JPH065009A - 記録再生系のエラー解析装置 - Google Patents

記録再生系のエラー解析装置

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JPH065009A
JPH065009A JP15826592A JP15826592A JPH065009A JP H065009 A JPH065009 A JP H065009A JP 15826592 A JP15826592 A JP 15826592A JP 15826592 A JP15826592 A JP 15826592A JP H065009 A JPH065009 A JP H065009A
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JP15826592A
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Inventor
Masaaki Hara
雅明 原
Yoshiyuki Urakawa
禎之 浦川
Norihisa Shirota
典久 代田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の記録信号を非線形性系路に通し、この
記録信号と、この記録信号に対応する再生信号並にエラ
ー状態を対比可能な記録再生系のエラー解析装置を得
る。 【構成】 CPU11からのデータをメモリ10へロー
ド及びメモリ10からCPU11へのデータ取り込みが
可能なシステムで、メモリ10上の記録信号をDAC1
6を介して記録再生系等の非線形性系路に出力し、この
系路からADC15を介して取り込んで、再生信号をメ
モリ10に格納し、CPU11で表示装置にこれら記録
及び再生信号を対応表示させると共にエラー位置を同時
表示させる様に成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル記録再生装置等
の記録及び再生信号のエラー状態の解析に用いて有用な
記録再生系エラー解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からデジタル磁気記録等で高周波、
高密度記録を行なうためには磁気記録系の非線形性を厳
密に解析する必要があった。特に記録再生系での再生信
号の評価を行なう場合に、例えば、デジタルVTR等を
考えると、エラー訂正等を行なう段階で再生信号の状態
をみる様なことが成されている。以下、このエラー訂正
方法を説明する。
【0003】図13で、例えばNTSC方式等のコンポ
ジットのアナログビデオ信号はプロセッサ2に供給され
る。このプロセッサ2ではこのアナログビデオ信号をデ
ジタルビデオ信号に変換して、VTR部1で磁気記録媒
体に記録され、プロセッサ2では記録されたデジタルビ
デオ信号をアナログビデオ信号に変換して、CRT等の
表示装置3に表示させる。
【0004】上述のプロセッサ2内では再生時にアナロ
グ信号を検出回路4で検出して、2値化して、誤り訂正
回路5に供給し、符号化したデータ内で誤りがあればエ
ラーフラグ等を立てて、デジタル−アナログ変換回路
(DAC)6を介して、表示装置3にビデオ信号等を表
示する様に成されている。
【0005】この様な誤り訂正回路5のエラーフラグを
みることで例えばVTR部1の磁気記録媒体のトラック
上のどの位置のデータ信号にエラーが多いか等の広い範
囲でデータの可否を判断することが出来る。然し、どの
様な記録信号の時に再生時の波形がどの様に変化し、例
えばエラーが発生するか等を行うための再生信号の評価
は、この再生信号をオシロスコープに供給して、このオ
シロスコープ上の波形を観測していた。
【0006】然し、この様なオシロスコープ上での観測
ではある特定のパターン中のワーストパターン等をみ
て、伝送特性を判断するしかなかった。又、疑似ランダ
ム系列を記録再生した場合はアイパターンをみることで
平均化したデータエラーの大小をみることが出来るが、
この場合は、具体的にどの様な記録波形の時に再生波形
にエラーが発生するかを知ることが出来なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、2値化或
