JPH0647730U - 軸受の潤滑油供給装置 - Google Patents
軸受の潤滑油供給装置Info
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- JPH0647730U JPH0647730U JP8322692U JP8322692U JPH0647730U JP H0647730 U JPH0647730 U JP H0647730U JP 8322692 U JP8322692 U JP 8322692U JP 8322692 U JP8322692 U JP 8322692U JP H0647730 U JPH0647730 U JP H0647730U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 潤滑油供給装置を簡単で小型に構成し、かつ
信頼性を向上させる。 【構成】 油タンク11からポンプ12によって加圧さ
れた潤滑油を、クーラ14、フィルタ15および調圧弁
16を介して非常用油タンク19に供給する。非常用油
タンク19の底面には、軸受給油管20a,20bが形
成され、軸受17a,17bに潤滑油を供給する。非常
用油タンク19内には、歯車給油管21が突出して形成
され、絞り22を介してオーバフローする潤滑油を歯車
18に噴射する。
信頼性を向上させる。 【構成】 油タンク11からポンプ12によって加圧さ
れた潤滑油を、クーラ14、フィルタ15および調圧弁
16を介して非常用油タンク19に供給する。非常用油
タンク19の底面には、軸受給油管20a,20bが形
成され、軸受17a,17bに潤滑油を供給する。非常
用油タンク19内には、歯車給油管21が突出して形成
され、絞り22を介してオーバフローする潤滑油を歯車
18に噴射する。
Description
【0001】
本考案は、潤滑油を強制的に供給するための軸受の潤滑油供給装置、特に、停 電時等の非常時にも一定時間は潤滑油の供給が可能な軸受の潤滑油供給装置に関 する。
【0002】
従来からの非常給油装置を備える強制潤滑装置の典型的な先行技術を図5に示 す。図5において、通常時、潤滑油は油タンク1からポンプ2によって加圧され て、潤滑のために供給される。ポンプ2はモータ3によって回転駆動される。ポ ンプ2によって加圧された潤滑油は、クーラ4、フィルタ5および調圧弁6を介 して潤滑が必要な歯車装置7や回転装置などに供給される。調圧弁6と歯車装置 7との間には逆止め弁8が介在される。逆止め弁8と歯車装置7との間から潤滑 油の一部が分岐されて、歯車装置7よりも高所に設けられたヘッドタンク9に流 入する。ヘッドタンク9にはオーバフロー管10が設けられ、一定の量の潤滑油 が貯留され、オーバフローした潤滑油は油タンク1に戻される。
【0003】 停電などの非常時には、ポンプ2を回転駆動するモータ3や歯車装置7を回転 駆動するためのモータへの電力付勢が停止する。しかしながら歯車装置7の回転 モーメントが大きいようなときには、回転駆動力の停止後も慣性によって回転状 態がしばらく継続する。ポンプ2が停止した後でも回転状態が継続すると、歯車 装置7の軸受部分に十分な潤滑油が供給されなくなり、軸受部分に焼き付きが生 じるおそれがある。非常給油装置は、このような軸受の焼き付きを防止するため に設けられ、ヘッドタンク9および逆止め弁9aを含んで構成される。ポンプ2 が停止して歯車装置7に供給される潤滑油の油圧が低下すると、ヘッドタンク9 に貯留されていた潤滑油が逆止め弁9aを介して歯車装置7に供給される。駆動 力が停止しているので、歯車装置7の回転速度は一定時間が経過すれば低下し、 停止状態に近づく。そのため、潤滑が必要なのは回転速度が大きい範囲の時間で あり、その間に必要な潤滑油がヘッドタンク9には貯留される。
【0004】 特開平3−189499号公報で開示されている先行技術は、図5に示す先行 技術で外部に設けられているヘッドタンク9を軸受装置に内蔵するように構成し ている。独立したヘッドタンク9を外部に設けるのは、装置全体の構成が複雑化 し、据え付けや保守がやりにくいという問題があるので、軸受装置の上部に内蔵 して問題点の解決を図っている。
【0005】
前述の先行技術では、非常給油装置が通常時の給油系統に対して並列に設けら れている。このため、通常時と非常時との配管系統の切換えなどに逆止め弁など が必要であり、潤滑油の配管系統が複雑化している。また非常給油装置は通常時 には作動しないので、配管系統に詰まりなどが生じていても発見しにくく、非常 時に有効に作用し得ないおそれもある。
【0006】 本考案の目的は、簡単で小型な装置で非常給油を行うことができ、しかも信頼 性の高い軸受の潤滑油供給装置を提供することである。
【0007】
本考案は、軸受の上方に潤滑油の貯留部を設け、 この貯留部へポンプで潤滑油を供給し、貯留部から潤滑油を軸受に供給するこ とを特徴とする軸受の潤滑油供給装置である。
