JPH0649835Y2 - 網戸枠構造 - Google Patents

網戸枠構造

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JPH0649835Y2
JPH0649835Y2 JP4982689U JP4982689U JPH0649835Y2 JP H0649835 Y2 JPH0649835 Y2 JP H0649835Y2 JP 4982689 U JP4982689 U JP 4982689U JP 4982689 U JP4982689 U JP 4982689U JP H0649835 Y2 JPH0649835 Y2 JP H0649835Y2
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重剛 江島
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建物の出入り口等に組付けられる網戸の網戸
枠構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、この種網戸を、通風等のため既設の引戸等に併
設することがある。そしてこのときに網戸枠を既設の戸
枠に取付けることになるが、このような既設の戸枠は建
付け寸法にバラツキがあり、規格寸法の網戸枠をそのま
ま用いることができないことが多い。そこで従来、例え
ば実開昭59-168497号公報に示される如く、網戸枠を、
内部材とその外側に嵌挿する外部材とから構成して、該
外部材を調整ねじの回動により内外方向に出没させて、
網戸枠の外寸法を調整できるようにしたものがある。し
かるにこのものは、調整ねじを内部材に対して進退動し
ないように組付ける必要があり、さらに内部材に対する
外部材の位置決めを調整ねじによつて行なつているが、
そのためには、第9図に示す如く、ねじカバー17、ねじ
受けライナー18、取付ネジ等19、数多くの部品を用いざ
るを得ず、部品点数も多く、また構造も複雑となつて、
組付けに手間がかかり作業性に劣る等の欠点があつた。
[課題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができる網戸枠構造を提供することを目的とし
て創案されたものであつて、網戸枠を構成する枠体を、
固定枠材と、該固定枠材に対して内外方向に向けてスラ
イド自在に嵌合する可動枠材との二重枠構造とし、上記
可動枠材の内周側に調整ライナーを一体的に取り付ける
一方、固定枠材には調整ライナーに螺入する調整ねじを
設け、調整ねじの回動により可動枠材の内外方向のスラ
イド調整ができるように構成した網戸枠において、前記
固定枠材に、該固定枠材を枠組み形成するためのビスポ
ケツトを対向する側が開口するように一対形成し、該両
ビスポケツト間に上記調整ねじのねじ頭を嵌合係止せし
めて、調整ねじの固定枠材に対する進退移動を規制する
ように構成すると共に、前記固定枠材を枠組みすべくビ
スポケツトに螺入する枠組み用ビスの螺入先端部を調整
ねじのねじ頭に接当せしめて、可動枠材の位置決めをし
たことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、固定枠材を枠組み
形成するためビスポケツトを有効に利用して調整ねじの
進退移動を規制すると共に、枠組み用ビスを利用して固
定枠材に対する可動枠材の位置決めを行なえるようにし
たものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は折戸式の網戸2が組み付けられる網戸
枠であつて、該網戸枠1は、上枠3、下枠4、左右の縦
枠5、6等から構成されている。そして網戸2は、可動
側扉体Aと吊元側扉体Bが蝶番を介して連結されてお
り、可動側扉体Aの戸先側上下部に設けられた走行体2
a、2bが、後述する上枠3の固定上枠7及び下枠4に形
成された案内レール7a、4aに案内されて、折畳み自在に
開閉動するようになつている。
いま、上枠3を例として説明すると、該上枠3は、断面
略形状の固定上枠(本考案の固定枠材に相当する)7
と断面略形状の可動上枠(本考案の可動枠材に相当す
