JPH0648973A - 1,3−シクロブタンジオン−ビスケタール、その製造方法およびその使用 - Google Patents

1,3−シクロブタンジオン−ビスケタール、その製造方法およびその使用

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JPH0648973A
JPH0648973A JP5063587A JP6358793A JPH0648973A JP H0648973 A JPH0648973 A JP H0648973A JP 5063587 A JP5063587 A JP 5063587A JP 6358793 A JP6358793 A JP 6358793A JP H0648973 A JPH0648973 A JP H0648973A
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cyclobutanedione
bisketal
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butanediyl
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Barry Jackson
ジャクソン バリー
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Lonza AG
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    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
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    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/30Compounds having groups
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/511Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition involving transformation of singly bound oxygen functional groups to >C = O groups
    • C07C45/515Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition involving transformation of singly bound oxygen functional groups to >C = O groups the singly bound functional group being an acetalised, ketalised hemi-acetalised, or hemi-ketalised hydroxyl group

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 1,3−シクロブタンジオン−ビスケター
ル、その製造法およびその使用法を提供する。 【構成】 この化合物は式Iの構造を有し、1,3−シ
クロブタンジオンを酸性触媒の存在下にオルトギ酸エス
テルと反応させて、ジオールでケタール変換して得られ
る。このビスケタールは、クアドラート酸の製造、1,
3−シクロブタンジオンの製造および(または)精製のた
めの中間体として、あるいはこの不安定なジオンの安定
した貯蔵形態または代用品として好適である。 [式中、R1a,R1b,R3aおよびR3bは、同一
であって、それぞれ直鎖または分枝鎖の低級アルキル基
を表わすか、またはR1aおよびR1bとR3aおよび
3bとがそれぞれグループで同じ意味を有し、ケター
ルの酸素原子およびその間に位置する炭素原子とともに
それぞれ、場合により1個以上の低級アルキル基により
置換された、5員または6員の、シクロブタン環とスピ
ロ結合した環を形成する。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規な1,3−シクロブタンジ
オン−ビスケタール、それらの製造方法およびそれらの
使用、とくにクアドラート酸製造への使用に関する。
【0002】クアドラート酸(1,2−ジヒドロキシシ
クロブテン−3,4−ジオン)は、染料、除草剤および
医薬有効成分を製造するための重要な中間体である。
長年にわたってクアドラート酸の経済的な製造方法は知
られていなかったが、最近クアドラート酸を3−アセト
キシ−2−シクロブテン−1−オン(トリケテン)か
ら、またはそれから得られる1,3−シクロブタンジオ
ンないしそのエノラートから製造することに成功した
