JPH0649902Y2 - キックスタータのリターンスプリング装置 - Google Patents
キックスタータのリターンスプリング装置Info
- Publication number
- JPH0649902Y2 JPH0649902Y2 JP1988059065U JP5906588U JPH0649902Y2 JP H0649902 Y2 JPH0649902 Y2 JP H0649902Y2 JP 1988059065 U JP1988059065 U JP 1988059065U JP 5906588 U JP5906588 U JP 5906588U JP H0649902 Y2 JPH0649902 Y2 JP H0649902Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- return spring
- case
- kick
- shaft
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、キックレバーを復元させるリターンスプリ
ングの取付構造を改良したキックスタータのリターンス
プリング装置に関する。
ングの取付構造を改良したキックスタータのリターンス
プリング装置に関する。
(従来の技術) 自動2輪車のキックスタータでは、キック踏込操作によ
るキックシャフトの回転をエンジンクランク軸に伝え、
始動後のクランク軸の回転はキックシャフトに伝えない
ようにする機構を備えるが、その機構には種々のものが
用いられている。そのうちキックスタータドライブギア
をエンジン伝導系のギヤと常時噛み合せ、キック踏込操
作時に限りキックシャフトとこのキックスタータドライ
ブギヤとを結合させるタイプがある。その代表的な構成
を第4図および第5図に示す。
るキックシャフトの回転をエンジンクランク軸に伝え、
始動後のクランク軸の回転はキックシャフトに伝えない
ようにする機構を備えるが、その機構には種々のものが
用いられている。そのうちキックスタータドライブギア
をエンジン伝導系のギヤと常時噛み合せ、キック踏込操
作時に限りキックシャフトとこのキックスタータドライ
ブギヤとを結合させるタイプがある。その代表的な構成
を第4図および第5図に示す。
第4図は、自動2輪車のエンジン動力伝導系の一例を示
す構成図である。クランク軸1の回転をドライブギヤ
2、ドリブンギヤ3、摩擦クラッチ4、カウンタ軸5、
変速ギヤ列6を経て伝達し、さらにドライブ軸7からド
ライブスプロケットギヤ8を介してチェーン9により、
図示しない後輪へ伝える。
す構成図である。クランク軸1の回転をドライブギヤ
2、ドリブンギヤ3、摩擦クラッチ4、カウンタ軸5、
変速ギヤ列6を経て伝達し、さらにドライブ軸7からド
ライブスプロケットギヤ8を介してチェーン9により、
図示しない後輪へ伝える。
キックスタータにおいては、第5図にも示すように、キ
ックレバー10によって回転するキックシャフト11上に、
キックスタータドライブギヤ12が回転自在に軸支され
る。このキックスタータドライブギヤ12は、上記変速ギ
ヤ列6の1つのギヤ13と常時噛み合される。キックスタ
ータドライブギヤ12の側面にはドッグ14aが備えられ、
ドッグ14bと対向する。このドッグ14bはキックスタータ
アイドル15に形成される。
ックレバー10によって回転するキックシャフト11上に、
キックスタータドライブギヤ12が回転自在に軸支され
る。このキックスタータドライブギヤ12は、上記変速ギ
ヤ列6の1つのギヤ13と常時噛み合される。キックスタ
ータドライブギヤ12の側面にはドッグ14aが備えられ、
ドッグ14bと対向する。このドッグ14bはキックスタータ
アイドル15に形成される。
キックスタータアイドル15は、キックシャフト11上のヘ
リカルスプライン16を介して、キックシャフト11の軸方
向に移動可能に軸支される。また、このキックスタータ
アイドル15は、クランクケース17に設けられた制動プレ
ート18に接触して、軽い制動を受けている。
リカルスプライン16を介して、キックシャフト11の軸方
向に移動可能に軸支される。また、このキックスタータ
アイドル15は、クランクケース17に設けられた制動プレ
ート18に接触して、軽い制動を受けている。
