アーム34、ロッド50、連結装置52、ロッド51及び左
側のナックルアーム25は、操舵力をステアリングホィー
ル28から同位相で左右の後輪20へ伝達する後輪用同位相
操舵機構54を構成する。第1図の実施例では連結装置4
6,52は同一の構造を有しており、以下の第2図ないし第
4図では代表して連結装置46についてのみ説明する。
成図である。左右の前輪10はナックル12に取付けられ、
両ナックル12は、フロントアクスル14の両端部に旋回自
在に結合し、前輪10の操舵方向へ前輪10と一体的に旋回
する。ナックルアーム16は、各ナックル12に固定され、
ナックル12と一体的に旋回する。タイロッド18は、フロ
ントアクスル14に対して平行に延び、両端部において両
ナックルアーム16に回動自在に結合し、左右の前輪10を
同方向へ旋回させる。同様に、左右の後輪20はナックル
22に取付けられ、両ナックル22は、リアアクスル24の両
端部に旋回自在に結合し、後輪20の操舵方向へ後輪20と
一体的に旋回する。ナックルアーム25は、各ナックル22
に固定され、ナックル22と一体的に旋回する。タイロッ
ド26は、リアアクスル24に対して平行に延び、両端部に
おいて両ナックルアーム25に回動自在に結合し、左右の
後輪20を同方向へ旋回させる。ステアリングホィール28
は運転席に設けられ、ステアリングホィール28の操舵力
は下部のステアリング倍力装置30において増大され、ピ
ットマンアーム32は、ステアリング倍力装置30の出力部
に結合し、ステアリングホィール28の操舵に伴ってスピ
ードスプレーヤの前後方向へ揺動する。揺動アーム34
は、鉛直方向の直線の周りに揺動するように、支点36に
支持される。ドラッグリンク38は、スピードスプレーヤ
の前後方向へ延び、両端部においてそれぞれピットマン
アーム32及び揺動アーム34に回動自在に結合する。ロッ
ド40は、スピードスプレーヤの前後方向へ延び、前端部
において左側のナックルアーム16に回動自在に結合し、
後端部では支点36に対してドラッグリンク38の結合端部
とは反対側において揺動アーム34に回動自在に結合す
る。ステアリング倍力装置30、ピットマンアーム32、揺
動アーム34、ドラッグリンク38及び左側のナックルアー
ム16は、操舵力をステアリングホィール28から左右の前
輪10へ伝達する前輪用操舵機構41を構成する。ロッド42
は前端部では支点36に対してドラッグリンク38の結合端
部と同じ側において揺動アーム34に回動自在に結合し、
ロッド44は後端部では左側のナックルアーム25に回動自
在に結合する。連結装置46はロッド42の後端部とロッド
44の前端部とを結合する。したがって、揺動アーム34が
揺動すると、ロッド40,42はスピードスプレーヤの前後
方向に関して互いに逆方向へ変位する。なお、ステアリ
ング倍力装置30、ピットマンアーム32、揺動アーム34、
ロッド42、連結装置46、ロッド44及び左側のナックルア
ーム25は操舵力をステアリングホィール28から逆位相で
左右の後輪20へ伝達する後輪用逆位相操舵機構48を構成
する。ロッド50は前端部において支点36に対してロッド
40の結合端部と同じ側において揺動アーム34に回動自在
に結合し、ロッド51は後端部において左側のナックルア
ーム25に回動自在に結合する。したがって、揺動アーム
34が揺動すると、ロッド40,50はスピードスプレーヤの
前後方向に関して互いに同方向へ変位する。連結装置52
はロッド50の後端部とロッド51の前端部とを結合する。
なお、ステアリング倍力装置30、ピットマンアーム32、
揺動アーム34、ロッド50、連結装置52、ロッド51及び左
側のナックルアーム25は、操舵力をステアリングホィー
ル28から同位相で左右の後輪20へ伝達する後輪用同位相
操舵機構54を構成する。第1図の実施例では連結装置4
6,52は同一の構造を有しており、以下の第2図ないし第
4図では代表して連結装置46についてのみ説明する。
第2図及び第3図はロッド42,44が非結合状態及び結合
