JPH0646896Y2 - 偏平容器の方向転換装置 - Google Patents

偏平容器の方向転換装置

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JPH0646896Y2
JPH0646896Y2 JP1990404194U JP40419490U JPH0646896Y2 JP H0646896 Y2 JPH0646896 Y2 JP H0646896Y2 JP 1990404194 U JP1990404194 U JP 1990404194U JP 40419490 U JP40419490 U JP 40419490U JP H0646896 Y2 JPH0646896 Y2 JP H0646896Y2
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transfer screw
container
conveyor
transfer
flat container
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七郎 柳
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボトリングシステム等
における容器の移送過程において、偏平容器の方向を転
換する場合に用いられる偏平容器の方向転換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種容器の移送装置において、偏平容
器等の変形容器を移送する場合には、ラベル貼り作業上
の都合等、その作業工程上の要請から容器の方向を転換
する必要が生じる場合がある。これに対処するため、容
器の方向転換装置として、その外周面形状の軸方向変化
に基づいて容器の方向を徐々に転換していく方向転換用
の移送スクリューを用いた形式のものが従来から知られ
ている。その具体的な構造としては、一対の移送スクリ
ューからなるツインスクリュー式のもの(特公昭51−
15798号公報,実公昭56−14257号公報,実
公昭56−47143号公報参照)や、図3に示すよう
に、一方の移送スクリューをブラシに置換したブラシ式
のもの等が知られている。なお、図中、101はコンベ
ヤ、102は移送スクリュー、103はブラシ、104
は固定コンベヤガイド、105は容器を示す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、この種移送
スクリューを用いた容器の方向転換装置において、スム
ーズな方向転換を確保するためには、移送スクリューの
下部に配設されるコンベヤの送り速度を該移送スクリュ
ーの送り速度より若干速めに設定しておくことが重要で
ある。しかしながら、前記従来のものは、この送り速度
の相対的な関係から、移送及び方向転換のできる容器の
高さに制約が生じた。すなわち、前記ツインスクリュー
式の場合は、容器との接触部がその移送スクリューの軸
芯の高さの近傍になるため、容器の肩の高さが移送スク
リューの軸芯の高さより低くなると容器の下方がすくわ
れる形になり、移送スクリューの下方にもぐり込み、噛
み込み等のトラブルを発生し易くなるとともに、他方、
前記移送スクリューの径を小さくするには限度があるか
らである。また逆に、容器の高さが移送スクリューの軸
芯に対して高すぎる場合にも倒壜の虞が出てくるため、
結局、所定の移送スクリューに適合し得る容器の高さに
関する許容範囲はあまり広いものではなかった。したが
って、ツインスクリュー式では、容器の種類を変更する
場合には、これに応じて移送スクリューの交換が必要と
なるケースが多く、その融通性に難点があった。さら
に、何等かの都合により装置を緊急停止する場合など
に、機構上から生じるイナーシャの差やバックラッシュ
等により、コンベヤと移送スクリューとの間に相対的な
変位が生じた場合には、容器の下方部が支持されていな
いため、移送スクリューによって容器をなぎ倒してしま
うといったトラブルが生じ易いという欠点があった。同
様に、起動時においては、コンベヤの方が移送スクリュ
ーより先に動き出すため、容器の下方がすくわれ、移送
スクリューの下にもぐり込んで噛み込み等を生じ易いと
いう欠点もあった。また、前記ブラシ式のものは、移送
対象である容器が前記コンベヤの相対的な送り速度によ
って前方へ付勢されるところ、その方向転換時の回転方
向を決定づける支点の役目を的確に果たす部材が存在し
ないため、ぎこちない動きを排除することは事実上、困
難であるとともに、そのブラシの調整自体が微妙なた
め、調整作業にも時間がかかるといった欠点があった。
本考案は、以上のような点に鑑み、簡単な構成により、
前記従来技術の欠点を解消し、スムーズな方向転換動作
が確保できるとともに、移送スクリューの軸芯より肩の
低い偏平容器等、広い寸法範囲の偏平容器に適用が可能
であり、噛み込み等のトラブルの発生が回避できるばか
りでなく、装置の緊急停止のようにコンベヤの方が先に
停止する場合や、起動時のようにコンベヤの方が先に動
き出す場合においても容器のなぎ倒しや噛み込み等のト
ラブルの生じない偏平容器の方向転換装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、容器を搬送す
るコンベヤと、該コンベヤの上部の一側に配置された移
送スクリューと、該コンベヤの上部の他側に前記移送ス
クリューと対向して配置され、一定間隔毎に係合用突部
を設けたベルトとを備え、前記移送スクリューとベルト
とを同一移送速度で運転し、該移送スクリューと前記係
合用突部とで偏平容器を支持し、該移送スクリューの外
周面形状の軸方向の変化に基づいて前記偏平容器の方向
を転換するという技術的手段を採用した。
【0005】
【作用】本考案においては、偏平容器は、前記移送スク
リューと前記ベルトに備えられた係合用突部とにより支
持され、その係合用突部を支点として容器の回転運動が
規制されるため、スムーズな方向転換動作が行われる。
また、前記係合用突部によって容器の前面が支えられる
ため、その係合用突部の高さを低めの適当な高さに設定
すれば、容器の肩が移送スクリューの軸芯より低い場合
や、装置の緊急停止時のようにコンベヤの方が先に停止
する場合、起動時のようにコンベヤの方が先に動き出す
場合においても、噛み込みやなぎ倒し等のトラブルの発
生が回避されるという優れた作用を奏する。
【0006】
【実施例】次に、図面を用いて本考案の実施例に関して
説明する。図1は本実施例に係る装置全体の概略平面
図、図2はその要部の縦断面図である。図中1はコンベ
ヤで、該コンベヤ1の上部には移送スクリュー2及び一
定間隔毎に係合用突部3を備えたベルト4が対向して配
置され、これらによって、偏平容器5の方向転換が行わ
れる。前記ベルト4は、チエン等の連結手段6により駆
動輪7に連係された従動輪8によって駆動される。な
お、前記駆動輪7と前記移送スクリュー2用の図示しな
い駆動手段どうしは、移送スクリュー2とベルト4とが
同一の移送速度により同期運転が実現されるように連係
されているとともに、かつそれらの間の位相、すなわち
移送スクリュー2の溝とベルト4の係合用突部3との移
送方向上の位置関係が調整できるように、図示しない位
相調整手段を介して連係されている。また、前記コンベ
ヤ1用の図示しない駆動手段は、その移送速度が前記移
送スクリュー2とベルト4との同期速度より若干速くな
るように、いずれかの駆動手段に連係されている。な
お、図中、9は連結手段6のテンション調整用手段、1
0は固定コンベヤガイド、11は前記ベルト4の位置調
整用手段をそれぞれ示し、該位置調整用手段11は案内
杆12,12に案内されながら螺杆13の回動によって
前後に摺動してベルト4と移送スクリュー2との間の間
隔を調整する。
【0007】次に、本実施例の動作に関して説明する。
前記コンベヤ1上の偏平容器5は、前記移送スクリュー
2の外周面と係合用突部3とによって支持され、それら
の同期移送に伴い、前記移送スクリュー2の外周面によ
り形成される溝状の外周面形状の軸方向変化に基づいて
徐々にその方向転換動作が行われる。この場合、前述の
ように、コンベヤ1の移送速度が移送スクリュー2及び
ベルト4の移送速度より若干速く設定されていることと
相俟って、偏平容器5の回転運動は、図1に図示の如
く、前記係合用突部3の先端部分を支点として行われる
ため、極めてスムーズに進行する。また、偏平容器5
は、その前面が前記移送スクリュー2の移送速度と同期
運転される係合用突部3によって支持された形で移行す
るため、倒壜や噛み込み及び前記緊急停止時や起動時の
なぎ倒し等のトラブルが回避できる。また、前記係合用
突部3は、図2に図示の如く、低い位置まで設置するこ
