JPH0649664B2 - 2,2,2‐トリフルオロエタノールの製造法 - Google Patents
2,2,2‐トリフルオロエタノールの製造法Info
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- JPH0649664B2 JPH0649664B2 JP61066098A JP6609886A JPH0649664B2 JP H0649664 B2 JPH0649664 B2 JP H0649664B2 JP 61066098 A JP61066098 A JP 61066098A JP 6609886 A JP6609886 A JP 6609886A JP H0649664 B2 JPH0649664 B2 JP H0649664B2
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- catalyst
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- trifluoroethanol
- copper
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
- C07C29/132—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group
- C07C29/136—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH
- C07C29/147—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of carboxylic acids or derivatives thereof
- C07C29/149—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of carboxylic acids or derivatives thereof with hydrogen or hydrogen-containing gases
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トリフルオロ酢酸−2,2,2−トリフルオ
ロエチルエステルを元素状水素を用い気相中で接触水素
添加することにより2,2,2−トリフルオロエタノー
ルを製造する方法に関する。
ロエチルエステルを元素状水素を用い気相中で接触水素
添加することにより2,2,2−トリフルオロエタノー
ルを製造する方法に関する。
従来の技術 2,2,2−トリフルオロエタノールは、高い熱安定性
および−他の物質との特定の混合比で−顕著な熱力学的
特性を有する。それで、水との混合物で〔たとえば2,
2,2−トリフルオロエタノール85モル%と水15モ
ル%を有する”フロリノール(Fluorinol)85とし
て〕熱機関中で作業媒体として使用される。2,2,2
−トリフルオロエタノールは、その特別な化学的性質に
基づき、溶剤(たとえばポリアミドおよびポリペプチド
の)としても、反応成分(たとえば麻酔剤の製造のた
め)としても使用される。;反応媒体(たとえば光分解
反応のための)使用することができる。
および−他の物質との特定の混合比で−顕著な熱力学的
特性を有する。それで、水との混合物で〔たとえば2,
2,2−トリフルオロエタノール85モル%と水15モ
ル%を有する”フロリノール(Fluorinol)85とし
て〕熱機関中で作業媒体として使用される。2,2,2
−トリフルオロエタノールは、その特別な化学的性質に
基づき、溶剤(たとえばポリアミドおよびポリペプチド
の)としても、反応成分(たとえば麻酔剤の製造のた
め)としても使用される。;反応媒体(たとえば光分解
反応のための)使用することができる。
トリフルオロ酢酸−2,2,2−トリフルオロエチルエ
ステルを元素状水素を用い気相中で、触媒作用する固体
の存在での分解水素添加によりすなわち不均一触媒反応
下で2,2,2−トリフルオロエタノールを製造するこ
とは公知である。その際、エステル1モルと水素2モル
から2モルのアルコールが生じる。
ステルを元素状水素を用い気相中で、触媒作用する固体
の存在での分解水素添加によりすなわち不均一触媒反応
下で2,2,2−トリフルオロエタノールを製造するこ
とは公知である。その際、エステル1モルと水素2モル
から2モルのアルコールが生じる。
