JPH0646829U - 平面用スクレーパ - Google Patents

平面用スクレーパ

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JPH0646829U
JPH0646829U JP8217392U JP8217392U JPH0646829U JP H0646829 U JPH0646829 U JP H0646829U JP 8217392 U JP8217392 U JP 8217392U JP 8217392 U JP8217392 U JP 8217392U JP H0646829 U JPH0646829 U JP H0646829U
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浅則 高松
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大生精版株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス等の板体平滑面に付着する極小の汚
れ、強固に密着する汚れを確実、容易に除去でき、しか
も一定した姿勢を保って効率的に行える平面用スクレー
パを提供する。 【構成】 片面が平坦面部6、反対面が把持部7に形成
される台板2の平坦面部6に、一対の刃身が長いブレー
ド3,3が着脱可能に取り付けられる。ブレード3は、
台板2の中心線を挟み両側に位置し、平坦面部6から離
れるにつれて相互の間隔が拡がり、かつ刃先3Aが平坦
面部6に平行に延びて、傾斜し突出して設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガラス、特に写真製版用ガラスなどの印刷用ガラスにおける表面の 汚れを削り取るために用いて好適な平面用スクレーパに関する。
【0002】
【従来の技術】
台紙撮り、刷版プリンタ、反転用プリンタ等の場合、使用するガラスの表面に 汚れがあって、これを見落としたままで印刷処理を進めてゆくと、PS版、フィ ルム等に、小さい汚れに対応してピンホールが生じる結果、印刷物に汚れが発生 して印刷を始めからやり直さなければならなく、時間とフィルム、PS版の無駄 につながることになる。従って、写真製版用のガラスの表面は僅かな汚れも存在 しないように、常に非常にきれいに保持しておく必要がある。しかしながら、印 刷用ガラスでは、原稿をセロハン粘着テープなどで貼付けたりする必要もあり、 粘着剤などが付着して汚れが付きやすい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
写真製版用ガラスの表面についている汚れを除去するために、従来は布や化学 ぞうきんを用いて、人手によって汚れを拭き取っていたが、小さい汚れを拭き取 り忘れたり、また頑強に接着している汚れの場合は、布で拭き取ることができな かった。そこで、ナイフ等を用いて汚れを削りとる作業も併用していたが、ガラ ス全体を均等に拭きとり難いのと、しつこく拭いたり、ナイフで削ったりするの が可成り重労働であり、また、処理時間が長くかかることから、ガラスの表面清 掃作業が忌避され勝ちとなり、印刷業における品質管理ならびに効率化を推進す る上での難点となっていた。
【0004】 本考案の目的は、従来の問題点の解消を図るために、写真製版用ガラス等処理 対象となる平滑面に付着している極小の汚れや、強固に密着している汚れを軽作 業下で容易、確実に除去することができる平面用スクレーパを提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、片面が平坦面部に形成され、反対面側に把持部が設けられる台板と 、台板中心線を挟み両側位置で、平坦面部に着脱可能に取り付けられる一対の刃 身が長いブレードとを含み、この一対のブレードは、平坦面部から離れるにつれ て相互間の間隔が拡がり、かつ、平坦面部に対し刃先が平行に延びて、台板から 傾斜し突出していることを特徴とする平面用スクレーパである。
【0006】 本考案はまた、塵埃を捕捉し得て、弾力性があり、かつ台板から突出する一対 のブレードよりも僅かに高い厚さの集塵用マットが、前記平坦面部のブレード両 側個所に取り替え可能に添着される平面用スクレーパである。
【0007】 本考案はまた、前記一対のブレードが、刃先の両端部分を曲線状に丸めて、角 部が存しないように形成される平面用スクレーパである。
【0008】
【作用】
本考案に従えば、一対のブレードが台板の平坦面部に、台板中心線を挟み両側 位置で外側に傾斜して突出させ設けられる。しかもこの両ブレードが刃先を平坦 面部に平行させて設けられる。この一対のブレードを備えるスクレーパをガラス 表面の汚れの削り取りに使用するには、両ブレードの刃先がガラス表面に接触す るように当て合わせたままで、ブレードの長手方向に交差する方向に移動さられ ば良く、往復動作させることによって、ガラス表面に両方向から反復して摺接す ることができ、頑固な汚れも簡単に削り取れる。その際、対称的に配置される2 枚刃を当て合わせて移動させることによって、刃先がガラス表面に当る角度は、 刃先全長に亘って均一かつ不変であり、ガラス表面全体を同じ条件の下で均等に 拭き取ることができる。
【0009】 また本考案によれば、台板の平坦面部におけるブレードの両側個所に一対のブ レードよりも高い厚さの集塵用マットが添着される。従って、拭き取り用の布と 同様に、ガラス表面を拭く操作を行うことによって、平坦面部全面に亘って均一 に塵埃を拭き取ることができ、同時にブレードの削り取った汚れも確実に捕集す ることが可能である。さらに、ブレードは角部が存しない刃先形状とすることに よって、ガラス表面に喰い込んだり、傷を付けたりすることは未然に防止される 。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の1実施例であるスクレーパ1を平坦面部側から見た斜視図であ る。図2および図3は、図1に示されるスクレーパ1の正面図および側面図、図 4は図2におけるA−A線矢視断面図である。この実施例のスクレーパ1は、台 板2と、一対のブレード3,3と、集塵用マット4A〜4Cとを含む。台板2は 、硬質合成樹脂製で、型成形によって、方形状の板状体に仕上げられ、片面が方 形の平坦面部6に形成され、反対面側に断面形状が小判型の把持部7が一体に設 けられる。平坦面部6は、中央部分に上下の長手方向全長に亘って窪ませ形成さ れる浅い台形状の凹部8が設けられて、さらに、この凹部8の斜め側壁から延長 して僅小長だけ奥に切り込ませることによって形成される刃溝9が設けられる。 また、凹部8の中央部には、台板2における上下に延びる縦中心線に沿う個所に 、ねじ孔13が螺設される。