は符号化されたデータを疑似ランダム系列等で平均化し
たデータエラーの大小をみるのでなく、個々の波形の解
析結果をみるために例えばアナログ信号をアナログ−デ
ジタル変換回路(ADC)を介してデジタル化して高速
にメモリに格納する様に成されたデジタイザ等を用いて
再生信号をコンピュータ(CPU)等に取り込むことは
出来るが、記録信号は別の信号発生器を用いて生成し、
CPUに取り込む必要があるため、その手間が煩雑で種
々の記録信号を生成するのが大変であり、波形そのもの
の解析は出来るが、例えば磁気記録再生系で生ずる非線
形性の解析のために、磁気記録媒体にデジタル記録した
データを磁気記録再生系を通して再生した時の再生信号
がどの様なエラーを発生するか等の解析を行なうことが
出来なかった。
【0008】本発明は叙上の問題点を解消するために成
されたもので、その目的とするところは種々の形態の記
録信号に対し、記録信号と再生信号並に記録再生系で生
じたエラー位置を明確に解析可能な記録再生系のエラー
解析装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の記録再生系のエ
ラー解析装置はその例が図1に示されている様に、記録
再生系の非線形性を解析するための記録再生系のエラー
解析装置に於いて、記録・再生系の信号を記録及び再生
可能な記録再生手段と、バス12を介してコンピュータ
13に接続された記憶手段10と、この記憶手段10に
格納したデータを記録データとして、記録再生手段に出
力すると共に記録再生手段からの再生信号を再生データ
として記憶手段10を介して取り込み可能なコンピュー
タ11と、このコンピュータ11と接続され、記録及び
再生信号並にエラー信号位置を表示可能な表示手段13
とを具備して成るものである。
【0010】
【作用】本発明の記録再生系のエラー解析装置によれ
ば、種々の形態の記録信号、再生信号並にエラー位置を
表示装置の同一画面に同時に表示することが出来るので
S/Nの劣化や符号間干渉の大小等のエラー原因を分離
評価することの出来るものが得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の記録再生系のエラー解析装置
の一実施例を図面について詳記する。
【0012】図1は本発明に用いるエラー解析装置の全
体的系統図を示すものである。
【0013】図1で10は半導体等の記憶素子で例えば
256K×4ビットのSRAMを128個用いて4MB
のメモリを構成している。これは全体として大規模なデ
ュアル・ポート・メモリの如きものでCPU11間に介
在させたVEM等のバス12を介してのリード/ライト
とバック・プレーンを介した16並列のリード/ライト
が行なえる様に成されている。
【0014】CPU11は勿論CRT或はLCDの如き
表示装置を有する。バス11はコントロールレジスタ1
4とも接続され、このコントロールレジスタ14から出
力されたコントロール信号はメモリ10と後述するアナ
ログ−デジタル変換回路(ADC)15及びデジタル−
アナログ変換回路(DAC)16に供給されて、同期パ
ターン制御が成されると共にメモリ10の16並列のリ
ード/ライト制御が成される。
【0015】ADC15には例えば入力端子T2 にVT
R等の磁気媒体を介してアナログ信号が再生信号として
供給されて、デジタルデータに変換され、更に直列−並
列変換回路(SPC)を介して16並列のデータに変換
し、8×16=128の並列データをバック・プレーン
のバス12を介しメモリ10に供給している。依って、
デジタルデータの8チャンネルを同時に取り込んで解析
可能となる。
【0016】DAC16はメモリ10からの16並列の
デジタルデータを受け取り、並列−直列変換回路(PS
C)で直列変換した後にDAC16でデジタルデータを
アナログ信号に変換して記録信号として出力端子T3
らVTR等の記録媒体に記録信号を試験信号の様な形で
記録する様に成される。
【0017】ADC15及びDAC16用のクロックは
外部クロックとして端子T1 から供給してもよいし、例
えば再生信号からPLL回路を介して抽出する様にして
もよい。
【0018】上述構成の更に詳細な記録・再生系と接続