それで、西ドイツ国特許第1271696号明細書に
は、225〜400℃の温度および1〜5バール(絶
対)の圧力で進行するこのような方法が記載されてお
り、この場合触媒として亜クロム酸塩純触媒かまたは貴
金属担持触媒が使用される。その際、純触媒としてはた
とえば亜クロム酸銅、亜クロム酸亜鉛、亜クロム酸鉄な
らびに亜クロム酸マンガンないしは酸化物と亜クロム酸
塩の混合物が使用される;亜クロム酸塩と他の金属酸化
物との重量比は0.5:1〜10:1であつてもよい。
は、225〜400℃の温度および1〜5バール(絶
対)の圧力で進行するこのような方法が記載されてお
り、この場合触媒として亜クロム酸塩純触媒かまたは貴
金属担持触媒が使用される。その際、純触媒としてはた
とえば亜クロム酸銅、亜クロム酸亜鉛、亜クロム酸鉄な
らびに亜クロム酸マンガンないしは酸化物と亜クロム酸
塩の混合物が使用される;亜クロム酸塩と他の金属酸化
物との重量比は0.5:1〜10:1であつてもよい。
記載された実施例によると、貴金属担持触媒は著しくわ
ずかな変換率ないしは選択性を生じるにすぎないので、
たんに亜クロム酸塩純触媒が経済的使用にとつて重要で
ある。しかし、酸化クロムおよび酸化亜鉛から成る触媒
を用いると、完全に不満足な結果が得られる。酸化銅お
よび酸化カルシウムの添加によつて(重量比Cr2O3/ZnO
=0.4:1およびCr2O3/CuO=1.6:1)、殊に選択性は
増加する。耐用時間、変換率および選択性の比較的最良
な値は、酸化クロム、酸化銅および酸化バリウムから成
る触媒を用いて得ることができる(重量比Cr2O3/CuO=
1.1:1)。
ずかな変換率ないしは選択性を生じるにすぎないので、
たんに亜クロム酸塩純触媒が経済的使用にとつて重要で
ある。しかし、酸化クロムおよび酸化亜鉛から成る触媒
を用いると、完全に不満足な結果が得られる。酸化銅お
よび酸化カルシウムの添加によつて(重量比Cr2O3/ZnO
=0.4:1およびCr2O3/CuO=1.6:1)、殊に選択性は
増加する。耐用時間、変換率および選択性の比較的最良
な値は、酸化クロム、酸化銅および酸化バリウムから成
る触媒を用いて得ることができる(重量比Cr2O3/CuO=
1.1:1)。
しかしながら、200℃より上の値の反応温度ならびに
最高27時間のわずかな耐用時間(相応にわずかな触媒
収量とともに)は、工業的実施態様にほとんど使用でき
ない。その上、高い酸化クロム含量を有するかかる亜ク
ロム酸塩触媒の使用は、今日種々の理由から禁止されて
いる(たとえば廃水処理問題、発癌性)。
最高27時間のわずかな耐用時間(相応にわずかな触媒
収量とともに)は、工業的実施態様にほとんど使用でき
ない。その上、高い酸化クロム含量を有するかかる亜ク
ロム酸塩触媒の使用は、今日種々の理由から禁止されて
いる(たとえば廃水処理問題、発癌性)。
最近の刊行物(米国特許第4072726号明細書)に
よれば、同じ反応に酸化銅50〜100重量%および不
活性結合剤0〜50重量%を有するクロムなしの銅触媒
を比較可能な温度および圧力条件下で使用することがで
きる。記載された実施例によれば、75〜95重量%の
酸化銅含量および235℃の反応温度で、53〜175
時間の耐用時間および54%より高い変換率ならびに少
なくとも95%の選択性が得られる。相応する触媒収量
は、触媒1kgあたり2,2,2−トリフルオロエタノー
ル19〜42kgである。
よれば、同じ反応に酸化銅50〜100重量%および不
活性結合剤0〜50重量%を有するクロムなしの銅触媒
を比較可能な温度および圧力条件下で使用することがで
きる。記載された実施例によれば、75〜95重量%の
酸化銅含量および235℃の反応温度で、53〜175
時間の耐用時間および54%より高い変換率ならびに少
なくとも95%の選択性が得られる。相応する触媒収量
は、触媒1kgあたり2,2,2−トリフルオロエタノー
ル19〜42kgである。
西ドイツ国特許第1271696号明細書の結果と比較
して著しく長い耐用時間および高い触媒収量にもかかわ
らず、同様に200℃より明らかに上の必要な反応温度
ならびに極めて高い酸化銅含量(これが触媒を明らかに
高価なものにする)は無視できない欠点である。
して著しく長い耐用時間および高い触媒収量にもかかわ
らず、同様に200℃より明らかに上の必要な反応温度
ならびに極めて高い酸化銅含量(これが触媒を明らかに
高価なものにする)は無視できない欠点である。
さらに、高い温度ならびに高い銅含量は、殊に合成ガス
