JPH0647965B2 - デイ−ゼル機関用燃料噴射率制御装置 - Google Patents
デイ−ゼル機関用燃料噴射率制御装置Info
- Publication number
- JPH0647965B2 JPH0647965B2 JP17384485A JP17384485A JPH0647965B2 JP H0647965 B2 JPH0647965 B2 JP H0647965B2 JP 17384485 A JP17384485 A JP 17384485A JP 17384485 A JP17384485 A JP 17384485A JP H0647965 B2 JPH0647965 B2 JP H0647965B2
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- JP
- Japan
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- injection
- pressure
- fuel
- engine
- solenoid valve
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディーゼルエンジンのアイドル時の騒音振動低
下および高速高負荷時の出力アップをはかるために燃料
噴射率を電気的に制御する機構を有する燃料噴射率制御
装置に関する。
下および高速高負荷時の出力アップをはかるために燃料
噴射率を電気的に制御する機構を有する燃料噴射率制御
装置に関する。
ディーゼルエンジンにおいてはアイドル運転時の燃焼音
振動が大きいという問題があり、この対策としてアイド
ル運転時の噴射率を下げ、燃焼噴射期間を長くするとい
うことが有効であることは知られている(例えば特開昭
57−86532号公報のもの)。
振動が大きいという問題があり、この対策としてアイド
ル運転時の噴射率を下げ、燃焼噴射期間を長くするとい
うことが有効であることは知られている(例えば特開昭
57−86532号公報のもの)。
一般に燃料噴射装置においては噴射時期、噴射量、噴射
率の制御が必要であるが、噴射時期、噴射量に比して噴
射率の制御は困難である。その理由は非常に短期間の内
に高圧燃料の噴射量を制御しなければならないからであ
り、この為従来の噴射率の制御は噴射ノズルの噴射口の
構造によるものが多く知られている。これらは噴射弁の
開放の過程において噴射口の実効的な開口面積を変化す
るものや口径の異なる2種類の噴射弁を有し、噴射の前
期と後期で噴射経路を変えるものなどが公知である。
率の制御が必要であるが、噴射時期、噴射量に比して噴
射率の制御は困難である。その理由は非常に短期間の内
に高圧燃料の噴射量を制御しなければならないからであ
り、この為従来の噴射率の制御は噴射ノズルの噴射口の
構造によるものが多く知られている。これらは噴射弁の
開放の過程において噴射口の実効的な開口面積を変化す
るものや口径の異なる2種類の噴射弁を有し、噴射の前
期と後期で噴射経路を変えるものなどが公知である。
本発明は上記従来装置に鑑みなされたもので、例えばア
イドリング及び軽負荷時の燃料噴射率を下げ、安定した
回転状態のまま騒音、振動を低減可能とする。又、高速
高負荷時にはリリーフ圧をポンプ発生圧力以上に保ち噴
射率を大きくすることにより十分な出力を確保できるデ
ィーゼルエンジン用燃料噴射率制御装置を提供しようと
するものである。
イドリング及び軽負荷時の燃料噴射率を下げ、安定した
回転状態のまま騒音、振動を低減可能とする。又、高速
高負荷時にはリリーフ圧をポンプ発生圧力以上に保ち噴
射率を大きくすることにより十分な出力を確保できるデ
ィーゼルエンジン用燃料噴射率制御装置を提供しようと
するものである。
上記目的を達成するために本発明は、ディーゼル機関の
運転条件を電気信号として検出する運転条件検出器と、
この運転条件検出器からの信号を受けて機関の噴射量指
令値を演算し、この噴射量指令値に従って燃料噴射ポン
プの燃料噴射量を制御する制御手段と、前記機関の運転
条件に基づき、前記噴射ポンプから噴射ノズルまでの高
圧流路内の燃料を低圧流路に導くリリーフ弁の開弁圧を
電磁力により可変して噴射圧力を制御する噴射圧力制御
