JPH06500573A - 新規な生物活性ペプチド組成物およびその用途 - Google Patents
新規な生物活性ペプチド組成物およびその用途Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
新規な生物活性ペプチド組成物およびその用途この発明は、生物活性ペプチド、
とりわけ新規な生物活性ペプチドおよびその用途に関する。
この発明の一局面に従って、下記の基本構造を含む生物活性両親媒性ペプチドが
提供される。
R、−R、−R、−R4−R、−R、−R2−R、−R、−R、−R、−R、−
R、−R、、−R、−R、−R、−R、−R、−R、。
ここでR1およびR1,は疎水性アミノ酸であり、R2は塩基性親水性アミノ酸
であり、R3は中性親水性アミノ酸であり、R4は疎水性もしくは塩基性親水性
アミノ酸である。好ましくはR1,はシスティンである。
疎水性アミノ酸は、必ずしもそれに限定されないが、Ala、Cys、Phe、
Gly、I le、Leu、Met。
Pro、Val、Trp、Tyr、ノルロイシン(Nle)。
ノルバリン(Nva)およびシクロへキシルアラニン(Cha)である。
塩基性親水性アミノ酸は必ずしもそれに限定されないが、Lys、Arg、Hi
s、Orn、ホモアルギニン(Mar)、2−4−ジアミノ酪酸(Dbu)およ
びp−アミノフェニルアラニンである。
中性親水性アミノ酸は、必ずしもそれに限定されないが、Asn、Gin、Se
rおよびThrである。
この発明によるペプチドの代表例は、アメリカ食用蛙Ranacatesbia
naのおたまじゃくしに見出され、添付の配列表に示されるように下記の構造式
を持つものとなる。
(配列識別番号1)
この発明によるペプチドの別の代表例は、上記ペプチドの誘導体であり、添付配
列表に示されるような下記の構造式を有する。
(配列識別番号2)
(配列識別番号3)
(配列識別番号4)
(配列識別番号5)
(配列識別番号6)
上記(配列識別番号1)から(配列識別番号6)までのペプチドのそれぞれは、
Cys14およびCy s 20残基の間に、二硫化(S−3)結合を含む。
一般にこの発明によるペプチドはイオンチャンネル形成ペプチドである。
イオンチャンネル形成ペプチド、あるいは蛋白質もしくはイオノフオアは天然も
しくは合成脂質膜を通過するイオンの透過性を増加させるペプチドもしくは蛋白
質である。B、クリステンセン他はPNAS (全米科学アカデミ−議事録)第
85巻、5072〜76頁(1988年7月号)において、ペプチドもしくは蛋
白質がイオンチャンネル形成性を有するかどうか、従ってイオノフオアであるか
どうかを示す方法論について述べている。ここで使用されているように、イオン
チャンネル形成ペプチドあるいはイオンチャンネル形成蛋白質は、クリステンセ
ン他の手法によって定義されたイオンチャンネル形成性を有するペプチドあるい
は蛋白質である。
一つの実施例に従って、アミノ酸残基のそれぞれはD−アミノ酸残基あるいはグ
リシンである。この特定実施例の範囲はいずれかの理論的推論に限定されるもの
ではないが、上記のペプチドが完全にD−アミノ酸あるいはグリシン残基よりな
る場合には、その生物活性を保持しながらも、蛋白質分解酵素に対する耐性を増
すことができる。また、もう一つの実施例に従ってすべてのアミノ酸残基はD−
アミノ酸残基もしくはグリシン、あるいはL−アミノ酸残基もしくはグリシンで
ある。
両親媒性ペプチドは疎水性および親水性ペプチド領域を含むペプチドである。
一般に前記記載のペプチドおよび、もしくはその同族体あるいは誘導体は、中性
pHの水に最低20mg/mlの濃度で概して可溶である。加えて、この種のペ
プチド構造は、ペプチド分子に対し可撓性を付与する。このペプチドが水中にあ
る時には両親媒性構造を執らない。ペプチドが油性表面あるいは油性膜に接する