【0008】 また本考案は、前記貯留部にはオーバフロー管を設け、オーバフロー管に形成 する絞りを介して回転部に潤滑油を供給することを特徴とする。
【0009】
本考案に従えば、軸受の上方に潤滑油の貯留部が設けられる。貯留部へポンプ で潤滑油を供給すると、貯留部に潤滑油が貯留され貯留部から軸受に潤滑油が供 給される。非常時にポンプが停止すると、貯留部に貯留されていた潤滑油が軸受 に供給される。このようにポンプ、貯留部および軸受が直列に接続されているの で、潤滑油の配管系統が簡単であり、逆止め弁などを使用しない信頼性の高い非 常給油装置を実現することができる。貯留部は軸受の配管系統の途中に設ければ よいので、たとえば軸受ケーシングに内蔵することができ、潤滑油供給装置を小 型に構成することができる。
【0010】 また本考案に従えば、貯留部にはオバーフロー管を設け、オバーフロー管に形 成する絞りを介して回転部に潤滑油を供給する。貯留部にオバーフロー管を設け ることによって、貯留部に貯留される潤滑油の量を一定に保つことができる。オ バーフロー管には絞りが設けられているので、潤滑油が流れるときの流体抵抗に よって潤滑油の圧力が維持され、軸受への給油を円滑に行うことができる。また 絞りを通過した潤滑油は噴射状態となり、回転部に広く散布することができる。
【0011】
本考案の一実施例の概略的な構成を図1に示す。油タンク11中の潤滑油はポ ンプ12によって加圧される。ポンプ12はモータ13によって回転駆動される 。加圧された潤滑油は、クーラ14、フィルタ15および調圧弁16を介して軸 受17a,17bに供給される。軸受17a,17bの間には歯車18が設けら れる。軸受17a,17bおよび歯車18の上方には非常用油タンク19が形成 される。非常用油タンク19の底面には、軸受給油管20a,20bが形成され て軸受17a,17bにそれぞれ潤滑油を供給する。
【0012】 非常用油タンク19の内には、底面から歯車給油管21が突出するように形成 される。歯車給油管21はオバーフロー管として働き、先端には絞り22が形成 される。ポンプ12によって加圧されて調圧弁16を介して供給される潤滑油は 、非常用油タンク19内を満たし、軸受給油管20a,20bを介して軸受17 a,17bにそれぞれ供給される。非常用油タンク19内の潤滑油の量は、歯車 給油管21の高さに対応して定められる。歯車給油管21の上部には絞り22が 設けられているので、潤滑油は絞り22を通過して歯車18に噴霧される。非常 用油タンク19の上部は、蓋23によって気密に封止される。これらの給油装置 はブロワ30の一部を構成し、ケーシング31内に形成される。
【0013】 図2は、図1に示す実施例の電気的な制御系統を示す。電源40から駆動回路 41,42を介してモータ34および13がそれぞれ駆動される。モータ34は ブロワ30に対して回転駆動力を与える。モータ13はポンプ12に対して回転 駆動力を与える。ポンプ12からの潤滑油の油圧は、油圧計43によって検出さ れる。検出された油圧を表す信号はコンピュータを内蔵する制御回路44に入力 される。制御回路44は、油圧が低下した非常時に、駆動回路41,42を制御 してモータ34,13への電力付勢を停止させる。
【0014】 図3は、図1に示す非常用油タンク19について、蓋23を取除いた状態の平 面図を示す。非常用油タンク19内は、軸受給油管20a,20bの上方に設け られる空間19a,19bおよび両者を連結する空間19cから構成される。非 常用油タンク19内の油面の高さが歯車給油管21の高さよりも低くなっても、 空間19cによって連結されているので、空間19aおよび19bの油面の高さ は同一に保たれる。
【0015】 図4は油タンク19に関連する概略的な構成を示す。ポンプ12によって潤滑 油が油タンク19内に供給されると、空間19aおよび19bは同時に満たされ 、油面49はほぼ歯車給油管21の上部の絞り22の高さまで上昇する。油面4 9が絞り22より上昇すると、潤滑油が歯車給油管21内の管路21aを介して オーバフローする。管路21aは前述のように大気圧に連通しているので、ポン プ12が停止して、潤滑油の供給がなくなると、大気圧が絞り22を介して空間 19a,19bの上部の空間19dに作用する。空間19a,19bに貯留され ている潤滑油は重力によって押下げられ、軸受給油管20a,20bを介して軸 受17a,17bにそれぞれ供給される。
【0016】 以上のように本実施例によれば、軸受17a,17bの上方には非常用油タン ク19が設けられているので、貯留された潤滑油を軸受17a,17bに、10 〜20秒程度必要なだけ供給することができる。このため歯車装置が高速回転を 続けても軸受17a,17bは焼き付けを起こさない。以上のような潤滑油供給 装置はたとえば変速機など、他の機械装置に利用してもよいことは勿論である。
【0017】
以上のように本考案によれば、軸受の上方に貯留部を設け、ポンプから貯留部 を介して軸受に潤滑油を直列に供給するので、簡単かつ小型な潤滑油供給装置を 実現することができる。貯留部は軸受に直列にしかも軸受の上方に設けられてい るので、ポンプが停止したような非常時においては、貯留された潤滑油は重力で 落下して軸受に確実に供給されるので、信頼性が向上する。