電磁弁と、該噴射圧力制御電磁弁の作動に応じて前記噴
射量指令値を変更するようにしている。
運転条件を電気信号として検出する運転条件検出器と、
この運転条件検出器からの信号を受けて機関の噴射量指
令値を演算し、この噴射量指令値に従って燃料噴射ポン
プの燃料噴射量を制御する制御手段と、前記機関の運転
条件に基づき、前記噴射ポンプから噴射ノズルまでの高
圧流路内の燃料を低圧流路に導くリリーフ弁の開弁圧を
電磁力により可変して噴射圧力を制御する噴射圧力制御
電磁弁と、該噴射圧力制御電磁弁の作動に応じて前記噴
射量指令値を変更するようにしている。
以下本発明になる装置を図面に示す実施例により説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示す構成図、ボッシュ
式分配型燃料噴射ポンプにこの発明になる装置を適用し
たものである。6は4サイクルディーゼル機関、5は燃
料噴射ポンプ、41はポンプ駆動軸で4サイクル機関で
はクランク軸回転数の1/2の回転数で駆動されるベー
ン式ポンプを用い、燃料タンク62より燃料フィルタ6
3を経た燃料を入口43より吸入し、出口44に吐出す
る。出口44を出た燃料はポンプハウジング内の燃料溜
45に充満され燃料圧調節器46にて圧力調節され、余
分な燃料は燃料タンク62に戻される。フェイスカム4
7とポンププランジャ48とは一体化されており、ポン
プ駆動軸41とカップリング49にて結合され回転力が
伝えられている。このフェイスカム47はプランジャス
プリング50によってローラ51に押しつけられている
ので、ポンプ駆動軸41の回転に伴ってプランジャ48
は往復運動と回転運動とを行ない、燃料を吸入口52よ
り吸入した後分配圧送を行なう。
る。第1図は本発明の一実施例を示す構成図、ボッシュ
式分配型燃料噴射ポンプにこの発明になる装置を適用し
たものである。6は4サイクルディーゼル機関、5は燃
料噴射ポンプ、41はポンプ駆動軸で4サイクル機関で
はクランク軸回転数の1/2の回転数で駆動されるベー
ン式ポンプを用い、燃料タンク62より燃料フィルタ6
3を経た燃料を入口43より吸入し、出口44に吐出す
る。出口44を出た燃料はポンプハウジング内の燃料溜
45に充満され燃料圧調節器46にて圧力調節され、余
分な燃料は燃料タンク62に戻される。フェイスカム4
7とポンププランジャ48とは一体化されており、ポン
プ駆動軸41とカップリング49にて結合され回転力が
伝えられている。このフェイスカム47はプランジャス
プリング50によってローラ51に押しつけられている
ので、ポンプ駆動軸41の回転に伴ってプランジャ48
は往復運動と回転運動とを行ない、燃料を吸入口52よ
り吸入した後分配圧送を行なう。
70は電気的にリリーフ圧力が可変できる噴射圧力制御
電磁弁である。71はそのハウジングで、高圧室56か
らの内圧が作用する受圧面積を決めるシート部71a、
高圧室56の燃料を前記ポンプハウジング内の燃料溜4
5に戻す流路71bを備えている。72はプランジャで
ハウジング71内の円筒円周部71cに軸方向に移動可
能となっており磁性材料よりなるムービングコア72a
と一体化されている。73はコイルで電気的制御回路2
より通電制御される。74はリターンスプリングで前記
コイルに流れる電流による電磁力と加算された力でプラ
ンジャ72を前記シート部71aに押しつけており高圧
室56のリリーフ圧力を設定している。
電磁弁である。71はそのハウジングで、高圧室56か
らの内圧が作用する受圧面積を決めるシート部71a、
高圧室56の燃料を前記ポンプハウジング内の燃料溜4
5に戻す流路71bを備えている。72はプランジャで
ハウジング71内の円筒円周部71cに軸方向に移動可
能となっており磁性材料よりなるムービングコア72a
と一体化されている。73はコイルで電気的制御回路2
より通電制御される。74はリターンスプリングで前記
コイルに流れる電流による電磁力と加算された力でプラ
ンジャ72を前記シート部71aに押しつけており高圧
室56のリリーフ圧力を設定している。
なおプランジャ72の作用力はプランジャが高圧燃料を
リリーフすることによるリフト変化に対してあまり力が
変わらないようにリターンスプリングのバネ定数とエア
ギャップを選んである。即ち第2図に示す如く、プラン