と、ペプチド連鎖はその自身の上に畳みこまれて棒状構造となる。
ペプチドおよび、もしくはその同族体あるいは誘導体はC端末の酸もしくはアミ
ドである。
ペプチドおよび、もしくはその同族体あるいは誘導体は、宿主例えば人間あるい
は人間以外の動物に対し、標的細胞、ウィルスあるいはウィルス感染細胞の成長
を阻害する量を投与することができる。か(して例えば、ペプチドおよび、もし
くはその同族体あるいは誘導体は、他の生物活性機能を示すものと同じように殺
菌剤、抗ウィルス剤、抗生物質、抗腫瘍剤、抗寄生虫剤、抗真菌剤、殺精子剤と
して使用できる。
ここで使用される「殺菌」と言う用語は、この発明によるペプチドが、細胞、真
菌などのような微生物の成長あるいは増殖を阻害し、妨げあるいは破壊すること
を意味する。
またここで使用される「抗生」と言う用語は、この発明で利用されるペプチドと
接触させた場合、非宿主の細胞1組織あるいは生体を死滅あるいは破壊および成
長あるいは増殖を抑制することを含む非宿主の細胞組織あるいは生体の通常の生
物学的機能にこのペプチドが悪影響を生じさせることを意味する。
ここで使用される「殺精子」という用語は、この発明で利用されるペプチドが、
精子の能動性を阻害し、妨げあるいは破壊することを意味する。
ここで使用される「抗ウィルス」という用語は、この発明で利用されるペプチド
が、ウィルスあるいはウィルス感染細胞の成長あるいは増殖を阻害し、妨げある
いは破壊することを意味する。
ここで使用される「抗腫瘍」と言う用語は、ペプチドが腫瘍の成長を阻害し、あ
るいは破壊させることを意味する。
ここで使用される「抗真菌」という用語は、この発明によるペプチドが真菌の成
長を阻害しあるいは破壊することを意味する。
ここで使用される「抗寄生虫」という用語は、この発明によるペプチドが寄生虫
の成長を阻害しあるいは破壊することを意味する。
この発明によるペプチドは、ダラム陽性菌、グラム陰性菌。
真菌、原生動物、その他を含む多数の微生物や寄生虫などに対し広範囲にわたる
効力の大きい抗生物質機能を有する。この発明のペプチドは、ペプチドに敏感な
生体により生じる微生物感染を治療あるいは制御する方法を可能とする。この種
の治療には、微生物感染を受けやすいあるいは密接な関係にある宿主の生体もし
くは組織に、少なくともペプチドの一種を殺菌可能な量で投与することが含まれ
る。
ペプチドの抗生、殺菌、抗ウィルス等の物性により、ペプチドは微生物あるいは
ウィルス汚染を受けやすい物質の防腐剤あるいは、消毒薬としても利用すること
ができる。
ペプチドおよび、もしくはその誘導体あるいは同族体は充填剤、無毒の緩衝液あ
るいは生理食塩水などの無毒の薬品キャリアもしくは使薬と併用して投与するこ
とができる。このような薬品組成物は局所もしくは全身投与され、液状、固型、
半固型、注射液9錠剤、軟膏、ローション、ペースト、カプセルなどあらゆる適
切な形態で使用できる。ペプチド組成物は更に補助薬、蛋白酵素阻害剤あるいは
相溶性薬剤と組み合わせて投与することができ、その場合原生動物、ウィルス等
を含む有害な微生物および寄生虫によって引き起こされる感染を防ぐため、この
ような組合せが望ましくあるいは有利であることが示されている。
この発明によるペプチドは、抗生およびもしくは抗腫瘍およびもしくは抗ウィル
スおよびもしくは殺菌およびもしくは抗寄生虫およびもしくは殺精子に有効な量
を用いて宿主、特に動物に投与することができる。
その用途により異なるが、この発明にもとづく組成物は有効量の殺菌剤および、
もしくは有効量の殺精子剤、およびもしくは有効量の抗ウィルス剤および、もし
くは有効量の抗腫瘍剤および、もしくは有効量の抗生物質および、もしくは有効
量の抗寄生虫剤の作用を有する前述の一つもしくはそれ以上のペプチドを含んで
いる。
この発明のペプチドは、宿主に生じた創傷の治療を促進し、あるいは刺激するの