キックシャフト11にはスプリングガイド19が嵌装され、
このスプリングガイド19の外側を覆うようにしてリター
ンスプリング20が配設される。リターンスプリング20の
一端は、第6図に示すようにほぼ90°屈曲されてシャフ
ト側フック部21が形成される。このシャフト側フック部
21は、キックシャフト11に穿設されたシャフト孔25Aに
嵌入係止される。また、リターンスプリング20の他端
は、U字形状に湾曲されてケース側フック部22が形成さ
れる。このケース側フック部22は、クランクケース17に
植設されたピン23に係止される。なお、第5図中符号24
はクラッチカバーを示す。
このスプリングガイド19の外側を覆うようにしてリター
ンスプリング20が配設される。リターンスプリング20の
一端は、第6図に示すようにほぼ90°屈曲されてシャフ
ト側フック部21が形成される。このシャフト側フック部
21は、キックシャフト11に穿設されたシャフト孔25Aに
嵌入係止される。また、リターンスプリング20の他端
は、U字形状に湾曲されてケース側フック部22が形成さ
れる。このケース側フック部22は、クランクケース17に
植設されたピン23に係止される。なお、第5図中符号24
はクラッチカバーを示す。
始動時、キックレバー10を踏込操作してキックシャフト
11を回転すると、ドッグ14bを設けたキックスタータア
イドル15がヘリカルスプライン16によってキックスター
タドライブギヤ12の側へ軸方向に移動し、ドッグ14bが
ドッグ14aと係合する。これらのドッグ14a,bの係合によ
り、キックスタータアルドル15を介して、キックスター
タドライブギヤ12がキックシャフト11と一体に回転す
る。このキックスタータドライブギヤ12の回転ギヤ13等
を介してクランク軸1に伝えられ、エンジンが始動す
る。このとき、制動プレート18は、2点鎖線で示す位置
まで移動する。
11を回転すると、ドッグ14bを設けたキックスタータア
イドル15がヘリカルスプライン16によってキックスター
タドライブギヤ12の側へ軸方向に移動し、ドッグ14bが
ドッグ14aと係合する。これらのドッグ14a,bの係合によ
り、キックスタータアルドル15を介して、キックスター
タドライブギヤ12がキックシャフト11と一体に回転す
る。このキックスタータドライブギヤ12の回転ギヤ13等
を介してクランク軸1に伝えられ、エンジンが始動す
る。このとき、制動プレート18は、2点鎖線で示す位置
まで移動する。
エンジン始動後は、キックスタータドライブギヤ12がク
ランク軸から駆動される。その結果、ドッグ14bが軸方
向へ始動時とは逆向きに押し返されてドッグ14aから離
間し、キックスタータドライブギヤ12は単独で回転す
る。と同時に、キックシャフト11はリターンスプリング
20によって復元する。
ランク軸から駆動される。その結果、ドッグ14bが軸方
向へ始動時とは逆向きに押し返されてドッグ14aから離
間し、キックスタータドライブギヤ12は単独で回転す
る。と同時に、キックシャフト11はリターンスプリング
20によって復元する。
上記従来のクラッチスタータでは、リターンスプリング
20のケース側フック部22がピン23に係止されるものにつ
き述べたが、クラッチカバー24で押えるようにしてもよ
い。この場合、第7図に示すように、リターンスプリン
グ20のケース側フック部25は、シャフト側フック部21と
同様にほぼ90°に屈曲されて形成される。そして、この
ケース側フック部25が、クランクケース17に穿設された
ケース孔26に嵌入される。クラッチカバー24にはフック
押え部27が突出して形成され、この押え部27がケース側
フック部25を保持する。
20のケース側フック部22がピン23に係止されるものにつ
き述べたが、クラッチカバー24で押えるようにしてもよ
い。この場合、第7図に示すように、リターンスプリン
グ20のケース側フック部25は、シャフト側フック部21と
同様にほぼ90°に屈曲されて形成される。そして、この
ケース側フック部25が、クランクケース17に穿設された
ケース孔26に嵌入される。クラッチカバー24にはフック
押え部27が突出して形成され、この押え部27がケース側
フック部25を保持する。
(考案が解決しようとする課題) 上記両従来例では、キックレバー10の踏込操作時に、リ