る)8とからなる二重枠構造に構成されており、可動上
枠8は、上下方向にスライド自在な状態で固定上枠7に
外嵌している。即ち、可動上枠8を形成する上辺8aの左
右両端部の枠内部側には、側面視において略 形状をした調整ライナー9が、その上片9aをビス止め10
されることで一体的に取付けられている。またこの調整
ライナー9の底面9bにはねじ孔9cが穿設されており、該
ねじ孔9cには、調整ねじ11がねじ頭11aを下にして下側
から螺入されている。
一方、固定上枠7を形成する下辺7bの枠内部側には、左
右方向に延びる前後二本のビスポケツト12が対向して形
成されているが、この両ビスポケツト12は、左右両端側
から固定縦枠5a、6aと枠組み形成するためのビス13が螺
入するものである。そしてこの一対のビスポケツト12
は、互いに向き合う対向側が溝状になつて開口12aして
いる。そしてこの開口溝12aに、前記調整ねじ11のねじ
頭11aが軸芯回りの回動は許容される状態で、軸芯方向
の進退動は規制されるよう嵌合係止されている。
更に固定上枠7の下辺7bには、調整ねじ11を回動せしめ
るための工具用孔7cが穿設されている。そして調整ねじ
11は、ねじ頭11aを適当な工具を用いて回動せしめる
と、固定上枠7に対して軸芯方向に進退動することな
く、調整ライナー9を上下動せしめることとなつて可動
上枠8を上下方向にスライド調整できる構成になつてい
る。
さらに可動上枠8を固定上枠7に組付けるには、ねじ頭
11aの前後縁部を開口溝12aに嵌合させるようにして、固
定上枠7の左右片方側から可動上枠8を滑り込ませれば
よいが、このとき、固定上枠7を左右の固定縦枠5a、6a
と枠組み形成するための枠組み用ビス13の先端部が、丁
度調整ねじ11のねじ頭11aに接当するようになつてお
り、これによつて可動上枠8の固定上枠7に対する左右
方向の位置決めが成されるように構成されている。
尚、左右の縦枠5、6も、上枠3と同様に固定縦枠5a、
6aと可動縦枠5b、6bとの二重枠構造に構成されており、
可動縦枠5b、6bが調整ねじ11の回動により左右方向にス
ライドするようになつている。そしてこれら可動上枠8
および可動縦枠5b、6bをそれぞれ内外方向にスライドさ
せることによつて、網戸枠1の高さ方向及び左右方向の
外寸法を、建付け寸法に合わせて調整できるようになつ
ている。
さらにまた、可動上枠8の一側面部は外方に突出してい
て、固定上枠7の一側面部との間に収納部14を形成して
いるが、該収納部14には、コーナー板15が左右方向は摺
動自在で、上下方向は一体移動するよう嵌合されてい
る。一方コーナー板15の外側端縁には、可動上枠8の端
縁部より突出した係合片15aが形成されており、この係
合片15aは、可動縦枠5b、6bに形成した係合溝16に上下
方向には摺動自在であるが、左右方向には一体移動する
よう係合している。そして、可動上枠8を上下方向にス
ライドさせた場合、コーナー板15は可動上枠8の上下動
と一体的に上下動するが、このとき係合片15aが係合溝1
6内を摺動することになつて、コーナー板15の可動上枠
8からの突出量はそのまま維持されて可動縦枠5b、6bと
の間に生じるコーナー部の隙間を塞いだままになる。一
方、可動縦枠5b、6bを左右方向にスライドさせた場合に
は、コーナー板15は、その係合片15aが可動縦枠5b、6b
の係合溝16に係合していて可動縦枠5b、6bに追従して左
右方向に一体移動することになつており、而して上枠3
と縦枠5、6とのコーナー部に生じる隙間を、コーナー
板15によつて自動的に塞ぐことができるようになつてい
る。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、前述し
たように、上枠3及び縦枠5、6は固定枠材7、5a、6a
と可動枠材8、5b、6bの二重枠構造となつており、可動
枠材8、5b、6bを内外方向にスライドさせることで、網
戸枠1の高さ方向及び左右方向の外寸法が調整できるこ
ととなるが、上枠3を例にとると、可動上枠8をスライ
ドせしめるための調整ねじ11は、そのねじ頭11aが固定
上枠7に形成されたビスポケツト12に嵌合されているこ
とで進退移動が規制されている。従つて上枠3の調整を
