JPH064654A - レイアウト編集システム - Google Patents

レイアウト編集システム

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JPH064654A
JPH064654A JP15701492A JP15701492A JPH064654A JP H064654 A JPH064654 A JP H064654A JP 15701492 A JP15701492 A JP 15701492A JP 15701492 A JP15701492 A JP 15701492A JP H064654 A JPH064654 A JP H064654A
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JP15701492A
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English (en)
Inventor
Mikinori Kuwajima
幹典 桑島
Masayoshi Ishita
正芳 伊下
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンピュータシステムにおいて、デジタル画
像データを用いて印刷物のレイアウト編集作業を行なう
際に、画像入力時の走査方向によって表示装置に画像が
横倒しに表示されるのを防止する。 【構成】 画像メモリ20には、画像メモリ20の平面
状の記憶空間の座標系において、一方の座標軸にアドレ
ス番号の上位ビットが対応し、他方の座標軸にアドレス
番号の下位ビットが対応するように、アドレス番号が付
けられている。表示装置15から画像メモリ20にアド
レス番号を伝送するアドレス・バス17には、伝送され
るアドレス・バス17の上位ビットと下位ビットを変換
する回路22、23、24が設けられている。これらに
より、アドレス番号が90度画像データを回転した場合
のアドレス番号に変換され、変換されたアドレス番号に
基づく画像データが表示装置に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル画像データ
(文字も含まれる)を用いた印刷物の編集作業におい
て、画像データ入力時の走査方向の違いによって、編集
用ディスプレイの画面上に画像が横転した状態で表示さ
れるのを防止するレイアウト編集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷物を作成するのに、コンピュ
ータシステムからなるレイアウト編集システムが用いら
れる場合がある。前記レイアウト編集システムは、写真
や挿し絵や図面等の画像を画像入力装置(スキャナ)に
よりデジタル画像データとして取り込むと共に、文章等
をワードプロセッサー等により文章データとして入力
し、これらのデータを記憶装置(補助記憶装置も含む)
に記憶し、演算(画像)処理装置を用いて表示装置(C
RT)の画面上での操作により前記データのレイアウト
編集作業(割付台紙上に画像や文章の位置を決めて配置
する)を行ない、編集された画像データを出力装置(フ
ィルムレコーダ)から製版フィルムとして出力するもの
である。
【0003】従来、上記レイアウト編集システムにおい
て、画像データは、例えば、図9に示すようなドラム型
スキャナ1を用いて読み取られる。この際には、ドラム
1aが回転すると共に読み取りヘッド(図示略)がドラ
ム1aの回転軸方向に沿って、図9中、右から左に移動
するようになっている。従って、ドラム1aの回転の逆
方向が主走査方向(走査線の方向)a1となり、前記ヘ
ッドの移動方向が副走査方向b1となる。
【0004】すなわち、スキャナ1に読み取られた二次
元の画像データは、画像Aを上から下に線状に読み取と
ったデータを、左から順番につなげていった一列(一次
元)のデータとなり、このデータが標準化及び量子化さ
れてデジタル画像データとなる。そして、デジタル画像
データは、例えば、ハードディスク上に各画素のデータ
が上述のように一列に並べられたデータとして記憶され
る。
【0005】そして、図10に示すように、出力装置
