JPH0646082Y2 - ストリップラインフィルタ - Google Patents

ストリップラインフィルタ

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JPH0646082Y2
JPH0646082Y2 JP17563887U JP17563887U JPH0646082Y2 JP H0646082 Y2 JPH0646082 Y2 JP H0646082Y2 JP 17563887 U JP17563887 U JP 17563887U JP 17563887 U JP17563887 U JP 17563887U JP H0646082 Y2 JPH0646082 Y2 JP H0646082Y2
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metal cover
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filter
resonance
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JP17563887U
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容平 石川
準 服部
義晴 河野
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えばバンドパスフィルタとして用いられる
ストリップラインフィルタの構造の改良に関する。
従来の技術 典型的なストリップラインフィルタは、誘電体基板と誘
電体基板の一方主面に形成された共振電極と他方主面全
面および両側面に亘って形成されたアース電極と、外部
引出電極とを有するフィルタ素子を備え、このフィルタ
素子は金属ベースに固定されると共に、金属ケースによ
って囲繞されている。
このような先行技術では、フィルタ特性を変更する場合
にはマイクロストリップライン、即ち共振電極のパター
ンを所望の特性に応じて設計変更する必要がある。しか
しながら、所望の特性に応じて共振電極のパターンを設
計したり、新たなパターンの共振電極を形成するための
印刷用スクリーンパターンやフォトエッチング用マスク
を作製するには、多大の手間及び時間を要する。
そこで、このような問題を解決し、フィルタ特性を簡単
に変更するために本件出願人は既に第13図に示すストリ
ップラインフィルタを提案している。このストリップラ
インフィルタ1は、誘電体基板2と、誘電体基板2の一
方主面上に形成された共振電極3と、他方主面全面に亘
って形成された全面アース電極4と、誘電体基板2の両
側面に形成された側面アース電極8と、外部引出電極
(図示せず)とを有するフィルタ素子5を備え、このフ
ィルタ素子5は金属ケース6内に囲繞されており、さら
に金属ケース6内には共振電極3の少なくとも一部を非
接触的に覆う内部金属カバー7が設けられている。とこ
ろでストリップラインフィルタ1では、ストリップライ
ン上の空間に共振電磁界が存在している。そこで、この
先行技術では、ストリップライン即ち共振電極3の上方
に内部金属カバー7を配置し、この内部金属カバー7の
形状及び位置を変更することによって、共振電磁界の影
響を変化させ、ひいてはフィルタ特性を任意に変更する
ことができるように構成されている。従ってストリップ
ラインのパターン設計からやり直さなければならない前
述の先行技術のストリップラインフィルタに比べてはる
かに簡単にかつ短時間で所望の特性のストリップライン
フィルタを構成することができる。
考案が解決しようとする問題点 ところで第13図に示す先行技術では、側面アース電極8
は内部金属カバー7と直接接触しておらず、しかもアー
ス電極である金属ベース9までの距離が比較的長い。そ
のため側面アース電極8と内部金属カバー7との間に浮
遊インダクタンスが発生して電流特性を劣化させるた
め、フィルタの減衰特性が不安定になるという問題があ
った。
本考案の目的は、上述の技術的課題を解決し、簡単な構
成でしかも減衰特性を良好にするようにしたストリップ
ラインフィルタを提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、誘電体基板と、誘電体基板の一方主面に形成
された共振電極と、他方主面全面および両側面に亘って
形成されたアース電極と、外部引出電極とを有するフィ
ルタ素子と、前記フィルタ素子を囲繞する金属ケースと
を備えるストリップラインフィルタにおいて、前記金属
ケース内に前記共振電極の少なくとも一部を非接触的に
覆う内部金属カバーが設けられると共に、この金属カバ
ーの対向する側壁にはそれぞれフィルタ素子の前記両側
面アース電極に弾発的に当接する折曲片が形成されてい
ることを特徴としている。
作用 上記構成によれば、金属ケース内に設けられる内部金属
カバーの対向する側壁にはそれぞれ折曲片が形成され、
この折曲片はフィルタ素子の両側面アース電極に弾発的
に当接する。これによって側面アース電極は直接内部金
属カバーに接続され、浮遊インダクタンスの発生を防止
することができる。また、折曲片は弾発的に側面アース
電極に当接するため、常に確実に側面アース電極を直接
内部金属カバーに接続することができると共に、側面ア
ース電極の所定位置に当接させることができる。従って
接触位置及び接触圧力が常に安定しており、製品毎のバ
ラツキの発生がない。このような理由によって浮遊イン
ダクタンスの発生を可及的に防止し、減衰特性を格段に
向上することができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、第2図は横
断面図であり、第3図は縦断面図である。これらの図面
を参照して、このストリップラインフィルタ10では、誘
電体基板11の一方主面上に共振電極12が、他方主面上に
全面アース電極13aが形成されている。また、誘電体基
板11の両側面には、前記全面アース電極13aに連なる側
面アース電極13bが形成されている。さらに、共振電極1
2と同一主面上に外部引出電極14が形成されている。こ
のように構成されたフィルタ素子は、金属ベース18と金
属ケース17とで構成されたパッケージ内に囲繞されてい
る。尚、外部引出電極14は、金属ベース18の下方に延び
る端子15,16に電気的に接続されている。
前記金属ケース17内には、さらに内部金属カバー19が設
けられている。この内部金属カバー19は、全ての共振電
極12を非接触的に覆うように設けられており、金属ベー
ス18に固定されている。
第4図は内部金属カバー19の斜視図であり、第5図は内
部金属カバー19の平面図であり、第6図は内部金属カバ
ー19の側面図である。これらの図面を参照して、内部金
属カバー19は、軸直角断面が大略的に逆U字状に形成さ
れ、上壁20と、上壁20の両端から垂下される側壁21とを
有する。側壁21には、切欠き22,23が形成されており、
これによって折曲線28に沿って内方側に折り曲げられた
折曲片24が形成される。折曲片24の先端部は外方に屈曲
して形成され、折曲部分25が第2図に示すように側面ア
ース電極13bに弾発的に当接している。側壁21の折曲片2
4以外の残余の部分29では、その先端部が外方に約90°
折り曲げられて取付片27が形成されている。この取付片
27は金属ベース18に半田付けされ、内部金属カバー19が
金属ベース18に固定される。
このようにして折曲片24が側面アース電極13bに当接す
ることによって、側面アース電極13bが直接内部金属カ
バーに接続され、これによってアース線路を最短のもの
にすることができる。従って先行技術に比べ、浮遊イン
ダクタンスの発生を可及的に防止することができ、減衰
特性を安定化することができる。
また、折曲片24はその弾性力によって側面アース電極13
bに弾発的に当接するため、常に側面アース電極13bに接
触する。従って、製品毎のバラツキがなく、安定した減
衰特性を得ることができる。尚、先行技術では、全面ア
ース電極13aと金属ベース18とが半田付けされる際、半
田の拡がりが常に一定しておらず、これに起因して浮遊
インダクタンスが発生し、減衰特性を劣化さしていたけ
れども、本実施例では側面アース電極13bに折曲片24が
接触することによって、側面アース電極13bを直接内部
金属カバーに接続することができるため、浮遊インダク
タンスの発生を格段に低減することができる。
尚、上壁20には調整用孔26が形成されている。この調整
用孔26は、例えば共振電極12のトリミングのためなどに
用いられる。
第7図は本考案の他の実施例のストリップラインフィル
タの斜視図であり、第8図は第7図の実施例に用いられ
る内部金属カバー19aの平面図であり、第9図は内部金
属カバー19aの正面図であり、第10図は内部金属カバー1
9aの側面図である。前述の実施例では、共振電極12を全
面に覆う内部金属カバー19が用いられたけれども、この
実施例に用いられる内部金属カバー19aはいわば内部金
属カバー19を複数個に分割した後の一個位の寸法をもつ
ものであって、共振電極12を部分的に覆い、その内部金
属カバー19aの固定位置及びその形状などによって後述
するようにフィルタ特性を変化させることができる。こ
の内部金属カバー19aは、上壁20aと、上壁20aの両端か
ら垂下する側壁21aとを有する。側壁21aには切欠き22a,
23aが形成されており、これによって折曲線28a,28bに沿
って内方に折り曲げられた折曲片24a,24bが形成され
る。折曲片24a,24bの先端部は外方側に折り曲げられて
形成される。この折曲部25a,25bは側面アース電極13bに
弾発的に当接する。側壁21aの折曲片24a,24b以外の残余
の部分29aでは、先端部が外方に折り曲げられて取付片2
7aが形成される。
このような内部金属カバー19aを設けることによって、
ストリップラインフィルタのフィルタ特性が内部金属カ
バー19aが設けられていない場合に比べて、特性が変化
する。これを第11図及び第12図を参照して以下に説明す
る。
ストリップラインフィルタでは、ライン即ち共振電極12
の上方の空間に、第11図に示すように共振電磁界(矢印
で示す)が存在している。これに対して、第12図に示す
ように、共振電極12の上方に共振電極12を覆うように内
部金属カバー19aを配置すると、共振電極12上の共振電
磁界は矢印で示すように変化する。即ち、共振電極12間
の結合が小さくなる。これは、結合を起こしている電界
が内部金属カバー19aに引張られるためである。もっと
も、実効誘電率が低下するため、共振周波数が若干高く
なる。しかしながら、共振周波数の広域側へのシフトは
ごくわずかであり無視することができ、従って単に結合
係数が小さくなるものと考えてよいことがわかる。
このようにして、共振電極12の上方の空間に内部金属カ
バー19aを配置した場合、フィルタ特性は変化する。よ
って、第7図に示した内部金属カバー19aの形状、大き
さ及び固定位置を変化させ、共振電極12を覆う領域を変
化させれば、様々な特性のフィルタを構成し得ることが
わかる。従って、特性の異なるストリップラインフィル
タを構成する場合、共振電極12のパターンの設計、なら
びに新たなパターンを形成するためのマスク等を用意す
る必要がなく、簡単に所望の特性のフィルタを得ること
ができる。
このようにして内部金属カバー19aでは、その形状、大
きさ及び固定位置を変化することによってストリップラ
インフィルタのフィルタ特性を種々に変化させることが
できる。
考案の効果 以上にように本考案によれば、内部金属カバーに側面ア
ース電極に当接する折曲片を形成したので、側面アース
電極を直接内部金属カバーに接続することができる。し
たがって、側面アース電極と内部金属カバーとの間に浮
遊インダクタンスが殆ど発生することがないので、良好
な減衰特性が得られる。また折曲片は弾性力を有してい
るので、内部金属カバーを金属ベースの所定位置に取付
けるだけで、折曲片が常に側面アース電極の所定位置に
当接した状態とすることができる。したがって、折曲片
を当接させるための作業を特に必要とせず、内部金属カ
バーの取付け作業が従来通りの手間で行える一方、この
折曲片により製品毎で減衰特性がバラツクといったこと
を防止する効果を得られる。
このように本考案によれば、簡単な構成で確実に浮遊イ
ンダクタンスの発生を減ずることができ、これにより格
段に安定した減衰特性を有するストリップラインフィル
タを提供できるという顕著な効果が得られる。
また、内部金属カバーを共振電極の上方空間に配置する
ことによって、この内部金属カバーの形状、大きさ及び
位置を変化させることによって共振電極上の空間に存在
する共振電磁界を変化させ、これによって種々の特性の
ストリップラインフィルタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のストリップラインフィルタ
の斜視図、第2図は第1図示のストリップラインフィル
タの横断面図、第3図は第1図示のストリップラインフ
ィルタの縦断面図、第4図は内部金属カバー19の斜視
図、第5図は内部金属カバー19の平面図、第6図は内部
金属カバー19の側面図、第7図は他の実施例のストリッ
プラインフィルタの斜視図、第8図は第7図示のストリ
ップラインフィルタに用いられる内部金属カバー19aの
平面図、第9図は内部金属カバー19aの正面図、第10図
は内部金属カバー19aの側面図、第11図は内部金属カバ
ー19aを設けない場合の共振電磁界を説明するための断
面図、第12図は内部金属カバー19aを設けた場合の共振
電磁界を説明するための断面図、第13図は従来例を示す
断面図である。 11…誘電体基板、12…共振電極、13a…全面アース電
極、13b…側面アース電極、14a…外部引出電極、17…金
属ケース、19a…内部金属カバー、24,24a,24b…折曲
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体基板と、誘電体基板の一方主面に形
    成された共振電極と、他方主面全面および両側面に亘っ
    て形成されたアース電極と、外部引出電極とを有するフ
    ィルタ素子と、 前記フィルタ素子を囲繞する金属ケースとを備えるスト
    リップラインフィルタにおいて、 前記金属ケース内に前記共振電極の少なくとも一部を非
    接触的に覆う内部金属カバーが設けられると共に、この
    金属カバーの対向する側壁にはそれぞれフィルタ素子の
    前記両側面アース電極に弾発的に当接する折曲片が形成
    されていることを特徴とするストリップラインフィル
    タ。
JP17563887U 1987-11-17 1987-11-17 ストリップラインフィルタ Expired - Lifetime JPH0646082Y2 (ja)

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JP17563887U JPH0646082Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 ストリップラインフィルタ

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Publication Number Publication Date
JPH0181004U JPH0181004U (ja) 1989-05-31
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