すべく調整ねじ11を回動せしめたときに、調整ねじ11は
固定上枠7に軸芯方向移動することの無い状態で、調整
ライナー9を上下方向に移動せしめることになり、これ
によつて調整ライナー9に一体化される可動上枠8が上
下方向に移動して上枠3の位置調整ができることとな
る。
しかも固定上枠7に対する可動上枠8の左右方向の位置
決めは、固定上枠7と固定縦枠5a、6aとを枠組み形成す
べく左右固定縦枠5a、6a側から固定上枠7のビスポケツ
ト12に螺入した枠組み用ビス13の螺入先端部を、調整ね
じ11のねじ頭11aに突き当て状に接当せしめるのみで成
されることとなる。
この様に、本考案においては、調整ねじ11の進退移動の
規制、及び固定枠材7、5a、6aに対する可動枠材8、5
b、6bの位置決めを、固定枠材7、5a、6aを枠組み形成
するために必要なビスポケツト12に調整ねじ11のねじ頭
11aを嵌合係止し、ビスポケツト12に螺入した枠組み用
ビス13の先端部をねじ頭11aに接当せしめるだけの極め
て簡単な構成で行うことができて、従来のようにねじカ
バー、ねじ受けライナー等の部品が不要となつて、ビス
ポケツト12及び枠組み用ビスの有効利用が達成できて、
部材の兼用化が計れ、従つて部品点数を減らすことがで
きると共に、構造の簡略化が図れることとなり、コスト
ダウン及び作業性の向上に大いに貢献できる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、枠体を、固定枠材と可動枠材との二重枠構造と
し、調整ねじの回動により可動枠材を固定枠材に対して
内外方向にスライド調整せしめることで、網戸枠の外寸
法を調整できることとなるが、調整ねじの固定枠材に対
する進退移動の規制は、固定枠材を枠組み形成するため
のビスポケツトにねじ頭を嵌合係止することによつて成
されることとなる。しかも固定枠材に対する可動枠材の
位置決めは、ビスポケツトに螺入した枠組み用ビスの螺
入先端部を、ねじ頭に突き当て状に接当せしめるのみで
成されることとなり、従つて、従来の様にねじカバー、
ねじ受けライナー等の部品が全く不要となつて、部材の
兼用化が計れ、もつて部品点数を減らすことができると
共に、構造の簡略化が図れることとなり、コストダウン
及び作業性の向上に大いに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る網戸枠構造の実施例を示したもの
であつて、第1図は網戸を組付けた網戸枠の概略正面
図、第2図は同上縦断面図、第3図は同上横断面図、第
4図は網戸の開放状態を示す横断面図、第5図は固定上
枠の枠組み状態を示す説明図、第6図は調整ねじ部の拡
大断面図、第7図はコーナー部の斜視図、第8図は可動
縦枠の横断面図、第9図は従来例を示す上枠の縦断面図
である。 図中、1は網戸枠、3は上枠、5、6は縦枠、7は固定
上枠、8は可動上枠、9は調整ライナー、11は調整ね
じ、11aはねじ頭、12はビスポケツト、12aは開口溝、13
は枠組み用ビスである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】網戸枠を構成する枠体を、固定枠材と、該
    固定枠材に対して内外方向に向けてスライド自在に嵌合
    する可動枠材との二重枠構造とし、上記可動枠材の内周
    側に調整ライナーを一体的に取り付ける一方、固定枠材
    には調整ライナーに螺入する調整ねじを設け、調整ねじ
    の回動により可動枠材の内外方向のスライド調整ができ
    るように構成した網戸枠において、前記固定枠材に、該
    固定枠材を枠組み形成するためのビスポケツトを対向す
    る側が開口するように一対形成し、該両ビスポケツト間
    に上記調整ねじのねじ頭を嵌合係止せしめて、調整ねじ
    の固定枠材に対する進退移動を規制するように構成する
    と共に、前記固定枠材を枠組みすべくビスポケツトに螺
    入する枠組み用ビスの螺入先端部を調整ねじのねじ頭に
    接当せしめて、可動枠材の位置決めをしたことを特徴と
    する網戸枠構造。
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