JPH064911U - 回転ヘッド装置 - Google Patents
回転ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH064911U JPH064911U JP4711992U JP4711992U JPH064911U JP H064911 U JPH064911 U JP H064911U JP 4711992 U JP4711992 U JP 4711992U JP 4711992 U JP4711992 U JP 4711992U JP H064911 U JPH064911 U JP H064911U
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- screw
- drum
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- headless
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転ドラムの底部の肉厚を薄くし、しかもヘ
ッド調整用の無頭ねじを十分な螺装長さにて取り付ける
ことができるようにする。 【構成】 回転ドラム16の底部には凹部16dが形成
されて肉厚Bが薄くなっている。この凹部16dの周囲
では溝16iの底面16kが隆起しており、この底面1
6kからドラム下面のヘッド逃げ溝16mにかけて調整
ねじ用のねじ穴18が形成されている。前記底面16k
を隆起させることにより、ねじ穴18を十分な長さDに
て形成できる。またねじ穴18の上方にねじが加工され
ていない穴16jが形成されており、無頭ねじがこの穴
16jに保持され、その後のねじ穴18に対するねじ込
み作業が容易になる。
ッド調整用の無頭ねじを十分な螺装長さにて取り付ける
ことができるようにする。 【構成】 回転ドラム16の底部には凹部16dが形成
されて肉厚Bが薄くなっている。この凹部16dの周囲
では溝16iの底面16kが隆起しており、この底面1
6kからドラム下面のヘッド逃げ溝16mにかけて調整
ねじ用のねじ穴18が形成されている。前記底面16k
を隆起させることにより、ねじ穴18を十分な長さDに
て形成できる。またねじ穴18の上方にねじが加工され
ていない穴16jが形成されており、無頭ねじがこの穴
16jに保持され、その後のねじ穴18に対するねじ込
み作業が容易になる。
Description
【0001】
本考案は、ビデオテーププレーヤなどに用いられる回転ヘッド装置に係り、特 に回転ドラムの薄肉部分に、ヘッド調整用の無頭ねじが螺装されている回転ヘッ ド装置に関する。
【0002】
図6は従来の回転ヘッド装置の部分断面図である。 この回転ヘッド装置は、図示しないシャーシ上に取り付けられる有底円筒状の 固定ドラム1と、この固定ドラム1の中心であって図示上部に突出して固定され た軸1aと、この軸1aに軸受3を介して回転自在に支持された回転ドラム2と を備えている。 回転ドラム2における、上記固定ドラム1と対向する底面2aには、ヘッド取 付部4が軸1aを中心とした等角度間隔で設けられている。回転ドラム2の上面 側には円柱状のモータ取付部2cが突出して形成され、このモータ取付部2c上 に、駆動モータ5のロータ部5aが固定されている。またモータ5のステータ部 5bは軸1aの上端部分に固定されている。
【0003】 上記ヘッド取付部4では、図7に示すように、回転ドラム2の上部の環状の凹 部2bから底面2aにかけて貫通するねじ穴7と8が形成されている。磁気ヘッ ドHを支持するヘッドベース6は、回転ドラム2の底面2aを取付基準として設 置され、このヘッドベース6に挿入された固定ねじ10が前記ねじ穴7に螺着さ れることにより固定される。また前記ねじ穴8にはドラム上面方向から調整用の 無頭ねじ9が螺着され、この無頭ねじ9の先端がヘッドベース6の上面に当接し ている。この無頭ねじ9のねじ込み量を進退調整することにより、ヘッドベース 6のあおり角度が変えられ、磁気ヘッドHの高さ調整が行われる。
【0004】 上記固定ドラム1や回転ドラム2の製造工程では、アルミ合金などを材料とし てダイカスト鋳造によりその外形が決められる。さらに鋳造後に、精度が必要な 部分、例えばヘッド基準面となる底面2aや、磁気テープが摺接する外周面2f 、さらには前記軸受3が保持される軸受保持穴2hの内周面などが加工される。 この加工作業では、回転ドラム2を旋盤などの加工装置にチャッキングする必 要がある。このチャッキング箇所としては、例えば図7に示すように前記モータ 取付部2cが使用される。この場合チャッキング爪11の支持面11aをモータ 取付部2cの先端面2dに当接させて回転ドラム2の軸方向に位置決めし、チャ ッキング爪11の保持部11bにより取付部2cの外周面2eを保持する。
【0005】
上記のように例えばモータ取付部2cがチャッキング箇所となる場合、チャッ キング爪11によりモータ取付部2cの外周面2eを確実に保持するためには、 モータ取付部2cの突出寸法Aをある程度大きくすることが必要である。しかし ながら前記突出寸法Aを単に大きくしただけでは、このモータ取付部2c上に取 り付けられる駆動モータ5の位置が高くなり、回転ドラム2の底面2aからモー タ5の上面までの寸法Cが大きくなり、装置の薄型化を阻害することになる。 そこで、回転ドラム2において底面2aと前記環状の凹部2bとに囲まれた部 分2iの肉厚Bをできるだけ薄くすることにより、モータ取付部2cの突出寸法 Aを確保し、しかもモータ上面までの高さ寸法Cを小さくできることになる。
