JPH0647610B2 - ポリウレタン製造用の潜触媒として特に使用するための錫化合物 - Google Patents
ポリウレタン製造用の潜触媒として特に使用するための錫化合物Info
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- JPH0647610B2 JPH0647610B2 JP1095457A JP9545789A JPH0647610B2 JP H0647610 B2 JPH0647610 B2 JP H0647610B2 JP 1095457 A JP1095457 A JP 1095457A JP 9545789 A JP9545789 A JP 9545789A JP H0647610 B2 JPH0647610 B2 JP H0647610B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、特に潜触媒として使用するための四配位錫化
合物に関する。
合物に関する。
発明の背景 多数の錫化合物を触媒として使用することが既に提案さ
れている。具体的に言えば、ポリウレタン合成には例え
ば錫キレート(米国特許第3,055,845号)及び
錫(IV)カルボキシレートとスルホニルイソシアネート
との反応生成物(ドイツ特許第3,326,66号及びヨーロッ
パ特許第232,541号)を挙げることができ、また重縮合
反応によるシリコーン重合体の架橋に対しては例えばジ
アルキル錫ジカルボキシレートNOLL“Chemistry and Te
chnology of Silicones”、第337頁、Academic Press,1
968、第二版)及びジアルキル錫ビスキレート(ヨーロ
ッパ特許第147,323号及び米国特許第4,517,337号を挙げ
ることができる。
れている。具体的に言えば、ポリウレタン合成には例え
ば錫キレート(米国特許第3,055,845号)及び
錫(IV)カルボキシレートとスルホニルイソシアネート
との反応生成物(ドイツ特許第3,326,66号及びヨーロッ
パ特許第232,541号)を挙げることができ、また重縮合
反応によるシリコーン重合体の架橋に対しては例えばジ
アルキル錫ジカルボキシレートNOLL“Chemistry and Te
chnology of Silicones”、第337頁、Academic Press,1
968、第二版)及びジアルキル錫ビスキレート(ヨーロ
ッパ特許第147,323号及び米国特許第4,517,337号を挙げ
ることができる。
発明の概要 本発明の目的は、特に上記の2つの用途に対して、周囲
温度(約20℃)において不活性であるが、その温度を
上げることによって活性種に転化される新規な群のテト
ラ配位錫化合物を提供することにある。
温度(約20℃)において不活性であるが、その温度を
上げることによって活性種に転化される新規な群のテト
ラ配位錫化合物を提供することにある。
この種の化合物は、通常、潜溶剤と称されている。
本発明に従った潜触媒は、一般式(I) [式中、 Rは、同種又は異種であってよく、そして線状又は分枝
状C1〜C20アルキル基、単核アリール基、アルキル部
分中に1〜6個の炭素原子を有するアラルキル及びアル
カリール基の中から選択され、 R1及びR2基は、同種又は異種であってよく、そして
水素原子、シアノ基、C1〜C6アルキル基、アルキル
部分中に1〜6個の炭素原子を有するアルコキシカルボ
ニル基の中から選択され、更にR1及びR2は互いに結
合して5〜8個の炭素原子を有する飽和炭化水素環を形
成することもでき、 R3は、水素原子、線状又は分枝状C1〜C20アルキル
基、線状又は分岐状C1〜C20アルコキシ基、単核アリ
ール基及び単核アリールオキシ基の中から選択され、そ
して aは0又は1である]を有する。
状C1〜C20アルキル基、単核アリール基、アルキル部
分中に1〜6個の炭素原子を有するアラルキル及びアル
カリール基の中から選択され、 R1及びR2基は、同種又は異種であってよく、そして
水素原子、シアノ基、C1〜C6アルキル基、アルキル
部分中に1〜6個の炭素原子を有するアルコキシカルボ
ニル基の中から選択され、更にR1及びR2は互いに結
合して5〜8個の炭素原子を有する飽和炭化水素環を形
成することもでき、 R3は、水素原子、線状又は分枝状C1〜C20アルキル
基、線状又は分岐状C1〜C20アルコキシ基、単核アリ
ール基及び単核アリールオキシ基の中から選択され、そ
して aは0又は1である]を有する。
本発明において、好ましいR、R1、R2、R3及びa
は、 R=ブチル、オクチル及びフェニル、 R1=H、 R2=H、メチル及びシアノ、 R3=H、メチル、ウンデカノイル、2−エチルペンチ
ル、ノニル及びエトキシ、 a−1、 である。
は、 R=ブチル、オクチル及びフェニル、 R1=H、 R2=H、メチル及びシアノ、 R3=H、メチル、ウンデカノイル、2−エチルペンチ
ル、ノニル及びエトキシ、 a−1、 である。
式(I)の好ましい化合物は、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジオクチル
錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチル)
ジブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチ
ル)ジオクチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
2−エチルペンチルのビス[2−(2−エチルヘキサノ
イルオキシ)エチル]ジブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=2−エチルペンチルのビス[2−(2−エチルヘキサ
ノイルオキシ)エチル]ジオクチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
ノニル(1−位置に第四炭素を有する)のビス(2−デ
カノイルオキシエチル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=H、R2=H、R
3=メチルのビス(2−アセトキシ−2−メチルエチ
ル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=H、R2=CN、
R3=メチルのビス(2−アセトキシ−2−シアノエチ
ル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=R3=Hの
ビス(2−ホルミルオキシエチル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
エトキシのビス(2−エトキシカルボニルオキシエチ
ル)ジブチル錫、 式(I)においてR=フェニル、R1=R2=H、R3
=メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジフェニル
錫、 式(I)においてR=フェニル、R1=R2=H、R3
=ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチ
ル)ジフェニル錫、 である。
メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジオクチル
錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチル)
ジブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチ
ル)ジオクチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
2−エチルペンチルのビス[2−(2−エチルヘキサノ
イルオキシ)エチル]ジブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=2−エチルペンチルのビス[2−(2−エチルヘキサ
ノイルオキシ)エチル]ジオクチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
ノニル(1−位置に第四炭素を有する)のビス(2−デ
カノイルオキシエチル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=H、R2=H、R
3=メチルのビス(2−アセトキシ−2−メチルエチ
ル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=H、R2=CN、
R3=メチルのビス(2−アセトキシ−2−シアノエチ
ル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=R3=Hの
ビス(2−ホルミルオキシエチル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
エトキシのビス(2−エトキシカルボニルオキシエチ
ル)ジブチル錫、 式(I)においてR=フェニル、R1=R2=H、R3
=メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジフェニル
錫、 式(I)においてR=フェニル、R1=R2=H、R3
=ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチ
ル)ジフェニル錫、 である。
式(I)の化合物は、式(II) (R)2SnH2 (II) [式中、Rは、同種又は異種であってよく、そして上記
式(I)におけると同じ意味を有する〕のジオルガノ錫
ジハライドと、式(III) [式中、R1、R2及びR3基並びにaは上記式(I)
におけると同じ意味を有する]のエノールカルボキシレ
ートとの間の付加反応によって製造することができる。
式(I)におけると同じ意味を有する〕のジオルガノ錫
ジハライドと、式(III) [式中、R1、R2及びR3基並びにaは上記式(I)
におけると同じ意味を有する]のエノールカルボキシレ
ートとの間の付加反応によって製造することができる。
式(II)のジハライドの多くは、文献において知られ且
つ記載されている。これらが新規化合物であるときに
は、これらは、対応するジオルガノ錫ジクロリドを水素
化リチウムアルミニウムと反応させることよって得るこ
とができる。
つ記載されている。これらが新規化合物であるときに
は、これらは、対応するジオルガノ錫ジクロリドを水素
化リチウムアルミニウムと反応させることよって得るこ
とができる。
他の方法は、対応するジオルガノ錫オキシドをSiH官能
基を持つポリオルガノシロキサン例えば各末端にトリメ
チルシリル基を持つポリ水素化メチルシロキサンで還元
することによりなる。
基を持つポリオルガノシロキサン例えば各末端にトリメ
チルシリル基を持つポリ水素化メチルシロキサンで還元
することによりなる。
式(III)のカルボキシレート及びアルコラートの大部
分は、文献において知られ且つ記載されている。
分は、文献において知られ且つ記載されている。
かくして、例えば、式 (式(III)でR1=R2=Hのビニルカルボキシレート
は、酸媒体中における酢酸ビニルと酸R3COOHとのエステ
ル交換によって得られる。
は、酸媒体中における酢酸ビニルと酸R3COOHとのエステ
ル交換によって得られる。
式 (式(III)でR1=H、R3=CH3)のエノールカルボキシ
レートは、酸媒体中におけるケトンH3CCOR2と酢酸イソ
プロペニルとの反応によって得られる。
レートは、酸媒体中におけるケトンH3CCOR2と酢酸イソ
プロペニルとの反応によって得られる。
式(II)の化合物と式(III)の化合物との間のヒドロ
スタンネーション反応(hydrostannation reac-tion)
は、好ましくは、シクロヘキサンの如き有機炭化水素溶
剤中において1モルの式(II)の化合物2モルの式(II
I)の化合物と周囲温度において反応させることによっ
て実施される。反応混合物は、UV照射(360nm)を
施こされる。
スタンネーション反応(hydrostannation reac-tion)
は、好ましくは、シクロヘキサンの如き有機炭化水素溶
剤中において1モルの式(II)の化合物2モルの式(II
I)の化合物と周囲温度において反応させることによっ
て実施される。反応混合物は、UV照射(360nm)を
施こされる。
また、ヒドロスタンネーション反応は、遊離基発生剤の
存在下に例えばAIBN(アゾビスイソブチロニトリル)の
存在下に70〜80℃の温度で溶剤を用いずに実施する
こともできる。
存在下に例えばAIBN(アゾビスイソブチロニトリル)の
存在下に70〜80℃の温度で溶剤を用いずに実施する
こともできる。
式(I)の錫化合物(これは、一般には、周囲温度にお
いて液状である)は、IR(赤外)スペクトル及びNM
R(核磁気共鳴119Sn、13C及び1H)の分析技術によって
並びにMOSSBAUER効果の質量スペクトル分析及び測定に
よって同定することができる。
いて液状である)は、IR(赤外)スペクトル及びNM
R(核磁気共鳴119Sn、13C及び1H)の分析技術によって
並びにMOSSBAUER効果の質量スペクトル分析及び測定に
よって同定することができる。
しかしながら、現状の分析技術の知識では、特にACADEM
IC PRESSのANNUAL REPORTS ON NMR SPE-CTROCSOPY(Vol.
8、1978)に発表されたピーター・ジェイ・スミス氏の報
文“CHEMICAL SHIFTS OF 119Sn NU
CLEI IN ORGANOTIN COMPOUNDS”に記載される如きNM
R 119Sn分析法は、混合物特に反応混合物中に存在す
る各種錫化合物を特徴づけ、且つこれらの化合物の大部
分の化学式を定めることができるのに十分なだけ正確な
方法であると思われる。
IC PRESSのANNUAL REPORTS ON NMR SPE-CTROCSOPY(Vol.
8、1978)に発表されたピーター・ジェイ・スミス氏の報
文“CHEMICAL SHIFTS OF 119Sn NU
CLEI IN ORGANOTIN COMPOUNDS”に記載される如きNM
R 119Sn分析法は、混合物特に反応混合物中に存在す
る各種錫化合物を特徴づけ、且つこれらの化合物の大部
分の化学式を定めることができるのに十分なだけ正確な
方法であると思われる。
NMR 119Snによって評価される基本パラメーター
は、基準物質(一般にはテトラメチル錫)と比較した化
学置換値(ppm単位で表わされる)である。
は、基準物質(一般にはテトラメチル錫)と比較した化
学置換値(ppm単位で表わされる)である。
化学置換値tは、錫原子が担持する基の電気陰性度及び
錫原子の配位数の変動に特に敏感である。NMR119Sn
を使用する有機錫誘導体の特性決定に関する特定の研究
については、特にアール・ジー・デービス及びピー・ジ
ェイ・スミス両氏が“Comprehensive Organo Metallic
Chemistry 11 Tin”の第523〜529頁に、またジェイ・ジ
ェイ・オテラ氏が“Organomet.Chem.221”の第57〜6
1頁(1981)にそれぞれ記載している。
錫原子の配位数の変動に特に敏感である。NMR119Sn
を使用する有機錫誘導体の特性決定に関する特定の研究
については、特にアール・ジー・デービス及びピー・ジ
ェイ・スミス両氏が“Comprehensive Organo Metallic
Chemistry 11 Tin”の第523〜529頁に、またジェイ・ジ
ェイ・オテラ氏が“Organomet.Chem.221”の第57〜6
1頁(1981)にそれぞれ記載している。
式(I)の化合物は、周囲温度において安定であり且つ
ポリウレタン製造用触媒としてまたオルガオポリシロキ
サン組成物硬化用触媒として不活性である。
ポリウレタン製造用触媒としてまたオルガオポリシロキ
サン組成物硬化用触媒として不活性である。
他方、式(I)の化合物は、高められた温度を施こされ
ると、下記の式に従って熱分解を受けて周知の化合物即
ち対応する錫ジオルガノジカルボキシレート又は錫ジオ
ルガノジアルコラートになり同時に対応する不飽和アル
ケン化合物を離脱する。
ると、下記の式に従って熱分解を受けて周知の化合物即
ち対応する錫ジオルガノジカルボキシレート又は錫ジオ
ルガノジアルコラートになり同時に対応する不飽和アル
ケン化合物を離脱する。
式(I)の化合物の熱分解は、各化合物に対して特定の
温度で行われる。この温度は、一般には、50〜250
℃である。
温度で行われる。この温度は、一般には、50〜250
℃である。
R3がアルコキシ基でa=1のときには、得られるジオル
ガノ錫ジカルボキシレートはジアルコキシジオルガノ錫
に分解してCO2を発生する。
ガノ錫ジカルボキシレートはジアルコキシジオルガノ錫
に分解してCO2を発生する。
離脱された錫ジオルガノカルボキシレート又はジオルガ
ノジアルコラートは、ポリウレタンの製造及びオルガノ
ポリシロキサン組成物の硬化のための活性触媒になる。
ノジアルコラートは、ポリウレタンの製造及びオルガノ
ポリシロキサン組成物の硬化のための活性触媒になる。
それ故に、式(I)の潜触媒の利益は、いかなる触媒反
応も及ぼさずに出発化合物に潜触媒を混合しそしてその
混合物を潜触媒の分解温度に加熱することによって反応
の触媒作用を開始させることのできることである。
応も及ぼさずに出発化合物に潜触媒を混合しそしてその
混合物を潜触媒の分解温度に加熱することによって反応
の触媒作用を開始させることのできることである。
この分解温度は、水、第二有機アミン、有機アルコー
ル、シラノール官能基を持つ有機ケイ素化合物及びメル
カプト官能基(SH)を持つ有機化合物の中から選択さ
れる有効量の求核性薬剤の添加によって下げることがで
きる。有効量とは、式(I)の化合物1モル当り求核性
薬剤0.001〜10モル又はそれ以上を意味する。
ル、シラノール官能基を持つ有機ケイ素化合物及びメル
カプト官能基(SH)を持つ有機化合物の中から選択さ
れる有効量の求核性薬剤の添加によって下げることがで
きる。有効量とは、式(I)の化合物1モル当り求核性
薬剤0.001〜10モル又はそれ以上を意味する。
それ故に、本発明は、周囲温度において有機ポリイシア