ジャのリフトに対してリターンバネ力FSと電磁力FE
の合計としてのセット荷重FRが概略一定になるように
している。ここでリリーフ圧力PRとセット荷重FRの
関係はPR=FR×(4/πd2)と表され、ここにd
は前記シート部71aの直径である。75はスプリング
リテーナでシール用Oリング75aおよびネジ部75c
をもちスプリングセット荷重が調整可能となっている。
76はバルブエンドでハウジング71にねじ締め固定さ
れている。
リリーフすることによるリフト変化に対してあまり力が
変わらないようにリターンスプリングのバネ定数とエア
ギャップを選んである。即ち第2図に示す如く、プラン
ジャのリフトに対してリターンバネ力FSと電磁力FE
の合計としてのセット荷重FRが概略一定になるように
している。ここでリリーフ圧力PRとセット荷重FRの
関係はPR=FR×(4/πd2)と表され、ここにd
は前記シート部71aの直径である。75はスプリング
リテーナでシール用Oリング75aおよびネジ部75c
をもちスプリングセット荷重が調整可能となっている。
76はバルブエンドでハウジング71にねじ締め固定さ
れている。
燃料の圧送はプランジャ48が矢印b方向に移動し、吸
入口52を閉鎖した時期より始まり、分配通路53、デ
リバリバルブ54を出て高圧配管を経由し噴射ノズルよ
り機関の各気筒に噴射される。プランジャの移動に伴い
高圧室56内の圧力が前記噴射圧力制御電磁弁70のリ
リーフ圧力をこえると該噴射圧力制御弁70のプランジ
ャ72がリフトし、高圧室56内の最高圧力をリリーフ
設定圧力に保つ。さらにプランジャ48が矢印b方向に
移動してスピルポート55が燃料調節部材をなすスピル
リング4の右側(b方向側)端面より燃料溜45に開放
された時燃料の圧送が終了する。従ってスピルリング4
をプランジャ48の軸方向に移動させることにより、燃
料噴射量の調節が可能である。
入口52を閉鎖した時期より始まり、分配通路53、デ
リバリバルブ54を出て高圧配管を経由し噴射ノズルよ
り機関の各気筒に噴射される。プランジャの移動に伴い
高圧室56内の圧力が前記噴射圧力制御電磁弁70のリ
リーフ圧力をこえると該噴射圧力制御弁70のプランジ
ャ72がリフトし、高圧室56内の最高圧力をリリーフ
設定圧力に保つ。さらにプランジャ48が矢印b方向に
移動してスピルポート55が燃料調節部材をなすスピル
リング4の右側(b方向側)端面より燃料溜45に開放
された時燃料の圧送が終了する。従ってスピルリング4
をプランジャ48の軸方向に移動させることにより、燃
料噴射量の調節が可能である。
3は電磁式アクチュエータでコイル31に流れる電流に
よって発生する矢印a方向の力とバネ35によって発生
する矢印a方向と反対方向の力との釣合いによって、ム
ービングコア33の位置を定める。このムービングコア
33は連接棒34とリンク機構38を介してスピルリン
グ4を移動させ燃料噴射量を調節する。1bは機関の回
転数を検出する回転数検出器であり、ポンプ駆動軸41
に直結されたギヤ1b1の回転数を電磁ピックアップ1
b2より検出し、この電気信号を機関の回転数信号とし
て電気的制御回路2に入力する。1aは例えばポテンシ
ョメータを用いたアクセル操作量検出器であり、アクセ
ル操作量に対応した電気信号を電気的制御回路2に入力
する。81はバッテリ電圧およびスタータがONかOF
Fかを検出するキースイッチである。
よって発生する矢印a方向の力とバネ35によって発生
する矢印a方向と反対方向の力との釣合いによって、ム
ービングコア33の位置を定める。このムービングコア
33は連接棒34とリンク機構38を介してスピルリン
グ4を移動させ燃料噴射量を調節する。1bは機関の回
転数を検出する回転数検出器であり、ポンプ駆動軸41
に直結されたギヤ1b1の回転数を電磁ピックアップ1
b2より検出し、この電気信号を機関の回転数信号とし
て電気的制御回路2に入力する。1aは例えばポテンシ
ョメータを用いたアクセル操作量検出器であり、アクセ
ル操作量に対応した電気信号を電気的制御回路2に入力
する。81はバッテリ電圧およびスタータがONかOF
Fかを検出するキースイッチである。
電気的制御回路2は機関の回転数検出器1b、アクセル
操作量検出器1a、キースイッチ81からそれぞれ検出