【0006】 しかしながら、2iの部分の厚さ寸法Bを薄くすると、ねじ穴7と8の軸方法 の寸法が小さくなる。特に無頭ねじ9が螺着される部分では、回転ドラム2の底 面に前記磁気ヘッドHを逃げるための溝が形成されているため、この部分の肉厚 寸法Dはさらに小さくなる。したがってねじ穴8では無頭ねじ9のねじ有効長を 十分に確保できなくなる。しかもこのねじ穴8はアルミ合金などの軟質な材料に より形成されているため、回転ドラム2の回転時の振動によりゆるみが生じやす くなる。 さらに、前記無頭ねじ9を自動機により自動装着する場合、上記ねじ穴8の上 部開口端に供給された無頭ねじ9を、図7にて(イ)で示す姿勢で保持させてお くことができず、ドライバによるねじ込み作業を行う以前にねじ穴8上にて無頭 ねじ9が倒れてしまい、完全な自動作業を行うことができない欠点もある。
【0007】 本考案は上記従来の課題を解決するものであり、回転ドラムの底部の肉厚を薄 くした場合であっても、調整用の無頭ねじのねじ込み長を十分に確保できるよう にし、また自動機などにより供給される無頭ねじをねじ穴の上部にて姿勢保持で きるようにした回転ヘッド装置を提供することを目的としている。
【0008】
本考案による回転ヘッド装置は、回転ドラムの底面側のヘッド取付部に磁気ヘ ッドを支持するヘッドベースが取り付けられ、回転ドラムの上面側から前記ヘッ ドベースを押圧する調整用の無頭ねじが螺装されている回転ヘッド装置において 、前記回転ドラムの無頭ねじ挿入部には、他の部分よりも盛り上がる隆起部が形 成されており、この隆起部からドラム底面側にかけて前記無頭ねじが螺装される ねじ穴が貫通して形成されていることを特徴とするものである。
【0009】 さらに上記手段において、無頭ねじが螺装されるねじ穴のねじ挿入端部に、ね じ加工されていない穴がさらに連続して形成されているものである。
【0010】
上記手段では、回転ドラムの無頭ねじ挿入部に隆起部を設け、この隆起部から ドラム底部にかけて貫通するねじ穴を形成したので、回転ドラムの底部の肉厚を 薄くしても、ねじ穴のねじ有効長を長く確保でき、無頭ねじを十分な螺着強度に て取り付けることができるようになる。
【0011】 さらに前記手段では、ねじ穴に連続する、ねじ加工のない穴を設けることによ り、無頭ねじをこの穴の内部に保持させることができ、その後のねじ絞め作業を 容易にできるようになる。
【0012】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1は一実施例としての回転ドラムを示す平面図、図2は図1におけるII− II線の断面図、図3は図2におけるIII部分の拡大図、図4は回転ヘッド装 置の組み立て断面図である。 図4において符号12は図示しないテーププレーヤのシャーシ上に固定される 固定ドラムである。この固定ドラム12には固定軸13が焼き嵌めなどの手段に より固定されている。この固定軸13の外周には一対のボール軸受14,15を 介して回転ドラム16が回転自在に支持されている。
【0013】 図2に示すように、回転ドラム16は中心に軸受穴16eが形成されこの軸受 穴16eの上下に前記軸受14,15の保持部16f,16gが形成されている 。上側の保持部16fの外周部分には円筒状のモータ取付部16hが形成されて いる。図2に示すように、このモータ取付部16hの外周には環状の凹部16d が形成されているため、モータ取付部16hは凹部16dの底面から図示上方へ 突出した形状になっている。モータ取付部16hの凹部16dの底面からの突出 寸法Aは、例えば図7に示したようなチャッキング爪11により保持するのに十 分な大きさとなっている。 回転ドラム16の外周面16bは、磁気テープとの摺接面である。図1と図2 に示すように、この外周面16bの内側では、前記凹部16dの底面よりも高く なった環状突出部16cが形成されている。この環状突出部16cには、磁気ヘ ッド取付部4aないし4dの位置において、半径方向に延びる溝16iと、この 溝16iに連続し、且つ後述のねじ穴18の上方に連続するねじが加工されてい ない保持穴16jが形成されている。
【0014】 図3に示すように、前記溝16iの底面16kは、前記凹部16dの底面から 寸法Eだけ高くなる隆起部となっている。この隆起部である底面16kと、回転 ドラム16の下面16aに形成された磁気ヘッドHに対する逃げ溝16mにかけ て前記ねじ穴18が貫通して形成されている。このように溝16iの底面16k により隆起部を形成し、この隆起部16kから下面方向にねじ穴18が形成され ているため、前記凹部16dの底面とドラム下面16aとの厚さ寸法Bが薄く、 さらに磁気ヘッドHに対する逃げ溝16mが形成されていても、ねじ穴18のね じ有効長Dを十分に長くすることができる。
【0015】 またこのねじ穴18の上部には、前記環状突出部16cに形成された保持穴1 6jが連続しているため、この保持穴16jにより無頭ねじ9をねじ込み前に保 持することができる。 またヘッドベース6を取り付けるためのねじ穴19は、凹部16dの底面から ドラム下面16aにかけて長さBにて形成されている。
【0016】 図4に示すように、それぞれのヘッド取付部4aないし4dにおいて、磁気ヘ ッドHを支持するヘッドベース6がドラム下面16aを基準として取り付けられ 、ヘッドベース6に挿入された固定ねじ10が前記ねじ穴19に螺着され、これ によりヘッドベース6が固定される。また前記ねじ穴18にはその上方から調整 用の無頭ねじ9が十分なねじ有効長Dにて螺着され、無頭ねじ9の先端がヘッド ベース6に当接し、この無頭ねじ9のねじ込み量により、磁気ヘッドHの高さ調 整ができる。
【0017】 また回転ドラム16の下面16aには、回転側ロータリートランス20が取り 付けられる取付部21が突出して形成されている。 また前記モータ取付部16hの上面にはねじ穴23が形成され、モータMのロ ータRを固定するねじ22がこのねじ穴23に螺着される。またモータMのステ ータSは固定軸13の上端に固定される。
