JPH0649270B2 - 研削制御装置 - Google Patents
研削制御装置Info
- Publication number
- JPH0649270B2 JPH0649270B2 JP60094340A JP9434085A JPH0649270B2 JP H0649270 B2 JPH0649270 B2 JP H0649270B2 JP 60094340 A JP60094340 A JP 60094340A JP 9434085 A JP9434085 A JP 9434085A JP H0649270 B2 JPH0649270 B2 JP H0649270B2
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- Japan
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- swivel
- amount
- work
- grinding
- machining allowance
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主軸と砥石軸とを所定のスイベル量に制御しつ
つ研削加工を行うようにした研削制御装置に関する。
つ研削加工を行うようにした研削制御装置に関する。
従来、ワークの例えば内面を研削加工する場合は、砥石
を回転させつつ軸方向送りをかけてワーク内に挿入し、
しかる後ワークに軸直角方向の切込み送りをかけ、ワー
クを砥石に押圧して順次黒皮研削、荒研削、仕上研削等
を行ようにしている。そしてこの研削加工においては、
砥石軸が上記ワークの押圧により撓むのは避け得ず、そ
のままではワークの加工面がテーパ状になって製品の円
筒度が低下することとなる。外面研削においても、砥石
軸がワークの押圧により撓み、円筒度が低下するのは、
内面を研削する場合と同様である。このテープ化を抑制
するため、従来仕上研削工程の後にスパークアウト工程
を設けているわけであるが、このスパークアウトにより
加工面のテーパ化を完全になくしようとするとサイクル
タイムが長くなり経済的でない。
を回転させつつ軸方向送りをかけてワーク内に挿入し、
しかる後ワークに軸直角方向の切込み送りをかけ、ワー
クを砥石に押圧して順次黒皮研削、荒研削、仕上研削等
を行ようにしている。そしてこの研削加工においては、
砥石軸が上記ワークの押圧により撓むのは避け得ず、そ
のままではワークの加工面がテーパ状になって製品の円
筒度が低下することとなる。外面研削においても、砥石
軸がワークの押圧により撓み、円筒度が低下するのは、
内面を研削する場合と同様である。このテープ化を抑制
するため、従来仕上研削工程の後にスパークアウト工程
を設けているわけであるが、このスパークアウトにより
加工面のテーパ化を完全になくしようとするとサイクル
タイムが長くなり経済的でない。
そこで従来、研削制御装置においては、主軸と砥石軸と
を予め予想される撓角に応じて特定の交差状態に調節す
るようにしており、そしてこの場合、異なる種類のワー
ク、例えばサイズ、材質あるいは前工程における熱処理
が異なるワークについてはワーク種毎に異なるスイベル
量に設定し直すようにしているが、同一種類のワークに
ついては、上記撓角等は同一程度になるものと考えられ
ることから、どのワークに対しても一定のスイベル量で
もって研削するようにしている。しかしながら同一スイ
ベル量にして研削した場合、同一種類のワークであって
も上記研削精度、特に円筒度がワーク毎に異なる場合が
あり、そのため従来の研削制御装置では、研削精度にバ
ラツキが生じるという問題があり、一方この円筒度を安
定化するにはスパークアウト工程を長くする必要があ
り、結局サイクルタイムが延長されるという問題があっ
た。このように加工精度が変動するのは、同種のワーク
であっても砥石の切込速度が速いほど、砥石の切込み深
さが増加して該砥石に加わる荷重が増大し、該砥石のダ
メージはその仕事量、すなわち(加工量×荷重)によっ
て表されることから、研削取代によって目詰り等の砥石
ダメージが変化し、砥石の切味等が変化してその分砥石
軸の撓角が変動しているものと考えられる。
を予め予想される撓角に応じて特定の交差状態に調節す
るようにしており、そしてこの場合、異なる種類のワー
ク、例えばサイズ、材質あるいは前工程における熱処理