ターンスプリング20のケース側フック部22および25は、
第5図および第7図に矢印Aで示す方向に移動して外れ
ようとするが、第5図のピン23の頭部あるいは第7図の
フック押え部27がこれを阻止している。
ターンスプリング20のケース側フック部22および25は、
第5図および第7図に矢印Aで示す方向に移動して外れ
ようとするが、第5図のピン23の頭部あるいは第7図の
フック押え部27がこれを阻止している。
ところが、第5図に示すようにケース側フック部22をピ
ン23で係止する場合は、ピン23を圧入する工程が必要と
なって組付工数が増加するとともに、リターンスプリン
グ20のケース側フック部22をピン23に引掛ける工程が必
要となり組付性が悪化する。これらの結果生産性が低減
する。また、ピン23が必要となるので、部品点数が増加
し、コストが上昇する。
ン23で係止する場合は、ピン23を圧入する工程が必要と
なって組付工数が増加するとともに、リターンスプリン
グ20のケース側フック部22をピン23に引掛ける工程が必
要となり組付性が悪化する。これらの結果生産性が低減
する。また、ピン23が必要となるので、部品点数が増加
し、コストが上昇する。
また、第7図に示す従来例の場合には、フック押え部27
がクラッチカバー24の内面に突出して形成されるので、
クラッチカバー24の形状が複雑になり、生産コストが上
昇する。また、クラッチカバー24にフック押え部27が突
出して形成されるので、その分クラッチカバー24の重量
が増加してしまう。
がクラッチカバー24の内面に突出して形成されるので、
クラッチカバー24の形状が複雑になり、生産コストが上
昇する。また、クラッチカバー24にフック押え部27が突
出して形成されるので、その分クラッチカバー24の重量
が増加してしまう。
この考案は、上記事実を考慮してなされたものであり、
生産性を向上し、コストの低減を図るとともに、軽量化
を図ることができるキックスタータのリターンスプリン
グ装置を提供することを目的とする。
生産性を向上し、コストの低減を図るとともに、軽量化
を図ることができるキックスタータのリターンスプリン
グ装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は、キックレバーが、ケース内に収容されたキ
ックシャフトに連結され、このキックシャフトおよび上
記ケース間にリターンスプリングが介装されて、このリ
ターンスプリングが上記キックレバーの踏込み操作後に
このキックレバーを復元させるキックスタータのリター
ンスプリング装置において、上記リターンスプリングの
両端が屈曲されてケース側およびシャフト側フック部が
形成され、シャフト側フック部は、上記キックシャフト
に穿設されたシャフト孔に嵌入されるとともに、ケース
側フック部は、リターンスプリングのコイル端部から接
線方向に延びる直線状延在部の先端部をリターンスプリ
ングの中心軸とほぼ平行になるように屈曲させて形成す
るとともに、前記ケース側フック部のフック基端部近傍
の直線状延在部をさらに折曲させ、前記ケース孔に嵌入
されるケース側フック部はフック基端部とフック先端部
がケース孔内壁面に直径方向に互いに対向する2位置で
当接させ係止させたものである。
ックシャフトに連結され、このキックシャフトおよび上
記ケース間にリターンスプリングが介装されて、このリ
ターンスプリングが上記キックレバーの踏込み操作後に
このキックレバーを復元させるキックスタータのリター
ンスプリング装置において、上記リターンスプリングの
両端が屈曲されてケース側およびシャフト側フック部が
形成され、シャフト側フック部は、上記キックシャフト
に穿設されたシャフト孔に嵌入されるとともに、ケース
側フック部は、リターンスプリングのコイル端部から接
線方向に延びる直線状延在部の先端部をリターンスプリ
ングの中心軸とほぼ平行になるように屈曲させて形成す
るとともに、前記ケース側フック部のフック基端部近傍
の直線状延在部をさらに折曲させ、前記ケース孔に嵌入
されるケース側フック部はフック基端部とフック先端部
がケース孔内壁面に直径方向に互いに対向する2位置で
当接させ係止させたものである。
(作用) この考案に係るキックスタータのリターンスプリング装
置によれば、リターンスプリングのケース側フック部の
フック基端部近傍が所定角度折り曲げられて設けられる
ので、ケース側フック部をケース孔に嵌入した際、ケー
ス側フック部のフック先端部とフック基端部がケース孔
の内壁面において互いに対向した2位置に当接し、各位
置においてケース孔の内壁面から互いに逆方向の反力を
受ける。そのため、ケース側フック部は、ケース孔の内
壁面に互いに直径方向に対向した2位置で当接して固定
される。その結果、リターンスプリングのケース側およ
びシャフト側フック部がキックレバーの踏込み時にこれ
らのケース孔やシャフト孔から外れることがない。
置によれば、リターンスプリングのケース側フック部の
フック基端部近傍が所定角度折り曲げられて設けられる
ので、ケース側フック部をケース孔に嵌入した際、ケー
ス側フック部のフック先端部とフック基端部がケース孔
の内壁面において互いに対向した2位置に当接し、各位
置においてケース孔の内壁面から互いに逆方向の反力を
受ける。そのため、ケース側フック部は、ケース孔の内
壁面に互いに直径方向に対向した2位置で当接して固定
される。その結果、リターンスプリングのケース側およ
びシャフト側フック部がキックレバーの踏込み時にこれ
らのケース孔やシャフト孔から外れることがない。
このように、リターンスプリングのケース側フック部は
のフック基端部近傍を折り曲げるだけでスプリングをケ
ース孔に安定的に固定できるので、製造コストも低く抑
えることができるとともに、ケース側フック部をケース
孔へ挿入させるだけで固定できるので組付性も良好とな
る。さらに、ケースに突出したフック押え部を設けてリ
ターンスプリングのケース側フック部を外側から押える
必要もないので、フック押え部を廃止でき、その分重量
を低減できる。
のフック基端部近傍を折り曲げるだけでスプリングをケ
ース孔に安定的に固定できるので、製造コストも低く抑
えることができるとともに、ケース側フック部をケース
孔へ挿入させるだけで固定できるので組付性も良好とな
る。さらに、ケースに突出したフック押え部を設けてリ
ターンスプリングのケース側フック部を外側から押える
必要もないので、フック押え部を廃止でき、その分重量
を低減できる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係るキックスタータのリターンスプ
リング装置の一実施例が適用されたキックスタータの断
面図である。この実施例において、従来例と同様な部分
は同一の符号を付すことにより説明を省略する。
リング装置の一実施例が適用されたキックスタータの断
面図である。この実施例において、従来例と同様な部分
は同一の符号を付すことにより説明を省略する。
リターンスプリング30はスプリングガイド19を覆うよう
にして設けられる。このリターンスプリング30は、第3
図(A),(B),(C)にそれぞれ示すように、内側
および外側に連続して巻かれた2重螺旋状であり、両端
部にシャフト側フック部31およびケース側フック部32が
形成される。
にして設けられる。このリターンスプリング30は、第3
図(A),(B),(C)にそれぞれ示すように、内側
および外側に連続して巻かれた2重螺旋状であり、両端
部にシャフト側フック部31およびケース側フック部32が
形成される。
シャフト側フック部31は、リターンスプリング30の内側
コイル端部を、リターンスプリング30の中心軸に向って
ほぼ90°屈曲して形成される。また、ケース側フック部
32は、リターンスプリング30の外側コイル端部を接線方
向に若干長さ直線状に延在し、この延在部33の先端部
を、リターンスプリング30の中心軸とほぼ平行になるよ
うに屈曲して形成される。さらに、直線状延在部33は、
ケース側フック部32のフック基端部36近傍が第3図
(D)に示すように、所定角度θ1(θ1≒15°)だけ折
り曲げて構成される。なお、第3図(A)中のθ2≒30
°、第3図(B)中のθ3≒15°である。
コイル端部を、リターンスプリング30の中心軸に向って
ほぼ90°屈曲して形成される。また、ケース側フック部
32は、リターンスプリング30の外側コイル端部を接線方
向に若干長さ直線状に延在し、この延在部33の先端部
を、リターンスプリング30の中心軸とほぼ平行になるよ