に利用することもできる。
ここで使われる「創傷治療」という用語は、多種多様の創傷治療方法を含んでい
る。
これらの局面は必ずしもそれに限定されないが、創傷の収縮力強化、例えば創傷
内での膠原質沈着増加で立証されるような結合組織の沈着増加、創傷の抗張力増
加などを含む。つまりペプチドは、創傷の破壊強さを増加させる。この発明によ
るペプチドは、コルチゾンなどのステロイド類により、あるいは免疫系統を妥協
しあるいはその機能を弱める条件の下で引き起こされた創傷治療の阻害あるいは
機能低下を逆転させるために使用することもできる。
この発明のペプチドは、外部火傷の治療に利用され、皮膚および火傷感染の治療
およびもしくは予防に使われる。
特に、このペプチドは、必ずしもそれに限定されないが、P、 aerugin
osa、 S、 aureusなどのような生体により引き起こされる皮膚火傷
感染の治療に役立つ。
更にこのペプチドは、眼の感染の予防あるいは治療にも役立つ。このような感染
は必ずしもそれに限定されないが、P、 aeruginosa、 S、 au
reusおよびN、 gonorrhoeaeなどのような細菌、また必ずしも
それに限定されないがC,albicansおよびA、 fu+migatus
などの真菌類、またはそれに限定されないがA、 castellaniのよう
な寄生虫、あるいはウィルスにより引き起こされる。
ペプチドはまた、感染源の生体の嚢胞、胞子あるいは栄養型を殺すのに有効であ
る。この生体は、必ずしもそれに限定されないが、栄養型あるいは嚢胞を形成す
るAcanthamoeba、胞子を形成する(:、 B11)icans、同
じ(胞子を形成するA、 fumigatusなどである。
ペプチドは植物に対しても、殺菌剤、抗ウィルス剤、抗寄生虫剤の有効量が投与
され、細菌、ウィルスあるいは寄生虫汚染を防止しあるいは治療するのに役立つ
。
一般にペプチドを全身投与する場合には、宿主の重量キログラム当りO,1mg
から500mgまでの範囲でペプチド投薬量が使用される。局所投与される場合
には、ペプチドは0.05%から10%までの範囲の濃度で使用される。
この発明の範囲内で、ペプチドは試験管内でもしくは生体内で利用することがで
きる。ペプチドは標的細胞、ウィルスあるいはウィルス感染細胞に直接投与され
、あるいは全身投与される。
ペプチドは公知の技術で製造され、実質的には純粋な形で得ることかできる。例
えば、ペプチドは、ペプチド自動合成機で合成できる(「アメリカ化学学会季報
」第85巻、2149〜54頁、1963年刊)。この種のペプチドは遺伝子工
学技術により生産することもできる。
さらに他の実例としてこの発明のペプチドは前記記載の目的のために有毒イオン
と組み合わせて使用することができる。
有毒イオンは、標的細胞ウィルスあるいはウィルス感染細胞にとり入れられると
、その標的細胞ウィルスあるいはウィルス感染細胞の成長を阻害し、妨げ、およ
びもしくは破壊するイオンである。
この種の有毒イオンは、もしそういうイオンチャンネル形成ペプチドが欠除した
場合には、細胞には逆に作用するのに十分な量の天然もしくは合成樹脂膜、特に
細胞膜を通過することができないイオンである。
ペプチドおよび有毒イオンは単一合成物もしくは別個の合成物として投与され、
単一もしくは別個の合成物はペプチドおよび有毒イオンに加えて活性およびもし
くは不活性の追加物質を含むことがある。ここで利用される有毒イオンの代表例
ととては、フッ化物、過酸化物1重炭酸塩および銀、亜鉛、水銀。
ヒ素、銅9プラチナ、アンチモン、金、タリウム、ニッケル。
セレン、ビスマス、カドミウム等のイオンがある。
ペプチドおよび有毒イオンは単一合成物あるいは別個の合成物として投与され、
あるいは用意されるに拘らず、標的細胞。
ウィルスあるいはウィルス感染細胞の成長を阻害し、およびもしくは妨げおよび
もしくは破壊するのに有効な量で使用される。事実このイオンはペプチドの作用
を相乗強化するのに役立つ。すなわち、一定量の有毒イオンは、標的細胞、ウィ
ルスあるいはウィルス感染細胞の成長を阻害するペプチドあるいは蛋白質の最大
有効濃度を減少するのに有効である。
局所使用される有毒イオンは、一般に0.05から2.0%までの濃度で使用さ
れる。全身投与される場合には、このイオンは一般の宿主の重量キログラム当り
1mgから10mgまでの量で使用される。ペプチド用量は前記記載の範囲内で
実施される。
ペプチドと有毒イオンが異なった形態で受渡しもしくは投与されることも理解さ
れている。例えば、有毒イオンは経口投与され、一方ベブチドはIV(静脈内)
あるいはIP投与されることがある。
ペプチドあるいは蛋白質および有毒イオンを局所投与する代表例としては、ペプ
チドを重量比で約1%の量で、また有毒イオンは約50mM(約0.1%)の量
で投与することができる。代替案としては、有毒イオンは、フッ化ナトリウムの
ような塩の形で、ペプチドの全身投与と併用して経口で投与することができる。
例えばペプチドはミリリットル当り100マイクログラム(キログラム当り10
ミリグラム)の血清量を達成するようにIV(静脈内)あるいはIP投与される
と共に、有毒イオン、とりわけ、フッ化ナトリウム、キログラム当り10meq
が経口投与される。
さらにもう一つの実例として、この発明のペプチドは、以下に述べられる部類か
ら選ばれた抗生物質一種と組合せて宿主に投与することができる。その抗生物質
とはバシトラシン、グラミシジン、ポリミキシン、バンコマイシン、タイコブラ
ニン。
アミノグリコシド、疎水性抗生物質7ペニシリン、モノバクタムあるいはこれら
の誘導体もしくは同族体である。
バシトラシン、グラミシジン、ポリミキシン、バンコマイシン、タイコブラニン
およびこれの誘導体および同族体はポリペプチド抗生物質の一族である。望まし
いバシトラシンはバシトラシンAである。
アミノグリコシド抗生物質には、トブラマイシン、カナマイシン、アミカシン、
ゲンタマイシン類(例、ゲンタマイシンC8,ゲンタマイシンC2,ゲンタマイ
シンC,,)、ネチルマイシン、カナマイシンおよびこれらの誘導体および同族
体がある。望ましいアミノグリコシドは、トブラマイシンおよびゲンタマイシン
類である。前記記載のアミノグリコシドおよびバシトラシンは親水性で水に可溶
である。
利用されるペニシリンは、必ずしも以下のものに限定されないが、ベンジルペニ
シリン、アンピシリン、メチシリン(ジメトキシフェニルペニシリン)、チカリ
シリン、ペニシリン■(フェノキシメチルペニシリン)、オキサシリン、クロキ
サシリン、ジクロキサシリン、フルクロキサシリン、アモキシシリン、アミジノ
シリンなどを含む。利用される望ましいペニシリンは、ベンジルペニシリンおよ
びアンピシリンである。また望ましいモノバクタムは、アズトレオナムである。
この発明で使用される疎水性抗生物質の代表例としては、マクロライドとして言
及されるもの、すなわちエリスロマイシン、ロクシスロマイシン、クラリスロマ
イシンなど、エリスロマイシンの9−N−アルキル誘導体、酢酸ミデカマイシン
。
アジスロマイシン、フルリス口マイシン、リファブチン。
ロキタマイシン、TE−031で知られる6−0−メチルエリスロマイシンA(
大正製薬)、リファペンチン、CGP−7040、CGP−5909,CGP−
279353などのベンジピペラジニルリファマイシン(チバガイギー)、A−
62514で知られるマクロライド環のC+ l/ C+ xの位置に環式カル
バミド酸塩を融合させたエリスロマイシンA誘導体(アボット)、AC−723
0(東洋醸造)、ベンゾキサジノリファマイシン、ジフィシジン、ジリスロマイ
シン、FCE−22250で知られる3−N−ビベルジノメチルザイノ・メチル