【0011】 一対のブレード3,3は、同形同寸であって、たとえば0.5m/m厚程度の 薄いステンレス製帯鋼によって、台板2の上下方向長さよりも幾分短い寸法で刀 身が長いナイフ形状に形成され、刃先34が真直ぐの片刃になっている。このブ レード3は、前記刃溝9内に峰側3Bが介挿され、かつ、後述するブレード押え 板5によって押し付けられて、平坦面部6に着脱可能に取り付けられる。このよ うにして固定されるブレード3は、台板2の中心線を挟んで両側に位置し、平坦 面部6から離れるにつれて相互間の間隔が拡がり、かつ、刃先3Aが平坦面部6 に対し平行に延びて、台板2から約45°の角度で傾斜し突出して設けられる。
【0012】 なお、ブレード3は、図示のように斜めに取り付けられた状態では、片刃をな す刃先3Aの平面側が平坦面部6に対面する内側に、傾斜面側が外側に位置する ようになって、後述する削り取りが行われる際に、円滑にしかも確実に削ること ができるようになっている。また、ブレード3は、刃先の両端部を曲線状に丸め ていて角部が存しない形状となっている。
【0013】 ブレード押え板5は、台形状の凹部8に対して、その内部に嵌入することがで きる台形状の板体に形成されるとともに、中央部にねじ孔13に対応する段付孔 12が2個穿孔される。このブレード押え板5は、ブレード3,3を刃溝9内に 介挿した後、このブレード3,3を挟み付けるように、凹部8内に嵌入して、段 付孔12とねじ孔13とを利用して丸頭ねじ14による締め付けによって、平坦 面部6に一体に固定され、同時に一対のブレード3,3も所定位置において動か ないように固定される。
【0014】 このようにして、一対のブレード3,3が、台板2に対し平坦面部6側で斜め に突出し固定されてなるスクレーパ1は、ブレード3,3を取り囲むように、集 塵用マット4A〜4Cが平坦面部6に添わせて設けられている。それらマット4 A〜4Cは、ベースとなるゴム座10の表面に、弾力性を有する起毛組織11が 密着して設けられるカーペット状のマットであり、ブレード押え板5の表面には 、全面に亘らせてマット4Bが貼り付けられ、一方、ブレード押え板5の左右両 側における平坦面部6には、ブレード3の上方、下方および側方の位置に逆コ字 状あるいはコ字状に形成されるマット4A,4Cが貼り付けられる。それらマッ ト4A〜4Cは、貼り付けられた状態において、起毛組織11の先部がブレード 3の刃先3Aよりも数mm程度僅かに高くなるように、毛脚の長い起毛を施した 繊維組織が用いられる。
【0015】 なお、集塵用マット4A〜4Cは、塵埃などが多量に付着した場合の取り替え 利便を図るために、たとえばゴム座10の裏面に両面粘着シートを貼り付けたも のが使用され、平坦面部6への貼り付け、取り外しを簡単に行える点で好適な構 造を成している。
【0016】 以上述べた実施例のスクレーパ1は、たとえば写真製版用のガラスの表面を拭 き取る際に用いる。この場合、一対のブレード3,3がガラスの表面に接触する ように当て合わせ、両ブレード3,3が平行的に移動するように軽く押しながら 往復動させる。この動きに伴ってガラス表面に付着している塵埃は、押し付けら れている集塵用マット4A〜4Cによって捕集され、また、密着している汚れは 、ブレード3,3によって確実に削り取られた後、集塵用マット4A〜4Cに捕 集される。一対のブレード3,3をガラス表面に当接した状態で移動させること により、スクレーパ1のガタツキは全く生じなく、かつ、常時、刃先3Aがガラ ス面に対する傾き角度は一定であって、安定した拭き取りが行える。なお、ブレ ード3,3および集塵用マット4A〜4Cは必要に応じて簡単に取り替え可能で あり、また、ガラス面が多少湿潤していても、集塵用マット4A〜4Cによって 水分を取り除くことができる。
【0017】 さらに拭き取り作業の間、ブレード3は角部がないのでガラスに傷を付けるこ ともなく、また、PS版の場合、45°に傾いている板体の下面を拭き取る作業 が必要であるが、一対のブレード3,3によってスクレーパ1の姿勢を変えるこ となく作業が安定的にしかも楽に行える利点がある。
【0018】 本考案に係るスクレーパ1は、印刷の際に用いられるガラスの拭き取りに限り なく、窓ガラスなど一般のガラスの場合にも同様に適用することが可能であり、 糊、接着剤など頑強に密着している汚れの削り取りにもすぐれた機能を発揮し得 る。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、一対のブレードが刃先を外側に拡がらせた傾斜状に台板から 突出される構成のスクレーパであり、ガラスなど平面板の表面に対して、ブレー ドを当てる角度を変えないで一定を保持した拭き取り操作が可能であり、しかも 、往復動作を通してスクレーパの姿勢が安定するところから、平面板の表面を奇 麗に、かつ、一様に拭きとることができる。また、ブレードの傾斜角度を常時安 定して保持し得るので、頑強に接着している汚れを確実に削りとることが可能で あり、さらに効率的に拭き取りが行えるのでしつこく拭く重動労からの解放が果 たされ、印刷などの本来の作業のスピードアップがはかれると共に、ピンホール の発生を抑えて印刷やり直しが解消される。
【0020】 また本考案によれば、集塵用マットに添着することによって、集塵を拭き取り に併せて行え、拭取作業の改善が果たされる。またブレードの両端部分の角取り を行わせる構造とすることによって、平面板に傷をつけない拭き取りが実現され る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるスクレーパ1の斜視図
である。
【図2】図1に示されるスクレーパ1の正面図である。
【図3】図1に示されるスクレーパ1の側面図である。
【図4】図2におけるA−A線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 スクレーパ 2 台板 3 ブレード 3A 刃先 3B 峰側 4A〜4C 集塵用マット 5 ブレード押え板 6 平坦面部 7 把持部 8 凹部 9 刃溝 10 ゴム座 11 起毛組織

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面が平坦面部に形成され、反対面側に
    把持部が設けられる台板と、台板中心線を挟み両側位置
    で、平坦面部に着脱可能に取り付けられる一対の刃身が
    長いブレードとを含み、この一対のブレードは、平坦面
    部から離れるにつれて相互間の間隔が拡がり、かつ、平
    坦面部に対し刃先が平行に延びて、台板から傾斜し突出
    していることを特徴とする平面用スクレーパ。
  2. 【請求項2】 塵埃を捕捉し得て、弾力性があり、かつ
    台板から突出する一対のブレードよりも僅かに高い厚さ
    の集塵用マットが、前記平坦面部のブレード両側個所に
    取り替え可能に添着される請求項1記載の平面用スクレ
    ーパ。
  3. 【請求項3】 一対のブレードが、刃先の両端部分を曲
    線状に丸めて、角部が存しないように形成される請求項
    1または2に記載の平面用スクレーパ。
JP8217392U 1992-11-27 1992-11-27 平面用スクレーパ Expired - Lifetime JPH0727053Y2 (ja)

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JP8217392U JPH0727053Y2 (ja) 1992-11-27 1992-11-27 平面用スクレーパ

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JP8217392U JPH0727053Y2 (ja) 1992-11-27 1992-11-27 平面用スクレーパ

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Publication Number Publication Date
JPH0646829U true JPH0646829U (ja) 1994-06-28
JPH0727053Y2 JPH0727053Y2 (ja) 1995-06-21

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ID=13767047

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JP8217392U Expired - Lifetime JPH0727053Y2 (ja) 1992-11-27 1992-11-27 平面用スクレーパ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123630A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Nomura Kikaku:Kk ゴム製板清掃用具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013123630A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Nomura Kikaku:Kk ゴム製板清掃用具

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JPH0727053Y2 (ja) 1995-06-21

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