(フィルムレコーダ)2から画像データを出力させる際
には、前記画像データや文字データが編集されて作成さ
れた一つの画像データが、上述と同様に一列の画素のデ
ータとされ、この一列の画素のデータが主走査方向a2
に沿って例えばフィルム2a上に線状の画像として出力
される。そして、フィルム2aの右端側から順番に、線
状の画像がフィルム2a上に焼き付けられていく。
【0006】また、出力装置2から画像データを出力す
る際には、製版フィルム2aに対する主走査方向a2の
向きが、製版フィルム2aの縦横のサイズ(=出力され
る画像データのサイズ)によって、制約を受けることが
ある。例えば、図11に示すように、出力装置2は、出
力できる製版フィルム2aの最大幅Lが決まっているの
で、製版フィルム2aの縦横の辺3、4のうちの一方の
辺4が前記最大幅Lを越える長さの場合に、他方の辺3
に沿った方向が主走査方向a2となる。
【0007】従って、製版フィルム2aに出力する際の
主走査方向a2と副走査方向b2が一致する画像データフ
ァイル6は、そのまま出力装置2から出力することがで
きるが、一致しない画像データファイル5は、そのまま
の状態では出力装置2から出力することができない。従
って、前記ドラム1aに写真等の画像を固定する時に
は、画像を出力する際の主走査方向a2を考慮して、画
像を横向きに固定するか、縦向きに固定するかを決め、
画像を入力する際の主走査方向a1を、画像データを出
力するときの主走査方向a2に合わせる必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記入力さ
れた画像等から印刷物のレイアウト編集を行なうための
表示手段となるCRTは、画像を表示する際の主走査方
向が一般的に固定されているので、画像データのサイズ
により決められてしまった入力時の主走査方向に従って
CRTに画像を表示した場合に、必ずしもCRTの画面
の上下方向と、表示された画像の上下方向が一致すると
は限らず、CRTの画面上には、画像が90度回転した
状態、すなわち横転した状態で表示されることがあっ
た。
【0009】そして、CRTの画面上の画像が横転した
状態では、オペレータから見て、写真や図形や文字の表
示も横倒しになるので、極めて情報の把握がしずらく、
印刷物のレイアウト編集の工程において、オペレータが
正しい向きの前記割付台紙をイメージしながら、横倒し
の表示画面上でレイアウト編集作業をしなければなら
ず、作業が煩雑になる。
【0010】以上のことから、CRTの画面の上下と画
面に表示される画像データの上下方向は、常に一致させ
ることが好ましいが、上述のように、画像データの入力
と出力との走査方向を合わせた場合には、CRTの画像
が横倒しになることがある。
【0011】このような場合に、CRTの表示が横倒し
にならないようにするためには、画像を入力する際の走
査方向をCRTに合わせ、画像データを出力装置に出力
する際に、画像データを回転する変換処理を行なうか、
もしくは、画像を入力する際の走査方向を出力装置に合
わせ、画像データをCRTに表示する際に、画像データ
を回転する変換処理を行なう必要がある。
【0012】しかし、画像データを変換処理する場合に
は、印刷用の画像データが、数十〜数百メガバイト(A
4カラー、1頁)もあるので、画像データを演算処理す
るのに時間がかかる。また、画像データの変換処理は、
ファイル対ファイルの変換となるが、通常は磁気ディス
ク等の補助記憶装置に保存されており、補助記憶装置と
主記憶装置の間で大量のデータ転送を行なうので、それ
に時間がかかる。
【0013】特に、画像データの回転変換処理では、画
像データの画素の並び順を変更するために、画像データ
に対して直接アクセスによるデータ読みだしを多数回繰
り返して行なうが、磁気ディスクのデータに対して直接
アクセスを多発することになるので、磁気ディスクのヘ
ッドのシーク回数が増加し、シーケンシャルなデータ読
み込みに比べて、データのアクセスに時間がかかる。以
上の理由により、画像データの変換処理(特に、画像デ
ータの回転変換処理)は非常に時間がかかり、作業時間
の増大を招くことになるので、画像データの変換処理を
行なうのと、行わないのでは、生産効率が大きく変わっ
