JPH0647682A - 軸用および孔用止め輪の脱着具 - Google Patents

軸用および孔用止め輪の脱着具

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JPH0647682A
JPH0647682A JP17357591A JP17357591A JPH0647682A JP H0647682 A JPH0647682 A JP H0647682A JP 17357591 A JP17357591 A JP 17357591A JP 17357591 A JP17357591 A JP 17357591A JP H0647682 A JPH0647682 A JP H0647682A
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rod
pin hole
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 左右の先部の回し操作により、両係止突部と
左右の握り杆を、孔用止め輪の脱着が可能な孔用と、軸
用止め輪の脱着が可能な軸用とに自在に変更してセット
し得るようにする。 【構成】 左右一対の握り杆2,3と、その軸支部を重
合状に軸支する支軸6とを有する。軸線に対して幾分弯
曲状の係止突部39,40を先端に有している左右一対
の先部27,35は、軸端の歯車部が左右の可動ピン2
0,22の歯部とそれぞれ噛み合っている。係止突部3
9,40が内側に向けられた時に、右可動ピン20がピ
ン孔内を移動して同ピン孔と左握り杆3の右係合孔に亘
り係合する一方、左可動ピン22がピン孔内を移動して
同ピン孔と右握り杆2の左係合孔に亘り係合し、握り杆
の開閉を係止突部に伝達する。係止突部が外側に向けら
れた時は、ピンの逆の移動により逆の伝達がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸の溝に脱着される軸
用止め輪および孔の溝に脱着される孔用止め輪を、それ
ぞれ脱着する際に用いられる脱着具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の脱着具には、軸面の溝に対して軸
用止め輪をその両端を広げて脱着可能な軸用のものと、
孔面の溝に対して孔用止め輪をその両端を近づけて脱着
可能な孔用のものとがあり、それぞれ専用の脱着具にな
っている。具体的には、軸用止め輪の脱着に用いられる
脱着具は、先側の係止突部と元側の握り部を略く形状に
連続形成した左右対称状の杆が、両係止突部が平行した
態様に、その屈曲部分双方を軸支・連結されており、両
先部における係止突部は互いに離れる方向に曲ってい
て、使用時に、この係止突部を止め輪両端の穴に挿入し
て、握り部を握り締めて両係止突部で止め輪両端を広げ
る際に、止め輪の穴と係止突部との係止関係が外れない
ようにして、軸面の溝に軸用止め輪を確実に脱着し得る
ようにしている。
【0003】また、孔用止め輪の脱着に用いられる脱着
具は、先側に係止突部を有して元側に握り部を有してい
る左右一対の杆がX状に交差されて、その交差部を軸支
されており、両先部における係止突部は互いに接近する
方向に曲っていて、使用時に、この係止突部を止め輪両
端の穴に挿入して、握り部を握り締めて両係止突部で止
め輪両端を近づける際に、止め輪の穴と係止突部との係
止関係が外れないようにして、孔面の溝に孔用止め輪を
確実に脱着し得るようにしている。
【0004】しかしながら、これらの脱着具では軸用止
め輪そして孔用止め輪の双方に共用できない問題があ
る。このような問題を解決するものとして米国特許第44
76750号明細書に提案されている軸用および孔用の止め
輪の脱着具(図14〜15参照)がある。この脱着具は、右
可動ピン60と左可動ピン61を反対方向に押し操作して、
軸用と孔用とに切り替え自在であり、右作動杆62と右握
り杆63とを右可動ピン60で、左作動杆64と左握り杆65と
を左可動ピン61でそれぞれ一体連動状に連接して、支軸
66を支点として動作可能な軸用、あるいは、左作動杆64
