JPH0647075U - 運搬台車 - Google Patents

運搬台車

Info

Publication number
JPH0647075U
JPH0647075U JP8994292U JP8994292U JPH0647075U JP H0647075 U JPH0647075 U JP H0647075U JP 8994292 U JP8994292 U JP 8994292U JP 8994292 U JP8994292 U JP 8994292U JP H0647075 U JPH0647075 U JP H0647075U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
wheels
wheel
floor surface
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8994292U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2566987Y2 (ja
Inventor
京志 野末
雅勝 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoho Machine Works Ltd
Original Assignee
Kyoho Machine Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoho Machine Works Ltd filed Critical Kyoho Machine Works Ltd
Priority to JP8994292U priority Critical patent/JP2566987Y2/ja
Publication of JPH0647075U publication Critical patent/JPH0647075U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566987Y2 publication Critical patent/JP2566987Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 台座の下面側に複数の車輪を備えた運搬台車
において、牽引時には前方へ向かって進行するが、幅寄
せなどの必要に応じて左右方向へも移動させることがで
きるようにする。 【構成】 台座12の前側に自在輪16、18を、後側
に固定輪20と自在輪22とを備えるとともに、自在輪
16と固定輪20との中間位置に台座12の左右方向に
回転する昇降車輪24を設け、牽引時には昇降車輪24
を床面に接触しない退避位置に位置させて他の4車輪に
より安定した牽引を行い、幅寄せ時にはリフトアップ機
構50により昇降車輪24を床面側に突き出して固定輪
20および自在輪16を床面から浮かせた状態とする作
動位置に位置させ、昇降車輪24を含む3車輪で運搬台
車10を支持して左右方向の移動を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワーク等の被運搬物を載せて牽引される運搬台車に係り、特に、運 搬方向の変更が可能な運搬台車の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の組立ライン等においては、比較的大きなワークを適当数ずつ組付エリ アへ供給したりする場合に、ワークを載せた運搬台車を複数連結してトラクタな どの牽引車両により牽引して所定の運搬経路を走行させることが行われている。 この場合に用いられる運搬台車は、ワーク(被運搬物)が載せられる台座と、そ の台座の下面側の前後左右などにそれぞれ配設された複数の車輪とを備えている 。このような複数の車輪は、台座の前側の左右にそれぞれ配設されて床面上を任 意の方向へ回転する一対の自在輪と、台座の後側の左右にそれぞれ配設されて床 面上をその台座の前後方向へのみ回転する一対の固定輪とから構成されている場 合が多い。図15はこのような運搬台車の一例を示す概略図であり、台座112 の下に配設された一対の自在輪116および一対の固定輪120により、図中白 抜きの矢印で示す牽引方向へ任意の運搬経路に略沿った状態で各運搬台車が円滑 に走行できるようになっている。後側の車輪を固定輪とするのは、複数の運搬台 車を連結して牽引する場合に、各運搬台車が横ずれして運搬経路から逸脱しない ようにするためである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の運搬台車は、運搬方向を台座の前後方向からそれ と直角な左右方向へ随時変更することができなかった。例えば、組立ライン等か ら所定距離だけ隔てられた運搬経路上で牽引車両から切り離されたあと、その組 立ラインに近接する位置まで直前の走行方向と直角な方向に幅寄せさせることは 構造上困難である。すなわち、前記一対の固定輪は、台座の前後方向には抵抗な く回転するがそれと略直角な方向には回転不能であるため、前記一対の自在輪が 配設された台座の前側部分は動かせても固定輪が配設された後側部分は横方向へ 移動できず、幅寄せするためには前後に移動させながら少しずつ寄せていくしか なかった。