てくる。
【0014】また、印刷では、画像データの修正や交換
等が多く、作業工程間(画像の入力と出力)でのデータ
変換処理があると、画像データの修正や交換のたびにデ
ータ変換をしなければならず、処理が煩雑になる。
【0015】また、印刷用の画像データは前述の通り巨
大なので、レイアウト編集では、画像データを間引くな
どして、画像データ量を減らしたもの(ラフ画像デー
タ)を用いて行ない、これにより画像や文章の位置を決
め、決められた位置に従って、実際の画像データを割付
けて製版フィルムに出力するようになっていることがあ
る。
【0016】そして、上記のように画像データのメモリ
容量を削減し、個々のラフ画像データや、その位置情報
等からCRTの画面と上下方向が一致した表示用の画像
データを演算処理によって新たに生成し、それを表示装
置で表示し、元の画像データファイル自体は変換しない
ようにする方法もあるが、表示用データ(ラスターデー
タ等)を作成して表示するのに時間がかかるために、レ
イアウト編集の結果をリアルタイムで瞬時に確認しなが
ら、レイアウト編集を行なうことが困難であった。
【0017】以上のように、画像データの上下方向と表
示画面の上下方向とを常に一致させて表示することと、
作業工程間における画像データの回転変換処理をなくす
こと、の2つの条件は、従来の印刷製版用レイアウト編
集システムを設計する場合において、相矛盾する条件で
あり、どちらかが犠牲になっていた。
【0018】本発明は、上記事情に鑑みて、画像データ
の上下方向と表示画面の上下方向とを常に一致させるこ
とと、作業間工程間における画像データの回転変換処理
をなくすこと、の2つの条件を満たす印刷製版用のレイ
アウト編集システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のレイアウト編集
システムは、印刷物の紙面に掲載される写真や図面や文
字等をデジタル画像データに変換し、コンピュータシス
テムを用いて紙面における画像や文章の配置等を決める
レイアウト編集を行なうに際して、フレームメモリに格
納された画像データを表示装置の画面に回転変換して表
示するものであって、前記フレームメモリは、一画素の
データを記憶するメモリ毎にアドレス番号が付けられ、
かつ、該アドレス番号の上位ビットの値と下位ビットの
値とが、それぞれ、フレームメモリに記憶される画像デ
ータ全体の平面状の記憶空間を示す直交座標系の一方の
座標軸と他方の座標軸とに対応するように設定され、前
記フレームメモリ内の画像データを呼び出して前記表示
装置に表示する際に、前記画像データの各画素のデータ
を格納したメモリのアドレス番号を前記フレームメモリ
に伝送するアドレス・バスに、前記アドレス番号の上位
ビットの値と下位ビットとの値を交換する交換回路を有
し、かつ、前記上位ビットの値と下位ビットとの値を交
換するかしないかを切り替える第1のアドレス変換スイ
ッチと、前記アドレス番号の上位ビットの値もしくは下
位ビットの値を変換する否定回路を有し、前記上位ビッ
トの値もしくは下位ビットの値を否定回路により変換す
るかしないかを切り替える第2のアドレス変換スイッチ
とが設けられていることを前記課題の解決手段とした。
【0020】ここで、前記フレームメモリ内の画像デー
タを呼び出して前記表示装置に表示するに際して、前記
第1及び第2のアドレス変換スイッチにより、前記アド
レス番号の上位ビットと下位ビットとの値を交換すると
共に上位ビットもしくは下位ビットの値を否定回路によ
り変換する場合に、前記表示装置の画面上でポインティ
ングデバイスにより指示される点の座標を回転変換処理
して、前記点の座標を第1及び第2のアドレス変換スイ
ッチにより変換されたアドレス番号に対応させる回転演
算手段を有することが好ましい。
【0021】
【作用】上記構成によれば、第1のアドレス変換スイッ
チにより、画像データを呼び出すためのアドレス番号の
上位ビットの値と下位ビットの値とを交換することによ
り、フレームメモリに格納された画像データ全体の平面
状の空間を示す座標系のX軸とY軸とを交換したのと同
じ状態となる。
【0022】そして、X軸とY軸とを交換することによ