リファマイシンSv(ファルミタリア)、M−119−a(キリンビール)、A
−63075で知られる6−〇−メチルー1−4″−〇−カルバモイルエリスロ
マイシン(アボット)、CGP−27557およびCGP−2986のようなジ
アゾビシクロアルキル側鎖をもつ3−フォルミルリファマイシンSV−ヒドラゾ
ン(チバガイギー)、3−0−アルファー−L−タラジノシルドエボキシ・ロー
ザラマイシンのような3−0−アルファー−L−クラジノシル成分をもつ16メ
ンバーのマクロライド、チロシンおよびアシル・デミジノシルチロシンなどであ
る。
前記記載のマクロライドに加えて、リファマイシン、カルベニシリン、ナフシリ
ンも同様に使用される。
疎水性であるか否かに拘わらず使用されるその他の抗生物質は、リンコマイシン
、クリンダマイシン、クロラムフェニコールなどの50−Sリボゾーム・インヒ
ビターなどの抗生物質。
ミスタチン、ピマリシンなどラクトン環のような巨大脂質をもつ抗生物質である
。
ペプチドおよび抗生物質は標的細胞の成長を妨げ、破壊し、あるいは阻害するた
めに、標的細胞に直接投与されるか、あるいは標的細胞を含む宿主に全身もしく
は局所投与される。
ペプチドおよび抗生物質の投与でその成長が妨げられ、阻害され、あるいは破壊
される標的細胞は、ダラム陽性菌およびグラム陰性菌、真菌細胞である。
前記記載の抗生物質あるいはその誘導体もしくは同族体が局所的に利用される場
合には、一般に約0.1%から約10%までの濃度で使用される。また全身使用
される場合には、抗生物質もしくはその誘導体あるいは同族体は一般に一日に宿
主の重量キログラム当り1.25mgから約45mgまでの量が使用される。ペ
プチドの投与量は前記の通りである。
ペプチドおよび抗生物質を局所投与する代表的な例として、ペプチドは重量比約
0.1%から約10%までの量で投与することができ、また抗生物質は重量比約
0.1%から約10%までの量で受渡しされる。
もう一つの実例に従って、この発明のペプチドは、抗寄生虫剤あるいは抗真菌剤
と併用して投与される。
使用される抗寄生虫剤は、必ずしもそれに限定されないが抗原生動物剤である。
使用される抗寄生虫剤の特例としては、必ずしもそれに限定されないが、イセチ
オン酸ペンタミジン、イセチオン酸プロパミジン(ブロレン)がある。
使用される抗真菌剤は、必ずしもそれに限定さ汽ないがケトコナゾールである。
ある種の抗寄生虫剤が抗真菌活動をし、またある種の抗真菌剤が抗寄生虫活動を
することもまた理解されている。
更に一実施例に従って、この発明のペプチドは、DNANクギゼを阻害する抗生
物質と併用して投与される。DNANクギゼは、バクテリアDNAを複製する際
に、個々のらせん素の間で結合を形成するのに含まれる酵素の一種である。かく
して、DNANクギゼは通常のバクテリアDNAの複製に必要であり、従って、
DNANクギゼを阻害する抗生物質はバクテリアDNAの複製を阻害するものと
なる。
DNANクギゼを阻害する抗生物質の例として、ナリジクス酸、オキソリュック
酸、ジノキサジン、およびキノロン系抗生物質、すなわち、シプロフロキサシン
、ノルフロキサシン、オフロキサシン、エノキサシン、ペフロキサシン、ロメフ
ロキサシン、フレロキサシン、トスルフロキサシン、テマフロキサシン、ルフロ
キサシンなどが含まれる。
更にもう一つの実施例に従って、この発明のペプチドは他の生物活性両親媒性ペ
プチドと併用しあるいはイオンチャンネル形成蛋白質と併用して前記記載の目的
のために投与することができる。
この発明は以下に述べる諸例について更に詳述されるが、この発明の範囲はそれ
にとどまるものではない。
実例1.抗菌性の検定
下記の抗菌性検定法は、National Comm1ttee for (:
1inicalLaboratory 5tandards (全米国立臨床医
学委員会規格)文書M7−T2.第8巻、第8号(1988年)のガイドライン