と右握り杆63とを左可動ピン61で、右作動杆62と左握り
杆65とを右可動ピン60でそれぞれ一体連動状に連接し
て、支軸66を支点として動作可能な孔用にセットするこ
とにより、左右の握り杆63,65が握り締められると、左
右の作動杆62,64 先の両係止突部67,68 が互いに離れる
方向に動いたり、逆に接近する方向に動くようにしてい
るものである。
【0005】したがって、軸用止め輪の脱着時には、右
可動ピン60を押し上げて、同ピンを右作動杆62のピン孔
69と右握り杆63の右係合孔70とに亘り係合させて、右作
動杆62と右握り杆63を一体連動状に連接する一方、左可
動ピン61を押し下げて、同ピンを左作動杆64のピン孔71
と左握り杆65の左係合孔72とに亘り係合させて、左作動
杆64と左握り杆65を一体連動状に連接することにより、
左右の握り杆63,65 を握り締めて、両係止突部67,68 で
止め輪両端を広げて軸の溝に嵌合状に取付けることがで
きる。そして、孔用止め輪の脱着時には、軸用止め輪の
脱着時とは反対に、左可動ピン61を押し上げて、同ピン
を左作動杆64のピン孔71と右握り杆63の左係合孔73とに
亘り係合させて、左作動杆64と右握り杆63を一体連動状
に連接する一方、右可動ピン60を押し下げて、同ピンを
右作動杆62のピン孔69と左握り杆65の右係合孔74とに亘
り係合させて、右作動杆62と左握り杆65を一体連動状に
連接することにより、左右の握り杆63,65 を握り締め
て、両係止突部67,68 で止め輪両端を近づけて孔の溝に
嵌合状に取付けることができ、一つの脱着具で軸用と孔
用の止め輪双方を脱着できるものである。
【0006】ところで、左右の係止突部は、軸用止め輪
を脱着させる場合では、前記した通り、互いに離れる方
向に曲った態勢になっていなければならず、そして、孔
用止め輪を脱着させる場合には、互いに接近する方向に
曲っている態勢を整えていなければならない。仮に、係
止突部の向きが適正に整えられていなければ、係止突部
から止め輪が外れて飛び危険である。
【0007】そのために、脱着する止め輪の種別(軸用
あるいは孔用)に応じて、左右の係止突部を軸線周りに
180 度回してセツトしなければならず、切り替えには、
係止突部を固定しているネジ75,76 を緩める、係止突部
を180 度回す、ネジ75,76 を締めて係止突部を再び固定
する、三通りの作業を左右の係止突部についてそれぞれ
行わなければならない。しかも、その上に、軸用と孔用
の両可動ピンを押し操作する作業があり、一つの脱着具
で軸用と孔用の止め輪双方を脱着できるものの、その切
り替え操作がかなり面倒で手間がかかるものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、軸用止め輪と孔用止め輪の切り替えが一つの作業で
出来ないことである。
【0009】
【課題を達成するための手段】本発明が前記の課題を達
成するために講じた手段は、左右一対の握り杆と、両握
り杆先部の軸支部を重合状に軸支する支軸と、左右の握
り杆に亘り架設されて、両握り杆元側を開いた状態に付
勢するバネと、前記軸支部間に介在した元側杆部におけ
る途中部を前記支軸と同軸心状に軸支されている左右一
対の作動杆と、右作動杆のピン孔に移動自在に保持され
て、前記軸支部における右係合孔のいずれかに係合可能
な右可動ピンと、左作動杆のピン孔に移動自在に保持さ
れて、前記両軸支部における左係合孔のいずれかに係合
可能な左可動ピンと、左右の作動杆のガイド孔にそれぞ
れ回転且つ抜き差し可能に挿着されていて、軸線に対し
て幾分弯曲状の係止突部を先端に有している左右一対の
先部と、左右の作動杆のガイド孔内にそれぞれ回転可能
に納められていて、左右の先部と一体回転可能に連動し
て、軸端の歯車部が前記左右の可動ピンにおける歯部と
ピン孔内でそれぞれ噛み合っている左右の回転軸とから
なり、左右の先部と左右の可動ピンとの連動関係が、係
止突部が内側に向けられた時に、右可動ピンがピン孔内
を移動して同ピン孔と左握り杆の右係合孔に亘り係合す
る一方、左可動ピンがピン孔内を移動して同ピン孔と右
握り杆の左係合孔に亘り係合し、そして、係止突部が外