り、表示装置に伝送される画像データは、元の画像に対
して横倒しの画像とされると共に裏返された画像とな
る。さらに、この画像を第2のアドレス変換スイッチに
より、上位ビットもしくは下位ビットの値を否定回路で
変換処理することで、画像を裏返し、元の画像に対して
90度回転した画像を表示装置に表示することができ
る。
【0023】また、上位ビットを変換するか下位ビット
を変換するかによって、右側に90度回転するか、左側
に90度回転するかを選択することができる。また、第
1及び第2のアドレス変換スイッチをアドレス番号の値
を変換しない方に切り替えることで、画像データをその
まま表示装置に表示することもできる。また、回転演算
手段により、画像データを呼び出す際のアドレス番号を
変換した際に、ポインティングデバイスにより画面上で
指示された点が、実際の画像データ上での位置とずれて
しまうのを防止することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本実施例の印刷製版用のレイアウト編集システ
ムは、図1にその概略を示すように、一般の画像処理シ
ステムと略同様の概略構成となっている。すなわち、本
実施例のレイアウト編集システムは、スキャナ等の画像
入力装置10と、入力された画像や文章や編集された画
像を記憶する磁気ディスク等の補助記憶装置11と、印
刷物の紙面のレイアウト編集を行なう演算処理装置12
と、オペレータが操作するための端末13と、フィルム
レコーダ等の画像出力装置14とを主体として構成され
ている。
【0025】また、演算処理装置12としては、ワーク
ステーションや汎用コンピュータ等が用いられ、言うま
でもなく、内部主記憶部(RAM)等の演算処理に必要
な構成要素が備えられている。前記端末13は、CRT
を有する表示装置15(図4に図示)、入力手段もしく
は指示手段となるマウス、キーボード等が備えられてい
る。
【0026】また、前記マウスは、CRT画面上での位
置を指示するポインティングデバイスとして用いられ
る。なお、ポインティングデバイスとしては、マウスの
他にデジタイザー、ライトペン等を用いることができ
る。なお、ポインティングデバイスにより指示された位
置には、表示装置15の画面上において矢印等が表示さ
れ、オペレータに指示した位置が認識できるようになっ
ている。
【0027】そして、内部主記憶部には、画像データを
CRTに表示するためのフレームメモリ(画像メモリ、
図2等に図示)20が備えられている。また、前記表示
装置15には、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセ
ッサー、画像データをCRT用の画像信号に変換すると
共に、画像信号の同期等の画像を表示するための制御を
行なう回路を有するLSI、図4に図示)16が備えら
れており、画像メモリから画像データを読みだし、CR
Tに表示するようになっている。
【0028】そして、前記画像メモリ20は、CRTが
表示可能な縦横の画素数よりも大きな画素数の画像を記
憶するものとなっている。従って、VDP16は、図2
に示すように画像メモリ20に記憶された画像データの
一部を切り出してCRTに表示するようになっている。
【0029】また、前記画像メモリ20は、図3に示す
ように、記憶できる最大の画像データの画素の配列が正
方形状になるようになっている。すなわち、画像メモリ
20は、画像データを記憶すべき平面状の記憶空間の形
状が縦横の画素数が同じ正方形状となっている。
【0030】そして、画像メモリ20には、一つの画素
のデータを格納するメモリ21…毎にアドレス番号が付
けられている。また、アドレス番号は、画像メモリ20
の記憶空間を直交座標系で表した場合に、一方の座標軸
の一画素単位の値が下位ビットの値に対応し、他方の座
標軸の一画素単位の値が上位ビットに対応するようにな
っている。
【0031】例えば、画像メモリ20のアドレス番号
は、画像メモリ20に記憶できる画像データの縦横の大
きさ(画素数)を4ビット(16×16画素、実際は4
ビットより大きい)ずつとした場合に、図3に示すよう
に、画像データの右上端を原点として、X軸側にアドレ
