JPH0647986B2 - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents
内燃機関の点火時期制御装置Info
- Publication number
- JPH0647986B2 JPH0647986B2 JP19746785A JP19746785A JPH0647986B2 JP H0647986 B2 JPH0647986 B2 JP H0647986B2 JP 19746785 A JP19746785 A JP 19746785A JP 19746785 A JP19746785 A JP 19746785A JP H0647986 B2 JPH0647986 B2 JP H0647986B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition timing
- combustion
- peak position
- engine
- ignition
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等内燃機関のノッキングレベルを所定
範囲に制御する点火時期制御装置に関する。
範囲に制御する点火時期制御装置に関する。
(従来の技術) 内燃機関の点火時期は機関が最適に運転されるように機
関の状態に応じて決定する必要がある。そして、一般に
機関の効率燃費を考えると最大トルク時の最小進角、い
わゆるMBT(Minmum ad-vace for Beat Torque)付近
で点火するのが最良と知られており、機関の状態により
MBTに点火時期を変える必要がる。
関の状態に応じて決定する必要がある。そして、一般に
機関の効率燃費を考えると最大トルク時の最小進角、い
わゆるMBT(Minmum ad-vace for Beat Torque)付近
で点火するのが最良と知られており、機関の状態により
MBTに点火時期を変える必要がる。
ところが、ある機関状態においては点火時期を進めてい
くとノッキングが生じ、安定な機関運転を行うことがで
きない。例えば、低速回転、低負荷時においてはMBT
より以前にノッキング限界がきている。また、ノッキン
グ限界は温度、湿度等の大気条件にも影響を受けやす
い。
くとノッキングが生じ、安定な機関運転を行うことがで
きない。例えば、低速回転、低負荷時においてはMBT
より以前にノッキング限界がきている。また、ノッキン
グ限界は温度、湿度等の大気条件にも影響を受けやす
い。
そこで、ノッキングの有無に応じて点火時期を遅角させ
るというものが開発されており、例えば、そのようなも
のとしては特開昭58−82074号公報に記載の装置
がある。
るというものが開発されており、例えば、そのようなも
のとしては特開昭58−82074号公報に記載の装置
がある。
この装置では、燃焼室内の圧力を筒内圧センサにより検
出するとともに、その検出信号を増幅器、バンドパスフ
ィルタ、包絡線回路等の平均化回路によって信号処理
し、その大きさによりノッキングレベルを検出する。そ
して、そのノッキングレベルが所定値以下となるように
点火時期を制御している。
出するとともに、その検出信号を増幅器、バンドパスフ
ィルタ、包絡線回路等の平均化回路によって信号処理
し、その大きさによりノッキングレベルを検出する。そ
して、そのノッキングレベルが所定値以下となるように
点火時期を制御している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の内燃機関の点火時期制
御装置にあっては、筒内圧センサの出力信号を所定方式
で信号処理してノッキングを検出する構成となっていた
ため、ノッキングの検出に際し多くの回路素子を必要と
している。
御装置にあっては、筒内圧センサの出力信号を所定方式
で信号処理してノッキングを検出する構成となっていた
ため、ノッキングの検出に際し多くの回路素子を必要と
している。
このため、コストの高いデバイスになるとともに、エン
ジンの電子制御に一般的に使用される従来のコントロー
ルユニットではその実現が困難であった。
ジンの電子制御に一般的に使用される従来のコントロー
ルユニットではその実現が困難であった。
(発明の目的) そこで本発明は、燃焼圧力が最大となる燃焼ピーク位置
を検出するとともに、このピーク位置をそのときの運転
条件に対応するノック限界のθpmaxと比較してノッキン
グを検出することにより、ノック検出に必要なシステム
の構成を簡単なものとして、従来システムの能力で充分
にノック抑制制御の可能な点火時期制御装置を提供する
ことを目的としている。
を検出するとともに、このピーク位置をそのときの運転
条件に対応するノック限界のθpmaxと比較してノッキン
グを検出することにより、ノック検出に必要なシステム
の構成を簡単なものとして、従来システムの能力で充分
にノック抑制制御の可能な点火時期制御装置を提供する
ことを目的としている。
(発明の構成) 本発明による内燃機関の点火時期制御装置はその基本概
念図を第1図に示すように、エンジンの燃焼圧力を検出
する圧力検出手段aと、エンジンの運転状態を検出する
運転状態検出手段bと、圧力検出手段aの出力から燃焼
圧力が最大となるクランク角を燃焼ピーク位置として検
出するピーク位置検出手段cと、運転状態に応じてノッ
ク限界の燃焼ピーク位置を設定する限界値設定手段d
と、実際の燃焼ピーク位置をノック限界の燃焼ピーク位
置と比較してノッキングの有無を判別するノック判別手
段eと、運転状態に基づいて点火時期を設定するととも
に、その点火時期をノッキングの有無に応じて補正する
点火時期設定手段fと、点火時期設定手段fの出力に基
づいて混合気に点火する点火手段gと、を備えており、
ノック検出に必要なシステムの構成を簡単なものとする
ものである。
念図を第1図に示すように、エンジンの燃焼圧力を検出
する圧力検出手段aと、エンジンの運転状態を検出する
運転状態検出手段bと、圧力検出手段aの出力から燃焼
圧力が最大となるクランク角を燃焼ピーク位置として検
出するピーク位置検出手段cと、運転状態に応じてノッ
ク限界の燃焼ピーク位置を設定する限界値設定手段d
と、実際の燃焼ピーク位置をノック限界の燃焼ピーク位
置と比較してノッキングの有無を判別するノック判別手
段eと、運転状態に基づいて点火時期を設定するととも
に、その点火時期をノッキングの有無に応じて補正する
点火時期設定手段fと、点火時期設定手段fの出力に基
づいて混合気に点火する点火手段gと、を備えており、
ノック検出に必要なシステムの構成を簡単なものとする
ものである。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2〜10図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第2図において、1は筒内圧セ
ンサ(圧力検出手段)であり、筒内圧センサ1は気筒内
の燃焼圧力を圧電素子によって電荷に変換し、電荷出力
S1を出力する。筒内圧センサ1は具体的には第3図
(A)、(B)にその詳細を示すように、シリンダヘッ
ド2に螺着されて点火プラグ3の座金として形成され、
シリンダヘッド2の外側凹所に点火プラグ3の締付け部
3aによって押し付けられて固定される。
ンサ(圧力検出手段)であり、筒内圧センサ1は気筒内
の燃焼圧力を圧電素子によって電荷に変換し、電荷出力
S1を出力する。筒内圧センサ1は具体的には第3図
(A)、(B)にその詳細を示すように、シリンダヘッ
ド2に螺着されて点火プラグ3の座金として形成され、
シリンダヘッド2の外側凹所に点火プラグ3の締付け部
3aによって押し付けられて固定される。
センサ出力S1はチャージアンプ4に入力されており、
チャージアンプ4は第4図にその詳細を示すようにオペ
アンプOP1、OP2、抵抗R1〜R8、コンデンサC
1およびダイオードD1〜D3からなるいわゆる電荷−
電圧変換増幅器を構成し、センサ出力S1を電圧信号S
2に変換してコントロールユニット5に出力する。
チャージアンプ4は第4図にその詳細を示すようにオペ
アンプOP1、OP2、抵抗R1〜R8、コンデンサC
1およびダイオードD1〜D3からなるいわゆる電荷−
電圧変換増幅器を構成し、センサ出力S1を電圧信号S
2に変換してコントロールユニット5に出力する。
コントロールユニット5にはさらに運転状態検出手段6
からの信号が入力されており、運転状態検出手段6はク
ランク角センサ7およびエアフローメータ8により構成
される。クランク角センサ7は爆発間隔(6気筒エンジ
ンではクランク角で120 ゜、4気筒エンジンでは180
゜)毎に各気筒の圧縮上死点(TDC)前の所定位置、
例えばBTDC70゜で〔H〕レベルのパルスとなる基準
位置信号Caを出力するとともに、クランク角の単位角
度(例えば、2゜)毎に〔H〕レベルのパルスとなる単
位信号C1を出力する。なお、信号Caのパルスを計数
することによりエンジン回転数を知ることができる。ま
た、エアフローメータ8はエンジンの吸入空気量Qaを
検出してアナログ信号Saを出力する。
からの信号が入力されており、運転状態検出手段6はク