信号を受けて、前記噴射圧力制御電磁弁70に流す目標
電流値を演算し出力する。該電気的制御回路2内には、
電流制御回路21を備える。
操作量検出器1a、キースイッチ81からそれぞれ検出
信号を受けて、前記噴射圧力制御電磁弁70に流す目標
電流値を演算し出力する。該電気的制御回路2内には、
電流制御回路21を備える。
第6図に電流制御回路21の具体的な実施例を示す。2
2はマイクロコンピュータであり、前記目標電流値や後
述する目標噴射量、目標位置等を演算する。演算された
目標電流値のデジタル値はD/Aコンバータ211に入
力され目標電流値に対応したアナログ電圧となる。一方
電磁弁70に流れる電流は、電流検出抵抗215により
検出され、電流検出アンプ213に通して実電流信号と
して誤差補正アンプ212に入力される。誤差補正アン
プ212は前記目標電流値と前記実電流信号が一致する
ように、トランジスタ214のベース電流を制御する。
このように、電流制御回路21はマイクロコンピュータ
22で演算された目標電流値と電磁弁70に流れる実電
流が一致するべく働く。コンデンサ216は、以上の動
作を発振することなく安定に作動させる為のものであ
る。
2はマイクロコンピュータであり、前記目標電流値や後
述する目標噴射量、目標位置等を演算する。演算された
目標電流値のデジタル値はD/Aコンバータ211に入
力され目標電流値に対応したアナログ電圧となる。一方
電磁弁70に流れる電流は、電流検出抵抗215により
検出され、電流検出アンプ213に通して実電流信号と
して誤差補正アンプ212に入力される。誤差補正アン
プ212は前記目標電流値と前記実電流信号が一致する
ように、トランジスタ214のベース電流を制御する。
このように、電流制御回路21はマイクロコンピュータ
22で演算された目標電流値と電磁弁70に流れる実電
流が一致するべく働く。コンデンサ216は、以上の動
作を発振することなく安定に作動させる為のものであ
る。
一方、電気的制御回路2は燃料噴射ポンプの目標噴射量
に対応したスピルリング4の目標位置を演算し、この目
標位置を表わす信号と実位置検出器7よりの実位置信号
とを比較し、これらの誤差に基づき電磁式アクチュエー
タ3に信号を与え、その誤差を修正するよう電磁式アク
チュエータ3を駆動する。本実施例ではこの目標噴射量
および目標位置の演算を例えば特開昭57−20525
号公報に示されるようにマイクロコンピュータ22によ
って行なっている。
に対応したスピルリング4の目標位置を演算し、この目
標位置を表わす信号と実位置検出器7よりの実位置信号
とを比較し、これらの誤差に基づき電磁式アクチュエー
タ3に信号を与え、その誤差を修正するよう電磁式アク
チュエータ3を駆動する。本実施例ではこの目標噴射量
および目標位置の演算を例えば特開昭57−20525
号公報に示されるようにマイクロコンピュータ22によ
って行なっている。
第3図は噴射圧力調節弁70の電流に対するリリーフ圧
力PRを示すものでPNは噴射ノズル開弁圧を示す。電
流Iが零の場合(左端)のリリーフ圧力がリターンスプ
リングのセット荷重FSに対応するものである。そし
て、電磁力に対応するセット荷重はコイル電流により直
線的に増加する。即ち機関の運転条件によりコイルに流
す電流を変えてやることにより最高噴射圧を制御し、燃
料噴射率を自由に変えてやることができる。
力PRを示すものでPNは噴射ノズル開弁圧を示す。電
流Iが零の場合(左端)のリリーフ圧力がリターンスプ
リングのセット荷重FSに対応するものである。そし
て、電磁力に対応するセット荷重はコイル電流により直
線的に増加する。即ち機関の運転条件によりコイルに流
す電流を変えてやることにより最高噴射圧を制御し、燃
料噴射率を自由に変えてやることができる。
次に本発明の作動を第4図,第5図の特性図とともに説
明する。第4図は噴射率制御を行なわない場合(従来噴
射ポンプと同じ特性が得られる)であり、即ち圧力制御
電磁弁70のコイル73に流す電流を十分大きくして噴
射ポンプが発生する最高圧力以上にリリーフ圧力PRを
設定した場合で、(a)は高圧室56内の噴射圧力を示
す。前記プランジャ48が矢印bの方向に移動すると高
圧室56内の圧力が上昇する。そして、ノズルの開弁圧