が異なるワークについてはワーク種毎に異なるスイベル
量に設定し直すようにしているが、同一種類のワークに
ついては、上記撓角等は同一程度になるものと考えられ
ることから、どのワークに対しても一定のスイベル量で
もって研削するようにしている。しかしながら同一スイ
ベル量にして研削した場合、同一種類のワークであって
も上記研削精度、特に円筒度がワーク毎に異なる場合が
あり、そのため従来の研削制御装置では、研削精度にバ
ラツキが生じるという問題があり、一方この円筒度を安
定化するにはスパークアウト工程を長くする必要があ
り、結局サイクルタイムが延長されるという問題があっ
た。このように加工精度が変動するのは、同種のワーク
であっても砥石の切込速度が速いほど、砥石の切込み深
さが増加して該砥石に加わる荷重が増大し、該砥石のダ
メージはその仕事量、すなわち(加工量×荷重)によっ
て表されることから、研削取代によって目詰り等の砥石
ダメージが変化し、砥石の切味等が変化してその分砥石
軸の撓角が変動しているものと考えられる。
ところで実開昭60-42551号公報には、研削時の砥石径を
検出し、これに基づいて段階的にスイベル量を変化させ
るようにしたものが示されているが、該公報の技術では
被加工物側の取代にばらつきがあっても、単に砥石径に
基づいてスイベル量を制御するため、ワークの加工面の
テーパ化を十分に低減できるものではなかった。
検出し、これに基づいて段階的にスイベル量を変化させ
るようにしたものが示されているが、該公報の技術では
被加工物側の取代にばらつきがあっても、単に砥石径に
基づいてスイベル量を制御するため、ワークの加工面の
テーパ化を十分に低減できるものではなかった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、
サイクルタイムが長くなることなく、精度の高い加工を
行うことで被加工面のテーパ化を十分になくして円筒度
を安定化できる研削加工装置を提供することを目的とし
ている。
サイクルタイムが長くなることなく、精度の高い加工を
行うことで被加工面のテーパ化を十分になくして円筒度
を安定化できる研削加工装置を提供することを目的とし
ている。
本発明者は、上記スイベル制御において、同種のワーク
であっても円筒度が変動する原因について鋭意研究し、
以下の点を見いだした。即ち (a) 一般にワークはその未加工径にバラツキがあり、
従って未加工径と仕上径との差である加工代、いわゆる
取代にはワーク間でバラツキが生じることとなるが、同
種のワークの場合、上記取代が大きいほど目詰り等の砥
石ダメージが大きくなり、切味が悪化して撓角が大きく
なり、その分加工面がテーパ状になる。
であっても円筒度が変動する原因について鋭意研究し、
以下の点を見いだした。即ち (a) 一般にワークはその未加工径にバラツキがあり、
従って未加工径と仕上径との差である加工代、いわゆる
取代にはワーク間でバラツキが生じることとなるが、同
種のワークの場合、上記取代が大きいほど目詰り等の砥
石ダメージが大きくなり、切味が悪化して撓角が大きく
なり、その分加工面がテーパ状になる。
(b) 従って上記目的を達成するには、ワーク毎に取代
を求め、この取代が大きいワークについては、撓角が大
きくなる分だけ大きいスイベル量でもって研削する必要
があるが、逆に取代の小さいワークについてはスイベル
量を小さくすればよい。
を求め、この取代が大きいワークについては、撓角が大
きくなる分だけ大きいスイベル量でもって研削する必要
があるが、逆に取代の小さいワークについてはスイベル
量を小さくすればよい。
そこで本発明は、スイベル制御を行う研削制御装置にお
いて、第1図の機能ブロック図に示されているように、
ワークに研削加工を施す研削装置1と、該装置1のスイ
ベル量を制御するスイベル制御手段61と、ワークの取
代を求めるためのワークセンサ62と、該センサの検出
出力から被加工物の加工代である取代を演算する取代演
算部と,ワークの取代の平均取代に対する取代増減量を
演算する取代増減量演算部とからなる取代演算手段63
と、上記取代増減量と比例係数の積と、平均取代に対す
る設定スイベル量との和を、上記取代増減量が大きい程
大きくなる実際スイベル量として演算し、この値を、現
在スイベル量を実際スイベル量に一致させるためのスイ
ベル量補正信号として上記スイベル量制御手段61に与