状態にある時の連結装置46の構造図、第4図は第2図の
IV−IV線に沿う断面図である。ケース56は、正方形状横
断面を有し、ロッド44の前端部に固定され、ロッド42の
後端部を軸方向へ相対摺動自在に挿入される。摺動部58
は、ロッド42の後端部に一体的に形成され、ケース56内
を摺動し、ロッド42の軸方向に対して直角方向の係止孔
60を形成されている。ピン収納部62は、ケース56の長手
方向ほぼ中間位置において直角方向へ突出し、逆位相用
係止ピン64はピン収納部62に案内及び収納され、摺動部
58の係止孔60とピン収納部62とは反対側のケース56の係
止孔66に挿通自在になっている。逆位相用係止ピン64
が、先端部をピン収納部62から突出させて、係止孔60,6
6に挿通されている状態では、ケース56及びロッド42
は、軸方向へ一体的になり、ロッド42,44は軸方向へ一
体的に運動する。また、逆位相用係止ピン64が、ピン収
納部62内へ引き込まれている状態では、摺動部58はケー
ス56内を軸方向へ摺動自在であり、ロッド42,44は、ス
テアリングホィール28の操舵に伴うロッド42の運動にお
いて軸方向へ相対変位する。プッシュプルワイヤ68は、
逆位相用係止ピン64に結合している心線70と、この心線
70を外側を被覆する被覆材72とを有している。
状態にある時の連結装置46の構造図、第4図は第2図の
IV−IV線に沿う断面図である。ケース56は、正方形状横
断面を有し、ロッド44の前端部に固定され、ロッド42の
後端部を軸方向へ相対摺動自在に挿入される。摺動部58
は、ロッド42の後端部に一体的に形成され、ケース56内
を摺動し、ロッド42の軸方向に対して直角方向の係止孔
60を形成されている。ピン収納部62は、ケース56の長手
方向ほぼ中間位置において直角方向へ突出し、逆位相用
係止ピン64はピン収納部62に案内及び収納され、摺動部
58の係止孔60とピン収納部62とは反対側のケース56の係
止孔66に挿通自在になっている。逆位相用係止ピン64
が、先端部をピン収納部62から突出させて、係止孔60,6
6に挿通されている状態では、ケース56及びロッド42
は、軸方向へ一体的になり、ロッド42,44は軸方向へ一
体的に運動する。また、逆位相用係止ピン64が、ピン収
納部62内へ引き込まれている状態では、摺動部58はケー
ス56内を軸方向へ摺動自在であり、ロッド42,44は、ス
テアリングホィール28の操舵に伴うロッド42の運動にお
いて軸方向へ相対変位する。プッシュプルワイヤ68は、
逆位相用係止ピン64に結合している心線70と、この心線
70を外側を被覆する被覆材72とを有している。
第1図に戻って、心線70の他端は連結装置52の同位相用
係止ピン74に固定されている。操作レバー76は、スピー
ドプレーヤの運転席に設けられ、下端の支点78の周りに
揺動自在になっており、中間部においてプッシュプルワ
イヤ68の心線70の中間部を固定されている。この操作レ
バー76は、逆位相同位角4WS(4輪操舵)−同位相同位
角4WSを切換える。
係止ピン74に固定されている。操作レバー76は、スピー
ドプレーヤの運転席に設けられ、下端の支点78の周りに
揺動自在になっており、中間部においてプッシュプルワ
イヤ68の心線70の中間部を固定されている。この操作レ
バー76は、逆位相同位角4WS(4輪操舵)−同位相同位
角4WSを切換える。
実施例の作用について説明する。
ステアリングホィール28を回転操作すると、この回転は
ステアリング倍力装置30、ピットマンアーム32、ドラッ
グリンク38を介して揺動アーム34へ伝達され、揺動アー
ム34は支点36の周りに揺動する。揺動アーム34の揺動は
ロッド40,42,50をスピードスプレーヤの前後方向へ変位
させるが、ロッド42はロッド40とは逆方向となり、ロッ
ド50はロッド40と同方向となる。ロッド40が前後方向へ
運動すると、左側のナックルアーム16が旋回し、この旋
回はタイロッド18を介して右側のナックルアーム16へ伝
