JPH0649607B2 - 土壌中の耐酸性バリアシールの製法及びこの目的に有用な封止組成物 - Google Patents
土壌中の耐酸性バリアシールの製法及びこの目的に有用な封止組成物Info
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- JPH0649607B2 JPH0649607B2 JP1136282A JP13628289A JPH0649607B2 JP H0649607 B2 JPH0649607 B2 JP H0649607B2 JP 1136282 A JP1136282 A JP 1136282A JP 13628289 A JP13628289 A JP 13628289A JP H0649607 B2 JPH0649607 B2 JP H0649607B2
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Description
【発明の詳細な説明】 注型壁の形態で土壌中にバリヤシールを形成する技法は
水硬性構造物(地下水流を止めて上流貯水池を造つた
り、地下水の下流に乾燥した帯域を形成したり、水路の
閉塞、種々の塩分濃度の水の分離等)の分野に非常にし
ばしば使用されている。
水硬性構造物(地下水流を止めて上流貯水池を造つた
り、地下水の下流に乾燥した帯域を形成したり、水路の
閉塞、種々の塩分濃度の水の分離等)の分野に非常にし
ばしば使用されている。
土壌中における封止バリヤ(封止障壁)または壁注型物
は地面を掘削する工具により溝を掘り、掘削した土の代
わりに封止用材料を入れることにより造られる。土の粘
着力が弱くて適度な深さの封止壁を造ることが疑問であ
る場合には、封止バリヤは土壌中に圧入される工具によ
る一連の圧搾作業により圧搾溝を造り、工具を土壌から
引抜いてこれらの圧搾溝へグラウトまたはモルタルタイ
プの材料を充填することにより造られる。
は地面を掘削する工具により溝を掘り、掘削した土の代
わりに封止用材料を入れることにより造られる。土の粘
着力が弱くて適度な深さの封止壁を造ることが疑問であ
る場合には、封止バリヤは土壌中に圧入される工具によ
る一連の圧搾作業により圧搾溝を造り、工具を土壌から
引抜いてこれらの圧搾溝へグラウトまたはモルタルタイ
プの材料を充填することにより造られる。
封止バリヤはまた有害な流出流により汚染された汚水が
汚染保護地域を汚染するのを防止するために環境保護の
分野においても使用される。この有害な流出流は化学流
出流を偶然にまたは他の理由で地下水面または地上水に
放出するところの工業活動により主として発生する。汚
染流出流により汚染されない地域を保全するためのバリ
ヤシールを構築する場合にも汚染流出流中に存在する種
々の化学製品に接触するバリヤの構成材料の寿命に関す
る問題が発生する。
汚染保護地域を汚染するのを防止するために環境保護の
分野においても使用される。この有害な流出流は化学流
出流を偶然にまたは他の理由で地下水面または地上水に
放出するところの工業活動により主として発生する。汚
染流出流により汚染されない地域を保全するためのバリ
ヤシールを構築する場合にも汚染流出流中に存在する種
々の化学製品に接触するバリヤの構成材料の寿命に関す
る問題が発生する。
水硬性構造物を形成する慣用の作業では、該構造物の壁
を造る漏れ止め材料はグラウト、モルタルまたは封止性
コンクリートからなるのが非常に一般的である。グラウ
トは粘土、さらに詳しくはベントナイト、水硬性結合
剤、通常はセメント、及び適宜充填材(これは不活性で
も適宜反応性でもよい)を主体として調製される。モル
タル及びコンクリートはグラウトと同じタイプの材料よ
りなるが、それらはさらに大量の粒状骨材を形成する粒
を含有する。モルタルではこの粒は砂状材料に限定され
るが、コンクリートでは粒は砂状材料のほかに砂利をも
含む。
を造る漏れ止め材料はグラウト、モルタルまたは封止性