にもとづくものとする。
この発明による下記の(1)から(6)までのペプチド貯蔵液は、無菌脱イオン
蒸溜水中で512μg/mβの濃度で調整され、−70℃で保存される。
ペプチド1は下記の構造式を持つ。
(配列識別番号1) −OH
ペプチドIAは下記の構造式を持つ。
(配列識別番号N −NHI
ペプチド2は下記の構造式を持つ。
(配列識別番号2)−OH
ペプチド3は下記の構造式を持つ。
(配列識別番号3)−OH
ペプチド4は下記の構造式を持つ。
(配列識別番号4)−OH
ペプチド5は下記の構造式を持つ。
(配列識別番号5)−OH
ペプチド6は下記の構造式を持つ。
(配列識別番号6)−OH
ペプチド貯蔵液をマイクロ力価板のウェル下で(1:2)の希釈列に従って順次
希釈し、その結果ウェル内のペプチド最終濃度はそれぞれ0.25,0.50.
l、2,4,8゜16.32,64,128および256μg/mεとなるよう
にする。細菌S、aureus ATCC25923,E、coli ATCC
25922(大腸菌)、またはP、aeruginosa ATCC27853
のいずれかの1〜5x 10’ CFUs/mβを、密度対数培養メラーヒント
ン培養基(BBL 11443)の全員そろってウェルに添加する。この接種材
料を分光光度分析法により600μmに標準化し、コロニー計数で論証する。こ
の平板培養体を37℃で16〜20時間培養し、各ペプチドの最小阻害濃度(M
IC)を判定する。最小阻害濃度は、マイクロ力価板内にクリヤーウェルを生成
し得る最小ペプチド濃度と定義される。
この結果は下記の表に示される。
表 1
ヘフ5−h MIC(ug/mj2)
S、aureus P、aeruginosa E、coliこの発明によるペ
プチドは、単独で、あるいは有毒イオン。
抗生物質もしくは前記記載のその他の生物活性ペプチドあるl、)は蛋白質と併
用して投与されるかを問わず、充填剤、無毒の緩衝液あるいは生理食塩水などの
ような無毒の薬品キャリアもしくは使薬と一緒に広範な種類の薬品組成物に使用
することができる。この種の薬品組成物は局所もしくは全身投与され、液状、固
型、半固型、注射液1錠剤、軟膏、ローション、ベースト、カプセルなどあらゆ
る適切な形態で使用できる。ペプチドおよび前記記載の薬剤は、更に補助薬、蛋
白酵素阻害剤、あるいは相溶性薬剤と組み合わせて使用することができ、その場
合、原生動物、ウィルス、寄生虫、真菌類等を含む有害な微生物によりひき起さ
れる感染を抑制する際に、この種の組み合わせが望ましくあるいは有効であるこ
とが示されている。
ペプチドは抗生、およびもしくは抗腫瘍、およびもしくは抗ウィルス、およびも
しくは殺菌、およびもしくは殺精子、およびもしくは抗真菌、およびもしくは抗
寄生虫のそれぞれ有効な量で、あるいは宿主の創傷治療を刺激するのに有効な量
で、宿主とりわけ動物に投与することができる。ペプチドは、単独であるいは前
記記載の有毒イオン、抗生物質あるいはイオンチャンネル形成ペプチドもしくは
蛋白質と組み合わせて投与することができる。ペプチドが有毒イオンと併用され
る場合には、ペプチドの活性は相乗強化される。
ペプチドが前記記載の薬剤と併用して投与される場合、ペプチドと薬剤は別個で
投与し得る0例えば、薬剤が全身投与され、ペプチドは局所投与され得る。
ペプチドが局所投与される場合、ペプチドは水溶性便薬と併用して投与すること
ができる。この水溶性使薬は、軟膏、クリーム、ローション、ペーストあるいは
相当品の形をとってよい、使用される水溶性便薬の例として、必ずしもそれに限
定されないが、ポリエチレングリコールなどのグリコール、ヒドロキシセルロー
ズ、KYゼリーがあるが、水溶性使薬には油性物質のないことが望ましい。
ペプチドはまた、口腔衛生の目的で経口組成物の形態で前記記載の有毒イオンと
併用することができる。この種の組成物は、口腔衛生の目的で使用される広範な
