JPH0649256U - 障害物検出装置 - Google Patents

障害物検出装置

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JPH0649256U
JPH0649256U JP085362U JP8536292U JPH0649256U JP H0649256 U JPH0649256 U JP H0649256U JP 085362 U JP085362 U JP 085362U JP 8536292 U JP8536292 U JP 8536292U JP H0649256 U JPH0649256 U JP H0649256U
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享 舟橋
耕治 田中
利博 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄道軌道上の障害物を検出する障害物検出装
置において、障害物との接触位置を正しく特定可能とす
ること。 【構成】 障害物検出装置1は、障害物との接触によっ
て信号を出力する限界測定装置5と、障害物との接触時
に接触位置から現在位置までの相対距離を表示する表示
装置7と、障害物の存在を報知するブザー9とを備え
る。限界測定装置5に障害物が接触すると、ブザー9が
接触位置からの距離に応じて、音色を変えつつ鳴動する
と共に、障害物との接触位置からの相対距離を表示装置
7の表示部30に表示する。保線作業車は、表示装置7
の表示と、ブザー9の鳴動を頼りに、障害物との接触位
置まで後退する。これによって、障害物との接触位置の
検出を、機械的に、かつ正確に検出することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉄道の保線作業で使用する障害物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、鉄道の保線作業を行った後、一般車両が通過する前に、車両の通過 の障害となるような異物が、軌道付近に放置されていないかどうかを確認する作 業が行われている。この作業は、図5に示すように、限界測定装置100を保線 作業車102の外部前面に取り付け、保線作業車102を実際に走行させて行わ れる。保線作業車102が走行する軌道104の近傍に障害物106があると、 限界測定装置100が障害物106に接触し、保線作業車100内に設けられた 警報ブザー(図示略)と警告灯(図示略)が作動するものである。この限界測定 装置100の作動によって警報ブザーが鳴ると、作業者は保線作業車102にブ レーキをかけて停止させ、停止位置P2から限界測定装置100の作動位置P1 まで後退し、障害物106の除去作業を行うことになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、限界測定装置100が作動してから、保線作業車102が停止する までの制動距離は、ブレーキをかけるタイミングや保線作業車102の速度によ ってまちまちとなる。このため、限界測定装置100の作動位置P1まで後退す るには、保線作業車102の運転者、あるいは作業担当者が、限界測定装置10 0の作動位置P1を覚えておいて、そこまで後退しなければならなかった。この 後退方法としては、警報ブザーが鳴ったときに運転席の計器盤にある積算距離計 (図示略)に表示している数値を覚えておき、停止後の表示から制動距離を計算 して、その距離の分だけ後退する方法や、警報ブザーが鳴ってから停止するまで に通過した電柱108の本数を数え、その電柱108の本数分(図中は3本分) だけ後退する方法などを取っていた。
【0004】 ところが、これらの方法では、限界測定装置100の作動位置P1を正確に掴 むことが困難であるため、後退した位置P3が作動位置P1からずれており、特 に、通常は保線作業が夜間に行われることもあって、障害物106を発見するに 到るまでに随分時間がかかることがあった。
【0005】 そこで本考案は、鉄道軌道上の障害物を検出する障害物検出装置において、障 害物との接触位置を正しく特定可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
かかる目的を達成すべく、本考案は課題を解決するための手段を、次のように 構成した。 即ち、鉄道軌道上を自走する保線作業車の外部に取り付けられ、鉄道車両の通 過に支障を来す障害物に接触する障害物接触手段と、該障害物接触手段が、障害 物に接触したことを検知する検知手段と、該検知手段が障害物との接触を検知し たことを報知する報知手段とを備え、鉄道軌道上の障害物を検出する障害物検出 装置において、障害物との接触位置を特定する接触位置特定手段を備えたことを 特徴とする障害物検出装置の構成がそれである。
【0007】 前記構成を有する本考案の障害物検出装置によれば、障害物との接触位置を特 定する接触位置特定手段を備えたので、目視等に頼ることなく、正確に障害物と の接触位置を特定することができる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の障害物検出装置の一実施例を示す概略構成図である。この障 害物検出装置1は、装置全体に電力を供給するための電源スイッチ3と、障害物 との接触によって接触信号Tを出力する限界測定装置5と、障害物との接触時に 接触位置から現在位置までの相対距離を表示する表示装置7と、障害物の存在を 報知するブザー9と、これらの装置を制御する制御装置11と、電源スイッチ3 のオンによって電力が供給されると点灯するランプ13とを備えている。
【0009】 更に、制御装置11には、パルスセンサー20及び前後進スイッチ22からの 信号線がつながれている。パルスセンサー20は、スピードメーター24につな がるメーターケーブル26を枝分かれさせて、その先に設けられており、走行距 離に応じた所定の間隔で2種類のパルス信号N,N1を発生する。パルス信号N は後退中の信号で、パルス信号N1は前進中の信号である。また、前後進スイッ チ22は、保線作業車の進行方向を切り替えるスイッチで、制御装置11には、 保線作業車の進行方向に応じて前進信号Fまたは後進信号Bが入力される。
【0010】 限界測定装置5は、図2に簡略化して示すように、保線作業車Cの前面下部に 取り付けられる。図3は、その一部を示す斜視図である。図示の通り、この限界 測定装置5には、検知棒5a,5b,5c,5d,5e,5fが備えられている 。この検知棒5a〜5fは、列車が安全に走行するために必要な範囲を囲むよう にして、レール面上の所定高さに配設されている。したがって、保線作業車Cが 走行した際に障害物があると、検知棒5a〜5fのいずれかに接触して、検知棒 5a〜5fが跳ね上がり、制御装置11に接触信号Tを送る。
【0011】 また、表示装置7には、5つの7セグメントLEDによって5桁の表示が可能 な表示部30と、制御装置11を初期化して表示部30の表示をリセットするリ セットスイッチ32とを備えている。この表示部30には、限界測定装置5が作 動してから保線作業車が走行した距離を表示する。表示部30の先頭の桁は、負 号の表示用で、残りの4桁がそれぞれ100m,10m,1m,0.1m単位の 距離を表示する。従って、表示部30には、−999.9〜999.9mが表示 可能である。
【0012】 更に、制御装置11には、図4に示すブロック図のように、限界測定装置5, パルスセンサー20,前後進スイッチ22からの信号N,N1,F,Bを入力す る入力インターフェース40と、入力インターフェース40からの出力信号によ って各種処理を行う周知のCPU42と、CPU42が実行する処理プログラム 等を記憶するROM44と、CPU42が処理中のデータを一時記憶するRAM 46と、CPU42の指示に基づき、表示部30の7セグメントLEDを点灯・ 消灯するLEDドライバー48と、リセットスイッチ32からのリセット指示、 及びブザー9への鳴動指示をCPU42との間で伝達する入出力インターフェー ス50とを備えている。
【0013】 次に、この障害物検出装置1による障害物の検出方法を説明する。 まず、限界測定装置5の各検知棒5a〜5fを所定の初期位置にセットし、電 源スイッチ3をオンにする。そして、前後進スイッチ22を前進側にして保線作 業車を走行させる。
【0014】 限界測定装置5に障害物が接触すると、接触信号Tが制御装置11に送られる 。これにより、制御装置11は、ブザー9を鳴動させると共に、走行距離の積算 を開始し、障害物との接触位置からの相対距離を表示装置7の表示部30に表示 する。走行距離は、パルスセンサー20から所定の走行距離間隔で送信されてく るパルス信号N,N1をカウントすることによって求める。そして、前後進スイ ッチ22から送られる前進信号Fまたは後進信号Bに応じて、求めた走行距離を 加算または減算することによって、障害物との接触位置からの相対距離を計算す る。障害物との接触時は前進中であるため、ブレーキによって停止するまでは、 走行距離は加算されていく。
【0015】 保線作業車の運転者は、ブザー9の鳴動によって障害物との接触を察知し、保 線作業車にブレーキをかけて停止させる。このとき、制御装置11は、表示装置 7の表示部30に接触位置から停止するまでに走行した距離を表示させる。なお 、この距離が50mを超えると、ブザー9の鳴動を一旦停止する。
【0016】 次に、運転者は、前後進スイッチ22を後進側にし、保線作業車を後退させる 。これにより、制御装置11には後進信号Bが送られてくるため、制御装置11 は、パルスセンサー20から送信されてくるパルス信号N,N1をカウントして 求まる走行距離を減算していく。そして、その減算した距離、即ち、障害物との 接触位置からの相対距離を表示装置7の表示部30に表示すると共に、その距離 が50m以下となると再びブザー9を鳴動させる。このブザー9の音は、CPU 42によって制御されて、0mに近づくにつれて徐々に断続音から連続音に変化 し、0mになると音色を変えて障害物との接触位置に到達したことを報知する。 なお、更に後退を続けた場合には、表示装置7の表示部30には、負の値を表示 して、障害物との接触位置より更に後退したことを示す。
