JPH0648520Y2 - コロナ放電器の放電ワイヤ固定構造 - Google Patents

コロナ放電器の放電ワイヤ固定構造

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JPH0648520Y2
JPH0648520Y2 JP11490788U JP11490788U JPH0648520Y2 JP H0648520 Y2 JPH0648520 Y2 JP H0648520Y2 JP 11490788 U JP11490788 U JP 11490788U JP 11490788 U JP11490788 U JP 11490788U JP H0648520 Y2 JPH0648520 Y2 JP H0648520Y2
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discharge wire
locking
fixing
shield case
fixing structure
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克範 藤井
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば電子写真複写機における感光体表面を
帯電させる際に使用されるコロナ放電器の放電ワイヤの
固定構造に関する。
(従来の技術) 電子写真複写機において、感光体の帯電装置として用い
られるコロナ放電器は、シールドケース内に放電ワイヤ
が張設されており、放電ワイヤの両端に高電圧を印加す
ることによりコロナ放電を起こして、感光体表面を帯電
させている。このようなコロナ放電器においては、コロ
ナ放電に際して放電むらが生じることを防ぐために、放
電ワイヤを適当な張力を持たせて張設することが必要で
ある、しかし、放電ワイヤは直径80μm程度のタングス
テン線、白金線等であるため、切断し易く、その張設作
業は相当な熟練者でもかなりの手間を要する極めて難し
い作業である。
このような問題を解決するために、実開昭59−82260号
公報には、比較的簡単にシールドケース内に放電ワイヤ
を張設し得るコロナ放電器が開示されている。この公報
に開示されたコロナ帯電器は、第7図に示すように、放
電ワイヤ20の端部を支持部71の凹陥部71a内に、嵌入部
材72にて圧入することにより、放電ワイヤ20の端部を固
定している。
(考案が解決しようとする課題) このようなコロナ帯電器では、嵌入部材72を凹陥部71a
内に圧入する際に、該凹陥部71aにおける開口縁の2か
所にて放電ワイヤ20が嵌入部材71にて押圧されるため
に、該放電ワイヤ20が切断しやすいという欠点がある。
しかも、このように放電ワイヤ20が該凹陥部71aにおけ
る放電ワイヤ20の張設方向側とその反対側との2か所に
て係止されているために、放電ワイヤ20の張設方向側の
凹陥部71a開口縁に放電ワイヤ20が係止された状態で
は、放電ワイヤ20には一定の張力で張設が付与される
が、該放電ワイヤ張設側とは反対側の凹陥部71a開口縁
にも放電ワイヤ20が係止されることにより、その係止部
分により放電ワイヤが牽引され、放電ワイヤ20の張設部
分にはさらに張力が付与され、放電ワイヤ20の張力が過
大になるという問題がある。甚しい場合には、放電ワイ
ヤ20が切断してしまう。
本考案は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、簡単な操作により、放電ワイヤを切断することな
く所定の張力にて張設し得、その結果、放電ワイヤの張
設作業を極めて容易に自動化し得るコロナ放電器の放電
ワイヤ固定構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、コロナ放電器におけるシールドケースの少な
くとも一端部内に設けられ、該シールドケースに張設さ
れる放電ワイヤの端部を固定する放電ワイヤの固定構造
であって、固定すべき放電ワイヤの端部が張設方向に対
して屈曲されて内部の空間内に嵌入されることにより、
その内面の隅部にて該放電ワイヤが係止される係止部を
有する係止部材と、該係止部材内に嵌入される固定部材
と、を有し、前記係止部材の係止部における放電ワイヤ
張設方向側部分と該係止部に嵌入される固定部材とによ
ってのみ放電ワイヤを挟持すべく、該係止部の放電ワイ
ヤ張設方向とは反対側部分に、放電ワイヤが通過し得る
空間が形成されていることを特徴としてなり、そのこと
により上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本考案を実施例について説明する。
