JPH0648952Y2 - 電磁波シールドドアの開閉構造 - Google Patents

電磁波シールドドアの開閉構造

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JPH0648952Y2
JPH0648952Y2 JP48188U JP48188U JPH0648952Y2 JP H0648952 Y2 JPH0648952 Y2 JP H0648952Y2 JP 48188 U JP48188 U JP 48188U JP 48188 U JP48188 U JP 48188U JP H0648952 Y2 JPH0648952 Y2 JP H0648952Y2
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electromagnetic wave
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電磁波シールドドアの開閉構造に関する。
〔従来の技術〕
今日、コンピュータ等の情報通信設備を共同利用し、ビ
ル内の外部との情報通信を行なういわゆるインテリジェ
ントビル等の要請が強くなってきている。ビル内では、
情報通信に電波を使用することが多く、外部からの電
波,ノイズ電波の放出,ビル内部のテレビ中間周波等に
より情報通信機器が誤動作することがある。
そこで、電磁波シールド材料を使用して室外の空間と電
磁的に遮断した電磁波シールドルームが必要になるが、
電磁波シールドルームには、出入口,換気口、電源等の
開口部が形成されている。特に、電磁波シールド壁に形
成された開口部における電磁波シールドドアの電気的隙
間を無くすことが重要である。かかる電気的隙間がある
と、高周波ではこの電気的隙間からの電磁波の漏れによ
り電磁波シールド効果が低下することとなる。
しかして、電磁波シールドドアは、蝶番式の開閉構造と
なっており、その先端における閉鎖時の状態が第9図に
示される。図において、電磁波シールドドア21の端部21
Aにフィンガーから成る係止部材22を設けるとともに、
電磁波シールド壁23に形成された開口部24の側縁部24A
に、係止部材22と係止するベリリクム製のバネ板25(第
10図図示)を取り付けたブラケット26を設け、電磁波シ
ールドドア21の閉鎖時に、係止部材22をバネ板25に係止
させることにより電磁波シールドド21を電磁波シールド
壁23に保持させるようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の電磁波シールドドア21の開閉構造で
は、バネ板25はその繰り返し使用により経年的に劣化し
てその形状が保持されず、弾性力が落ち、電磁波シール
ドドア21を閉鎖した時、係止部材22とバネ板25との間に
隙間が発生し、その隙間から電磁波が漏れ、電気的接続
が不完全となる虞がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は、電磁波シールド性能を向上させた電磁
波シールドドアの開閉構造を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、電磁波シールド
壁の開口部の一方の側縁部に電磁波シールドドアの一端
側を回転自在に軸支し、電磁波シールドドアの他端側に
係止部材を設けるとともにこの係止部材を受ける受け部
を開口部の他方の側縁部に設け、電磁波シールドドアの
閉鎖時に、係止部材を受け部に係止させることにより電
磁波シールドドアを電磁波シールド壁に保持させる電磁
波シールドドアの開閉構造において、感温部材を係止部
材または受け部の少なくとも一方に設け、係止部材また
は受け部が、電磁波ドアの閉鎖時にその対応する他方の
受け部または係止部材と、該感温部材を介して電気的に
持続状態または非接続状態となるように構成したもので
ある。
〔考案の作用〕
本考案にあっては、電磁波シールドドアの閉鎖時には、
係止部材と受け部材とが感温部材を介して電気定に接続
している。
また、電磁波シールドドアを開ける時または閉じる時に
は、感温部材を加熱または冷却することにより感温部材
を変形させ、係止部材と受け部の電気的接続状態を解除
する。
〔考案の実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例に係る電磁波
シールドドアの開閉構造を示す。
第1図,第3図において、1は電磁波シールド壁で、そ
の適当な場所に開口部2が形成されている。3は電磁波
シールドドアで、金属板3Aとその間に挟まれた木材3Bと
から構成され、その一端側3Cが開口部2の一方の側縁部
2Aにヒンジ4を介して回動自在に軸支されている。
電磁波シールドドア3の他端側3Dに第1ブラケット5が
固定され、その第1ブラケット5の先端には板状のフィ
ンガーから成る係止部材6が形成されている。また、開
口部2の他方の側縁部2Bに第2ブラケット7が取り付け
られ、その第2ブラケット7の先端には、係止部材6を
受ける溝状の受け部8が形成されている。受け部8の両
壁面8Aには、それぞれ2方向型の形状記憶合金製の感温
部材9が固着されている。第2図に示すように、感温部
材9は、断面クランク形状に構成された細長板材であ
り、常温においては断面クランク形状になっており、適
当な加熱手段により適当な温度に加熱すると、伸びて平
板となる。なお、10は金網で構成されたジョイナーで、
受け部8に固着されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
第1図に示すように、電磁波シールドドア3の閉鎖時に
は、感温部材9は常温に保持され、断面クランク形状に
なっている。従って、感温部材9を介して係止部材6の
両側面と受け部8とが縦方向において全面に亘って接続
しており、電磁波シールドドア3と電磁波シールド壁1
の開口部2との間に電気的な隙間がなく、電磁波がシー
ルドされている。
第4図に示すように、電磁波シールドドア3を開ける時
には、適当な加熱手段により感温部材9を加熱すると、
感温部材9はその断面がクランク形状から直線形状に変
化して細長平板に変形する。従って、感温部材9は係止
部材6から離れ、係止部材6と受け部8の接続状態が解
除される。この状態で電磁波シールドドア3を回動させ
ると、係問部材6が感温部材9に接触しないで電磁波シ
ールドドア3が開けられ、二点鎖線の状態となる。
また、開いた状態の電磁波シールドドア3を閉じる時に
は、これを開ける場合と同様に、適当な加熱手段により
感温部材9を加熱して感温部材9を細長平板に変形させ
た状態にしておけば良い。
以上の如き構成によれば、電磁波シールドドア3の開閉
時には、感温部材9を加熱すると、感温部材9が変形
し、係止部材6と受け部8の接続状態が解除される。こ
れにより、係止部材6を感温部材9に接触させずに電磁
波シールドドア3を開閉できる。従って、繰り返して電
磁波シールドドア3を開閉しても、感温部材9には力が
掛からず、経年的に劣化することがなく、感温部材9の
形状が保持され、従来例のように係止部材6と受け部8
との間に隙間が生じることが無い。この結果、電磁波を
完全にシールドでき、電磁波シールド性能を向上させる
ことができる。
また、感温部材9は細長板状に形成されているので、電
磁波シールドドア3の閉鎖時には、感温部材9を介して
係止部材6と受け部8とが全面に亘って接続している。
従って、縦方向において係止部材6と受け部8との間に
隙間が無く、電磁波をさらにシールドでき、電磁波シー
ルド性能を向上させることができる。
第5図は本考案の第2実施例に係る電磁波シールドドア
の開閉構造を示す。
第1実施例では、感温部材9は溝8に取り付けられてい
るが、本実施例では、感温部材9は溝8に取り付けられ
ず、係止部材6の両面に取り付けられている。この感温
部材9は、2方向型の形状記憶合金製の細長板材であ
り、第1実施例におけるものと同様に機能する。
第2実施例においても、第1実施例と同様の効果を奏す
る。
第6図は本考案の第3実施例に係る電磁波シールドドア
の開閉構造を示す。
第1実施例では、係止部材6はフィンガーで構成される
とともに受け部8は溝状になっているが、本実施例で
は、係止部材31を溝状にするとともに受け部32をフィン
ガーで構成し、受け部32の両側面に感温部材9が取り付
けられている。この感温部材9は、この感温部材9は、
2方向型の形状記憶合金製の細長板材であり、第1実施
例におけるものと同様に機能する。
第3実施例においても、第1実施例と同様の効果を奏す
る。
第7図,第8図は本考案の第4実施例に係る電磁波シー
ルドドアの開閉構造を示す。
図示のように、電磁波シールド壁11に形成された開口部
2に電磁波シールドドア33が配設されている。電磁波シ
ールドドア33の先端には断面クランク状の係止部材34が
設けられ、この係止部材34に2方向型の形状記憶合金製
の感温部材9A,9B,9Cが取り付けられている。開口部2の
側縁部には係止部材34と対向して受け部35が設けられ、
受け部35には、2方向型の形状記憶合金製の感温部材9
D,9Eが取り付けられている。感温部材9A,9B,9C,9D,9Eは
常温においては断面クランク形状になており、適当な加
熱手段により適当な温度に加熱すると、伸びて細長平板
となる。
電磁波シールドドア33の閉鎖時は第7図に示され、この