が痕跡の塩素化合物を含有するときに、たとえば再結晶
および焼結による熱老化に対する感性を高める〔ウルマ
ン(Ullmann)第13巻、第545頁第4版、1976
年〕。しかしこのことは、工業的方法では、さきに米国
特許第4072726号明細書により記載されたよう
に、水素添加すべきトリフルオロ酢酸−2,2,2−ト
リフルオロエチルエステルを、相応する酸塩化物と2,
2,2−トリフルオロエタノールとの反応により製造す
る場合には常にそうである。
が痕跡の塩素化合物を含有するときに、たとえば再結晶
および焼結による熱老化に対する感性を高める〔ウルマ
ン(Ullmann)第13巻、第545頁第4版、1976
年〕。しかしこのことは、工業的方法では、さきに米国
特許第4072726号明細書により記載されたよう
に、水素添加すべきトリフルオロ酢酸−2,2,2−ト
リフルオロエチルエステルを、相応する酸塩化物と2,
2,2−トリフルオロエタノールとの反応により製造す
る場合には常にそうである。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、先行技術の上述した欠点を克服する、
トリフルオロ酢酸−2,2,2−トリフルオロエチルエ
ステルを元素状水素を用い気相で接触水素添加すること
により2,2,2−トリフルオロエタノールを製造する
方法を提供することである。
トリフルオロ酢酸−2,2,2−トリフルオロエチルエ
ステルを元素状水素を用い気相で接触水素添加すること
により2,2,2−トリフルオロエタノールを製造する
方法を提供することである。
問題点を解決するための手段 かかる課題は、特許請求の範囲に記載された方法によつ
て解決される。
て解決される。
本発明による方法は、詳説すれば、2,2,2−トルフ
ルオロエタノールを酸化亜鉛および酸化銅を含有する触
媒の存在で、トリフルオロ酢酸−2,2,2−トリフル
オロエチルエステルを元素状水素を用いて気相中で接触
水素添加することによつて2,2,2−トリフルオロエ
タノールを製造する方法から出発し、触媒が亜鉛および
銅の酸化物からなり、ならびに場合によつては鉄、クロ
ム、マンガン、カルシウム、アルミニウムおよび/また
はケイ素の酸化物を含有し、その際全ての酸化物の和は
常に100重量%であり、酸化クロム対残余成分の和と
の重量比が0〜0.1:1、とくに0〜0.05:1であり、
かつ触媒が酸化亜鉛10〜90重量%及び酸化銅10〜
90重量%を含有することを特徴とする。
ルオロエタノールを酸化亜鉛および酸化銅を含有する触
媒の存在で、トリフルオロ酢酸−2,2,2−トリフル
オロエチルエステルを元素状水素を用いて気相中で接触
水素添加することによつて2,2,2−トリフルオロエ
タノールを製造する方法から出発し、触媒が亜鉛および
銅の酸化物からなり、ならびに場合によつては鉄、クロ
ム、マンガン、カルシウム、アルミニウムおよび/また
はケイ素の酸化物を含有し、その際全ての酸化物の和は
常に100重量%であり、酸化クロム対残余成分の和と
の重量比が0〜0.1:1、とくに0〜0.05:1であり、
かつ触媒が酸化亜鉛10〜90重量%及び酸化銅10〜
90重量%を含有することを特徴とする。
有利には、触媒は酸化亜鉛とくに10〜60重量%およ
び酸化銅とくに10〜60重量%を含有する。
び酸化銅とくに10〜60重量%を含有する。
1実施例においては、触媒はたんに酸化銅および酸化亜
鉛から成つていてもよい。他の実施例においては、触媒
は付加的になお、鉄、クロム、マンガン、カルシウム、
アルミニウムおよび/またはケイ素の酸化物を含有す
る。この実施例では、酸化アルミニウムの割合は殊に0
〜40重量%の範囲内にあり、他の酸化物の割合はそれ
ぞれ0〜5重量%であるようにする。
鉛から成つていてもよい。他の実施例においては、触媒
は付加的になお、鉄、クロム、マンガン、カルシウム、
アルミニウムおよび/またはケイ素の酸化物を含有す
る。この実施例では、酸化アルミニウムの割合は殊に0
〜40重量%の範囲内にあり、他の酸化物の割合はそれ
ぞれ0〜5重量%であるようにする。
酸化銅および酸化亜鉛が一緒になって50重量%より上
になる触媒が特に有利である。
になる触媒が特に有利である。
本発明による方法には自体公知の触媒を使用することが
できる。例えば、炭酸イオン、ギ酸イオンまたはシユウ
酸イオンのような、共通の容易に分解しうる陰イオンを
有する混晶前駆物質から出発して製造されるような触媒
が有利である。これによつて、活性成分の高い分散度を
