JPH0645527A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH0645527A
JPH0645527A JP19510492A JP19510492A JPH0645527A JP H0645527 A JPH0645527 A JP H0645527A JP 19510492 A JP19510492 A JP 19510492A JP 19510492 A JP19510492 A JP 19510492A JP H0645527 A JPH0645527 A JP H0645527A
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JP
Japan
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type
resistance element
resistance
semiconductor device
bending resistance
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JP19510492A
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English (en)
Inventor
Keimei Sato
啓明 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 p型抵抗素子とn型抵抗素子を組み合わせる
ことによりパッケージ応力下でも抵抗値変動のない抵抗
素子を形成することができる半導体装置を提供する。 【構成】 n型エピタキシャル層上に形成したp型拡散
領域1外にp型折れ曲がり抵抗素子2を形成し、上記p
型拡散領域1上にn型折れ曲がり抵抗素子3を形成し、
上記p型折れ曲がり抵抗素子2と上記n型折れ曲がり抵
抗素子3をアルミニウム配線4で接続する。この構成に
より、パッケージ応力下での抵抗値変動をゼロとするこ
とにより半導体集積回路全体のパッケージ化後の特性変
動を抑え、高歩留まりの製品を作ることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、p型抵抗素子とn型抵
抗素子を組み合わせることにより、応力下での抵抗値の
変化を相殺させ完全にゼロにしたり、低減したりするこ
とができ、パッケージ応力等による抵抗値の変動および
そのような変動に基づく半導体集積回路の特性変動を除
去することのできる半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレーナ法により半導体基板上に拡散抵
抗素子を形成する場合、パッケージ化すると、パッケー
ジが半導体装置に及ぼす応力のために、抵抗素子の抵抗
値がパッケージ化後に変動するということが知られてい
る。これは、応力が結晶に加わったときにその結晶の比
抵抗が変化するというピエゾ抵抗効果により、パッケー
ジ化前後で抵抗素子の抵抗値が変動することになり、し
たがって半導体集積回路全体の動作特性も変動をうける
ためである。また、ピエゾ抵抗効果による抵抗素子の抵
抗値の変動の大きさは、一般的に半導体基板上の方向に
よって異なることが知られており、半導体集積回路の特
性の、パッケージ等からの応力を原因とする変動を、で
きるかぎり抑えたいような場合、従来は、ピエゾ抵抗効
果による抵抗値の変動が最小となるような半導体基板上
の方向に、抵抗素子を配置するという方法をとってき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
半導体装置の製造分野においては、ウェハ口径の大口径
化、半導体素子の微細化とともに、半導体集積回路のチ
ップサイズの大口径化が進められているが、このような
チップサイズの大型化が進められていくとともに、その
ようなチップをパッケージ化したときの、パッケージか
ら半導体チップに及ぼされる応力の大きさの差が、チッ