した解析装置の系統図を図2に示す。図1との対応部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0019】図2に於いて、CPU11からのバス12
はコントロールレジスタ14内のリアルモードコントロ
ーラ14A及びメモリ10にCPU11用のインタフェ
ース(I/F)17を介して接続され、リアルモードコ
ントローラ14Aからのメモリ制御信号18がコントロ
ール信号としてメモリ10に供給され、更にリアルモー
ドアドレスコントローラ14Bにはリアルモードコント
ローラ14Aからアドレス制御信号19が供給され、リ
アルモード・アドレス・コントローラ14Bからはメモ
リ10へリアルアドレス20が供給される。
【0020】このリアルモード・コントローラ14A、
リアルモード・アドレス・コントローラ14B、メモリ
10、後述するもSPC15B,PSC16AにはPL
L回路25Cからのクロックを1/16に分周したクロ
ック21の信号線が接続されている。
【0021】ADC15は前記した様に例えば、8ビッ
トのADC15A並に8ビットの直列データ24を16
並列データに変換するSPC15Bを有し、DAC16
には同様に、例えば8ビットのDAC16B並に16並
列データ26を直列データに変換するPSC16Aを有
し、これら各回路15A,15B,16A,16Bには
イコライザ及びPLL回路25CからADC,DAC用
クロック23が供給される様に成されている。SPC1
5Bからの16並列データ26は勿論メモリ10に供給
される。尚22はSPC15B及びPSC16A間に接
続されたライン間に伝送されるPLL回路25Cからの
クロックを1/4分周したクロックである。
【0022】VTR等の磁気媒体27に記録した記録信
号を再生ヘッド28を介して再生信号(PB)と成し、
この再生信号はイコライザ及びPLL回路25のプリア
ンプ25Aを通して増幅され、非イコライズ状態を選択
するスイッチSW1 の固定接点bに接続されると共にイ
コライザ25Bに接続される。
【0023】イコライザ25Bで線形等化された出力は
PLL回路25C及びイコライズ状態を選択するスイッ
チSW1 の固定接点cに接続され、スイッチSW1 の可
動接片aは再生アンプ26に接続され、ADC15に再
生信号を供給し、PLL25CからはADC15及びD
AC16用のクロック23が取り出される。
【0024】DAC16のPSC16Aからは例えば、
8チャンネルのデジタルデータが出力され、8ビットD
AC16Bからはアナログの記録信号が出力され、記録
アンプ30を介して記録ヘッド31により磁気媒体27
にアナログ信号として記録が成される。
【0025】上述の構成の大略の動作を以下説明する。
図2の本例ではCPU11とメモリ10とはバス12及
びI/F17を介して接続され、2値信号の授受が行な
われる。即ちCPU11上のデータはメモリ10上にロ
ードしたり、メモリ10上のデータはCPU11上に取
り込むことが可能で、メモリ10上のデータはDAC1
6を介して、記録信号として出力出来る。又、外部の再
生信号をADC15を介してメモリ10に格納可能で、
これらの動作はコントロールレジスタ14内のコントロ
ールデータに基づいて行なわれ、且つコントロールレジ
スタ14内のコントロールデータはCPU11側からバ
ス12を介して書き換え可能と成されている。
【0026】図3は上記構成により記録再生系で生ずる
エラー波形等の解析を行なうための全体的フローチャー
トを示している。
【0027】図3で、第1ステップST1 では解析しよ
うとする試験信号となる記録信号の生成がCPU11内
で成される。この記録信号としては図9Aに示す様に同
期信号(SYNC)35を入れて置くと共に必要に応じ
て誤り訂正用のパリティ等を付加する。記録信号36は
0.1の2値化データとして記録されるが、M系列(疑
似ランダム系列)のデータ記録を行なう場合等は同期信
号35としては1周期に1回しか出てこない“0”の連
続パターン等が選択される。
【0028】この記録信号はCPU11内で記録符号化
並に記録等化等の処理が行なわれる。
【0029】この処理は、機能ブロックで示すと図4に
示す様に成される。即ち、2値化された記録信号は記録