【0018】 また本考案によれば、貯留部にはオバーフロー管を設け、貯留される潤滑油の 量を一定に保つことができる。オバーフロー管には絞りが設けられ、オバーフロ ーする潤滑油に対して示す流体抵抗によって、潤滑油の圧力を維持することがで き、軸受への給油を円滑に行うことができる。また絞りを通過させることによっ て、潤滑油を回転部分に噴射して広い範囲の潤滑を行うことができる。
【図1】本考案の概略的な構成を示す潤滑油配管系統図
である。
である。
【図2】図1の実施例における電気的な構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】図1に示す非常用油タンク19の平面図であ
る。
る。
【図4】図1に示す実施例の非常用油タンク19の動作
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図5】従来からの潤滑油供給装置の配管系統図であ
る。
る。
11 油タンク 12 ポンプ 13 モータ 16 調圧弁 17a,17b 軸受 18 歯車 19 非常用油タンク 20a,20b 軸受給油管 21 歯車給油管 22 絞り 30 ブロワ 31 ケーシング 34 モータ 40 電源 43 圧力計 44 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 軸受の上方に潤滑油の貯留部を設け、 この貯留部へポンプで潤滑油を供給し、貯留部から潤滑
油を軸受に供給することを特徴とする軸受の潤滑油供給
装置。 - 【請求項2】 前記貯留部にはオーバフロー管を設け、
オーバフロー管に形成する絞りを介して回転部に潤滑油
を供給することを特徴とする請求項1記載の軸受の潤滑
油供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992083226U JP2527458Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 歯車装置のための軸受の潤滑油供給装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992083226U JP2527458Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 歯車装置のための軸受の潤滑油供給装置。 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647730U true JPH0647730U (ja) | 1994-06-28 |
| JP2527458Y2 JP2527458Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=13796411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992083226U Expired - Lifetime JP2527458Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 歯車装置のための軸受の潤滑油供給装置。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527458Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5199751A (ja) * | 1975-02-27 | 1976-09-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Kyoseijunkatsujikukeno hijokyuyusochi |
| JPS5584313U (ja) * | 1979-12-19 | 1980-06-10 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP1992083226U patent/JP2527458Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5199751A (ja) * | 1975-02-27 | 1976-09-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Kyoseijunkatsujikukeno hijokyuyusochi |
| JPS5584313U (ja) * | 1979-12-19 | 1980-06-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2527458Y2 (ja) | 1997-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |