JPH0646837U - 建築用パネル製作治具 - Google Patents
建築用パネル製作治具Info
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外枠芯材内側に設置される補助芯材を、表側
または裏側のいずれか一方のパネル面材のみに固着する
ようにして、補助芯材を介しての音の伝達をできるだけ
減少させるようにした壁パネルの芯材の組付け時におけ
る変形を有効に防止し、組付け作業の迅速化及び正確化
を図ること。 【構成】 一方の補助芯材16とこれに平行に伸長する
一方の外枠芯材12aとの間に、第1治具20をそれら
両者の間隔が狭まることを防止するように設置する。ま
た、他方の補助芯材18のパネル面材非接触面側に装填
設置される、厚さ方向保持部材としての柱状体28と、
他方の外枠芯材12bとの間にそれら両者の間隔が狭ま
ることを防止するように設置される幅方向保持部材とし
ての柱状体30とからなる第2治具26を設置する。こ
うすることにより、プレス台に設置した状態でパネル面
材及び側面からボディープレス工程を行っても各部材が
変形することが有効に防止される。
または裏側のいずれか一方のパネル面材のみに固着する
ようにして、補助芯材を介しての音の伝達をできるだけ
減少させるようにした壁パネルの芯材の組付け時におけ
る変形を有効に防止し、組付け作業の迅速化及び正確化
を図ること。 【構成】 一方の補助芯材16とこれに平行に伸長する
一方の外枠芯材12aとの間に、第1治具20をそれら
両者の間隔が狭まることを防止するように設置する。ま
た、他方の補助芯材18のパネル面材非接触面側に装填
設置される、厚さ方向保持部材としての柱状体28と、
他方の外枠芯材12bとの間にそれら両者の間隔が狭ま
ることを防止するように設置される幅方向保持部材とし
ての柱状体30とからなる第2治具26を設置する。こ
うすることにより、プレス台に設置した状態でパネル面
材及び側面からボディープレス工程を行っても各部材が
変形することが有効に防止される。
Description
【0001】
本考案は建築用パネル製作治具、特に強度を低下せずに防音機能を向上させた 壁パネルの制作に適した建築用パネル製作治具に関するものである。
【0002】
いわゆるパネル工法においては、建築物の壁部,床部さらに屋根部などを複数 のパネルを組合せ結合することによって構成し、高い構造強度を維持しつつ建築 現場における構築作業の簡略化,迅速化を図っている。
【0003】 図6は、このようなパネル工法において壁部を構築するために用いられる壁パ ネルの例を示している。壁パネルは、図示のように長方形状に組まれた枠体11 0とその内側で、かつ対向する2辺間に掛け渡された補強用芯材112とから骨 組みを構成し、さらにその枠体110の表面及び裏面に枠体110の外周形状と ほぼ同様の形状を有するボード114及び116を粘着することによって全体を 構成している。
【0004】 このように構成した壁パネル100を床部上に複数立設し、かつ相互に結合を 行い建築物の壁部全体の形成を行っている。そして、枠体110及びボード11 4,116に囲まれた内部に防火並びに防音のための充填部材が設置されている 。
【0005】 また、枠体110及び補強用芯材112の材質は、通常木材を用い、ボード1 14,116については、合板やセメント板あるいは石膏ボードを用いるのが一 般的である。
【0006】
上記従来のような壁パネル100では、ボード114及び116の撓みや歪み の防止のための補強並びに枠体110自体の補強を行うために設置される補強用 芯材112は、枠体110とほぼ同様の厚さを有し、枠体110の対向する2辺 間に掛け渡されると共に両側面がボード114及び116の内側面に当接され接 着剤等によって固着されている。このように設置されることによって、ボード1 14,116の湿気や熱などによる変形を防止すると共に壁パネル100全体の 強度の増加を行っている。
【0007】 しかしながら、補強用芯材112が表面側及び裏面側のボード114及び11 6に共に当接された状態であるので、壁パネル100によって仕切られた2つの 部屋相互間あるいは外部と室内との相互間における防音機能を低下させている。 すなわち、補強用芯材112がボード114及び116の双方に当接されている ので、一方側のボードからの振動を他方のボードへ伝達する伝達路として機能し 、両方の側から音が伝わり易くなっていることによるものである。