達され、左右の前輪10は同方向へ操舵される。
ステアリング倍力装置30、ピットマンアーム32、ドラッ
グリンク38を介して揺動アーム34へ伝達され、揺動アー
ム34は支点36の周りに揺動する。揺動アーム34の揺動は
ロッド40,42,50をスピードスプレーヤの前後方向へ変位
させるが、ロッド42はロッド40とは逆方向となり、ロッ
ド50はロッド40と同方向となる。ロッド40が前後方向へ
運動すると、左側のナックルアーム16が旋回し、この旋
回はタイロッド18を介して右側のナックルアーム16へ伝
達され、左右の前輪10は同方向へ操舵される。
小回り等を必要とするために、逆位相同位角4WS方式が
有利となる走行条件時では、操作レバー76を揺動させ
て、逆位相位置(L)にする。これにより、プッシュプ
ルワイヤ68の心線70は連結装置46の方へ押され、逆位相
用係止ピン64は先端を突出させ、また、同位相用係止ピ
ン74は先端を引き込ませる。この結果、ロッド42,44は
軸方向へ相互に結合状態になり、また、ロッド50,51は
軸方向へ相対移動自在となる。ロッド42,44の軸方向の
結合は、揺動アーム34の揺動に伴うロッド42の軸方向運
動をロッド44へ伝達するので、後輪用逆位相操舵機構48
を介してのステアリングホィール28からの後輪20への操
舵力の伝達を許容するのに対し、ロッド50,51の軸方向
相対移動はロッド50,51間の操舵力の伝達を切るので、
後輪用同位相操舵機構54を介してのステアリングホィー
ル28から後輪20への操舵力の伝達は中止される。これに
より、左右の後輪20は、後輪用逆位相操舵機構48を介し
てステアリングホィール28からの操舵力を伝達されて、
前輪10とは逆方向へ同位角で操舵され、スピードスプレ
ーヤは逆位相同位角4WS方式で操舵される。
有利となる走行条件時では、操作レバー76を揺動させ
て、逆位相位置(L)にする。これにより、プッシュプ
ルワイヤ68の心線70は連結装置46の方へ押され、逆位相
用係止ピン64は先端を突出させ、また、同位相用係止ピ
ン74は先端を引き込ませる。この結果、ロッド42,44は
軸方向へ相互に結合状態になり、また、ロッド50,51は
軸方向へ相対移動自在となる。ロッド42,44の軸方向の
結合は、揺動アーム34の揺動に伴うロッド42の軸方向運
動をロッド44へ伝達するので、後輪用逆位相操舵機構48
を介してのステアリングホィール28からの後輪20への操
舵力の伝達を許容するのに対し、ロッド50,51の軸方向
相対移動はロッド50,51間の操舵力の伝達を切るので、
後輪用同位相操舵機構54を介してのステアリングホィー
ル28から後輪20への操舵力の伝達は中止される。これに
より、左右の後輪20は、後輪用逆位相操舵機構48を介し
てステアリングホィール28からの操舵力を伝達されて、
前輪10とは逆方向へ同位角で操舵され、スピードスプレ
ーヤは逆位相同位角4WS方式で操舵される。
幅寄せ、等高線走行時の横流れ防止等、スピードスプレ
ーヤの向きを変更せずに左右方向位置を変更するため
に、同位相同位角4WS方式が有利となる走行条件時で
は、操作レバー76を揺動させて、同位相位置(H)にす
る。これにより、プッシュプルワイヤ68の心線70は連結
装置52の方へ引かれ、逆位相用係止ピン64は先端を引き
込ませられ、また、同位相用係止ピン74は先端を突出さ
せる。この結果、ロッド42,44は軸方向へ相対移動自在
になり、また、ロッド50,51は軸方向へ相互に結合状態
となる。ロッド42,44の軸方向相対移動はロッド42,44間
の操舵力の伝達を切るので、後輪用逆位相操舵機構48を
介してのステアリングホィール28から後輪20への操舵力
の伝達は中止されるのに対し、ロッド50,51の軸方向の
結合は、揺動アーム34の揺動に伴うロッド50の軸方向運
動をロッド51へ伝達するので、後輪用同位相操舵機構54
を介してのステアリングホィール28から後輪20への操舵
力の伝達を許容する。これにより、左右の後輪20は、後