符号化部37を通して記録符号化が行なわれる。この符
号化は記録再生系(デジタルVTR等)39の系の特性
に応じた、例えば8−10変換、M2 等の符号化が成さ
れる。
【0030】この様に記録符号化が行なわれた例えば図
5Aに示す様な記録信号は通常は記録アンプ等で記録等
化が行なわれるが本例では記録等化部38で記録等化が
成される。即ち、図5B又は図5Cに示す波形の如き記
録等化が成される。
【0031】図5Bは記録信号36の立ち上がり及び立
ち下がり部42及び43をするどくする様にしたもので
あり、図5Cは記録信号36の立ち上がり及び立ち下が
りの変化位置を矢印44,45及び46で示す様に若干
ずらすことで、記録信号の矩形波をより良好に記録する
様な波形変形を行なう操作が成される。本例では、これ
ら記録信号の符号化並に記録等化は全てCPU11内の
ソフトウェア内で行なえる様に成されているので記録符
号化方式、記録等化方式等の検討が非常に効率的に行な
える。
【0032】次の第2ステップST2 ではCPU11上
で生成した上記の如き記録信号をメモリ10上にI/F
17等を介してロードする。
【0033】このメモリ10に格納した記録信号をDA
C16でデジタル−アナログ変換されたアナログの記録
信号を記録アンプ30及び記録ヘッド31を介して記録
再生系の例えばVTRの磁気媒体27に記録が成される
(第3ステップST3 )。
【0034】次の第4ステップST4 では磁気記録媒体
27に記録された記録信号を再生ヘッド28で再生し、
再生信号をピックアップし、イコライザ及びPLL回路
25に供給し、ADC15を介してメモリ10へ再生信
号を格納する。
【0035】即ち、第4ステップST4 は図2に示す様
に再生ヘッド28でピックアップされた再生信号はイコ
ライザ及びPLL回路25内のプリアンプ25Aで増幅
された後にイコライザ25Bでクロックを得るための等
化が成され、PLL回路25CによってADC,DAC
用のクロック23が抽出される。ここで再生信号の等化
対象となる帯域を充分にカバーするために、PLL回路
25Cで抽出したクロックを2〜8倍に逓倍する。
【0036】イコライザ及びPLL回路25で等化又は
非等化状態の再生信号がスイッチSW1 の固定接点b又
はcに供給され、可動接片a並に再生アンプ26を介し
て、例えば8ビットのADC15Aに供給される。この
再生信号は、この再生信号に同期したADC,DACク
ロックでアナログ−デジタル変換され、メモリ(SRA
M)10にリード/ライト出来る速度まで遅くするため
に8ビットADC15Aから出力された直列の8ビット
データ24はSPC15Bで直列−並列変換されて、こ
の16並列データ26は再生信号としてメモリ10に書
き込まれる。
【0037】コントロールレジスタ14内のリアルモー
ド・コントロール14A及びリアルモード・アドレスコ
ントローラ14B、並にメモリ10とPSC16Aには
1/16分周されたクロック21がSPC15Bから供
給され、更にSPC15Bから1/4分周したクロック
22がPSC16Aに供給されている。CPU11から
はI/F17及びバス12を介してリアルモードコント
ローラ14Aに制御データの書き込みが行なわれ、リア
ルモード・コントローラ14Aからはメモリ10へメモ
リ制御信号18が、リアルモード・アドレスコントロー
ラ14Bにはアドレス制御信号が供給され、リアルモー
ド・アドレス・コントローラ14Bからはメモリ10に
リアルアドレス20が供給され、メモリ10に対して1
6並列データのリード/ライト制御が成され、再生信号
はメモリ10に書き込まれる。この書き込みデータは第
5ステップST5 の様にバス12とI/F17を介して
CPU11に取り込まれる。
【0038】この様にメモリ10に格納されCPU11
に取り込まれた16並列の再生信号は図4の機能ブロッ
クに示す様に再生等化部40並に検出部41で2値化デ
ータとして検出し易い様に波形整形が行なわれる再生等
化が成される。
【0039】この再生等化は通常L.C.R等のアナロ
グフィルタ或はADCでデジタル後のデジタルフィルタ
で行なわれるが、磁気記録系の積分検出用の等化であれ
ば図6Aに示す様に記録信号36を図6Bの様に再生信
号47として、再生し、更に図6Cの様にこの再生信号
を積分して積分波形48を得た後に高域を強調し、図6
Dの様にパルススリミングを行なって隣接ビットへの干
渉が起こらない様に(矢印49)干渉を減少させる等化
が成されて等化波形50が得られる。
【0040】この様な等化の後に図4の検出部で検出さ
れて、1.0の2値信号に直される。例えば磁気記録再
生系での積分検出では図7に示す等化波形50の様に所
定の閾値レベルSHを越えたら“1”越えなかったら
“0”と云う様な積分検出が成される。
【0041】勿論、これらの再生等化及び検出は本例で
はCPU11内のソフトウェアで成されるので再生等化
方式の検討が効率的に出来てハードウェアが不用な構成
と成し得る。
【0042】この第5ステップST5 の終了後は第6ス
テップST6 に進んで同期パターン検出、アベレージン
グ、エラー検出等の解析(シュミュレーション)をCP
U11上で行なった後にCPU11で発生したデータを
I/F17、バス12を介してメモリ10に書き込み、
メモリ10に書き込まれたデータを16並列で読み出
し、PSC16Aで直列データに変換し、更に8ビット
DAC16Bでアナログ化したデータを表示装置13に
表示させる様に成す(第7ステップST7 )。
【0043】上述の第6及び第7ステップST6 及びS
7 のフローチャートを図8に、これらの動作波形並に
表示波形を図9乃至図12に示して詳述する。
【0044】第6ステップST6 のCPU11上での解
析は図8に示す様に成される。即ち第1ステップSTE
1 では同期信号(SYNC)の検出が行なわれる。これ
は図9Aに示す様に記録信号36には同期信号35が付
加されているので図9Bの様に再生し、この再生信号4
7中の再生同期信号35Rを検出することで記録信号3
6と同期をとる。
【0045】次に第2ステップSTE2 に示す様に、再
生信号47から検出した0.1で2値化した検出信号5
1の系列と記録信号36の0.1での2値化した系列の
比較をCPU11内で行なって一致しない場合エラー5
2と成すエラー検出が成される。
【0046】次の第3ステップSTE3 では再生信号が
周期信号か否かを判断する。ここで、再生信号が周期信
号である場合にはアベレージンクを行なう。
【0047】このアベレージンクを図10A,Bを用い
て説明する。このアベレージングは再生信号47の周期
信号T,T,T‥‥を平均化して、ランダムノイズを低
減化するために行なわれる。即ち、M系列の様な周期信
号を記録して、再生した場合のADC15でデジタル化
した再生信号47をz(t)とすると、これは本来の信
号成分x(t)とランダムノイズn(t)との和と考え
られる。即ち、 z(t)=x(t)+n(t) 再生信号z(t)から、本来の信号x(t)を求めるこ
とを考える。x(t)が周期Tの信号だとすると、 x(t)=x(t+T)=x(t+2T)=‥‥ そこで、再生信号z(t)を周期T毎に加算して図10
Bの様に平均化すると 〔z(t)+z(t+T)+z(t+2T)+‥‥+z
(t+KT)〕/K=〔x(t)+x(t+T)+x
(t+2T)+‥‥+x(t+KT)〕/K+〔n
(t)+n(t+T)+n(t+2T)+‥‥+n(t
+KT)/K=x(t)+N (0<t<T) ここで、n(t)はランダムノイズであるから、Kが大
きくなるにつれ、すなわち、平均化の回数が多くなるに
つれてNは0に近づく。従って、平均化を行なうことで
ノイズ分Nが小さくなったアベレージング波形53が得
られる。
【0048】このアベレージンクは第4ステップSTE
4 の様にCPU11で行なわれて第5ステップSTE5
に進められる。第3ステップSTE3 で周期信号でない
場合には同じく第5ステップSTE5 に進められる。
【0049】第5ステップSTE5 乃至第7ステップS
TE7 は図3の第7ステップST7の表示モードに対応
するもので、このモードでも第5ステップSTE5 で周
期信号か否かを判断し、周期信号でないNOの場合は第
6ステップSTE6 に進んで表示例(I)に示す表示を
行ない周期信号であるYESの場合は第7ステップST
7 に進んで表示例(II)に示す表示を表示装置13に
行なう。
【0050】この表示例(I)及び表示例(II)の1例