本考案はコロナ放電器における放電ワイヤの固定構造
は、第2図に示すように、シールドケース10の一端部に
放電ワイヤ20を固定する際に用いられる。シールドケー
ス10は、その各端面および一つの周側面が開放された中
空の長方体状をしている。放電ワイヤ20は、シールドケ
ース10の一方の端部(第2図では右奥側端部)に配設さ
れた箱状の絶縁性支持部材60内にて、例えばコイルスプ
リング(図示せず)を用いて若干の伸収可能に支持され
ている。該支持部材60は、シールドケース10の開放され
た周側面側に開閉可能な蓋体61を有している。放電ワイ
ヤ20の該支持部材60内に支持された端部は、該支持部材
60の外側端面から外方へ延出するコネクタ端子62に電気
的に接続されている。
本考案の放電ワイヤ固定構造は、該支持部材60が配設さ
れたシールドケース10の端部とは反対側の端部に設けら
れる。該固定構造は、シールドケース10の該端部内に設
けられた、支持部30内に配設されている。該支持部30
は、シールドケース10の開放された周側面側の側面が開
放された中空状をしており、その開放面が蓋体31にて開
閉される。該支持部30の外側端面には把手32が外方へ突
出するように設けられており、該把手32により、コロナ
放電器全体が例えば複写器本体の所定位置に着脱され
る。
該支持部30内に設けられた本考案の放電ワイヤの固定構
造は、第1図に示すように、シールドケース10の端部に
配設された絶縁性の係止部材40を有する。該係止部材40
は、シールドケース10における開放された周側面と対向
する内奥側周側面11に取付けられた基部42と、該基部42
上に立設された円筒状の係止部41とを有する。該係止部
41は、第3図に示すように、放電ワイヤ20のシールドケ
ース10内への張設側の先端部が、その端面から切欠され
て、放電ワイヤの係止溝41aが形成されている。該係止
溝41aの底面における係止部分41内周側部分は面取りさ
れてテーパ状になっている。該係止部41における該係止
溝41aが形成された部分と対向する周面には、該係止部4
1の軸心に平行する所定幅のスリット41bが形成されてい
る。
放電ワイヤ20は、該係止部41における係止溝41aの底面
に係止されて、該係止部41の空間内に嵌入されている。
そして、該係止部41の軸心に平行するようにその内周面
に沿って底面にまで達し、その底面に沿って配線された
後に、スリット41bから延出している。
該係止部分41内には、このように配線される放電ワイヤ
20の端部を該係止部41と共に挟持する固定部材50が嵌合
される。該固定部材50は、絶縁性であり、円筒状の係止
部41内に嵌入される円筒状の胴部51と、該胴部51の基端
部に設けられたフランジ部52とを有する。該胴部51は、
係止部41内に嵌入された際に、その外周面が係止部41内
周面に圧着されるように、その外径が規定される。該胴
部51の先端部は、先端になるに連れて縮径するテーパ面
になっている。該胴部51は、係止部41より若干短い軸方
向長さを有し、該係止部41内に該胴部51が嵌入される
と、フランジ部52が該係止部41の端面に突き当たる。該
固定部材50の軸心部には、第4図に示すように、治具挿
入孔53がフランジ部52端面から胴部51の下部に達するよ
うに設けられており、該治具挿入孔53には、該固定部材
50を係止部41内に嵌入させる際に用いられる治具が挿入
される。
このような構造の本考案の放電ワイヤ固定構造は、次の
ようにして、放電ワイヤ20の端部を固定する。例えば、
供給リールに巻回された放電ワイヤ20は、該供給リール
から順次繰り出され、その先端は、シールドケース10の
一方の端部に配設された支持部材60内に支持される。該
供給リールには放電ワイヤ20の張力を一定にする張力設
定器が設けられている。そして、該放電ワイヤ20はシー
ルドケース10内をその軸心部に沿って配線され、第3図
の二点鎖線および第5図に示すように、シールドケース
10の他端部に配設された係止部材40における係止部41の
係止溝41aおよびスリット41bに対向するように位置され
る。このような状態で、所定の治具が治具挿入孔53内に
挿入された固定部材50の胴部51を、係止部41とは軸心を
一致させた状態で、該係止部41内に圧入する。
これにより、第6図に示すように、放電ワイヤ20が固定
部材50の胴部51下面に押圧されて、係止溝41aおよびス
リット41b内に嵌入する。固定部材50がさらに係止部41
内に圧入されると、放電ワイヤ20は係止溝41aの底面に
係止されて、該係止溝41aに連続する係止部41の内奥側
内周面に、固定部材50の胴部51にて圧着される。このよ