PNをこえるとt2点でノズルが開き燃料を噴射し始め
る。さらにプランジャ48の移動に伴い、高圧室56の
圧力は第4図(a)の如く上昇する。それに合わせてノズ
ルリフトもさらに大きなものとなり燃料噴射率も第4図
(c)の如き波形となる。さらにプランジャが移動して所
定の噴射量を噴射すると前記スピルポート55がスピル
リング4の右側端面に開放されt3で圧送が終了する。
明する。第4図は噴射率制御を行なわない場合(従来噴
射ポンプと同じ特性が得られる)であり、即ち圧力制御
電磁弁70のコイル73に流す電流を十分大きくして噴
射ポンプが発生する最高圧力以上にリリーフ圧力PRを
設定した場合で、(a)は高圧室56内の噴射圧力を示
す。前記プランジャ48が矢印bの方向に移動すると高
圧室56内の圧力が上昇する。そして、ノズルの開弁圧
PNをこえるとt2点でノズルが開き燃料を噴射し始め
る。さらにプランジャ48の移動に伴い、高圧室56の
圧力は第4図(a)の如く上昇する。それに合わせてノズ
ルリフトもさらに大きなものとなり燃料噴射率も第4図
(c)の如き波形となる。さらにプランジャが移動して所
定の噴射量を噴射すると前記スピルポート55がスピル
リング4の右側端面に開放されt3で圧送が終了する。
第5図は噴射率制御を行なった場合である。第4図同様
(a)は高圧室内の噴射圧力を示す。PNはノズルの開弁
圧である。PRは前記圧力制御弁のリリーフ圧でリター
ンスプリング74のセット荷重および機関の運転条件に
より決まる噴射率を得るために電気的制御回路2からコ
イル73に出力される電流値により発生する吸引力によ
り決定される。ここで前記プランジャ48が矢印の方向
に移動すると高圧室の圧力が上昇する。そしてノズル開
弁圧PNをこえるとt2点でノズルが開き燃料を噴射し
始める。さらにプランジャが移動するとそれに伴い高圧
室56の圧力は上昇するがリリーフ圧力に達すると噴射
圧力制御電磁弁70のプランジャ72かリフトし、流路
71bを通ってハウジング内の燃料溜45に一部がバイ
パスするため燃料ノズルに圧送される燃料が減少して噴
射ノズルリフト量が抑えられ、噴射率も(c)図の如く小
さくなる。更にプランジャ48が移動して所定の噴射量
を噴射すると前記スピンポート55がスピルリング4の
右側端面に開放されt3で圧送が終了する。
(a)は高圧室内の噴射圧力を示す。PNはノズルの開弁
圧である。PRは前記圧力制御弁のリリーフ圧でリター
ンスプリング74のセット荷重および機関の運転条件に
より決まる噴射率を得るために電気的制御回路2からコ
イル73に出力される電流値により発生する吸引力によ
り決定される。ここで前記プランジャ48が矢印の方向
に移動すると高圧室の圧力が上昇する。そしてノズル開
弁圧PNをこえるとt2点でノズルが開き燃料を噴射し
始める。さらにプランジャが移動するとそれに伴い高圧
室56の圧力は上昇するがリリーフ圧力に達すると噴射
圧力制御電磁弁70のプランジャ72かリフトし、流路
71bを通ってハウジング内の燃料溜45に一部がバイ
パスするため燃料ノズルに圧送される燃料が減少して噴
射ノズルリフト量が抑えられ、噴射率も(c)図の如く小
さくなる。更にプランジャ48が移動して所定の噴射量
を噴射すると前記スピンポート55がスピルリング4の
右側端面に開放されt3で圧送が終了する。
なお、上述の例では噴射圧力制御電磁弁70のスプリン
グセット荷重で対応するリリーフ圧力をノズル開弁圧P
Nよりもわずかに小さいものとしたが、これをノズル開
弁圧に等しくするか、あるいはわずかに大きいものにし
ても良い。さらには該スプリングセット荷重を十分に小
さくして、リリーフ圧に対応する力をほとんど全て電磁
力によるものとしても同様の効果が得られる。
グセット荷重で対応するリリーフ圧力をノズル開弁圧P
Nよりもわずかに小さいものとしたが、これをノズル開
弁圧に等しくするか、あるいはわずかに大きいものにし
ても良い。さらには該スプリングセット荷重を十分に小
さくして、リリーフ圧に対応する力をほとんど全て電磁
力によるものとしても同様の効果が得られる。
又、前記圧力制御電磁弁70をポンプ本体に一体化した
ものとしたが、ポンプから噴射ノズルまでの高圧流路間
に別個に設置するようにしても良い。
ものとしたが、ポンプから噴射ノズルまでの高圧流路間