組成物および材料に混和することができ、それは必ずしもそれに限定されないが
、練り歯磨き、うがい薬、歯磨き用ゲル、歯磨き粉などがある。かくしてこの種
の組成物は、歯根膜病を治療しあるいは抑制し、ペストを抑制しあるいは治し、
およびもしくは虫歯を予防し、治療しあるいは治す。ペプチドと有毒イオンは、
虫歯と歯根膜病とに関連付けられる5treptococcus mutans
(ミュータンス連鎖球菌)の成長を阻害し、妨げあるいは破壊するのに使用す
る。
この発明は前記各実施例に限定されることな(種々の変形あるいは変種が可能で
あり、従ってこの発明は後記の請求の範囲内において特に記述されたもの以外に
も実施することができる。
配列リスト
(1)一般情報
(i)出 願 人二カーリ、U、ブラサドマロイ、W、リ−
ザスロフ、マイケル
(ii)発明の名称:新規な生物活性ペプチド組成物およびその用途
fiii)配列番号二6
(ivl連絡先:
filストリート名=6 ベラカー ファーム ロードfcl都 市 名:ロー
ズランド
(Di州 名:ニュージャージ−
(E1国 名:アメリカ合衆国
(Flジップコード: 07068
(V)コンピューター読取りフオーム
+A+記 録 媒 体:3.5インチ ディスク(Blコンピューター:IBM
PS/2fc1作動システム:PC−DO3
(D)ソフトウェア:DW4.V2
(viii1代理人情報
(A1氏 名二オルステン、エリオツド M。
[Bl登録番号:24,025
fcl参照/ドケット番号:421250−1 t7(1x)通信情報
fAl電 話 :201−994−1700(B)テレファックス: 201−
994−1744(2)配列識別番号lに関する情報
(i)配列特性
fAl長 さ 二アミノ酸 20個
filタ イ プ:アミノ酸
(D)トポロジー二線形
fii1分子タイプ:ペプチド
fvi1発生源
fAl生体: Rana catesbiana (食用ガエル)fixl特徴
filその他の情報: Cy s l 4およびcys20の間のジスルフィド
結合
fxil配列の記述:配列識別番号1
(2)配列識別番号2に関する情報
(i)配列特性
fAl長 さ 二アミノ酸 20個
iBlタ イ ブ:アミノ酸
(D)トポロジー二線形
(11)分子タイプ:ペプチド
(1x)特徴
[)lその他の情報: Cy s l 4およびCy s 20の間のジスルフ
ィド結合
hi)配列の記述:配列識別番号2
Gly Leu Gly Gly Leu Ile Lys Ile Val
Pr。
Ala Met Ile Cys Ala Val Thr Lys Lys
Cys(2)配列識別番号3に関する情報
(i)配列特性
iAl長 さ 二アミノ酸 20個
+Blタ イ プ:アミノ酸
(D)トポロジー二線形
(ii1分子タイプ:ペプチド
(ixl特徴
(D)その他の情報:Cys14およびCy s 20の間のジスルフィド結合
fxil配列の記述:配列識別番号3
Gly Leu Gly Lys Leu Ile Lys Ile Val
Pr。
Ala Met lie Cys Ala Val Thr Lys Lys
Cys(2)配列識別番号4に関する情報
(i)配列特性
(Al長 さ 二アミノ酸 20個
filタ イ プ:アミノ酸
(D)トポロジー:線形
(ii1分子タイプ:ペプチド
fixt特徴
fDlその他の情報: Cy s I 4およびCy S ”(7)間のジスル
フィド結合
(xil配列の記述:配列識別番号4
(2)配列識別番号5に関する情報
(i)配列特性
(Al長 さ 二アミノ酸 20個
fBlタ イ ブ:アミノ酸
(D)トポロジー:線形
[ii1分子タイプ:ペプチド
fixt特徴
fDlその他の情報:Cys14およびCy s ”0)間のジスルフィド結合
(xil配列の記述:配列識別番号5
(2)配列識別番号6に関する情報