うに屈曲して形成される。さらに、直線状延在部33は、
ケース側フック部32のフック基端部36近傍が第3図
(D)に示すように、所定角度θ1(θ1≒15°)だけ折
り曲げて構成される。なお、第3図(A)中のθ2≒30
°、第3図(B)中のθ3≒15°である。
リターンスプリング30のシャフト側フック部31がキック
シャフト11のシャフト孔25Aに、またケース側フック部3
2がクランクケース17のケース孔26にそれぞれ嵌入係止
される。この嵌入係止により、リターンスプリング30が
キックシャフト11およびクランクケース17間に保持され
る。
シャフト11のシャフト孔25Aに、またケース側フック部3
2がクランクケース17のケース孔26にそれぞれ嵌入係止
される。この嵌入係止により、リターンスプリング30が
キックシャフト11およびクランクケース17間に保持され
る。
延在部33が所定角度θ1だけ折り曲げられて構成された
ことから、ケース側フック部32のフック先端部36および
フック基端部36は、第2図に示すように、ケース孔26の
内壁面において互いに180°対向した位置に当接し、こ
れらの位置においてケース孔26の内壁面から互いに逆方
向の反力を受ける。その結果、ケース側フック部32はケ
ース孔26内に固定され、キックレバー10の踏込操作時に
リターンスプリング30のケース側フック部32が矢印A方
向に移動しようとしても、その移動が規制される。な
お、第2図中の二点鎖線は、第7図における従来例のリ
ターンスプリング20の一部を示す。
ことから、ケース側フック部32のフック先端部36および
フック基端部36は、第2図に示すように、ケース孔26の
内壁面において互いに180°対向した位置に当接し、こ
れらの位置においてケース孔26の内壁面から互いに逆方
向の反力を受ける。その結果、ケース側フック部32はケ
ース孔26内に固定され、キックレバー10の踏込操作時に
リターンスプリング30のケース側フック部32が矢印A方
向に移動しようとしても、その移動が規制される。な
お、第2図中の二点鎖線は、第7図における従来例のリ
ターンスプリング20の一部を示す。
上記実施例によれば、リターンスプリング30におけるケ
ース側フック部32近傍の延在部33をθ1だけ折り曲げた
だけでケース側フック部32をケース孔26内に固定でき
る。そのため、従来のような、ピン23(第5図)の圧入
工程、およびリターンスプリング20のケース側フック部
22(第6図)を上記ピン23に引掛ける面倒な工程を除去
できる。したがって、リターンスプリング30の組付工程
を減少できるとともに、組付性が向上し、生産性を高め
ることができる。
ース側フック部32近傍の延在部33をθ1だけ折り曲げた
だけでケース側フック部32をケース孔26内に固定でき
る。そのため、従来のような、ピン23(第5図)の圧入
工程、およびリターンスプリング20のケース側フック部
22(第6図)を上記ピン23に引掛ける面倒な工程を除去
できる。したがって、リターンスプリング30の組付工程
を減少できるとともに、組付性が向上し、生産性を高め
ることができる。
また、上記ピン23を廃止できるので部品点数を削減でき
るとともに、従来の如くクランクケース17にフック押え
部27を設ける必要がないので、クラッチカバー24の内面
形状を簡素化できる。これらの結果、コストの低減を図
ることができる。
るとともに、従来の如くクランクケース17にフック押え
部27を設ける必要がないので、クラッチカバー24の内面
形状を簡素化できる。これらの結果、コストの低減を図
ることができる。
さらに、クラッチカバー24の内面は平坦に形成でき、従
来の如く突出したフック押え部27を設ける必要がないの
で、クラッチカバー24の重量を低減できる。
来の如く突出したフック押え部27を設ける必要がないの
で、クラッチカバー24の重量を低減できる。
なお、上記実施例では、リターンスプリング30における
ケース側フック部32近傍の延在部33が所定角度折り曲げ
られて構成されるものにつき説明したが、シャフト側フ
ック部31の近傍が所定角度折り曲げられるものであって
もよい。
ケース側フック部32近傍の延在部33が所定角度折り曲げ
られて構成されるものにつき説明したが、シャフト側フ
ック部31の近傍が所定角度折り曲げられるものであって