側に向けられた時に、右可動ピンがピン孔内を移動して
同ピン孔と右握り杆の右係合孔に亘り係合する一方、左
可動ピンがピン孔内を移動して同ピン孔と左握り杆の左
係合孔に亘り係合し得るように連繋したことを特徴とす
る。
【0010】本発明における左右の先部は係止突部が直
角状に延設されている態様を含み、また、係止突部が止
め輪のサイズすなわち小形用のものから中形用のものま
で数タイプを揃えて、止め輪の脱着状況や止め輪サイズ
に応じて適宜の先部と付け替えて交換可能にする。この
左右の先部はクロムバナジウム鋼などの鍛造成型品であ
るのが好ましい。
【0011】
【作用】軸用止め輪の脱着時には、左右の係止軸部を掴
み孔用セット状態から180 度回して、それらの係止突部
が互いに離れた方向に曲っている態勢に整える。それに
ともない、両係止軸部の歯車部と噛合っている右可動ピ
ンおよび左可動ピンは互いに反対方向に移動させられ
て、右可動ピンは左握り杆の係合孔から外れて右作動杆
のピン孔と右握り杆の係合孔とに亘り係合し、左可動ピ
ンは右握り杆の係合孔から外れて左作動杆のピン孔と左
握り杆の係合孔とに亘り係合する。それにより、左右の
握り杆を握り締めて、両係止突部で軸用止め輪両端を広
げて、同止め輪を軸の溝に対して脱着自在である。
【0012】そして、孔用止め輪の脱着時には、左右の
係止軸部を掴み軸用セット状態から180 度回して、それ
らの係止突部が互いに接近した方向に曲っている態勢に
整える。それにともない、両係止軸部の歯車部と噛合っ
ている右可動ピンおよび左可動ピンは軸用セット時とは
反対の逆方向に移動して、左可動ピンは左握り杆の係合
孔から外れて左作動杆のピン孔と右握り杆の係合孔とに
亘り係合し、右可動ピンは右握り杆の係合孔から外れて
右作動杆のピン孔と左握り杆の係合孔とに亘り係合す
る。これにより、左右の握り杆を握り締めて、両係止突
部で孔用止め輪両端を近づけさせて、同止め輪を孔の溝
に対して脱着自在である。
【0013】
【実施例】図1〜6に例示した脱着具1では、右握り杆
2と左握り杆3の重合状の軸支部2a,3a を、同両先部の
軸孔4,5に亘り通した支軸6で軸支しており、この左
右の握り杆2,3における対向状の突起部7,8間には
コイルスプリング状のバネ9を架設して、バネ9の弾発
力によって左右の握り杆2,3が支軸6を支点として略
倒V状に開かれているようにする。
【0014】重合状の軸支部2a,3a 間には右作動杆10の
元側杆部10a と左作動杆11の元側杆部11a が並列状に介
在していて、この左右の元側杆部10a,11a における対向
面側の半円弧状軸部12,13 は軸孔4,5に遊嵌して、軸
部12,13 の間に形成された軸孔14に支軸6が貫通してお
り、左右の作動杆10,11 は支軸6を支点として先側杆部
10b,11b が平行した状態と略V状に開いた状態との間を
揺動自在にしている。
【0015】また、軸支部2aには軸孔4を頂点とする三
角形の二隅に右係合孔15と左係合孔16を、軸支部3aにも
同様に、軸孔5を頂点とする三角形の二隅に右係合孔17
と左係合孔18を形成していて、この右係合孔15,17 のい
ずれかに右の元側杆部10a のピン孔19に保持された右可
動ピン20が軸線方向に移動して係脱自在に、また、左係
合孔16,18 のいずれかに左の元側杆部11a のピン孔21に
保持された左可動ピン22が軸線方向に移動して係脱自在
にしてある。
【0016】右作動杆10にはピン孔19から先端まで貫通
するガイド孔23が穿けられていて、このガイド孔23内に
は回転軸24を納めている。回転軸24の元側端の歯車部25
はピン孔19内に突出して右可動ピン20のラック状歯部26
と噛み合っており、回転軸24の回転に追従して右可動ピ
ン20がピン孔19に沿い移動するようにしている。また、
ガイド孔23には右先部27における軸部28が着脱且つ回転
可能に挿入されていて、同軸部28端の係合溝29に回転軸
24の先側の係合突部30が一体回転可能に係合している。
【0017】同様に、左作動杆11のガイド孔31内には回
転軸32を納めて、回転軸32の元側端の歯車部33を左可動