輪用同位相操舵機構54を介してステアリングホィール28
からの操舵力を伝達されて、前輪10と同方向へ同位角で
操舵され、スピードスプレーヤは同位相同位角4WS方式
で操舵される。
ーヤの向きを変更せずに左右方向位置を変更するため
に、同位相同位角4WS方式が有利となる走行条件時で
は、操作レバー76を揺動させて、同位相位置(H)にす
る。これにより、プッシュプルワイヤ68の心線70は連結
装置52の方へ引かれ、逆位相用係止ピン64は先端を引き
込ませられ、また、同位相用係止ピン74は先端を突出さ
せる。この結果、ロッド42,44は軸方向へ相対移動自在
になり、また、ロッド50,51は軸方向へ相互に結合状態
となる。ロッド42,44の軸方向相対移動はロッド42,44間
の操舵力の伝達を切るので、後輪用逆位相操舵機構48を
介してのステアリングホィール28から後輪20への操舵力
の伝達は中止されるのに対し、ロッド50,51の軸方向の
結合は、揺動アーム34の揺動に伴うロッド50の軸方向運
動をロッド51へ伝達するので、後輪用同位相操舵機構54
を介してのステアリングホィール28から後輪20への操舵
力の伝達を許容する。これにより、左右の後輪20は、後
輪用同位相操舵機構54を介してステアリングホィール28
からの操舵力を伝達されて、前輪10と同方向へ同位角で
操舵され、スピードスプレーヤは同位相同位角4WS方式
で操舵される。
操作レバー76を同位相位置(H)と逆移送位置(L)と
の間で切換える場合は、摺動部58の係止孔60等が逆移送
用係止ピン64又は同位相用係止ピン74に挿通可能な位置
となるように、ステアリングホィール28を直進方向位置
にしてから、操作レバー76を揺動させる。
の間で切換える場合は、摺動部58の係止孔60等が逆移送
用係止ピン64又は同位相用係止ピン74に挿通可能な位置
となるように、ステアリングホィール28を直進方向位置
にしてから、操作レバー76を揺動させる。
第5図は連結装置46の変形例の縦断面図、第6図は第5
図のVI−VI線に沿う断面図である。この連結装置46bで
は、円筒状ケース80は、円周状横断面を有し、円形横断
面のロッド42の後端部を軸方向へ摺動自在に嵌合され
る。環状溝82はロッド42の後端部に形成されている。案
内孔84は円筒状ケース80の後線方向へ突出し、逆位相用
係止ピン64は、案内孔84内を軸方向へ進退して、環状溝
82に嵌入、環状溝82から引き込まれ自在となっている。
プッシュプルワイヤ68の心線70の一端は逆位相用係止ピ
ン64に固定され、心線70の変位により逆位相用係止ピン
64が進退する。逆位相用係止ピン64が環状溝82に嵌入し
ている状態では、ロッド42,44は、軸方向へ結合状態に
なり、一体的に運動し、これにより、ステアリングホィ
ール28の操舵力が後輪20へ伝達される。また、逆位相用
係止ピン64が環状溝82から引き込まれて、環状溝82から
外されているときは、ロッド42,44は、軸方向へ相対移
動可能であり、これにより、ロッド42,44を介しての後
輪20へのステアリングホィール28の操舵力の伝達が阻止
される。この連結装置46bの構造は連結装置52にも適用
可能である。
図のVI−VI線に沿う断面図である。この連結装置46bで
は、円筒状ケース80は、円周状横断面を有し、円形横断
面のロッド42の後端部を軸方向へ摺動自在に嵌合され
る。環状溝82はロッド42の後端部に形成されている。案
内孔84は円筒状ケース80の後線方向へ突出し、逆位相用
係止ピン64は、案内孔84内を軸方向へ進退して、環状溝
82に嵌入、環状溝82から引き込まれ自在となっている。
プッシュプルワイヤ68の心線70の一端は逆位相用係止ピ
ン64に固定され、心線70の変位により逆位相用係止ピン
64が進退する。逆位相用係止ピン64が環状溝82に嵌入し
ている状態では、ロッド42,44は、軸方向へ結合状態に
なり、一体的に運動し、これにより、ステアリングホィ
ール28の操舵力が後輪20へ伝達される。また、逆位相用
係止ピン64が環状溝82から引き込まれて、環状溝82から