プ端からチップ端でだんだん大きくなっており、したが
ってチップ端からチップ端で、チップ内に設けた抵抗素
子の抵抗値の、ピエゾ抵抗効果による変動分の差もだん
だん大きくなっている。しかしながら、従来は、半導体
基板上でピエゾ抵抗効果による抵抗値の変動が最小とな
るような方向に抵抗素子を配置するといった方法以外に
は特別な方法はなく、これだけでは、半導体集積回路の
特性の変動を十分抑えきれなくなってきており、パッケ
ージ化後の半導体集積回路の動作不良を引き起こす大き
な原因の1つとなっている。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、パッケージ化後の抵抗値変動を抑えることのできる
半導体装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の半導体装置は、p型直角折れ曲がり抵抗素子
とn型直角折れ曲がり抵抗素子からなる構成と、直角2
方向のp型抵抗素子と直角2方向のn型抵抗素子からな
る構成と、p型直角折れ曲がり抵抗素子またはn型直角
折れ曲がり抵抗素子のいずれかからなる構成とによる。
【0006】
【作用】この構成によって、応力による抵抗変化が打ち
消されるように働き、プレーナ法により半導体基板上に
拡散抵抗素子を形成する場合に、本発明の半導体装置を
用いることにより、パッケージ化後の抵抗値変動および
半導体集積回路全体の特性変動を抑え、したがって、パ
ッケージ化後に動作不良を引き起こすことのない、高歩
留まりの半導体集積回路を作成することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0008】まず、図1は本発明の第1の実施例におけ
る半導体装置の構成を示すもので、面方位(100)の
p型シリコン単結晶基板上にn型エピタキシャル層を形
成し、上記エピタキシャル層側から見た図である。上記
エピタキシャル層上に、p型拡散領域1を形成し、この
p型拡散領域1の領域外にp型直角折れ曲がり抵抗素子
2を形成し、p型拡散領域1上にn型直角折れ曲がり抵
抗素子3を形成し、このn型直角折れ曲がり抵抗素子3
とp型直角折れ曲がり抵抗素子2をアルミニウム配線4
で接続する。p型直角折れ曲がり抵抗素子2の2つの直
線部は、その抵抗値が互いに等しくなるようにし、n型
直角折れ曲がり抵抗素子3の2つの直線部は、その抵抗
値が互いに等しくなるようにし、またp型直角折れ曲が
り抵抗素子2とn型直角折れ曲がり抵抗素子3の上記n
型エピタキシャル層上の方向は、任意でよい。
【0009】以上のように構成された本実施例の半導体
装置について、以下、その動作を説明する。面方位(1
00)のウェハ面内には結晶軸の方向として
【0010】
【外1】
【0011】が存在していて、この2方向は互いに直交
している。そこで、結晶軸
【0012】
【外2】
【0013】を座標軸x,yとし、この座標軸x,yを
図1に示す。まず、特別な場合としてp型直角折れ曲が
り抵抗素子2およびn型直角折れ曲がり抵抗素子3の直
線部分の配置方向が座標軸x,yと平行な場合を考え
る。p型直角折れ曲がり抵抗素子2を構成する2つの直
線部分のうち、x軸に平行な方の抵抗値をR1、y軸に
平行な方の抵抗値をR2とし、n型直角折れ曲がり抵抗
素子3を構成する2つの直線部分のうち、x軸に平行な
方の抵抗値をR3、y軸に平行な方の抵抗値をR4とす
る。図1の抵抗素子群を形成した半導体チップをパッケ
ージ化したときに、パッケージ等から半導体チップに加
わる応力は、半導体チップのように、素子面の差渡しの
大きさより厚みがかなり小さい場合には、τ11,τ22
τ12(=τ21)の3つの成分のみ考えればよく、他の成
分は無視できる。ただし、τ11,τ22,τ12の添字の
1,2はそれぞれ座標軸のx,yに対応する。ピエゾ抵
抗理論によれば、応力下の抵抗値の変化はR1,R2,R
3,R4に対し、次式のようになる。