ス番号の上位ビットが対応し、Y軸側にアドレス番号の
下位ビットが対応するようになっている。すなわち、ア
ドレス番号の下位ビットの値が、横の行に対応し、アド
レスの上位ビットが、縦の列に対応するようになってい
る。
【0032】そして、画像メモリ20は、アドレス番号
の上位ビットと下位ビットを指定すれば、それに対応す
るメモリ21に格納された一つの画素のデータが呼び出
せるようになっている。なお、図2や図3等において画
像メモリ20の形状を画像メモリ20の記憶空間のイメ
ージに基づいて正方形状に描いたが、特に画像メモリ2
0の形状が正方形に限定されるものではない。また、画
像メモリ20に記憶される画像データは、前記アドレス
番号の順に、上記従来例で述べたように、一列に画素の
データが並べられたものとして記憶される。また、アド
レス番号の順番が、画像を入力した際の主走査方向に対
応するようになっている。
【0033】前記VDP16は、図4に示すように、前
記画像メモリ20とアドレス・バス17及びデータ・バ
ス(図示略)で接続されており、アドレス・バス17に
よりVDP16から画像メモリ20に、読み出すべき画
素のデータが記憶されたメモリ21のアドレス番号が伝
送され、そのアドレス番号に対応する画素のデータがデ
ータ.バスを通ってVDP16に伝送されてCRTに表
示される。
【0034】そして、本実施例のアドレス・バス17に
は、図4に示すように、3つのアドレス変換スイッチ2
2、23、24が設けられている。アドレス変換スイッ
チ22は、図5及び図6に示すように、VDP16から
画像メモリ20までアドレス番号をそのまま伝送するO
Nの状態と、VDP16から画像メモリ20にアドレス
番号を伝送する際に、アドレス番号の上位ビットの値と
下位ビットの値を交換して伝送するOFFの状態とを切
り替えるものである。
【0035】すなわち、アドレス変換スイッチ22に
は、アドレス番号の上位ビットの値と下位ビットの値と
を交換する交換回路22aが設けられており、VDP1
6が指定したアドレス番号がそのまま画像メモリに伝送
されるモードと、VDP16が指定したアドレス番号の
上位ビットの値と下位ビットの値を入れ替え、上位ビッ
トの値を下位ビットの値とし、下位ビットの値を上位ビ
ットの値としたアドレス番号を画像メモリ20に伝送す
るモードとを切り替えられるようになっている。
【0036】そして、アドレス番号の上位ビットの値と
下位ビットの値とを入れ替えた状態にすると、図3に示
すようにアドレス番号を与えられた画像メモリ20にお
いては、原点を通過する斜め45度の直線25を回転軸
として、画像データが180度回転したのと同じ状態に
なる。すなわち、画像メモリ20内の画像データ全体が
90度横倒しにされると共に、裏返しにされた状態とな
る。
【0037】また、前記アドレス・バス17には、上位
ビット用と下位ビット用とに、それぞれアドレス変換ス
イッチ23、24が設けられている。これらアドレス変
換スイッチ23、24は、否定回路(論理回路)を有し
ており、アドレス番号の各ビットの値を否定回路を通し
て変換するか、しないかを切り換えることができるよう
になっている。
【0038】そして、アドレス番号の下位ビットの値も
しくは上位ビットの値を否定回路により変換した場合に
は、下位ビットもしくは上位ビットの値が、図7に示す
ように逆の順番になる。すなわち、上位ビットの値もし
くは下位ビットの値に対応する一方の座標軸が逆向きに
されたのと同様になり、前記一方の座標軸と直交する直
線26、27(図3に図示)を回転軸として画像データ
を180度回転して裏返した画像データとなる。
【0039】この際に図3に示す画像メモリ20におい
ては、アドレス番号の上位ビットをアドレス変換スイッ
チ23により変換すれば、直線26が回転軸となり、下
位ビットをアドレス変換スイッチ24によって変換すれ
ば、直線27が回転軸となる。
【0040】そして、アドレス変換スイッチ22とアド
レス変換スイッチ23、24とを組合せれば、まず、ア
ドレス変換スイッチ22で、横倒しにされると共に裏返
された画像データを、アドレス変換スイッチ23もしく
はアドレス変換スイッチ24により、さらに裏返しにし
て、画像データをその平面内で90度回転した状態とな