(EP特許出願442431および444563)。
しかし、これらの方法は、トリケテンまたは安定性の低
い1,3−シクロブタンジオンの経費のかかる分離を必
要とする。
【0003】本発明の目的は、ケテンからジケテンを工
業的に製造する際に大量に発生するトリケテン含有残留
物から容易に製造および分離することができる、1,3
−シクロブタンジオンの安定した誘導体を提供するこ
と、およびそれらをクアドラート酸に変換する方法を提
供することである。
【0004】これらの目的は、請求項1の1,3−シク
ロブタンジオン−ビスケタールにより達成される。
【0005】本発明の1,3−シクロブタンジオン−ビ
スケタールは一般式
【0006】
【化9】
【0007】[式中、R1a、R1b、R3aおよびR3bは同
一であって、それぞれ直鎖または分枝鎖の低級アルキル
基を表わすか、またはR1aおよびR1bとR3aおよびR3b
とがそれぞれグループで同じ意味を有し、ケタールの酸
素原子およびその間に位置する炭素原子とともにそれぞ
れ、場合により1個以上の低級アルキル基により置換さ
れた、5員または6員の、シクロブタン環とスピロ結合
した環を形成する。]を有する。
【0008】したがって、第一の形は1,3−シクロブ
タンジオンと1価アルコールのビスケタールに相当し、
第二の形は1,2−ないし1,3−ジオールとのビスケ
タールに相当する。 低級アルキル基とは、以下、1〜
6、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基、したがってたとえばメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、ペン
チル、イソペンチルおよびヘキシルを意味する。 メタ
ノールまたはエタノールに由来する、したがって低級ア
ルキル基がメチルまたはエチルであるビスケタールがと
くに好ましい。1,2−および1,3−ジオールとのビ
スケタールでは、R1aおよびR1bならびにR3aおよびR
3bが共同で、それぞれ1,2−エタンジイル、1,2−
プロパンジイル、1,3−プロパンジイル、1,2−ブ
タンジイル、1,3−ブタンジイル、2,3−ブタンジ
イル、2,2−ジメチル−1,2−プロパンジイルまた
は2,3−ジメチル−2,3−ブタンジイル基を形成す
る、したがってエタンジオール、1,2−プロパンジオ
ール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオ
ール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール(ネ
オペンチルグリコール)または2,3−ジメチル−2,
3−ブタンジオール(ピナコール)に由来するビスケタ
ールが好ましい。
【0009】本発明のビスケタールは、たとえば1,3
−シクロブタンジオンから、酸性触媒の存在下に対応す
るオルトギ酸エステルで変換することにより製造でき
る。これに必要なオルトギ酸エステルは、一般式
【0010】
【化10】
【0011】[式中、RaおよびRbは、式IでR1aおよ
びR1bとR3aおよびR3bとに関して記載した意味を有
し、Rは低級アルキル基である。]を有する。 Ra
よびRbが同様に低級アルキル基である場合、これはト
リアルキルオルトギ酸エステルであり、その上R、Ra
およびRbは同一である。 好ましいオルトギ酸エステ
ルは、製造すべきビスケタールIから明らかになるの
で、とくに好ましいのはトリメチルオルトギ酸エステル
およびトリエチルオルトギ酸エステルである。 同様
に、RaおよびRbが共同で直接結合した酸素原子および
その間に位置するギ酸エステルの炭素原子とともに、場
合により1個以上の低級アルキル基により置換された5
員または6員環を形成する環状オルトギ酸エステルから
は、対応するスピロケタールを製造することができる。
そのようなオルトギ酸エステルの例は、エタンジオー
ルおよびメタノールの混合オルトギ酸エステルである2
−メトキシ−1,3−ジオキソランである。 トリアル
キルオルトギ酸エステルで変換する場合、R=Ra=Rb
に当てはまるので、所望により同時に溶剤としても作用
する、対応するアルコールROHの存在下で作業するの
が好ましい。 酸性触媒としては、好ましくは酸性カチ
オン交換体、たとえばアンバーリスト−15を使用す
る。 オルトギ酸エステルによる1,3−シクロブタン
ジオンの変換は、−10〜+40℃、好ましくは0〜2
0℃の温度で行なうのが有利である。 その際、オルト
ギ酸エステルは、1,3−シクロブタンジオンの1モル
に対して2〜10モルの量で使用するのが有利である。
【0012】本発明のビスケタールは熱的に安定してお
り、減圧蒸留により容易に分離および(または)精製する
ことができる。
【0013】さらに、本発明のビスケタール、とくに
1,2−ないし1,3−ジオールに由来するビスケター
ルの製造方法は、2工程で行ない、まず上記のようにし