ネート及び活性水素を含有する少なくとも2個の基を持
つ有機化合物及び触媒として有効量の式(I)の潜触媒
を混合し次いで少なくともその潜触媒の熱分解温度に加
熱することからなるポリウレタンの製造法を提供するこ
とも目的とする。
ネート及び活性水素を含有する少なくとも2個の基を持
つ有機化合物及び触媒として有効量の式(I)の潜触媒
を混合し次いで少なくともその潜触媒の熱分解温度に加
熱することからなるポリウレタンの製造法を提供するこ
とも目的とする。
潜触媒は、出発反応体の乾燥抽出物100重量部当り金
属錫の重量として計算した0.001〜6重量部好ましくは
0.01〜3重量部の割合で使用される。
属錫の重量として計算した0.001〜6重量部好ましくは
0.01〜3重量部の割合で使用される。
ポリイソシアネート及び活性水素を含有する少なくとも
2個の基を持つ有機化合物は当業者には周知である。こ
れらは、例えば従来技術として挙げる米国特許第3,055,
845号及びヨーロッパ特許第232,541号に記載されてい
る。
2個の基を持つ有機化合物は当業者には周知である。こ
れらは、例えば従来技術として挙げる米国特許第3,055,
845号及びヨーロッパ特許第232,541号に記載されてい
る。
反応混合物の保存寿命の長さは、該混合物が式(I)の
潜触媒を含有してもしなくても同じである。この保存寿
命の長さは、式(I)の潜触媒の分解によって得られる
ものに相当する活性触媒を等モル量で含有する反応混合
物で観察されるよりも少なくとも6倍長い。
潜触媒を含有してもしなくても同じである。この保存寿
命の長さは、式(I)の潜触媒の分解によって得られる
ものに相当する活性触媒を等モル量で含有する反応混合
物で観察されるよりも少なくとも6倍長い。
触媒作用は、反応混合物を潜触媒の分解温度に少なくと
も等しい温度に加熱するや否や開始される。観察される
反応性は、対応する活性水素を等モル量用いて得られる
ものと同じである。
も等しい温度に加熱するや否や開始される。観察される
反応性は、対応する活性水素を等モル量用いて得られる
ものと同じである。
本明細書において、百分率及び部数は特に記していなけ
れば重量比である。
れば重量比である。
次の実施例は、本発明を例示するものであるが、その範
囲を限定するものではない。
囲を限定するものではない。
例1 ビス(2−アセトキシエチル)ジブチル錫の製造及び分
解 (a)ジブチル錫ジハイドライドの製造 (C4H9)2SnH2 3つの管を備えた1の丸底フラスコに10.35gの水素化
リチウムアルミニウムを入れ、そして窒素下に磁気攪拌
機で攪拌しながら250mの無水エーテルを敵下し
た。次いで、100mの無水エーテル中に溶解した5
2.1gのジブチル錫ジクロリドを滴下した。反応は、発熱
的であった。添加が完了したときに、反応混合物を2時
間30分還流下に加熱した。
解 (a)ジブチル錫ジハイドライドの製造 (C4H9)2SnH2 3つの管を備えた1の丸底フラスコに10.35gの水素化
リチウムアルミニウムを入れ、そして窒素下に磁気攪拌
機で攪拌しながら250mの無水エーテルを敵下し
た。次いで、100mの無水エーテル中に溶解した5
2.1gのジブチル錫ジクロリドを滴下した。反応は、発熱
的であった。添加が完了したときに、反応混合物を2時
間30分還流下に加熱した。
次いで、500mgのヒドロキノ及び100mのペンタ
ンを連続的に加えた。次いで、混合物を0℃に冷却し、
次いで徐々に加水分解した。
ンを連続的に加えた。次いで、混合物を0℃に冷却し、
次いで徐々に加水分解した。
有機相を回収し、そして硫酸マグネシウムで脱水した。
周囲温度で2.7kPaの真空下に溶剤を除去した。
周囲温度で2.7kPaの真空下に溶剤を除去した。
0.0013kPaの真空下に35℃のカラムヘッド温度でジブ
チル錫ジハイドライドを蒸留した。
チル錫ジハイドライドを蒸留した。
この反応は、70%の収率でジブチル錫ジハイドライド
(C4H9)2SnH2(b.p.=0.0013kPa上に35℃)をもたらし
た。
(C4H9)2SnH2(b.p.=0.0013kPa上に35℃)をもたらし
た。
スペクトル特性: NMR 1H(純)δ(ppm)=4.6(2H,m);1.65−0.9(18H,m) NMR 119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−204.0ppm; |1J(SnH)|=1676Hz;|2J(Sn)H|=56HzIR(フィル
ム):v(SnH)=1840cm-1(F) (b)ビス(2−アセトキシエチル)ジブチル錫の製造 サーモスタットを25℃に設定したパイレックス の製
ボウルに、2.349g(0.01モル)のジブチル錫ジハイドラ
イド、1.722g(0.02モル)の蒸留酢酸ビニル及び2gの
無水シクロヘキサンを入れた。この溶液を紫外線照射に
3時間さらした。次いで、周囲温度において真空下にシ
クロヘキサンを除去した。目的化合物が純形態において
定量的収率で得られた。
ム):v(SnH)=1840cm-1(F) (b)ビス(2−アセトキシエチル)ジブチル錫の製造 サーモスタットを25℃に設定したパイレックス の製
ボウルに、2.349g(0.01モル)のジブチル錫ジハイドラ
イド、1.722g(0.02モル)の蒸留酢酸ビニル及び2gの
無水シクロヘキサンを入れた。この溶液を紫外線照射に
3時間さらした。次いで、周囲温度において真空下にシ
クロヘキサンを除去した。目的化合物が純形態において
定量的収率で得られた。
この操作手順は、ジブチル錫ハイドライドを不飽和化合
物に加えた場合とすべてにおいて同じである。温度及び
露出時間だけは変動してよい。
物に加えた場合とすべてにおいて同じである。温度及び
露出時間だけは変動してよい。
得られた生成物は、次の式 (C4H9)2Sn(CH2CH2OCOCH3)2 を有していた。
スペクル特性; NMR 1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=4.7-3.75(4H,
m);1.95(6H,s);1.7−0.9(22H,m) NMR 119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=-19.8ppm;IR(フィ
ルム):v(CO)=1740cm-1(F) (c)ビス(2−アセトキシエチル)ジブチル錫の分解 水ボウルと連結した試験管に1.84gのビス(2−アセト
キシエチル)ジブチル錫を入れた。この管を、サーモス
タットが110℃に設定された油浴に入れた。2時間3
0分の終りに200ccのガスを回収し、そしてIRスペ
クトル分析によって同定した。このガスのスペクトル
は、エチレンのものと同じであった(950cm-1におい
て特有の強い吸収バンド)。出発化合物(1.59g)の分解
から得られた液体を0.013kPaの真空下に90℃のカラム
ヘッド温度で蒸留した。得られた生成物は、式(C4H9)2
Sn(OCOCH3)2(b.p.=0.013kPa下に90℃)にジブチル錫
ジアセテートであった。
m);1.95(6H,s);1.7−0.9(22H,m) NMR 119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=-19.8ppm;IR(フィ
ルム):v(CO)=1740cm-1(F) (c)ビス(2−アセトキシエチル)ジブチル錫の分解 水ボウルと連結した試験管に1.84gのビス(2−アセト
キシエチル)ジブチル錫を入れた。この管を、サーモス
タットが110℃に設定された油浴に入れた。2時間3
0分の終りに200ccのガスを回収し、そしてIRスペ
クトル分析によって同定した。このガスのスペクトル
は、エチレンのものと同じであった(950cm-1におい
て特有の強い吸収バンド)。出発化合物(1.59g)の分解
から得られた液体を0.013kPaの真空下に90℃のカラム
ヘッド温度で蒸留した。得られた生成物は、式(C4H9)2
Sn(OCOCH3)2(b.p.=0.013kPa下に90℃)にジブチル錫
ジアセテートであった。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=2.0(6H,s); 1.65−0.9(18H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−156.3ppm;IR
(フィルム):v(CO)=1605;1570;1425cm-1(F) 例2 ビス(2−アセトキシエチル)ジオクチル錫の製造及び
分解 この製造例では、ジオクチル錫ジハイドライド(C8H17)2
SnH2を予め合成することが必要である。
(フィルム):v(CO)=1605;1570;1425cm-1(F) 例2 ビス(2−アセトキシエチル)ジオクチル錫の製造及び
分解 この製造例では、ジオクチル錫ジハイドライド(C8H17)2
SnH2を予め合成することが必要である。
(a)ジオクチル錫ジハイドライドの製造 実施した操作手順は、ジブチル錫ハイドライドの合成い
ついて例1で用いたのと同じであったが、但しそれはジ
オクチル錫ジクロリドから出発した。
ついて例1で用いたのと同じであったが、但しそれはジ