コンクリートからなるのが非常に一般的である。グラウ
トは粘土、さらに詳しくはベントナイト、水硬性結合
剤、通常はセメント、及び適宜充填材(これは不活性で
も適宜反応性でもよい)を主体として調製される。モル
タル及びコンクリートはグラウトと同じタイプの材料よ
りなるが、それらはさらに大量の粒状骨材を形成する粒
を含有する。モルタルではこの粒は砂状材料に限定され
るが、コンクリートでは粒は砂状材料のほかに砂利をも
含む。
これらの漏れ止め材料が酸性の水を保持するための封止
壁を造るのに使用される場合には、これらに含まれてい
る水硬性セメント(最も普通に使用されているタイプで
あるポルトランドセメントまたはスラグ系セメント)は
封止壁の寿命に関する不安点となる。
壁を造るのに使用される場合には、これらに含まれてい
る水硬性セメント(最も普通に使用されているタイプで
あるポルトランドセメントまたはスラグ系セメント)は
封止壁の寿命に関する不安点となる。
封止壁の浸透し易さが水の酸性度すなわちそのpH値によ
り特徴付けられるとすると、pH値が7から約5.5の水
はセメントを僅かしか腐食しないと考えられているが、
それよりも低いpH値の水はpHが下がるにつれて強腐食性
から非常に強腐食性へと進むことが認められている。
り特徴付けられるとすると、pH値が7から約5.5の水
はセメントを僅かしか腐食しないと考えられているが、
それよりも低いpH値の水はpHが下がるにつれて強腐食性
から非常に強腐食性へと進むことが認められている。
このような水に時として底土中で遭遇するから、5.5
より低いpHの媒体に耐える封止性をもつ壁の構築には慣
用の水硬性セメントを配合することはできない。この理
由はこのような水硬性セメントは浸透水の酸性度のため
にやがては破壊され、壁の意図する機械的特性及び封止
特性を損なうからである。
より低いpHの媒体に耐える封止性をもつ壁の構築には慣
用の水硬性セメントを配合することはできない。この理
由はこのような水硬性セメントは浸透水の酸性度のため
にやがては破壊され、壁の意図する機械的特性及び封止
特性を損なうからである。
酸性水によるセメント結合剤の損傷の危険を低減させる
方法はセメントの使用を排除することにより問題を無く
すことにある。しかし、この場合には通常水、粘土及び
/またはベントナイト及びセメントからなるグラウトは
最早使用できない。この理由はセメントなしではこれら
のグラウトは単なるスラリーであつて、粘着性もなけれ
ば安定性もないからである。バリヤシールに充填するた
めの他の材料はモルタルまたは封止用コンクリートから
造られ、これらの材料は材料の寿命を確保する粒状骨格
を含み、封止性は粒状骨材の粒子間の隙間を充填する粘
土、さらに詳しくはベントナイトにより達成される。
方法はセメントの使用を排除することにより問題を無く
すことにある。しかし、この場合には通常水、粘土及び
/またはベントナイト及びセメントからなるグラウトは
最早使用できない。この理由はセメントなしではこれら
のグラウトは単なるスラリーであつて、粘着性もなけれ
ば安定性もないからである。バリヤシールに充填するた
めの他の材料はモルタルまたは封止用コンクリートから
造られ、これらの材料は材料の寿命を確保する粒状骨格
を含み、封止性は粒状骨材の粒子間の隙間を充填する粘
土、さらに詳しくはベントナイトにより達成される。
粒状骨材はそれが自己過性となり且つ特に粘土質材料
が浸透水流により同伴される危険性がないような粒子寸
法分布特性を示し、この特性は0.002mm〜0.1mm
の粒子寸法の微細材料の適当量が粒状骨材中に天然に存
在するか又は該微細材料を添加することにより得られ
る。
が浸透水流により同伴される危険性がないような粒子寸
法分布特性を示し、この特性は0.002mm〜0.1mm
の粒子寸法の微細材料の適当量が粒状骨材中に天然に存
在するか又は該微細材料を添加することにより得られ
る。
この方法は腐食性酸性水の浸透を防止して封止材の短期