外されているときは、ロッド42,44は、軸方向へ相対移
動可能であり、これにより、ロッド42,44を介しての後
輪20へのステアリングホィール28の操舵力の伝達が阻止
される。この連結装置46bの構造は連結装置52にも適用
可能である。
第7図は連結装置46の別の変形例の構造図である。この
連結装置46cでは、ロッド42の後端部及びケース56cの内
周側は、それぞれ雄スプライン86及び雌スプライン88を
形成され、軸方向へ相対移動自在に嵌合する。逆位相用
係止ピン64がピン収納部62から突出して、雄スプライン
86の端部の係止孔60,66に挿通されることによりロッド4
2,44は軸方向へ相互に結合状態になる。また、逆位相用
係止ピン64がピン収納部62内へ引き込まれ、係止孔60,6
6から抜かれると、ロッド42,44は軸方向へ相対移動自在
になる。この連結装置46cの構造も連結装置52にも適用
可能である。
連結装置46cでは、ロッド42の後端部及びケース56cの内
周側は、それぞれ雄スプライン86及び雌スプライン88を
形成され、軸方向へ相対移動自在に嵌合する。逆位相用
係止ピン64がピン収納部62から突出して、雄スプライン
86の端部の係止孔60,66に挿通されることによりロッド4
2,44は軸方向へ相互に結合状態になる。また、逆位相用
係止ピン64がピン収納部62内へ引き込まれ、係止孔60,6
6から抜かれると、ロッド42,44は軸方向へ相対移動自在
になる。この連結装置46cの構造も連結装置52にも適用
可能である。
第8図は連結装置46のさらに別の変形例の構造図、第9
図は第8図のIX−IX線に沿う断面図である。摺動部90
は、ロッド42の後端部に一体的に形成され、ケース56の
内周横断面輪郭に一致する形状、すなわち縦長の長方形
の横断面を有し、軸方向へ摺動自在にケース56に嵌合す
る。係止溝92は摺動部90の端部に形成され、切欠き溝94
は、ケース56の中間位置において係止溝92に対峙するケ
ース56の壁部に形成される。係止レバー96は、ケース56
の外壁に固設されているステー98に支点100を介して回
動自在に結合し、切欠き溝94内を揺動し、係止溝92に嵌
入自在になっている。プッシュプルワイヤ68の心線70は
係止レバー96に固定されている。心線70が押されて、係
止レバー95がケース56の内側へ揺動して、係止溝92内に
嵌入すると、摺動部90及びケース56は軸方向へ結合状態
になり、ステアリングホィール28操舵力はロッド42,44
を介して後輪20へ伝達される。心線70が引かれて、係止
レバー96がケース56の外側へ揺動して、係止溝92から外
れると、揺動部90及びケース56は軸方向へ相対移動自在
となり、ステアリングホィール28の操舵力がロッド42,4
4を介して後輪20へ伝達されるのが阻止される。この連
結装置46dの構造も連結装置52にも適用可能である。
図は第8図のIX−IX線に沿う断面図である。摺動部90
は、ロッド42の後端部に一体的に形成され、ケース56の
内周横断面輪郭に一致する形状、すなわち縦長の長方形
の横断面を有し、軸方向へ摺動自在にケース56に嵌合す
る。係止溝92は摺動部90の端部に形成され、切欠き溝94
は、ケース56の中間位置において係止溝92に対峙するケ
ース56の壁部に形成される。係止レバー96は、ケース56
の外壁に固設されているステー98に支点100を介して回
動自在に結合し、切欠き溝94内を揺動し、係止溝92に嵌
入自在になっている。プッシュプルワイヤ68の心線70は
係止レバー96に固定されている。心線70が押されて、係
止レバー95がケース56の内側へ揺動して、係止溝92内に
嵌入すると、摺動部90及びケース56は軸方向へ結合状態
になり、ステアリングホィール28操舵力はロッド42,44
を介して後輪20へ伝達される。心線70が引かれて、係止
レバー96がケース56の外側へ揺動して、係止溝92から外
れると、揺動部90及びケース56は軸方向へ相対移動自在
となり、ステアリングホィール28の操舵力がロッド42,4