【0008】 これに対し、補強用芯材による双方のボード114,116間の音の伝達をよ り少なくするために補強用芯材112を取り除こうとすると、ボード114,1 16の撓みや歪みなどを十分に防止することが出来ず壁パネル100全体の変形 が生じ易くなる上に、ボード114,116の張りも低下して振幅が大きくなり 、防音性能も低下することになる。従って、壁パネルの強度を充分なものとし、 防音性能を高めるためには、その補強用芯材は取り除くことができないものであ った。
【0009】 この考案は、上記問題点を解決することを課題としてなされたものであり、そ の目的は壁パネルの防音機能を向上させることができ、かつボード及び枠体の補 強機能を低下させることのないように補強用芯材を設けた壁パネル及びその製造 方法を提供することにある。
【0010】
上記目的を達成するため、本考案に係る建築用パネルの製作治具は、 方形状に組まれた所定厚さの外枠芯材と、 該外枠芯材の厚さよりも薄く形成され、かつ前記外枠芯材の一方の対向2辺間 に該対向辺に対しほぼ直角に伸長するように互いに所定間隔をもって架設された 2本の補助芯材と、 前記外枠芯材の表面及び裏面並びに前記補助芯材の表面又は裏面のいずれか一 方の面を覆って固着されるパネル面材と、を有し、前記各補助芯材は前記外枠芯 材よりも薄い分だけそれぞれ表面側または裏面側の異なる側のパネル面材から離 反した状態とされた壁パネルの制作に用いられる建築用パネル製作治具において 、 前記2本の補助芯材のうち一方の補助芯材と、他方の補助芯材と対向する位置 にある一方の外枠芯材との間に両者に同時に当接されて設置され両者の間隔が狭 まることを防止する第1治具と、 前記2本の補助芯材のうち他方の補助芯材の前記パネル面材と離反する側の側 面に設置され前記離反間隔分の厚さを有する厚さ方向保持部と、前記一方の補助 芯材と対向する位置にある他方の外枠芯材との間に同時に当接されて設置され両 者の間隔が狭まることを防止する幅方向保持部とからなる第2治具と、 を含むことを特徴とする。
【0011】
上記構成の建築用パネルの製作治具によれば、2本の補強芯材のうち一方の補 強芯材は、第1治具によって、他方の補強芯材と対向する位置にある一方の外枠 芯材との間の間隔が狭まらないように保持され、また他方の外枠芯材との間では 第2治具の幅方向保持部によってそれらの間隔が狭まらないように保持されてい る。従って、上記一方の補助芯材は第1治具と第2治具の幅方向保持部によって 両方向から挟まれている。
【0012】 これにより、外枠芯材を接着するときに、補助芯材とほぼ平行に伸長する外枠 芯材の2つの辺の外方からそれぞれ圧力が加えられた場合、外枠芯材の2つの辺 は、上記一方の補助芯材を介しての第1治具と第2治具の幅方向保持部の作用に よって内方に撓むことが有効に防止される。
【0013】 また、他方の補助芯材のパネル面材と離反する側の面には、第2の治具の厚さ 方向保持部が設置され、その厚さ方向保持部はパネル面材との間の離反間隔分の 厚さを有しているので、上記離反間隔が狭まらないようになっている。
【0014】 従って、他方の補助芯材が固定されたパネル面材を上面にして、仮組した状態 の壁パネルをプレス台等に設置し、上方から圧力を加えて組付け固定を行う場合 、他方の補助芯材が下方へ撓んで、パネル面材との固定が不十分になることを有 効に防止することができる。
【0015】 このように、仮組により構成された壁パネルを設置して一方の外枠芯材及びパ ネル面材に圧力をかけるボディープレス作業において、前記外枠芯材の内方への 撓みを防止でき、また、補助芯材が撓むことがないので、パネル面材との十分な 固定が可能となる。
【0016】
実施例について説明する前に、本考案を使用して完成した壁パネルについて概 説する。
【0017】 図5(A),(B)及び(C)は、本考案を使用して完成した壁パネルの構成 を示す斜視図、概略横断図及び補助芯材の両端部の構造を示す概略斜視図である 。
【0018】 図示のように、壁パネルは方形状に組まれた外枠芯材12の表裏面にパネル面 材14a及び14bを固着してなり、その内部には同図(B)に示されたように 補助芯材16及び18が設置されている。そして、各補助芯材16,18は外枠 芯材12の厚さのほぼ半分の厚さに形成され、それぞれ偏位した位置で外枠芯材 12の対向する2辺間に架設されている。
【0019】 補助芯材16,18の両端部の固定構造は、同図(C)に示したようにスペー サ19及び21を用いて行われ、双方が位置ずれすることのないように釘23な どを用いてしっかりと固定されている。
【0020】 以下、図面に基づいて本考案の実施例について詳細に説明する。