もよい。
以上のように、この考案に係るキックスタータのリター
ンスプリング装置によれば、リターンスプリングの両端
が屈曲されてケース側およびシャフト側フック部が形成
され、シャフト側フック部は、上記キックシャフトに穿
設されたシャフト孔に嵌入されるとともに、ケース側フ
ック部は、リターンスプリングのコイル端部から接線方
向に延びる直線状延在部の先端部をリターンスプリング
の中心軸とほぼ平行になるように屈曲させて形成すると
ともに、前記ケース側フック部のフック基端部近傍の直
線状延在部をさらに折曲させ、前記ケース孔に嵌入され
るケース側フック部はフック基端部とフック先端部がケ
ース孔内壁面に直径方向に互いに対向する2位置で当接
させ係止させたので、リターンスプリングのケース側フ
ック部のフック基端部近傍の直線状延在部を折り曲げる
だけの折曲加工により、ケース側フック部をケース孔内
にスプリング部材の弾力性を利用してフック先端部とフ
ック基端部の直径方向を互いに対向する2位置で安定的
に、簡単かつ確実に固定させることができ、従来のよう
なースにピンを圧入したり、圧入したピンにケース側フ
ック部を引掛ける面倒な組付工程を減少でき、組付性が
向上し、生産性を向上させてコストダウンを図ることが
できる。
ンスプリング装置によれば、リターンスプリングの両端
が屈曲されてケース側およびシャフト側フック部が形成
され、シャフト側フック部は、上記キックシャフトに穿
設されたシャフト孔に嵌入されるとともに、ケース側フ
ック部は、リターンスプリングのコイル端部から接線方
向に延びる直線状延在部の先端部をリターンスプリング
の中心軸とほぼ平行になるように屈曲させて形成すると
ともに、前記ケース側フック部のフック基端部近傍の直
線状延在部をさらに折曲させ、前記ケース孔に嵌入され
るケース側フック部はフック基端部とフック先端部がケ
ース孔内壁面に直径方向に互いに対向する2位置で当接
させ係止させたので、リターンスプリングのケース側フ
ック部のフック基端部近傍の直線状延在部を折り曲げる
だけの折曲加工により、ケース側フック部をケース孔内
にスプリング部材の弾力性を利用してフック先端部とフ
ック基端部の直径方向を互いに対向する2位置で安定的
に、簡単かつ確実に固定させることができ、従来のよう
なースにピンを圧入したり、圧入したピンにケース側フ
ック部を引掛ける面倒な組付工程を減少でき、組付性が
向上し、生産性を向上させてコストダウンを図ることが
できる。
また、ケースにピンを圧入固定させる必要がなく、ピン
を廃止できるので部品点数を削減でき、また、リターン
スプリングのケース側フック部を押えるフック押え部を
突出して形成する必要がないので重量の増加を防止して
ケース構造を簡単化し、軽量化を図ることができる。
を廃止できるので部品点数を削減でき、また、リターン
スプリングのケース側フック部を押えるフック押え部を
突出して形成する必要がないので重量の増加を防止して
ケース構造を簡単化し、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案に係るキックスタータのリターンスプ
リング装置の一実施例が適用されたキックスタータを示
す断面図、第2図は第1図のリターンスプリングの要部
を示す断面図、第3図(A),(B)および(C)は第
1図におけるリターンスプリングのそれぞれ正面図、半
側断面図および裏面図、第3図(D)は第3図(A)の
IIID矢視図、第4図は自動2輪車のエンジン動力伝導系
の一例を示す構成図、第5図は従来のキックスタータを
示す断面図、第6図は第5図におけるキックスタータの
リターンスプルングを示す正面図、第7図は従来の他の
キックスタータの一部を示す断面図である。 10……キックレバー、11……キックシャフト、17……ク
ランクケース、25A……シャフト孔、26……ケース孔、3
0……リターンスプリング、31……シャフト側フック
部、32……ケース側フック部、33……延在部、θ1……
所定角度。
リング装置の一実施例が適用されたキックスタータを示
す断面図、第2図は第1図のリターンスプリングの要部
を示す断面図、第3図(A),(B)および(C)は第
1図におけるリターンスプリングのそれぞれ正面図、半
側断面図および裏面図、第3図(D)は第3図(A)の