オクチル錫ジクロリドから出発した。
生成物は、2.10-2kPaの真空下における90℃(炉温
度)での球管蒸留後に純形態で得られた。
度)での球管蒸留後に純形態で得られた。
スペクトル特性: NMR1H(純)δ(ppm)=4.6(2H,m);1.65−0.9(34H,m) (b)ビス(2−アセトキシエチル)ジオクチル錫の製造 この化合物は、そのジブチル系列同族体即ち例1のビス
(2−アセトキシエチル)ジブチル錫と同じ態様で得ら
れた。
(2−アセトキシエチル)ジブチル錫と同じ態様で得ら
れた。
生成物は、次の式 (C8H17)2Sn[(CH2CH2OCOCH3)]2 を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=4.65-3.7(4H,m);1.9
5(6H;s);1.65-0.9(38H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−20.4ppm (c)ビス(2−アセトキシエチル)ジオクチル錫の分解 純化合物の分解は、110℃において3時間後に完全で
あった。
5(6H;s);1.65-0.9(38H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−20.4ppm (c)ビス(2−アセトキシエチル)ジオクチル錫の分解 純化合物の分解は、110℃において3時間後に完全で
あった。
得られた生成物は、式 (C8H17)2Sn(OCOCH3)2 のジオクチル錫ジアセテートであった。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=2.0-0.9(40H,m); NMR119Sn(C6D6(CH3)4Sn内部)δ=−156.8ppm 例3 ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジブチル錫の製造
及び分解 (a)ラウリン酸ビニルの製造 2つの管を備えた100mの丸底フラスコに、51.5g
の酢酸ビニル及び20g(0.1モル)のラウリン酸を入
れた。加熱によって酸を溶解させ、そして0.4gの酢酸
第二水銀を窒素流れ中に加えた。かくして、混合物を周
囲温度において窒素下に磁気攪拌機で30分間攪拌し
た。次いで、2滴の硫酸(95%)を加え、そして反応
混合物を還流で3時間加熱した。次いで、周囲温度に戻
してから、0.21gの酢酸ナトリウムを加えた。
及び分解 (a)ラウリン酸ビニルの製造 2つの管を備えた100mの丸底フラスコに、51.5g
の酢酸ビニル及び20g(0.1モル)のラウリン酸を入
れた。加熱によって酸を溶解させ、そして0.4gの酢酸
第二水銀を窒素流れ中に加えた。かくして、混合物を周
囲温度において窒素下に磁気攪拌機で30分間攪拌し
た。次いで、2滴の硫酸(95%)を加え、そして反応
混合物を還流で3時間加熱した。次いで、周囲温度に戻
してから、0.21gの酢酸ナトリウムを加えた。
周囲圧での蒸留によって過剰の酢酸ビニルを回収した。
0.013kPaの真空下に94℃のカラムヘッド温度において
ラウリン酸ビニルを蒸留した。
ラウリン酸ビニルを蒸留した。
生成物は70%収率で得られた。これは、次の式 H2C=CHOCOC11H23(b.p.=0.013kPa下に94℃)を有して
いた。
いた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=7.2(1H,dd): 4.75(1H,dd):4.45(1H,dd):2.3(2H,t);1.9−0.9(21H,
m) (b)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジブチル錫の
製造 実施した操作手順は、例1におけると同じであった。酢
酸ビニルを4.526g(0.02モル)のラウリル酸ビニルによ
って置きかえた。この溶液を紫外線照射に4時間さらし
た。
m) (b)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジブチル錫の
製造 実施した操作手順は、例1におけると同じであった。酢
酸ビニルを4.526g(0.02モル)のラウリル酸ビニルによ
って置きかえた。この溶液を紫外線照射に4時間さらし
た。
生成物は、定量的に得られそして次の式 (C4H9)2Sn(CH2CH2OCOC11H23)2 を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=4.65-3.75 (4H,m);2.2(4H,t);1.9−0.9(4H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−20.0ppm; IR(フィルム):v(CO)=1740cm-1(F) (c)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジブチル錫の
分解 分解は、例1における如くして実施した。140℃におい
て、それは2時間30分後に完全であった。
分解 分解は、例1における如くして実施した。140℃におい
て、それは2時間30分後に完全であった。
分解生成物は、式 (C4H9)2Sn(OCOC11H23)2 のジブチル錫ジラウレートど同定された。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=2.2(4H,t); 1.6−0.9(60H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−152.5ppm; 例4 ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジオクチル錫の製
造及び分解 (a)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジオクチル錫
の製造 この化合物をラウリン酸ビニルのヒドロスタンネーショ
ン(hydrostannation)によって得た。溶液を紫外線照射
に7時間さらした。生成物は、次の式 (C8H17)2Sn(CH2CH2OCOC11H23)2 を有していた。
造及び分解 (a)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジオクチル錫
の製造 この化合物をラウリン酸ビニルのヒドロスタンネーショ
ン(hydrostannation)によって得た。溶液を紫外線照射
に7時間さらした。生成物は、次の式 (C8H17)2Sn(CH2CH2OCOC11H23)2 を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=4.6−3.9(4H,m);2.4
−0.9(84H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−20.6ppm; (b)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジオクチル錫
の分解 これは、ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジブチル
錫と同じ条件下に実施され、そしてジブチル錫ジラウレ
ート (C8H17)2Sn(OCOC11H23)2 をもたらした。
−0.9(84H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−20.6ppm; (b)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジオクチル錫
の分解 これは、ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジブチル
錫と同じ条件下に実施され、そしてジブチル錫ジラウレ
ート (C8H17)2Sn(OCOC11H23)2 をもたらした。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=2.6−0.9(80H,m) 例5 ビス[2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチル]
−ジブチル錫の製造 (a)ビス[2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチ
ル]−ジブチル錫の製造及び分解 パイレックス 製管に、2.349g(0.01モル)のジブチル
錫ジハイドライド、3.405g(0.02モル)の蒸留2−エチ
ルヘキサノン酸ビニル及び2.5gの無水シクロヘキサンを
入れた。紫外線照射への露出は、30〜35℃で8時間
30分続けた。真空下に周囲温度で溶剤を除去した。
−ジブチル錫の製造 (a)ビス[2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチ
ル]−ジブチル錫の製造及び分解 パイレックス 製管に、2.349g(0.01モル)のジブチル
錫ジハイドライド、3.405g(0.02モル)の蒸留2−エチ
ルヘキサノン酸ビニル及び2.5gの無水シクロヘキサンを