ランク角センサ7およびエアフローメータ8により構成
される。クランク角センサ7は爆発間隔(6気筒エンジ
ンではクランク角で120 ゜、4気筒エンジンでは180
゜)毎に各気筒の圧縮上死点(TDC)前の所定位置、
例えばBTDC70゜で〔H〕レベルのパルスとなる基準
位置信号Caを出力するとともに、クランク角の単位角
度(例えば、2゜)毎に〔H〕レベルのパルスとなる単
位信号C1を出力する。なお、信号Caのパルスを計数
することによりエンジン回転数を知ることができる。ま
た、エアフローメータ8はエンジンの吸入空気量Qaを
検出してアナログ信号Saを出力する。
コントロールユニット5はピーク位置検出手段、限界値
設定手段、ノック判別手段および点火時期設定手段とし
ての機能を有し、CPU11、ROM12、RAM13、A/
D変換器14およびI/Oポート15により構成される。C
PU11はROM12に書き込まれているプログラムに従っ
てI/Oポート15より必要とする外部データを取り込ん
だり、またRAM13との間でデータの授受を行ったりし
ながら点火時期制御に必要な処理値を演算処理し、必要
に応じて処理したデータをI/Oポート15へ出力する。
I/Oポート15には運転状態検出手段6およびチャージ
アンプ4からの信号が入力されるとともに、I/Oポー
ト15からは点火信号Spが出力される。A/D変換器14
はCPU11の命令に従ってI/Oポート15に入力された
外部信号をA/D変換する。また、ROM12はCPU11
における演算プログラムを格納し、RAM13は演算に使
用するデータをマップ等の形で記憶している。
設定手段、ノック判別手段および点火時期設定手段とし
ての機能を有し、CPU11、ROM12、RAM13、A/
D変換器14およびI/Oポート15により構成される。C
PU11はROM12に書き込まれているプログラムに従っ
てI/Oポート15より必要とする外部データを取り込ん
だり、またRAM13との間でデータの授受を行ったりし
ながら点火時期制御に必要な処理値を演算処理し、必要
に応じて処理したデータをI/Oポート15へ出力する。
I/Oポート15には運転状態検出手段6およびチャージ
アンプ4からの信号が入力されるとともに、I/Oポー
ト15からは点火信号Spが出力される。A/D変換器14
はCPU11の命令に従ってI/Oポート15に入力された
外部信号をA/D変換する。また、ROM12はCPU11
における演算プログラムを格納し、RAM13は演算に使
用するデータをマップ等の形で記憶している。
点火信号Spは点火手段16に入力されており、点火手段
16は点火コイルやディストリビュータ、点火プラグ等か
らなり、点火信号Spに基づいて高電圧を発生させて混
合気に点火する。
16は点火コイルやディストリビュータ、点火プラグ等か
らなり、点火信号Spに基づいて高電圧を発生させて混
合気に点火する。
次に作用を説明するが、最初に本発明の基本原理につい
て述べる。
て述べる。
一般に、ノッキング現象とはシリンダ内の未燃混合気の
早期着火による異常燃焼のことを指し、これがシリンダ
の寸法(特にボア径)と燃焼ガス温度により定まる複数
の固有振動を持つシリンダ内の圧力の減衰振動として現
われる。この圧力振動はシリンダ壁、シリンダブロック
等を経て空気中に伝わり、人間の聴感に達した不快な高
周波音がいわゆるノッキング音と呼ばれるものである。
早期着火による異常燃焼のことを指し、これがシリンダ
の寸法(特にボア径)と燃焼ガス温度により定まる複数
の固有振動を持つシリンダ内の圧力の減衰振動として現
われる。この圧力振動はシリンダ壁、シリンダブロック
等を経て空気中に伝わり、人間の聴感に達した不快な高
周波音がいわゆるノッキング音と呼ばれるものである。
第5図は筒内圧が最大となったときのクランク角(以
下、燃焼ピーク位置という)θpmaxと感応評価によるノ
ッキングレベルとの関係を示している。これは、ある1
機種のエンジンの例であるが、他の機種においても略同
様の傾向を示す。第6図から明らかであるように、ノッ
キング発生時と非ノッキング時のそれぞれのθpmaxの間
には大きな差がある。したがって、このθpmaxを検出す
ることにより、人間の感応評価に忠実なノッキングレベ
ルの検出が可能となる。
下、燃焼ピーク位置という)θpmaxと感応評価によるノ
ッキングレベルとの関係を示している。これは、ある1
機種のエンジンの例であるが、他の機種においても略同
様の傾向を示す。第6図から明らかであるように、ノッ
キング発生時と非ノッキング時のそれぞれのθpmaxの間
には大きな差がある。したがって、このθpmaxを検出す