【0014】 δR1=(ΔR1/R1)=α1 pτ11+α2 pτ22 ……(1) δR2=(ΔR2/R2)=α2 pτ11+α1 pτ22 ……(2) δR3=(ΔR3/R3)=α1 nτ11+α2 nτ22 ……(3) δR4=(ΔR4/R4)=α2 nτ11+α1 nτ22 ……(4) ただし、式(1)中のδR1は、応力を原因とする抵抗
値変化ΔR1を、応力が加わる前の抵抗値R1で割った値
であり、式(2)〜(4)中のδR2〜δR4も同様であ
る。また、式(1)〜(4)中に現われる係数α1 p,α
2 p,α1 n,α2 nは、p型直角折れ曲がり抵抗素子2を形
成するのに用いたp型拡散層のピエゾ係数Π11 p
Π12 p,Π44 pおよびn型直角折れ曲がり抵抗素子3を形
成するのに用いたn型拡散層のピエゾ係数Π11 n
Π12 n,Π44 nによって次のように表わされる。
【0015】 α1 p=0.5(Π11 p+Π12 p−2Π44 p) ……(5) α2 p=0.5(Π11 p+Π12 p+2Π44 p) ……(6) α1 n=0.5(Π11 n+Π12 n−2Π44 n) ……(7) α2 n=0.5(Π11 n+Π12 n+2Π44 n) ……(8) また、前述したように、R1とR2、R3とR4が等しくな
るように抵抗素子群を形成しているので、これらの抵抗
値をそれぞれRA,RBとすると、次式のように書ける。
【0016】 R1=R2=RA ……(9) R3=R4=RB ……(10) また、抵抗値RA,RBの値の大きさの関係を次式のよう
に書くことにする。
【0017】RB=κRA ……(11) このとき、パッケージ等からの応力下にあるときの、図
1(a)の抵抗素子群全体の電極端子d1,d2間でみた
場合の全抵抗値Rt=R1+R2+R3+R4の変化ΔR
tは、式(1)〜(4)、(9)〜(11)を用いる
と、次式のようになる。
【0018】 ΔRt=ΔR1+ΔR2+ΔR3+ΔR4 ={α1 p+α2 p+κ(α1 n+α2 n)}(τ11+τ22)RA ……(12) 式(12)のα1 p,α2 p,α1 n,α2 nに式(5)〜
(8)を代入すると、次式が得られる。
【0019】 ΔRt={Π11 p+Π12 p+κ(Π11 n+Π12 n)}×(τ11+τ22)RA … …(13) 今の場合、p型直角折れ曲がり抵抗素子2およびn型直
角折れ曲がり抵抗素子3の直線部分がn型エピタキシャ
ル層上に固定したx,y座標軸と平行な特別な場合を考
えているが、p型直角折れ曲がり抵抗素子2とn型直角
折れ曲がり抵抗素子3を、座標軸に対して任意の方向に
形成しても、途中の式は式(1)〜(8)と異なるが、
最終式(13)が一致することが導かれる。また、図1
の抵抗素子群は(100)ウェハ上に形成したが、(1
00)ウェハの代わりに(111)ウェハを用いて、図
1の抵抗素子群を(111)ウェハ上の任意の方向に形
成した場合にも、式(13)と同様の次式が導かれる。
【0020】 ΔRt=1.5-1{Π11 p+2Π12 p+Π44 p+κ(Π11 n+2Π12 n+Π44 n)} ×(τ11+τ22)RA ……(14) ところで、(100)ウェハ上に形成するp型直角折れ
曲がり抵抗素子2のp型拡散層の濃度を1018cm-3
度、n型直角折れ曲がり抵抗素子3のn型拡散層の濃度
を1020cm-3程度にすると、ピエゾ係数Π11 p,Π12 p
Π11 n,Π12 nの値はそれぞれ室温で4.6×10-12
−0.8×10-12,−35.8×10-12,18.7×
10-12cm2/dyneという値をとり、したがって式
(13)は次式となる。
【0021】 ΔRt=(3.8−κ・17.1)×10-12・(τ11+τ22)RA …… (15) p型直角折れ曲がり抵抗素子2の無応力下の抵抗値2R
Aとn型直角折れ曲がり抵抗素子3の無応力下の抵抗値
2RBの値を変えることにより、式(11)中の正の係
数κの値を変えることができるが、p型直角折れ曲がり
抵抗素子2のp型拡散層の濃度を1018cm-3程度、n型
直角折れ曲がり抵抗素子3のn型拡散層の濃度を1020
cm-3程度にした場合には、κの値が3.8/17.1=
1/4.5となるように抵抗値RAとRBを設定すること