4を介して後輪20へ伝達されるのが阻止される。この連
結装置46dの構造も連結装置52にも適用可能である。
この考案では、後輪用逆位相操舵機構及び後輪用同位相
操舵機構の相対変位要素の結合及び分離を行う逆位相用
係止部材及び同位相用係止部材を設け、逆位相用係止部
材及び同位相用係止部材は、それらの係止位置及び非係
止位置を逆の関係とするように、ワイヤにより変位さ
れ、これにより、ステアリングホィールから後輪へ操舵
力を伝達する後輪用逆位相操舵機構及び後輪用同位相操
舵機構が択一的に選択される。したがって、電気回路及
び油圧機器を省略して、逆位相同位角4WS−同位相同位
角4WSの切換を行うことができる。
操舵機構の相対変位要素の結合及び分離を行う逆位相用
係止部材及び同位相用係止部材を設け、逆位相用係止部
材及び同位相用係止部材は、それらの係止位置及び非係
止位置を逆の関係とするように、ワイヤにより変位さ
れ、これにより、ステアリングホィールから後輪へ操舵
力を伝達する後輪用逆位相操舵機構及び後輪用同位相操
舵機構が択一的に選択される。したがって、電気回路及
び油圧機器を省略して、逆位相同位角4WS−同位相同位
角4WSの切換を行うことができる。
図面はこの考案の実施例に関し、第1図はスピードスプ
レーヤにおける操舵機構の全体構成図、第2図及び第3
図はロッドが非結合状態及び結合状態にある時の連結装
置の構造図、第4図は第2図のIV−IV線に沿う断面図、
第5図は連結装置の変形例の縦断面図、第6図は第5図
のVI−VI線に沿う断面図、第7図は連結装置の別の変形
例の構造図、第8図は連結装置のさらに別の変形例の構
造図、第9図は第8図のIX−IX線に沿う断面図である。 10…前輪、20…後輪、28…ステアリングホィール、41…
前輪用操舵機構、42…ロッド(第1の相対変位部材)、
44…ロッド(第2の相対変位部材)、48…後輪用逆位相
操舵機構、50…ロッド50(第3の相対変位部材)、51…
ロッド(第4の相対変位部材)、54…後輪用同位相操舵
機構、64…逆位相用係止ピン(逆位相用係止部材)、68
…プッシュプルワイヤ(ワイヤ)、74…同位相用係止ピ
ン(同位相用係止部材)、76…操作レバー(操作部
材)、96…係止レバー(逆位相用係止部材)。
レーヤにおける操舵機構の全体構成図、第2図及び第3
図はロッドが非結合状態及び結合状態にある時の連結装
置の構造図、第4図は第2図のIV−IV線に沿う断面図、
第5図は連結装置の変形例の縦断面図、第6図は第5図
のVI−VI線に沿う断面図、第7図は連結装置の別の変形
例の構造図、第8図は連結装置のさらに別の変形例の構
造図、第9図は第8図のIX−IX線に沿う断面図である。 10…前輪、20…後輪、28…ステアリングホィール、41…
前輪用操舵機構、42…ロッド(第1の相対変位部材)、
44…ロッド(第2の相対変位部材)、48…後輪用逆位相
操舵機構、50…ロッド50(第3の相対変位部材)、51…
ロッド(第4の相対変位部材)、54…後輪用同位相操舵
機構、64…逆位相用係止ピン(逆位相用係止部材)、68
…プッシュプルワイヤ(ワイヤ)、74…同位相用係止ピ
ン(同位相用係止部材)、76…操作レバー(操作部
材)、96…係止レバー(逆位相用係止部材)。
Claims (3)
- 【請求項1】連動して同方向へ操舵される左右の前輪
(10)と、連動して同方向へ操舵される左右の後輪(2
0)と、ステアリングホィール(28)の操舵力を前記前
輪(10)へ伝達する前輪用操舵機構(41)と、前記ステ
アリングホィール(28)の操舵力を前記前輪(10)とは
逆位相で前記後輪(20)へ伝達する後輪用逆位相操舵機
構(48)と、前記ステアリングホィール(28)の操舵力
を前記前輪(10)と同位相で前記後輪(20)へ伝達する
後輪用同位相操舵機構(54)と、前記後輪用逆位相操舵
機構(48)の一部を構成し互いに相対変位自在でありか
つ結合時では前記ステアリングホィール(28)の操舵力
を伝達する第1の相対変位部材(42)及び第2の相対変