ることにより、人間の感応評価に忠実なノッキングレベ
ルの検出が可能となる。
また、第6図にθpmaxと点火時期との関係を示すよう
に、点火時期を修正すればθpmaxの位置を変えることが
可能である。したがって、θpmaxを検出し所望のノッキ
ングレベルとなるθpmaxとの差から点火時期を修正する
ことにより、ノッキングを抑制することが可能となる。
に、点火時期を修正すればθpmaxの位置を変えることが
可能である。したがって、θpmaxを検出し所望のノッキ
ングレベルとなるθpmaxとの差から点火時期を修正する
ことにより、ノッキングを抑制することが可能となる。
次に、上記基本原理に基づく点火時期制御を第7図に示
すプログラムに従って説明する。
すプログラムに従って説明する。
本プログラムはクランク角センサ7の基準位置信号Ca
の〔H〕パルスを検出すると、単位信号C1の〔H〕パ
ルスのカウントを開始し、所定回数カウントしクランク
角θが所定の値(例えば、BTDC40゜)となった所で
スタートする。
の〔H〕パルスを検出すると、単位信号C1の〔H〕パ
ルスのカウントを開始し、所定回数カウントしクランク
角θが所定の値(例えば、BTDC40゜)となった所で
スタートする。
まず、P1で第8図(a)に示すように変化している筒
内圧に対応する電圧信号S2(筒内圧波形に相当)をA
/D変換するためにA/D変換器14を起動し、P2でA
/D変換器14を起動したときの単位信号C1のカウント
値CC1をRAM13にストアする。次いで、P3で信号
S2のA/D変換が終了したか否かを判別し、終了して
いないときは待機し、終了するとP4でそのA/D変換
値を単位信号C1のカウント値CC1と対にしてRAM
13にストアする。次いで、P5で単位信号C1のカウン
ト値CC1を所定値C0と比較し、CC1<C0のとき
はP1にリターンしてP1〜P5のフローを繰り返す。
そして、CC1≧C0になるとP6に進む。したがっ
て、筒内圧波形S2はその所定区間が第8図(b)に示
すようにA/D変換値に変換される。
内圧に対応する電圧信号S2(筒内圧波形に相当)をA
/D変換するためにA/D変換器14を起動し、P2でA
/D変換器14を起動したときの単位信号C1のカウント
値CC1をRAM13にストアする。次いで、P3で信号
S2のA/D変換が終了したか否かを判別し、終了して
いないときは待機し、終了するとP4でそのA/D変換
値を単位信号C1のカウント値CC1と対にしてRAM
13にストアする。次いで、P5で単位信号C1のカウン
ト値CC1を所定値C0と比較し、CC1<C0のとき
はP1にリターンしてP1〜P5のフローを繰り返す。
そして、CC1≧C0になるとP6に進む。したがっ
て、筒内圧波形S2はその所定区間が第8図(b)に示
すようにA/D変換値に変換される。
P6では筒内圧波形S2のA/D変換値のうち最大値P
max と、このPmax に対応する上記カウント値CC1か
らθpmaxを求める。これらは第8図(b)に示すように
1対1に対応してストアされており、Pmax のときのカ
ウント値CC1が燃焼P位置θpmaxとなる。次いで、そ
のときの運転状態に対応するノック限界のθpmax(以
下、ノック限界値という)θKを求めるために、運転状
態を表すパラメータとして吸入空気量Qaと回転数Nを
算出する。すなわち、P7でエアフローメータ8の出力
SaをA/D変換して吸入空気量Qaを求めるととも
に、クランク角センサ7から基準位置信号Caが入力さ
れる毎に単位信号C1の〔H〕パルスを一定の時間間隔
の間繰り返しカウントしてエンジン回転数Nを求める。
max と、このPmax に対応する上記カウント値CC1か
らθpmaxを求める。これらは第8図(b)に示すように
1対1に対応してストアされており、Pmax のときのカ
ウント値CC1が燃焼P位置θpmaxとなる。次いで、そ
のときの運転状態に対応するノック限界のθpmax(以
下、ノック限界値という)θKを求めるために、運転状
態を表すパラメータとして吸入空気量Qaと回転数Nを
算出する。すなわち、P7でエアフローメータ8の出力
SaをA/D変換して吸入空気量Qaを求めるととも
に、クランク角センサ7から基準位置信号Caが入力さ
れる毎に単位信号C1の〔H〕パルスを一定の時間間隔
の間繰り返しカウントしてエンジン回転数Nを求める。
P8では、これらのQa,Nから基本噴射量Tp(Tp
=K・Qa/N,但しK:定数)を算出するとともに、
このTpとNをパラメータとして第9図に示すデータテ
ーブルからそのときの運転状態に対応するノック限界値