えるスイベル量補正手段64とを設けたものである。
いて、第1図の機能ブロック図に示されているように、
ワークに研削加工を施す研削装置1と、該装置1のスイ
ベル量を制御するスイベル制御手段61と、ワークの取
代を求めるためのワークセンサ62と、該センサの検出
出力から被加工物の加工代である取代を演算する取代演
算部と,ワークの取代の平均取代に対する取代増減量を
演算する取代増減量演算部とからなる取代演算手段63
と、上記取代増減量と比例係数の積と、平均取代に対す
る設定スイベル量との和を、上記取代増減量が大きい程
大きくなる実際スイベル量として演算し、この値を、現
在スイベル量を実際スイベル量に一致させるためのスイ
ベル量補正信号として上記スイベル量制御手段61に与
えるスイベル量補正手段64とを設けたものである。
上記構成による本発明では、ワークセンサ62,及び取
代演算手段63によりワークの取代が求められ、スイベ
ル量補正手段64により、実際スイベル量が検知され、
平均取代に対する設定スイベル量が、上記取代増減量に
対応した実際スイベル量に補正され、上記取代増減量が
大きいほどスイベル量を大きくするためのスイベル補正
信号がスイベル制御手段61に与えられ、これにより取
代が大きいワークは、砥石軸の撓角の大きさに応じた大
きいスイベル量でもって研削され、その結果取代に応じ
て撓角が大きくなってもワークのテーパ化が抑制され、
その結果円筒度が向上するとともに安定化することとな
り、スパークアウト工程が短くなる分だけサイタイムが
短縮される。
代演算手段63によりワークの取代が求められ、スイベ
ル量補正手段64により、実際スイベル量が検知され、
平均取代に対する設定スイベル量が、上記取代増減量に
対応した実際スイベル量に補正され、上記取代増減量が
大きいほどスイベル量を大きくするためのスイベル補正
信号がスイベル制御手段61に与えられ、これにより取
代が大きいワークは、砥石軸の撓角の大きさに応じた大
きいスイベル量でもって研削され、その結果取代に応じ
て撓角が大きくなってもワークのテーパ化が抑制され、
その結果円筒度が向上するとともに安定化することとな
り、スパークアウト工程が短くなる分だけサイタイムが
短縮される。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第2図及び第3図は本発明の一実施例による研削制御装
置を示し、その全体構成を示す第2図において、1はワ
ークWの内面に研削加工を施す研削装置であり、これは
砥石駆動装置7、ワーク駆動装置14及び砥石ドレッシ
ング装置15から構成されている。
置を示し、その全体構成を示す第2図において、1はワ
ークWの内面に研削加工を施す研削装置であり、これは
砥石駆動装置7、ワーク駆動装置14及び砥石ドレッシ
ング装置15から構成されている。
上記砥石駆動装置7の砥石テーブル2はベッド1aの上
面に図示左右方向に摺動自在に載置され、該砥石テーブ
ル2の下面に固着されたメネジボックス(図示せず)に
は砥石テーブル移動用ボールネジ3が螺合され、該ボー
ルネジ3にその出力軸が連結された砥石送りモータ4は
上記ベッド1aに固着されている。また上記砥石テーブ
ル2上にはホイールヘッドモータ5が装着され、該モー
タ5の出力軸には砥石6が連結されている。
面に図示左右方向に摺動自在に載置され、該砥石テーブ
ル2の下面に固着されたメネジボックス(図示せず)に
は砥石テーブル移動用ボールネジ3が螺合され、該ボー
ルネジ3にその出力軸が連結された砥石送りモータ4は
上記ベッド1aに固着されている。また上記砥石テーブ
ル2上にはホイールヘッドモータ5が装着され、該モー
タ5の出力軸には砥石6が連結されている。
上記ワーク駆動装置14のワークテーブル8はベッド1
aの上面に図示上下方向に摺動自在に載置され、該ワー
クテーブル8の下面に固着されたメネジボックス(図示
せず)にはワークテーブル移動用ボールネジ9が螺合さ
れ、該ボールネジ9にその出力軸が連結された切込送り
モータ10は上記ベッド1aに固着されている。そして
上記ワークテーブル8上には、スイベルテーブル8aが
回動可能に装着されており、該テーブル8aの連結ブラ
ケット部8bには該スイベルテーブル8aを回転駆動す
るスイベルモータ16の出力軸が連結されている。さら
にまた、上記スイベルテーブル8a上には、ワークWを