【0004】 本考案は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、 牽引時には前方へ向かって進行するが、幅寄せなどの必要に応じて左右方向へも 移動させることができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本考案の要旨とするところは、被運搬物が載せら れる台座と、その台座の下面側に配設された複数の車輪とを備え、牽引車両や作 業者によって牽引されることにより上記被運搬物を運搬する運搬台車であって、 (a)前記台座の前側の左右にそれぞれ配設され、床面上を任意の方向に回転す る一対の前側自在輪と、(b)前記台座の後側の左右何れか一方に配設され、床 面上をその台座の前後方向へのみ回転する固定輪と、(c)前記台座の後側にお いて前記固定輪と左右方向の反対側に配設され、床面上を任意の方向へ回転する 後側自在輪と、(d)前記台座の前後方向における中間位置であって且つ左右方 向において前記固定輪と同じ側に配設されるとともに、昇降手段により、床面に 接触しない退避位置と、その退避位置から下方に突き出されて床面に当接し、且 つ前記固定輪および左右方向においてその固定輪と同じ側に位置する前記前側自 在輪の一方を床面から浮かせた状態とする作動位置とに択一して位置させられ、 上記作動位置では床面上を少なくとも前記台座の左右方向へ回転できる昇降車輪 とを有することにある。
【0006】
【作用】
上記運搬台車においては、昇降車輪が退避位置に位置させられると、台座の前 側における一対の前側自在輪と、台座の後側における固定輪および後側自在輪と の4つの車輪により台座が支持されるため、複数の運搬台車を連結して牽引する 場合でも、各運搬台車は前側自在輪の作用で任意の方向へ向きを変えながら牽引 されるとともに、固定輪の作用で横いざりによる経路逸脱が防止され、牽引車両 等に追従して良好に牽引される。一方、昇降車輪が作動位置に位置させられると 、台座は前側自在輪の他方、後側自在輪、および上記昇降車輪により支持される とともに、その昇降車輪は床面上を少なくとも台座の左右方向へ回転できるため 、運搬台車を左右方向へ平行移動させることが可能となる。
【0007】
【考案の効果】
このように、本考案の運搬台車によれば、昇降車輪を退避位置に位置させるこ とにより、複数連結した状態で牽引車両等により良好に牽引できるとともに、必 要に応じて昇降車輪を作動位置に位置させることにより、左右方向へ平行移動さ せることが可能で、その操作性が大幅に向上する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例である運搬台車10およびその使用状況の概略を示 す平面図で、組立ラインAの手前に設けられた部品供給スペースBの脇の運搬経 路C上に運搬台車10が複数台連結されて牽引されてきた状態である。運搬台車 10は、他所において被運搬物である図示しない組付部品が多数積載されるとと もに、図示しない牽引車両により牽引されてそれら組付部品を所定の運搬経路C に従って運搬し、図1の実線で示すように運搬経路C上で牽引車両から切り離さ れ、その状態から部品供給スペースB内の二点鎖線で示す位置まで作業者により 幅寄せ移動させられて組立ラインAへ組付部品を供給するようになっている。図 1の白抜きの矢印方向は牽引方向を示し、破線の矢印は幅寄せ方向を示す。
【0009】 図2は運搬台車10の一部を省略して示す底面図であり、運搬台車10の台座 12は、角形鋼管などの鋼材により長方形の枠形状に構成されたベースフレーム 14などから成り、その長手方向が牽引方向と一致する前後方向となっている。 上記ベースフレーム14は、左右(図の上下)両側部に前後方向に配設された一 対の縦部材14aと、その縦部材14aの各前端部および各後端部をそれぞれ接 続する一対の横部材14bと、前後方向の中央において一対の縦部材14a間を 接続する横部材14cとを備えている。そして、そのベースフレーム14の下面 の四隅、および横部材14cの図2における上側部分には、複数の車輪(本実施 例では計5個)がそれぞれ配設されている。具体的には、牽引方向の前側すなわ ち図2の左側には、任意の方向に床面上を回転可能な前側自在輪16および18 (図1では牽引方向に対する左側が16、右側が18である)が配設され、牽引 方向の後側すなわち図2の右側には、床面上を前後方向へのみ回転可能な固定輪 20と、任意の方向に床面上を回転可能な後側自在輪22(図1では牽引方向に 対する左側が20、右側が22である)とが配設され、さらに、前後方向の中間 位置であって且つ左右方向において上記固定輪20と同じ側には、床面上を左右 方向へのみ回転可能な昇降車輪24が配設されている。