うにして、放電ワイヤ20は、所定の張力が付与された状
態で係止部41内面の隅部である係止溝41aのテーパ面に
係止される。
固定部材50がさらに係合部41内に圧入されると、放電ワ
イヤ20は、固定部材50の胴部51下面に押圧されることに
より、供給リールから順次繰り出され、スリット41bを
通って係止部41内に供給される。その結果、係止溝41a
に係止された放電ワイヤ20の張設側の張力は変化せず、
しかも係止溝41aから係止部41内に嵌入される放電ワイ
ヤ20に過大な張力が付与されない。放電ワイヤ20は、該
係止部41内周面に固定部材50の胴部51にて順次圧着され
る。該固定部材50は、フランジ部52が係止部41の端面に
突き当てられるまで、該係止部41内に圧入される。
これにより、第1図に示すように、放電ワイヤ20は、係
止部41における係止溝41aのテーパ面に係止されると共
に、該係止部41の内周面に第1図に示すように長さLに
わたって固定部材50の胴部51にて圧着され、係止され
る。従って、該放電ワイヤ20の端部は、該係止部41にお
ける放電ワイヤ張設側の内面と固定部材50とによっての
み挟持される。このとき、係止部41における係止溝41a
および固定部材50における胴部50先端部のそれぞれの放
電ワイヤ20が屈曲される部分は、面取りされたテーパ状
になっているために、その部分にて該放電ワイヤ20が切
断するおそれがない。
本実施例では、放電ワイヤ20はシールドケース10の係止
部材40に設けられた係止溝41a内に位置するように配線
された状態で、その係止部材40における係止部41内に固
定部材50を嵌入させるだけで該放電ワイヤ20が固定され
る。従って、固定部材50は、係止部41内に嵌入させる際
には、周方向の方向性がなく、周方向のいずれの方向を
向いた状態であっても係止部材41内に嵌入させるだけで
よい。その結果、固定部材50の係合部41内への圧入は、
該固定部材50の治具挿入孔53内に挿入された治具を昇降
させることにより行えるため、きわめて容易に自動化し
得る。
また、上記実施例では、放電ワイヤ20の一端はシールド
ケース10内にコイルスプリングにて係止させる構成であ
ったが、放電ワイヤ20の両端部とも、本考案の固定構造
にて固定する構成としてもよい。この場合は、放電ワイ
ヤの固定のための自動化が一層容易になる。
(考案の効果) 本考案の放電ワイヤ固定構造は、このように、放電ワイ
ヤが係止部材の係止部分における放電ワイヤ張設方向部
分に係止され、かつその部分の内面と固定部材とによっ
てのみ放電ワイヤが挟持されているため、放電ワイヤを
切断することなく、所定の張力にて張設し得る。しかも
固定部材を係止部内に圧入するだけで放電ワイヤを張設
し得るため、放電ワイヤの張設作業にきわめて容易であ
り、その自動化も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の放電ワイヤ固定構造の一例を示す断面
図、第2図はその構造を有するコロナ放電器の斜視図、
第3図は係止部の平面図、第4図は固定部分材の平面
図、第5図および第6図はそれぞれ本考案の放電ワイヤ
固定構造の動作説明図、第7図は従来の放電ワイヤの固
定構造を示す要部断面図である。 10…シールドケース,20…放電ワイヤ,40…係止部材,41
…係止部,41a…係止溝,41b…スリット,50…固定部材,51
…胴部,52…フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コロナ放電器におけるシールドケースの少
    なくとも一端部内に設けられ、該シールドケースに張設
    される放電ワイヤの端部を固定する放電ワイヤの固定構
    造であって、 固定すべき放電ワイヤの端部が張設方向に対して屈曲さ
    れて内部の空間内に嵌入されることにより、その内面の
    隅部にて該放電ワイヤが係止される係止部を有する係止
    部材と、 該係止部材内に嵌入される固定部材と、を有し、 前記係止部材の係止部における放電ワイヤ張設方向側部
    分と該係止部に嵌入される固定部材とによってのみ放電
    ワイヤを挟持すべく、該係止部の放電ワイヤ張設方向と
    は反対側部分に、放電ワイヤが通過し得る空間が形成さ
    れていることを特徴とするコロナ放電器の放電ワイヤ固
    定構造。
JP11490788U 1988-08-31 1988-08-31 コロナ放電器の放電ワイヤ固定構造 Expired - Lifetime JPH0648520Y2 (ja)

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