入れた。紫外線照射への露出は、30〜35℃で8時間
30分続けた。真空下に周囲温度で溶剤を除去した。
反応生成物は、定量的に得られ、そして次のものであっ
た。
た。
(C4H9)2Sn[CH2CH2OCOCH(C2H5)(C4H9)]2 スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=4.7−4(4H,m); 2.4−0.9(52H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−20.9ppm; IR(フィルム9:v(CO)=1735cm-1(F) (b)ビス[2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチ
ル]ジブチル錫の分解 分解は、例1における如くして実施された。これは、1
40℃で5時間後に完全であった。得られた生成物は、 (C4H9)2Sn[OCOCH(C2H5)(C4H9)]2 と同定された。
ル]ジブチル錫の分解 分解は、例1における如くして実施された。これは、1
40℃で5時間後に完全であった。得られた生成物は、 (C4H9)2Sn[OCOCH(C2H5)(C4H9)]2 と同定された。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=2.5−0.9(48H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−154.9ppm; 例6 ビス[2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチル]
ジオクチル錫の製造及び分解 (a)ビス[2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチ
ル]ジオクチル錫の製造 2−エチルヘキサノン酸ビニルへのジオクチル錫ジハイ
ドライドの添加をジブチル錫ジハイドライド(例5)と
同じ態様で実施した。
ジオクチル錫の製造及び分解 (a)ビス[2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチ
ル]ジオクチル錫の製造 2−エチルヘキサノン酸ビニルへのジオクチル錫ジハイ
ドライドの添加をジブチル錫ジハイドライド(例5)と
同じ態様で実施した。
これは、反応混合物を紫外線照射に13時間さらした後
に完全であった。
に完全であった。
生成物は、定量的に得られ、そして式 (C8H17)2Sn[CH2CH2OCOCH(C2H5)(C4H9)]2を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=4.7-4.0 (4H,m);1.6−0.9(68H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−21.7ppm; (b)ビス[2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エチ
ル]ジオクチル錫の分解 これは、ジブチル同族体(例5)の分解と同じ条件下で
行われた。
ル]ジオクチル錫の分解 これは、ジブチル同族体(例5)の分解と同じ条件下で
行われた。
分解生成物は、次の式 (C8H17)2Sn[OCOCH(C2H5)(C4H9)]2 を有していた。
スペクトル特性: NMR16H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=−2.5−0.9(64H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−157.9ppm; 例7 ビス(2−デカノイルオキシエチル)ジブチル錫(ビス
(2−ベルサトイルオキシルエチル)ジブチル錫とも称
される)の製造及び分解 (a)ビニルベルサテート(デカン酸ビニルとも称され
る)の製造 ベルサチックアシド 10(シェル)は、分子式C10H20
O2の酸の混合物(この少なくとも98%は、酸官能基に
対するα−位置に第四炭素原子を含有する)である。そ
れ故に、式(I)におけるR3基は、ノニル基と同じにす
ることができる。
(2−ベルサトイルオキシルエチル)ジブチル錫とも称
される)の製造及び分解 (a)ビニルベルサテート(デカン酸ビニルとも称され
る)の製造 ベルサチックアシド 10(シェル)は、分子式C10H20
O2の酸の混合物(この少なくとも98%は、酸官能基に
対するα−位置に第四炭素原子を含有する)である。そ
れ故に、式(I)におけるR3基は、ノニル基と同じにす
ることができる。
操作手順は、ラウリン酸ビニルの製造の場合と同じであ
った。ビニルベルサテートは、蒸留によって60%収率
で得られた。
った。ビニルベルサテートは、蒸留によって60%収率
で得られた。
H2C=CHOCOC9H19(3.3kPa下にb.p.=100℃) スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=7.22(1H,dd); 4.78(1H,dd);4.45(1H,dd);2.0−0.8(19H,m) (b)ビス(2−ベルサトルオキシルエチル)ジブチル錫
の製造 例1の操作手順を実施した。サーモスタット付きのボウ
ルは、0℃に設定された。この溶液を紫外線照射に2時
間さらした。目的化合物が定量的に得られた。その式
は、次の如くであった。
の製造 例1の操作手順を実施した。サーモスタット付きのボウ
ルは、0℃に設定された。この溶液を紫外線照射に2時
間さらした。目的化合物が定量的に得られた。その式
は、次の如くであった。
(C4H9)2Sn(C2CH2OCOC9H19)2 スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=4.5-4.0 (4H,m);2.0-0.8(60H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−22.3ppm; IR(フィルム):v(CO)=1730cm-1(F) (c)ビス(2−ベルサトイルオキエチル)ジブチル錫の
分解 分解は、例1における如く実施された。140℃におい
て、この化合物の65%が4時間後に消失した(NMR119
Snによって定量される百分率)。分解生成物は、ジブチ
ル錫ジベルサテートであった。
分解 分解は、例1における如く実施された。140℃におい
て、この化合物の65%が4時間後に消失した(NMR119
Snによって定量される百分率)。分解生成物は、ジブチ
ル錫ジベルサテートであった。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=2.0−0.8 (56H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−162.6ppm; 例8 ビス(2−アセトキシ−2−メチルエチル)ジブチル錫
の製造及び分解 (a)ビス(2−アセトキシ−2−メチルエチル)ジブチ
ル錫の製造 操作手順は、ビニルベルサテーとへの添加について例7
と同じであった。ここでは、それは2.002g(0.02モル)
の酢酸イソプロペニルによって置きかえた。反応混合物
を紫外線照射に0℃で3時間30分さらした。生成物
は、定量的に得られ、そして次の一般式 (C4H9)2Sn[CH2CH(CH3)OCOCH3 2 を有していた。
の製造及び分解 (a)ビス(2−アセトキシ−2−メチルエチル)ジブチ
ル錫の製造 操作手順は、ビニルベルサテーとへの添加について例7
と同じであった。ここでは、それは2.002g(0.02モル)
の酢酸イソプロペニルによって置きかえた。反応混合物
を紫外線照射に0℃で3時間30分さらした。生成物
は、定量的に得られ、そして次の一般式 (C4H9)2Sn[CH2CH(CH3)OCOCH3 2 を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=5.6−4.6 (2H,m);1.95(6H,s);1.8-0.9(28H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−24.9ppm; (b)ビス(2−アセトキシ−2−メチルエチル)ジブチ
ル錫の分解 純生成物を試験管において80℃に加熱した。分解は、
1/4時間後に完全であった。ジブチル錫ジアセテート
が純形態で得られた。その特性は、例1の終りに示され
ている。
ル錫の分解 純生成物を試験管において80℃に加熱した。分解は、
1/4時間後に完全であった。ジブチル錫ジアセテート
が純形態で得られた。その特性は、例1の終りに示され
ている。
例9 ビス(2−アセトキシ−2−シアノエチル)ジブチル錫
の製造及び分解 (a)ビス(2−アセトキシ−2−シアノエチル)ジブチ
ル錫の製造 例1の操作手順に従って1−シアノビニルアセテートへ
のジブチル錫ジハイドライドの添加を行なった。紫外線
照射への露出を5時間続けた。得られた生成物は、式 (C4H9)2Sn[CH2CH(CN)OCOCH3]2 のビス(2−アセトキシ−2−シアノエチル)ジブチル
錫と同定された。