間破壊を防止するためにある程度の重要性をもつが、こ
の方法は時間の経過とともに腐食性酸性水の透過性が増
大するから長期間に亙る封止には不満足である。いずれ
にせよ、酸性水が高腐食性である場合にはこの方法は不
適当である。これは下記の促進実験室試験により示され
る。下記の重量組成をもつ封止コンクリート: シリカ質砂利(5〜8mm) 311kg シリカ質砂(<5mm) 1240kg シリカ質微粉(0.002〜0.1mm) 449kg ベントナイト 40kg 水 386kg を透過試験セルへ入れ、硫酸を添加することによりpH値
を0に調節した水を用いて330の浸透勾配[供試封止
コンクリート層の厚さ(cm)に対する水圧(cmで表した
水柱)の比]で水の透過試験に付した。透過係数の初期
値は2×10-9m/秒で6分間安定であつたが、次いで急
速に増大して透過試験の15分の終わりには透過係数値
は10-8m/秒に達し、その後も増大し続けた。
間破壊を防止するためにある程度の重要性をもつが、こ
の方法は時間の経過とともに腐食性酸性水の透過性が増
大するから長期間に亙る封止には不満足である。いずれ
にせよ、酸性水が高腐食性である場合にはこの方法は不
適当である。これは下記の促進実験室試験により示され
る。下記の重量組成をもつ封止コンクリート: シリカ質砂利(5〜8mm) 311kg シリカ質砂(<5mm) 1240kg シリカ質微粉(0.002〜0.1mm) 449kg ベントナイト 40kg 水 386kg を透過試験セルへ入れ、硫酸を添加することによりpH値
を0に調節した水を用いて330の浸透勾配[供試封止
コンクリート層の厚さ(cm)に対する水圧(cmで表した
水柱)の比]で水の透過試験に付した。透過係数の初期
値は2×10-9m/秒で6分間安定であつたが、次いで急
速に増大して透過試験の15分の終わりには透過係数値
は10-8m/秒に達し、その後も増大し続けた。
従って、高度に腐食性ないし非常に高度に腐食性の酸性
水に永続的に耐え得る封止壁を造ることを可能となす方
法に対する要請がある。
水に永続的に耐え得る封止壁を造ることを可能となす方
法に対する要請がある。
本発明は現時点では満足すべき解決策が見出されていな
い上記要請をかなえるものである。
い上記要請をかなえるものである。
更に詳しくは本発明は、土壌中に溝を掘削し、掘削され
た溝に水、粘土、及び自己過性をもつ耐酸性の粒を含
有し更に封止組成物1m3当たりSiO2として計算して
5〜70kgの割合の珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリ
ウムを含有する水溶液を含有し且つ該珪酸ナトリウム及
び/又は珪酸カリウムと珪酸ゲルを形成する危険性のあ
る物質または酸発生物質を含まない封止組成物を充填す
ることからなり、得られた封止壁は局所的に周囲の土壌
から生ずる酸性水の浸透を受けた時にポリ珪酸の固体ゲ
ルの局所的な漏れ止めバリヤを形成し、該漏れ止めバリ
ヤの周囲の部分は非ゲル化状態のままであることからな
る、土壌中にpH5.5以下の酸性水に耐性をもつバリヤ
シールの製法に係る。
た溝に水、粘土、及び自己過性をもつ耐酸性の粒を含
有し更に封止組成物1m3当たりSiO2として計算して
5〜70kgの割合の珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリ
ウムを含有する水溶液を含有し且つ該珪酸ナトリウム及
び/又は珪酸カリウムと珪酸ゲルを形成する危険性のあ
る物質または酸発生物質を含まない封止組成物を充填す
ることからなり、得られた封止壁は局所的に周囲の土壌
から生ずる酸性水の浸透を受けた時にポリ珪酸の固体ゲ
ルの局所的な漏れ止めバリヤを形成し、該漏れ止めバリ
ヤの周囲の部分は非ゲル化状態のままであることからな
る、土壌中にpH5.5以下の酸性水に耐性をもつバリヤ
シールの製法に係る。
本発明方法はバリヤ(障壁)近傍での支配的な条件下で
シリカを侵食する酸以外のすべての種類の酸に耐えるバ
リヤシールの製造に適しているバリヤシールが有効であ
る通常の酸の例は塩酸、硫酸、硝酸、燐酸、酢酸等であ
る。他方、本発明方法はシリカを侵食するフツ酸には適
していない。
シリカを侵食する酸以外のすべての種類の酸に耐えるバ
リヤシールの製造に適しているバリヤシールが有効であ
る通常の酸の例は塩酸、硫酸、硝酸、燐酸、酢酸等であ
る。他方、本発明方法はシリカを侵食するフツ酸には適
していない。
また、本発明は上記方法を実施するのに使用できる封止
組成物にも係る。この組成物は水、粘土、自己過性耐
酸性粒を含み、封止組成物1m3当たりSiO2として計
算して5〜70kgに対応する量の珪酸ナトリウム及び/
または珪酸カリウムの水溶液を含み且つ該珪酸ナトリウ
ム及び/または珪酸カリウムと固体の珪酸ゲルを形成す
る危険性のある酸性物質物質または酸発生物質を含まな
いことを特徴とする。
組成物にも係る。この組成物は水、粘土、自己過性耐
酸性粒を含み、封止組成物1m3当たりSiO2として計
算して5〜70kgに対応する量の珪酸ナトリウム及び/
または珪酸カリウムの水溶液を含み且つ該珪酸ナトリウ
ム及び/または珪酸カリウムと固体の珪酸ゲルを形成す
る危険性のある酸性物質物質または酸発生物質を含まな
いことを特徴とする。
粘土は任意の普通の粘土であることができ、ナトリウム
ベントナイトまたはカルシウムベントナイトのようなベ
ントナイトを使用することが好適である。
ベントナイトまたはカルシウムベントナイトのようなベ
ントナイトを使用することが好適である。
耐酸性粒は自己過性をもたねばならない。自己過性
粒は、その重量のかなりの割合が2〜100μmの粒子
寸法範囲に亙つて分布した微細粒子からなる粒であり、
封止組成物中でこれらの微細粒子は他の大きな寸法の粒
粒子間に存在する空隙を充填する。自己過性粒の例は
粒の10〜30重量%が2〜100μmの範囲に含まれ
る粒である。粒の他の粒子は100μmから数ミリメー
トルまたは数10ミリメートルまでの範囲であることが
できる。耐酸性粒としてシリカ質粒を使用するのが好適
である。
粒は、その重量のかなりの割合が2〜100μmの粒子
寸法範囲に亙つて分布した微細粒子からなる粒であり、
封止組成物中でこれらの微細粒子は他の大きな寸法の粒
粒子間に存在する空隙を充填する。自己過性粒の例は
粒の10〜30重量%が2〜100μmの範囲に含まれ
る粒である。粒の他の粒子は100μmから数ミリメー
トルまたは数10ミリメートルまでの範囲であることが
できる。耐酸性粒としてシリカ質粒を使用するのが好適
である。
珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウムは商業的に入手
できる物質である。これらの珪酸塩は20〜30重量%
の濃度の水溶液の形態で通常販売されている。市販の珪
酸ナトリウムは通常2〜4のRp比(SiO2/Na2O)を
もつが、任意の他の比をもつものも本発明の目的に対し
て適している。しかし、3以上の比較的高いRp比をも
つ珪酸ナトリウムを使用するのが好適である。市販の珪
酸カリウムは通常1.4〜2.5のRp比をもつが、任
意の他の比をもつものも適している。
できる物質である。これらの珪酸塩は20〜30重量%
の濃度の水溶液の形態で通常販売されている。市販の珪
酸ナトリウムは通常2〜4のRp比(SiO2/Na2O)を
もつが、任意の他の比をもつものも本発明の目的に対し
て適している。しかし、3以上の比較的高いRp比をも
つ珪酸ナトリウムを使用するのが好適である。市販の珪
酸カリウムは通常1.4〜2.5のRp比をもつが、任
意の他の比をもつものも適している。
珪酸ナトリウムは、バリヤシールと接触する酸が硝酸ま
たは塩酸である場合に特に適する。珪酸カリウムはバリ
ヤシールと接触する酸が硫酸、酢酸、燐酸である場合に
特に適する。
たは塩酸である場合に特に適する。珪酸カリウムはバリ
ヤシールと接触する酸が硫酸、酢酸、燐酸である場合に
特に適する。
珪酸塩を予め添加することは2つの利点を生ずる。第1
に、珪酸塩はベントナイトサスペンジョンを流動化し、
許容できる作業性を維持しながら封止組成物中に大量の
ベントナイトを配合することを可能となす。第2に、珪
酸塩は封止組成物の初期透過係数を低減させ、後で、封
止組成物を溝に注形してバリヤシールを造り、このバリ
ヤのある局部が酸性水の浸透を受けなければならない時
に、酸が水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを中和
するために先に添加された珪酸塩が前記問題とする局部
でポリ珪酸の固体ゲルの耐酸性漏れ止めバリヤを生ずる
からである。
に、珪酸塩はベントナイトサスペンジョンを流動化し、
許容できる作業性を維持しながら封止組成物中に大量の
ベントナイトを配合することを可能となす。第2に、珪
酸塩は封止組成物の初期透過係数を低減させ、後で、封
止組成物を溝に注形してバリヤシールを造り、このバリ
ヤのある局部が酸性水の浸透を受けなければならない時
に、酸が水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを中和
するために先に添加された珪酸塩が前記問題とする局部
でポリ珪酸の固体ゲルの耐酸性漏れ止めバリヤを生ずる
からである。
珪酸塩と浸透水中に存在する酸との反応は酸性水の浸透
が実際に起つた場所でだけ局部的に生ずることに留意さ
れたい。これは、バリヤシールの該局部に隣接する区域
を非ゲル化状態のままとしこの非ゲル化区域が該ゲル化
により生じた局部的収縮を埋め合わせ、構造物の連続性
を確保することを可能となす。本発明の封止組成物中に
酸発生物質を配合することによりバリヤシール全体のゲ
ル化がバリヤシールの構築の時に誘起すると、アルカリ
金属珪酸塩系の硬化性組成物の分野で周知のように、満
足なバリヤシールは得られない。バリヤシール全体がゲ
ル化すると、ゲル化に伴う収縮現象の結果として亀裂が
生ずる。
が実際に起つた場所でだけ局部的に生ずることに留意さ
れたい。これは、バリヤシールの該局部に隣接する区域
を非ゲル化状態のままとしこの非ゲル化区域が該ゲル化
により生じた局部的収縮を埋め合わせ、構造物の連続性
を確保することを可能となす。本発明の封止組成物中に
酸発生物質を配合することによりバリヤシール全体のゲ
ル化がバリヤシールの構築の時に誘起すると、アルカリ
金属珪酸塩系の硬化性組成物の分野で周知のように、満
足なバリヤシールは得られない。バリヤシール全体がゲ
ル化すると、ゲル化に伴う収縮現象の結果として亀裂が
生ずる。
本発明の好適な封止組成物の組成を以下に記載する: シリカ質粒(砂及び砂利) 1200〜1800kg (シリカ質粒の10〜30重量%は2〜100μm の範囲の寸法の微細粒子からなる) ナトリウムベントナイトまたは カルシウムベントナイトまたは 他の粘土 15〜150kg 珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウム (SiO2としての換算量)5〜70kg 水 組成物1m3までの補充量 実験室で行つた試験を報告する下記の非限定例である実
施例は本発明により得られる有利な効果を充分に説明す
るものである。
施例は本発明により得られる有利な効果を充分に説明す
るものである。
実施例 下記の組成(組成物1m3当たり)の封止組成物 シリカ質粒 1720kg [シリカ質砂利(5〜8mm) 270kg シリカ質砂(<5mm) 1060kg シリカ質微粉(2〜100μm)390kg] ベントナイト 35kg 28.5重量%の濃度の水溶液の形態の 珪酸ナトリウム(Rp比=3.2)40 (SiO2 11.4kg) 水 300 を透過試験セルに入れ、330の浸透勾配で透過試験を
行つた。試験を新鮮な水で行つた場合には上記封止組成
物の透過係数は常に2.7×10-9m/秒であつた。硫酸