ピン22のラック状歯部34と噛み合せ、また、ガイド孔31
には左先部35における軸部36を挿入していて、同軸部36
端の係合溝37に回転軸32の先側の係合突部38を一体回転
可能に係合させている。
【0018】右先部27は先端に係止突部39を軸線に対し
て幾分弯曲した態様に形成しており、この右先部27は18
0 度回し操作して、係止突部39が外側に向いて曲がった
状態の外向きと、内側に向いて曲がった状態の内向きと
に変更可能にしている。同様に、左先部35は先端に係止
突部40を形成しており、この左先部35は180 度回し操作
して、係止突部40が外側に向いた状態と内側に向いた状
態とに変更可能にしている。
【0019】右先部27と右可動ピン20との連動関係は、
右先部27を右周りあるいは左周りに180 度回して、係止
突部39を外向きから内向きに変えるのにともない、右先
部27と一体連動状の歯車部25が同じく180 度回転し且つ
右可動ピン20が従動してピン孔19内を移動して同ピン孔
19と右係合孔17に亘り係合するようにしてあり、右作動
杆10を通じて右先部27と左握り杆3を一体連動状に連結
自在にしてある。また、右先部27を右周りあるいは左周
りに180 度回して、係止突部39を内向きから外向きに変
えるのにともない、右先部27と一体連動状の歯車部25が
同じく180 度回転し且つ右可動ピン20が従動してピン孔
19内を移動して同ピン孔19と右係合孔15に亘り係合する
ようにしてあり、右作動杆10を通じて右先部27と右握り
杆2を一体連動状に連結自在にしてある。
【0020】同様に、左先部35と左可動ピン22との連動
関係は、左先部35を右周りあるいは左周りに180 度回し
て、係止突部40を外向きから内向きに変えるのにともな
い、左先部35と一体連動状の歯車部33が同じく180 度回
転し且つ左可動ピン22が従動してピン孔21内を移動して
同ピン孔21と左係合孔16に亘り係合するようにしてあ
り、左作動杆11を通じて左先部35と右握り杆2を一体連
動状に連結自在にしてある。また、左先部35を右周りあ
るいは左周りに180 度回して、係止突部40を内向きから
外向きに変えるのにともない、左先部35と一体連動状の
歯車部33が同じく180 度回転し且つ左可動ピン22が従動
してピン孔21内を移動して同ピン孔21と左係合孔18に亘
り係合するようにしてあり、左作動杆11を通じて左先部
35と左握り杆3を一体連動状に連結自在にしてある。
【0021】右先部27における軸部28の軸面に設けられ
た環状溝41には右作動杆10側のボール状ストッパー42が
コイルスプリング状バネ43で押されて噛んでいて、右先
部27を意図して抜き外さない限り抜けなくしている。ス
トッパー42およびバネ43はボール孔44から抜け出ないよ
うに螺子状の止め具45で抜け止めされている。また、環
状溝41には係止突部39の弯曲方向側の溝部分および相対
位置の溝部分に係合窪部46がそれぞれ設けられていて、
いずれかの係合窪部46にストッパー42が噛んだ際に、係
止突部39は外側に向いた状態あるいは内側に向いた状態
にそれぞれロックされるようにしてある。係止突部39は
弯曲状の内側面に沿い細溝47を形成していて、止め輪の
脱着時に係止突部39が止め輪の係止孔から外れないよう
にスベリ止めしてある。
【0022】同様に、左先部35における軸部36の環状溝
48にはストッパー49がバネ50で押されて噛んでいて、左
先部35を意図して抜き外さない限り抜けなくしている。
ストッパー49およびバネ50はボール孔51から抜け出ない
ように螺子状の止め具52で抜け止めされている。また、
環状溝48におけるいずれかの係合窪部53にストッパー49
が噛んだ際に、係止突部40は外側に向いた状態あるいは
内側に向いた状態にそれぞれロックされるようにしてあ
る。係止突部40は弯曲状の内側面に沿い細溝54を形成し
ている。
【0023】これにより、左右の先部27,35 を回し操作
して、両係止突部39,47 が互いに内側に向き合った状態
の孔用に変えれば、右作動杆10および左作動杆11を介し
た左右の先部27,35 と握り杆2,3との連動関係も孔用