チャックするための主軸台11が装置され、該主軸台1
1と、これの近傍に装着された駆動モータ12とは駆動
ベルト13により連結されている。
aの上面に図示上下方向に摺動自在に載置され、該ワー
クテーブル8の下面に固着されたメネジボックス(図示
せず)にはワークテーブル移動用ボールネジ9が螺合さ
れ、該ボールネジ9にその出力軸が連結された切込送り
モータ10は上記ベッド1aに固着されている。そして
上記ワークテーブル8上には、スイベルテーブル8aが
回動可能に装着されており、該テーブル8aの連結ブラ
ケット部8bには該スイベルテーブル8aを回転駆動す
るスイベルモータ16の出力軸が連結されている。さら
にまた、上記スイベルテーブル8a上には、ワークWを
チャックするための主軸台11が装置され、該主軸台1
1と、これの近傍に装着された駆動モータ12とは駆動
ベルト13により連結されている。
上記砥石ドレッシング装置15はワークテーブル8に装
着された揺動タイプのもので、その揺動アーム15aに
はドレッシング工具15bが取付けられている。
着された揺動タイプのもので、その揺動アーム15aに
はドレッシング工具15bが取付けられている。
60は切込制御装置であり、これは研削装置1の切込送
りモータ10による切込速度,切込送り量を設定値にな
るようフィードバック制御するためのものである。
りモータ10による切込速度,切込送り量を設定値にな
るようフィードバック制御するためのものである。
20はスイベル制御装置であり、これはスイベルモータ
16によるスイベル量信号をパルスエンコーダ28を介
して受け、研削装置1のスイベル量が所定値になるよう
にフィードバック制御するためのものである。このスイ
ベル制御装置20等のブロック構成を示す第3図におい
て、21はスイベル角設定部であり、この設定部21に
おいては、平均取代Sのワークにおいてテーパの生じな
い設定スイベル量θoが設定れており、これは予め実験
において求めたものである。22は駆動制御信号作成部
であり、これは上記設定されたスイベル量を目標値とし
てこれと、パルスエンコーダ28を介して入力されたス
イベルモータ16による現在スイベル量とを比較し、両
者が一致するようスイベルモータ16をフィードバック
制御するための駆動制御信号Cを作成する。そして23
は上記駆動制御信号Cに応じた駆動信号Dを作成するド
ライバである。
16によるスイベル量信号をパルスエンコーダ28を介
して受け、研削装置1のスイベル量が所定値になるよう
にフィードバック制御するためのものである。このスイ
ベル制御装置20等のブロック構成を示す第3図におい
て、21はスイベル角設定部であり、この設定部21に
おいては、平均取代Sのワークにおいてテーパの生じな
い設定スイベル量θoが設定れており、これは予め実験
において求めたものである。22は駆動制御信号作成部
であり、これは上記設定されたスイベル量を目標値とし
てこれと、パルスエンコーダ28を介して入力されたス
イベルモータ16による現在スイベル量とを比較し、両
者が一致するようスイベルモータ16をフィードバック
制御するための駆動制御信号Cを作成する。そして23
は上記駆動制御信号Cに応じた駆動信号Dを作成するド
ライバである。
30は砥石6がワークWの被加工面に接触したとき、こ
れをホイールヘッドモータ5の電力変化から検知するギ
ャップエリミネータであり、これはワークWの未加工内
径Dsを検知するためのワークセンサとなっている。
れをホイールヘッドモータ5の電力変化から検知するギ
ャップエリミネータであり、これはワークWの未加工内
径Dsを検知するためのワークセンサとなっている。
40はワークWの取代B′の平均取代Sに対する増減量
Bを演算する取代演算装置であり、これは取代演算部4
1と取代増減量演算部42とから構成されている。上記
取代演算部41は上記ギャップエリミネータ30からの
砥石6とワークWの接触探知信号を受け、該検知時の切
込送り位置から求めた研削開始時の未加工内径Dsと、
予め設定されている仕上内径Dfとから下記式(1)によ
り該ワークWの取代B′を演算する。
Bを演算する取代演算装置であり、これは取代演算部4
1と取代増減量演算部42とから構成されている。上記
取代演算部41は上記ギャップエリミネータ30からの
砥石6とワークWの接触探知信号を受け、該検知時の切
込送り位置から求めた研削開始時の未加工内径Dsと、
