JPH0646447U - 育成植物用篭装置 - Google Patents
育成植物用篭装置Info
- Publication number
- JPH0646447U JPH0646447U JP9079192U JP9079192U JPH0646447U JP H0646447 U JPH0646447 U JP H0646447U JP 9079192 U JP9079192 U JP 9079192U JP 9079192 U JP9079192 U JP 9079192U JP H0646447 U JPH0646447 U JP H0646447U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- roots
- peripheral surface
- root
- growing plants
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 植物を植え育て、移植時は、植栽されている
植物の根切りを容易化し、根巻きを不要にする。 【構成】 所定の樹齢に達した樹木の根を囲む大きさを
有する篭形の装置である。篭形を上下2分した下部篭体
3と上部篭体5からなり、上部篭体5はさらに左右2部
分に分割可能な構造を有し、上部篭体5の左右2部分と
上、下各篭体5、3は夫々第1、第2の接続手段6、7
により着脱可能に組み合わされる。さらに植物の根を通
過させる無数の微小孔8が下部篭体3、上部篭体5のほ
ぼ全面に設けられている。
植物の根切りを容易化し、根巻きを不要にする。 【構成】 所定の樹齢に達した樹木の根を囲む大きさを
有する篭形の装置である。篭形を上下2分した下部篭体
3と上部篭体5からなり、上部篭体5はさらに左右2部
分に分割可能な構造を有し、上部篭体5の左右2部分と
上、下各篭体5、3は夫々第1、第2の接続手段6、7
により着脱可能に組み合わされる。さらに植物の根を通
過させる無数の微小孔8が下部篭体3、上部篭体5のほ
ぼ全面に設けられている。
Description
【0001】
本考案は土壌とともに植物の苗を植え、それが所定の大きさに育つまで根を囲 む状態で培土中に埋設しておき、その後移植のために掘り起こし、根から取り外 す、育成植物、特に樹木用の篭装置に関するものである。
【0002】
苗木を植栽し、育成して出荷する分野では、所定の樹高に達した樹木を掘り起 こし(根切りし)、必要な土壌を付着させたまま根をこもでくるんだり縄などに より巻いて(根巻きして)、指定の場所まで運搬し、移植をする。しかし前記根 切り及び根巻きの作業は重労働である上、樹木及びその根を損傷しないようにす るため熟練を要し、手間と時間を要する問題がある。これに対し、実開昭61− 182250号或いは実開昭63−31767号のように根切り後に使用される 器具は提案されているがそれ以上のものはない。
【0003】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は植栽されている樹木 類の掘り起こしの際に根を保護し、しかもあらためて根巻きの必要がないように して、移植が容易に行なえるようにすることである。
【0004】
前記課題を解決するため本考案は、底面1とその周縁から立ち上がり、根の下 部周囲を囲む下部周面2よりなるほぼ容器状を有し、上部が開口した下部篭体3 と、下部篭体3の上位に配置され、前記下部周面2の上部に下部が接触可能で根 の上部周囲を囲む上部周面4よりなる上下を開口したほぼ筒状の上部篭体5とに より篭装置を構成している。上部篭体5は少なくとも左右2部分に分割可能でそ の分割部分は第1の接続手段6により接合し、また下部篭体3と上部篭体5とは 第2の接続手段7により着脱可能に組み合わせ、さらに、上部篭体5及び下部篭 体3のほぼ全面にわたり植物の細い根を通過させる無数の微小孔8を設けるとい う手段が講じられている。
【0005】
以下図面を参照して説明する。実施例は、1本の樹木Pの苗木を植え育てるた め培土S中に埋設され、移植に適した樹齢に達するまでその樹木Pの根Rを取り 囲んで保護するものである。
【0006】 下部篭体3は、底面1とその周縁から立ち上がり、根Rの下部周囲を囲む下部 周面2よりなるほぼ容器状に構成されたものである。底面1は、育成した樹木の 根Rを囲むのに必要十分な内容量を有する篭体の底部を構成するもので、円形に 形成されており、中央部に直状の根R′が通る開口11を形成することができる 。前記下部周面2は底面1の全周縁から上方かつ外方へ斜めに立ち上がり、ほぼ 上拡がりの円錐面状に形成されている。このため下部篭体3は浅目の、全体とし て鉢状を呈する。
【0007】 このような下部篭体3には、底面1及び周面2のほぼ全面に、樹木の細い根を 通過させる無数の微小孔8が開口、形成されている。例示された下部篭体3は合 成樹脂の型成形により形成されたもので、底面1及び周面2に放射状或いは縦横 格子状に枠形部12が形成されており、その枠形部12間の区画に前記無数の微 小孔8が形成されている。8′は小孔であり、下部篭体3の上部四方向に開口し ており、微小孔8が細毛状の根Rを通過させるのに対し、四方根と称される四方 へ伸びる根R′を通過させるようにやや大型に形成されている。枠形部12は平 板状でも良いが、強度を高めるには肉厚にするか或いは凹凸を付するようにして も良い。
【0008】 上部篭体5は、下部篭体3の上位に配置され、前記下部周面2の上端部2aの 内側の受け段部2bに下端部4aが接触可能であり、根Rの上部周囲を囲む上部 周面4を有する上下開口のほぼ筒状に構成されたものである。上部周面4は、下 端部4a即ち下部開口の縁部より上方かつ内方へ斜めに立ち上がり、ほぼ上すぼ まりの円錐面状に形成されている。