【0021】 図1は、第1治具の構成を示しており、同図(A)は平面図、同図(B)は側 面図である。
【0022】 第1治具20は木材によって柱状体に形成されている。
【0023】 第1治具20の両端には切欠溝22,22が形成され、それら切欠溝22には それぞれプレート状の金具を直角に曲げ、その先端を鈎状に屈曲させた付勢体2 4,24が取り付けられている。この付勢体24は、第1治具20の両端外方へ 押圧力を発揮するものであり、付勢体24が取り付けられた第1治具20は、図 3に示すように補助芯材16とこの補助芯材16にほぼ平行に伸長する外枠芯材 12aとの間にて両者にほぼ直角に交わるように設置される。この設置状態にお いて、第1治具20は付勢体24,24によってそれぞれ補助芯材16及び外枠 芯材12を押圧した状態にあるので、安定して保持された状態となっている。
【0024】 図2は、第2治具の構成を示しており、同図(A)は平面図、同図(B)は側 面図、同図(C)は分解斜視図である。
【0025】 図示のように、第2治具26は2つの柱状体28及び30を十字状に交差させ て構成されている。2つの柱状体28と30は、それぞれ接合部が相欠きにより 結合されており(同図(C)参照)、結合状態では双方の上面は面一状態となっ ている。そして、柱状体28は壁パネルの厚さ方向保持部として機能するもので あり、図3の概略断面図に示すように補助芯材18のパネル面材と接触しない側 に設置される。柱状体28は、その厚さを外枠芯材12の厚さ(W1)と補助芯 材18の厚さ(W2)との差に相当する厚さに設定されている。
【0026】 また、柱状体28の上面には、補助芯材18を挟む挟持金具32が2個取り付 けられており、その挟持金具32の上部は補助芯材の横幅よりやや狭く形成され 補助芯材18をその中へ押し込むことにより所定の付勢力をもってこれを挟むこ とができるように弾力性を有する部材にて形成されている。
【0027】 一方、柱状体30は補助芯材16とこれにほぼ平行に伸長する外枠芯材12b との間に設置され、設置状態にてそれら補助芯材16と外枠芯材12bとに同時 に当接した状態にある。そして、この第2治具26の取付位置は、上記柱状体3 0と第1治具20とがほぼ対向する位置とされている。
【0028】 図4には、上記構成の第1治具20及び第2治具26を設置した外枠芯材12 を上方からみた構成が示されている。
【0029】 図示のように、第1治具20及び第2治具26はそれぞれ補助芯材16を挟ん で対向した状態で2個ずつ設置されている。このような設置状態においては、ボ ディープレス作業を行った場合でも各部材の撓みを有効に防止することができる 。すなわち、外枠芯材12に図上左右方向から圧力をかけた場合、外枠芯材12 a及び12bは補助芯材16を中心にして2組の第1治具20及び第2治具26 によって支持された状態にあるのでその撓みは有効に防止される。また、左右両 側からほぼ同様の圧力が加えられるので、補助芯材16にも変形が生ずるおそれ はない。
【0030】 また、第1治具20及び第2治具26を取り付けた状態で、パネル面材を取り 付ける作業を行うと、第2治具26の柱状体28が補助芯材18の下面側に装填 されているので、補助芯材18が撓むことなくしっかり保持され、その上面のパ ネル面材に対する接触圧力を十分に確保することができ、パネル面材の固着作業 を有効に行うことができる。その後に各治具20、26を取り除き、他方側のパ ネル面材の取付を行い、壁パネルの製造が終了する。
【0031】 上記のように、本実施例によれば、外枠芯材,補助芯材及びパネル面材の組付 け作業における各部材の撓みや破損を有効に防止することができる。また、第2 治具26には、挟持金具32が取り付けられており、補助芯材18をしっかり挟 持しているので、柱状体30の部分に第1治具20のような付勢体が取り付けら れていないが、位置ずれは有効に防止されている。従って、ボディープレス作業 中における第2治具26の脱落や移動等を有効に防止することができる。
【0032】 なお、本考案は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、考案の要旨の 範囲内で種々の変形が可能である。上記実施例のように挟持金具32を必ずしも 取り付ける必要はなく、これを取り付けない場合には、柱状体30に第1治具2 0のような付勢体を取り付け、補助芯材16及び外枠芯材12bを押圧しつつ当 接するように構成することが好適である。
【0033】