る。
【0041】また、アドレス変換スイッチ23、24に
より、上位ビットの値を変換するか、下位ビットの値を
変換するかで、画像データを右側に90度回転するか左
側に90度回転するかを選択することができるようにな
っている。図3に示す画像メモリ20においては、アド
レス番号の上位ビットを変換することにより、画像デー
タを右に90度回転することができ、下位ビットを変換
することにより、画像データを左に90度回転すること
ができる。
【0042】従って、上記アドレス変換スイッチ22、
23、24を用いて、画像データを呼び出せば、以下の
回転の式1を用いて回転変換処理を行なったのと同様の
処理を演算処理装置12による演算なしに行なうことが
できる。
【数1】
【0043】なお、前記アドレス変換スイッチ22、2
3、24の切り替えはオペレータからの指示により切り
替えられるようになっており、出力装置14の主走査方
向に合わせて画像の入力を行なうことによりCRT上に
画像が横倒しに表示された場合に、アドレス変換スイッ
チ22を交換側にすると共に、アドレス変換スイッチ2
3、24のうちのどちらか一方を変換側に切り換えるよ
うになっている。
【0044】また、上記アドレス変換スイッチ22、2
3、24を用いた場合には、VDP側が呼び出した位置
とは、異なる位置の画像データが表示されることにな
り、画面上での位置を指示するポインティングデバイス
を用いた場合に、画面上でポインティングデバイスが示
す位置と、実際の画像データ上での位置とが異なると共
に、ポインティングデバイスの移動方向も90度ずれた
ものとなってしまう。
【0045】そこで、演算処理装置12により、ポイン
ティングデバイスにより指示された位置の座標を、演算
処理装置により前記式2に対応した以下の回転の式に基
づいて変換し、実際のレイアウト編集処理に用いるよう
になっている。
【数2】
【0046】次に、本実施例の画像・文字レイアウト編
集システムにおける画像データの取り扱いについて、主
に図8を参照して説明する。まず、印刷物に掲載すべき
画像となる写真や図面をスキャナによりデジタル画像デ
ータとして取り込み、補助記憶装置11に記憶する(ス
テップsp1)。この際に、スキャナに写真等を固定す
る場合には、スキャナ側の主走査方向と画像出力装置1
4側の主走査方向とが同じになるように写真の向きを決
める。
【0047】補助記憶装置14に読み込まれた画像デー
タからは、画素を間引く等してメモリ容量を減らしたラ
フ画像データが作成され、これが補助記憶装置14に記
憶される。(ステップsp2)
【0048】そして、演算処理装置12では、端末13
からの指示により設定された印刷物の紙面領域内に、前
記ラフ画像データ等をレイアウトしていく(ステップs
p3)。なお、この際に端末からの指示により、画像デ
ータの拡大・縮小もしくは回転等の変換処理を行なうこ
ともできる。この際に、前記スキャナ側の主走査方向が
CRTに対応しない場合には、前記アドレス変換スイッ
チ22、23、24により、CRTに出力する画像デー
タの上下方向が、CRTの画面の上下方向と一致するよ
うにする。
【0049】この際の画像の回転は、演算処理装置12
の演算により行なわれるものではなく、変換回路を有す
るアドレス変換スイッチ22、23、24が備えられた
アドレス・バス17を通してアドレス番号を画像メモリ
に伝送する際に行なわれるので、演算処理装置12の演
算により画像データを回転するときのような時間を要す
ることがなく、また、画像を回転するために演算処理装
置12の機能が一時的に独占されるようなことがないの
で、レイアウト編集作業の効率を向上することができ
る。
【0050】さらに、アドレス・バス17のアドレス変
換スイッチ22、23、24を切り替えてしまえば、画
像データのうちのCRTに表示される部分のアドレス番
号が変換回路により、変換されるだけであり、VDP1
6から画像メモリ20に、アドレス・バス17でアドレ
ス番号を指定し、画像データがVDP16に伝送される
時間に、余り影響を与えないので、略リアルタイムにC
RTに画像を回転表示することができ、レイアウト編集
作業の際に、表示画面のスクロール、切り替え等のに時