【0009】 上部篭体5は、特に左右2部分5a、5bに分割された構成であり(図4参照 )、その縦方向の分割部分に沿って形成された第1の接続手段6により着脱可能 に接合されている。第1の接続手段6は、分割部分の開口された複数の嵌合孔1 3とそこに嵌め込んで左右両部分5a、5bを結合固定する嵌合部材14とから なる。複数の嵌合孔13に嵌まる嵌合部材14はいずれか一方の部分5a、5b に一体に設けた構成でも良い。分割部の内側部分5bは内方へ突出した段部15 となっており、篭体外面を平面的にしている。
【0010】 このような上部篭体5もその周面4のほぼ全面に、下部篭体3に設けたのと同 様の微小孔8が形成されており、このような構造は樹脂成形により形成する。ま たその上部周面4の全体も格子状の枠形部12で補強が図られる。即ち板面自体 の具体的な構造は下部篭体3と同様に形成することができる。また上部篭体5は 上部開口9を有するが、その周囲で外側に、上部周面の上下方向から横(水平) 方向へ彎曲した肩部10が設けられている(図4(a))。
【0011】 さらに、下部篭体3と上部篭体5とは第2の接続手段7により着脱可能に組み 合わされる。下部篭体3は上端部2aが上部篭体5の下端部4aの外側に出て嵌 合する構造に例示されているので、嵌合部分の一方である下端部4aより外方へ 向けて突出した係合片7aを複数等間隔で設けてあり、他方の上端部2aのやや 下に、係合片7aが係合可能な係合口7bが形成されていてこれらで、接続手段 7を構成している(図3)。上記の嵌合、係合関係は上下、内外逆の位置に変更 しても良い。また上、下篭体5、3からなる篭装置Qの具体的形状は例示の態様 に限られない。例えば多角形状として製造を容易化したり、根張りに合わせたり するような変更を適宜取り入れることができる。
【0012】 このように構成された本考案に係る篭装置Qは、栽培樹木Pの苗木を土壌Sと ともに植え、地中に適当な深さで埋設して使用される。育成中樹木は篭体を通し ても養分、水分を受けるので、直かに培地に植栽したのと殆んど変わりなく成長 する。のみならず、無数の微小孔8は根Rの細毛の成長を促進する作用をもつこ とが分った。樹木Pが所定の樹齢に達し、移植するときは(図5)、根切りのた め掘り起すが、根が土壌及び篭体で包まれており篭体は内外を分離しているため 、周囲を掘り起すだけで、比較的容易に土壌から分離することができる。勿論、 根巻きの必要は全くない。
【0013】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、樹木より張り出す 直根及び四方根は篭体を通して伸長するので根張りが妨げられず、しっかりと根 付き、根切りが容易で根巻きを要しないため移植時、出荷時の作業性が著しく良 好になり、所期の目的をほぼ完全に達することができる。特に組み立て、取り外 しが自由で再利用に耐え、また自然の栽培に近いため植え傷みが少ない効果を奏 する。
【図1】本案装置の実施例に係る斜視図。
【図2】同上の縦断面図。
【図3】要部拡大断面図。
【図4】(a)第1接続手段の縦方向断面図。 (b)第1接続手段の横方向断面図。
【図5】使用状態の断面説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 土壌とともに植物の苗を植え、それが所
定の大きさに育つまで根を囲む状態で培土中に埋設して
おき、その後移植のために掘り起こし、根から取り外す
篭形の装置であって、底面1とその周縁から立ち上が
り、根の下部周囲を囲む下部周面2よりなるほぼ容器状
を有し、上部が開口した下部篭体3と、下部篭体3の上
位に配置され、前記下部周面2の上部に下部が接触可能
で根の上部周囲を囲む上部周面4よりなる上下を開口し
たほぼ筒状の上部篭体5とからなり、上部篭体5は少な
くとも左右2部分に分割可能でその分割部分は第1の接
続手段6により接合し、また下部篭体3と上部篭体5と
は第2の接続手段7により着脱可能に組み合わせ、さら
に、上部篭体5及び下部篭体3のほぼ全面にわたり植物
の細い根を通過させる無数の微小孔8を設けたことを特
徴とする育成植物用篭装置。 - 【請求項2】 底面1は円形、下部周面2は上拡がりの
円錐面、また上部周面4は上すぼまりの円錐面であり、
下部周面2の上端部2aと、上部周面4の下端部4aと
はそれらのいずれか一方が他方の内側へ入り、いずれか
他方が一方の外側へ出て嵌合する関係にあり、その嵌合
部分の一方に係合片7a、他方に係合口7bが設けられ
それらが第2の接続手段7を構成している請求項第1項
記載の育成植物用篭装置。 - 【請求項3】 下部篭体3及び上部篭体5が合成樹脂の
型成形により形成されたものであり、上部篭体5の上部
開口9の周囲に上下方向から横方向へ彎曲した肩部10
が設けられている請求項第1項記載の育成植物用篭装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9079192U JPH0646447U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 育成植物用篭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9079192U JPH0646447U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 育成植物用篭装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0646447U true JPH0646447U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=14008413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9079192U Pending JPH0646447U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 育成植物用篭装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646447U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009195155A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Hanawa Teien Kk | 植物の生長調節方法及びそれに用いる植物栽培容器 |