を添加してpH値を0にした水で試験を行つた場合には初
期の透過係数は100分間は2.8×10-9m/秒で一定
のままであつたが、次に突然減少して1×10-9m/秒以
下の一定値となつた。
行つた。試験を新鮮な水で行つた場合には上記封止組成
物の透過係数は常に2.7×10-9m/秒であつた。硫酸
を添加してpH値を0にした水で試験を行つた場合には初
期の透過係数は100分間は2.8×10-9m/秒で一定
のままであつたが、次に突然減少して1×10-9m/秒以
下の一定値となつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−21248(JP,A) 特開 昭55−142087(JP,A) 特開 昭61−141657(JP,A)
Claims (10)
- 【請求項1】土壌中に溝を掘削し、掘削された溝に水、
粘土、及び自己過性をもつ耐酸性の粒を含有し更に封
止組成物1m3当たりSiO2として計算して5〜70kg
の割合の珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウムを含有
する水溶液を含有し且つ該珪酸ナトリウム及び/又は珪
酸カリウムと珪酸ゲルを形成する危険性のある物質また
は酸発生物質を含まない封止組成物を充填することから
なり、得られた封止壁は局所的に周囲の土壌から生ずる
酸性水の浸透を受けた時にポリ珪酸の固体ゲルの局所的
な漏れ止めバリヤを形成し、該漏れ止めバリヤの周囲の
部分は非ゲル化状態のままであることからなる、土壌中
にpH5.5以下の酸性水に耐性をもつバリヤシールの製
法。 - 【請求項2】粘土がベントナイトである請求項1記載の
製法。 - 【請求項3】粒がシリカ質である請求項1または2記載
の製法。 - 【請求項4】粒の10〜30重量%が2〜100μmの
粒子寸法範囲に分布する微細粒子である請求項1ないし
3のいずれか1項記載の製法。 - 【請求項5】封止組成物が下記の組成: シリカ質粒 1200〜1800kg (シリカ質粒の10〜30重量%は2〜100μm の範囲の寸法の微細粒子からなる) ベントナイトまたは他の粘土 15〜150kg 珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウム (SiO2としての換算量)5〜70kg 水 組成物1m3までの補充量 をもつ請求項1記載の製法。
- 【請求項6】水、粘土、自己過性をもつ耐酸性粒及び
更に封止組成物1m3当たりSiO2として5〜70kgに
相当する量の珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウムの
水溶液を含み且つ該珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリ
ウムと固体の珪酸ゲルを形成する危険性のある酸性物質
又は酸発生物質を含まない請求項1記載の製法を実施す
るための封止組成物。 - 【請求項7】粘土がベントナイトである請求項6記載の
封止組成物。 - 【請求項8】粒がシリカ質である請求項6記載の封止組
成物。 - 【請求項9】粒の10〜30重量%が2〜100μmの
範囲の粒子寸法に亙り分布する微細粒子からなる請求項
6記載の封止組成物。 - 【請求項10】封止組成物が下記の組成: シリカ質粒 1200〜1800kg (シリカ質粒の10〜30重量%は2〜100μm の範囲の寸法の微細粒子からなる) ベントナイトまたは他の粘土 15〜150kg 珪酸ナトリウム及び/又は珪酸カリウム (SiO2としての換算量)5〜70kg 水 組成物1m3までの補充量 をもつ請求項6記載の封止組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8807206 | 1988-05-31 | ||
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