IIID矢視図、第4図は自動2輪車のエンジン動力伝導系
の一例を示す構成図、第5図は従来のキックスタータを
示す断面図、第6図は第5図におけるキックスタータの
リターンスプルングを示す正面図、第7図は従来の他の
キックスタータの一部を示す断面図である。 10……キックレバー、11……キックシャフト、17……ク
ランクケース、25A……シャフト孔、26……ケース孔、3
0……リターンスプリング、31……シャフト側フック
部、32……ケース側フック部、33……延在部、θ1……
所定角度。
Claims (1)
- 【請求項1】キックレバーが、ケース内に収容されたキ
ックシャフトに連結され、このキックシャフトおよび上
記ケース間にリターンスプリングが介装されて、このリ
ターンスプリングが上記キックレバーの踏込み操作後に
このキックレバーを復元させるキックスタータのリター
ンスプリング装置において、上記リターンスプリングの
両端が屈曲されてケース側およびシャフト側フック部が
形成され、シャフト側フック部は、上記キックシャフト
に穿設されたシャフト孔に嵌入されるとともに、ケース
側フック部は、リターンスプリングのコイル端部から接
線方向に延びる直線状延在部の先端部をリターンスプリ
ングの中心軸とほぼ平行になるように屈曲させて形成す
るとともに、前記ケース側フック部のフック基端部近傍
の直線状延在部をさらに折曲させ、前記ケース孔に嵌入
されるケース側フック部はフック基端部とフック先端部
がケース孔内壁面に直径方向に互いに対向する2位置で
当接させ係止させたことを特徴とするキックスタータの
リターンスプリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988059065U JPH0649902Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | キックスタータのリターンスプリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988059065U JPH0649902Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | キックスタータのリターンスプリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01162077U JPH01162077U (ja) | 1989-11-10 |
| JPH0649902Y2 true JPH0649902Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31284853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988059065U Expired - Lifetime JPH0649902Y2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | キックスタータのリターンスプリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649902Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5575567A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-06 | Yamaha Motor Co Ltd | Kick starter |
| JPS60122556U (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-19 | 本田技研工業株式会社 | クランクケ−スカバ− |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP1988059065U patent/JPH0649902Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01162077U (ja) | 1989-11-10 |
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