位部材(44)と、前記後輪用同位相操舵機構(54)の一
部を構成し互いに相対変位自在でありかつ結合時では前
記ステアリングホィール(28)の操舵力を伝達する第3
の相対変位部材(50)及び第4の相対変位部材(51)
と、変位して係止位置では前記第1の相対変位部材(4
2)及び前記第2の相対変位部材(44)を互いに結合す
る逆位相用係止部材(64,96)と、変位して係止位置で
は前記第3の相対変位部材(50)及び前記第4の相対変
位部材(51)を互いに結合する同位相用係止部材(74)
と、同一方向の変位に対して前記逆位相用係止部材(6
4,96)及び前記同位相用係止部材(74)の係止位置及び
非係止位置が互いに逆関係になるようにワイヤ(68)を
介して前記逆位相用係止部材(64,96)及び前記同位相
用係止部材(74)を変位させる操作部材(76)とを有し
てなることを特徴とする自走車両の4WS方式切換装置。 - 【請求項2】前記第1の相対変位部材(42)と前記第2
の相対変位部材(44)との相対変位及び前記第3の相対
変位部材(50)と前記第4の相対変位部材(51)との相
対変位のいずれか一方は軸方向相対変位であり、前記逆
位相用係止部材(64,96)及び前記同位相用係止部材(7
4)のいずれか一方は、前記軸方向相対変位に対して直
角方向の直線変位により挿抜される係止ピン(64,74)
であることを特徴とする請求項1記載の自走車両の4WS
方式切換装置。 - 【請求項3】前記第1の相対変位部材(42)と前記第2
の相対変位部材(44)との相対変位及び前記第3の相対
変位部材(50)と前記第4の相対変位部材(51)との相
対変位のいずれか一方は軸方向相対変位であり、前記逆
位相用係止部材(64,96)及び前記同位相用係止部材(7
4)のいずれか一方は、前記軸方向相対変位に対して直
角な面内の揺動により挿抜される係止レバー(96)であ
ることを特徴とする請求項1記載の自走車両の4WS方式
切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213189U JPH0644773Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 自走車両の4ws方式切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213189U JPH0644773Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 自走車両の4ws方式切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02124765U JPH02124765U (ja) | 1990-10-15 |
| JPH0644773Y2 true JPH0644773Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31535029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3213189U Expired - Fee Related JPH0644773Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | 自走車両の4ws方式切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644773Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-23 JP JP3213189U patent/JPH0644773Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02124765U (ja) | 1990-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |