JPH0646080B2 - 凍結パイプを有する連壁組込型地下タンク - Google Patents
凍結パイプを有する連壁組込型地下タンクInfo
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- JPH0646080B2 JPH0646080B2 JP60225770A JP22577085A JPH0646080B2 JP H0646080 B2 JPH0646080 B2 JP H0646080B2 JP 60225770 A JP60225770 A JP 60225770A JP 22577085 A JP22577085 A JP 22577085A JP H0646080 B2 JPH0646080 B2 JP H0646080B2
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- F17C2223/0161—Liquefied gas, e.g. LPG, GPL cryogenic, e.g. LNG, GNL, PLNG
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- F17—STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
- F17C—VESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
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- F17C2270/01—Applications for fluid transport or storage
- F17C2270/0142—Applications for fluid transport or storage placed underground
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、LPG地下タンク等の側部に発生する漏水
をタンク側壁を凍結されることにより止水する凍結パイ
プを有する連壁組込型地下タンクに関する。
をタンク側壁を凍結されることにより止水する凍結パイ
プを有する連壁組込型地下タンクに関する。
地中に連続地中壁を設け、この連続地中壁の内側部にタ
ンク側壁を構築した地下タンク側壁の設置構造として
は、第7図,第8図に示すものが一般的である。第7
図,第8図において、符号1は連続地中壁(以下、「連
壁」と略称する)であり、符号2はタンク側壁である。
ンク側壁を構築した地下タンク側壁の設置構造として
は、第7図,第8図に示すものが一般的である。第7
図,第8図において、符号1は連続地中壁(以下、「連
壁」と略称する)であり、符号2はタンク側壁である。
第7図に示す地下タンク側壁の設置構造は、連壁1とタ
ンク側壁2とが離れた形式のものであり、第8図に示す
地下タンクは、連壁1に内巻部としてタンク側壁2を打
継いで構築し、連壁1とタンク側壁2とを一体化して地
下タンクの側壁構造の主体とする連壁組込型のものであ
る。第8図に示す連壁組込型のものは、第7図に示す連
壁1とタンク側壁2とが離れた形式のものに比べ、地下
タンクを構築する際、土の掘削量が少ないこと、また、
コンクリートの使用量が少なくて済むこと等の利点があ
る。
ンク側壁2とが離れた形式のものであり、第8図に示す
地下タンクは、連壁1に内巻部としてタンク側壁2を打
継いで構築し、連壁1とタンク側壁2とを一体化して地
下タンクの側壁構造の主体とする連壁組込型のものであ
る。第8図に示す連壁組込型のものは、第7図に示す連
壁1とタンク側壁2とが離れた形式のものに比べ、地下
タンクを構築する際、土の掘削量が少ないこと、また、
コンクリートの使用量が少なくて済むこと等の利点があ
る。
ところが、連壁組込型の地下タンクは、側部止水におい
て、側壁の外部を鉄板で覆う等の止水構造が取れにくい
ため、その対策として次に挙げるような止水構造が施さ
れている。次に第9図,第10図を用いて連壁組込型の
止水構造について説明する。第9図,第10図は、連壁
組込型の地下タンク側壁の設置構造である。第9図は、
側壁内面止水方式による地下タンク側壁の設置構造であ
る。図において符号3は連壁である。連壁3の内側部に
は内巻部4が構築されており、さらに、内巻部4の内側
面には鉄板の止水板5が設置されている。また、連壁3
と内巻部4との間には被圧防止フィルター6が設置され
ている。被圧防止フィルター6は土木工事の分野におい
て集排水材として広く用いられているもので、たとえば
繊維を不織状態で集積したものや多孔質材料によって形
成されたものが一般的に用いられ、地盤中から連壁3の
内側に浸入した水をこの被圧防止フィルター6により集
水して下部の排水溝に導いて排水するようにしている。
次に、第10図は、漏水落込み方式による地下タンク側
壁の設置構造である。図において、符号7は連壁であ
る。連壁7の内側部には内巻部8が構築されており、連
壁7と内巻部8との間には排水材9が設置された構造と
されている。
て、側壁の外部を鉄板で覆う等の止水構造が取れにくい
ため、その対策として次に挙げるような止水構造が施さ
れている。次に第9図,第10図を用いて連壁組込型の
止水構造について説明する。第9図,第10図は、連壁
組込型の地下タンク側壁の設置構造である。第9図は、
側壁内面止水方式による地下タンク側壁の設置構造であ
る。図において符号3は連壁である。連壁3の内側部に
は内巻部4が構築されており、さらに、内巻部4の内側
面には鉄板の止水板5が設置されている。また、連壁3
と内巻部4との間には被圧防止フィルター6が設置され
ている。被圧防止フィルター6は土木工事の分野におい
て集排水材として広く用いられているもので、たとえば
繊維を不織状態で集積したものや多孔質材料によって形
成されたものが一般的に用いられ、地盤中から連壁3の
内側に浸入した水をこの被圧防止フィルター6により集
水して下部の排水溝に導いて排水するようにしている。
次に、第10図は、漏水落込み方式による地下タンク側
壁の設置構造である。図において、符号7は連壁であ
る。連壁7の内側部には内巻部8が構築されており、連
壁7と内巻部8との間には排水材9が設置された構造と
されている。
ところが、上記のように構成された従来の連壁組込型地
下タンク側壁の設置構造において、長期間使用すると、
側壁内面止水方式のものは、被圧フィルタ6の目詰りに
より止水板5が被圧する恐れがある。すなわち、被圧防
止フィルター6が目詰りすると、この被圧防止フィルタ
ー6に集水された水が排水されずにそのまま被圧防止フ
ィルター6中に溜まっていき、次第に水圧が高まってい
く。そして内巻部4にクラックが生じたような場合に
は、そこから地下タンク内に浸入して止水板5に対して
外側から水圧が加わってしまうことになる。また、漏水
落込み方式のものは、排水材9の目詰りにより止水機能
が低下する等の問題があり信頼性に欠けること、また、
上記の止水構造は建設コストが高価なこと等の問題点が
あった。
下タンク側壁の設置構造において、長期間使用すると、
側壁内面止水方式のものは、被圧フィルタ6の目詰りに
より止水板5が被圧する恐れがある。すなわち、被圧防
止フィルター6が目詰りすると、この被圧防止フィルタ
ー6に集水された水が排水されずにそのまま被圧防止フ
ィルター6中に溜まっていき、次第に水圧が高まってい
く。そして内巻部4にクラックが生じたような場合に
は、そこから地下タンク内に浸入して止水板5に対して
外側から水圧が加わってしまうことになる。また、漏水
落込み方式のものは、排水材9の目詰りにより止水機能
が低下する等の問題があり信頼性に欠けること、また、
上記の止水構造は建設コストが高価なこと等の問題点が
あった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、止水
構造に信頼性があり、建設コストの安価な連壁組込型地
下タンク側壁の設置構造を提供することを目的としてい
る。
構造に信頼性があり、建設コストの安価な連壁組込型地
下タンク側壁の設置構造を提供することを目的としてい
る。
この発明は、連続地中壁の内側に隣接して内巻部を設け
た連壁組込型地下タンク側壁の上記内巻部の中に凍結パ
イプを内巻部の高さ方向全域に亙って設けるとともに、
上記連続地中壁の外周側の地中にヒーターを上記内巻部
の高さ方向全域に亙って設け、上記凍結パイプの中に冷
却液を導入するとともに上記ヒータを加熱して、内巻
部、及び連続地中壁内に該連続地中壁の外周側の地中に
達しない連結域を設けたことを特徴としている。
た連壁組込型地下タンク側壁の上記内巻部の中に凍結パ
イプを内巻部の高さ方向全域に亙って設けるとともに、
上記連続地中壁の外周側の地中にヒーターを上記内巻部
の高さ方向全域に亙って設け、上記凍結パイプの中に冷
却液を導入するとともに上記ヒータを加熱して、内巻
部、及び連続地中壁内に該連続地中壁の外周側の地中に
達しない連結域を設けたことを特徴としている。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この発明は、地下タンク内に貯蔵される液体がLPG等
の比較的高い液温(−45℃〜−5℃)の場合について
適用されるものである。
この発明は、地下タンク内に貯蔵される液体がLPG等
の比較的高い液温(−45℃〜−5℃)の場合について
適用されるものである。
第1図は、凍結パイプを有する連壁組込型地下タンク側
壁の設置構造の要部を示す図であり、第2図は第1図の
平面図である。図において、符号10は地盤である。地
盤10には、円筒状の連壁11が設置されており、連壁
11の内側部には連壁11に打継いで内巻部12が構築
されている。この地下タンク側壁の設置構造は、連壁1
1と内巻部12とが一体化されて地下タンクの側壁構造
の主体となる連壁組込型のものである。内巻部12の底
部には底版13が設けられており、底版13の下部には
地下水圧を受けないように底部排水層14が設けられて
いる。一方、内巻部12の上部にはタンク屋根部15が
設置されており、地下タンク内部にはLPG(液温−4
5℃〜−5℃)16が貯蔵されている。また、内巻部1
2の内部には、凍結パイプ(クーラー)17が設置され
ている。凍結パイプ17は、内巻部12の内部に周方向
に沿って等間隔おきに、かつ、内巻部12の上部から底
部まで鉛直方向に延在するように配設されている。さら
に、鉛直に配設された凍結パイプ17は、上部において
隣接するパイプが1本おきに連結されており、また、下
部において、上部で連結されなかった隣接するパイプ同
士が連結されて全体として内巻部12内を蛇行する1本
のパイプラインとされている。
壁の設置構造の要部を示す図であり、第2図は第1図の
平面図である。図において、符号10は地盤である。地
盤10には、円筒状の連壁11が設置されており、連壁
11の内側部には連壁11に打継いで内巻部12が構築
されている。この地下タンク側壁の設置構造は、連壁1
1と内巻部12とが一体化されて地下タンクの側壁構造
の主体となる連壁組込型のものである。内巻部12の底
部には底版13が設けられており、底版13の下部には
地下水圧を受けないように底部排水層14が設けられて
いる。一方、内巻部12の上部にはタンク屋根部15が
設置されており、地下タンク内部にはLPG(液温−4
5℃〜−5℃)16が貯蔵されている。また、内巻部1
2の内部には、凍結パイプ(クーラー)17が設置され
ている。凍結パイプ17は、内巻部12の内部に周方向
に沿って等間隔おきに、かつ、内巻部12の上部から底
部まで鉛直方向に延在するように配設されている。さら
に、鉛直に配設された凍結パイプ17は、上部において
隣接するパイプが1本おきに連結されており、また、下
部において、上部で連結されなかった隣接するパイプ同
士が連結されて全体として内巻部12内を蛇行する1本
のパイプラインとされている。
上記凍結パイプ17は、地上において熱交換器19を介
して冷却液供給装置20と連結されている。また、凍結
パイプ17の中には、熱媒体としての冷却液であるブラ
イン液17aが充填されており、凍結パイプ17の中を
順次循環するようにされている。また、冷却液供給装置
20の内部には、ブライン液17aを冷却する冷却液
(本実施例においてはLNG,LN2等を使用する)2
0aが充填されており、熱交換器19を介してブライン
液17aと熱交換するようにされている。さらに、連壁
11の外周の地盤10には、ヒーター21が埋設されて
いる。ヒーター21は、連壁11に沿って周方向に等間
隔おきに、かつ、凍結パイプ17と連壁11の半径方向
延長線上で所定の距離をおいて重なるように配設された
構成とされている。
して冷却液供給装置20と連結されている。また、凍結
パイプ17の中には、熱媒体としての冷却液であるブラ
イン液17aが充填されており、凍結パイプ17の中を
順次循環するようにされている。また、冷却液供給装置
20の内部には、ブライン液17aを冷却する冷却液
(本実施例においてはLNG,LN2等を使用する)2
0aが充填されており、熱交換器19を介してブライン
液17aと熱交換するようにされている。さらに、連壁
11の外周の地盤10には、ヒーター21が埋設されて
いる。ヒーター21は、連壁11に沿って周方向に等間
隔おきに、かつ、凍結パイプ17と連壁11の半径方向
延長線上で所定の距離をおいて重なるように配設された
構成とされている。
なお、上記の構成において、凍結パイプ17を複数本に
分割し、その各々に熱交換器19と冷却液供給装置20
とを配置した構成としてもよい。
分割し、その各々に熱交換器19と冷却液供給装置20
とを配置した構成としてもよい。
このような構成の凍結パイプを有する連壁組込型地下タ
ンク側壁の設置構造において、凍結パイプ17内を循環
するブライン液17aは、冷却液供給装置20によって
供給され、熱交換器19内の循環する冷却液(LNG)
20aと熱交換され冷却される。
ンク側壁の設置構造において、凍結パイプ17内を循環
するブライン液17aは、冷却液供給装置20によって
供給され、熱交換器19内の循環する冷却液(LNG)
20aと熱交換され冷却される。
冷却されたブライン液17aは、凍結パイプ17内を循
環しながら内巻部12および連壁11の内部を冷却す
る。したがって、内巻部12および連壁11の内部に存
在する漏水は、順次冷却されて凍結し、内巻部12およ
び連壁11の内部に氷の壁を形成する。そのため、地盤
10からの地下水は、地下タンク側壁への水路を塞がれ
ることとなり、地下タンク内への侵入が不可能となり止
水される。また、連壁11の外周部の地盤10内に埋設
されたヒーター21は、連壁11の外周部近傍の地盤1
0を暖めることにより、そこが凍結して凍土が発生する
のを防止する。このようにして、凍結パイプを有する連
壁組込型地下タンク側の設置構造においては、内巻部1
2、及び連続地中壁11内に、該連続地中壁11の外周
側の地中に達しない凍結域を形成することによって、地
下タンク側部の止水を確実に行うことができる。
環しながら内巻部12および連壁11の内部を冷却す
る。したがって、内巻部12および連壁11の内部に存
在する漏水は、順次冷却されて凍結し、内巻部12およ
び連壁11の内部に氷の壁を形成する。そのため、地盤
10からの地下水は、地下タンク側壁への水路を塞がれ
ることとなり、地下タンク内への侵入が不可能となり止
水される。また、連壁11の外周部の地盤10内に埋設
されたヒーター21は、連壁11の外周部近傍の地盤1
0を暖めることにより、そこが凍結して凍土が発生する
のを防止する。このようにして、凍結パイプを有する連
壁組込型地下タンク側の設置構造においては、内巻部1
2、及び連続地中壁11内に、該連続地中壁11の外周
側の地中に達しない凍結域を形成することによって、地
下タンク側部の止水を確実に行うことができる。
次に、この実施例における凍結パイプを有する連壁組込
型地下タンク側壁の設置構造、すなわち、クーラー(凍
結パイプ)17とヒーター21との組合せによる地下タ
ンク側壁の凍結止水構造において、実際にこのような凍
結止水が可能かどうかを、平面扇形モデル熱伝導解析を
用いて得られた解析結果について述べる。
型地下タンク側壁の設置構造、すなわち、クーラー(凍
結パイプ)17とヒーター21との組合せによる地下タ
ンク側壁の凍結止水構造において、実際にこのような凍
結止水が可能かどうかを、平面扇形モデル熱伝導解析を
用いて得られた解析結果について述べる。
このモデル解析は、以下の3つの条件を設定し、それら
3条件を満足させるに必要なクーラーとヒーターの管面
温度の組合わせを求めるためのものである。
3条件を満足させるに必要なクーラーとヒーターの管面
温度の組合わせを求めるためのものである。
(1)内巻部12の内側に20cm以上の凍結域が存在す
ること。
ること。
(2)凍結域(0℃線)が地盤10にまで達しないこ
と。
と。
(3)クーラー(凍結パイプ)17およびヒーター21
の管面温度が±3℃の温度差を生じても上記条件(1)
(2)を満足すること。
の管面温度が±3℃の温度差を生じても上記条件(1)
(2)を満足すること。
なお、上記の条件(3)は、クーラーおよびヒーターの
管面温度に多少の誤差が生じることは避けられないこと
を考慮して、それらが最大±3℃の範囲で誤差を生じた
としても基本的な条件(1)(2)を満足させるために
設定した付加条件である。
管面温度に多少の誤差が生じることは避けられないこと
を考慮して、それらが最大±3℃の範囲で誤差を生じた
としても基本的な条件(1)(2)を満足させるために
設定した付加条件である。
次に、上記条件を満足させるための平面扇形モデルを第
3図ないし、第5図に示すように設定する。第3図ない
し第5図において、内巻部12の壁厚a=0.8m、連
壁11の壁厚にb=1m、内巻部12の内側縁から凍結
パイプ17までの距離c=0.7m、連壁11の外側縁
からヒーター21までの距離d=1m、また、凍結パイ
プ17およびヒーター21の周方向の設置間隔e=6゜
とする。
3図ないし、第5図に示すように設定する。第3図ない
し第5図において、内巻部12の壁厚a=0.8m、連
壁11の壁厚にb=1m、内巻部12の内側縁から凍結
パイプ17までの距離c=0.7m、連壁11の外側縁
からヒーター21までの距離d=1m、また、凍結パイ
プ17およびヒーター21の周方向の設置間隔e=6゜
とする。
次に、解析を行うに当って設定した各種計算条件を下記
に示す。
に示す。
(i)地下タンク内の液温…0℃ (ii)保冷性能…PUF 65mm相当 (iii)熱伝導率…PUF 0.023Kcal/m.h.℃ コンクリート 2.0Kcal/m.h.℃ 地盤 1.53Kcal/m.h.℃ (iv)凍結パイプ17の管面温度 …−24℃〜−4.5℃ ヒーター21の管面温度…12℃〜28℃ 上記のような条件の基に凍結パイプ17とヒーター21
の設定温度が第3図ないし第5図の3ケースの場合につ
いて解析を行った。その結果、凍結パイプ17の設定温
度をT1、ヒーター21の設定温度をT2とした場合、
第3図はT1=−12℃、T2=21℃、第4図はT1
=−9℃、T2=24℃、第5図はT1=−15℃、T
2=18℃としての解析による温度分布図である。これ
らの図において、側壁に発生した凍結域は、第3図にお
いて内巻部12の内側縁より1.25m、第4図におい
て内巻部12の内側縁より0.6m、第5図において内
巻部12の内側縁より1.75mであり、いずれの場合
も、上述した基本的な条件(1)(2)、すなわち内巻
部12の内側に20cm以上の凍結域が存在し、かつ、凍
結域が地盤10にまでは達しないという条件を満足させ
るものである。
の設定温度が第3図ないし第5図の3ケースの場合につ
いて解析を行った。その結果、凍結パイプ17の設定温
度をT1、ヒーター21の設定温度をT2とした場合、
第3図はT1=−12℃、T2=21℃、第4図はT1
=−9℃、T2=24℃、第5図はT1=−15℃、T
2=18℃としての解析による温度分布図である。これ
らの図において、側壁に発生した凍結域は、第3図にお
いて内巻部12の内側縁より1.25m、第4図におい
て内巻部12の内側縁より0.6m、第5図において内
巻部12の内側縁より1.75mであり、いずれの場合
も、上述した基本的な条件(1)(2)、すなわち内巻
部12の内側に20cm以上の凍結域が存在し、かつ、凍
結域が地盤10にまでは達しないという条件を満足させ
るものである。
また、これらの解析結果をグラフを用いて表すと、第6
図に示すクーラー17とヒーター21との管面温度組合
せ図の関係が成立つ。第6図において、線Pは条件
(1)を満足させる境界を示すものでこの線Pより下側
の領域において条件(1)が満たされるものであり、ま
た、線Qは条件(2)を満足させる境界を示すものでこ
の線Qより上方の領域においては条件(2)が満たされ
るものである。したがって、線Pと線Qとの間の領域は
双方の条件(1)(2)が同時に満たされる領域であ
る。また、斜線部として示した領域Rは、条件(1)
(2)に加えてさらに条件(3)をも同時に満足させる
範囲であり、この領域Rが管面温度の誤差をも考慮した
より厳しい条件を満足する範囲となる。
図に示すクーラー17とヒーター21との管面温度組合
せ図の関係が成立つ。第6図において、線Pは条件