を図11A,B及び図12A,Bに示す。両図に於いて
図11A及び図12Aは記録信号36、図11B及び図
12Bは再生信号47を示し、これらは並設して表示装
置13のCRT等の画面に表示される。エラー52の位
置は記録信号36と再生信号47にまたがって直線で表
示され、対応が明確に視覚的に解り易く表示される。
【0051】図12Bの破線の波形はアベレージング再
生波形53を示すもので、この様にするとS/Nを改善
したアベレージング再生波形53が再生波形47と重な
って表示されるのでエラー原因である、例えばS/Nが
悪いのか、符号間干渉が大きいのか等が解り易い表示と
成される。
【0052】本発明の記録再生系のエラー解析装置によ
ると同一の装置で記録信号の生成及び再生信号の解析が
出来るので従来手間が掛かった記録信号との比較が極め
て簡単に行なえて、どの様な原因でエラーが発生したか
の解析が可能となる。
【0053】又、CPU内で発生したデータを任意のデ
ータレートで出力させることが出来るので記録データ発
生器として利用することも出来る。
【0054】更に新しい変調方式の検討等もハードを構
成することなく行なうことが出来る等の多くの効果を有
するシステムの構築が可能となる。
【0055】
【発明の効果】本発明の記録再生系のエラー解析装置に
よれば記録再生系の非線形性を解析してより高周波、高
密度のデジタル記録再生が可能なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生系のエラー解析装置の原理的
系統図である。
【図2】本発明の記録再生系のエラー解析装置の一実施
例を示す構成図である。
【図3】本発明の記録再生系のエラー解析装置の一実施
例を示す流れ図である。
【図4】本発明の記録再生系のエラー解析装置に用いる
記録符号化、記録等化、並に再生等化、検出の機能ブロ
ック図である。
【図5】図4の記録等化部の波形説明図である。
【図6】図4の再生等化部の波形説明図である。
【図7】図4の検出部の波形説明図である。
【図8】図3の流れ図の第6及び第7ステップの更に詳
細な流れ図である。
【図9】本発明の同期信号及びエラー検出波形図であ
る。
【図10】本発明のアベレージング波形図である。
【図11】本発明の第1の表示例を示す波形図である。
【図12】本発明の第2の表示例を示す波形図である。
【図13】従来のエラー検出構成図である。
【符号の説明】
10 メモリ 11 CPU 13 表示装置 14 コントロールレジスタ 15 ADC 16 DAC

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生系の非線形性を解析するための
    記録再生系のエラー解析装置に於いて、 上記記録再生系の信号を記録及び再生可能な記録再生手
    段と、 バスを介してコンピュータに接続された記憶手段と、 上記記憶手段に格納したデータを記録データとして、上
    記記録再生手段に出力すると共に記録再生手段からの再
    生信号を再生データとして記憶手段を介して取り込み可
    能なコンピュータと、 上記コンピュータと接続され、記録及び再生信号並にエ
    ラー信号位置を表示可能な表示手段とを具備して成るこ
    とを特徴とする記録再生系のエラー解析装置。
  2. 【請求項2】 前記記録信号中に同期パターン信号を付
    加して、周期をとった再生信号からの0.1系列と記録
    信号系列とを比較してエラー検出を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の記録再生系のエラー解析装置。
  3. 【請求項3】 前記再生信号を周期毎に加算して平均化
    してノイズ分を減少させる様にして成ることを特徴とす
    る請求項1記載の記録再生系のエラー解析装置。
JP15826592A 1992-06-17 1992-06-17 記録再生系のエラー解析装置 Pending JPH065009A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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