(i)配列特性
fA)長 さ 二アミノ酸 20個
fBlタ イ プ:アミノ酸
(D)トポロジー二線形
(ii)分子タイブー:ペプチド
[ixl特徴
FD+その他の情報: Cy s 14およびCy s ”(1)間のジスルフ
ィド結合
fxil配列の記述:配列識別番号6
Ala Ile Ile Cys Ala Val Thr Lys Lys
Cysフロントページの続き
(72)発明者 マロイ、ダブリュー0.り一アメリカ合衆国、ペンシルヴアニ
ア
19446 、ランスゾール、クレアモント ドライブ 106
(72)発明者 カリ、ニー0.プラサドアメリカ合衆国、ペンシルヴアニア
19446 ランスゾール、ウィンフィールドコート1005
(72)発明者 ブレッサー、マイケルアメリカ合衆国、ペンシルヴアニア
19446 ランスゾール、サウス ストーンリッジ ロード 401
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.下記の基本構造より構成されることを特徴とする生物活性両親媒性ペプチド 。 【配列があります】 ここでR1およびR1aは疎水性アミノ酸であり、R2は塩基性親水性アミノ酸 であり、R3は中性親水性アミノ酸であり、またR4は疎水性あるいは塩基性親 水性アミノ酸である。 2.R1aがシステインである請求の範囲第1項記載のペプチド。 3.前記ペプチドが下記よりなるクラスから選択される請求の範囲第2項記載の ペプチド。 (配列識別番号1) (配列識別番号2) (配列識別番号3) (配列識別番号4) (配列識別番号5)および (配列識別番号6) 4.標的細胞,ウィルスあるいはウィルス感染細胞の成長を阻害する方法であっ て、下記の基本構造をもつ生物活性両親媒性ペプチドを投与することを特徴とす る方法。 【配列があります】 ここでR1およびR1aは疎水性アミノ酸であり、R2は塩基性親水性アミノ酸 であり、R3は中性親水性アミノ酸であり、またR4は疎水性あるいは塩基性親 水性アミノ酸である。 5,R1aがシステインである請求の範囲第4項記載の方法。 6.前記ペプチドが下記よりなるクラスから選択される請求の範囲第5項記載の ペプチド。 (配列識別番号1) (配列識別番号2) (配列識別番号3) (配列識別番号4) (配列識別番号5)および (配列識別番号6) 7.前記投与が動物宿主に対し抗腫瘍有効量で投与されることを特徴とする請求 の範囲第3項記載の方法。 8.前記投与が宿主に対し抗ウィルス有効量で投与されることを特徴とする請求 の範囲第3項記載の方法。 9.前記投与が宿主に対し殺菌有効量で投与されることを特徴とする請求の範囲 第3項記載の方法。 10.前記投与が動物宿主に対し抗寄生虫有効量で投与されることを特徴とする 請求の範囲第3項記載の方法。 11.前記投与が動物宿主に対し抗生物質有効量で投与されることを特徴とする 請求の範囲第3項記載の方法。 12.前記投与が動物宿主に対し殺精子有効量で投与されることを特徴とする請 求の範囲第3項記載の方法。 13.前記投与が動物宿主に対し、その動物宿主の創傷治療有効量で投与される ことを特徴とする請求の範囲第3項記載の方法。 14.請求の範囲第1項記載のペプチドおよび薬剤キャリアより構成される組成 物。 15.前記ペプチドが標的細胞,ウィルスあるいはウィルス感染細胞の成長を阻 害する量で存在する請求の範囲第14項記載の組成物。 16.各アミノ酸残基がD−アミノ酸残基あるいはグリシンである請求の範囲第 1項記載のペプチド。
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-
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-
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