の製造及び分解 (a)ビス(2−アセトキシ−2−シアノエチル)ジブチ
ル錫の製造 例1の操作手順に従って1−シアノビニルアセテートへ
のジブチル錫ジハイドライドの添加を行なった。紫外線
照射への露出を5時間続けた。得られた生成物は、式 (C4H9)2Sn[CH2CH(CN)OCOCH3]2 のビス(2−アセトキシ−2−シアノエチル)ジブチル
錫と同定された。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=5.4(2H,t); 2.1(6H,s);1.65−0.9(22H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−22.6ppm; (b)ビス(2−アセトキシ−2−シアノエチル)ジブチ
ル錫の分解 分解を100℃において例1における如くして実施し
た。2時間後にジブチル錫ジアセテーとアクリロニトリ
ルとの混合物を得た。出発物質は少なくとも含まれてい
なかった。
ル錫の分解 分解を100℃において例1における如くして実施し
た。2時間後にジブチル錫ジアセテーとアクリロニトリ
ルとの混合物を得た。出発物質は少なくとも含まれてい
なかった。
アクリロニトリルのスペクトル特性:CH2=CH CN NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=6.4−5.4 (C4H9)2Sn(OCOCH3]2のものについて:例1参照 例10 ビス(2−ホルミルオキシエチル)ジブチル錫の製造及
び分解 (a)ギ酸ビニルの製造 実施した操作手順は、ラウリン酸ビニルの製造について
の例1におけると同じであった。カデイオット(Cadiot)
装置(回転バンドを持つ50cmカラム)において蒸留を
実施した。得られた生成物は、次の式 H2C=CHOCOH(100kPa下にb.p.=45℃) を有していた。
び分解 (a)ギ酸ビニルの製造 実施した操作手順は、ラウリン酸ビニルの製造について
の例1におけると同じであった。カデイオット(Cadiot)
装置(回転バンドを持つ50cmカラム)において蒸留を
実施した。得られた生成物は、次の式 H2C=CHOCOH(100kPa下にb.p.=45℃) を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=8.05(1H,s); 7.32(1H,dd);4.95(1H,dd);4.65(1H,dd) (b)ビス(2−ホルミルオキシエチル)ジブチル錫の製
造及び分解 例5の操作手順に従ってパイレックス 製管においてギ
酸ビニルへのジブチル錫ジハイドライドの添加を30〜
35℃で実施した。生成物は単離しなかった。と云うの
は、それは形成時に分解したからである。
造及び分解 例5の操作手順に従ってパイレックス 製管においてギ
酸ビニルへのジブチル錫ジハイドライドの添加を30〜
35℃で実施した。生成物は単離しなかった。と云うの
は、それは形成時に分解したからである。
ここにはジブチル錫ジホルメート(C4H9)2Sn(OCOH)2のス
ペクトル特性のみを記載する。
ペクトル特性のみを記載する。
スペクトル特性: NMR1H(C6C6,TMS内部)δ(ppm)=8.25(2H,s); 1.8−0.9(18H,m) NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−102.5ppm; 例11 ビス(2−エトキシカルボニルオキシエチル)ジブチル
錫の製造及び分解 (a)エチルビニルカーボネートの製造 2つの管を備えた250ccの丸底フラスコに6.14g
(0.13モル)のエタノール、10.5gのピリジン及び
80mのペンタンを入れた。14.2g(0.13モル)のクロル
ギ酸ビニルを50mのペンタン中に溶解させた溶液を
周囲温度において磁気攪拌機で攪拌しながら滴下した。
得られたピリジニウムヒドロクロリドは沈澱した。添加
が完了した後に攪拌を3時間維持した。次いで、反応混
合物を水中に溶解させると、沈澱物も溶解した。
錫の製造及び分解 (a)エチルビニルカーボネートの製造 2つの管を備えた250ccの丸底フラスコに6.14g
(0.13モル)のエタノール、10.5gのピリジン及び
80mのペンタンを入れた。14.2g(0.13モル)のクロル
ギ酸ビニルを50mのペンタン中に溶解させた溶液を
周囲温度において磁気攪拌機で攪拌しながら滴下した。
得られたピリジニウムヒドロクロリドは沈澱した。添加
が完了した後に攪拌を3時間維持した。次いで、反応混
合物を水中に溶解させると、沈澱物も溶解した。
有機相を回収し、塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄水
が中性になるまで洗浄し、そして硫酸マグネシウムで脱
水した。溶剤を蒸留によって除去した。次いで、エチル
ビニルカーボネートを100kPa下に115℃で蒸留し
た。
が中性になるまで洗浄し、そして硫酸マグネシウムで脱
水した。溶剤を蒸留によって除去した。次いで、エチル
ビニルカーボネートを100kPa下に115℃で蒸留し
た。
得られた生成物は、次の式 H2C=CHOCOOCH2CH3(100kPa下にb.p.=115−116℃)を有
していた。
していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=6.95(1H,dd); 4.75(1H,dd);4.42(1H,dd);4.15(2H,q); 1.3(3H,t) (b)ビス(2−エトキシカルボニルオキシエチル)ジブ
チル錫の合成 操作手順は、例1におけるものと同じであった。
チル錫の合成 操作手順は、例1におけるものと同じであった。
露出時間は2時間であった。
目的化合物は定量的に得られた。
(C4H9)2Sn(CH2CH2OCOOCH2CH3)2 スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=4.3(4H,t); 4.1(4H,q);1.5−0.9(28H,m) (c)ビス(2−エトキシカルボニルオキシエチル)ジブ
チル錫の分解 これは、20℃で急速に行われそしてジエトキシジブチ
ル錫(C4H9)2Sn(OCH2CH3)2をもたらした。
チル錫の分解 これは、20℃で急速に行われそしてジエトキシジブチ
ル錫(C4H9)2Sn(OCH2CH3)2をもたらした。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=3.7(4H,q); 1.5−0.9(24H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ=−154.5ppm 例12 ビス(2−アセトキシエチル)ジフェニル金の製造及び
分解 (a)ジフェニル錫ジハイドライドの製造 実施した操作手順は、ジブチル錫ジハイドライドの合成
について例1で用いたものと同じであった。この生成物
は不安定であった。これは、きれいなガラス装置(連結
部にグリースをつけない)での蒸留を必要とした。これ
は、球管において0.27kPaの真空下に100〜110℃
(炉温度)で実施された。
分解 (a)ジフェニル錫ジハイドライドの製造 実施した操作手順は、ジブチル錫ジハイドライドの合成
について例1で用いたものと同じであった。この生成物
は不安定であった。これは、きれいなガラス装置(連結
部にグリースをつけない)での蒸留を必要とした。これ
は、球管において0.27kPaの真空下に100〜110℃
(炉温度)で実施された。
(b)ビス(2−アセトキシエチル)ジフェニル錫の製造 無水シクロヘキサンを収容するパイレックス 管に化学
論量的量のジフェニル錫ジハイドライド及び酢酸ビニル
を入れた。反応混合物を紫外線照射に30℃で1時間さ
らした。次いで、周囲温度において真空下に溶剤を除去
した。生成物は、定量的に得られそして次の式 (C6H5)2Sn(CH2CH2OCOCH3)2 を有していた。
論量的量のジフェニル錫ジハイドライド及び酢酸ビニル
を入れた。反応混合物を紫外線照射に30℃で1時間さ
らした。次いで、周囲温度において真空下に溶剤を除去
した。生成物は、定量的に得られそして次の式 (C6H5)2Sn(CH2CH2OCOCH3)2 を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=7.6−6.9(10H,m);4.75
−3.7(4H,m);1.75−0.9(10H,m) (c)ビス(2−アセトキシエチル)ジフェニル錫の分解 純化合物の分解は、150℃で1時間後に完全であり、
そして式 (C6H5)2Sn(OCOCH3)2 のジフェニル錫ジアセテートをもたらした。
−3.7(4H,m);1.75−0.9(10H,m) (c)ビス(2−アセトキシエチル)ジフェニル錫の分解 純化合物の分解は、150℃で1時間後に完全であり、
そして式 (C6H5)2Sn(OCOCH3)2 のジフェニル錫ジアセテートをもたらした。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=7.9−7.0(10H,m);1.8