得ることができる〔ウルマン(Ullmann)第13巻、第
528頁および第559頁、第4版、1976年〕。
できる。例えば、炭酸イオン、ギ酸イオンまたはシユウ
酸イオンのような、共通の容易に分解しうる陰イオンを
有する混晶前駆物質から出発して製造されるような触媒
が有利である。これによつて、活性成分の高い分散度を
得ることができる〔ウルマン(Ullmann)第13巻、第
528頁および第559頁、第4版、1976年〕。
銅・亜鉛・触媒は、周知のように、一酸化炭素、二酸化
炭素および水素からメタノールを所謂低圧法で製造する
のに使用される。この場合に適用される温度ないしは圧
力は、230〜280℃ないしは50〜100バールの
範囲内である〔ウルマン(Ullmann)第16巻、第62
4頁以降、第4版、1976年〕。この種の触媒がエス
テルの分解水素添加に適当であるという記載はどこにも
見出すことができない。同様に、これらの触媒の作業範
囲が230℃以下ないしは50バール以下であつてもよ
いことも推測できなかつた。
炭素および水素からメタノールを所謂低圧法で製造する
のに使用される。この場合に適用される温度ないしは圧
力は、230〜280℃ないしは50〜100バールの
範囲内である〔ウルマン(Ullmann)第16巻、第62
4頁以降、第4版、1976年〕。この種の触媒がエス
テルの分解水素添加に適当であるという記載はどこにも
見出すことができない。同様に、これらの触媒の作業範
囲が230℃以下ないしは50バール以下であつてもよ
いことも推測できなかつた。
意外にも、記述した種類の銅・亜鉛触媒は、トリフルオ
ロ酢酸−2,2,2−トリフルオロエチルエステルの元
素状水素を用いる、しかも外ならぬ100〜230℃の
温度範囲および1〜5バール(絶対)の圧力範囲内での
気相接触水素添加に極めて適当である。特別な実施例で
は、温度120〜210℃ならびに圧力1.5〜2.5バール
(絶対)が使用される。その際、変換率を最適化する目
的のため触媒堆積物の使用時間中、反応器温度を連続的
に上昇させ、圧力は大体において不変に保持される。
ロ酢酸−2,2,2−トリフルオロエチルエステルの元
素状水素を用いる、しかも外ならぬ100〜230℃の
温度範囲および1〜5バール(絶対)の圧力範囲内での
気相接触水素添加に極めて適当である。特別な実施例で
は、温度120〜210℃ならびに圧力1.5〜2.5バール
(絶対)が使用される。その際、変換率を最適化する目
的のため触媒堆積物の使用時間中、反応器温度を連続的
に上昇させ、圧力は大体において不変に保持される。
空の反応管滞留時間は、選択された温度および圧力状態
下では5〜50秒(有利には10〜25秒)であるべき
である。
下では5〜50秒(有利には10〜25秒)であるべき
である。
水素対エステルのモル比は不足化学量論的、化学量論的
または過剰化学量論的であつてもよく、しかも1.5:1
ないしは3.5:1の関係を下回るかないしは上回つては
ならない。初期相では、新しい未使用触媒の特に高い活
性のため、むしろ不足化学量論的範囲が選択され、この
関係は時間の経過につれて初めて増加させる。主生成相
中のすぐれたモル比は、好ましくは2:1〜3:1であ
る。
または過剰化学量論的であつてもよく、しかも1.5:1
ないしは3.5:1の関係を下回るかないしは上回つては
ならない。初期相では、新しい未使用触媒の特に高い活
性のため、むしろ不足化学量論的範囲が選択され、この
関係は時間の経過につれて初めて増加させる。主生成相
中のすぐれたモル比は、好ましくは2:1〜3:1であ
る。
本発明による方法は、水素添加と触媒再生を交互に実施
する循環作業する実施例をも包含する。
する循環作業する実施例をも包含する。
この実施例は、 a) 水素添加を、場合によつては進行する温度上昇下に
反応率が低下するまで行ない、その後 b) 触媒をその場で水を用いて再成し、引き続き c) 新たにa)工程およびb)工程による水素添加/再成の
循環を開始することにより循環的に実施することを特徴
とする。
反応率が低下するまで行ない、その後 b) 触媒をその場で水を用いて再成し、引き続き c) 新たにa)工程およびb)工程による水素添加/再成の
循環を開始することにより循環的に実施することを特徴
とする。
触媒の再生のために、液状ないしは蒸気の形の水、好ま
しくは水蒸気の形で使用する。触媒の再活性化のために
水を液状で使用するのは、公知技術水準によれば、被毒
(poisoning)によつて生じる失活に関係があり、該失