【0010】 図3は運搬台車10の前側上方より見た斜視図であり、図に示すように、前記 ベースフレーム14には、一対の縦部材14a上の前端部、後端部、および中間 部の各所に支柱部材26がそれぞれ立設されるとともに、その支柱部材26には 前後方向に略水平に一対の梁部材28が一体的に固設されている。そして、その 梁部材28上には、多数の部品受け部材30が前後方向に所定の間隔をおいてそ れぞれ固設されている。これら多数の部品受け部材30はプラスチックフォーム 製で前記組付部品の形状に合わせて予め樹脂成形されたものであり、運搬中にお いても多数の組付部品が互いに干渉することなく安定して保持されるようになっ ている。図3の右側すなわち牽引方向に対する左側の梁部材28には、作業者が 把持して運搬台車10を人力で移動させるための把手32が設けられている。ま た、ベースフレーム14の上面には、針金などの線材からなる網目状のネット3 4が張設されている。
【0011】 一方、前記各図に示すように、台座12の前端および後端には、運搬台車10 を連結するための連結器36および38がそれぞれ前記一対の横部材14bから 前方および後方に突き出して配設されている。図4は連結器38の斜視図であり 、連結器38はブラケット40を介して横部材14bの下側後方に固定される。 連結に際しては、前方に位置する運搬台車10の連結器38と後方に位置する運 搬台車10の連結器36とを接近させ、連結器36の係合部材42を連結器38 の嵌合孔44に位置決めして上方からピン46を挿し通すことにより、両者を略 ピン46まわりの相対回動可能に連結することができるようになっている。なお 、上記連結器36は、係合部材42を内部に引き込んで収納することができるよ うになっている。
【0012】 図5乃至図7は、前記昇降車輪24を、床面48に接触しない退避位置と、そ の退避位置から下方に突き出して床面48に当接させる作動位置とへ位置させる 昇降手段としてのリフトアップ機構50を示す図である。図5は台座12の前端 側から見た断面図、図6は床面48側から見た底面図、図7は図5における VII −VII 断面図であり、各図とも昇降車輪24が上記退避位置に位置させられた状 態を示している。これらの図において、昇降車輪24は、鞍形部材52に両端を 支持されたシャフト54まわりの回転可能に図示しないベアリングを介して軸支 されており、そのシャフト54が台座12の前後方向と平行になるように鞍形部 材52が回動ベース56に固設されることにより、上記作動位置に位置させられ た時の床面48との当接状態(図8参照)においては、床面48上を前後方向と 直角な左右方向に回転できるようになっている。上記回動ベース56は、その一 端部を台座12の前後方向に貫通したピン58が横部材14cに固設された一対 のブラケット60に軸心まわりの回転可能に軸支されることにより、そのピン5 8まわりの回動可能に配設されており、その他端部が上下動させられるのに伴っ て昇降車輪24が退避位置と作動位置との間で昇降移動させられる。
【0013】 ベースフレーム14の縦部材14aの下側には一対のブラケット66が固設さ れ、前記ピン58と平行な回動軸68が軸心まわりの回動可能に軸支されている とともにその回動軸68には、先端部のパッド62が台座12から左右方向の外 側へ延び出すようにペダル64が一体的に固定され、その回動軸68まわりに回 動できるようになっている。ペダル64の中間部には、上記ピン58と平行にピ ン70が固設されているとともに、そのピン70には一対のベアリング72がペ ダル64の両側に位置するように配設されている。一方、前記回動ベース56の 前記他端部側の上面には、その上面との間に所定幅のガイド溝74を形成するよ うに、コの字形を成す一対のガイド部材76がペダル64を挟んで設けられてお り、その一対のガイド部材76の内側に上記一対のベアリング72がそれぞれ係 合させられている。
【0014】 一対のガイド部材76と前記支柱部材26との間には一対の引張コイルスプリ ング78が係止部材80および82を介して張設されており、この引張コイルス プリング78が回動ベース56を図5におけるピン58の左まわりに回動するよ うに付勢することにより、その図5のように、昇降車輪24が床面48から浮い た状態となる退避位置に位置させられている。しかし、その引張コイルスプリン グ78の付勢力に抗してペダル64が踏み込まれると、ペダル64は図5におけ る右まわりに回動するとともにベアリング72が回動ベース56の上面を押圧し つつ図の左側へ転動するのに伴って、その回動ベース56が図5の右まわりに回 動するため、昇降車輪24が下方に突き出されて床面48に当接する。このとき の回動ベース56の回動力は、ペダル64における回動軸68−パッド62間の 距離と回動軸68−ピン70間の距離とのレバー比や、ペダル64側の回動軸6 8−ピン70間の距離と回動ベース56側のピン58−ベアリング72との接点 間の距離とのレバー比およびその交差角度により、高い倍率で増幅されるため、 リフトアップに際しての操作踏力の負担は比較的小さい。ベアリング72がガイ ド溝74内の図5における左側の移動端まで移動すると、ペダル64が回動の思 案点を乗り越えた位置まで達して所謂トグル機構におけるセルフロック作用が得 られるため、ペダル64の踏込み力を解除してもベアリング72が上記左側の移 動端に留まる。この状態を示す図8においては、昇降車輪24が作動位置に位置 させられており、台座12の左右方向において昇降車輪24と同じ側にある前記 固定輪20および前側自在輪16を床面48から浮かせた状態となる。