て、1,3−シクロブタンジオンを、一般式
【0014】
【化11】
【0015】[式中、Rは低級アルキル基である。]の
トリアルキルオルトギ酸エステルにより、一般式
【0016】
【化12】
【0017】の対応するビスケタールに変換し、続いて
一般式
【0018】
【化13】
【0019】[式中、Qは、場合により1個以上の低級
アルキル基により置換されたエタンジイル基またはプロ
パンジイル基である。]のジオールでケタール変換する
ことにより、それに対応するスピロケタールに変換す
る。 この方法では、好ましくはまずトリメチル−また
はトリエチルオルトギ酸エステルにより、ビス−ジメチ
ル−ないしビス−ジエチルケタールを製造する。
【0020】基Qは、好ましくは1,2−エタンジイ
ル、1,2−プロパンジイル、1,3−プロパンジイ
ル、1,2−ブタンジイル、2,3−ブタンジイル、
2,2−ジメチル−2,3−プロパンジイルまたは2,
3−ジメチル−2,3−ブタンジイルである。
【0021】本発明のビスケタールを製造するための、
本発明のもう一つの方法では、式
【0022】
【化14】
【0023】の3−アセトキシ−2−シクロブテン−1
−オン(トリケテン)から出発する。ここでは、1,3
−シクロブタンジオンのモノエノール酢酸エステルが重
要である。 これには、このトリケテンを、1,3−シ
クロブタンジオンに関して上に記載した方法により、オ
ルトギ酸エステルで変換するのが有利である。 その
際、純粋なトリケテンではなく、工業的なジケテン蒸留
のトリケテン含有残留物を使用するのが有利である。
【0024】とくに、オルトギ酸エステルとしてとくに
好ましいトリメチルオルトギ酸エステルを使用する場
合、これによってトリケテンを残留物からほとんど定量
的に分離し、利用することができる。 その際、ビスケ
タールの分離は、たとえば薄層蒸発装置で、簡単な減圧
蒸留により行なうことができる。
【0025】本発明の1,3−シクロブタンジオン−ビ
スケタールは、クアドラート酸製造のための原料として
使用するのが好ましい。 これには、ケタールをまずハ
ロゲン化し、続いて中間体として形成されたハロゲン化
合物を加水分解する。
【0026】このハロゲン化は、水の存在下に、ないし
水を添加しながら行なうのが有利である。 その際おそ
らく、ケタール官能基が完全に、または部分的に加水分
解され、その加水分解生成物がその場でハロゲン化され
る。 好ましくはハロゲン化を元素状の塩素または臭素
で、とくに好ましくは臭素で行なう。 その際、ハロゲ
ンは、原料1モルあたり2.5〜4モル、好ましくは3
〜3.5モルの量で使用する。 ハロゲン化は、0〜8
0℃、好ましくは10〜40℃の温度で行なうのが有利
である。 溶剤としては、元素状のハロゲンに対して安
定したすべてのプロトン性および非プロトン性溶剤、と
くに低級脂肪族カルボン酸、それらのエステルおよび無
水物、ならびにハロゲン化アルカンが適している。 こ
れらの溶剤の例としては、酢酸、酢酸エチル、無水酢
酸、ジクロロメタン、トリクロロメタンおよびテトラク
ロロメタンを挙げることができる。 溶剤としては酢酸
がとくに好ましい。
【0027】クアドラート酸への加水分解は、必要量の
水(クアドラート酸1モルあたり2モル)または過剰の
水を含む硫酸で行なうのが好ましい。 また、加水分解
を水単独で、または他の水性酸つまり酸の水溶液で行な
うこともできる。 そのような酸の例としては、塩酸、
臭化水素酸、水性リン酸のような鉱酸、水性ギ酸または
水性トリフルオロ酢酸のような強カルボン酸、あるいは
メタンスルホン酸またはp−トルエンスルホン酸のよう
な水性スルホン酸がある。 加水分解は、50〜150
℃、好ましくは80〜120℃の温度で行なうのが有利
である。
【0028】本発明の1,3−シクロブタンジオン−ビ
スケタールのもう一つの好ましい用途は、1,3−シク
ロブタンジオンの製造および(または)精製のための使用
である。 この目的には、ビスケタールを酸の存在下に
加水分解する。 この使用は、とくにトリケテンを含む
ジケテン蒸留残留物から1,3−シクロブタンジオンを
製造するのに有用である。 というのは、これによって
トリケテンの分離および精製を行なわずに済むからであ
る。
【0029】本発明のビスケタールは、1,3−シクロ
ブタンジオンに容易に変換できること、およびその安定
性のために、まったく一般的に、不安定な1,3−シク
ロブタンジオンの貯蔵形態としても好適である。
【0030】以下に、実施例により本発明を説明する。
【0031】
【実施例1】1,3−シクロブタンジオンから1,1,3,3−テト
ラメトキシシクロブタンの製造 メタノール25ml中に1,3−シクロブタンジオン
3.12g(純度94.2%、33mmol)を溶解さ
せ、0℃に冷却した。 この溶液にアンバーリスト−1
5を0.78g加え、続いて20分以内に、トリメチル
オルトギ酸エステル37.9g(98%、350mmo
l)を滴下して加えた。 0℃でさらに16時間撹拌し
た後、触媒を濾別し、濾液を30℃/15mbarで濃
縮した。残留物(5.9g)を球管型の装置中で、55
〜65℃/0.8mbarで蒸留した。
【0032】収量:4.79g、純度(GC)98.4
%、理論値の76.4%に相当1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δ 3.19
(s,12H);2.34(s,4H) MS:m/z(%) 161(8,M−15),145
(11),113(8),88(50),71(5),
58(31),43(100)。
【0033】
【実施例2】1,3−シクロブタンジオンから1,1,3,3−テト
ラエトキシシクロブタンの製造 エタノール25ml中に1,3−シクロブタンジオン
3.12g(純度94.2%、35mmol)を溶解さ
せ、アンバーリスト−15を0.78g投入し、トリエ
チルオルトギ酸エステル52.9g(98%、350m
mol)とともに室温で24時間撹拌した。 続いて触
媒を濾別し、濾液を20℃/0.2mbarで濃縮し
た。 残留物(8.1g)を球管型の装置中で60〜7
0℃/0.15mbarで蒸留した。
【0034】収量:7.22g、純度(GC)94.7
%、理論値の84.1%に相当1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δ 3.44(q,8H);2.38(s,4H);1.2
1(t,12H) MS:m/z(%) 203(5,M−29),187
(5),129(11),116(15),101
(8),89(28),85(27),60(25),
43(100)。
【0035】
【実施例3】1,3−シクロブタンジオンから1,1,3,3−テト
ラブトキシシクロブタンの製造 ブタノール15ml中に1,3−シクロブタンジオン
1.77g(純度95.0%、20mmol)を溶解さ
せ、アンバーリスト−15を0.44g投入し、トリブ
チルオルトギ酸エステル10.33g(99%、44m
mol)とともに25℃で7時間撹拌した。 続いて触
媒を濾別し、濾液を50℃/15mbarで濃縮した。
残留物(7.7g)を球管型の装置中で120〜13
5℃/0.03mbarで蒸留した。
【0036】収量:3.87g、純度(GC)97.0
%、理論値の54.5%に相当1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δ 3.35(t,8H);2.34(s,4H);1.5
4(m,8H);1.49(m,8H);0.93
(t,12H) MS:m/z(%) 287(9,M−57),271
(17),231(10),215(1),175
(2),157(54),117(40),103(6
0),101(65),85(22),61(10
0),56(64),43(23),41(59)
【0037】
【実施例4】ジケテン蒸留残留物から1,1,3,3−テトラメトキ
シシクロブタンの製造 メタノール250g中に、3−アセトキシ−2−シクロ
ブテン−1−オン(トリケテン)52.5g(0.41
6mol)およびジケテン15.0g(0.178mo
l)を溶解させ、0℃に冷却した。 続いてアンバーリ
スト−15を12.49g投入し、トリメチルオルトギ
酸エステル113.7g(98%、1.05mol)を
加え、この混合物を10℃で20時間撹拌した。 触媒
を濾別し、濾液を20℃/5mbarで濃縮した。 残
留物(235.7g)を「SAMBAY」薄層蒸発装置
中で100℃/1〜2mbarで蒸留した。
【0038】収量:89.9g、純度(GC)77.1
%、原料中の3−アセトキシ−2−シクロブテン−1−
オンに対して、理論値の94.6%に相当。
【0039】
【実施例5】1,4,8,11−テトラオキサジスピロ[4.1.
4.1]ドデカン エタンジオール19.7g中で、1,1,3,3−テト
ラメトキシシクロブタン(純度96.7%、25mmo
l)4.56gを135℃に加熱した。 その際、生じ
たメタノールが最初に常圧で分離し、続いて(2時間
後)軽揮発性の成分の残りが留別された。 室温に冷却
することにより残留物から生成物の結晶が析出したの
で、これを濾過し、20℃/0.005mbarで乾燥
させた。
【0040】収量:2.11g、純度(GC)82.8
%、理論値の40.6%に相当 融点:95〜103℃1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δ 3.93(s,8H);2.69(s,4H) MS:m/z(%) 173(0.1,M+1),14
1(2),112(3),100(23),86(10
0),68(7),56(3),55(4),42(9
4)。
【0041】
【実施例6】1,5,9,13−テトラオキサジスピロ[5.1.
5.1]テトラデカン 1,3−プロパンジオール23.5g中で、1,1,
3,3−テトラメトキシシクロブタン(純度96.7
%、25mmol)4.56gを、140℃に加熱し
た。 生成したメタノールを100mbarの圧力下に
6時間以内に留別し、続いて反応混合物を室温に冷却す
ることにより、生成物が析出した。 結晶を濾過し、7
0℃/0.02mbarで乾燥させた。
【0042】収量:2.10g、純度(GC)87.4
%、理論値の36.6%に相当 融点:147〜151℃1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δ 3.86(t,8H);2.53(s,4H);1.7
(quint,4H) MS:m/z(%) 201(0.5,M+1),17
2(2),157(6),140(1),113(2
5),100(100),72(18),70(1
4),57(9),42(75)。
【0043】
【実施例7】3,3,11,11−テトラメチル−1,5,9,13
−テトラオキサジスピロ[5.1.5.1]テトラデカ
2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール31.8
8g中で、1,1,3,3−テトラメトキシシクロブタ
ン(純度96.7%、25mmol)4.56gを14
0℃に加熱した。 2時間以内に生じたメタノールを2
00mbarで留別した。 続いて昇華装置中、140
℃/50mbarで過剰のジオールを分離したところ、
生成物が残留物として残った。
【0044】収量:3.95g、純度(GC)93.5
%、理論値の52.4%に相当 融点:166〜171℃1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δ 3.44(s,8H);2.52(s,4H);0.9
8(s,12H) MS:m/z(%) 257(1,M+1),241
(5),200(2),186(5),171(2),
141(32),128(100),86(11),8
5(11),69(90),57(38),55(3
2),43(49),42(36),41(70)。
【0045】
【実施例8】クアドラート酸 水36.6gを含む酢酸1000ml中に、1,1,
3,3−テトラメトキシシクロブタン104.6g(純
度85.9%、0.50mol)を溶解させた。この溶
液に、臭化水素4.07g(50mmol)を酢酸8.
2gに溶解した液を加え、10℃で30分間撹拌した。
続いて臭素284.4g(1.78mol)を1.5
時間内に滴下して加え、この混合物を15℃でさらに
1.25時間撹拌した。 この反応混合物を40℃/1
5mbarで300mlに濃縮し、100℃で1.5時
間以内に、硫酸250mlおよび水18.0g(1mo
l)の混合物に滴下した。 その際、激しいガス発生
(HBr)が起り、懸濁液が生じた。 この懸濁液を1
00℃でさらに13時間撹拌し、冷却し、濾過した。フ
ィルターケーキを各100mlのアセトンで3回洗浄
し、続いて20℃/0.1mbarで乾燥させた。
【0046】収量:51.46g、純度(HPLC)9
3.3%、理論値の84.2%に相当
【0047】
【実施例9】1,3−シクロブタンジオン ギ酸−水の混合物(95:5)16.4g中に、1,
1,3,3−テトラメトキシシクロブタン1.82g
(純度85.9%、0.50mol)を溶解させ、この
溶液を0℃で2時間撹拌した。 続いてこの混合物を2
0℃/0.1mbarで蒸発させた。 残留物(0.6
6g)を酢酸エチル1.5mlで洗浄し、乾燥させた。
【0048】収量:0.32g、純度(HPLC)9
4.1%、理論値の35.8%に相当 融点:112℃(分解)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 [式中、R1a、R1b、R3aおよびR3bは、同一であっ
    て、それぞれ直鎖または分枝鎖の低級アルキル基を表わ
    すか、またはR1aおよびR1bとR3aおよびR3bとがそれ
    ぞれグループで同じ意味を有し、ケタールの酸素原子お
    よびその間に位置する炭素原子とともにそれぞれ、場合
    により1個以上の低級アルキル基により置換された、5
    員または6員の、シクロブタン環とスピロ結合した環を
    形成する。]の1,3−シクロブタンジオン−ビスケタ
    ール。
  2. 【請求項2】 R1a、R1b、R3aおよびR3bが、メチ
    ル、エチル、プロピルおよびブチルからなるグループか
    ら選択されることを特徴とする請求項1の化合物。
  3. 【請求項3】 R1aおよびR1bならびにR3aおよびR3b
    が共同で、1,2−エタンジイル、1,2−プロパンジ
    イル、1,3−プロパンジイル、1,2−ブタンジイ
    ル、1,3−ブタンジイル、2,3−ブタンジイル、
    2,2−ジメチル−1,3−プロパンジイルおよび2,
    3−ジメチル−2,3−ブタンジイルからなるグループ
    から選択された炭素鎖を形成していることを特徴とする
    請求項1の化合物。
  4. 【請求項4】 請求項1の1,3−シクロブタンジオン
    −ビスケタール(I)を製造する方法において、1,3−
    シクロブタンジオンを、酸性触媒の存在下に、一般式 【化2】 [式中、RaおよびRbは、式IでR1aおよびR1bとR3a
    およびR3bとに関して記載した意味を有し、Rは低級ア
    ルキル基であり、RaおよびRbが同様に低級アルキル基
    である限り、R、RaおよびRbは同一である。]のオル
    トギ酸エステルで変換することを特徴とする製造方法。
  5. 【請求項5】 R、RaおよびRbが同一であり、対応す
    るアルコールROHの存在下にオルトギ酸エステルを用
    いて変換を行なうことを特徴とする請求項4の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 酸性触媒として強酸性カチオン交換体を
    使用することを特徴とする請求項4または5の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1の1,3−シクロブタンジオン
    −ビスケタール(I)を製造する方法において、1,3−
    シクロブタンジオンを、酸性触媒の存在下に、第一工程
    で、一般式 【化3】 [式中、Rは低級アルキル基である。]のオルトギ酸エ
    ステルにより、一般式 【化4】 [式中、Rは上記の意味を有する。]のビスケタールに
    変換し、第二工程で、一般式 【化5】 [式中、Qは、場合により1個以上の低級アルキル基に
    より置換されたエタンジイル基またはプロパンジイル基
    である。]のジオールでケタール変換することを特徴と
    する製造方法。
  8. 【請求項8】 Rがメチルまたはエチルであることを特
    徴とする請求項7の製造方法。
  9. 【請求項9】 Qが、1,2−エタンジイル、1,2−
    プロパンジイル、1,3−プロパンジイル、1,2−ブ
    タンジイル、1,3−ブタンジイル、2,3−ブタンジ
    イル、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジイルおよ
    び2,3−ジメチル−2,3−ブタンジイルからなるグ
    ループから選択されたものであることを特徴とする請求
    項7または8の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1の1,3−シクロブタンジオ
    ン−ビスケタール(I)を製造する方法において、式 【化6】 の3−アセトキシ−2−シクロブテン−1−オンを、酸
    性触媒の存在下に、一般式 【化7】 [式中、RaおよびRbは、式IでR1aおよびR1bとR3a
    およびR3bとに関して記載した意味を有し、Rは低級ア
    ルキル基であり、RaおよびRbが同様に低級アルキル基
    である限り、R、RaおよびRbは同一である。]のオル
    トギ酸エステルで変換することを特徴とする製造方法。
  11. 【請求項11】 3−アセトキシ−2−シクロブテン−
    1−オンを、ケテンからジケテンを製造する際に生じる
    蒸留残留物の形で使用することを特徴とする請求項10
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 R、RaおよびRbが同一であり、対応
    するアルコールROHの存在下にオルトギ酸エステルを
    用いて変換を行なうことを特徴とする請求項10または
    11の製造方法。
  13. 【請求項13】 式Iの1,3−シクロブタンジオン−
    ビスケタールの、式 【化8】 のクアドラート酸製造のための使用において、1,3−
    シクロブタンジオン−ビスケタールをまずハロゲン化
    し、次いでクアドラート酸に加水分解することを特徴と
    する使用。
  14. 【請求項14】 ハロゲン化を元素状の塩素または臭素
    により行なうことを特徴とする請求項13の使用。
  15. 【請求項15】 式Iの1,3−シクロブタンジオン−
    ビスケタールの、1,3−シクロブタンジオンの製造お
    よび(または)精製のための使用において、1,3−シク
    ロブタンジオン−ビスケタールを酸の存在下に加水分解
    することを特徴とする使用。
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