とが可能なため、肩の低い偏平容器に対しても充分対応
することができる。
【0008】移送対象である偏平容器5の大きさ等を変
える場合には、前記螺杆13を適量回動して前記ベルト
4の位置調整用手段11を前後移動させて移送スクリュ
ー2とベルト4の間隔を調整するとともに、前記位相調
整手段によって移送スクリュー2の溝とベルト4に備え
られた前記係合用突部3との移送方向上の位置関係を調
整することによって、簡単に対応できる。なお、前記係
合用突部3は、ベルト4に一体的に形成したものでも、
別体に形成したものをベルト4に付設したものでもよい
ことはいうまでもない。
【0009】
【考案の効果】本考案は、次の効果を得ることができ
る。 (1)同一移送速度で運転される移送スクリューとベル
トに設けられた係合用突部とによって偏平容器を支持し
て方向転換を行うので、従来のツインスクリュー式と比
べて簡単な構成によって良好な方向転換動作か得られ
る。 (2)しかも、前記係合用突部の設置の高さを選択する
ことにより、偏平容器の肩が移送スクリューの軸芯より
低い場合にも容易に適用でき、その噛み込み等のトラブ
ルの発生が回避できるので、従来のツインスクリュー式
自体の構造からくる偏平容器の肩の高さに関する上述の
制約から解放され、適用し得る偏平容器の寸法範囲を拡
大できる。 (3)また、前記係合用突部が支点となって偏平容器の
回転運動が行われるため、スムーズな方向転換動作か得
られる。 (4)さらに、前記係合用突部により偏平容器が支えら
れるため、その設置高さを選べば、装置の緊急停止時の
ようにコンベヤの方が先に停止する場合や、起動時のよ
うにコンベヤの方が先に動き出す場合においても、偏平
容器のなぎ倒しや噛み込み等のトラブルの発生が回避さ
れる。 (5)ベルトの位置及び位相を調整することにより、移
送スクリューとベルトとの間隔及び移送スクリューの溝
とベルトに備えられた係合用突部との位相関係等を調整
することによって、各種の偏平容器に適合した方向転換
作業が得られるので、容器の種類の変更に対応すること
が容易である。 (6)移送スクリューは片側にしか使用しないので、従
来のツインスクリュー式に比べてその分、構成が簡単
で、コストの軽減にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例に係る装置全体の概略平面図
である。
【図2】 本考案の実施例に係る装置の要部の縦断面図
である。
【図3】 従来技術に関する要部の縦断面図である。
【符号の説明】1…コンベヤ、2…移送スクリュー、3
…係合用突部、4…ベルト、5…偏平容器、6…連結手
段、7…駆動輪、8…従動輪、9…テンション調整用手
段、10…固定コンベヤガイド、11…位置調整用手
段、12…案内杆、13…螺杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を搬送するコンベヤと、該コンベヤ
    の上部の一側に配置された移送スクリューと、該コンベ
    ヤの上部の他側に前記移送スクリューと対向して配置さ
    れ、一定間隔毎に係合用突部を設けたベルトとを備え、
    前記移送スクリューとベルトとを同一移送速度で運転
    し、該移送スクリューと前記係合用突部とで偏平容器を
    支持し、該移送スクリューの外周面形状の軸方向の変化
    に基づいて前記偏平容器の方向を転換することを特徴と
    する偏平容器の方向転換装置。
JP1990404194U 1990-12-21 1990-12-21 偏平容器の方向転換装置 Expired - Fee Related JPH0646896Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4729976U (ja) * 1971-04-28 1972-12-05
JPS6114706Y2 (ja) * 1979-07-13 1986-05-08
JPS5624889U (ja) * 1979-08-03 1981-03-06

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JPH0491928U (ja) 1992-08-11

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