【0018】 次に、上記構造の回転ヘッド装置の組立て工程において、回転ドラム16にヘ ッドベース6を取り付ける作業などと共に、前記ねじ穴18に対し上方から無頭 ねじ9が自動挿入される。このとき図5に示すように、無頭ねじ9の下端は、ね じ穴18の上方に連続している保持穴16j(ねじ加工されていない)に挿入さ れるため、無頭ねじ9は図5にて(ロ)で示す姿勢で保持されている。よってそ の後のねじ絞め作業では、(ロ)の姿勢となっている無頭ねじ9の上端に自動レ ンチなどを挿入してそのままねじ絞め作業に移行することができる。
【0019】 さらに無頭ねじ9の進退により磁気ヘッドHの高さ調整を行うが、この調整作 業の完了後に図5に示すように、無頭ねじ9の上部に接着剤Gが供給される。こ の接着剤Gは前記溝16i内、および保持穴16jの内部に入り込み、無頭ねじ 9の上部周囲に十分に回りこむ。よって接着剤Gにより無頭ねじ9が確実に固定 できるようになる。
【0020】
請求項1に記載した考案によれば、回転ドラムの底部の肉厚が薄く、しかもド ラム下面にヘッドの逃げ溝が形成されている部分に無頭ねじが挿入されるねじ穴 が形成されている場合において、このねじ穴の有効長を長くできるため、無頭ね じの調整後のゆるみの発生を防止できるようになる。
【0021】 請求項2に記載した考案によれば、磁気ヘッド調整用の無頭ねじがねじ穴の上 方にて穴により保持されるため、例えば無頭ねじを自動供給した後のねじ絞め作 業が容易になる。
【図1】一実施例としての回転ドラムの上面の構造を示
す平面図。
す平面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図2におけるIII部拡大図。
【図4】回転ヘッド装置の組み立て断面図。
【図5】ねじ穴に無頭ねじを挿入する作業を示す説明
図。
図。
【図6】従来の回転ヘッド装置の部分断面図。
【図7】図6に示す回転ドラムの切削加工工程を示す説
明図。
明図。
6 ヘッドベース 9 調整用の無頭ねじ 10 ヘッドベース固定用ねじ 12 固定ドラム 16 回転ドラム 16a ドラム下面 16b 外周面 16c 環状突出部 16d 凹部 16h モータ取付部 16i 溝 16j ねじが加工されていない穴 16k 隆起部となる溝底面 16m ヘッド逃げ溝 18,19 ねじ穴 H 磁気ヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 回転ドラムの底面側のヘッド取付部に磁
気ヘッドを支持するヘッドベースが取り付けられ、回転
ドラムの上面側から前記ヘッドベースを押圧する調整用
の無頭ねじが螺装されている回転ヘッド装置において、
前記回転ドラムの無頭ねじ挿入部には、他の部分よりも
盛り上がる隆起部が形成されており、この隆起部からド
ラム底面側にかけて前記無頭ねじが螺装されるねじ穴が
貫通して形成されていることを特徴とする回転ヘッド装
置。 - 【請求項2】 無頭ねじが螺装されるねじ穴のねじ挿入
端部には、ねじ加工されていない穴がさらに連続して形
成されている請求項1記載の回転ヘッド装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992047119U JP2537780Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 回転ヘッド装置 |
| MYPI93001133A MY109921A (en) | 1992-06-12 | 1993-06-10 | Rotary head device. |
| CN 93106869 CN1031534C (zh) | 1992-06-12 | 1993-06-12 | 旋转磁头装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992047119U JP2537780Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 回転ヘッド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064911U true JPH064911U (ja) | 1994-01-21 |
| JP2537780Y2 JP2537780Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=12766279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992047119U Expired - Lifetime JP2537780Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 回転ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537780Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0467416A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-03 | Alps Electric Co Ltd | 回転ヘッド装置 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP1992047119U patent/JP2537780Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0467416A (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-03 | Alps Electric Co Ltd | 回転ヘッド装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2537780Y2 (ja) | 1997-06-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961217 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |