JPH0645741Y2 - ダブル弁機構を有する電磁弁 - Google Patents

ダブル弁機構を有する電磁弁

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JPH0645741Y2
JPH0645741Y2 JP1988085720U JP8572088U JPH0645741Y2 JP H0645741 Y2 JPH0645741 Y2 JP H0645741Y2 JP 1988085720 U JP1988085720 U JP 1988085720U JP 8572088 U JP8572088 U JP 8572088U JP H0645741 Y2 JPH0645741 Y2 JP H0645741Y2
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valve
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plunger
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睦実 中村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ダブル弁機構を有する電磁弁に関し特に弁機
構を簡素化し、小さい駆動力で弁を開けることができる
電磁弁に関するものである。
〔従来の技術〕
弁体に加わる背圧を利用して弁をシールする方式の電磁
弁がある。この電磁弁を開くための力は、弁体を弁座に
押さえつけているバネの力と、ノズル面積と背圧の積に
相当する力とを加えた大きさが必要になる。従って、ノ
ズル径が大きくなるほど開弁のために大きな力が必要に
なる。
この欠点を解消するものとして、第2図に示す主弁と副
弁を使用したいわゆるダブル弁機構を有する電磁弁が知
られている。同図においてA′は電磁弁で、20は流体が
供給側されるパイプ、21は出口側のパイプ、22は弁室で
ある。1はプランジャチューブ、2は電磁石となる吸引
子、3は吸引子を励磁するソレノイドである。4はプラ
ンジャでプランジャチューブ1内を摺動自在に嵌装され
ている。プランジャ4の吸引子と反対側の端部にはロッ
ド23が固定されている。6′は主弁体で主弁座8に接離
して電磁弁A′の開閉をする。主弁体6′の中心部には
副弁ノズル24が設けられ、この上側端部には副弁座25が
形成されている。主弁体6′には副弁体ケース26がネジ
によって固定され、副弁体27がロックナット28によって
ロッド23に固定されている。副弁体ケース26にはいくつ
かの孔26aが穿設され、副弁室7と弁室22とが常に同圧
になるようになっている。副弁体27はバネ31によって副
弁座25に向かって付勢されており、副弁体27の段部がケ
ース26の段部に当接するストロークhの範囲で主弁体
6′に拘束されないで移動可能になっている。副弁体27
にはシール部材としてゴム30が嵌装され副弁座25を密閉
できるようになっている。
この従来例の作用について説明する。ソレノイド3に通
電されると吸引子2は磁化され、プランジャ4を引きつ
ける。主弁体6′はバネ29と背圧とによる大きな力で押
さえ付けられているので、簡単には動かない。しかし副
弁体27は受圧面積が小さいのでプランジャ4によってス
トロークhだけ引き上げられる。すると副弁が開き流体
が副弁ノズル24から流れ出し、主弁体6′に加わってい
た背圧が下がる。そこで、小さな力でも主弁体6′を主
弁座8から引き離し開弁することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記の従来技術によれば、副弁体の取付け
構造が非常に複雑になっている。そのためこのような電
磁弁の製造コストが上がってしまう。
さらに、ソレノイド3の吸引能力を上げようとすれば、
プランジャの大きさも大きくなり、プランジャの自重が
吸引の際のロスとなる。また、自重の影響で電磁弁の姿
勢が変わると動作に緩急の差が生じて性能差の原因とな
る。
本考案は上記の事実に鑑みてなされたもので、簡単な機
構でしかも小さい力で動作させられる電磁弁を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、一端に吸引子と
外側に該吸引子を励磁するソレノイドとを設けられたプ
ランジャチューブと、該プランジャチューブの他端に連
設され入口と出口との間に主弁座を形成した弁室と、該
主弁座に接離する主弁体と、主弁体に形成され弁室と連
通する副弁室と、該副弁室に形成された副弁座と、プラ
ンジャチューブ内を摺動するプランジャに一端を固定さ
れ前記主弁体と限定された範囲内で移動自由に結合され
前記副弁座に接離する副弁体とからなり、副弁体が副弁
座から離れた後主弁体が主弁座から離れるダブル弁機構
を有する電磁弁において、 前記プランジャを中空に形成し、一端を該中空内に摺動
自在に係止し他端を前記吸引子に当接するロッドを設
け、該ロッドとプランジャとの間に前記副弁体及び主弁
体を各弁座に向けて付勢するバネ手段を嵌装し、前記副
弁室を主弁体と一体的に形成し、前記副弁体の副弁座に
接離する面を球面にするとともに副弁座が円錐面を有す
る構成を特徴としている。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面を用いて説明する。第1図
(a),(b)は本考案の一実施例の開弁時および閉弁
時の状態をそれぞれ示した図であって、これらの図にお
いてAは電磁弁を示し、プランジャチューブ1、吸引子
2、ソレノイド3は従来例と同様のものであり、従来例
と同じく弁室、流体の供給側のパイプ、出口側のパイプ
等が設けられている。
プランジャ14は、その重量が軽くなるように中空になっ
ており、この中空部の吸引子2側には中空部とプランジ
ャチューブ1内の空間とを連通する孔が開けられ、この
孔には図の下方からロッド15が挿入されている。ロッド
15の下端は拡大してプランジャ14の孔より大きくなって
いるので、ロッド15はプランジャ14内を進退自在ではあ
るが、上方に抜け出すことはない。プランジャ14の上記
吸引子2側の反対側である閉塞側の端部は副弁体5の基
端部が貫通固定される閉塞板14aによって閉塞されてい
る。プランジャ14の前記ロッド15下端の拡大部と上記閉
塞板14aとの間にはバネ16を嵌装している。
以上の構成から、予めプランジャ14にロッド15とバネ16
を嵌装して下端を閉塞板14aによって閉塞しておくこと
により、このプランジャ14をユニット化することがで
き、電磁弁の組み立てが非常に簡単になる。また、組み
立てた状態では、ロッド15のプランジャから突出した方
の先端部は、吸引子2に常に当接した状態となる。
主弁体6の、主弁座8に圧接する圧接面にはシール部材
6aを嵌装している。また、主弁体6の中央部には主弁体
と一体的に副弁室7が形成されている。前記副弁体5の
先端部はこの副弁室7内に収容され、収容された部分が
拡大していて副弁室から抜け出ないようになっている。
そして、この拡大部分には、段部5bと半球型の先端部5a
が形成されている。
副弁室7の主弁座8側の貫通孔にはブッシュ9が嵌装さ
れ、ブッシュ9の背圧側、すなわち流体の流入側には副
弁座9aが形成されている。副弁座9aは副弁体5の先端5a
の半球型と当接して密閉できるように円錐状である。副
弁室7の背圧側にはいくつかの連通孔10があり、主弁体
6の背圧と副弁室7内の圧力が常に同じになるようにし
ている。
前記プランジャ14内のバネ16は、副弁体5を副弁座9aに
向けて付勢すると共に、ブッシュ9を介して主弁体6を
主弁座8に向けて付勢する。
次に、この実施例の作用を説明する。第1図(a)にお
いて、ソレノイド3に通電されると吸引子2が磁化され
てプランジャ14が図の上方に引き上げられるので、副弁
体5はソレノイド3の吸引力によってバネ16に抗して第
1図(a)に示すhだけ引き上げられる。このとき、ブ
ッシュ9の孔径は小さく、背圧によって受ける面積も小
さいことから、副弁体5は容易に移動できるが、主弁体
6は大きく、背圧を受ける面積も大きいので、簡単には
動かない。
これによって、副弁座9aから流体が出口挿側に流れ出
し、主弁体6の背圧は急速に下がる。したがって、引き
続きプランジャ14が吸引子2に引きつけられると、バネ
16に抗して主弁体6も引き上げられ、第1図(b)に示
すように弁が開かれる。
なお、プランジャ14が最初にストロークhだけ移動した
とき、副弁体5の段部5bが主弁体6に勢いよく当たり、
主弁体6が主弁座8から離れ易くし、この点からも駆動
力を小さくできる。
主弁体は、第2図の従来例に示した副弁体ケース26、ロ
ックナット28が不要になり、さらに副弁体5は主弁体6
と一体成形されることによって、電磁弁の構成が非常に
簡単になる。また、プランジャ14や副弁体5を含む主弁
体6が軽量化されたことによって、電磁弁がどのような
姿勢で使用されても、動作時間のムラがなくなり、ほぼ
一定の動作をさせることが可能になる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、プランジャを中空
構造にしたので、電磁弁の開閉に要する駆動力を小さく
することができる。また、副弁体の先端を球状にして副
弁座の面を円錐状にしたので、シール部材がなくとも、
しかも副弁体が若干傾いても確実に密閉できる。さら
に、副弁室を主弁体と一体的に形成したり、バネ手段を
従来の2つから1つに減らしたので、ダブル弁の機構を
簡素化することができる。また、ロッドをプランジャの
中空内に挿入し、ロッドとプランジャとの間にバネ手段
を入れる構成としたので、電磁弁の組み立てが非常に簡
単になる等々の格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるダブル弁機構の実施例の縦断面図
で、(a)は閉弁時、(b)は開弁時、第2図は従来の
ダブル弁機構の電磁弁の縦断面図である。 A……電磁弁、1……プランジャチューブ、2……吸引
子、3……ソレノイド、5……副弁体、5a……副弁体先
端部、6……主弁体、7……副弁座室、8……主弁座
室、9a……副弁座、10……連通孔、14……プランジャ、
14a……閉塞板、15……ロッド、16……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に吸引子と外側に該吸引子を励磁する
    ソレノイドとを設けられたプランジャチューブと、該プ
    ランジャチューブの他端に連設され入口と出口との間に
    主弁座を形成した弁室と、該主弁座に接離する主弁体
    と、主弁体に形成され弁室と連通する副弁室と、該副弁
    室に形成された副弁座と、プランジャチューブ内を摺動
    するプランジャに一端を固定され前記主弁体と限定され
    た範囲内で移動自由に結合され前記副弁座に接離する副
    弁体とからなり、副弁体が副弁座から離れた後主弁体が
    主弁座から離れるダブル弁機構を有する電磁弁におい
    て、 前記プランジャを中空に形成し、一端を該中空内に摺動
    自在に係止し他端を前記吸引子に当接するロッドを設
    け、該ロッドとプランジャとの間に前記副弁体及び主弁
    体を各弁座に向けて付勢するバネ手段を嵌装し、前記副
    弁室を主弁体と一体的に形成し、前記副弁体の副弁座に
    接離する面を球面にするとともに副弁座が円錐面を有す
    ることを特徴とするダブル弁機構を有する電磁弁。
JP1988085720U 1988-06-30 1988-06-30 ダブル弁機構を有する電磁弁 Expired - Lifetime JPH0645741Y2 (ja)

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JPH029385U JPH029385U (ja) 1990-01-22
JPH0645741Y2 true JPH0645741Y2 (ja) 1994-11-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55158366U (ja) * 1979-05-01 1980-11-14
JPS5716060U (ja) * 1980-06-30 1982-01-27
JPS5842468U (ja) * 1981-09-16 1983-03-22 トキコ株式会社 電磁弁

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JPH029385U (ja) 1990-01-22

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