間がかかることがない。
【0051】また、レイアウト作業中にポインティング
デバイスにより位置を指定した場合に、指定された位置
の座標の回転の演算処理が必要となるが、ポインティン
グデバイスで指定される点は、画像データの画素数に比
べれば僅かなものであり、演算処理に時間を取られるよ
うなことがない。そして、CRTの画面上で、印刷物の
紙面を構成する紙面領域におけるラフ画像データや文字
の配置位置等が決められ、これが位置情報として記憶さ
れる。
【0052】そして、元の画像データが呼び出され(ス
テップsp4)、この画像データと位置情報とから印刷
物の紙面が構成され(ステップsp5)、これが補助記
憶装置11に記憶される(ステップsp6)。この際に
は、レイアウト編集された画像データの縮小、拡大等の
変換処理を行なうことができる。そして、画像出力装置
14から製版用のフィルムとして出力される(ステップ
sp7)。この際に画像データの走査方向と出力の際の
走査方向は、同じにされているので、画像データの回転
変換処理が必要がない。
【0053】以上のように本実施例のレイアウト編集シ
ステムによれば、画像データの演算による回転変換処理
を行なわずに、常にCRTの画面の上下方向と、該画面
に表示される画像データの上下方向とを一致されること
ができ、CRTの画面に横倒しになった画像データが表
示されることがないので、レイアウト編集における演算
処理時間を増やすことなく、上下方向が正しく表示され
た画像を見ながらレイアウト編集を容易に行なうことが
できる。
【0054】従って、CRT画面上での確認ミス、操作
ミス等の人的な要因による作業ミスを減少させることが
できる。また、レイアウト編集時に、CRTの画面に上
下方向を合わせた画像を表示するために、演算処理装置
12による演算処理等が行なわれることがなく、CRT
の画面にリアルタイムに画像を表示することができる。
以上のことから、レイアウト編集の作業効率を高めるこ
とができる。
【0055】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明のレ
イアウト編集装置によれば、表示装置上に画像を表示す
る際に、第1及び第2のアドレス変換スイッチにより画
像を左右90度回転することができるので、画像入力時
の主走査方向と、画像出力時の主走査方向を一致させた
状態で、画像データを表示装置の画面上に上下方向が正
しい状態で表示できる。
【0056】従って、表示装置上で、横倒しになった画
像データを見ながらレイアウト編集作業をしなければな
らない状態になることがなく、作業効率を向上すると共
に、ミスを減少することができる。また、画像データを
演算処理装置により回転変換処理することなく、アドレ
ス変換スイッチの変換回路によって、画像データを呼び
出す際のアドレス番号が変換され、表示装置に表示され
る画像データが回転させられるので、演算処理装置によ
る画像データの変換により時間を取られることがなく、
レイアウト編集作業の効率を向上することができる。
【0057】さらに、画像データの変換は、表示装置に
表示すべき画像データを画像メモリから呼び出す際に行
なわれるが、アドレス番号の値を伝送する際に、アドレ
ス番号の値を簡単な変換回路に通すだけであり、変換回
路を用いなかった場合と比べても遜色の無い程度にリア
ルタイムに画像を表示することができ、画像が表示装置
に表示される時間によって、レイアウト編集作業が妨げ
られることがない。
【0058】なお、上記実施例の編集レイアウト装置で
は、入力された画像データからラフ画像データを作成
し、これを用いてレイアウト編集作業を行なったが、レ
イアウト編集システムの主記憶部のメモリ容量が充分に
大きい場合には、画像データをそのまま用いるものとし
ても良い。
【0059】また、画像データからラフ画像データを作
成する工程と、ラフ画像データを用いてレイアウト編集
作業を行なう工程と、実際の画像データをレイアウト編
集作業の結果に基づいて配置する工程とをそれぞれ別の
コンピュータシステムを用いて行ない、各コンピュータ
システムをオンライン等の情報伝達手段を用いて接続す