(4H,m);(6H,s) 例13 ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジフェニル錫の製
造及び分解 (a)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジフェニル錫
の製造 この化合物は、先の例12におけると同じ条件下に得ら
れた。生成物は次の式 (C6H5)2Sn(CH2CH2OCOC11H23)2 を有していた。
(4H,m);(6H,s) 例13 ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジフェニル錫の製
造及び分解 (a)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジフェニル錫
の製造 この化合物は、先の例12におけると同じ条件下に得ら
れた。生成物は次の式 (C6H5)2Sn(CH2CH2OCOC11H23)2 を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)t(ppm)=7.5−6.9(10H,m);4.75
−3.7(4H,m);2.2−0.75(50H,m) (b)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジフェニル錫
の分解 150℃て1時間後に、この化合物は消失した。
−3.7(4H,m);2.2−0.75(50H,m) (b)ビス(2−ラウロイルオキシエチル)ジフェニル錫
の分解 150℃て1時間後に、この化合物は消失した。
ジフェニル錫ジラウレコートが得られた。
(C6H5)2Sn(OCOC11H23)2 スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)t(ppm)=7.75−7.0(10H,m);2.2
−0.75(46H,m) 例14 (a)ビス(2−エトキシエチル)ジブチル錫の製造 実施した操作手順は、酢酸ビニルを(0.02モル)のビニ
ルエチレートで置きかえたことを除いて例1におけると
同じであった。
−0.75(46H,m) 例14 (a)ビス(2−エトキシエチル)ジブチル錫の製造 実施した操作手順は、酢酸ビニルを(0.02モル)のビニ
ルエチレートで置きかえたことを除いて例1におけると
同じであった。
溶液を密封管に窒素雰囲気下でアゾビスイソブチロニト
リル(0.01モル)の存在下に入れ、そして磁気攪拌機で
80℃において5時間攪拌した。
リル(0.01モル)の存在下に入れ、そして磁気攪拌機で
80℃において5時間攪拌した。
最も多い量で得られた生成物は、式 (C4H9)2Sn(CH2CH2OCH2CH3)2 を有していた。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=3.5ppm(8H,m); 0.9−1.6ppm(28H,m); NMR119Snδppm=−17.7ppm (b)ビス(2−エトキシエチル)ジブチル錫の分解 純化合物の分解は、180℃で2時間30分後に完全で
あり、そして式 (C4H9)2Sn(OCH2CH3)2 のジエトキシジブチル錫をもたらした。
あり、そして式 (C4H9)2Sn(OCH2CH3)2 のジエトキシジブチル錫をもたらした。
スペクトル特性: NMR1H(CCl4,TMS内部)δ(ppm)=3.7(4H,q); 1.5−0.9(24H,m); NMR119Sn(C6D6,(CH3)4Sn内部)δ(ppm)= −154.5ppm 例15〜17及び比較例18〜21 ジオールとジイソシアネートと有機錫化合物との混合に
よる反応塊の製造 反応体 用いたジオールは1,4−ブタンジオールと分子量1,000の
ポリエステル(この鎖の各端はOH官能基を有する)と
の混合物である。
よる反応塊の製造 反応体 用いたジオールは1,4−ブタンジオールと分子量1,000の
ポリエステル(この鎖の各端はOH官能基を有する)と
の混合物である。
用いたジイソシアネートは、IPDI即ち式 の3−イソシアナトメチル−3,5,5,−トリメチルシクロ
ヘキシルイソシアネートであった。
ヘキシルイソシアネートであった。
有機錫化合物は、ジオールとIPDIとの混合物(乾燥
抽出物)100部当り化合物0.03部の割合で用いられ
た。
抽出物)100部当り化合物0.03部の割合で用いられ
た。
操作手順 次のもの、 5.26gのポリエーテル、 0.8gの1,4−ブタンジオール、 を真空フラスコに入れた。
混合物をガス抜きし、そして0.15gの有機錫化合物を5
0mの無水エーテル中に溶解させた溶液を1m加え
た。
0mの無水エーテル中に溶解させた溶液を1m加え
た。
減圧下に溶剤を蒸発させ、そして3.94gのIPDIを加
えた。
えた。
最終反応混合物を2分間脱ガスした。
例15〜21では、同じ反応混合物を使用した。これら
の例の各々における有機錫化合物の種類は次の通りであ
る。
の例の各々における有機錫化合物の種類は次の通りであ
る。
例15:例1で製造したビス(2−アセトキシエチル)
ジブチル錫 例16:例3で製造したビス(2−ラウロイルオキシエ
チル)ジブチル錫 例17:例5で製造したビス[2−(2−エチルヘキサ
ノイルオキシ)エチル]ジブチル錫 例18:有機錫化合物を使用しない対照 例19:ジブチル錫ジアセテート 例20:ジブチル錫ジラウレート 例21:ジブチル錫ジ(2−エチルヘキサノエート) 各例の反応混合物を3つの部分に分割した。
ジブチル錫 例16:例3で製造したビス(2−ラウロイルオキシエ
チル)ジブチル錫 例17:例5で製造したビス[2−(2−エチルヘキサ
ノイルオキシ)エチル]ジブチル錫 例18:有機錫化合物を使用しない対照 例19:ジブチル錫ジアセテート 例20:ジブチル錫ジラウレート 例21:ジブチル錫ジ(2−エチルヘキサノエート) 各例の反応混合物を3つの部分に分割した。
最初の部分は周囲温度(20℃)でのゲルタイム(保存
寿命の長さ)を測定するに使用し、そして第二及び第三
のものはそれぞれ100℃及び140℃での架橋時間を
測定するのに使用した。
寿命の長さ)を測定するに使用し、そして第二及び第三
のものはそれぞれ100℃及び140℃での架橋時間を
測定するのに使用した。
得られた結果を次の表に集めた。
上記の表では、反応塊は本発明(例15〜17)の潜触
媒では有機錫化合物を全く使用しない場合(対照例1
8)と同じ保存寿命を有することを示している。
媒では有機錫化合物を全く使用しない場合(対照例1
8)と同じ保存寿命を有することを示している。
反応塊の架橋時間は、潜触媒を使用したときにはその反
応する熱分解生成物を直接使用したとき(例19〜2
1)と同じ程度であるがしかし僅かに長い。
応する熱分解生成物を直接使用したとき(例19〜2
1)と同じ程度であるがしかし僅かに長い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミシェル・プレール フランス国タランス、リュ・デュ・オー・ カレ、45 (56)参考文献 特開 昭55−27375(JP,A) 特開 昭56−147813(JP,A) 特開 昭57−87415(JP,A) 米国特許3206489(US,A)
Claims (7)
- 【請求項1】一般式 [式中、 Rは、同種又は異種であってよく、そして線状又は分枝
状C1〜C20アルキル基、単核アリール基、アルキル部
分中に1〜6個の炭素原子を有するアラルキル及びアル
カリール基の中から選択され、 R1及びR2基は、同種又は異種であってよく、そして
水素原子、シアノ基、C1〜C6アルキル基、アルキル
部分中に1〜6個の炭素原子を有するアルコキシカルボ
ニル基の中から選択され、更にR1及びR2は互いに結
合して5〜8個の炭素原子を有する飽和炭化水素環を形
成することもでき、 R3基は、水素原子、線状又は分枝状C1〜C20アルキ
ル基、線状又は分枝状C1〜C20アルコキシ基、単核ア
リール基及び単核アリールオキシ基の中から選択され、
そして aは0又は1である] の錫(IV)の四配位化合物。 - 【請求項2】Rがブチル、オクチル及びフェニル基の中
から選択され、 R1が水素原子であり、 R2が水素原子、メチル及びシアノ基の中から選択さ
れ、 R3が水素原子、メチル、2−エチルフェニル、ノニ
ル、ウンデカノイル、メトキシ及びエトキシ基の中から
選択され、 a=1、 であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の錫
(IV)化合物。 - 【請求項3】式(I)においてR=ブチル、R1=R2
=H、R3=メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジ
ブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジオクチル
錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチル)
ジブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチ
ル)ジオクチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
