JPH0648B2 - 飲食品の香味増強・改善剤及び飲食品の香味増強もしくは改善方法 - Google Patents
飲食品の香味増強・改善剤及び飲食品の香味増強もしくは改善方法Info
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- JPH0648B2 JPH0648B2 JP1248465A JP24846589A JPH0648B2 JP H0648 B2 JPH0648 B2 JP H0648B2 JP 1248465 A JP1248465 A JP 1248465A JP 24846589 A JP24846589 A JP 24846589A JP H0648 B2 JPH0648 B2 JP H0648B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、飲食品の香味を増加させる他、塩味,酸味,
甘味あるいはフレーバー等の飲食品類の香味を改善させ
る化合物及び、飲食品の香味増強もしくは改善方法に関
する。更に詳しくは、上記式(i)のグルコピラノシド誘
導体を添加することによって、飲食品が有するストレー
トなもしくは刺激的な、丸味に乏しい塩味,酸味,甘味
あるいはフレーバーを、丸味に富んだマイルドで且つコ
ク味のある嗜好性の高い香味の増強された香味感を有す
る塩味,酸味,甘味あるいはフレーバーに改善すること
ができる。
甘味あるいはフレーバー等の飲食品類の香味を改善させ
る化合物及び、飲食品の香味増強もしくは改善方法に関
する。更に詳しくは、上記式(i)のグルコピラノシド誘
導体を添加することによって、飲食品が有するストレー
トなもしくは刺激的な、丸味に乏しい塩味,酸味,甘味
あるいはフレーバーを、丸味に富んだマイルドで且つコ
ク味のある嗜好性の高い香味の増強された香味感を有す
る塩味,酸味,甘味あるいはフレーバーに改善すること
ができる。
近年、健康上の要求あるいは嗜好性の多様化に伴い、種
々の機能をもつた飲食品が開発されている。しかしなが
ら、これらの飲食品の香味は、機能性に重点が置かれて
いるため、味が単調でコク味を欠くものであったり、異
味感があるなど極めて嗜好性の低いものが多く、その改
善方法が強く望まれていた。
々の機能をもつた飲食品が開発されている。しかしなが
ら、これらの飲食品の香味は、機能性に重点が置かれて
いるため、味が単調でコク味を欠くものであったり、異
味感があるなど極めて嗜好性の低いものが多く、その改
善方法が強く望まれていた。
従来、このような欠点を改善する方法に関して多くの提
案がなされている。例えば、酸味を有する食品にパラチ
ノースを含有せしめることにより、香味を保持および増
強する方法(特開昭57−146557号)、また、苦
味を有する飲食品に、L−セリン,L−スレオニン,グ
リシン,L−アラニン,L−グルタミン酸,L−アスパ
ラギン酸などを添加して、苦味を有する飲食品の苦味を
消失させる方法(特公昭54−17014号)、また、
香料,甘味料を含む飲食品に特定量のゼラチンを添加し
て、製品を甘味をマイルドにし、そして雑味を減少さ
せ、味、フレーバーを向上させた飲食品の風味改善方法
(特開昭57−152862号)あるいは、たとえば食
品にステビアの葉の成分であるジテルペン配糖体を配合
して、該食品の香味を変化させる方法(特開昭60−1
99364号)などが提案されている。
案がなされている。例えば、酸味を有する食品にパラチ
ノースを含有せしめることにより、香味を保持および増
強する方法(特開昭57−146557号)、また、苦
味を有する飲食品に、L−セリン,L−スレオニン,グ
リシン,L−アラニン,L−グルタミン酸,L−アスパ
ラギン酸などを添加して、苦味を有する飲食品の苦味を
消失させる方法(特公昭54−17014号)、また、
香料,甘味料を含む飲食品に特定量のゼラチンを添加し
て、製品を甘味をマイルドにし、そして雑味を減少さ
せ、味、フレーバーを向上させた飲食品の風味改善方法
(特開昭57−152862号)あるいは、たとえば食
品にステビアの葉の成分であるジテルペン配糖体を配合
して、該食品の香味を変化させる方法(特開昭60−1