に自動的にセットされて整えられる。そして、左右の先
部27,35 を回し操作して、両係止突部39,47 が互いに外
側に向いた状態の軸用に変えれば、右作動杆10および左
作動杆11を介した左右の先部27,35 と握り杆2,3との
連動関係も軸用に自動的にセットされて整えられる。
(図7参照)
【0024】図8に例示したストッパー42,49 では、同
ストッパーをそれぞれバネ43,50 ともども止め具45,52
の収納孔45a,52a 内に同孔から抜け出ないように取付け
ていて、ストッパーおよびバネがバラバラにならぬよう
にすると共に組立てしやすくしている。図9に例示した
左右の先部55,56 では、各係止突部57,58 をそれぞれ直
角状に延設していて、脱着具を軸または孔の軸線と直角
に向けた状態で、止め輪の脱着を行えるようにしてあ
り、脱着状況に応じて付け替えて用いる。
【0025】図10および図11における脱着具1は孔用に
セットした状態を示しており、右先部27および左先部35
の両係止突部39,47 は互いに内側に向き合い、右先部27
と一体連動状の右可動ピン20は右作動杆10におけるピン
孔19と左握り杆3の右係合孔17とに亘り係合し、右先部
27と左握り杆3は右作動杆10を通じて一体に連結してい
る。そして、左先部35と一体連動状の左可動ピン22は左
作動杆11におけるピン孔21と右握り杆2の左係合孔16に
亘り係合し、左先部35と右握り杆2は左作動杆11を通じ
て一体に連結している。これにより、左右の握り杆2,
3を握り締めて、両係止突部39,47 で孔用止め輪の両端
を狭めて孔における溝に対して脱着し得る。
【0026】図12および図13における脱着具1は軸用に
セットした状態を示しており、右先部27および左先部35
の両係止突部39,47 は互いに外側に向き、右先部27と一
体連動状の右可動ピン20は右作動杆10におけるピン孔19
と右握り杆2の右係合孔15とに亘り係合し、右先部27と
右握り杆2は右作動杆10を通じて一体に連結している。
そして、左先部35と一体連動状の左可動ピン22は左作動
杆11におけるピン孔21と左握り杆3の左係合孔18に亘り
係合し、左先部35と左握り杆3は左作動杆11を通じて一
体に連結している。これにより、左右の握り杆2,3を
握り締めて両係止突部39,47 で軸用止め輪の両端を広げ
て軸における溝に対して脱着し得る。
【0027】
【発明の効果】
A.左右の先部を回して、両係止突部が互いに内側に向
き合った状態の孔用か、両係止突部が互いに外側に向い
た状態の軸用に変えるだけの操作によって、右作動杆お
よび左作動杆を介した左右の先部と握り杆との連動関係
を自動的に孔用、軸用にセットすることができる。
【0028】B.孔用あるいは軸用に一つの作業で簡単
に変更でき、取扱いが容易であると共に両係止突部と左
右の握り杆との連動関係に不都合をきたすことがないの
で、何人でも自在に使える工具として有用である。
【0029】C.左右の先部を、止め輪の脱着状況や止
め輪サイズに応じて、適宜の先部と付け替えて交換でき
るため、脱着する止め輪に最適の係止突部を持つ先部を
選択して、適確且つ迅速に止め輪を脱着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の軸用および孔用止め輪の脱着具の一
実施例を示す平面図。
【図2】 図1の(2)-(2) 線に沿える拡大縦断面図。
【図3】 図1の(3)-(3) 線に沿える拡大縦断面図。
【図4】 部分拡大横断面図。
【図5】 ストッパーの部分拡大横断面図。
【図6】 先部と回転軸の継ぎ関係を示す部分拡大斜視
図。
【図7】 左右の先部を回し操作して、孔用、軸用に変
更した状態を示す斜視図。
【図8】 ストッパーの他の実施例を示す部分拡大横断
面図。
【図9】 先部の他の実施例を示す部分拡大斜視図。
【図10】 図1の脱着具を孔用にセットした状態の部分
平面図。
【図11】 図10の(11)-(11) 線に沿える拡大縦断面図。
【図12】 図1の脱着具を軸用にセットした状態の部分
平面図。
【図13】 図12の(13)-(13) 線に沿える拡大縦断面図。