予め設定されている仕上内径Dfとから下記式(1)によ
り該ワークWの取代B′を演算する。
B′=(Df−Ds)/2 …(1) また上記取代増減量演算部42は上記取代B′の平均取
代Sに対する増減量B=S−B′を演算する。
代Sに対する増減量B=S−B′を演算する。
50はスイベル量補正装置であり、これは上記スイベル
角設定部21に設定されている平均取代Sのワークに対
する設定スイベル量θoを下記式(2)により上記取代増
減量Bに応じた実際スイベル量θに変換する。
角設定部21に設定されている平均取代Sのワークに対
する設定スイベル量θoを下記式(2)により上記取代増
減量Bに応じた実際スイベル量θに変換する。
θ=θo+K*B …(2) ここで平均取代Sのワークに対する設定スイベル量θo
は、前述の通り平均取代Sのワークにおいてテーパの生
じない設定スイベル量であるのに対し、実際スイベル量
θは、平均取代Sのワークと、取代増減量Bだけ取代の
異なるワークにおいてテーパを生じないように演算され
たスイベル量である。
は、前述の通り平均取代Sのワークにおいてテーパの生
じない設定スイベル量であるのに対し、実際スイベル量
θは、平均取代Sのワークと、取代増減量Bだけ取代の
異なるワークにおいてテーパを生じないように演算され
たスイベル量である。
次に作用効果について説明する。
ここで第4図は実際スイベル量θと取代増減量Bとの関
係を示す特性図であり、該特性線の傾きが上記式(2)の
比較定数Kに相当し、これはワークの種類、即ち材質、
サイズあるいは前加工、例えば熱処理の程度によって決
定される実験値である。図から明らかになるように、取
代増減量が0、即ち平均取代Sのときは実際スイベル量
θは設定値と同じθoであり、また、B1,B2のとき
はそれぞれθ1,θ2であり、取代が大きいほどスイベ
ル量は大きくなっている。
係を示す特性図であり、該特性線の傾きが上記式(2)の
比較定数Kに相当し、これはワークの種類、即ち材質、
サイズあるいは前加工、例えば熱処理の程度によって決
定される実験値である。図から明らかになるように、取
代増減量が0、即ち平均取代Sのときは実際スイベル量
θは設定値と同じθoであり、また、B1,B2のとき
はそれぞれθ1,θ2であり、取代が大きいほどスイベ
ル量は大きくなっている。
まず、本装置における切込制御について説明すれば、主
軸台11にワークWをローディングし、本装置を始動す
ると、従来のものと同様に、切込制御装置60により予
め設定された切込送り速度、及び切込送り量になるよう
に切込送りモータ10がフィードバック制御され、これ
により順次黒皮研削、荒研削、仕上研削及びスパークア
ウトが行われる。
軸台11にワークWをローディングし、本装置を始動す
ると、従来のものと同様に、切込制御装置60により予
め設定された切込送り速度、及び切込送り量になるよう
に切込送りモータ10がフィードバック制御され、これ
により順次黒皮研削、荒研削、仕上研削及びスパークア
ウトが行われる。
次に取代B′が平均取代SよりB1だけ大きいワークに
おけるスイベル制御について説明する。
おけるスイベル制御について説明する。
上記切込制御において、ワークWの内面が砥石6に接触
すると、ギャップエリミネータ30により、この接触の
際のホイールヘッドモータ5の電力変化から両者の接触
が検知され、この検知信号が取代演算部41に入力され
る。すると、該取代演算部41において上記式(1)によ
り取代B′が演算され、さらに取代増減量演算部42に
おいて取代増量B1が演算され、この取代増量Bはスイ
ベル量補正装置50に入力される。このスイベル量補正
装置50において、上記設定スイベル量θoが上記式
(2)により取代増量B1に応じた実際スイベル量θ1に
補正され(第4図参照)、これは駆動制御信号作成部2
2に入力される。
すると、ギャップエリミネータ30により、この接触の
際のホイールヘッドモータ5の電力変化から両者の接触
が検知され、この検知信号が取代演算部41に入力され
る。すると、該取代演算部41において上記式(1)によ
り取代B′が演算され、さらに取代増減量演算部42に
おいて取代増量B1が演算され、この取代増量Bはスイ
ベル量補正装置50に入力される。このスイベル量補正
装置50において、上記設定スイベル量θoが上記式
(2)により取代増量B1に応じた実際スイベル量θ1に