【0017】 なお、保線作業車を障害物との接触位置まで後退させたら、障害物の除去作業 を行うと共に、限界測定装置5の各検知棒5a〜5fを所定の初期位置にセット しなおし、表示装置7に備えたリセットスイッチ32を押して、制御装置11の 初期化を行うことで、引続き障害物の検出作業を開始することができる。
【0018】 以上説明したように、障害物検出装置1を使用することで、従来、目視に頼っ ていた障害物との接触位置の検出を、機械的に、かつ正確に検出することができ る。この結果、保線作業後に行われる障害物の検査・確認作業において、作業担 当者は、障害物検出装置1の作動(ブザーの鳴動)にだけ注意を払えばよく、作 動時に慌てて作動位置を覚える等の作業は不要となる。
【0019】 また、保線作業車の現在位置と作動位置との相対距離が表示され続けるので、 障害物との接触位置まで保線作業車を容易に後退させることができる。 更に、機械的に正確に接触位置を覚えているので、保線作業車の走行速度を上 げても接触位置を見誤ることがなく、しかも、後退した接触位置も信頼できるた め、障害物の発見も早くなり、保線作業の効率を大幅に上げることができる。
【0020】 以上本考案の実施例を説明したが、本考案はこれに限定されず、本考案の要旨 を逸脱しない範囲内の種々なる態様を採用することができる。 例えば、実施例においては、相対距離を表示する表示装置7と距離によって鳴 り方が変化するブザー9との両者によって接触位置を報知する構成としたが、い ずれか一方によっても十分目的を達成することができる。
【0021】 また、実施例においては、接触位置を示すために、接触位置と保線作業車との 相対距離を表示する様に構成したが、これに限るものではない。例えば、保線作 業車の出発する駅等、所定の基準地点を0mとして、障害物との接触位置までの 積算距離を求めるように構成してもよい。この場合、後に続けてもう1台、保線 作業員を載せた車両を走行させて、接触位置を連絡して障害物の除去を行うこと も可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上の如く本考案によれば、正確に障害物との接触位置を特定することができ るので、保線作業における障害物の発見・除去にかかる時間の大幅な削減と、作 業担当者の作業軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】 実施例の構成の一部である限界測定装置の取
付状態を簡略化して示す説明図である。
【図3】 実施例の構成の一部である限界測定装置の一
部を示す斜視図である。
【図4】 実施例の構成の一部を示すブロック図であ
る。
【図5】 従来の障害物検出作業を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1・・・障害物検出装置、3・・・電源スイッチ、5・
・・限界測定装置、7・・・表示装置、9・・・ブザ
ー、11・・・制御装置、20・・・パルスセンサー、
22・・・前後進スイッチ、24・・・スピードメータ
ー、26・・・メーターケーブル、30・・・表示部、
32・・・リセットスイッチ、40・・・入力インター
フェース、42・・・CPU,44・・・ROM、46
・・・RAM、48・・・LEDドライバー、50・・
・入出力インターフェース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 早田 健吾 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道軌道上を自走する保線作業車の外部
    に取り付けられ、鉄道車両の通過に支障を来す障害物に
    接触する障害物接触手段と、 該障害物接触手段が、障害物に接触したことを検知する
    検知手段と、 該検知手段が障害物との接触を検知したことを報知する
    報知手段とを備え、 鉄道軌道上の障害物を検出する障害物検出装置におい
    て、 障害物との接触位置を特定する接触位置特定手段を備え
    たことを特徴とする障害物検出装置。
JP1992085362U 1992-12-11 1992-12-11 障害物検出装置 Expired - Fee Related JP2595326Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113155148A (zh) * 2021-04-06 2021-07-23 甘肃有色冶金职业技术学院 一种具有遥控和语音发声功能的轮式测距仪

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CN113155148A (zh) * 2021-04-06 2021-07-23 甘肃有色冶金职业技术学院 一种具有遥控和语音发声功能的轮式测距仪

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