99364号)などが提案されている。
しかしながら、上述の従来提案において飲食品に添加さ
れる物質はそれ自体の特徴的な香味を有するため、使用
する飲食品に制限があるなど必ずしも満足できるもので
はなかった。
れる物質はそれ自体の特徴的な香味を有するため、使用
する飲食品に制限があるなど必ずしも満足できるもので
はなかった。
そこで本発明者らは、人体にとって安全である物質によ
る飲食品の香味増強もしくは改善方法について種々研究
した結果、上記式(i)で表わされるグルコピラノシド誘
導体が、それ時代は極く僅かに苦みと甘味を有するにも
かかわらず、飲食品に添加した際に、その飲食品のもつ
刺激的かつストレートな香味を和らげ、全体として質量
感を賦与する結果、コクのある香味が増強されることを
見出した。
る飲食品の香味増強もしくは改善方法について種々研究
した結果、上記式(i)で表わされるグルコピラノシド誘
導体が、それ時代は極く僅かに苦みと甘味を有するにも
かかわらず、飲食品に添加した際に、その飲食品のもつ
刺激的かつストレートな香味を和らげ、全体として質量
感を賦与する結果、コクのある香味が増強されることを
見出した。
従って、本発明の目的は、各種飲食品に下記式(i)で表
わされるグルコピラノシド誘導体を添加して、該飲食品
の香味を増強もしくは改善することにある。
わされるグルコピラノシド誘導体を添加して、該飲食品
の香味を増強もしくは改善することにある。
本発明によれば、下記式(i) (式中、Rは炭素数2〜8のアルキル基を示す)で表わ
されるグルコピラノシド誘導体を各種飲食品に添加する
ことにより、該飲食品の香味を増強もしくは改善するこ
とができる。
されるグルコピラノシド誘導体を各種飲食品に添加する
ことにより、該飲食品の香味を増強もしくは改善するこ
とができる。
本発明で用いられる上記式(i)のグルコピラノシド誘導
体(以下、アルキルグルコシドと言う)は、醸造酒中に
極く微量存在する公知物質であり(Agricultural and Bi
ological Chemistry Vol.35 No.3 P.321〜32
4,1971年参照)、その合成方法については数多く
の報告(例えば、Rocznikichemi、第49巻、第12
号、第2113〜2115頁、1975年参照)があ
り、この方法に従えば、安価且つ容易に入手可能であ
る。
体(以下、アルキルグルコシドと言う)は、醸造酒中に
極く微量存在する公知物質であり(Agricultural and Bi
ological Chemistry Vol.35 No.3 P.321〜32
4,1971年参照)、その合成方法については数多く
の報告(例えば、Rocznikichemi、第49巻、第12
号、第2113〜2115頁、1975年参照)があ
り、この方法に従えば、安価且つ容易に入手可能であ
る。
上記式(i)の化合物の具体的なものとしては、エチルグ
ルコシド、プロピルグルコシド、ブチルグルコシド、イ
ソブチルグルコシド、ペンチルグルコシド、3−メチル
ブチルグルコシド、ヘキシルグルコシド、メチルペンチ
ルグルコシド、ヘプチルグルコシド、4−メチルヘキシ
ルグルコシド、5−メチルヘキシルグルコシド、4−エ
チルペンチルグルコシド、オクチルグルコシド、6−メ
チルヘプチルグルコシド、5−メチルヘプチルグルコシ
ド、5,5−ジメチルヘキシルグルコシドなどがあげられ
る。
ルコシド、プロピルグルコシド、ブチルグルコシド、イ
ソブチルグルコシド、ペンチルグルコシド、3−メチル
ブチルグルコシド、ヘキシルグルコシド、メチルペンチ
ルグルコシド、ヘプチルグルコシド、4−メチルヘキシ
ルグルコシド、5−メチルヘキシルグルコシド、4−エ
チルペンチルグルコシド、オクチルグルコシド、6−メ
チルヘプチルグルコシド、5−メチルヘプチルグルコシ
ド、5,5−ジメチルヘキシルグルコシドなどがあげられ
る。
本発明で用いる上記式(i)のアルキルグルコシドはα
体,β体のいずれも使用可能であり、直接飲食品に添加
して利用することができるほか、用途に応じて、例え
ば、溶液状、あるいは粉末状乃至顆粒状、ペースト状な
ど任意の形状で使用することができる。
体,β体のいずれも使用可能であり、直接飲食品に添加
して利用することができるほか、用途に応じて、例え
ば、溶液状、あるいは粉末状乃至顆粒状、ペースト状な
ど任意の形状で使用することができる。
本発明方法によれば、かくして得られる上記式(i)のア
ルキルグルコシドを、各種飲食品に添加することによ
り、苦味,渋味その他の不快臭を効果的に除去し、加え
て飲食品本来の好ましい香料を増強もしくは改善するこ
とができる。
ルキルグルコシドを、各種飲食品に添加することによ
り、苦味,渋味その他の不快臭を効果的に除去し、加え
て飲食品本来の好ましい香料を増強もしくは改善するこ
とができる。
例えば、塩化カリウムの苦味を除去して、嗜好性の高い
鹹味に改善することができ、また低ナトリウム塩(食塩
と塩化カリウムの混合物)に添加して、その苦味と異味
を除いて、食塩の鹹味を増強させ、低ナトリウム鹹味
料,砂糖代替甘味料および,これらを添加した飲食品の
風味を効果的に増強もしくは改善することができる。
鹹味に改善することができ、また低ナトリウム塩(食塩
と塩化カリウムの混合物)に添加して、その苦味と異味
を除いて、食塩の鹹味を増強させ、低ナトリウム鹹味
料,砂糖代替甘味料および,これらを添加した飲食品の
風味を効果的に増強もしくは改善することができる。
また、アミノ酸,核酸,食塩などの混合物からなる調味
料にコク味を賦与し、香味を増強することができ、これ
らを添加して製造する各種加工食品、例えば、スープ
類,塩辛,佃煮,水産干物,水産物珍味,味噌,醤油な
どの食品,あるいは食酢,ドレッシング,酢漬類,梅干
類,柑橘果汁,などの飲食品に添加よることにより、鹹
味もしくは酸味を和らげコクのある香味を増強すること
ができる。
料にコク味を賦与し、香味を増強することができ、これ
らを添加して製造する各種加工食品、例えば、スープ
類,塩辛,佃煮,水産干物,水産物珍味,味噌,醤油な
どの食品,あるいは食酢,ドレッシング,酢漬類,梅干
類,柑橘果汁,などの飲食品に添加よることにより、鹹
味もしくは酸味を和らげコクのある香味を増強すること
ができる。
さらにチーズ,練乳,ヨーグルト,牛乳,アイスクリー
ム,バター,クリーム,発酵乳飲料などの乳酸品あるい
はコーヒー飲料,スポーツ飲料,野菜飲料,紅茶,緑茶
などの飲食品類に添加することにより、コク味を賦与
し、それぞれがもっている飲食品特有の香味を増強する
ことができる。これらに加えてステビア,甘草,ショ
糖,異性化糖などの甘味料の甘味を温和にし、より自然
なコク味のある香味にすることができる。例えば、製
菓,チョコレート,チューイングガム,キャンディー,
ケーキ,和菓子,ソフトドリンク類などの各種加工飲食
品に添加することによりコクのある温和な甘味に改善す
ることができる。
ム,バター,クリーム,発酵乳飲料などの乳酸品あるい
はコーヒー飲料,スポーツ飲料,野菜飲料,紅茶,緑茶
などの飲食品類に添加することにより、コク味を賦与
し、それぞれがもっている飲食品特有の香味を増強する
ことができる。これらに加えてステビア,甘草,ショ
糖,異性化糖などの甘味料の甘味を温和にし、より自然
なコク味のある香味にすることができる。例えば、製
菓,チョコレート,チューイングガム,キャンディー,
ケーキ,和菓子,ソフトドリンク類などの各種加工飲食
品に添加することによりコクのある温和な甘味に改善す
ることができる。
さらに各種動植物のエキス類,各種動植物抽出フレーバ
ー,反応フレーバー,発酵フレーバー,各種合成香料,
各種天然香料の単独もしくは複数種に添加して、それぞ
れの有する香味を増強もしくは改善することができる。
ー,反応フレーバー,発酵フレーバー,各種合成香料,
各種天然香料の単独もしくは複数種に添加して、それぞ
れの有する香味を増強もしくは改善することができる。
本発明の上記式(i)のアルキルグルコシドを飲食品に添
加する際の添加量は、飲食品に対して、約0.01〜10重
量%、好ましくは、約0.05〜5重量%の添加量を例示す
ることができる。
加する際の添加量は、飲食品に対して、約0.01〜10重
量%、好ましくは、約0.05〜5重量%の添加量を例示す
ることができる。
0.01重量%よりも少ないと、あまり効果が得られず、1
0重量%よりも多いと、アルキルグルコシド自体の呈味
が強く感じられる。
0重量%よりも多いと、アルキルグルコシド自体の呈味
が強く感じられる。
添加の時期および方法は、なんら制限されるものではな
く、任意の時期に任意の手段で添加し、均一に混合すれ
ばよい。
く、任意の時期に任意の手段で添加し、均一に混合すれ
ばよい。
以下に本発明を実施例および比較例をあげてさらに詳細
にのべる。
にのべる。
なお、表中に挙げる数値は重量部を表す。
実施例1 下記処方によりコンソメスープを調製した。
式(i)化合物 式(i)化合物 添加スープ 無添加スープ 食塩 20 20 砂糖 4 4 グルタミンソーダ 5 5 牛脂 2 2 オニオンパウダー 1 1 水 1800 1800 β−D−エチルグルコシド 0.5 0 上記スープについて良く訓練された20名の官能検査員
による官能評価で両側検定した結果を第1表に示す。
による官能評価で両側検定した結果を第1表に示す。
第1表 該化合物 該化合物 添加スープ 無添加スープ コクの味の強い方 20 0 呈味のバランスが 優れている方 20 0 嗜好性の高い方 19 1 第1表より、該化合物を添加した本発明方法によるスー
プの方が無添加スープより有意水準0.1%ですぐれてい
た。
プの方が無添加スープより有意水準0.1%ですぐれてい
た。
また、β−D−エチルグルコシドの代わりに、β−D−
ブチルグルコシド、あるいはβ−D−ペンチルグルコシ
ドを用いた場合も同様の結果が得られた。
ブチルグルコシド、あるいはβ−D−ペンチルグルコシ
ドを用いた場合も同様の結果が得られた。
また、β−D−エチルグルコシドの代わりに、α−D−
プロピルグルコシドあるいは、α−D−プロピルグルコ
シドとβ−D−プロピルグルコシドの混合物(1:1)
を用いた場合も同様の結果が得られた。
プロピルグルコシドあるいは、α−D−プロピルグルコ
シドとβ−D−プロピルグルコシドの混合物(1:1)
を用いた場合も同様の結果が得られた。
実施例2 下記処方に基づいて、常法によつてラクトアイスを調製
した。
した。
該化合物 該化合物 添加ラクトアイス 無添加ラクトアイス 加糖脱脂練乳 200 200 脱脂粉乳 50 50 ショートニングオイル 40 40 グラニュー糖 30 30 モノグリセリド 3 3 CMC 3 3 水 700 700 バニラエッセンス 2 2 β−D−プロピルグルコシド 1 0 上記ラクトアイスについて良く訓練された20名の官能
検査員によって官能評価で両側検定した結果を第2表に
示す。
検査員によって官能評価で両側検定した結果を第2表に
示す。
第2表 該化合物 該化合物 添加ラクトアイス 無添加ラクトアイ
ス コク味の強い方 20 0 呈味のバランスが 優れている方 19 1 嗜好性の高い方 19 1 第2表より該化合物を添加した本発明方法によるラクト
アイスの方が無添加のラクトアイスより有意水準0.1%
ですぐれていた。
ス コク味の強い方 20 0 呈味のバランスが 優れている方 19 1 嗜好性の高い方 19 1 第2表より該化合物を添加した本発明方法によるラクト
アイスの方が無添加のラクトアイスより有意水準0.1%
ですぐれていた。
また、β−D−プロピルグルコシドの代わりに、β−D
−ヘプチグルコシドを用いた場合も、同様の結果が得ら
れた。
−ヘプチグルコシドを用いた場合も、同様の結果が得ら
れた。
実施例3 下記のような処方にてβ−D−ブチルグルコシド添加及
び無添加のステビアの水溶液を調製した。
び無添加のステビアの水溶液を調製した。
該化合物 該化合物 添加ステビア水溶液 無添加ステビア水溶液 ステビア甘味料 5 5 ステビロン50(守田化学) 水 1000 1000 β−D−ブチルグルコシド 1 0 上記ステビア水溶液について良く訓練された20名の官
能検査員によって官能評価で両側検定した結果を第3表
に示す。
能検査員によって官能評価で両側検定した結果を第3表
に示す。
第3表 該化合物 該化合物 添加ステビア水溶液 無添加ステビア水溶液 味のバランスが 19 1 優れている方 嗜好性が高い方 19 1 第3表より該化合物を使用した本発明方法によるステビ
ア水溶液の方が無添加のステビア水溶液より有意水準0.
1%ですぐれていた。
ア水溶液の方が無添加のステビア水溶液より有意水準0.
1%ですぐれていた。
また、β−D−ブチルグルコシドの代わりにβ−D−ヘ
キシルグルコシドを用いた場合も、同様の結果が得られ
た。
キシルグルコシドを用いた場合も、同様の結果が得られ
た。
また、β−D−ブチルグルコシドの代わりにα−D−ブ
チルグルコシドあるいはα−D−エチルグルコシドとβ
−D−ブチルグルコシドの混合物(1:1)を用いた場
合についても、同様の結果が得られた。
チルグルコシドあるいはα−D−エチルグルコシドとβ
−D−ブチルグルコシドの混合物(1:1)を用いた場
合についても、同様の結果が得られた。
実施例4 下記のような処方にてβ−D−ペンチルグルコシド添加
及び無添加のストロベリーキャンディーを常法により調
製した。
及び無添加のストロベリーキャンディーを常法により調
製した。
該化合物 該化合物 添加キャンディー 無添加キャンディー グラニュー糖 150 150 水飴 65 65 水 60 60 クエン酸 1.6 1.6 ストロベリーフレバー 0.02 0.02 β−D−ペンチルグルコシド 0.3 0 上記ストロベリーキャンディーについて良く訓練された
20名の官能検査員によって官能評価で両側検定した結
果を第4表に示す。
20名の官能検査員によって官能評価で両側検定した結
果を第4表に示す。
第4表 該化合物 該化合物 添加キャンディー 無添加キャンディー 香味が強い方 19 1 甘味のバランスが すぐれている方 19 1 嗜好性が高い方 19 1 第4表より該化合物を使用したストロベリーキャンディ
ーの方が無添加のストロベリーキャンディーより有意水
準0.1%ですぐれていた。
ーの方が無添加のストロベリーキャンディーより有意水
準0.1%ですぐれていた。
また、β−D−ペンチルグルコシドの代わりにβ−D−
エチルグルコシドを用いた場合も同様の結果が得られ
た。
エチルグルコシドを用いた場合も同様の結果が得られ
た。
実施例5 β−D−エチルグルコシドを用いて下記のような処方に
てこの添加品のあさり佃煮を常法により調製した。
てこの添加品のあさり佃煮を常法により調製した。
該化合物添加 該化合物無添加 あさり佃煮 あさり佃煮 あさり抜身 110 110 醤油 60 60 上砂糖 6 6 みりん 6 6 グルタミンソーダ 0.4 0.4 アジメート(味の素) 0.2 0.2 β−D−エチルグルコシド 1 0 上記あさり佃煮について良く訓練された20名の官能検
査員によって官能評価で両側検定した結果を第5表に示
す。
査員によって官能評価で両側検定した結果を第5表に示
す。
第5表 該化合物添加 該化合物無添加 あさり佃煮 あさり佃煮 コク味の強い方 20 0 呈味のバランスが すぐれている方 19 1 嗜好性の高い方 19 1 第5表より該化合物を使用したあさり佃煮の方法が無添
加あさり佃煮より有意水準0.1%ですぐれていた。
加あさり佃煮より有意水準0.1%ですぐれていた。
また、β−D−エチルグルコシドの代わりにβ−D−プ
ロピルグルコシドを用いた場合も同様の結果が得られ
た。
ロピルグルコシドを用いた場合も同様の結果が得られ
た。
実施例6 市販合成酢にβ−D−イソプロピルグルコシドを1重量
%添加したものと無添加のものとを、それぞれ水で10
倍に希釈した後、良く訓練された20名の官能検査員に
よって官能評価(両側検定)した結果を第6表に示し
た。
%添加したものと無添加のものとを、それぞれ水で10
倍に希釈した後、良く訓練された20名の官能検査員に
よって官能評価(両側検定)した結果を第6表に示し
た。
第6表 該化合物 該化合物 添加酢 無添加酢 酸味がマイルドな方 20 0 コク味の強い方 20 0 刺激臭の少ない方 19 1 苦味を感じる方 0 20 嗜好性の高い方 20 0 第6表の結果より明らかなごとく、β−D−イソプロピ
ルグルコシドを添加した合成酢は、無添加の合成酢より
も有意水準0.1%ですぐれていた。
ルグルコシドを添加した合成酢は、無添加の合成酢より
も有意水準0.1%ですぐれていた。
実施例7 常法に従って得られたコーヒーエキスにβ−D−エチル
グルコシドを3重量%添加したものと無添加のものと
を、良く訓練された20名の官能検査員によって官能評
価(両側検定)した結果を第7表に示した。
グルコシドを3重量%添加したものと無添加のものと
を、良く訓練された20名の官能検査員によって官能評
価(両側検定)した結果を第7表に示した。
第7表 該化合物 該化合物 添加コーヒーエキス 無添加コーヒーエキス コク味の強い方 20 0 香味のバランスが すぐれている方 20 0 嗜好性の高い方 19 1 第7表より、該化合物を使用したコーヒーエキスの方が
無添加のコーヒーエキスより、有意水準0.1%ですぐれ
ていた。
無添加のコーヒーエキスより、有意水準0.1%ですぐれ
ていた。
また、β−D−エチルグルコシドの代わりにα−D−エ
チルグルコシドあるいはα−D−エチルグルコシドとβ
−D−プロプルグルコシドの混合物(1:1)を用いた
場合も、同様の結果が得られた。
チルグルコシドあるいはα−D−エチルグルコシドとβ
−D−プロプルグルコシドの混合物(1:1)を用いた
場合も、同様の結果が得られた。
本発明の香味増強・添加剤を飲食品に添加することによ
って、その飲食品のもつ、刺激的な丸味に乏しい香味
を、マイルドにし、コク味のある嗜好性の高いものに改
善することができる。
って、その飲食品のもつ、刺激的な丸味に乏しい香味
を、マイルドにし、コク味のある嗜好性の高いものに改
善することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 鈴木 恵理子
Claims (2)
- 【請求項1】下記式(i) (式中、Rは炭素数2から8のアルキル基を示す) で表わされるグルコピラノシド誘導体から成る飲食品の
香味増強・改善剤。 - 【請求項2】上記式(i)で表されるグルコピラノシド
誘導体を飲食品に添加することを特徴とする該飲食品の
香味増強もしくは改善方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1248465A JPH0648B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 飲食品の香味増強・改善剤及び飲食品の香味増強もしくは改善方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1248465A JPH0648B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 飲食品の香味増強・改善剤及び飲食品の香味増強もしくは改善方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7018659A Division JP2744595B2 (ja) | 1995-01-10 | 1995-01-10 | 飲食品の香味増強・改善剤及び飲食品の香味増強もしくは改善方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03112460A JPH03112460A (ja) | 1991-05-14 |
| JPH0648B2 true JPH0648B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=17178546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1248465A Expired - Fee Related JPH0648B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 飲食品の香味増強・改善剤及び飲食品の香味増強もしくは改善方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| CN101891775B (zh) * | 2010-07-16 | 2014-03-12 | 沈阳药科大学 | 6-羟基-2-O-β-D-吡喃葡萄糖基庚烷及其制备方法和应用 |
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| CN115484832B (zh) * | 2020-04-28 | 2024-01-26 | 三得利控股株式会社 | 含瑞鲍迪苷a的饮料及其制造方法以及降低瑞鲍迪苷a的苦味的方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0556958A (ja) * | 1991-09-05 | 1993-03-09 | Hitachi Medical Corp | X線ct装置のx線管冷却装置 |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP1248465A patent/JPH0648B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03112460A (ja) | 1991-05-14 |
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