る構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例のレイアウト編集システムの概略を
示すブロック図である。
【図2】上記レイアウト編集システムにおける画像メモ
リと表示画面の関係を示す図面である。
【図3】上記画像メモリのアドレス番号を説明するため
の図面である。
【図4】上記レイアウト編集システムにおいて、画像メ
モリと表示装置とを接続するアドレス・バスを説明する
ための図面である。
【図5】上記アドレス・バスに設けられたアドレス変換
スイッチを説明するための図面である。
【図6】上記アドレス変換スイッチを説明するための図
面である。
【図7】上記アドレス変換スイッチにおける否定回路の
演算を説明するための図面である。
【図8】上記レイアウト編集システムにおける画像デー
タの流れを説明するための図面である。
【図9】上記従来技術を説明するための図面であって、
ドラム型スキャナの概略を説明する斜視図である。
【図10】上記従来技術を説明するための図面であっ
て、画像出力装置を示す概略図である。
【図11】上記画像出力装置と画像データにおける主走
査方向を説明するための概略図である。
【符号の説明】
12 演算処理装置(回転演算手段) 15 表示装置 17 アドレス・バス 20 画像メモリ(フレームメモリ) 21 一画素のデータを記憶するメモリ 22 アドレス変換スイッチ(第1のアドレス変換スイ
ッチ) 23 アドレス変換スイッチ(第2のアドレス変換スイ
ッチ) 24 アドレス変換スイッチ(第2のアドレス変換スイ
ッチ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物の紙面に掲載される写真や図面や
    文字等をデジタル画像データに変換し、コンピュータシ
    ステムを用いて紙面における配置等を決めるレイアウト
    編集を行なうに際して、フレームメモリに格納された画
    像データを表示装置の画面に回転変換して表示するレイ
    アウト編集システムであって、 前記フレームメモリは、一画素のデータを記憶するメモ
    リ毎にアドレス番号が付けられ、かつ、該アドレス番号
    の上位ビットの値と下位ビットの値とが、それぞれ、フ
    レームメモリに記憶される画像データ全体の平面状の記
    憶空間を示す直交座標系の一方の座標軸と他方の座標軸
    とに対応するように設定され、 前記フレームメモリ内の画像データを呼び出して前記表
    示装置に表示する際に、前記画像データの各画素のデー
    タを格納したメモリのアドレス番号を前記フレームメモ
    リに伝送するアドレス・バスに、前記アドレス番号の上
    位ビットの値と下位ビットとの値を交換する交換回路を
    有し、かつ、前記上位ビットの値と下位ビットとの値を
    交換するかしないかを切り替える第1のアドレス変換ス
    イッチと、前記アドレス番号の上位ビットの値もしくは
    下位ビットの値を変換する否定回路を有し、前記上位ビ
    ットの値もしくは下位ビットの値を否定回路により変換
    するかしないかを切り替える第2のアドレス変換スイッ
    チとが設けられていることを特徴とするレイアウト編集
    システム。
  2. 【請求項2】前記フレームメモリ内の画像データを呼び
    出して前記表示装置に表示するに際して、前記第1及び
    第2のアドレス変換スイッチにより、前記アドレス番号
    の上位ビットと下位ビットとの値を交換すると共に上位
    ビットもしくは下位ビットの値を否定回路により変換す
    る場合に、前記表示装置の画面上でポインティングデバ
    イスにより指示される点の座標を回転変換処理して、前
    記点の座標を第1及び第2のアドレス変換スイッチによ
    り変換されたアドレス番号に対応させる回転演算手段を
    有することを特徴とする請求項1記載のレイアウト編集
    システム。
JP15701492A 1992-06-16 1992-06-16 レイアウト編集システム Withdrawn JPH064654A (ja)

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