状態において感温部材9A,9B,9C,9D,9Eが適当な加熱手段
で加熱されると、第8図に示すように、伸びて細長平板
となる。従って、係止部材34と受け部35の接続状態が解
除され、電磁波シールドドア33を開く準備ができる。
第4実施例においても、第1実施例と同様の効果を奏す
る。
なお、上記実施例においては、電磁波シールドドアの開
閉時には、感温部材を加熱することにより、係止部材と
受け部の接続状態が解除されるようになっているが、感
温部材を冷却することにより係止部材と受け部の接続状
態を解除させることもできる。
また、上記実施例においては、感温部材として、2方向
型の形状記憶合金が使用されているが、適当なバネ材と
組み合わせて1方向型の形状記憶合金を使用することも
できる。
さらに、上記実施例におていは、感温部材の例として、
形状記憶合金の板材を挙げたが、これに限定されること
なく、温度によて変形する部材ならば良く、例えば、バ
イメタルで構成することもできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案に係る電磁波シールドドアの
開閉構造によれば、電磁波シールドドアの開閉時には、
感温部材を加熱または冷却することにより、感温部材を
変形させると、係止部材と受け部の電気的接続状態が解
除され、感温部材に力を掛けない状態で電磁波シールド
ドアを開閉できる。従って、繰り返して電磁波シールド
ドアを開閉しても、感温部材は経年的に劣化することが
なく、感温部材の形状が保持され、電磁波シールドドア
の閉鎖時に係止部材と受け部との間に電気的隙間が生じ
ることが無くなる。この結果、電磁波シールド壁に形成
された開口部における電磁波シールドドアの電気的隙間
を無くし、電磁波を完全にシールドでき、電磁波シール
ド性能を向上させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る電磁波シールドドア
の開閉構造の要部を示す断面図である 。第2図は第1図における形状記憶合金製の感温部材の
斜視図である。 第3図は本考案の第1実施例に係る電磁波シールドドア
の開閉構造の全体を示す断面図である。 第4図は本考案の第1実施例の作用状態説明図である。 第5図は本考案の第2実施例に係る電磁波シールドドア
の開閉構造の要部を示す断面図である。 第6図は本考案の第3実施例に係る電磁波シールドドア
の開閉構造の要部を示す断面図である。 第7図は本考案の第4実施例に係る電磁波シールドドア
の開閉構造の要部を示す断面図である。 第8図は本考案の第4実施例の作用状態説明図である。 第9図は従来における電磁波シールドドアの開閉構造の
要部を示す断面図である。 第10図は第9図における板バネの斜視図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1……電磁波シールド壁 2……開口部 2A……開口部の一方の側縁部 2B……開口部の他方の側縁部 3……電磁波シールドドア 3C……一端側 3D……他端側 6……係止部材 8……受け部 9……感温部材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁波シールド壁の開口部の一方の側縁部
    に電磁波シールドドアの一端側を回転自在に軸支し、電
    磁波シールドドアの他端側に係止部材を設けるとともに
    この係止部材を受ける受け部を開口部の他方の側縁部に
    設け、電磁波シールドドアの閉鎖時に、係止部材を受け
    部に係止させることにより電磁波シールドドアを電磁波
    シールド壁に保持させる電磁波シールドドアの開閉構造
    において、感温部材を係止部材または受け部の少なくと
    も一方に設け、係止部材または受け部が、電磁波ドアの
    閉鎖時にその対応する他方の受け部または係止部材と、
    該感温部材を介して電気的に接続状態または非接続状態
    となるように構成したことを特徴とする電磁波シールド
    ドアの開閉装置。
  2. 【請求項2】感温部材は、形状記憶合金製の部材である
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁波シールドドアの
    開閉構造。
  3. 【請求項3】感温部材は、バイメタルから成ることを特
    徴とする請求項1記載の電磁波シールドドアの開閉構
    造。
JP48188U 1988-01-06 1988-01-06 電磁波シールドドアの開閉構造 Expired - Lifetime JPH0648952Y2 (ja)

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