活は一般に少なくとも一部が可逆的である。
しくは水蒸気の形で使用する。触媒の再活性化のために
水を液状で使用するのは、公知技術水準によれば、被毒
(poisoning)によつて生じる失活に関係があり、該失
活は一般に少なくとも一部が可逆的である。
しかしながら、2,2,2−トリフルオロエタノールま
たはメタノールのような極性有機溶剤を用いて塩化物
(使用したトリフルオロ酢酸−2,2,2−トリフルオ
ロエチルエステル中の最小の塩化物含量に由来する)を
完全に除去した後も、ここに記載した銅・亜鉛触媒では
触媒の再生は得られない。意外にも、付加的(同時ない
しは順次に実施する)かまたは単独の、水または水蒸気
を用いる処置によつて初めて触媒の再生が行なわれる。
このことは恐らく、老化(aging)による脱水が少なく
とも一部逆行することによる。
たはメタノールのような極性有機溶剤を用いて塩化物
(使用したトリフルオロ酢酸−2,2,2−トリフルオ
ロエチルエステル中の最小の塩化物含量に由来する)を
完全に除去した後も、ここに記載した銅・亜鉛触媒では
触媒の再生は得られない。意外にも、付加的(同時ない
しは順次に実施する)かまたは単独の、水または水蒸気
を用いる処置によつて初めて触媒の再生が行なわれる。
このことは恐らく、老化(aging)による脱水が少なく
とも一部逆行することによる。
有利には、再生はその場で、すなわち反応管中で実施さ
れる。それというのもこの場合には反応管の排出および
場合によつて必要な、還元された自燃性触媒の酸化によ
る表面の不働態化がなくなるからである。もちろん、再
生を老化した触媒を固有の容器、たとえばいわゆる再生
器中に移した後に実施することも可能である。
れる。それというのもこの場合には反応管の排出および
場合によつて必要な、還元された自燃性触媒の酸化によ
る表面の不働態化がなくなるからである。もちろん、再
生を老化した触媒を固有の容器、たとえばいわゆる再生
器中に移した後に実施することも可能である。
実施例 次の実施例は本発明による方法を詳説するが、その保護
範囲を制限するものではない。
範囲を制限するものではない。
実施例では、市場で入手できる、表に記載した組成の炭
酸塩を主体とする触媒(高さおよび直径が約5mmの錠
剤)を使用した。触媒の組成の記載では、酸化物として
の金属の含量が記載されている。この場合、痕跡で存在
するにすぎない含分(たとえばナトリウム、カリウム)
は、陰イオンの含分(たとえば炭酸イオン、OHイオ
ン)または水と同様にほとんど考慮されない。加熱ジヤ
ケツトを備えた反応管を充填した後、管中の触媒を規定
に従い、触媒を約250℃までの温度で慎重に、水素・
窒素混合物(H21〜100容積%)で還元することによ
り活性化した。
酸塩を主体とする触媒(高さおよび直径が約5mmの錠
剤)を使用した。触媒の組成の記載では、酸化物として
の金属の含量が記載されている。この場合、痕跡で存在
するにすぎない含分(たとえばナトリウム、カリウム)
は、陰イオンの含分(たとえば炭酸イオン、OHイオ
ン)または水と同様にほとんど考慮されない。加熱ジヤ
ケツトを備えた反応管を充填した後、管中の触媒を規定
に従い、触媒を約250℃までの温度で慎重に、水素・
窒素混合物(H21〜100容積%)で還元することによ
り活性化した。
反応: その後、蒸発したトリフルオロ酢酸−2,2,2−トリ
フルオロエチルエステル(2,2,2−トリフルオロエ
タノールとの共沸混合物の形で)と元素状水素とを一緒
に配量しながら、両方の反応物の2,2,2−トリフル
オロエタノールへの反応を下記表に挙げた反応条件下に
行なつた。耐用時間の間、反応温度は、反応管を加熱ジ
ヤケツトを介して加熱ないしは冷却する油浴の温度を上
げることにより連続的に上昇させた。その際、変換率は
最大値を経過するが、選択性は95〜100モル%間で
変動した。反応が経過するうちに、H2/エステルのモル
比を、触媒の活性低下に応じて増加させた。表中には平
均モル比が記載されている。
フルオロエチルエステル(2,2,2−トリフルオロエ
タノールとの共沸混合物の形で)と元素状水素とを一緒
に配量しながら、両方の反応物の2,2,2−トリフル
オロエタノールへの反応を下記表に挙げた反応条件下に
行なつた。耐用時間の間、反応温度は、反応管を加熱ジ
ヤケツトを介して加熱ないしは冷却する油浴の温度を上
げることにより連続的に上昇させた。その際、変換率は
最大値を経過するが、選択性は95〜100モル%間で
変動した。反応が経過するうちに、H2/エステルのモル