以上説明したように、本考案に係る建築用パネル製作治具によれば、音伝達の 減少のための構成をとった壁パネルの制作工程において、外枠芯材及びパネル面 材が、組み付けのための圧力によって壁パネルの内方へ撓むのを有効に防止する ことができる。また、外枠芯材及び補助芯材への治具の着脱も容易であり、これ により、壁パネルの組立作業の迅速化、正確化を図ることができる。
【図1】(A)及び(B)は実施例にかかる第1治具の
構成を示す平面図及び側面図である。
構成を示す平面図及び側面図である。
【図2】(A)、(B)及び(C)は実施例にかかる第
2治具の構成を示す平面図、側面図及び分解斜視図であ
る。
2治具の構成を示す平面図、側面図及び分解斜視図であ
る。
【図3】実施例の治具を設置した枠組の概略断面図であ
る。
る。
【図4】実施例の治具を設置した枠組の平面図である。
【図5】(A)、(B)及び(C)は壁パネルの構成を
示す斜視図、横断面図及び補助芯材の端部構成斜視図で
ある。
示す斜視図、横断面図及び補助芯材の端部構成斜視図で
ある。
【図6】従来の壁パネルの内部を示す斜視図である。
12 外枠芯材 14a,14b パネル面材 16,18 補助芯材 20 第1治具 24 付勢体 26 第2治具 28 熱さ方向保持部としての柱状体 30 幅方向保持部としての柱状体 32 挟持金具
Claims (1)
- 【請求項1】 方形状に組まれた所定厚さの外枠芯材
と、 該外枠芯材の厚さよりも薄く形成され、かつ前記外枠芯
材の一方の対向2辺間に該対向辺に対しほぼ直角に伸長
するように互いに所定間隔をもって架設された2本の補
助芯材と、 前記外枠芯材の表面及び裏面並びに前記補助芯材の表面
又は裏面のいずれか一方の面を覆って固着されるパネル
面材と、を有し、前記各補助芯材は前記外枠芯材よりも
薄い分だけそれぞれ表面側または裏面側の異なる側のパ
ネル面材から離反した状態とされた壁パネルの制作に用
いられる建築用パネル製作治具において、 前記2本の補助芯材のうち一方の補助芯材と、他方の補
助芯材と対向する位置にある一方の外枠芯材との間に両
者に同時に当接されて設置され両者の間隔が狭まること
を防止する第1治具と、 前記2本の補助芯材のうち他方の補助芯材の前記パネル
面材と離反する側の側面に設置され前記離反間隔分の厚
さを有する厚さ方向保持部と、前記一方の補助芯材と対
向する位置にある他方の外枠芯材との間に同時に当接さ
れて設置され両者の間隔が狭まることを防止する幅方向
保持部とからなる第2治具と、 を含むことを特徴とする建築用パネル製作治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992088656U JP2590761Y2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 建築用パネル製作治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992088656U JP2590761Y2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 建築用パネル製作治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0646837U true JPH0646837U (ja) | 1994-06-28 |
| JP2590761Y2 JP2590761Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13948871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992088656U Expired - Fee Related JP2590761Y2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 建築用パネル製作治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590761Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP1992088656U patent/JP2590761Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2590761Y2 (ja) | 1999-02-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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