に別個に設置するようにしても良い。
ところで、前述の如く高圧室の燃料を逃がして、噴射率
を制御するために、噴射率制御時は通常運転時よりスピ
ルリングを燃料噴射増量側へ移動させて、見かけ上燃料
噴射量を増量する必要がある。
を制御するために、噴射率制御時は通常運転時よりスピ
ルリングを燃料噴射増量側へ移動させて、見かけ上燃料
噴射量を増量する必要がある。
そこで本実施例では、噴射率制御をアイドル回転制御中
(定速回転制御中)に行ない、電磁弁70の電流値を変
えると同時に、前記スピルリング4の移動を行なうため
の目標噴射量指令値である目標スピル位置も同時に変更
している。そして、その後の回転数のずれはアイドル回
転数の帰還制御により行ない、目標回転数にアイドル回
転数を保つようにしている。
(定速回転制御中)に行ない、電磁弁70の電流値を変
えると同時に、前記スピルリング4の移動を行なうため
の目標噴射量指令値である目標スピル位置も同時に変更
している。そして、その後の回転数のずれはアイドル回
転数の帰還制御により行ない、目標回転数にアイドル回
転数を保つようにしている。
第7図にマイクロコンピュータ22の動作をフローチャ
ートとして示す。
ートとして示す。
電気的制御回路2に電源が投入されるとプログラムが起
動され、ステップ901でプログラムの初期化が行なわ
れる。ステップ902で、アクセル信号やエンジン冷却
水温等、エンジンの運転状態が取込まれる。ステップ9
03ではエンジン回転数を算出する。ステップ904で
は噴射量制御ルーチンを実行する。ステップ905で
は、アイドル回転制御実行条件判定ルーチンで例えば第
8図に示す様な条件を判定する。ステップ110,11
1,112でアクセル0%で、かつ、エンジン回転数N
Eがアイドル回転数付近のNL(rpm)<NE<NH(rpm)
の状態が2秒以上経過したかどうかを判定し、ステップ
113,114でそれぞれスタータがOFFか、車速が
0km/hかどうかを判定する。全ての条件が満足され
た場合ステップ906へ進み、アイドル回転数制御ルー
チンを実行し、つぎのステップ907へ噴射率制御ルー
チンへと移行する。アイドル回転数制御は例えば特開昭
57−140531号公報の如く行なうものとする。ス
テップ905で条件不成立の場合はステップ908では
アイドル回転数制御を中止し、909で噴射率制御を中
止し、すなわち後述のガバナパターンを切替えるととも
に前記電磁弁70へ流す電流を十分大きな値になる様、
電流指令値を出力する。ステップ907あるいは909
が終了したらステップ902へ戻り、プログラムが繰り
返される。
動され、ステップ901でプログラムの初期化が行なわ
れる。ステップ902で、アクセル信号やエンジン冷却
水温等、エンジンの運転状態が取込まれる。ステップ9
03ではエンジン回転数を算出する。ステップ904で
は噴射量制御ルーチンを実行する。ステップ905で
は、アイドル回転制御実行条件判定ルーチンで例えば第
8図に示す様な条件を判定する。ステップ110,11
1,112でアクセル0%で、かつ、エンジン回転数N
Eがアイドル回転数付近のNL(rpm)<NE<NH(rpm)
の状態が2秒以上経過したかどうかを判定し、ステップ
113,114でそれぞれスタータがOFFか、車速が
0km/hかどうかを判定する。全ての条件が満足され
た場合ステップ906へ進み、アイドル回転数制御ルー
チンを実行し、つぎのステップ907へ噴射率制御ルー
チンへと移行する。アイドル回転数制御は例えば特開昭
57−140531号公報の如く行なうものとする。ス
テップ905で条件不成立の場合はステップ908では
アイドル回転数制御を中止し、909で噴射率制御を中
止し、すなわち後述のガバナパターンを切替えるととも
に前記電磁弁70へ流す電流を十分大きな値になる様、
電流指令値を出力する。ステップ907あるいは909
が終了したらステップ902へ戻り、プログラムが繰り
返される。
次に第9図に、第7図のステップ907の噴射率制御ル
ーチンの詳細フローチャートを示す。
ーチンの詳細フローチャートを示す。
ステップ101は噴射率制御ルーチンに入る判定条件で
あり、例えば本実施例では前記ステップ906のアイド
ル回転数制御が2秒以上経過したかを判定している。ス
テップ102ではアイドルガバナパターンを第10図
(a)のパターンから(b)のパターンに切替える。この時冷
却水温によって選択されるガバナパターンが異なり、水
温が低い程同じ回転数でも噴射量大となるようになって
いる。ステップ103ではガバナパターン切替後のディ
レイ時間(tD)を設定している。これは噴射量制御ア
クチュエータであるリニアソレノイドの応答が電磁弁7
0に比べて遅いためであり、tDの値は10−50ミリ
秒程度の時間である。ステップ104では電磁弁に流す
電流値を切り変えている。ここで噴射率制御時の切替流
値は第11図の如き水温の関数となっている。ステップ
105では噴射率制御前と同様にアイドル回転数制御を
行なう。
あり、例えば本実施例では前記ステップ906のアイド
ル回転数制御が2秒以上経過したかを判定している。ス
テップ102ではアイドルガバナパターンを第10図
(a)のパターンから(b)のパターンに切替える。この時冷
却水温によって選択されるガバナパターンが異なり、水
温が低い程同じ回転数でも噴射量大となるようになって
いる。ステップ103ではガバナパターン切替後のディ
レイ時間(tD)を設定している。これは噴射量制御ア
クチュエータであるリニアソレノイドの応答が電磁弁7
0に比べて遅いためであり、tDの値は10−50ミリ
秒程度の時間である。ステップ104では電磁弁に流す
電流値を切り変えている。ここで噴射率制御時の切替流
値は第11図の如き水温の関数となっている。ステップ
105では噴射率制御前と同様にアイドル回転数制御を
行なう。
ステップ101〜105が繰り返し実行されることによ
り、アイドル回転数制御ルーチンによりエンジン回転数
を一定にすべく、スピルリングを制御し、目標のスピル
位置にすなわち目標の噴射率に制御される。
り、アイドル回転数制御ルーチンによりエンジン回転数
を一定にすべく、スピルリングを制御し、目標のスピル
位置にすなわち目標の噴射率に制御される。
なお、本実施例では噴射量制御に電磁式アクチュエータ
3を使用した例を示したが、第12図に示すような高圧
流路内に配した溢流電磁弁100を備えたシステムに適
用しても同様の効果が得られる。ここで噴射量制御につ
いては特開昭58−187537号公報に示されるよう
にすれば良い。溢流電流弁を用いたシステムにおいて
は、前記電磁アクチュエータ(リニアソレノイド)の応
答遅れは無いので第9図におけるステップ103は不要
である。又ガバナパターンの切替時に行なう動作として
は溢流電磁弁の溢流時期(通電時期)を変更することに
なる。
3を使用した例を示したが、第12図に示すような高圧
流路内に配した溢流電磁弁100を備えたシステムに適
用しても同様の効果が得られる。ここで噴射量制御につ
いては特開昭58−187537号公報に示されるよう
にすれば良い。溢流電流弁を用いたシステムにおいて
は、前記電磁アクチュエータ(リニアソレノイド)の応
答遅れは無いので第9図におけるステップ103は不要
である。又ガバナパターンの切替時に行なう動作として
は溢流電磁弁の溢流時期(通電時期)を変更することに
なる。
以上述べたように、本発明は、電磁力によってリリーフ
弁の開弁圧を制御して直接的に噴射圧力を制御すること
が可能になるとともに、噴射圧力の変更に伴い変化する
噴射量も連動して変更するので、噴射率制御の自由度が
向上するとともに、高負荷時には充分な出力を確保でき
るという優れた効果を奏する。
弁の開弁圧を制御して直接的に噴射圧力を制御すること
が可能になるとともに、噴射圧力の変更に伴い変化する
噴射量も連動して変更するので、噴射率制御の自由度が
向上するとともに、高負荷時には充分な出力を確保でき
るという優れた効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
圧力制御電磁弁のプランジャリフト量とプランジャ作用
力の関係を示す特性図、第3図は圧力制御電磁弁に流れ
る電流値とリリーフ圧力の関係を示す特性図、第4図及
び第5図は各々噴射率の制御状態を示す波形図、第6図
は第1図中の電流制御回路の電気回路図、第7図,第8
図,第9図は第1図の制御回路における処理手順を示す
フローチャート、第10図は噴射率制御を行なう場合と
行なわない場合のアイドルガバナパターンを示す特性