2−エチルペンチルのビス[2−(2−エチルヘキサノ
イルオキシ)エチル]ジブチル錫、 式(I)においてR=オクチル、R1=R2=H、R3
=2−エチルペンチルのビス[2−(2−エチルヘキサ
ノイルオキシ)エチル]ジオクチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
ノニル(1−位置に第四炭素を有する)のビス(2−デ
カノイルオキシエチル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=H、R2=R3=
メチルのビス(2−アセトキシ−2−メチルエチル)ジ
ブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=H、R2=CN、
R3=メチルのビス(2−アセトキシ−2−シアノエチ
ル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=R3=Hの
ビス(2−ホルミルオキシエチル)ジブチル錫、 式(I)においてR=ブチル、R1=R2=H、R3=
エトキシのビス(2−エトキシカルボニルオキシエチ
ル)ジブチル錫、 式(I)においてR=フェニル、R1=R2=H、R3
=メチルのビス(2−アセトキシエチル)ジフェニル
錫、 式(I)においてR=フェニル、R1=R2=H、R3
=ウンデカノイルのビス(2−ラウロイルオキシエチ
ル)ジフェニル錫、 の中から選択される特許請求の範囲第1項記載の錫(I
V)化合物。 - 【請求項4】式(II) (R)2SnH2 (II) のジオルガノ錫ジハライドと、式(III) のエノールカルボキシレート又はアルコラートとのヒド
ロスタンネーション反応によって式(I) の錫(IV)化合物を製造する方法。 上記式において、 Rは、同種又は異種であってよく、そして線状又は分枝
状C1〜C20アルキル基、単核アリール基、アルキル部
分中に1〜6個の炭素原子を有するアラルキル及びアル
カリール基の中から選択され、 R1及びR2基は、同種又は異種であってよく、そして
水素原子、シアノ基、C1〜C6アルキル基、アルキル
部分中に1〜6個の炭素原子を有するアルコキシカルボ
ニル基の中から選択され、更にR1及びR2は互いに結
合して5〜8個の炭素原子を有する飽和炭化水素環を形
成することもでき、 R3基は、水素原子、線状又は分枝状C1〜C20アルキ
ル基、線状又は分枝状C1〜C20アルコキシ基、単核ア
リール基及び単核アリールオキシ基の中から選択され、
そして aは0又は1である。 - 【請求項5】式(I) 式中、 Rは、同種又は異種であってよく、そして線状又は分枝
状C1〜C20アルキル基、単核アリール基、アルキル部
分中に1〜6個の炭素原子を有するアラルキル及びアル
カリール基の中から選択され、 R1及びR2基は、同種又は異種であってよく、そして
水素原子、シアノ基、C1〜C6アルキル基、アルキル
部分中に1〜6個の炭素原子を有するアルコキシカルボ
ニル基の中から選択され、更にR1及びR2は互いに結
合して5〜8個の炭素原子を有する飽和炭化水素環を形
成することもでき、 R3基は、水素原子、線状又は分枝状C1〜C20アルキ
ル基、線状又は分枝状C1〜C20アルコキシ基、単核ア
リール基及び単核アリールオキシ基の中から選択され、
そして aは0又は1である]の化合物を、 式 [式中、R、R3及びaは式(I)におけると同じ意味
を有する] の錫(IV)ジオルガノジカルボキシレート又はジオルガ
ノジアルコラートが得られるまで加熱することを特徴と
する該化合物の熱分解法。 - 【請求項6】水、有機第二アミン、有機アルコール、シ
ラノール官能基を有する有機けい素化合物及びメチルカ
プト官能基(SH)を有する有機化合物の中から選択さ
れる有効量の求核性薬剤を加えることを特徴とする特許
請求の範囲第5項記載の方法。 - 【請求項7】有機ポリイソシアネートと活性水素原子を
含有する少なくとも2個の基を持つ有機化合物との間の
反応によってポリウレタンを製造するに当り、触媒とし
て、一般式(I) [式中、 Rは、同種又は異種であってよく、そして線状又は分枝
状C1〜C20アルキル基、単核アリール基、アルキル部
分中に1〜6個の炭素原子を有するアラルキル及びアル
カリール基の中から選択され、 R1及びR2基は、同種又は異種であってよく、そして
水素原子、シアノ基、C1〜C6アルキル基、アルキル
部分中に1〜6個の炭素原子を有するアルコキシカルボ
ニル基の中から選択され、更にR1及びR2は互いに結
合して5〜8個の炭素原子を有する飽和炭化水素環を形
成することもでき、 R3基は、水素原子、線状又は分枝状C1〜C20アルキ
ル基、線状又は分枝状C1〜C20アルコキシ基、単核ア
リール基及び単核アリールオキシ基の中から選択され、
そして aは0又は1である] の化合物を使用し、そしてその反応混合物を触媒の分解
温度以上の温度に加熱することからなるポリウレタンの
製造法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8805554A FR2630444B1 (fr) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | Composes d'etain utilisables notamment comme catalyseurs latents pour la preparation de polyurethannes |
| FR88/05554 | 1988-04-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01311115A JPH01311115A (ja) | 1989-12-15 |
| JPH0647610B2 true JPH0647610B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=9365703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1095457A Expired - Fee Related JPH0647610B2 (ja) | 1988-04-21 | 1989-04-17 | ポリウレタン製造用の潜触媒として特に使用するための錫化合物 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0343086B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0647610B2 (ja) |
| AT (1) | ATE84039T1 (ja) |
| BR (1) | BR8901863A (ja) |
| CA (1) | CA1311765C (ja) |
| DE (1) | DE68904116D1 (ja) |
| FR (1) | FR2630444B1 (ja) |
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| US6056870A (en) * | 1994-08-25 | 2000-05-02 | Reed; Larry E. | Method of promoting the decomposition of silicon compounds in a process for depositing silicon upon a metal surface |
| EP0977579B1 (en) * | 1997-04-22 | 2009-03-11 | Curator Of The University Of Missouri | Gastrin receptor-avid peptide conjugates |
| ES2205812T3 (es) | 1998-04-27 | 2004-05-01 | Essex Specialty Products, Inc. | Metodo para unir un vidrio de ventana a un sustrato utilizando una composicion adhesiva con funcionalidad silano. |
| JP2002513045A (ja) | 1998-04-27 | 2002-05-08 | ザ ダウ ケミカル カンパニー | カプセル化された活性物質 |
| GB2352718A (en) * | 1999-08-04 | 2001-02-07 | Coates Brothers Plc | Photoinitiators |
| DE10209396A1 (de) * | 2002-03-02 | 2003-09-18 | Basf Coatings Ag | Von unlöslichen Festkörpern freie Elekrotauchlacke (ETL) |
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1989
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