【図14】 従来の軸用および孔用止め輪の脱着具を示す
平面図。
【図15】 図14の(15)-(15) 線に沿える拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 脱着具 2 右握り杆 2a 右握り杆の軸支部 7 右握り杆の突起 15 右握り杆の右係合孔 16 右握り杆の左係合
孔 3 左握り杆 3a 左握り杆の軸支部 8 左握り杆の突起 17 左握り杆の右係合
孔 18 左握り杆の左係合孔 4,5 軸孔 6 支軸 10 右作動杆 10a 右作動杆の元側杆部 12 右作動杆の軸部 19 右作動杆のピン孔 23 右作動杆のガイド
孔 44 右作動杆のボール孔 11 左作動杆 11a 左作動杆の元側杆部 13 左作動杆の軸部 21 左作動杆のピン孔 31 左作動杆のガイド
孔 51 左作動杆のボール孔 14 軸孔 20 右可動ピン 26 右可動ピンのラッ
ク状歯部 22 左可動ピン 34 左可動ピンのラッ
ク状歯部 24,32 回転軸 25,34 歯車部 27,55 右先部 28 右先部の軸部 29 右先部の係合溝 39,57 右先部の係止
突部 41 右先部の環状溝 46 右先部の係合窪部 47 右先部の細溝 35,56 左先部 36 左先部の軸部 37 左先部の係合溝 40,58 左先部の係止突部 48 左先部の環状溝 53 左先部の係合窪部 54 左先部の細溝 42,49 ストッパー 9, 43,50 バネ 45,52 止め具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の握り杆2,3と、両握り杆
    2,3先部の軸支部2a,3a を重合状に軸支する支軸6
    と、左右の握り杆2,3に亘り架設されて、両握り杆元
    側を開いた状態に付勢するバネ9と、前記軸支部2a,3a
    間に介在した元側杆部10a,11a における途中部を前記支
    軸6と同軸心状に軸支されている左右一対の作動杆10,1
    1 と、右作動杆10のピン孔19に移動自在に保持されて、
    前記両軸支部2a,3a における右係合孔15,17 のいずれか
    に係合可能な右可動ピン20と、左作動杆11のピン孔21に
    移動自在に保持されて、前記軸支部2a,3a における左係
    合孔16,18 のいずれかに係合可能な左可動ピン22と、左
    右の作動杆10,11 のガイド孔23,31 にそれぞれ回転且つ
    抜き差し可能に挿着されていて、軸線に対して幾分弯曲
    状の係止突部39,57 を先端に有している左右一対の先部
    27,35 と、左右の作動杆10,11 のガイド孔23,31 内にそ
    れぞれ回転可能に納められていて、左右の先部27,35 と
    一体回転可能に連動して、軸端の歯車部25,34 が前記左
    右の可動ピン20,22 における歯部26,34 とピン孔19,21
    内でそれぞれ噛み合っている左右の回転軸24,32 とから
    なり、左右の先部27,35 と左右の可動ピン20,22 との連
    動関係が、係止突部39,40 が内側に向けられた時に、右
    可動ピン20がピン孔19内を移動して同ピン孔19と左握り
    杆3の右係合孔17に亘り係合する一方、左可動ピン22が
    ピン孔21内を移動して同ピン孔21と右握り杆2の左係合
    孔16に亘り係合し、そして、係止突部39,40 が外側に向
    けられた時に、右可動ピン20がピン孔19内を移動して同
    ピン孔19と右握り杆2の右係合孔15に亘り係合する一
    方、左可動ピン22がピン孔21内を移動して同ピン孔21と
    左握り杆3の左係合孔18に亘り係合し得るように連繋し
    たことを特徴とする軸用および孔用止め輪の脱着具。
  2. 【請求項2】 左右の先部55,56 における係止突部57,5
    8 が直角状に延設されている請求項1記載の軸用および
    孔用止め輪の脱着具。
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