補正され(第4図参照)、これは駆動制御信号作成部2
2に入力される。
上記駆動制御信号作成部22では、実際スイベル量θ1
を目標値として、これとパルスエンコーダ28からの現
在値とを比較し、両者を一致させるための駆動制御信号
Cが作成される。この制御信号Cはドライバ23に入力
され、該制御信号Cに応じた駆動信号Dがスイベルモー
タ16に入力され、このようにして主軸台11の軸線が
砥石6の軸線に対して反時計方向にθ1だけ回動するよ
うスイベル制御が行われ、このスイベル量θ1でもって
上述の切込制御が行なわれ、その結果ワークWは加工面
全長にわたって同じ仕上内径に研削され、所定の円筒度
が確保される。
を目標値として、これとパルスエンコーダ28からの現
在値とを比較し、両者を一致させるための駆動制御信号
Cが作成される。この制御信号Cはドライバ23に入力
され、該制御信号Cに応じた駆動信号Dがスイベルモー
タ16に入力され、このようにして主軸台11の軸線が
砥石6の軸線に対して反時計方向にθ1だけ回動するよ
うスイベル制御が行われ、このスイベル量θ1でもって
上述の切込制御が行なわれ、その結果ワークWは加工面
全長にわたって同じ仕上内径に研削され、所定の円筒度
が確保される。
このように本実施例では、平均取代Sに対する設定スイ
ベル量θoを、取代増減量Bに対応した実際スイベル量
θに補正し、これを目標値としてスイベル制御を行うよ
うにしたので、取代の大きさ、ひいては砥石軸の撓角に
応じたスイベル量でもって研削を行なうことができ、そ
の結果同一種類のワークであれば取代が異なっても同一
円筒度に研削でき、円筒度を向上できるととも安定化で
き、しかもこの場合スパークアウト工程を長くする必要
はないのでサイクルタイムが延長されることもない。
ベル量θoを、取代増減量Bに対応した実際スイベル量
θに補正し、これを目標値としてスイベル制御を行うよ
うにしたので、取代の大きさ、ひいては砥石軸の撓角に
応じたスイベル量でもって研削を行なうことができ、そ
の結果同一種類のワークであれば取代が異なっても同一
円筒度に研削でき、円筒度を向上できるととも安定化で
き、しかもこの場合スパークアウト工程を長くする必要
はないのでサイクルタイムが延長されることもない。
なお、上記実施例ではワークセンサとしてギャップエリ
ミネータ30を例にとって説明したが、このワークセン
サは例えばワーク内径をローディング前に計測するプリ
ケージ,ローディング後に計測するインプロセスゲージ
であってもよく、また上記実施例ではワークの内面を研
削する場合について説明したが、本発明は勿論外面研削
にも適用できる。
ミネータ30を例にとって説明したが、このワークセン
サは例えばワーク内径をローディング前に計測するプリ
ケージ,ローディング後に計測するインプロセスゲージ
であってもよく、また上記実施例ではワークの内面を研
削する場合について説明したが、本発明は勿論外面研削
にも適用できる。
以上のように本発明に係る研削制御装置によれば、ワー
クの取代を求め、この取代に応じたスイベル量に制御す
るようにしたので、取代ひいては研削軸の撓角に応じた
スイベル量でもって研削でき、被加工面のテーパ化を防
止でき、円筒度を向上できるとともに安定化できる効果
がある。
クの取代を求め、この取代に応じたスイベル量に制御す
るようにしたので、取代ひいては研削軸の撓角に応じた
スイベル量でもって研削でき、被加工面のテーパ化を防
止でき、円筒度を向上できるとともに安定化できる効果
がある。
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
本発明の一実施例による研削制御装置の全体構成図、第
3図はそのブロック構成図、第4図はその取代増減量−
実際スイベル量特性図である。 1……研削装置、20……スイベル制御装置、30……
ギャップエリミネータ(ワークセンサ)、40……取代
演算装置、50……スイベル量補正装置、61……スイ
ベル制御手段、62……ワークセンサ、63……取代演
算手段、64……スイベル量補正手段。
本発明の一実施例による研削制御装置の全体構成図、第
3図はそのブロック構成図、第4図はその取代増減量−
実際スイベル量特性図である。 1……研削装置、20……スイベル制御装置、30……
ギャップエリミネータ(ワークセンサ)、40……取代
演算装置、50……スイベル量補正装置、61……スイ