により式(15)の値ΔRtをゼロとすることが可能と
なり、したがって応力下での抵抗値の変化は完全に相殺
されることがわかる。
【0022】以上のように本実施例によれば、プレーナ
法により半導体基板上に拡散抵抗素子を形成する場合
に、パッケージ化後の抵抗値変動を室温で完全に相殺し
てゼロにすることができ、半導体集積回路全体の特性変
動を抑え、したがって、パッケージ化後に動作不良を引
き起こすことのない、高歩留まりの半導体集積回路を作
成することができる。なお、図1ではp型直角折れ曲が
り抵抗素子2とn型直角折れ曲がり抵抗素子3をそれぞ
れ1回の折れ曲がりにしているが、図2に示すp型直角
折れ曲がり抵抗素子5とn型直角折れ曲がり抵抗素子6
のように、折れ曲がりの回数を2回以上とし、図1のp
型直角折れ曲がり抵抗素子2の代わりに図2のp型直角
折れ曲がり抵抗素子5、図1のn型直角折れ曲がり抵抗
素子3の代わりに図2のn型直角折れ曲がり抵抗素子6
を用いてもよい。
【0023】次に、図3は本発明の第2の実施例におけ
る半導体装置の構成を示すもので、面方位(100)の
p型シリコン単結晶基板上にn型エピタキシャル層を形
成し、上記エピタキシャル層側から見た図である。上記
エピタキシャル層上に、p型拡散領域1を形成し、この
p型拡散領域1の領域外に、互いに直角で抵抗値の等し
い2方向のp型抵抗素子7,8を形成し、p型拡散領域
1上に互いに直角で抵抗値の等しいn型抵抗素子9,1
0を形成し、p型抵抗素子7とp型抵抗素子8をアルミ
ニウム配線11で接続し、p型抵抗素子8とn型抵抗素
子9をアルミニウム配線4で接続し、n型抵抗素子9と
n型抵抗素子10をアルミニウム配線12で接続する。
p型抵抗素子7,8とn型抵抗素子9,10の上記n型
エピタキシャル層上の方向は、任意である。
【0024】以上のように構成された本実施例の半導体
装置の動作は、図1の場合と同じであるが、アルミニウ
ム配線11,12を用いたことにより、さらに、レイア
ウト上の自由度を増すといった新たな効果を加えること
ができる。
【0025】なお、図3ではp型抵抗素子7,8とn型
抵抗素子9,10を用いているが、たとえば、図4に示
すように、図3のp型抵抗素子8の代わりに図4のp型
抵抗素子13,14を用い、アルミニウム配線11,4
の間で抵抗素子の並列接続を用いてもよい。このとき、
p型抵抗素子13,14の上記n型エピタキシャル層上
の方向は、置き換える前の図3のp型抵抗素子8と同じ
方向で、p型抵抗素子13,14の抵抗値の和は、置き
換える前の図3のp型抵抗素子8の抵抗値と等しくす
る。このような構成は他の抵抗素子に対しても同じこと
が言える。
【0026】次に、図5は本発明の第3の実施例におけ
る半導体装置の構成を示すもので、面方位(100)の
p型シリコン単結晶基板上にn型エピタキシャル層を形
成し、上記エピタキシャル層側から見た図である。上記
エピタキシャル層上に、p型拡散領域1を形成し、この
p型拡散領域1上にn型直角折れ曲がり抵抗素子3を形
成する。n型直角折れ曲がり抵抗素子3の2つの直線部
は、その抵抗値が互いに等しくなるようにし、n型直角
折れ曲がり抵抗素子3の上記n型エピタキシャル層上の
方向は、任意でよい。
【0027】以上のように構成された本実施例の半導体
装置について、以下、その動作を説明する。面方位(1
00)のウェハ面内には結晶軸の方向として
【0028】
【外3】
【0029】が存在していて、この2方向は互いに直交
している。そこで、結晶軸
【0030】
【外4】
【0031】を座標軸x,yとし、この座標軸x,yを
図5に示す。まず、特別な場合としてn型直角折れ曲が
り抵抗素子3の直線部分が座標軸x,yと平行な場合を
考える。n型直角折れ曲がり抵抗素子3を構成する2つ
の直線部分のうち、x軸に平行な方の抵抗値をR3、y
軸に平行な方の抵抗値をR4とする。図5の抵抗素子群
を形成した半導体チップをパッケージ化したときに、パ
ッケージ等から半導体チップに加わる応力は、半導体チ
ップのように、素子面の差渡しの大きさより厚みがかな
り小さい場合には、τ11,τ22,τ12(=τ21)の3つ
の成分のみ考えればよく、他の成分は無視できる。ただ
し、τ11,τ22,τ12の添字の1,2はそれぞれ座標軸
のx,yに対応する。ピエゾ抵抗理論によれば、応力下
の抵抗値の変化はR3,R4に対し、次式のようになる。
【0032】 δR3=(ΔR3/R3)=α1 nτ11+α2 nτ22 ……(16) δR4=(ΔR4/R4)=α2 nτ11+α1 nτ22 ……(17) ただし、式(16)中のδR3は、応力下の抵抗値変化
ΔR3を、応力が加わる前の抵抗値R3で割った値であ
り、式(17)中のδR4も同様である。また、式(1
6),(17)中に現われる係数α1 n,α2 nは、n型直
角折れ曲がり抵抗素子3を形成するのに用いたn型拡散
層のピエゾ係数Π11 n,Π12 n,Π44 nによって次のよう
に表わされる。
【0033】 α1 n=0.5(Π11 n+Π12 n−2Π44 n) ……(18) α2 n=0.5(Π11 n+Π12 n+2Π44 n) ……(19) 上述のように、R3とR4の抵抗値は等しくしているの
で、この抵抗値をRBとすると、パッケージ等からの応
力下にあるときの、図5の抵抗素子群全体の電極端子d
3,d2間でみた全抵抗値Rt=R3+R4の変化ΔRtは、
式(16),(17)を用いると、次式のように表わさ
れる。
【0034】 ΔRt=ΔR3+ΔR4 =(α1 n+α2 n)(τ11+τ22)RB ……(20) さらに、式(20)のα1 n,α2 nに式(18),(1
9)を代入すると、次式が得られる。
【0035】 ΔRt=(Π11 n+Π12 n)(τ11+τ22)RB ……(21) 今の場合、n型直角折れ曲がり抵抗素子3の直線部分が
n型エピタキシャル層上に設けたx,y座標軸と平行な
特別な場合を考えているが、n型直角折れ曲がり抵抗素
子3を座標軸に対して、任意の方向に形成しても、途中
の式は式(16)〜(19)と異なるが、最終式は(2
1)と一致することが導かれる。また、図3の抵抗素子
群は(100)ウェハ上に形成したが、(100)ウェ
ハの代わりに(111)ウェハを用いて、図3の抵抗素
子群を(111)ウェハ上の任意の方向に形成した場合
にも、式(21)と同様な次式が導かれる。
【0036】 ΔRt=1.5-1(Π11 n+2Π12 n+Π44 n)(τ11+τ22)RB ……( 22) ところで、(100)ウェハ上に形成するn型直角折れ
曲がり抵抗素子3のn型拡散層の濃度を5×1014cm-3
程度にすると、ピエゾ係数Π11 n,Π12 nの値はそれぞれ
室温−102.2×10-12,53.4×10-12cm2
dyneという値をとり、したがって式(21)は次式
となる。
【0037】 ΔRt=−48.8×10-12・(τ11+τ22)RB ……(23) ところでn型直角折れ曲がり抵抗素子3の無応力下の抵
抗値は2RBであったが、図3において、(100)ウ
ェハ上で応力下の抵抗値変化がいちばん小さくなる方
向、すなわち図3のx軸から反時計まわりに45°まわ
した方向に抵抗値R5=2RBの値をもつ直線状のn型抵
抗素子を形成した場合の、上述のパッケージ応力下での
抵抗値R5の変化を式で表わすとピエゾ抵抗効果によれ
ば、次式となる。
【0038】 ΔR5={0.5(Π11 n+Π12 n)(τ11+τ22)+(Π11 n−Π12 n)τ12} ×2RB ……(24) ここで、また、n型抵抗素子のn型拡散層の濃度を5×
1014cm-3程度にすると、室温でのピエゾ係数Π11 n
Π12 nの値はそれぞれ上述の−102.2×10 -12,5
3.4×10-12cm2/dyneという値をとるので、式
(24)は、次式のようになる。
【0039】 ΔR5=−48.8×10-12(τ11+τ22)RB−311.2×10-12τ12 B ×RB ……(25) 式(23)が、本発明の第3の実施例の抵抗素子群の応
力下での抵抗値変化を与える式であり、式(25)が、
従来の技術に基づいた、(100)ウェハ上で応力下の
抵抗値変化がいちばん小さくなる方向に形成された抵抗
素子の、応力下での抵抗値変化を与える式であり、式
(23),(25)の両者を比較した場合、式(23)
の方が式(25)中の右辺第2項の−311.2×10
-12τ12Bという値がない分だけ、パッケージ中のいろ
いろな応力下での抵抗値の変化を小さく抑えることがで
きることになる。以上のように本実施例によれば、プレ
ーナ法により半導体基板上に拡散抵抗素子を形成する場
合に、パッケージ化後の抵抗値変動を低減することがで
き、半導体集積回路全体の特性変動を抑え、したがっ
て、パッケージ化後に動作不良を引き起こすことのな
い、高歩留まりの半導体集積回路を作成することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の半導体装置は、p
型直角折れ曲がり抵抗素子とn型直角折れ曲がり抵抗素
子からなる構成と、直角2方向のp型抵抗素子と直角2
方向のn型抵抗素子からなる構成と、p型直角折れ曲が
り抵抗素子またはn型直角折れ曲がり抵抗素子のいずれ
かからなる構成とによるので、プレーナ法により半導体
基板上に拡散抵抗素子を形成する場合に、パッケージ化
後の抵抗値変動を完全にゼロにしたり低減したりするこ
とができ、半導体集積回路全体の特性変動を抑え、した
がって、パッケージ化後に動作不良を引き起こすことの
ない、高歩留まりの半導体集積回路を作成することがで
きる優れた半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の第1の実施例における半導体装置の平面
【図2】本発明の第1の実施例の半導体装置の変形であ
る他の半導体装置の平面図
【図3】本発明の第2の実施例における半導体装置の平
面図
【図4】図3の第2の実施例の半導体装置の変形である
他の半導体装置の平面図
【図5】本発明の第3の実施例における半導体装置の平
面図
【符号の説明】
1 p型拡散領域 2 p型直角折れ曲がり抵抗素子 3 n型直角折れ曲がり抵抗素子 4 アルミニウム配線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、その半導体基板上に直列に
    接続して形成されたp型直角折れ曲がり抵抗素子および
    n型直角折れ曲がり抵抗素子とを少なくとも有すること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体基板と、その半導体基板上に互いに
    直角方向で、その間を直列に接続して形成された第1お
    よび第2のp型抵抗素子と、そのp型抵抗素子の一つと
    直列に接続して形成された第1のn型抵抗素子と、その
    第1のn型抵抗素子と直角方向で、その間を直列に接続
    して形成された第2のn型抵抗素子とを少なくとも有す
    ることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】第1のp型抵抗素子、第2のp型抵抗素
    子、第1のn型抵抗素子および第2のn型抵抗素子のう
    ち少なくとも一つが、並列に接続した2個の抵抗素子か
    らなることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】半導体基板と、その半導体基板上に形成さ
    れたp型直角折れ曲がり抵抗素子またはn型直角折れ曲
    がり抵抗素子のいずれかを少なくとも有することを特徴
    とする半導体装置。
JP19510492A 1992-07-22 1992-07-22 半導体装置 Pending JPH0645527A (ja)

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JP19510492A JPH0645527A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 半導体装置

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