θKをルックアップする。第9図のデータテーブルは所
定機種(2000cc、6気筒エンジン)の一例である。N=
4000rpm において、データの全体的傾向にずれが見られ
るが、これは慣性過給効果による影響である。また、ノ
ックは高負荷ほど発生しやすく、低回転域では高回転域
に比らべ燃焼状態の安定度が悪いためノックが発生しや
すい。したがって、ノックを所望のレベルにしようとす
る場合、ノック限界値θKは第9図に示すようなものと
なる。
=K・Qa/N,但しK:定数)を算出するとともに、
このTpとNをパラメータとして第9図に示すデータテ
ーブルからそのときの運転状態に対応するノック限界値
θKをルックアップする。第9図のデータテーブルは所
定機種(2000cc、6気筒エンジン)の一例である。N=
4000rpm において、データの全体的傾向にずれが見られ
るが、これは慣性過給効果による影響である。また、ノ
ックは高負荷ほど発生しやすく、低回転域では高回転域
に比らべ燃焼状態の安定度が悪いためノックが発生しや
すい。したがって、ノックを所望のレベルにしようとす
る場合、ノック限界値θKは第9図に示すようなものと
なる。
次いで、P9で燃焼ピーク位置θpmaxをノック限界値θ
Kと比較する。θpmax<θKのときはノック発生と判断
してP10で基本点火時期Nを遅角側に補正する今回の補
正量Mを次式に従って演算し、点火時期を遅角補正す
る。
Kと比較する。θpmax<θKのときはノック発生と判断
してP10で基本点火時期Nを遅角側に補正する今回の補
正量Mを次式に従って演算し、点火時期を遅角補正す
る。
M=M′+ΔM1 …… 但し、M′:前回の補正量 ΔM1:遅角修正量 また、θpmax≧θKのときはノックが発生していないと
判断してP11で今回の補正量Mを次式に従って演算
し、点火時期を進角補正する。
判断してP11で今回の補正量Mを次式に従って演算
し、点火時期を進角補正する。
M=M′−ΔM2 …… 但し、ΔM2:進角修正量 このように、θpmaxを検出するとともに、その検出値を
θKを比較するという従来に比して簡単な処理でノック
の有無を判別することができる。したがって、従来のシ
ステム能力で容易にかつ低コストでノック抑制制御を行
うことができる。すなわちノック検出に必要な回路素子
を少ないものとして、通常のエンジン電子制御に用いら
れるマイクロコンピュータで充分にノック検出システム
を構成することができる。
θKを比較するという従来に比して簡単な処理でノック
の有無を判別することができる。したがって、従来のシ
ステム能力で容易にかつ低コストでノック抑制制御を行
うことができる。すなわちノック検出に必要な回路素子
を少ないものとして、通常のエンジン電子制御に用いら
れるマイクロコンピュータで充分にノック検出システム
を構成することができる。
P10、P11を択一的に経た後は、P12で運転状態に応じ
て第10図に示すテーブルマップから基本点火時期(図中
では進角値で表す)Nをルックアップし、P13でこのN
と上記Mより次式に従って最終点火時期Dを演算し、
P13でこのDをRAM13にストアする。
て第10図に示すテーブルマップから基本点火時期(図中
では進角値で表す)Nをルックアップし、P13でこのN
と上記Mより次式に従って最終点火時期Dを演算し、
P13でこのDをRAM13にストアする。
D=N+M …… そして、単位信号C1のカウントにより最終点火時期D
に対応するタイミングになると、点火信号Spを出力し
て混合気に点火する。したがって、ノックが発生すると
点火時期が遅角され、一方発生していないときは点火時
期が進角される。その結果、エンジンの燃焼効率を高め
てトルク特性の改善を図ることができ、燃費と運転性能
の向上を達成することができる。
に対応するタイミングになると、点火信号Spを出力し
て混合気に点火する。したがって、ノックが発生すると
点火時期が遅角され、一方発生していないときは点火時
期が進角される。その結果、エンジンの燃焼効率を高め
てトルク特性の改善を図ることができ、燃費と運転性能
の向上を達成することができる。
(効果) 本発明によれば、ノック検出に必要なシステムの構成を
簡単なものとすることができ、従来のコントロールユニ
ットの能力で容易でかつ低コストでノック抑制制御を実
行することができる。
簡単なものとすることができ、従来のコントロールユニ
ットの能力で容易でかつ低コストでノック抑制制御を実
行することができる。
第1図は本発明の基本概念図、第2〜10図は本発明の一
実施例を示す図であり、第2図はそのブロック構成図、