| JP2011010660A (ja) * | 2010-09-30 | 2011-01-20 | Hanawa Teien Kk | 花、及び/又は、実を多く実らせる栽培方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4814530U (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-17 | ||
| JPS5038424U (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-21 | ||
| JPS5275544A (en) * | 1975-12-11 | 1977-06-24 | Masaru Ogiwara | Digger for garden tree and tree |
| JPS5445228A (en) * | 1977-09-12 | 1979-04-10 | Masaru Ogiwara | Root treating apparatus of garden plant |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP9079192U patent/JPH0646447U/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4814530U (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-17 | ||
| JPS5038424U (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-21 | ||
| JPS5275544A (en) * | 1975-12-11 | 1977-06-24 | Masaru Ogiwara | Digger for garden tree and tree |
| JPS5445228A (en) * | 1977-09-12 | 1979-04-10 | Masaru Ogiwara | Root treating apparatus of garden plant |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009195155A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Hanawa Teien Kk | 植物の生長調節方法及びそれに用いる植物栽培容器 |
| JP2011010660A (ja) * | 2010-09-30 | 2011-01-20 | Hanawa Teien Kk | 花、及び/又は、実を多く実らせる栽培方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4658542A (en) | Portable growing system | |
| GB2287169A (en) | Container for plants | |
| US20220039329A1 (en) | Planter with a removable floor | |
| KR101498983B1 (ko) | 육묘용 생분해성 용기 | |
| JPH10323135A (ja) | 植物の栽培方法及び栽培装置 | |
| KR200484126Y1 (ko) | 공기전정 기능을 갖는 조립식 묘목 양육용 화분 | |
| KR101829989B1 (ko) | 잡초 성장억제용 덮개 | |
| JPH0646447U (ja) | 育成植物用篭装置 | |
| KR101713488B1 (ko) | 수목 재배 용기 | |
| GB2074835A (en) | Flower pots | |
| KR20210054881A (ko) | 조립식 화분체 | |
| JP2004275190A (ja) | 改良された植物トレイ | |
| CN87100691A (zh) | 栽培容器 | |
| KR102137565B1 (ko) | 작물 재배 또는 육묘용 포트 어셈블리 | |
| KR200466079Y1 (ko) | 덩굴류 조경수 재배 용기 | |
| JP3639343B2 (ja) | 植物の株育成装置 | |
| JPH0750918Y2 (ja) | 育苗用連結ポット | |
| JP3084940U (ja) | 育苗用コンテナ | |
| KR200199950Y1 (ko) | 육묘용 포트 | |
| JPS6322850Y2 (ja) | ||
| JPH11113401A (ja) | 缶製育苗鉢および植物移植方法 | |
| CN216701073U (zh) | 一种用于桃树幼苗的培育装置 | |
| JPH0513163Y2 (ja) | ||
| JP3054710U (ja) | 育苗ポット | |
| JPH0416981Y2 (ja) |