(1)を満足させる境界を示すものでこの線Pより下側
の領域において条件(1)が満たされるものであり、ま
た、線Qは条件(2)を満足させる境界を示すものでこ
の線Qより上方の領域においては条件(2)が満たされ
るものである。したがって、線Pと線Qとの間の領域は
双方の条件(1)(2)が同時に満たされる領域であ
る。また、斜線部として示した領域Rは、条件(1)
(2)に加えてさらに条件(3)をも同時に満足させる
範囲であり、この領域Rが管面温度の誤差をも考慮した
より厳しい条件を満足する範囲となる。
したがって、第6図に示されるように、第4図および第
5図の場合の設定温度の組合わせは基本的な条件(1)
(2)を満足するものであり、第3図の場合の設定温度
の組合わせは条件(1)(2)に加えて管面温度の誤差
を考慮したより厳しい付加条件(3)をも満足するもの
となる。
5図の場合の設定温度の組合わせは基本的な条件(1)
(2)を満足するものであり、第3図の場合の設定温度
の組合わせは条件(1)(2)に加えて管面温度の誤差
を考慮したより厳しい付加条件(3)をも満足するもの
となる。
上述したように、この発明による凍結パイプを有する連
壁組込型地下タンクは、内巻部の中に凍結パイプを内巻
部の高さ方向全域に亙って設けるとともに、上記連続地
中壁の外周側の地中にヒーターを上記内巻部の高さ方向
全域に亙って設け、凍結パイプの中に冷却液を導入する
とともにヒータを加熱して、内巻部、及び連続地中壁内
に、連続地中壁の外周側の地中に達しない凍結域を設け
たものであるので、地下タンク側壁の周囲に凍土を発生
させることなく、側壁のみを凍結することができ、よっ
て止水構造に信頼性があり、建設コストが安価な連壁組
込型地下タンク側壁の設置構造を実現することができ
る。
壁組込型地下タンクは、内巻部の中に凍結パイプを内巻
部の高さ方向全域に亙って設けるとともに、上記連続地
中壁の外周側の地中にヒーターを上記内巻部の高さ方向
全域に亙って設け、凍結パイプの中に冷却液を導入する
とともにヒータを加熱して、内巻部、及び連続地中壁内
に、連続地中壁の外周側の地中に達しない凍結域を設け
たものであるので、地下タンク側壁の周囲に凍土を発生
させることなく、側壁のみを凍結することができ、よっ
て止水構造に信頼性があり、建設コストが安価な連壁組
込型地下タンク側壁の設置構造を実現することができ
る。
第1図、第2図はこの発明の一実施例を示す図であり、
第1図は凍結パイプを有する連壁組込型地下タンク側壁
の設置構造の要部を示す図であり、第2図は第1図の平
面図であり、第3図ないし第6図はこの実施例につい
て、平面扇形モデル熱伝導解析を行った計算結果を示す
ものであり、第3図ないし第5図は各設定温度における
温度分布図であり、第6図はクーラーとヒーターの管面
温度組合せ図であり、第7図ないし第10図は従来の技
術を示す図であり、第7図は連壁とタンク側壁とが離れ
た形式の地下タンク側壁の設置構造の要部を示す図であ
り、第8図は連壁組込型地下タンク側壁の設置構造の要
部を示す図であり、第9図は側壁内面止水方式の地下タ
ンク側壁の設置構造の要部を示す図であり、第10図は
漏水落込み方式の地下タンク側壁の設置構造の要部を示
す図である。 10……地盤、11……連続地中壁(連壁)、12……
内巻部、17……凍結パイプ(クーラー)、17a……
冷却液(ブライン液)、21……ヒーター。
第1図は凍結パイプを有する連壁組込型地下タンク側壁
の設置構造の要部を示す図であり、第2図は第1図の平
面図であり、第3図ないし第6図はこの実施例につい
て、平面扇形モデル熱伝導解析を行った計算結果を示す
ものであり、第3図ないし第5図は各設定温度における
温度分布図であり、第6図はクーラーとヒーターの管面
温度組合せ図であり、第7図ないし第10図は従来の技
術を示す図であり、第7図は連壁とタンク側壁とが離れ
た形式の地下タンク側壁の設置構造の要部を示す図であ
り、第8図は連壁組込型地下タンク側壁の設置構造の要
部を示す図であり、第9図は側壁内面止水方式の地下タ
ンク側壁の設置構造の要部を示す図であり、第10図は
漏水落込み方式の地下タンク側壁の設置構造の要部を示
す図である。 10……地盤、11……連続地中壁(連壁)、12……
内巻部、17……凍結パイプ(クーラー)、17a……
冷却液(ブライン液)、21……ヒーター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 雄一 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 三浦 一博 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 実開 昭48−40812(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】地中に止水山留壁である連続地中壁を設
け、この連続地中壁の内側に隣接して内巻部を設けた連
壁組込型地下タンク側壁の設置構造において、上記内巻
部の中に凍結パイプを内巻部の高さ方向全域に亙って設
けるとともに、上記連続地中壁の外周側の地中にヒータ
ーを上記内巻部の高さ方向全域に亙って設け、上記凍結
パイプの中に冷却液を導入するとともに上記ヒータを加
熱して、内巻部、及び連続地中壁内に該連続地中壁の外
周側の地中に達しない凍結域を設けたことを特徴とする
凍結パイプを有する連壁組込型地下タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60225770A JPH0646080B2 (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 凍結パイプを有する連壁組込型地下タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60225770A JPH0646080B2 (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 凍結パイプを有する連壁組込型地下タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6283599A JPS6283599A (ja) | 1987-04-17 |
| JPH0646080B2 true JPH0646080B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=16834524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60225770A Expired - Lifetime JPH0646080B2 (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 | 凍結パイプを有する連壁組込型地下タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646080B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62159897A (ja) * | 1986-01-08 | 1987-07-15 | Tokyo Gas Co Ltd | 低温液化ガス用地下式貯槽設備 |
| JPS62159898A (ja) * | 1986-01-08 | 1987-07-15 | Tokyo Gas Co Ltd | 低温液化ガス用地下式貯槽の凍結制御方法 |
| JPS62159896A (ja) * | 1986-01-08 | 1987-07-15 | Tokyo Gas Co Ltd | 低温液化ガス用地下式貯槽設備 |
| JP2743784B2 (ja) * | 1993-07-30 | 1998-04-22 | 鹿島建設株式会社 | 地下タンクの止水構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS515048Y2 (ja) * | 1971-09-18 | 1976-02-12 |
-
1985
- 1985-10-09 JP JP60225770A patent/JPH0646080B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6283599A (ja) | 1987-04-17 |
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