比を、触媒の活性低下に応じて増加させた。表中には平
均モル比が記載されている。
再生: 例2.1ないしは3.1および3.2において反応後、それぞれ
再生を実施して、同じ堆積触媒層を用いる次の(第2ま
たは第3の)循環を接続することができるようにした。
この方法は、常にその場で、すなわち反応管中で行なわ
れ、その際液状媒体は室温でポンプで堆積層を通して循
環誘導下に圧送し、ガス状媒体(H2O水蒸気)は反応管
の加熱下に堆積層を通過させた。液状媒体中に、物質収
支に基づき期待される塩化物量が再び見出された。
再生を実施して、同じ堆積触媒層を用いる次の(第2ま
たは第3の)循環を接続することができるようにした。
この方法は、常にその場で、すなわち反応管中で行なわ
れ、その際液状媒体は室温でポンプで堆積層を通して循
環誘導下に圧送し、ガス状媒体(H2O水蒸気)は反応管
の加熱下に堆積層を通過させた。液状媒体中に、物質収
支に基づき期待される塩化物量が再び見出された。
再生は、例2.1に引続きトリフルオロエタノール/水か
らなる液体混合物を用い室温で、例3.1に引き続き水を
用い室温で、また例3.2に引き続き水蒸気を用い反応温
度の範囲内で行なわれた。トリフルオロエタノールまた
はメタノールを単独で用いる同様の再生実験では、触媒
の十分な再生は得られなかつた。
らなる液体混合物を用い室温で、例3.1に引き続き水を
用い室温で、また例3.2に引き続き水蒸気を用い反応温
度の範囲内で行なわれた。トリフルオロエタノールまた
はメタノールを単独で用いる同様の再生実験では、触媒
の十分な再生は得られなかつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07B 61/00 300
Claims (10)
- 【請求項1】トリフルオロ酢酸−2,2,2−トルフル
オロエチルエステルを元素状水素を用い気相中で、酸化
亜鉛および酸化銅を含有する触媒の存在で接触水素添加
することにより2,2,2−トリフルオロエタノールを
製造する方法において、触媒が亜鉛および銅の酸化物か
らなり、ならびに場合により鉄、クロム、マンガン、カ
ルシウム、アルミニウムおよび/またはケイ素の酸化物
を含有し、その際全酸化物の和は常に100重量%であ
り、また酸化クロム対残余成分の和の重量比が0〜0.
1:1であり、かつ触媒が酸化亜鉛10〜90重量%及
び酸化銅10〜90重量%を含有することを特徴とす
る、2,2,2−トリフルオロエタノールの製造法。 - 【請求項2】酸化クロム対残余成分の和の重量比が0〜
0.05:1である、特許請求の範囲第1項記載の方
法。 - 【請求項3】触媒が酸化亜鉛10〜60重量%および酸
化銅10〜60重量%を含有する、特許請求の範囲第1
項または第2項記載の方法。 - 【請求項4】触媒が酸化アルミニウム0〜40重量%を
含有する、特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
れか1項記載の方法。 - 【請求項5】触媒が酸化鉄、酸化クロム、酸化マンガ
ン、酸化カルシウムおよび/または酸化ケイ素0〜5重
量%を含有する、特許請求の範囲第1項から第4項まで
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】反応温度が100〜230℃である、特許
請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項7】総圧が1〜5バール(絶対)である、特許
請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項8】空の反応管滞留時間が、反応条件下で5〜
50秒である、特許請求の範囲第1項から第7項までの
いずれか1項記載の方法。 - 【請求項9】水素対エステルのモル比が1.5:1〜
3.5:1である特許請求の範囲第1項から第8項まで
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項10】方法を循環的に、 a) 水素添加を、場合によっては進行する温度上昇下
に変換率が低下するまで行ない、その後 b) 触媒をその場で水を用いて再生し、引き続き c) a)工程およびb)工程による新しい水素添加/
再生の循環を開始することにより 実施する、特許請求の範囲第1項から第9項までのいず
れか1項記載の方法。
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