ベル制御手段、62……ワークセンサ、63……取代演
算手段、64……スイベル量補正手段。
Claims (1)
- 【請求項1】主軸と砥石軸との交差角度を変更するため
のスイベル手段を有し、被加工物の内面又は外面に研削
加工を施す研削装置と、 該研削装置の主軸と砥石軸との交差角度であるスイベル
量を制御するスイベル制御手段と、 上記スイベル量を検出するスイベル量検出手段と、 被加工物の内径又は外径を検出するワークセンサと、 該センサの検出出力から被加工物の加工代である取代を
演算する取代演算部と、ワークの取代の平均取代に対す
る取代増減量を演算する取代増減量演算部とからなる取
代演算手段と、 上記取代増減量と比例係数の積と、平均取代に対する設
定スイベル量との和を、上記取代増減量が大きい程大き
くなる実際スイベル量として演算し、この値を、現在ス
イベル量を実際スイベル量に一致させるためのスイベル
量補正信号として上記スイベル制御手段に与えるスイベ
ル量補正手段とを備えたことを特徴とする研削制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60094340A JPH0649270B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 研削制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60094340A JPH0649270B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 研削制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61252064A JPS61252064A (ja) | 1986-11-10 |
| JPH0649270B2 true JPH0649270B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=14107559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60094340A Expired - Lifetime JPH0649270B2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 研削制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649270B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63169257U (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-04 | ||
| JP2534500B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1996-09-18 | マツダ株式会社 | 研削盤の制御方法 |
| US6592430B1 (en) | 2000-09-29 | 2003-07-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | High-precision machining system |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5976769A (ja) * | 1982-10-23 | 1984-05-01 | Mazda Motor Corp | 内面研削盤 |
| JPS6042551U (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-26 | マツダ株式会社 | 研削盤のスイベル装置 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP60094340A patent/JPH0649270B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61252064A (ja) | 1986-11-10 |
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