【0015】 すなわち、リフトアップ機構50のペダル64を引上げ操作して昇降車輪24 を退避位置に位置させた状態においては、台座12の前側における一対の前側自 在輪16,18と、台座の後側における固定輪20および後側自在輪22との4 つの車輪により台座12が支持されるため、連結された複数の運搬台車10は、 それぞれ前側自在輪16,18の作用で任意の方向へ向きを変えながら牽引され るとともに、固定輪20の作用で横いざりによる運搬経路からの逸脱が防止され 、牽引車両に追従して良好に牽引される。一方、ペダル64を踏込み操作して昇 降車輪24を作動位置に位置させると、固定輪20および自在輪16が床面48 から浮いた状態となって、台座12は前側自在輪18、後側自在輪22、および 昇降車輪24の3つの車輪により支持されるとともに、その昇降車輪24は床面 48上を台座12の左右方向へ回転できるため、自在輪18,22の回転方向変 化を伴って運搬台車10を左右方向へ平行移動させることが可能となる。
【0016】 これにより、複数連結した運搬台車10を図1における運搬経路C内の実線で 示す位置まで牽引車両で牽引するときには、各昇降車輪24をそれぞれ退避位置 に位置させた状態で大量の運搬を良好に行い得るとともに、部品供給スペースB 内の二点鎖線で示す位置まで各運搬台車10を作業者が幅寄せさせるときには、 各昇降車輪24をそれぞれ作動位置に位置させることにより、そのまま左右方向 に移動させることが容易に行え、部品供給における操作性および能率が大幅に向 上するのである。なお、この横方向への移動は、作業者が1人の場合には複数の 運搬台車10を1台ずつに切り離して行えばよく、作業者が複数人の場合には各 運搬台車10を連結したまま行うことができる。
【0017】 また、運搬台車10に配設されているリフトアップ機構50は、ペダル64を 踏込み操作してリフトアップを行う際の操作踏力が高い倍率で増幅されるため、 運搬台車10に比較的重い組付部品を積載したときでも、運搬台車10を作業者 が容易にリフトアップすることができるとともに、トグル機構のセルフロック作 用により昇降車輪24の作動位置保持状態を確保できるため、これらの点におい ても優れた操作性能および安全性能が得られる。
【0018】 次に、本考案の他の実施例を説明する。なお、前述した実施例と共通する部分 には同じ符号を付して説明を省略する。
【0019】 図9乃至図13は、昇降手段として前記リフトアップ機構50を改良したリフ トアップ機構51が配設された態様の細部をそれぞれ示す図であり、図9は台座 12の前端側から見た断面図、図10は床面48側から見た底面図、図11は台 座12の後端側から見た断面図、図12は図11において昇降車輪24が前記作 動位置に位置させられた状態を示す断面図、図13は図12におけるXIII−XIII 断面図である。これらの図において、前記回動ベース56の一端部を貫通した状 態で前記一対のブラケット60に回転可能に支持されたピン59は、一方の端部 が台座12の前方向に延び出しているとともに、ペダル65の中間部に固設され て前記一対のベアリング72を軸支しているピン71は、一方の端部が台座12 の前方向に延び出しており、回動ベース56に対して台座12の前側、すなわち 図10における回動ベース56の上側には、それらピン59とピン71との間に ダンパ84が配設されている。このダンパ84は、そのロッド86が本体側から 引き出されるときに減衰作用が得られるものであり、回動ベース56が前記引張 コイルスプリング78の付勢力によって図9の左まわりに回動させられる際の衝 撃を吸収するように機能する。これによって、ベアリング72に衝撃荷重が負荷 されることが回避されるとともに、衝撃音の発生が防止され、装置寿命が向上さ せられる。
【0020】 一方、足踏み操作専用のパッド63を備えたペダル65は、ベースフレーム1 4の縦部材14aの下側に固設された一対のブラケット67により軸まわりの回 動可能に軸支された回動軸69に一体的に固定されている。回動軸69は、一方 の端部が台座12の後方向に延び出すとともにその先端側に鉤形に曲成された係 合部88を備えており、その係合部88は、ペダル65の回動に伴って図11お よび図12にそれぞれ示す位置へ回動するようになっている。そして、回動ベー ス56を挟んで前記ダンパ84と反対側、すなわち図10における回動ベース5 6の下側には、レリーズペダル90が台座12の前後方向において上記回動軸6 9の係合部88と対応する位置に配設されている。このレリーズペダル90は、 踏込み操作により上記係合部88と共に回動軸69を図12の右まわりに回動さ せることにより、前述の実施例におけるペダル64の場合のように引上げ操作を 行うことなく昇降車輪42を作動位置から退避位置へ移動させるためのものであ る。レリーズペダル90は、図10および図13から明らかなように、台座12 の前後方向に一対のピン92を一体に備えており、その一対のピン92が、縦部 材14aに固設された一対のブラケット94により回動軸69と平行な軸心まわ りの回動可能に軸支されることにより、レリーズペダル90が係合部88と同一 平面内を回動できるようになっている。
【0021】 昇降車輪24が作動位置にある図12の状態においては、レリーズペダル90 の足踏み用端部96が台座12の左右方向の外側へ突き出される状態となる回動 位置に保持されるように、そのレリーズペダル90に回動軸69の係合部88が 係合させられている。一方、昇降車輪24が退避位置にある図11の状態におい ては、足踏み用端部96が比較的下方に位置しつつ係合部88がペダル65の踏 込み時にレリーズペダル90と係合して回動し得るように、レリーズペダル90 の自重によりその足踏み用端部96と反対側の位置規定用の端部98が回動軸6 9に当接させられている。すなわち、レリーズペダル90は、ペダル65の回動 に対して逆方向に回動させられるようになっており、昇降車輪24の位置に対応 してそれぞれ交互に踏込み操作が可能な状態にさせられるのである。
【0022】 この場合、昇降車輪24が作動位置に位置させられた状態においては、前記ト グル機構のセルフロック作用により台座12の重量に対応する力がペダル65の 退避位置側への回動を妨げる方向に作用しているが、レリーズペダル90が踏み 込まれて係合部88が図12の位置から右まわりに回動させられることにより、 その係合部88と共に回動する前記ピン71およびベアリング72が前記ガイド 溝74内を移動して前記思案点を乗り越えると、上記セルフロック作用の力が反 転してロック解除方向に作用するようになってペダル65を退避位置側へ付勢す るため、台座12の重量が前記固定輪20および前側自在輪16により支持され るようになるまで回動ベース56が回動させられる。なお、少なくとも上記思案 点の乗り越え時点まではレリーズペダル90と係合部88との係合が維持される ようになっている。そして、その後は専ら引張コイルスプリング78の付勢力に より回動させられ、前記ダンパ84の減衰作用によりその勢いが吸収されつつ昇 降車輪24が完全に退避位置へ移動させられる。このとき、レリーズペダル90 におけるピン92−足踏み用端部96間の距離とピン92−係合部88との係合 点間の距離とのレバー比により操作踏力が増幅されるので、作業者は容易にセル フロック作用の力に抗してレリーズペダル90を踏み込んでロックを解除するこ とが可能である。
【0023】 以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本考案は他の態 様で実施することもできる。
【0024】 たとえば、前述の実施例においては、図1の部品供給スペースBにおける各運 搬台車10の姿勢が牽引時と同じであったが、昇降車輪24が作動位置に位置さ せられた状態においては、運搬台車10を左右方向に移動させながら昇降車輪2 4まわりに回転させることも可能であるため、例えば図14に示すように、運搬 経路Cから部品供給スペースB′に移動させる際に各運搬台車10の連結を予め 切り離すとともに、部品供給スペースB′内に弧を描いて移動させ、同図に二点 鎖線で示す位置へ各運搬台車10をそれぞれ容易且つ迅速に移動させたりするこ とも可能である。このような場合には、組立ラインAにおける組付エリアDの手 前に順次運搬台車10を移動させて部品供給を行うことができる。
【0025】 また、前述の実施例においては、床面上を台座12の左右方向へのみ回転可能 な昇降車輪24が配設されていたが、左右方向を含んで他の方向へも床面上を回 転可能な昇降車輪が配設されても差し支えない。例えば自在輪が昇降車輪として 配設された場合には、図1に二点鎖線で示す状態に幅寄せした後において、昇降 車輪を退避位置へ位置させることなく前後方向にも移動させることが可能となる ため、図14の如く組付エリアDへ順次運搬台車を送って部品供給を行うことも できる。
【0026】 また、前述の実施例においては、回動ベース56やペダル64などを用いたリ フトアップ機構50、或いはそれにダンパ84やレリーズペダル90を追加した リフトアップ機構51が昇降手段として構成されていたが、ある程度の倍力作用 の得られる昇降機構であれば、ジャッキ式のものや手動油圧式のものなど、公知 の種々の機構がリフトアップ機構50,51と置き換えて用いられ得る。
【0027】 また、前述の実施例におけるリフトアップ機構50,51においては、昇降車 輪24を作動位置に保持するセルフロック作用が得られるようになっていたが、 上記のセルフロック作用が必ずしも得られる必要はなく、昇降車輪に応じて種々 のロック機構が付帯して設けられても良い。また、引張コイルスプリング78の 付勢力により、昇降車輪24が退避位置に保持されるようになっていたが、他の 付勢手段やロック機構が設けられても良い。
【0028】 また、前述した実施例におけるリフトアップ機構51においては、昇降車輪2 4が作動位置に位置している状態からピン71およびベアリング72が思案点を 乗り越えるまでレリーズペダル90が回動軸69を回動させるようになっていた が、これ以外にも、例えばピン71と係合するカム溝やカム面を有するレリーズ ペダルを回動ベース56に回動可能に設けるとともに、そのレリーズペダルの踏 込み操作に伴ってピン71が図9の右側の移動端へ向かって引き寄せられるよう に構成することも可能である。
【0029】 また、前述した実施例におけるリフトアップ機構51においては、ダンパ84 がピン59とピン71との間に配設されていたが、ダンパ84のピン59側の係 止端がベースフレーム14の横部材14cの任意の位置に連結されたり、ピン7 1側の係止端が回動軸69と共に回動する任意の部材に連結されたりしても良い 。
【0030】 また、前述の実施例においては、台座12の前後方向の中央において横部材1 4cの下方に昇降車輪24が1つだけ配設されていたが、前後方向における固定 輪20と前側自在輪16との中間位置であればどの位置に幾つ昇降車輪を配設し ても台座12を支持できれば良く、昇降車輪の配設位置および配設個数は適宜変 更され得る。昇降車輪以外の車輪についても、台座12の移動に支障を生じない 範囲で適宜自在輪や固定輪を追加して設けることが可能である。
【0031】 その他一々例示はしないが、本考案は当業者の知識に基づいて種々の変更,改 良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である運搬台車およびその使
用状況の概略を示す平面図である。
【図2】図1の運搬台車の一部を省略して示す底面図で
ある。
【図3】図1の運搬台車の前側上方から見た斜視図であ
る。
【図4】図1の運搬台車における連結器の一方を示す斜
視図である。
【図5】図1の運搬台車に設けられたリフトアップ機構
を説明する図で、昇降車輪が退避位置に位置させられた
状態を示す断面図である。
【図6】図5のリフトアップ機構の底面図である。
【図7】図5における VII−VII 断面図である。
【図8】図5のリフトアップ機構により昇降車輪が作動
位置に位置させられた状態を示す断面図である。
【図9】本考案の他の実施例を示す図で、図1の運搬台
車に設けられるリフトアップ機構の他の態様を説明する
図5に相当する断面図である。
【図10】図9のリフトアップ機構の底面図である。
【図11】図9のリフトアップ機構を台座の後端側から
見た断面図である。
【図12】図9のリフトアップ機構により昇降車輪が作
動位置に位置させられた状態を示す断面図である。
【図13】図12におけるXIII−XIII断面図である。
【図14】図1の運搬台車の異なる使用状況の概略を示
す平面図である。
【図15】従来の運搬台車の一例を説明する平面図であ
る。
【符号の説明】
10:運搬台車 12:台座 16,18:前側自在輪 20:固定輪 22:後側自在輪 24:昇降車輪 48:床面 50,51:リフトアップ機構(昇降手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被運搬物が載せられる台座と、該台座の
    下面側に配設された複数の車輪とを備え、牽引車両や作
    業者によって牽引されることにより該被運搬物を運搬す
    る運搬台車であって、 前記台座の前側の左右にそれぞれ配設され、床面上を任
    意の方向に回転する一対の前側自在輪と、 前記台座の後側の左右何れか一方に配設され、床面上を
    該台座の前後方向へのみ回転する固定輪と、 前記台座の後側において前記固定輪と左右方向の反対側
    に配設され、床面上を任意の方向へ回転する後側自在輪
    と、 前記台座の前後方向における中間位置であって且つ左右
    方向において前記固定輪と同じ側に配設されるととも
    に、昇降手段により、床面に接触しない退避位置と、該
    退避位置から下方に突き出されて該床面に当接し、且つ
    前記固定輪および左右方向において該固定輪と同じ側に
    位置する前記前側自在輪の一方を該床面から浮かせた状
    態とする作動位置とに択一して位置させられ、該作動位
    置では床面上を少なくとも前記台座の左右方向へ回転で
    きる昇降車輪とを有することを特徴とする運搬台車。
JP8994292U 1992-12-04 1992-12-04 運搬台車 Expired - Lifetime JP2566987Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8994292U JP2566987Y2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 運搬台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8994292U JP2566987Y2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 運搬台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0647075U true JPH0647075U (ja) 1994-06-28
JP2566987Y2 JP2566987Y2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=13984763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8994292U Expired - Lifetime JP2566987Y2 (ja) 1992-12-04 1992-12-04 運搬台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566987Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030573A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Masaaki Shudo 自在キャスタ及びそのキャスタを用いた台車
JP2011068294A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Ishikame Kogyo:Kk 搬送台車の車輪装置
JP2015199395A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 ホシザキ電機株式会社 運搬車
CN112426301A (zh) * 2020-10-15 2021-03-02 河北万瑞医疗器械有限公司 一种包含定向轮的医疗床底架

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102870015B1 (ko) * 2020-07-01 2025-10-10 세메스 주식회사 스토커
DE102023205172A1 (de) 2023-06-02 2024-12-05 Martin Köllner Rollbehälter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030573A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Masaaki Shudo 自在キャスタ及びそのキャスタを用いた台車
JP2011068294A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Ishikame Kogyo:Kk 搬送台車の車輪装置
JP2015199395A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 ホシザキ電機株式会社 運搬車
CN112426301A (zh) * 2020-10-15 2021-03-02 河北万瑞医疗器械有限公司 一种包含定向轮的医疗床底架

Also Published As

Publication number Publication date
JP2566987Y2 (ja) 1998-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06199242A (ja) 押しグリップを備えたプラットホーム付き台車
JP2014131901A (ja) 台車の制動構造
JP2566987Y2 (ja) 運搬台車
JP2009083842A (ja) クローラ式運搬車及び運搬用一輪車
JP7440075B2 (ja) 牽引装置
JPH0662086B2 (ja) 四輪運搬車
JP6067165B1 (ja) 運搬用車両
JP7343231B1 (ja) 牽引装置、及び、自走ガイド機構
JP2008143458A (ja) 折り畳み式リヤカー
JP4295736B2 (ja) カート装置及びカート付き自転車
JPH04154443A (ja) 車両運搬車の歩み板装置
JP7658295B2 (ja) 台車牽引装置
JP4737561B2 (ja) かご台車牽引用アタッチメント
JPH11310173A (ja) 荷台拡張アダプター
JP5592756B2 (ja) 荷台移動式運搬車の後煽り支持装置
JP2578660Y2 (ja) 木材運搬車に併用するソリ装置
JP3629923B2 (ja) 搬送用台車
JPH09226593A (ja) 台 車
JP2001315646A (ja) 荷物運搬用手押し二輪車の階段昇降用無端ベルトの制動装置
JP2024046272A (ja) 台車
JP2023023022A (ja) 後煽り装置、後煽り装置を備える車両運搬車
JPH0612256U (ja) 歩行型運搬車のハンドル杆
JPH10167077A (ja) 運搬車
JP4031757B2 (ja) 移動式作業台
JP2023095054A (ja) 運搬台車