図、第11図は噴射率制御時の冷却水温に対する電磁弁
電流を示す特性図、第12図は本発明の他の実施例示す
要部構成図である。 1a……アクセル操作量検出器,1b……回転数検出
器,2……電気的制御回路,3……電磁式アクチュエー
タ,5……燃料噴射ポンプ,6……ディーゼル機関,7
0……圧力制御電磁弁,100……溢流電磁弁。
圧力制御電磁弁のプランジャリフト量とプランジャ作用
力の関係を示す特性図、第3図は圧力制御電磁弁に流れ
る電流値とリリーフ圧力の関係を示す特性図、第4図及
び第5図は各々噴射率の制御状態を示す波形図、第6図
は第1図中の電流制御回路の電気回路図、第7図,第8
図,第9図は第1図の制御回路における処理手順を示す
フローチャート、第10図は噴射率制御を行なう場合と
行なわない場合のアイドルガバナパターンを示す特性
図、第11図は噴射率制御時の冷却水温に対する電磁弁
電流を示す特性図、第12図は本発明の他の実施例示す
要部構成図である。 1a……アクセル操作量検出器,1b……回転数検出
器,2……電気的制御回路,3……電磁式アクチュエー
タ,5……燃料噴射ポンプ,6……ディーゼル機関,7
0……圧力制御電磁弁,100……溢流電磁弁。
Claims (3)
- 【請求項1】ディーゼル機関の運転条件を電気信号とし
て検出する運転条件検出器と、 この運転条件検出器からの信号を受けて機関の噴射量指
令値を演算し、この噴射量指令値に従って燃料噴射ポン
プの燃料噴射量を制御する制御手段と、 前記機関の運転条件に基づき、前記噴射ポンプから噴射
ノズルまでの高圧流路内の燃料を低圧流路に導くリリー
フ弁の開弁圧を電磁力により可変して噴射圧力を制御す
る噴射圧力制御電磁弁と、 該噴射圧力制御電磁弁の作動に応じて前記噴射量指令値
を変更することを特徴とするディーゼル機関用燃料噴射
率制御装置。 - 【請求項2】前記電磁弁の電磁力が電流値によって制御
されるものでり、この電流値は機関の冷却水温の関数で
あることを特徴とするディーゼル機関用燃料噴射率制御
装置。 - 【請求項3】前記噴射量指令値の変更分は機関の冷却水
温の関数であることを特徴とするディーゼル機関用燃料
噴射率制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17384485A JPH0647965B2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | デイ−ゼル機関用燃料噴射率制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17384485A JPH0647965B2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | デイ−ゼル機関用燃料噴射率制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6235043A JPS6235043A (ja) | 1987-02-16 |
| JPH0647965B2 true JPH0647965B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=15968206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17384485A Expired - Lifetime JPH0647965B2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | デイ−ゼル機関用燃料噴射率制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647965B2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP17384485A patent/JPH0647965B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6235043A (ja) | 1987-02-16 |
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