第3図(A)はその筒内圧センサの取付状態を示す断面
図、第3図(B)はその筒内圧センサのみの平面図、第
4図はそのチャージアンプの詳細な回路図、第5図はそ
のθpmaxとノックレベルとの関係を示す図、第6図はそ
のθpmaxと点火時期との関係を示す図、第7図はその点
火時期制御のプログラムを示すフローチャート、第8図
はその作用を説明するための信号波形図、第9図はその
ノック限界値θKのデータテーブルの一例を示す図、第
10図はその基本点火時期の特性を示す図である。 1……筒内圧センサ(圧力検出手段)、 5……コントロールユニット(ピーク位置検出手段、限
界値設定手段、ノック判別手段、点火時期設定手段)、 6……運転状態検出手段、 16……点火手段。
実施例を示す図であり、第2図はそのブロック構成図、
第3図(A)はその筒内圧センサの取付状態を示す断面
図、第3図(B)はその筒内圧センサのみの平面図、第
4図はそのチャージアンプの詳細な回路図、第5図はそ
のθpmaxとノックレベルとの関係を示す図、第6図はそ
のθpmaxと点火時期との関係を示す図、第7図はその点
火時期制御のプログラムを示すフローチャート、第8図
はその作用を説明するための信号波形図、第9図はその
ノック限界値θKのデータテーブルの一例を示す図、第
10図はその基本点火時期の特性を示す図である。 1……筒内圧センサ(圧力検出手段)、 5……コントロールユニット(ピーク位置検出手段、限
界値設定手段、ノック判別手段、点火時期設定手段)、 6……運転状態検出手段、 16……点火手段。
Claims (1)
- 【請求項1】a)エンジンの燃焼圧力を検出する圧力検
出手段と、 b)エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段
と、 c)圧力検出手段の出力から燃焼圧力が最大となるクラ
ンク角を燃焼ピーク位置として検出するピーク位置検出
手段と、 d)運転状態に応じてノック限界の燃焼ピーク位置を設
定する限界値設定手段と、 e)実際の燃焼ピーク位置をノック限界の燃焼ピーク位
置と比較してノッキングの有無を判別するノック判別手
段と、 f)運転状態に基づいて点火時期を設定するとともに、
この点火時期をノッキングの有無に応じて補正する点火
時期設定手段と、 g)点火時期設定手段の出力に基づいて混合気に点火す
る点火手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の点火時期制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19746785A JPH0647986B2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19746785A JPH0647986B2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6258055A JPS6258055A (ja) | 1987-03-13 |
| JPH0647986B2 true JPH0647986B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=16374975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19746785A Expired - Lifetime JPH0647986B2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647986B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2536243B2 (ja) * | 1990-06-13 | 1996-09-18 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
| JPH0534069U (ja) * | 1991-10-15 | 1993-05-07 | アステイ株式会社 | 車両のワイパー制御装置 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19746785A patent/JPH0647986B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6258055A (ja) | 1987-03-13 |
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